JP6398993B2 - 情報提供システム、情報処理装置、情報提供方法、端末装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報提供システム、情報処理装置、情報提供方法、端末装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、情報提供システム、情報処理装置、情報提供方法、端末装置及びプログラムに関する。本発明は、端末装置を操作するユーザの嗜好を反映した情報を提供するための情報提供システム、情報処理装置、情報提供方法、端末装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
現在、携帯端末の利用者がネットワークから情報を受け取るための手段は、メールマガジンやWebサイトの更新情報(例えば、RSS(RDF Site Summary, Rich Site Summary, Really Simple Syndication))などが利用されている。これらは、ネットワーク上のメディア側から一方的に配信されてくる情報である。しかしながら、一方的に配信される情報は大量となり得るため、これらをユーザの嗜好に合わせて推薦するための技術として、例えば特許文献1〜4がある。
特許文献1には、ユーザの参照履歴を集め、この履歴からユーザの参照傾向に即した情報を配信する技術が開示されている。特許文献2には、メール送信受信履歴やSNS(Social Networking Service)の投稿内容履歴やコメント履歴を元にテキスト情報を抽出してトリガー情報を作成する技術が開示されている。特許文献3には、ユーザの嗜好情報として、ユーザが送受信したメールから抽出したキーワード、ユーザがアクセスしたコンテンツから抽出したキーワードを、重要度を付加して管理する技術が開示されている。さらに、特許文献4には、ユーザが携帯端末及びパーソナルコンピュータ(PC)で行った操作履歴等を用いて当該ユーザの嗜好を分析することで分析結果の精度を向上させる技術が開示されている。
特開2010−262534号公報 特開2012−75057号公報 特開2002−132645号公報 特開2012−208661号公報
しかしながら、特許文献1〜4に係る技術では、情報端末を使用してコンテンツの閲覧又は投稿等を行うユーザの嗜好を十分に加味した情報を提供できない場合がある。まず、特許文献1では、参照履歴を用いているが、ユーザの投稿履歴が加味されていない。また、特許文献2では、履歴に含まれるテキスト情報そのものをユーザの嗜好情報として、提供対象の情報とマッチングを行っている。そのため、テキスト情報に含まれずユーザの嗜好を間接的に表現する情報については、加味されない。例えば、「ドライバー」、「ボール」、「グリーン」等の単語が履歴のテキスト情報に含まれていた場合、これらの単語の集合に共通して関連する単語として「ゴルフ」が挙げられる。この場合、単語「ゴルフ」は、ユーザの嗜好を間接的に表現する情報といえるが、特許文献2ではこのような情報がユーザの嗜好から漏れてしまう。また、仮に、「ゴルフ」という単語が履歴に含まれていたとしても、他の単語と同等に扱われる場合には、「ゴルフ」という嗜好が埋もれてしまうおそれがある。尚、特許文献3も同様である。また、特許文献4では、操作履歴やセンサ情報を分析対象としているため、やはりユーザの嗜好が漏れるか埋もれてしまうおそれがある。以上のことから、特許文献1〜4に係る技術には、情報端末を使用してコンテンツの閲覧又は投稿等を行うユーザの嗜好の分析精度に改良の余地がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものである。本発明は、情報端末を使用してコンテンツの閲覧又は投稿等を行うユーザの嗜好の分析精度を向上させるための情報提供システム、情報処理装置、情報提供方法、端末装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを主たる目的とする。
本発明の一態様によれば、
ネットワークを介して、所定の単語に対応する第1のコンテンツを通信する端末装置と、
前記ネットワークを介して収集した複数の第2のコンテンツのうち一部を前記端末装置に対して送信する情報処理装置と、を備え、
前記情報処理装置は、
複数の単語と各単語に関連する複数の関連語とをそれぞれ関連付けて予め記憶する記憶手段と、
前記端末装置から取得した前記第1のコンテンツを解析して前記所定の単語を抽出する抽出手段と、
前記記憶手段を参照し、前記複数の関連語のうち前記抽出した所定の単語に関連付けられた関連語を特定する特定手段と、
前記複数の第2のコンテンツのうち前記特定した関連語に対応する第3のコンテンツを選択する選択手段と、
前記選択した第3のコンテンツを前記端末装置へ送信する送信手段と、を備える情報提供システムが提供される。
本発明の一態様によれば、
複数の単語と各単語に関連する複数の関連語とをそれぞれ関連付けて予め記憶する記憶手段と、
ネットワークを介して所定の単語に対応する第1のコンテンツを通信する端末装置から、当該第1のコンテンツを取得する取得手段と、
前記取得した第1のコンテンツを解析して前記所定の単語を抽出する抽出手段と、
前記記憶手段を参照し、前記複数の関連語のうち前記抽出した所定の単語に関連付けられた関連語を特定する特定手段と、
前記ネットワークを介して収集した複数の第2のコンテンツのうち前記特定した関連語に対応する第3のコンテンツを選択する選択手段と、
前記選択した第3のコンテンツを前記端末装置へ送信する送信手段と、
を備える情報処理装置が提供される。
本発明の一態様によれば、
ネットワークを介して、所定の単語に対応する第1のコンテンツを通信する端末装置と、前記ネットワークを介して収集した複数の第2のコンテンツのうち一部を前記端末装置に対して送信する情報処理装置と、を用いた情報提供方法であって、
前記情報処理装置が、
前記端末装置から取得した前記第1のコンテンツを解析して前記所定の単語を抽出し、
複数の単語と各単語に関連する複数の関連語とをそれぞれ関連付けて予め記憶する記憶手段を参照し、前記複数の関連語のうち前記抽出した所定の単語に関連付けられた関連語を特定し、
前記複数の第2のコンテンツのうち前記特定した関連語に対応する第3のコンテンツを選択し、
前記選択した第3のコンテンツを前記端末装置へ送信する情報提供方法が提供される。
本発明の一態様によれば、
ネットワークを介して、所定の単語に対応する第1のコンテンツを第1の操作に応じて通信するネットワーク通信手段と、
複数の単語と各単語に関連する複数の関連語とをそれぞれ関連付けて予め記憶する記憶手段とを備える情報処理装置に対して、前記第1のコンテンツを送信する送信手段と、
前記情報処理装置において、前記第1のコンテンツを解析して前記所定の単語が抽出され、前記記憶手段を参照して前記複数の関連語のうち前記抽出した所定の単語に関連付けられた関連語が特定され、前記ネットワークを介して収集された複数の第2のコンテンツのうち前記特定した関連語に対応する第3のコンテンツが選択され、当該選択された第3のコンテンツを受信する受信手段と、
第2の操作に応じて前記受信した第3のコンテンツを表示する表示手段と、
を備える端末装置が提供される。
本発明の一態様によれば、
複数の単語と各単語に関連する複数の関連語とをそれぞれ関連付けて予め記憶する記憶手段を備えるコンピュータに、
ネットワークを介して所定の単語に対応する第1のコンテンツを通信する端末装置から、当該第1のコンテンツを取得する取得処理と、
前記取得した第1のコンテンツを解析して前記所定の単語を抽出する抽出処理と、
前記記憶手段を参照し、前記複数の関連語のうち前記抽出した所定の単語に関連付けられた関連語を特定する特定処理と、
前記ネットワークを介して収集した複数の第2のコンテンツのうち前記特定した関連語に対応する第3のコンテンツを選択する選択処理と、
前記選択した第3のコンテンツを前記端末装置へ送信する送信処理と、
を実行させるプログラム又は当該プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
本発明の別の一態様によれば、
ネットワークを介して、所定の単語に対応する第1のコンテンツを通信するネットワーク通信処理と、
複数の単語と各単語に関連する複数の関連語とをそれぞれ関連付けて予め記憶する記憶手段を備える情報処理装置に対して、前記第1のコンテンツを送信する送信処理と、
前記情報処理装置において、前記第1のコンテンツを解析して前記所定の単語が抽出され、前記記憶手段を参照して前記複数の関連語のうち前記抽出した所定の単語に関連付けられた関連語が特定され、前記ネットワークを介して収集された複数の第2のコンテンツのうち前記特定した関連語に対応する第3のコンテンツが選択され、当該選択された第3のコンテンツを受信する受信処理と、
第2の操作に応じて前記受信した第3のコンテンツを表示する表示処理と、
をコンピュータに実行させるプログラム又は当該プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
本発明により、情報端末を使用してコンテンツの閲覧又は投稿等を行うユーザの嗜好の分析精度を向上させるための情報提供システム、情報処理装置、情報提供方法、端末装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる情報提供システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態にかかる情報提供処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる情報提供システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態にかかる行動情報の構成を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態にかかる利用者情報の構成を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態にかかるトピック集合の構成を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態にかかる収集メディア情報の構成を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態にかかる表示管理情報の構成を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態にかかる端末装置の行動情報送信処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる端末装置の配信情報受信処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる端末装置の配信情報評価処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる情報処理装置の利用者情報の生成処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる情報処理装置のメディア情報の収集・分析処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる配信情報の配信処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の各実施形態にかかる情報処理装置等を実現するコンピュータの一例を示す図である。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
<発明の第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる情報提供システム1000の全体構成を示すブロック図である。情報提供システム1000は、情報処理装置1と端末装置2とを備える。端末装置2は、ネットワークNを介して、所定の単語に対応する第1のコンテンツをユーザの操作に応じて通信する。例えば、端末装置2は、ユーザの取得要求又は閲覧操作を含む端末操作2への操作に応じてネットワークNを介して第1のコンテンツを受信し、画面に表示する。尚、第1のコンテンツの受信は、取得要求を行わずに、自動的に配信されたコンテンツを受信するものであってもよい。または、端末装置2は、ユーザの入力及び送信操作によりネットワークNに対して第1のコンテンツを送信する。尚、「通信」はこれらに限定されない。
ここで、第1のコンテンツは、例えば、端末装置2を使用するユーザが閲覧するために、インターネット等を介してダウンロードされるWEBページ、RSS等により通知されたサイト更新情報又は受信されたメールマガジンにおける電子メールデータ等である。または、第1のコンテンツは、インターネット上のソーシャルメディア等に対して当該ユーザが投稿するテキスト情報又は画像データ等である。尚、第1のコンテンツは、これらに限定されない。
そして、「所定の単語に対応する第1のコンテンツ」とは、例えば、所定の単語がテキスト情報として含まれているWEBページ等であるか、被写体がある単語(例えば、自動車)に相当し、当該被写体を画像として含む画像データ等である。尚、「所定の単語に対応する」とは、これらに限定されない。
情報処理装置1は、ネットワークNを介して収集した複数の第2のコンテンツのうち一部を端末装置2に対して送信する。つまり、情報処理装置1は端末装置2に対してユーザの嗜好に合わせたコンテンツを提供する。情報処理装置1は、記憶部11と、取得部12と、抽出部13と、特定部14と、選択部15と、送信部16とを備える。
記憶部11は、複数の単語17と各単語に関連する複数の関連語18とをそれぞれ関連付けて予め記憶する記憶装置である。取得部12は、端末装置2から、第1のコンテンツを取得する。抽出部13は、取得した第1のコンテンツを解析して所定の単語を抽出する。特定部14は、記憶部11を参照し、複数の関連語18のうち、抽出した所定の単語に関連付けられた関連語を特定する。選択部15は、ネットワークNを介して収集した複数の第2のコンテンツのうち、特定した関連語に対応する第3のコンテンツを選択する。送信部16は、選択した第3のコンテンツを端末装置2へ送信する。
図2は、本発明の第1の実施形態にかかる情報提供処理の流れを示すフローチャートである。まず、情報処理装置1の取得部12は、端末装置2から第1のコンテンツを取得する(S11)。次に、情報処理装置1の抽出部13は、第1のコンテンツから単語を抽出する(S12)。例えば、第1のコンテンツがテキストデータである場合、当該テキストデータから形態素解析等により名詞等を抽出する。または、第1のコンテンツが画像データある場合には、画像解析等により部分領域を特定し、当該部分領域と予め関連付けられた単語等を特定する。
続いて、情報処理装置1の特定部14は、抽出した単語に関連付けられた関連語を特定する(S13)。すなわち、特定部14は、記憶部11に格納された複数の単語17のうち、ステップS12により抽出された単語を選択し、記憶部11に格納された複数の関連語18のうち、当該選択した単語に関連付けられた関連語18を特定する。
また、ステップS11からS13と並行して又は前後して、情報処理装置1は、複数の第2のコンテンツを収集する(S14)。例えば、情報処理装置1は、ネットワークN上の各種WEBサイトからロボット検索エンジン等により所定の条件に合致するWEBコンテンツを第2のコンテンツとして収集する。また、情報処理装置1は、所定のメールマガジンを第2のコンテンツとして受信する。さらに、情報処理装置1は、所定のRSS更新情報を第2のコンテンツとして受信する。または、情報処理装置1は、情報処理装置1上で稼働するWEBサイト内のコンテンツ(例えば、EC(Electronic Commerce)サイトの商品説明)等を含めて第2のコンテンツとして受信してもよい。尚、情報処理装置1における第2のコンテンツの収集の仕方は、これらに限定されない。
そして、ステップS13及びS14の後、情報処理装置1の選択部15は、複数の第2のコンテンツのうち、ステップS13により特定された関連語に対応する第3のコンテンツを選択する(S15)。ここで、「関連語に対応する第3のコンテンツ」とは、例えば、関連語自体が含まれるコンテンツであるか、当該特定された関連語に関連する単語を含むコンテンツ等である。そのため、例えば、第3のコンテンツには、第1のコンテンツに含まれる所定の単語を含まず、さらに、当該特定された関連語自体も含まない場合もあり得る。
その後、情報処理装置1の送信部16は、ステップS15で選択した第3のコンテンツを端末装置2へ送信する(S16)。これにより、端末装置2を使用するユーザは、情報処理装置1から提供された第3のコンテンツを閲覧等することができる。
ここで、第1のコンテンツが当該ユーザの嗜好を表した情報である場合、第1のコンテンツに直接含まれない単語であっても、第1のコンテンツに含まれる単語と関連する単語(関連語)が経験的にわかる場合が多い。そのため、情報処理装置1は、予め単語と関連語とを関連付けて記憶しておく。これにより、情報処理装置1は、ユーザの直接な興味を示す第1のコンテンツに関連し、ユーザの間接的又は潜在的な興味を示す可能性の高い第3のコンテンツを選択し、提供することができる。そのため、情報端末を使用してコンテンツの閲覧又は投稿等を行うユーザの嗜好の分析精度を向上させることができる。すなわち、本実施形態の情報処理装置1は、情報端末を使用してコンテンツの閲覧又は投稿等を行うユーザの嗜好を十分に加味した情報を提供することができる。
<発明の第2の実施形態>
上述した特許文献1〜4に係る技術であっても、ユーザの嗜好する情報を提供(配信)することは実現されている。しかし、端末装置へ配信される情報が増加すると、端末装置のユーザは、配信された情報の中から自身が必要としている情報を探す手間が発生するおそれがある。さらに、不要な情報が多過ぎると、必要な情報がその中に埋没してしまい、端末装置のユーザは、必要な情報を見逃してしまうおそれがある。また、一方的に情報が配信される場合、ユーザにとって適切なタイミングでないことが多い。
特にスマートフォンやタブレット等のモバイル端末(携帯端末装置)は、パソコンと比較すると画面が小さいため、情報の一覧性に劣っている。そのため、より一層必要な情報を見つけにくい状況が発生する。また、モバイル端末は、常に身につけており即時に参照され得るため、ユーザに最適なタイミングで情報配信すれば、より効果的に所望の情報を提供できる。
また、モバイル端末は携帯し易く、すぐに起動することができるため、何か目的を持って使われることよりも、空いた時間を消費するだけの暇つぶし的な使われ方も多い。そのため、一般に利用されているWEBページの閲覧情報を解析するだけでは、ユーザの趣味に合致する情報を取得でき難くなる。
ここで、現在、情報の取得手段はインターネットによるものが主流となっている。具体的には、メールマガジンの購読、検索サイトを使った検索結果(WEBサイトへのリンク及びリンク先のWEBページ)の表示、RSS情報によるサイト更新情報の取得、ソーシャルメディアからの情報取得等の手段で得ることができる。また、近年はSNS(Social Networking Service)の利用が普及したことにより、情報発信が容易になったので、自ら情報発信を行う人が増えている。そして、ネットワーク上の情報を閲覧するという行動や、情報を発信するという行動には、ユーザが知りたい、欲しい、又は、伝えたいという欲求から発したものであるため、ユーザの嗜好を強く表しているといえる。
そこで、本発明の第2の実施形態は、上述した第1の実施形態の具体例として、ユーザの嗜好を情報配信に利用することで、ユーザの嗜好に適した情報を配信することを可能にする技術について説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態にかかる情報提供システム2000の全体構成を示すブロック図である。情報提供システム2000は、情報処理装置100と端末装置200とネットワークメディアMとがネットワークNを介して接続されている。尚、端末装置200は、説明の便宜上1つとしているが、これに限定されず、2以上であっても構わないのは勿論である。ここで、ネットワークメディアMは、SNSM1やRSSM2等を含むネットワーク上の複数の情報サービスサイトの集合を指すものとする。尚、ネットワークメディアMに属する情報サービスの種類はこれに限定されない。
情報処理装置100は、上述した情報処理装置1の一例であり、ネットワークN上のネットワークメディアMから情報を収集し、格納し、端末装置200へ収集した情報の一部を配信するサーバである。つまり、情報処理装置100は、ネットワークメディアMに属する各種情報サービスサイトからは独立して存在するものである。そのため、情報処理装置100は、ネットワークメディアMの集約や選別を行う役目もある。言い換えると、情報処理装置100は、複数の情報サービスサイトから横断的に情報を収集し、その中からより各端末装置を使用するユーザの嗜好にあったものを選択して提供するように制御するものである。
端末装置200は、上述した端末装置2の一例であり、例えば、スマートフォン、タブレット等のモバイル端末である。端末装置200は、クライアント部201と、行動情報送信部202と、配信情報受信・表示・評価部203と、行動情報DB211と、表示管理情報DB212とを備える。ここで、行動情報DB211は、後述する行動情報を保存するための記憶装置である。また、表示管理情報DB212は、後述する表示管理情報を保存するための記憶装置である。なお、本実施形態において、DBはデータベースを表す。
クライアント部201は、ネットワークN上のネットワークメディアMに属する各情報サービスに対するクライアント機能に相当する。クライアント機能としては、例えば、WEBブラウザや情報サービスに対応したクライアントアプリケーション等が挙げられる。
そして、クライアント部201は、ユーザが記事等を閲覧するためにネットワークメディアMから情報を受信し、また、ユーザが記事等を投稿するためにネットワークメディアMへ情報を送信する。このとき、クライアント部201は、閲覧及び投稿に関する操作に応じて、当該操作に関わる情報やメタデータ等を含む情報群をユーザの行動情報として行動情報DB211に記録する。行動情報送信部202は、所定のタイミングで行動情報DB211に格納された行動情報を情報処理装置100へ送信する。
図4は、本発明の第2の実施形態にかかる行動情報の構成を説明するための図である。尚、行動情報は、ユーザの操作に関する情報ごとに記録される。行動情報は、コンテンツ及びメタデータを含む。コンテンツは、テキスト情報又は画像情報を含む。テキスト情報は、投稿記事及びそのタイトル、又は、閲覧記事及びそのタイトルを含む。画像情報は、投稿対象又は閲覧対象の画像ファイルを含む。メタデータは、閲覧又は投稿の日時を示す行動日時情報、対象コンテンツのジャンル、対象コンテンツの取得元又は投稿先のメディア種別、閲覧又は投稿時における端末装置200の位置を示す行動位置情報等を含む。尚、図4は行動情報の一例であり、これらに限定されない。
図3に戻り説明を続ける。情報処理装置100は、情報収集部101と、行動情報収集・分析部102と、情報配信部103と、収集メディア情報DB111と、同義語DB112と、トピック情報DB113と、利用者情報DB114とを備える。収集メディア情報DB111、同義語DB112、トピック情報DB113及び利用者情報DB114は、それぞれ、後述するメディア情報、同義語、トピック集合、利用者情報を保存するための記憶装置である。
行動情報収集・分析部102は、上述した取得部12、抽出部13及び特定部14の一例である。行動情報収集・分析部102は、端末装置200から受信した行動情報について、以下の分析1〜分析3を行い、分析結果を利用者情報として利用者情報DB114に格納する。
(分析1)行動情報収集・分析部102は、行動情報のうちテキスト情報をテキスト分析することで嗜好情報を取得する。
(1)行動情報収集・分析部102は、テキスト情報からユーザの特徴となる特徴語を抽出し、嗜好情報とする。例えば、行動情報収集・分析部102は、テキスト情報を形態素解析等することで、名詞等の単語を特徴語として抽出する。
(2)行動情報収集・分析部102は、テキスト情報から(1)項で抽出した特徴語の同義語を抽出し、嗜好情報に含める。ここで、同義語DB112は、ある単語と同義である単語である同義語とを関連付けて予め記憶している。単語と同義語との組は、例えば、辞書データ等を用いることができる。尚、同義語は、関連語の一例である。
例えば、行動情報収集・分析部102は、同義語DB112を参照し、(1)項で抽出した特徴語と関連付けられた同義語を特定する。(2)の処理を行う理由は、単純に(1)項で抽出した特徴語だけを用いて、端末装置200への配信対象の情報を選択した場合、当該特徴語をテキスト情報内に含まない全ての情報が対象外となってしまうためである。例えば、「秋葉原」は、人によっては「アキバ」、「秋葉」と書くことがあるが、一般的には同じ地名を表していることが明らかである。つまり、自身の表記方法と、ネットワーク上のメディアが発信する情報の表記方法とは、必ずしも一致しない。そのため、テキスト情報から特徴語として「秋葉原」が抽出された場合、「秋葉原」だけに合致する情報を配信してしまうと、本来配信するべき情報までも配信されなくなってしまう可能性がある。そこで、本発明の第2の実施形態では、特徴語とその特徴語の同義語も含めて、嗜好情報としている。
(3)行動情報収集・分析部102は、特徴語又は同義語が属するトピック集合を特定し、嗜好情報に含める。ここで、トピック情報DB113は、複数のトピック集合を予め記憶している。トピック集合とは、トピック語を中心とした複数の単語の集合(単語集合)である。単語集合内の全ての単語に関連する関連語は、当該単語集合におけるトピック語とする。
例えば、「ドライバー」という単語と、「キャディ」、「ボール」、「グリーン」、「パット」等という単語とは、共通に関連する単語「ゴルフ」が背後に存在するといえる。つまり、これらの単語群は、単語「ドライバー」の同義語ではないが、近似するキーワードといえる。そして、これらの単語群に共通に関連する単語をトピック語(この場合、「ゴルフ」)と呼ぶものとする。そのため、「ドライバー」が特徴語である場合には、同じトピックを持つ一連の単語の集合(トピック集合)を嗜好情報に含めることで、ユーザの真の嗜好情報(ドライバーを嗜好情報として有するユーザは、それに近似のキーワードもユーザの嗜好に近い)となる。
よって、トピック語は、ある単語がある文章中に出たとき、その文章中に別の限られた単語が頻繁に出現すること(共起性)を利用して特定することができる。また、トピック集合とは共起性がある単語群であり、様々なトピック集合が存在する。トピック集合を生成するためには、事前に学習用の文章を分析してトピック集合に属する単語群を抽出しておき、トピック情報DB113に格納しておくものとする。
図6は、本発明の第2の実施形態にかかるトピック集合の構成を説明するための図である。トピック集合は、トピック語と複数のトピック内単語とを含む。
上記の例に挙げた「ドライバー」という単語は、同音異義語(運転手、工具等)が存在し、それは異なるトピックに所属している。どのトピックが適当なのかは、例えば、テキスト情報内に含まれている単語と各トピック集合内の単語が含まれている度合いを算出することにより、より多くの単語が含まれているトピックを嗜好情報として採用することもできる。但し、複数のトピック集合の中からより適当なトピック集合を選択する手法は、これに限定されない。
(分析2)行動情報収集・分析部102は、行動情報のうち画像情報を画像分析することで嗜好情報を取得する。
(1)行動情報収集・分析部102は、行動情報に添付された画像ファイルを取得する。
(2)行動情報収集・分析部102は、取得した画像ファイルの画像分析を行い、被写体のテキスト化を行う。この場合、情報処理装置100は、単語と画像情報とを関連付けて記憶した記憶部(不図示)を別途備えるものとする。そして、行動情報収集・分析部102は、第1のコンテンツが画像情報を含む場合、当該第1のコンテンツを解析して当該画像情報を特定し、前記記憶部を参照し、複数の単語のうち当該特定した画像情報に関連付けられた単語を特徴語として抽出する。
ユーザは、必ずテキストによる発信を行うとは限らず、画像のみを発信(投稿等)することもよく行われる。そのため、画像分析で被写体を特定することによって、当該被写体に予め関連付けられた単語を特徴語として抽出することができる。そして、行動情報収集・分析部102は、以降は(分析1)と同様の処理を行う。
(分析3)行動情報収集・分析部102は、行動情報のうちメタデータを、ユーザの行動パターン情報として用いる。ここで、行動パターンとは、例えば、12時と18時に食事関係の記事を閲覧することが多い、又は、土曜日はレジャー施設から投稿することが多い、というようなユーザの定型的な行動を示すものとする。
(1)行動情報収集・分析部102は、行動情報のうちメタデータを取得して行動パターン情報とする。例えば、メタデータに含まれる行動日時情報、記事のジャンル、メディア種別、行動位置情報等を行動パターン情報に用いる。
そして、行動パターン情報は、後述する情報配信部103による情報配信の契機として利用する。このように、行動パターン情報を加味した情報配信を行うことで、ユーザに最適なタイミングで嗜好情報に合った情報を配信することができる。つまり、情報処理装置100は、端末装置200から第1のコンテンツに付随するメタ情報を取得し、当該メタ情報に基づいて第3のコンテンツの送信条件を設定する送信条件設定部をさらに備えることができる。
行動情報収集・分析部102は、上記分析1〜分析3による分析結果である嗜好情報及び行動パターン情報を利用者情報に含めて、端末装置200毎に利用者情報DB114に格納する。
図5は、本発明の第2の実施形態にかかる利用者情報の構成を説明するための図である。利用者情報は、端末種別、コンテンツ、嗜好情報、優先度及び行動パターン情報を含む。端末種別は、例えば端末の識別情報等であるが、ユーザを特定する目的であれば、ユーザID等でも構わない。コンテンツは、図4のコンテンツに対応する情報である。嗜好情報は、特徴語、同義語及びトピック集合を含む。尚、嗜好情報には、これらのいずれかが含まれていればよい。また、トピック集合は、図5のトピック集合の識別情報であるか、トピック集合に属するトピック語及びトピック内単語自体であってもよい。優先度は、嗜好情報内の特徴語等のそれぞれが当該ユーザにおいてどの程度優先されるかを示す指標値である。つまり、優先度は、特徴語等の単位で付されるが、これに限定されない。優先度は、例えば、トピック集合に関連付けられていることが望ましい。行動パターン情報は、メタデータを含む。メタデータは、図4のメタデータに対応する情報である。尚、図5は利用者情報の一例であり、これらに限定されない。
図3に戻り説明を続ける。情報収集部101は、ネットワークN上のネットワークメディアMからメディア情報を収集し、収集メディア情報DB111に格納する。ここで、メディア情報とは、上述した複数の第2のコンテンツの一例であり、例えば、SNSM1の記事やRSSM2の更新情報等のコンテンツである。また、情報収集部101は、同義語DB112及びトピック情報DB113を参照して、収集したメディア情報に対して上記分析1〜分析3を行う。そして、情報収集部101は、当該分析結果である特徴語、同義語及びトピック集合等を分析対象のメディア情報に関連付けて収集メディア情報DB111に格納する。
図7は、本発明の第2の実施形態にかかる収集メディア情報の構成を説明するための図である。収集メディア情報は、コンテンツ、メタデータ、特徴語、同義語及びトピック集合を含む。コンテンツは、テキスト情報と画像情報を含む。テキスト情報は、記事及びそのタイトルを含む。画像情報は、図4と同様、画像ファイルを含む。メタデータは、図4のメタデータに対応する情報である。特徴語、同義語及びトピック集合は、図5と同様である。尚、特徴語、同義語及びトピック集合は、いずれかを含むものであればよい。尚、図7は収集メディア情報の一例であり、これらに限定されない。
図3に戻り説明を続ける。情報配信部103は、上述した選択部15及び送信部16の一例である。情報配信部103は、収集メディア情報DB111及び利用者情報DB114を参照して、端末装置200ごとに配信すべきメディア情報を選択し、配信情報として配信情報DB115に格納する。ここで、配信情報は、上述した第3のコンテンツの一例である。
このとき、情報配信部103は、対象とする(注目する)端末装置200における利用者情報のうち嗜好情報(特徴語、同義語及びトピック集合)と、各収集メディア情報における特徴語、同義語及びトピック集合とのマッチングを行う。そして、情報配信部103は、所定条件を満たす収集メディア情報を配信情報とする。尚、配信情報としては、図7の収集メディア情報のうちコンテンツ及びメタデータを含む。但し、配信情報においては、画像ファイル自体は含めず、当該画像ファイルのリンク先のURL(Uniform Resource Locator)を含めるものとする。また、配信情報のメタデータには、少なくともジャンルやメディア種別が含まれていればよい。
そして、情報配信部103は、利用者情報DB114を参照して、利用者情報のうち行動パターン情報に基づく配信条件(送信条件)を満たす場合に、配信情報DB115に格納された配信情報を対象とする端末装置200へ送信する。
端末装置200の配信情報受信・表示・評価部203は、情報処理装置100から配信情報を受信し、表示管理情報として表示管理情報DB212に格納する。表示管理情報DB212は、情報処理装置100から受信した配信情報を格納する格納手段の一例である。図8は、本発明の第2の実施形態にかかる表示管理情報の構成を説明するための図である。表示管理情報は、配信情報、受信日時及び履歴情報を含む。配信情報は、情報処理装置100から配信された配信情報であり、コンテンツ及びメタデータを含む。コンテンツは図7のテキスト情報と、画像ファイルのリンク先である画像URLを含む。また、メタデータは、少なくともジャンル及びメディア種別を含む。受信日時は、配信情報受信・表示・評価部203が情報処理装置100から配信情報を受信した日時である。そして、履歴情報は、後述するように当該配信情報のコンテンツに対する操作の履歴である。履歴情報は、例えば、操作の日時、操作種別等を含む。そして、操作種別には、閲覧、削除等を含む。尚、図8は、表示管理情報の一例であり、これらに限定されない。
図3に戻り説明を続ける。配信情報受信・表示・評価部203は、表示管理情報DB212に格納された配信情報を読み出し、画面に表示する。例えば、配信情報受信・表示・評価部203は、複数の配信情報のタイトルを、画面上で選択可能にリスト表示等を行う。そのため、ユーザは、表示された配信情報のリストに対して操作を行うことができる。ここで、ユーザによる配信情報に対する操作としては、閲覧又は削除等が挙げられる。すなわち、ユーザは、興味があるコンテンツについて詳細を読むために閲覧する。また、ユーザは、閲覧により興味がないことがわかれば、当該コンテンツを削除する。または、ユーザは、不要であることが明らかであれば当該コンテンツを閲覧せずに削除する。さらに、ユーザは、興味のないコンテンツに対しては何もしない等の行動を取る場合もある。
そして、配信情報受信・表示・評価部203は、ユーザによる配信情報に対する操作に応じて、操作対象の配信情報における評価情報を生成する。つまり、配信情報受信・表示・評価部203は、上述した操作を配信情報に対するユーザの評価行動とみなし、評価情報に反映する。例えば、配信情報受信・表示・評価部203は、閲覧したまま削除されないものは高い評価とし、削除されたものは低い評価とする。また、配信情報の表示後、一定時間、操作が行われなければ、未読、つまり操作がされなかったこととなる。操作がされないことは、ユーザの嗜好に合わなかった可能性が高いため、配信情報受信・表示・評価部203は、評価を低くする。
配信情報受信・表示・評価部203は、評価情報を生成した後、当該評価情報を行動情報送信部202へ通知する。そして、行動情報送信部202は、通知された評価情報を情報処理装置100へ送信する。併せて、配信情報受信・表示・評価部203は、当該配信情報に関する上述した行動情報を行動情報DB211に格納し、行動情報送信部202は、当該配信情報に関する上述した行動情報を情報処理装置100へ送信してもよい。このように、配信情報受信・表示・評価部203は、配信情報に対するユーザの操作に応じて当該配信情報における評価情報を生成し、当該評価情報を情報処理装置100へ送信するフィードバック手段ともいえる。
情報処理装置100の行動情報収集・分析部102は、端末装置200から評価情報を受信した場合、端末装置200における嗜好情報に対応するトピック集合の優先度を変更する。つまり、行動情報収集・分析部102は、端末装置200から取得した評価情報に応じて、嗜好情報の優先度を設定する嗜好情報管理手段ともいえる。具体的には、行動情報収集・分析部102は、削除された記事が属していたトピックについて、ユーザの嗜好からは外れていたと判断し、優先度を下げる。逆に、行動情報収集・分析部102は、詳細を閲覧した記事については、ユーザの嗜好に合っていたと判断し、優先度を上げる。
このように優先度を変えることによって、行動情報収集・分析部102は、次回の情報配信の精度を向上させる。
続いて、本発明の第2の実施形態にかかる処理フローを説明する。処理フローには、以下が含まれる。
・端末装置200における行動情報送信処理(図9)
・情報処理装置100における利用者情報の生成処理(図12)
・メディア情報の収集・分析処理(図13)及び配信情報の配信処理(図14)
・端末装置200における配信情報受信処理(図10)及び配信情報評価処理(図11)
図9は、本発明の第2の実施形態にかかる端末装置200の行動情報送信処理の流れを示すフローチャートである。まず、端末装置200は、利用者の行動が閲覧であるか投稿であるかを判定する(S201)。利用者の行動が閲覧である場合(例えば、ユーザが所定のWEBページを開く操作を行った場合)、クライアント部201は、当該WEBページのWEBサイトに対してコンテンツを要求し、受信したコンテンツ(閲覧内容)を画面に表示する(S202)。そして、クライアント部201は、閲覧内容のコンテンツ及びメタデータを取得し、行動情報として行動情報DB211に格納する(S203)。
一方、利用者の行動が投稿である場合、例えば、ユーザが所定の情報サービスサイト(例えば、SNS)に対する記事を入力する操作を行った場合、クライアント部201は、まず、入力された記事を投稿内容として受け付ける。そして、クライアント部201は、投稿先である所定の情報サービスサイトへ投稿内容を送信する(S204)。そして、クライアント部201は、投稿内容のコンテンツ及びメタデータを取得し、行動情報として行動情報DB211に格納する(S205)。
ステップS203又はS205の後、行動情報送信部202は、行動情報の送信条件に合致するか否かを判定する(S206)。ここで、行動情報の送信条件としては、例えば、予め設定された定期的な間隔又は日時であるか、行動情報DB211に格納された行動情報の件数が所定数を超えた場合等が挙げられる。そして、ステップS206において、行動情報の送信条件に合致しないと判定した場合、ステップS201へ戻る。一方、ステップS206において、行動情報の送信条件に合致すると判定した場合、行動情報送信部202は、行動情報DB211から未送信の行動情報を読み出して、読み出した行動情報を情報処理装置100へ送信する(S207)。
図12は、本発明の第2の実施形態にかかる情報処理装置100の利用者情報の生成処理の流れを示すフローチャートである。まず、行動情報収集・分析部102は、行動情報を受信完了したか否かを判定する(S501)。行動情報の受信が未完了の場合、行動情報収集・分析部102は、端末装置200から行動情報を受信する(S502)。そして、行動情報収集・分析部102は、受信した行動情報のコンテンツに画像が含まれているか否かを判定する(S503)。
ステップS503においてコンテンツに画像が含まれていないと判定した場合、行動情報収集・分析部102は、行動情報のテキスト分析を行い、テキスト情報から特徴語を取得する(S504、分析1(1))。一方、ステップS503においてコンテンツに画像が含まれていると判定した場合、行動情報収集・分析部102は、画像分析を行い、被写体を特定して、特徴語とする(S505、分析2)。
続いて、行動情報収集・分析部102は、以下の分析を行い、利用者情報として利用者情報DB114に格納する(S506)。
(1)取得した特徴語の同義語を取得する(分析1(2))。すなわち、行動情報収集・分析部102は、同義語DB112を参照し、特徴語に関連付けられた同義語を特定して取得する。
(2)特徴語と同義語に関連するトピック集合を取得する(分析1(3))。すなわち、行動情報収集・分析部102は、トピック情報DB113を参照し、特徴語及び同義語を含むトピック集合を特定して取得する。
そして、行動情報収集・分析部102は、行動情報のメタデータについて以下のメタデータ分析を行い、行動パターン情報を利用者情報に含めて利用者情報DB114に格納する(S507、分析3)。
(1)行動日時と閲覧した記事のジャンルを取得する。すなわち、行動情報収集・分析部102は、行動情報のメタデータに含まれる行動日時情報とジャンルとを抽出し、行動パターン情報とする。
(2)行動位置と閲覧した記事のジャンルを取得する。行動情報収集・分析部102は、行動情報のメタデータに含まれる行動位置情報とジャンルとを抽出し、行動パターン情報とする。
尚、上記のメタデータ及び行動パターン情報は例示であり、他のメタデータや行動パターン情報を採用しても構わない。
ステップS501において、行動情報収集・分析部102が全ての行動情報の受信を完了したと判定した場合、当該利用者情報の生成処理を終了する。
図13は、本発明の第2の実施形態にかかる情報処理装置100のメディア情報の収集・分析処理の流れを示すフローチャートである。まず、情報収集部101は、メディア情報の受信時刻であるか否かを判定する(S601)。受信時刻であれば、情報収集部101は、ネットワークNのネットワークメディアMである複数の情報サービスサイト等(SNSM1等)からメディア情報を収集する。例えば、情報収集部101の収集タイミングを定期的とする。
そして、情報収集部101は、メディア情報を受信完了したか否かを判定する(S602)。メディア情報の受信が未完了の場合、情報収集部101は、ネットワークメディアMから未受信のメディア情報を受信する(S603)。情報収集部101は、受信したメディア情報と収集した日時とを合わせて、収集メディア情報として収集メディア情報DB111に格納する。
続いて、情報収集部101は、同義語DB112及びトピック情報DB113を参照して、収集メディア情報DB111に格納された各収集メディア情報に対して、以下のテキスト分析を行う。そして、情報収集部101は、特徴語、同義語及びトピック集合を収集メデイア情報に含めて収集メディア情報DB111に格納する(S604)。
(1)メディア情報から特徴語を取得する。
(2)上記(1)項で取得した特徴語の同義語を取得する。
(3)特徴語と同義語に関連するトピック集合を取得する。
尚、各分析の具体的な処理は、上述した分析1と同等である。また、収集メディア情報に画像が含まれている場合には、(1)特徴語の取得において図12のステップS505を行うものとする。
ステップS602において、情報収集部101が全てのメディア情報の受信を完了したと判定した場合、当該メディア情報の収集・分析処理を終了する。
図14は、本発明の第2の実施形態にかかる配信情報の配信処理の流れを示すフローチャートである。まず、情報配信部103は、配信条件に合致するか否かを判定する(S701)。ここで、配信条件の例としては、以下が挙げられる。
配信条件1:端末装置から配信要求を受信した場合
配信条件2:日時配信における該当時刻になった場合
配信条件3:端末装置の現在の位置情報が配信対象の位置になった場合
ステップS701で配信条件に合致すると判定した場合、情報配信部103は、送信該当者がいるか否かを判定する(S702)。例えば、配信条件1の場合は配信要求元の端末装置のユーザが送信該当者となる。また、配信条件2の場合は該当時刻において配信対象として登録済みの端末装置の有無により判定できる。また、配信条件3の場合は配信対象の端末装置のユーザが送信該当者となる。ステップS701又はS702でNOの場合、所定時間後、ステップS701を再度実行する。
ステップS702で送信該当者がいると判定した場合、情報配信部103は、利用者情報DB114から該当者の利用者情報を読み込む(S703)。つまり、情報配信部103は、配信対象の利用者情報に含まれる嗜好情報等(特徴語、同義語、トピック集合及び優先度)を取得する。
続いて、情報配信部103は、収集メディア情報DB111から各収集メディア情報を読み込み、配信対象の嗜好情報とマッチングを行う(S704)。具体的には、情報配信部103は、ステップS703で取得した嗜好情報における特徴語、同義語及びトピック集合と、ステップS704で読み込んだ収集メディア情報内の特徴語、同義語及びトピック集合とのマッチングを行う。そして、情報配信部103は、配信対象の嗜好情報と各収集メディア情報とのそれぞれの合致度合いを算出する。ここで、合致度合いの算出例として、情報配信部103は、収集メディア情報内の特徴語、同義語及びトピック集合に含まれる各単語と嗜好情報の特徴語とが合致すれば「10」を合致度合いとして加算する。また、情報配信部103は、収集メディア情報内の各単語と嗜好情報の同義語とが合致すれば「5」を、収集メディア情報内の各単語と嗜好情報のトピック集合内の単語とが合致すれば(単語ごと)「1」を加算する等が挙げられる。この場合、情報配信部103は、合致度合いを嗜好情報の単語数で割るなど、正規化を行ってもよい。また、情報配信部103は、嗜好情報のトピック集合の優先度も加味して、優先度が低いトピック集合の合致度合いは下げるようにしてもよい。但し、合致度合いの算出の仕方は、これらに限定されない。
そして、情報配信部103は、合致度合い及び行動パターン情報に従って収集メディア情報の中から配信情報を選択する(S705)。すなわち、情報配信部103は、収集メディア情報のうち合致度合いが所定値以上の情報を配信対象とする。そして、情報配信部103は、利用者情報DB114から該当ユーザの利用者情報のうち行動パターン情報を読み出し、配信条件に応じて収集メディア情報の中から配信情報を選択する。例えば、情報配信部103は、配信条件1(送信要求)である場合、該当する嗜好情報内のトピック語と一致する単語を含む配信情報を選択する。また、情報配信部103は、配信条件2(日時配信)である場合、該当する行動パターン情報内のジャンルと一致するジャンルを含み、かつ、該当する嗜好情報内のトピック語と一致する単語を含む配信情報を選択する。また、情報配信部103は、配信条件3(位置)である場合、該当する行動パターン情報内のジャンルと一致するジャンルを含み、かつ、該当する嗜好情報内のトピック語と一致する単語を含む配信情報を選択する。そして、情報配信部103は、選択した配信情報を配信情報DB115に格納する。
その後、情報配信部103は、配信情報DB115に格納された配信情報を該当する端末装置200へ送信する(S706)。
図10は、本発明の第2の実施形態にかかる端末装置の配信情報受信処理の流れを示すフローチャートである。まず、配信情報受信・表示・評価部203は、配信情報が受信完了したか否かを判定する(S301)。配信情報の受信が未完了の場合、配信情報受信・表示・評価部203は、情報処理装置100から配信情報を受信し、表示管理情報DB212に格納する(S302)。配信情報の受信が完了した場合、当該配信情報受信処理を終了する。
図11は、本発明の第2の実施形態にかかる端末装置の配信情報評価処理の流れを示すフローチャートである。まず、配信情報受信・表示・評価部203は、所定時間内に利用者の行動があったか否かを判定する(S401)。所定時間内に利用者の行動があれば、配信情報受信・表示・評価部203は、利用者の行動が閲覧であるか削除であるかを判定する(S402)。利用者の行動が閲覧である場合、例えば、ユーザが配信情報をリストの中から選択した場合、配信情報受信・表示・評価部203は、閲覧対象の配信情報を表示管理情報DB212から読み出し、画面に表示する(S403)。そして、配信情報受信・表示・評価部203は、閲覧履歴等を表示管理情報DB212に格納し、行動情報を行動情報DB211に格納する(S404)。例えば、配信情報受信・表示・評価部203は、閲覧履歴として閲覧した旨や、閲覧時間(対象の配信情報が画面に表示されていた時間)等を表示管理情報DB212に格納する。
一方、利用者の行動が削除である場合、例えば、ユーザが配信情報をリストの中から削除した場合、配信情報受信・表示・評価部203は、削除対象の配信情報を削除した旨を表示管理情報DB212に格納する(S405)。
続いて、ステップS404もしくはS405の後、又は、ステップS401で所定時間内に利用者の行動がなかった場合、配信情報受信・表示・評価部203は、表示管理情報DB212を参照し、各配信情報の履歴情報に基づき評価値を算出する(S406)。具体的には、配信情報受信・表示・評価部203は、履歴情報が閲覧を示す場合当該配信情報の評価値を「+10」、履歴情報が削除を示す場合「−10」及び所定時間、何も操作されなかった場合「0」と算出する。但し、これらは例示であり、配信情報受信・表示・評価部203は、これらと異なる方法で、又はより詳細に算出してもよい。
その後、配信情報受信・表示・評価部203は評価値を行動情報送信部202へ通知し、行動情報送信部202は、当該配信情報における評価値及び行動情報を情報処理装置100へ送信する(S407)。
その後、情報処理装置100の行動情報収集・分析部102は、端末装置200から評価値及び行動情報を受信する。そして、行動情報収集・分析部102は、受信した評価値に基づいて端末装置200における嗜好情報に対応するトピック集合の優先度を変更する。つまり、行動情報収集・分析部102は、評価値が高ければ当該トピック集合の優先度を高くし、評価値が低ければ当該トピック集合の優先度を低くするなどである。併せて、行動情報収集・分析部102は、受信した行動情報に基づき、配信情報から利用者情報を生成し、利用者情報DB114へ格納する。
以上のことから本発明の第2の実施形態により、端末装置200へ配信される配信情報は当該端末装置200を利用するユーザの嗜好情報により合致したものとなる。そのため、ユーザは興味のある情報を探す労力が軽減し、ユーザが必要とする情報が埋没することが少なくなる。従来のように、Web閲覧履歴のみによる嗜好情報の収集に比べて、ユーザが閲覧又は投稿したテキスト情報や画像といったアクティブな操作の結果を分析するため、高精度にユーザの嗜好を示すコンテンツを取得できる。また、行動パターンを考慮して情報が配信されるため、ユーザが求めるタイミングで情報が配信されるようになる。
本発明の第2の実施形態にかかる情報配信システムでは、特に、トピック集合を用いることで、次のようなケースでより効果を奏する。例えば、行動情報内のコンテンツに人名が含まれていた場合、当該人名が特徴語として抽出される。このとき、当該人名がミュージシャンである場合、トピック集合(例えば、音楽のジャンル)に当該人名が含まれていれば、コンテンツ内にトピック語(音楽のジャンル名)が含まれていなくても、ユーザの嗜好情報としてトピック語が含まれることになる。そのため、配信するコンテンツにミュージシャンの人名が含まれていなくても、音楽のジャンルに対応するコンテンツが選択され、当該ユーザに配信され得る。一般に、当該人名が含まれる他のコンテンツを提供することは可能である。これに対して、本実施形態にかかる情報配信システムでは、同じジャンルの他のミュージシャンのコンテンツや、ミュージシャンの名前が含まれていないが当該ジャンルのコンテンツ等についても配信することができる。そのため、提供する情報の漏れを軽減することができる。
<その他の発明の実施の形態>
本発明の第1及び第2の実施形態は、利用者の嗜好情報に合致したネットワーク上の情報の配信方式ということができる。そして、スマートフォンを用いた利用者の行動(記事投稿、情報閲覧等)を分析することにより、その利用者の嗜好情報を取得し、取得した嗜好情報に近しい情報を利用者に対して配信を行うものといえる。また、ニュース配信などの情報の配信や、商品レコメンドなどの情報推薦システムにも適用できる。
さらに、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。例えば、上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)を備えるコンピュータにコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。
非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体は、例えば、以下を含む。
・磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)
・光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)
・CD−ROM(Read Only Memory)
・CD−R、CD−R/W、DVD(Digital Versatile Disc)
・BD(Blu-ray(登録商標) Disc)
・半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)
・EPROM(Erasable PROM)
・フラッシュROM
・RAM(Random Access Memory)
また、コンピュータプログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
また、上述するコンピュータプログラムは、例えば、図15に示すような構成を含むコンピュータ200によって実行される。
・CPU201
・ROM(Read Only Memory)202
・RAM(Ramdom Access Memory)203
・RAMにロードされるプログラム204
・プログラムを格納する記憶装置205
・記憶媒体206の読み書きを行うドライブ装置207
・ネットワーク209と接続する通信インターフェイス208
・データの入出力を行う入出力インターフェイス210
・各構成要素を接続するバス211
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープの範囲内において当業者が理解し得る様々な変更をすることが可能である。
この出願は、2013年12月17日に出願された日本出願特願2013−260206を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1000 情報提供システム
1 情報処理装置
11 記憶部
12 取得部
13 抽出部
14 特定部
15 選択部
16 送信部
17 単語
18 関連語
2 端末装置
2000 情報提供システム
100 情報処理装置
101 情報収集部
102 行動情報収集・分析部
103 情報配信部
111 収集メディア情報DB
112 同義語DB
113 トピック情報DB
114 利用者情報DB
115 配信情報DB
200 端末装置
201 クライアント部
202 行動情報送信部
203 配信情報受信・表示・評価部
211 行動情報DB
212 表示管理情報DB
N ネットワーク
M ネットワークメディア
M1 SNS
M2 RSS

Claims (7)

  1. ネットワークを介して、所定の単語に対応し、情報サービスサイトへ入力されたコンテンツを含む第1のコンテンツを通信する端末装置と、
    前記ネットワークを介して収集した複数の第2のコンテンツのうち一部を前記端末装置に対して送信する情報処理装置と、を備え、
    前記情報処理装置は、
    複数の単語と各単語に関連する複数の関連語とをそれぞれ関連付けて記憶し、かつ、前記複数の単語の一部を単語集合とし、当該単語集合内の全ての単語に関連する前記関連語を当該単語集合におけるトピック語として記憶する記憶手段と、
    前記端末装置から取得した前記第1のコンテンツを解析して前記所定の単語を抽出する抽出手段と、
    前記記憶手段を参照し、前記複数の関連語のうち前記抽出した所定の単語に関連付けられた関連語を特定する特定手段と、
    前記抽出した所定の単語、前記特定した関連語及び前記トピック語を含めて嗜好情報を生成する嗜好情報管理手段と、
    前記複数の第2のコンテンツのうち前記嗜好情報に対応する第3のコンテンツを選択する選択手段と、
    前記選択した第3のコンテンツを前記端末装置へ送信する送信手段と、を備える
    情報提供システム。
  2. 前記端末装置は、
    前記情報処理装置から受信した前記第3のコンテンツを格納する格納手段と、
    前記第3のコンテンツに対する操作に応じて当該第3のコンテンツにおける評価情報を生成し、当該評価情報を前記情報処理装置へ送信するフィードバック手段と、を備え、
    前記嗜好情報管理手段は、
    前記端末装置から取得した前記評価情報に応じて、前記嗜好情報の優先度を設定する
    請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記情報処理装置は、
    前記端末装置から前記第1のコンテンツに付随するメタ情報を取得し、当該メタ情報に基づいて前記第3のコンテンツの送信条件を設定する送信条件設定手段をさらに備え、
    前記送信手段は、前記送信条件に基づいて前記第3のコンテンツを前記端末装置へ送信する
    請求項1又は2に記載の情報提供システム。
  4. 前記記憶手段は、前記複数の単語のいずれかと画像情報とをさらに関連付けて記憶し、
    前記抽出手段は、前記第1のコンテンツが画像情報を含む場合、当該第1のコンテンツを解析して当該画像情報を特定し、前記記憶手段を参照し、前記複数の単語のうち当該特定した画像情報に関連付けられた単語を前記所定の単語として抽出する
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  5. 複数の単語と各単語に関連する複数の関連語とをそれぞれ関連付けて記憶し、かつ、前記複数の単語の一部を単語集合とし、当該単語集合内の全ての単語に関連する前記関連語を当該単語集合におけるトピック語として記憶する記憶手段と、
    ネットワークを介して、所定の単語に対応し、情報サービスサイトへ入力されたコンテンツを含む第1のコンテンツを通信する端末装置から、当該第1のコンテンツを取得する取得手段と、
    前記取得した第1のコンテンツを解析して前記所定の単語を抽出する抽出手段と、
    前記記憶手段を参照し、前記複数の関連語のうち前記抽出した所定の単語に関連付けられた関連語を特定する特定手段と、
    前記抽出した所定の単語、前記特定した関連語及び前記トピック語を含めて嗜好情報を生成する嗜好情報管理手段と、
    前記ネットワークを介して収集した複数の第2のコンテンツのうち前記嗜好情報に対応する第3のコンテンツを選択する選択手段と、
    前記選択した第3のコンテンツを前記端末装置へ送信する送信手段と、
    を備える情報処理装置。
  6. ネットワークを介して、所定の単語に対応し、情報サービスサイトへ入力されたコンテンツを含む第1のコンテンツを通信する端末装置と、前記ネットワークを介して収集した複数の第2のコンテンツのうち一部を前記端末装置に対して送信する情報処理装置と、を用いた情報提供方法であって、
    前記情報処理装置が、
    前記端末装置から取得した前記第1のコンテンツを解析して前記所定の単語を抽出し、
    複数の単語と各単語に関連する複数の関連語とをそれぞれ関連付けて記憶し、かつ、記複数の単語の一部を単語集合とし、当該単語集合内の全ての単語に関連する前記関連語を当該単語集合におけるトピック語として記憶する記憶手段を参照し、前記複数の関連語のうち前記抽出した所定の単語に関連付けられた関連語を特定し、
    前記抽出した所定の単語、前記特定した関連語及び前記トピック語を含めて嗜好情報を生成し、
    前記複数の第2のコンテンツのうち前記嗜好情報に対応する第3のコンテンツを選択し、
    前記選択した第3のコンテンツを前記端末装置へ送信する
    情報提供方法。
  7. 複数の単語と各単語に関連する複数の関連語とをそれぞれ関連付けて記憶し、かつ、記複数の単語の一部を単語集合とし、当該単語集合内の全ての単語に関連する前記関連語を当該単語集合におけるトピック語として記憶する記憶手段を備えるコンピュータに、
    ネットワークを介して、所定の単語に対応し、情報サービスサイトへ入力されたコンテンツを含む第1のコンテンツを通信する端末装置から、当該第1のコンテンツを取得する取得処理と、
    前記取得した第1のコンテンツを解析して前記所定の単語を抽出する抽出処理と、
    前記記憶手段を参照し、前記複数の関連語のうち前記抽出した所定の単語に関連付けられた関連語を特定する特定処理と、
    前記抽出した所定の単語、前記特定した関連語及び前記トピック語を含めて嗜好情報を生成する処理と、
    前記ネットワークを介して収集した複数の第2のコンテンツのうち前記嗜好情報に対応する第3のコンテンツを選択する選択処理と、
    前記選択した第3のコンテンツを前記端末装置へ送信する送信処理と、
    を実行させるプログラム。
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