JP5130340B2 - 情報選択装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ウェブ広告など表示する情報を選択する技術に関する。
ウェブでユーザに提供される情報は、商品レコメンド(おすすめ商品の表示)や広告など各種存在する。その一例は、いわゆるキーワード広告で、広告ごとにキーワードを一又は二以上指定しておき、そのキーワードに関するウェブページにその広告を組み込むものか、キーワードに対応する属性を持つユーザにその広告を配信するものである。特に、ユーザごとの行動に適合したウェブ広告を表示するために、ユーザが過去にネット検索で指定した検索キーワードを広告主が指定している広告を選択(広告配信の分野で「引当て」とも呼ぶ)する例がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−9582号公報
しかし、固有名詞や専門用語などあまり頻繁に使用されない、いわばマイナーな検索キーワードも考えられる。このようなマイナーな検索キーワードは、広告の側で指定している可能性も低いため、そのまま用いても該当する広告を引当てることができず、いわゆるゼロマッチとなる可能性が高く、広告配信機会を逃すという課題があった。また、検索キーワードを、端末のブラウザにおけるクッキーに記録してゆく場合は、検索回数が多いとクッキー情報の容量や記録の処理負荷などが過大となることも考えられ、この点も課題となる可能性があった。
上記の課題に対し、本発明の目的は、情報に対応付けられたキーワードと検索キーワードが一致していない場合も、検索キーワードに対して十分な情報を選択することである。
上記の目的をふまえ、本発明の一態様(1)は、ユーザに提供する情報を選択する情報選択装置において、選択の候補とする情報を、所定のカテゴリID又は一以上の語の少なくとも一方と対応付けて記憶する情報記憶手段と、前記カテゴリIDと、対応する一以上の語と、を記憶しているカテゴリ記憶手段と、ウェブ検索においてユーザにより用いられた検索キーワードを取得するキーワード取得手段と、取得された前記検索キーワードに一致する語と前記カテゴリ記憶手段で対応付けられている前記カテゴリIDを特定するカテゴリ特定手段と、特定したカテゴリIDをユーザに対応付けて所定の記憶手段に記憶し又はユーザの用いる端末に記録のため送信するカテゴリ記録手段と、選択する情報を提供しようとするユーザに、前記カテゴリ記録手段が対応付けられたカテゴリIDを取得するカテゴリ取得手段と、取得されたカテゴリIDと対応付けられている前記情報、又は、取得されたカテゴリIDに前記カテゴリ記憶手段で対応している語と対応付けられている前記情報、の少なくとも一方を前記情報記憶手段から選択する情報選択手段と、を有することを特徴とする。
本発明の他の態様(5)は、上記態様を方法のカテゴリで捉えたもので、コンピュータが、ユーザに提供する情報を選択する情報選択方法において、コンピュータが、選択の候補とする情報を、所定のカテゴリID又は一以上の語の少なくとも一方と対応付けて記憶する情報記憶手段と、前記カテゴリIDと、対応する一以上の語と、を記憶しているカテゴリ記憶手段と、を実現し、コンピュータが、ウェブ検索においてユーザにより用いられた検索キーワードを取得するキーワード取得処理と、コンピュータが、取得された前記検索キーワードに一致する語と前記カテゴリ記憶手段で対応付けられている前記カテゴリIDを特定するカテゴリ特定処理と、コンピュータが、特定したカテゴリIDをユーザに対応付けて所定の記憶手段に記憶し又はユーザの用いる端末に記録のため送信するカテゴリ記録処理と、コンピュータが、選択する情報を提供しようとするユーザに、前記カテゴリ記録処理で対応付けられたカテゴリIDを取得するカテゴリ取得処理と、コンピュータが、取得されたカテゴリIDと対応付けられている前記情報、又は、取得されたカテゴリIDに前記カテゴリ記憶手段で対応している語と対応付けられている前記情報、の少なくとも一方を前記情報記憶手段から選択する情報選択処理と、を含むことを特徴とする。
本発明の他の態様(6)は、上記態様をコンピュータ・プログラムのカテゴリで捉えたもので、コンピュータに、ユーザに提供する情報を選択させる情報選択プログラムにおいて、コンピュータに、選択の候補とする情報を、所定のカテゴリID又は一以上の語の少なくとも一方と対応付けて記憶する情報記憶手段と、前記カテゴリIDと、対応する一以上の語と、を記憶しているカテゴリ記憶手段と、を実現させ、コンピュータに、ウェブ検索においてユーザにより用いられた検索キーワードを取得するキーワード取得処理を行わせ、コンピュータに、取得された前記検索キーワードに一致する語と前記カテゴリ記憶手段で対応付けられている前記カテゴリIDを特定するカテゴリ特定処理を行わせ、コンピュータに、特定したカテゴリIDをユーザに対応付けて所定の記憶手段に記憶し又はユーザの用いる端末に記録のため送信するカテゴリ記録処理を行わせ、コンピュータに、選択する情報を提供しようとするユーザに、前記カテゴリ記録処理で対応付けられたカテゴリIDを取得するカテゴリ取得処理を行わせ、コンピュータに、取得されたカテゴリIDと対応付けられている前記情報、又は、取得されたカテゴリIDに前記カテゴリ記憶手段で対応している語と対応付けられている前記情報、の少なくとも一方を前記情報記憶手段から選択する情報選択処理を行わせることを特徴とする。
このように、ユーザが用いた検索キーワードを、所定のカテゴリIDに置き換えた上で広告や商品レコメンドなど情報の選択に用いることにより、情報に対応付けられたキーワードと検索キーワードが一致していない場合も、上位概念的なカテゴリIDを通じたマッチングとなるため引当て可能な広告などが増え、十分な情報を選択することができる。これは検索キーワードがマイナーなものであるケースにおいて特に有効である。また、検索キーワードをクッキーなどに記録してゆくよりも、分野の近い複数の語(例えば「車」と「中古車」)を同じカテゴリIDにまとめることで負荷削減が容易になる。
本発明の他の態様(2)は、上記いずれかの態様において、選択の候補とする前記情報は、ウェブページに表示する広告であることを特徴とする。
このように、本発明を広告配信に適用することにより、個々の検索キーワードをその場で検索連動広告に利用するだけでなく、いわゆる行動ターゲティング広告の引当てに利用する場合も、十分な広告を選択し広告配信機会を有効活用することが可能となる。
本発明の他の態様(3)は、上記いずれかの態様において、選択の候補とする前記情報は、ウェブページに表示する情報であって、推奨する商品又はサービスに関するレコメンド情報であることを特徴とする。
このように、本発明をいわゆるレコメンド情報に適用することにより、個々の検索キーワードに基づくレコメンド情報をその場で検索結果ページなどに表示するだけでなく、カテゴリIDの履歴や集計結果などに基づいて十分なレコメンド情報を表示し優れた販売促進効果を期待することが可能となる。
本発明の他の態様(4)は、上記いずれかの態様において、複数の語を含む検索クエリから、話題を特定するトピック語を抽出するトピック語抽出手段を有し、前記カテゴリ特定手段は、抽出された前記トピック語を検索キーワードとして、対応する前記カテゴリIDを特定することを特徴とする。
このように、複数の語を含む検索クエリの場合も、話題を特定するトピック語を抽出しそれにカテゴリIDを割り当てることにより、ユーザの意図にマッチした広告を引当てることが可能となり、CTRなど広告効果の向上が期待できる。
なお、上記の各態様とは異なるカテゴリ(装置に対し方法、方法に対しプログラムなど)や、以下に説明するさらに具体的な各態様も本発明に含まれる。異なるカテゴリについては、「手段」を「処理」又は「ステップ」のように適宜読み替えるものとする。また、処理やステップの実行順序は以上記述したものに限定されず、その作用原理に反しない範囲で、適宜入れ替えたりまとめて処理するなど、変更可能である。
本発明によれば、情報に対応付けられたキーワードと検索キーワードが一致していない場合も、検索キーワードに対して十分な情報を選択することができる。
本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック図。 本発明の実施形態で用いる情報(データ)を例示する図。 本発明の実施形態において検索時にカテゴリIDを記録する処理手順を示すフローチャート。 本発明の実施形態において広告を選択する処理手順を示すフローチャート。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」と呼ぶ)について、図に沿って説明する。なお、背景技術や課題などで既に述べた内容と共通の前提事項については適宜省略する。
〔1.構成〕
本実施形態は、ユーザに提供する情報を選択する情報選択装置を、図1に示すサーバ1,2,3(検索サーバ1と、変換サーバ2と、広告サーバ3と、)を組み合わせた情報提供システム100(以下「本システム100」又は「本システム」とも呼ぶ)として実現したものである。本システム100は、図1において一点鎖線で囲む部分であり、通信ネットワークN(インターネット、携帯電話網、LANなど)を経てアクセスしてくる端末Tに、情報を選択して提供するもので、本実施形態で選択の対象とする情報は、ウェブページに表示する広告である。
また、端末Tは、パーソナル・コンピュータ(PC)、スマートフォンやタブレットPCなどのモバイル機器などの情報処理装置で、図1では一つを模式的に例示するが、実際は多数存在する。
各サーバ1,2,3は、一般的なコンピュータ(電子計算機)の構成として少なくとも、CPUなどの演算制御部6と、記憶装置7(主メモリ、フラッシュメモリ、HDD等)と、通信ネットワークNとの通信手段8(LANアダプタや通信ゲートウェイ装置など)と、を有する。また、各サーバ1,2,3では、記憶装置7に予め記憶(インストール)した図示しない所定のコンピュータ・プログラムが演算制御部6を制御することで、図1に示す各手段などの要素(10,11,20,21など)を実現する。これら各要素のうち情報の記憶手段は、記憶装置7において各種のデータベース(「DB」とも表す)やファイル、配列等の変数、各種スタックやレジスタ、システム設定値など任意の形式で実現できる。
このような記憶手段のうち、広告サーバ3の情報記憶手段30は、選択の候補とする情報を、所定のカテゴリID又は一以上の語の少なくとも一方と対応付けて記憶する手段であり、ここでは図2(1)に例示するように、広告と入札キーワードとを対応付け、広告データとして記憶する手段である。また、変換サーバ2のカテゴリ記憶手段20は、図2(2)に例示するように、前記カテゴリIDと、対応する一以上の語と、をカテゴリ変換テーブルの役割を果たすカテゴリデータとして記憶している手段である。このうち、カテゴリIDは、対応する語が関連するテーマ、ジャンル、カテゴリなどの概念を識別する識別情報である。
広告サーバ3の広告カテゴリ記憶手段35は、変換サーバ2のカテゴリ記憶手段20のコピーであるが、広告カテゴリ記憶手段35は、データの実体に限らず、受けたアクセスをカテゴリ記憶手段20に転送するエイリアスやリンクなどでもよい。なお、記憶手段以外の各手段は、以下のような情報処理の機能・作用を実現・実行する処理手段である。
〔2.作用〕
図3のフローチャートは、上記のように構成した本システム100において、ウェブ検索において用いられた検索キーワードをカテゴリIDに変換して記録する処理手順を示す。
〔2−1.検索と検索キーワードの送信〕
すなわち、まず、検索サーバ1では、検索語受付手段11が端末Tのブラウザから検索キーワードを受け付け(ステップS11)、受け付けた検索キーワードに基づいて検索手段12が、予め索引データ記憶手段10に記憶されているウェブ検索用の索引データに基づいてウェブ検索を行い、その検索結果を結果送信手段13が端末Tに送信する(ステップS12)。また、上記の検索に係る同じ検索キーワードを、検索語送信手段15が変換サーバ2へ送信する(ステップS15)。ステップS13及びS14については後述する。
〔2−2.カテゴリIDへの変換〕
変換サーバ2では、検索サーバ1から取得した検索キーワードをカテゴリIDに変換した結果を検索サーバ1へ返信する。より具体的には、変換サーバ2では、キーワード取得手段21が、ウェブ検索においてユーザにより用いられた検索キーワードを、検索サーバ1から受信することで取得し(ステップS21)、カテゴリ特定手段22が、取得された検索キーワードに一致する語とカテゴリ記憶手段20で対応付けられているカテゴリIDを特定し(ステップS22)、特定したカテゴリIDを変換結果送信手段23が検索サーバ1に送信する(ステップS23)。
〔2−3.カテゴリIDの受信と記録〕
検索サーバ1では、上記のように変換サーバ2から変換結果として返信されたカテゴリIDをカテゴリID取得手段16が受信し(ステップS16)、カテゴリ記録手段17は、特定されたカテゴリIDをユーザに対応付けて所定の記憶手段(図示省略)に記憶し又はユーザの用いる端末にクッキーCなどに記録させるため送信する(ステップS17)。
ここでは、図2(3)に例示するように、ユーザと対応するクッキーを識別するクッキー識別情報(例えば「A123」など)と、それに対応するカテゴリID(例えば「01」など)の双方をクッキーに記録するものとするが、カテゴリIDはクッキーに記録せず、いわゆるブラウザ・クッキーに記録されるクッキー識別情報などに対応付けてカテゴリIDを本システム100の側で上記の図示省略した記憶手段などに記憶し、その内容を、広告選択の際に読み取ったユーザのブラウザ・クッキーと照合することで、ユーザに対応するカテゴリIDを取得してもよい。
〔2−4.トピック語の抽出〕
検索クエリは、単一の語すなわち検索キーワードで構成される場合と、スペースや論理演算子などで接続された複数の語を含む場合がある。後者のように検索クエリが複数の語を含む場合、そのうち話題を特定する語(「トピック語」と呼ぶこととする)を抽出してカテゴリIDの基としてもよい。具体的には、トピック語抽出手段14は、検索クエリが複数の語を含む場合(ステップS13)、そのように複数の語を含む検索クエリから、変換サーバ2へ送信する検索キーワードとして、話題を特定するトピック語を抽出し(ステップS14)、変換サーバ2のカテゴリ特定手段22は、上記のように抽出されたトピック語を検索キーワードとして、対応するカテゴリIDを特定する(ステップS22)。
例えば、複合語を二つ組み合わせた「北京オリンピック 開催場所」という検索クエリの場合、ユーザには「開催場所」という一般語に関する情報を与えるよりも、「北京オリンピック」に関する情報を与えた方が有意義であると考えられるので、「北京オリンピック」をトピック語として抽出しカテゴリIDの特定に用いるなどが考えられる。トピック語を抽出する技術は、従来公知の技術を適宜選択して用いるのでよく、トピック語の基準の例として、検索クエリとして相対的に多く用いられる語、検索クエリとして用いられる回数が直近の所定期間で急増した語、トピック語として予め登録されている語、トピック語でないありふれた語として予め登録されている語を除外して残った語、所定期間内のニュースタイトルに含まれる語など、各種考えられる。また、複数のトピック語を抽出し、それぞれに対応してカテゴリIDを特定し、特定した複数のカテゴリID間で、トピック語としての信頼度やスコアなど任意の基準でウェイト付けしてもよい。
〔2−5.広告の選択〕
次に、以上のように記録されたカテゴリIDに基づいて、広告サーバ3において、ユーザに提供する情報として広告を選択する処理手順を図4のフローチャートに示す。すなわち、まず、カテゴリ取得手段31が、選択する広告を提供しようとするユーザについて、広告を掲載するウェブページにユーザがアクセスしたことをきっかけとして、カテゴリ記録手段17が対応付けたカテゴリIDを端末TのクッキーCから取得する(ステップS31)。ここで、クッキーCにカテゴリID自体が記録されていてもよいし、クッキーCから読み取ったクッキー識別情報を基に、クッキー識別情報に対応して本システム100側の所定の記憶手段に記憶されているカテゴリIDを取得するのでもよい。
ここでは例えば、図2(3)の例において、破線で示すように、クッキー識別情報「A123」のクッキーについて、カテゴリID「01」を取得したものとする。そして、ここでは、広告データにおいて入札キーワードだけが指定されているものとし(図2(1))、情報選択手段33が、取得されたカテゴリIDにカテゴリ記憶手段35で対応している語と対応付けられている広告を情報記憶手段30から選択する例を示す(ステップS32,S33)。
この場合、まず、対応語取得手段32が、取得されたカテゴリIDにカテゴリ記憶手段35で対応している語(図2(2)の例では、破線で示すように、カテゴリID「01」に対応している例えば「車」など)を取得し(ステップS32)、情報選択手段33は、図2(1)に破線で示すように、これら対応している語と同じ「車」が入札キーワードとして対応付けられている広告(広告ID「AD571」)を情報記憶手段30から選択する(ステップS33)。そして、その広告を情報配信手段34が端末Tに配信する(ステップS34)。
広告に対応する語が、いずれかのカテゴリIDに対応している語から選択されたものではなく、広告主などに自由に文字列として指定させた語である場合は、カテゴリIDに対応している語との一致に基づいた広告の選択に適しない場合も考えられる。このような場合は、カテゴリID側の語と、広告側の語と、の間でtf・idfなど任意の言語処理技術を用いて、類義語などへの置き換えやマッチングを行うことにより、関連深い広告を選択することが望ましい。
例えば、カテゴリID「01」に対応する語の中に「コンパクトカー」があり(図2(2))、一方、選択の対象となり得る広告の入札キーワードの中に同じ語はないが、「小型車」がある場合(図2(1))、双方の語を近似しているものとしてその広告を選択(引当て)するなどが考えられる。
なお、上に述べた図4の例では、カテゴリIDと広告のマッチングを、双方に対応する語を経由して行ったが、広告データにおいてカテゴリIDが指定されている場合については、情報選択手段33は、対応する語を経由することなく、カテゴリIDをキーに単に情報記憶手段30を参照し検索することにより、取得されたカテゴリIDと対応付けられている広告を直接選択するようにしてもよい。この場合、対応語取得手段32及びカテゴリ記憶手段35は省略できるが、省略せずに、上記のような直接の選択と、図3のような語を経由した選択と、を併用してもよい。
〔3.効果〕
以上のように、本実施形態では、ユーザが用いた検索キーワードを、所定のカテゴリIDに置き換えた上で広告や商品レコメンドなど情報の選択に用いることにより(例えば図2)、情報に対応付けられたキーワードと検索キーワードが一致していない場合も、上位概念的なカテゴリIDを通じたマッチングとなるため引当て可能な広告などが増え、十分な情報を選択することができる。
これは検索キーワードがマイナーなものであるケースにおいて、広告主がそのマイナーな検索キーワードを予め指定しなくても、広告主が指定したメジャーな検索キーワードとマッチングされて情報が表示され得る点で、特に有効である。例えば、広告に対応するキーワードが「車」であって、検索キーワードが「エコカー」の場合、従来からの通常のキーワードマッチでは両者は引当てされないが、「エコカー」のカテゴリに「車」が含まれるならば、両者はマッチされて引当てできる。この効果はマイナーな語についてならば、より一層顕著に現れる。
また、検索キーワードをクッキーなどに記録してゆくよりも、分野の近い複数の語(例えば、「車」と「中古車」)を同じカテゴリIDにまとめることで(例えば図2(2)及び(3))負荷削減が容易になる。
また、本実施形態では、本発明を広告配信に適用することにより(例えば図2(1))、個々の検索キーワードをその場で検索連動広告に利用するだけでなく、いわゆる行動ターゲティング広告の引当てに利用する場合も、十分な広告を選択し広告配信機会を有効活用することが可能となる。
とりわけ、本実施形態では、複数の語を含む検索クエリの場合も、話題を特定するトピック語を抽出しそれにカテゴリIDを割り当てることにより(例えば、図3のステップS13,S14)、ユーザの意図にマッチした広告を引当てることが可能となり、CTRなど広告効果の向上が期待できる。
〔4.他の実施形態〕
なお、上記各実施形態は例示に過ぎず、本発明は、以下に例示するものやそれ以外の他の実施態様も含むものである。例えば、選択の対象とする情報は、ウェブページに表示する情報であって、推奨する商品又はサービスに関する「この商品がオススメ!」のようなレコメンド情報であってもよい。このように、本発明をいわゆるレコメンド情報に適用することにより、個々の検索キーワードに基づくレコメンド情報をその場で検索結果ページなどに表示するだけでなく、カテゴリIDの履歴や集計結果などに基づいて十分なレコメンド情報を表示し優れた販売促進効果を期待することが可能となる。
また、本発明に関する手段などの各要素は、コンピュータの演算制御部に限らず、ワイヤードロジック等に基づく電子回路など他の情報処理機構で実現してもよい。また、各構成図、データの図、フローチャートの図などは例示に過ぎず、各要素の有無、その配置順序や各処理の実行順序、具体的内容などは適宜変更可能である。例えば、検索サーバ1と、変換サーバ2と、広告サーバ3と、の全部又は一部を一体化してもよい。
また、どのサーバも、構成要素となるサーバなどの装置を複数用いて実現することができ、個々の記憶手段を別個独立のサーバ装置やシステムで実現したり、個々の処理手段を複数のサーバの組合せで実現する構成も一般的である。また、機能によっては、外部のプラットフォーム等をAPI(アプリケーション・プログラム・インタフェース)やネットワークコンピューティング(いわゆるクラウドなど)で呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
1 検索サーバ
2 変換サーバ
3 広告サーバ
6 演算制御部
7 記憶装置
8 通信手段
10 索引データ記憶手段
11 検索語受付手段
12 検索手段
13 結果送信手段
14 トピック語抽出手段
15 検索語送信手段
16 カテゴリID取得手段
17 カテゴリ記録手段
20,35 カテゴリ記憶手段
21 キーワード取得手段
22 カテゴリ特定手段
23 変換結果送信手段
30 情報記憶手段
31 カテゴリ取得手段
32 対応語取得手段
33 情報選択手段
34 情報配信手段
100 情報提供システム(100 本システム)
N 通信ネットワーク
T 端末

Claims (5)

  1. ユーザに提供する情報を選択する情報選択装置において、
    広告を、広告主が指定した一以上の語と対応付けて記憶する情報記憶手段と、
    所定のカテゴリIDと、対応する一以上の語と、を記憶しているカテゴリ記憶手段と、
    ウェブ検索においてユーザにより用いられた検索キーワードを取得するキーワード取得手段と、
    取得された前記検索キーワードに一致する語と前記カテゴリ記憶手段で対応付けられている前記カテゴリIDを特定するカテゴリ特定手段と、
    特定したカテゴリIDをユーザに対応付けて所定の記憶手段に記憶し又はユーザの用いる端末に記録のため送信するカテゴリ記録手段と、
    広告を提供しようとするユーザに、前記カテゴリ記録手段で対応付けられたカテゴリIDを取得するカテゴリ取得手段と、
    得されたカテゴリIDに前記カテゴリ記憶手段で対応している語と対応付けられている前記広告を前記情報記憶手段から選択する情報選択手段と、
    を有することを特徴とする情報選択装置。
  2. 前記広告は、ウェブページに表示する広告であることを特徴とする請求項1記載の情報選択装置。
  3. 複数の語を含む検索クエリから、話題を特定するトピック語を抽出するトピック語抽出手段を有し、
    前記カテゴリ特定手段は、抽出された前記トピック語を検索キーワードとして、対応する前記カテゴリIDを特定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報選択装置。
  4. コンピュータが、ユーザに提供する情報を選択する情報選択方法において、
    コンピュータが、
    広告を、広告主が指定した一以上の語と対応付けて記憶する情報記憶手段と、
    所定のカテゴリIDと、対応する一以上の語と、を記憶しているカテゴリ記憶手段と、
    を実現し、
    コンピュータが、ウェブ検索においてユーザにより用いられた検索キーワードを取得するキーワード取得処理と、
    コンピュータが、取得された前記検索キーワードに一致する語と前記カテゴリ記憶手段で対応付けられている前記カテゴリIDを特定するカテゴリ特定処理と、
    コンピュータが、特定したカテゴリIDをユーザに対応付けて所定の記憶手段に記憶し又はユーザの用いる端末に記録のため送信するカテゴリ記録処理と、
    コンピュータが、広告を提供しようとするユーザに、前記カテゴリ記録処理で対応付けられたカテゴリIDを取得するカテゴリ取得処理と、
    コンピュータが、取得されたカテゴリIDに前記カテゴリ記憶手段で対応している語と対応付けられている前記広告を前記情報記憶手段から選択する情報選択処理と、
    を含むことを特徴とする情報選択方法。
  5. コンピュータに、ユーザに提供する情報を選択させる情報選択プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    広告を、広告主が指定した一以上の語と対応付けて記憶する情報記憶手段と、
    所定のカテゴリIDと、対応する一以上の語と、を記憶しているカテゴリ記憶手段と、
    を実現させ、
    コンピュータに、ウェブ検索においてユーザにより用いられた検索キーワードを取得するキーワード取得処理を行わせ、
    コンピュータに、取得された前記検索キーワードに一致する語と前記カテゴリ記憶手段で対応付けられている前記カテゴリIDを特定するカテゴリ特定処理を行わせ、
    コンピュータに、特定したカテゴリIDをユーザに対応付けて所定の記憶手段に記憶し又はユーザの用いる端末に記録のため送信するカテゴリ記録処理を行わせ、
    コンピュータに、広告を提供しようとするユーザに、前記カテゴリ記録処理で対応付けられたカテゴリIDを取得するカテゴリ取得処理を行わせ、
    コンピュータに、取得されたカテゴリIDに前記カテゴリ記憶手段で対応している語と対応付けられている前記広告を前記情報記憶手段から選択する情報選択処理を行わせる
    ことを特徴とする情報選択プログラム。
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