JP5125746B2 - 設備機器 - Google Patents

設備機器 Download PDF

Info

Publication number
JP5125746B2
JP5125746B2 JP2008125323A JP2008125323A JP5125746B2 JP 5125746 B2 JP5125746 B2 JP 5125746B2 JP 2008125323 A JP2008125323 A JP 2008125323A JP 2008125323 A JP2008125323 A JP 2008125323A JP 5125746 B2 JP5125746 B2 JP 5125746B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal block
main body
body portion
fixing
plate portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008125323A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009275940A (ja
Inventor
憲洋 中林
雅彦 小和瀬
篤志 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2008125323A priority Critical patent/JP5125746B2/ja
Publication of JP2009275940A publication Critical patent/JP2009275940A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5125746B2 publication Critical patent/JP5125746B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Description

本発明は、建物の天井に設置され、外部より電気配線が接続される設備機器に関する。
従来から、住宅等の建物の天井に、空調装置や換気扇等の設備機器が配置される。例えば、浴室の天井には、浴室の暖房や換気等を行う浴室換気乾燥暖房機が設置されている。
浴室換気乾燥暖房機は、空気の吸込口や吹出口が形成されたフロントパネルは浴室の天井パネルに露出させ、ファン等が実装された本体部は、天井パネルに形成した開口部から天井裏に入り込ませる形態で、浴室の天井に設置される。
このような浴室換気乾燥暖房機等の設備機器では、設備機器を操作するためのリモートコントロール装置からの電気配線や電源線等を接続する端子台が備えられている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、浴室換気乾燥暖房機では、端子台は筐体の上部に備えられ、端子台の取付方向は、予め決められた向きで固定されている。
特開2001−254982号公報
浴室換気乾燥暖房機等の設備機器は、天井裏の高さが低い場所に設置される場合がある。一方、リモートコントロール装置からの電気配線や電源線等、設備機器に対する外部よりの電気配線の接続作業は、天井に備えられた点検口から行われる場合が多い。
しかし、従来の設備機器では、端子台は予め決められた向きで固定されているので、設備機器の設置方向によっては、電気配線の接続作業が行い難い向きに端子台が配置されてしまい、電気配線の接続作業が困難になって、施工性が著しく悪化するという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、設置場所への設置後に、配線の接続作業に適した配置で端子台を使用可能な状態にできる設備機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、建物の天井に設置される設備機器において、建物の天井に入れられる本体部の上面部に、支点軸を軸に回転可能に支持され、外部よりの電気配線が接続される配線接続口が、支点軸を軸とした回転で、本体部の一方の側面または一方の側面と反対側の他方の側面に向けられる端子台と、本体部の一方の側面と他方の側面の双方またはどちらか一方の側から操作可能設けられた操作部材と、端子台の支点軸を軸にした回転を、操作部材により規制する端子台固定部材とを備え、端子台固定部材は、建物の天井に設置された本体部の向きに合わせて、本体部の一方の側面または他方の側面から操作部材が操作されると、端子台を支点軸を軸に回転可能とすることを特徴とする。
本発明の設備機器では、本体部を建物の天井に設置した後に、天井に設けられている点検口に向いた側の操作部材を操作することで、端子台は支点軸を軸に回転可能となり、配線が接続される配線接続口が点検口を向くように、端子台を回転させることができる。
また、本発明は、建物の天井に設置される設備機器において、建物の天井に入れられる本体部の上面部に、支点軸を軸に回転可能に支持され、外部よりの電気配線が接続される配線接続口が、支点軸を軸とした回転で、本体部の一方の側面または一方の側面と反対側の他方の側面に向けられる端子台と、本体部の一方の側面と他方の側面の双方またはどちらか一方の側から操作可能設けられた操作部材を有し、建物の天井に設置された本体部の向きに合わせて、本体部の一方の側面または他方の側面から操作部材が操作されると、端子台を支点軸を軸に回転させる端子台移動部材とを備えたことを特徴とする。
本発明の設備機器では、本体部を建物の天井に設置した後に、天井に設けられている点検口に向いた側の操作部材を操作することで、端子台は支点軸を軸に回転し、配線が接続される配線接続口が点検口を向くように、端子台を回転させることができる。
本発明の設備機器によれば、建物の天井に設置した後に、外部からの配線を接続する工程で、配線の接続作業に適した向きに端子台を回転させることができ、施工性を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の設備機器の実施の形態としての空調装置の一例である浴室換気乾燥暖房機について説明する。
<第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の構成例>
図1及び図2は、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の一例を示す斜視図、図3は、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の一例を示す平面図である。また、図4及び図5は、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の設置例を示す平面図である。
第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Aは、図示しないファンとヒータ等を有した本体部10Aを備える。浴室換気乾燥暖房機1Aは、図4及び図5に示すように、浴室の天井100に形成された開口部101から、本体部10Aが天井裏に入れられ、空気の吸込口や吹出口が形成されたフロントパネル11が、浴室の天井100に露出される。
浴室換気乾燥暖房機1Aは、本体部10Aに取り付けられたダクトジョイント12に、排気ダクト102が接続される。排気ダクト102は、浴室が設置される建物の構造等によって配管経路が決められる。また、浴室の天井100には、浴室換気乾燥暖房機1Aの設置作業や点検等で利用される点検口103が開口している。
このため、浴室換気乾燥暖房機1Aは、建物や浴室の構成に応じて、図4に示すように、本体部10Aの第1の側面10Lを点検口103に向ける配置か、図5に示すように、本体部10Aの第1の側面10Lと反対の第2の側面10Rを点検口103に向ける配置を選択して、浴室の天井100に設置される。
浴室換気乾燥暖房機1Aは、外部からの配線200が接続される端子台2Aを、本体部10Aの上面部13に備える。端子台2Aは、配線接続口20を露出させてカバー部材21で覆われ、配線接続口20が露出する側と反対の一方の端部側が、支点軸22を軸にして回転可能に本体部10Aの上面部13に取り付けられる。また、端子台2Aは、他方の端部側に上方に突出した固定ピン23を備える。
浴室換気乾燥暖房機1Aは、端子台2Aの回転を規制する端子台固定板3Aを備える。端子台固定板3Aは端子台固定部材の一例で、長方形の金属板材の長手方向の両端が、下方に向けて折り曲げられた形状で、上板部30Uの長手方向の一方の端部に第1の側板部30Lが形成され、他方の端部に第2の側板部30Rが形成される。
端子台固定板3Aは、上板部30Uが、本体部10Aの第1の側面10Lから第2の側面10Rまでの長さと略同等の長さを有し、第1の側板部30Lと第2の側板部30Rの間に本体部10Aを挟む形態で、本体部10Aの上面部13に取り付けられる。端子台固定板3Aは、第1の側板部30Lが本体部10Aの第1の側面10Lに見え、第2の側板部30Rが第2の側面10Rに見える。
端子台固定板3Aは、上板部30Uに本例では3個の固定穴31L,31R,31Cを備える。固定穴31L,31R,31Cは、端子台2Aに設けられた固定ピン23が嵌る直径で開口し、支点軸22を軸とした端子台2Aの回転による固定ピン23の軌跡上に配置される。
固定穴31Cは、本体部10Aに取り付けられた端子台固定板3Aにおいて、本体部10Aの中間付近となる位置で上板部30Uに形成される。また、固定穴31Lは、本体部10Aの第1の側面10L側となる位置で上板部30Uに形成され、固定穴31Rは、第2の側面10R側となる位置で上板部30Uに形成される。
端子台2Aは、支点軸22を軸に回転させることで、固定ピン23が端子台固定板3Aの固定穴31Cか固定穴31Lか固定穴31Rの何れかに嵌められる。端子台2Aは、図3に実線で示すように、固定ピン23が端子台固定板3Aの固定穴31Cに嵌められると、配線接続口20が本体部10Aの中間に向けられる。また、端子台2Aは、図4に示すように、固定ピン23が端子台固定板3Aの固定穴31Lに嵌められると、配線接続口20が第1の側面10L側に向けられる。更に、端子台2Aは、図5に示すように、固定ピン23が端子台固定板3Aの固定穴31Rに嵌められると、配線接続口20が第2の側面10R側に向けられる。
端子台固定板3Aは、第1の側板部30Lに、上下方向に長い長穴32Lが形成される。また、端子台固定板3Aは、第2の側板部30Rに、上下方向に長い長穴32Rが形成される。
浴室換気乾燥暖房機1Aは、端子台固定板3Aの動作を規制する操作部材である締結部材としてのネジ4Lとネジ4Rを備える。端子台固定板3Aは、第1の側板部30Lの長穴32Lにネジ4Lが挿入され、第1の側板部30Lの長穴32Lに挿入されたネジ4Lが、本体部10Aの第1の側面10Lに形成された図示しないネジ穴に締結される。
ネジ4Lは、本体部10Aの第1の側面10L側に露出しているので、第1の側面10L側から、締める作業及び緩める作業が可能である。そして、ネジ4Lを本体部10Aに締め付けることで、端子台固定板3Aの第1の側板部30Lが本体部10Aに固定される。また、ネジ4Lの締結を解除する、例えば、ネジ4Lを緩めるか外すことで、第1の側板部30Lの上下動が可能となる。
同様に、端子台固定板3Aは、第2の側板部30Rの長穴32Rにネジ4Rが挿入され、第2の側板部30Rの長穴32Rに挿入されたネジ4Rが、本体部10Aの第2の側面10Rに形成された図示しないネジ穴に締結される。
ネジ4Rは、本体部10Aの第2の側面10R側に露出しているので、第2の側面10R側から、締める作業及び緩める作業が可能である。そして、ネジ4Rを本体部10Aに締め付けることで、端子台固定板3Aの第2の側板部30Rが本体部10Aに固定される。また、ネジ4Rの締結を解除する、例えば、ネジ4Lを緩めるか外すことで、第2の側板部30Rの上下動が可能となる。
図6及び図7は、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の設置作業例を示す正面図である。第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Aは、工場出荷時等は、図1及び図2と、図3に実線で示すように、端子台2Aの固定ピン23が端子台固定板3Aの固定穴31Cに嵌められ、端子台固定板3Aがネジ4Lとネジ4Rで本体部10Aに固定されている。これにより、端子台2Aは、配線接続口20が本体部10Aの中間に向けられている。
浴室換気乾燥暖房機1Aの設置作業で、点検口103の向きに応じて端子台2Aの向きを変えるには、点検口103に面した側のネジ4Lまたはネジ4Rを操作すれば良い。
すなわち、本体部10Aの第1の側面10Lが点検口103に向けられる配置では、点検口103からネジ4L及び端子台固定板3Aの第1の側板部30Lが見える。そこで、端子台固定板3Aの第2の側板部30Rを固定するネジ4Rは緩めずに、第1の側板部30Lを固定するネジ4Lを緩めると、上板部30Uを撓ませたり変位させながら、長穴32Lの長さの範囲で図6に示すように第1の側板部30Lを上下方向に変位させることができる。
これにより、端子台固定板3Aの第1の側板部30Lを端子台回転位置まで上昇させて、上板部30Uを持ち上げることで、端子台2Aの固定ピン23が、端子台固定板3Aの固定穴31Cから外れ、端子台2Aは、支点軸22を軸に回転動作が可能となる。端子台2Aは、点検口103から見て手前側である図6の矢印L方向に、支点軸22を軸に回転させ、固定ピン23が端子台固定板3Aの固定穴31Lに嵌る向きとする。なお、端子台2Aのカバー21の両側面、または固定ピン23が設けられた端部側等に、本体部10Aの第1の側面10Lの側と、第2の側面10Rの側から操作可能な図示しない把持部等を備えて、回転作業が容易に行なえるようにしても良い。
端子台2Aの向きを変えた後、端子台固定板3Aの第1の側板部30Lを端子台固定位置まで下降させて、端子台2Aの固定ピン23に、端子台固定板3Aの固定穴31Lを嵌めることで、端子台2Aは、配線接続口20が、本体部10Aの第1の側面10L側に向けられ、点検口103から見えるようになる。そして、ネジ4Lを本体部10Aに締め付けることで、端子台固定板3Aの第1の側板部30Lが、端子台固定位置で本体部10Aに固定される。
このように、端子台2Aを点検口103の向きに合わせて本体部10Aの第1の側面10L側に向けたい場合は、点検口103から操作が可能なネジ4Lを緩め、端子台固定板3Aの第1の側板部30Lを端子台回転位置に持ち上げることで、端子台2Aが点検口103側を向くように回転させることが可能である。また、向きを変えた端子台2Aは、端子台固定板3Aの第1の側板部30Lを端子台固定位置に下降させ、ネジ4Lを締めることで、所望の向きで固定される。
一方、本体部10Aの第2の側面10Rが点検口103に向けられる配置では、点検口103からネジ4R及び端子台固定板3Aの第2の側板部30Rが見える。そこで、端子台固定板3Aの第1の側板部30Lを固定するネジ4Lは緩めずに、第2の側板部30Rを固定するネジ4Rを緩めると、上板部30Uを撓ませたり変位させながら、長穴32Rの長さの範囲で図7に示すように第2の側板部30Rを上下方向に変位させることができる。
これにより、端子台固定板3Aの第2の側板部30Rを端子台回転位置まで上昇させて、上板部30Uを持ち上げることで、端子台2Aの固定ピン23が、端子台固定板3Aの固定穴31Cから外れ、端子台2Aは、支点軸22を軸に回転動作が可能となる。端子台2Aは、点検口103から見て手前側である図7の矢印R方向に、支点軸22を軸に回転させ、固定ピン23が端子台固定板3Aの固定穴31Rに嵌る向きとする。
端子台2Aの向きを変えた後、端子台固定板3Aの第2の側板部30Rを端子台固定位置まで下降させて、端子台2Aの固定ピン23に、端子台固定板3Aの固定穴31Rを嵌めることで、端子台2Aは、配線接続口20が、本体部10Aの第2の側面10R側に向けられ、点検口103から見えるようになる。そして、ネジ4Rを本体部10Aに締め付けることで、端子台固定板3Aの第2の側板部30Rが、端子台固定位置で本体部10Aに固定される。
このように、端子台2Aを点検口103の向きに合わせて本体部10Aの第2の側面10R側に向けたい場合は、点検口103から操作が可能なネジ4Rを緩め、端子台固定板3Aの第2の側板部30Rを端子台回転位置に持ち上げることで、端子台2Aが点検口103側を向くように回転させることが可能である。また、向きを変えた端子台2Aは、端子台固定板3Aの第2の側板部30Rを端子台固定位置に下降させ、ネジ4Rを締めることで、所望の向きで固定される。
これにより、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Aでは、浴室換気乾燥暖房機1Aの本体部10Aを天井100に設置した後に、点検口103から見える第1の側面10L側からの操作、または、点検口103から見える第2の側面10R側からの操作で、端子台2Aを配線作業がしやすい向きに変えることが可能である。
<第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の変形例>
図8は、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の変形例を示す斜視図である。第1の変形例の浴室換気乾燥暖房機1AAでは、端子台固定板3Aに誤接続防止壁33を備える。
誤接続防止壁33は、端子台2Aの固定ピン23が端子台固定板3Aの固定穴31Cに嵌められ、本体部10Aの中間に向けられている配線接続口20を覆う位置の上板部30Uに設けられる。
第1の変形例の浴室換気乾燥暖房機1AAでは、端子台2Aを図4に示す向きか図5に示す向きに回転させる作業を行わなければ、端子台2Aへの配線200の接続作業が行えない。これにより、浴室換気乾燥暖房機1AAを天井に設置した際に、端子台2Aを作業がしやすい向きに回転させることなく、配線作業が行われることを防ぎ、確実な配線作業を行えるように作業を誘導することができる。
図9は、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の他の変形例を示す平面図である。第2の変形例の浴室換気乾燥暖房機1AAAでは、端子台固定板3Aに中間部分の固定穴は設けず、固定穴31Lまたは固定穴31Rの位置で決められる向きの何れかで、端子台2Aを固定できるようにする。
例えば、工場出荷時等は、端子台2Aの固定ピン23が端子台固定板3Aの固定穴31Lに嵌められ、端子台固定板3Aがネジ4Lとネジ4Rで本体部10Aに固定されている。これにより、端子台2Aは、配線接続口20が本体部10Aの第1の側面10L側に向けられている。
これにより、本体部10Aの第1の側面10Lを点検口103に向けて設置する場合は、端子台2Aを回転させる作業は不要となる。一方、本体部10Aの第2の側面10Rを点検口103に向けて設置する場合は、上述したように、点検口103から見えるネジ4Rを緩めて、端子台固定板3Aの第2の側板部30Rを端子台回転位置に持ち上げて、端子台2Aを回転させれば良い。
なお、第2の変形例の浴室換気乾燥暖房機1AAAでは、端子台固定板3Aの第1の側板部30Lは、ネジ4Lを緩めて持ち上げる作業を不要にできることから、第2の側板部30Rにのみ、図2に示すような長穴32Rを形成する構成としても良い。
図10は、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の他の変形例を示す平面図である。第3の変形例の浴室換気乾燥暖房機1AAAAは、端子台固定板3Aに、端子台2Aの支点軸22を軸とした回転による固定ピン23の軌跡に沿った円弧で構成される固定長穴31Fを備える。第3の変形例の浴室換気乾燥暖房機1AAAAでは、端子台2Aは、固定ピン23が端子台固定板3Aの固定長穴31F中の何れの位置でも固定できることから、端子台2Aを任意の向きで固定できる。
ここで、第3の変形例の浴室換気乾燥暖房機1AAAAでは、端子台2Aを回転させる際に、第1の側板部30Lまたは第2の側板部30Rを上下動させても良いが、上板部30Uを持ち上げなくても、固定長穴31Fに沿って固定ピン23が移動できることから、ネジ4Lまたはネジ4Rを緩めた後に、端子台固定板3Aの第1の側板部30Lまたは第2の側板部30Rを持ち上げなくても良い。このため、第1の側板部30L及び第2の側板部30Rには、長穴でなくネジ4L及びネジ4Rが回転可能に挿入される穴部を形成しても良い。
なお、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Aでは、端子台2Aは、配線200の接続作業の前に、点検口103に合わせて本体部10Aの第1の側面10Lまたは第2の側面10Rに向けて固定することとした。これに対して、配線作業終了後に、端子台2Aを図3に実線で示す中間位置に戻しても良い。このような構成とすると、配線200を図示しない止め具等で本体部10Aに固定する場合に、止め具の設置場所を端子台2Aの中間位置に合わせた1箇所にすることができる。
<第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の構成例>
図11及び図12は、第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の一例を示す斜視図である。第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Bは、外部からの配線が接続される端子台2Bを、本体部10Bの上面部13に備える。端子台2Bは、配線接続口20を露出させてカバー部材21で覆われ、支点軸22を軸にして回転可能に本体部10Bの上面部13に取り付けられる。
端子台2Bは、配線接続口20に面した一方の端部に第1の固定片部24Lを備えると共に、他方の端部に第2の固定片部24Rを備える。第1の固定片部24Lはネジ穴25Lが形成され、同様に、第2の固定片部24Rはネジ穴25Rが形成されている。
本体部10Bは、上面部13に端子台固定片部33Rを備える。端子台固定片部33Rは端子台固定部材の一例で、端子台2Bを支点軸22を軸に回転させたときに、端子台2Bの第1の固定片部24Lまたは第2の固定片部24Rと対向する位置で、本体部10Bの第2の側面10R側の上面部13に形成される。
浴室換気乾燥暖房機1Bは、端子台2Bの回転を規制するネジ4Rを備える。ネジ4Rは操作部材の一例で、端子台固定片部33Rに形成された図示しない貫通穴に、本体部10Bの第2の側面10Rの側から挿入され、端子台2Bを所望の向きとすることで、端子台固定片部33Rと対向する第1の固定片部24Lのネジ穴25Lか、第2の固定片部24Rのネジ穴25Rに締結される。ネジ4Rは、本体部10Bの第2の側面10R側に露出しているので、第2の側面10R側から、締める作業及び緩める作業が可能である。
第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Bは、工場出荷時等は、図11に示すように、端子台2Bの配線接続口20を本体部10Bの第1の側面10L側に向けることで、第2の固定片部24Rを端子台固定片部33Rに対向させる。そして、端子台固定片部33Rに形成された図示しない貫通穴に、第2の側面10Rの側からネジ4Rを挿入し、第2の固定片部24Rのネジ穴25Rに締結する。これにより、端子台2Bは、配線接続口20が本体部10Bの第1の側面10L側に向けられて固定されている。
本体部10Bの第1の側面10Lを、図4等で説明した点検口103に向けて設置する場合は、端子台2Bを回転させる作業は不要となる。一方、本体部10Bの第2の側面10Rを点検口103に向けて設置する場合は、端子台2Bの配線接続口20は、点検口103から見て反対方向に向いているが、点検口103からネジ4Rが見える状態となる。
端子台2Bの向きを変えるため、点検口103から見えるネジ4Rを緩めて、端子台2Bの第2の固定片部24Rのネジ穴25Rから抜く。これにより、端子台2Bは、支点軸22を軸に回転可能な状態となる。そこで、端子台2Bを支点軸22を軸に回転させ、配線接続口20を本体部10Bの第2の側面10R側に向け、第1の固定片部24Lを端子台固定片部33Rに対向させる。
そして、端子台固定片部33Rに形成された図示しない貫通穴に、第2の側面10Rの側からネジ4Rを挿入し、第1の固定片部24Lのネジ穴25Lに締結する。これにより、端子台2Bは、図12に示すように、配線接続口20が本体部10Bの第2の側面10R側に向けられて固定される。
これにより、第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Bでは、浴室換気乾燥暖房機1Bの本体部10Bを天井100に設置した後に、本体部10Bの第1の側面10Lを点検口103に向けた設置では、端子台2Bの回転作業は不要である。また、本体部10Bの第2の側面10Rを点検口103に向けた設置では、点検口103から見える第2の側面10R側からの操作で、端子台2Bを配線作業がしやすい向きに変えることが可能である。
<第3の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の構成例>
図13は、第3の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の一例を示す斜視図である。第3の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Cは、外部からの配線が接続される端子台2Cを、本体部10Cの上面部13に備える。端子台2Cは、配線接続口20を露出させてカバー部材21で覆われ、配線接続口20が露出する側と反対の一方の端部側が、支点軸22を軸にして回転可能に本体部10Cの上面部13に取り付けられる。また、端子台2Cは、他方の端部側に固定片部26を備える。
本体部10Cは、第1の側面10L側の上面部13に端子台固定部材としての第1の端子台固定片部34Lを備える。また、本体部10Cは、第2の側面10R側の上面部13に端子台固定部材としての第2の端子台固定片部34Rを備える。
浴室換気乾燥暖房機1Cは、本体部10Cの第1の端子台固定片部34Lに固定されて、端子台2Cの回転を規制する端子台固定部材としての第1のストッパ35Lと、本体部10Cの第2の端子台固定片部34Rに固定されて、端子台2Cの回転を規制する端子台固定部材としての第2のストッパ35Rを備える。
浴室換気乾燥暖房機1Cは、第1のストッパ35Lを本体部10Cの第1の端子台固定片部34Lに固定する操作部材としてのネジ4Lと、第2のストッパ35Rを本体部10Cの第2の端子台固定片部34Rに固定する操作部材としてのネジ4Rを備える。
ネジ4Lは、第1の端子台固定片部34Lに形成された貫通穴36に、本体部10Cの第1の側面10Lの側から挿入され、第1のストッパ35Lのネジ穴(不図示)に締結されることで、第1のストッパ35Lを固定する。また、ネジ4Rは、第2の端子台固定片部34Rに形成された貫通穴(不図示)に、本体部10Cの第2の側面10Rの側から挿入され、第2のストッパ35Rのネジ穴37に締結されることで、第2のストッパ35Rを固定する。
これにより、端子台2Cは、固定片部26が第1のストッパ35Lと第2のストッパ35Rに挟まれて、配線接続口20が本体部10Cの中間の向きで固定される。
第3の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Cでは、本体部10Cの第1の側面10Lを、図4等で説明した点検口103に向けて設置する場合は、点検口103から見えるネジ4Lを緩めて外すことで、第1のストッパ35Lを外す。
これにより、端子台2Cを、支点軸22を軸として、配線接続口20が第1の側面10L側に向くように回転できる。配線作業終了後、端子台2Cを中間位置に戻し、第1のストッパ35Lを取り付ける。そして、第1の端子台固定片部34Lの貫通穴36に、本体部10Cの第1の側面10Lの側からネジ4Lを挿入し、第1のストッパ35Lのネジ穴(不図示)に締結することで、第1のストッパ35Lを固定する。
これにより、端子台2Cは、固定片部26が第1のストッパ35Lと第2のストッパ35Rに挟まれて、配線接続口20が本体部10Cの中間の向きで再度固定される。
また、浴室換気乾燥暖房機1Cでは、本体部10Cの第2の側面10Rを、図4等で説明した点検口103に向けて設置する場合は、点検口103から見えるネジ4Rを緩めて外すことで、第2のストッパ35Rを外す。
これにより、端子台2Cを、支点軸22を軸として、配線接続口20が第2の側面10R側に向くように回転できる。配線作業終了後、端子台2Cを中間位置に戻し、第2のストッパ35Rを取り付ける。そして、第2の端子台固定片部34Rの貫通穴(不図示)に、本体部10Cの第2の側面10Rの側からネジ4Rを挿入し、第2のストッパ35Rのネジ穴37に締結することで、第2のストッパ35Rを固定する。
これにより、端子台2Cは、固定片部26が第1のストッパ35Lと第2のストッパ35Rに挟まれて、配線接続口20が本体部10Cの中間の向きで再度固定される。
これにより、第3の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Cでは、浴室換気乾燥暖房機1Cの本体部10Cを天井に設置した後に、点検口から見える第1の側面10L側からの操作、または、点検口から見える第2の側面10R側からの操作で、端子台2Cを配線作業がしやすい向きに変えることが可能である。
なお、第3の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Cでは、端子台2Cを所望の向きに回転させて配線作業を行った後、取り外した第1のストッパ35Lまたは第2のストッパ35Rを再度取り付けることとしたが、端子台2Cを回転させた位置で固定できる機構を備えることで、ストッパの再度の取り付けを行わない構成としても良い。
<第4の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の構成例>
図14は、第4の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の一例を示す平面図である。第4の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Dは、外部からの配線が接続される端子台2Dを、本体部10Dの上面部13に備える。端子台2Dは、配線接続口20を露出させてカバー部材21で覆われ、配線接続口20が露出する側と反対の一方の端部側が、支点軸22を軸にして回転可能に本体部10Dの上面部13に取り付けられる。また、端子台2Dは、他方の端部側にナット部材27を備える。
ナット部材27は、端子台2Dの他方の端部に形成された突起部27aが挿入される長穴27bを備え、端子台2Dに対して長穴27bの範囲でスライド移動可能に取り付けられている。
本体部10Dは、第1の側面10L側の上面部13に第1の軸受部38Lを備える。また、本体部10Dは、第2の側面10R側の上面部13に第2の軸受部38Rを備える。
浴室換気乾燥暖房機1Dは、第1の軸受部38Lと第2の軸受部38Rに回転可能に支持されるネジ部材39を備える。ネジ部材39とナット部材27は端子台移動部材の一例で、例えばボールネジで構成され、ネジ部材39を回転させることで、ナット部材27がネジ部材39の軸方向にスライド移動する。
浴室換気乾燥暖房機1Dは、ネジ部材39を回転させることで、端子台2Dを支点軸22を軸に回転させる操作部材としての第1のネジ部40Lと第2のネジ部40Rを備える。第1のネジ部40Lは、第1の軸受部38L側でネジ部材39と連結され、本体部10Dの第1の側面10L側に露出する。また、第2のネジ部40Rは、第2の軸受部38R側でネジ部材39と連結され、本体部10Dの第2の側面10R側に露出する。
第4の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Dでは、本体部10Dの第1の側面10Lを、図4等で説明した点検口103に向けて設置する場合は、点検口103から見える第1のネジ部40Lを所定の方向、例えば時計回りに回すことで、ネジ部材39の回転動作で端子台2Dのナット部材27を手前側にスライド移動させる。
これにより、端子台2Dを、支点軸22を軸として、配線接続口20が第1の側面10L側に向くように回転できる。
また、浴室換気乾燥暖房機1Dでは、本体部10Dの第2の側面10Rを、図4等で説明した点検口103に向けて設置する場合は、点検口103から見える第2のネジ部40Rを所定の方向、例えば時計回りに回すことで、ネジ部材39の回転動作で端子台2Dのナット部材27を手前側にスライド移動させる。
これにより、端子台2Dを、支点軸22を軸として、配線接続口20が第2の側面10R側に向くように回転できる。
これにより、第4の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Dでは、浴室換気乾燥暖房機1Dの本体部10Dを天井に設置した後に、点検口から見える第1の側面10L側からの操作、または、点検口から見える第2の側面10R側からの操作で、端子台2Dを配線作業がしやすい向きに変えることが可能である。
<第5の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の構成例>
図15は、第5の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の一例を示す平面図である。第5の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Eは、外部からの配線が接続される端子台2Eを、本体部10Eの上面部13に備える。端子台2Eは、配線接続口20を露出させてカバー部材21で覆われ、配線接続口20が露出する側と反対の一方の端部側が、支点軸22を軸にして回転可能に本体部10Eの上面部13に取り付けられる。また、端子台2Cは、他方の端部側に固定片部28を備える。
本体部10Eは、第1の側面10L側の上面部13に端子台固定部材としての第1の端子台固定片部41Lを備える。また、本体部10Eは、第2の側面10R側の上面部13に端子台固定部材としての第2の端子台固定片部41Rを備える。
浴室換気乾燥暖房機1は、端子台2Eの回転を規制する操作部材としての第1のネジ42Lと第2のネジ42Rを備える。第1のネジ42Lは、第1の端子台固定片部41Lに形成されたネジ穴(不図示)に、本体部10Eの第1の側面10Lの側から締結される。また、第2のネジ42Rは、第2の端子台固定片部41Rに形成されたネジ穴(不図示)に、本体部10Eの第2の側面10Rの側から締結される。
これにより、端子台2Eは、固定片部28が第1のネジ42Lと第2のネジ42Rに挟まれて、配線接続口20が本体部10Eの中間の向きで固定される。なお、第1のネジ42Lと第2のネジ42Rは、頭部に近い部分にのみネジが切られている構成でも良い。
第5の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Eでは、本体部10Eの第1の側面10Lを、図4等で説明した点検口103に向けて設置する場合は、点検口103から見える第1のネジ42Lを緩めて外す。
これにより、端子台2Eを、支点軸22を軸として、配線接続口20が第1の側面10L側に向くように回転できる。配線作業終了後、端子台2Eを中間位置に戻し、第1のネジ42Lを第1の端子台固定片部41Lに締結する。
これにより、端子台2Eは、固定片部28が第1のネジ42Lと第2のネジ42Rに挟まれて、配線接続口20が本体部10Eの中間の向きで再度固定される。
また、浴室換気乾燥暖房機1Eでは、本体部10Eの第2の側面10Rを、図4等で説明した点検口103に向けて設置する場合は、点検口103から見える第2のネジ42Rを緩めて外す。
これにより、端子台2Eを、支点軸22を軸として、配線接続口20が第2の側面10R側に向くように回転できる。配線作業終了後、端子台2Eを中間位置に戻し、第2のネジ42Rを第2の端子台固定片部41Rに締結する。
これにより、端子台2Eは、固定片部28が第1のネジ42Lと第2のネジ42Rに挟まれて、配線接続口20が本体部10Eの中間の向きで再度固定される。
これにより、第5の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Eでは、浴室換気乾燥暖房機1Eの本体部10Eを天井に設置した後に、点検口から見える第1の側面10L側からの操作、または、点検口から見える第2の側面10R側からの操作で、端子台2Eを配線作業がしやすい向きに変えることが可能である。
上述した各実施の形態の浴室換気乾燥暖房機では、例えば、浴室換気乾燥暖房機1Aに配線200を接続する電気工事業者は、浴室換気乾燥暖房機1Aの設置向きに応じて、点検口103から見えるネジ4Lまたはネジ4Rを緩め、端子台固定板3Aを持ち上げて端子台2Aを回転させることで、端子台2Aの配線接続口20を点検口103に向けることができる。
従って、浴室換気乾燥暖房機1Aを浴室に設置する施工業者は、浴室換気乾燥暖房機1Aの設置の向きによらず、端子台2Aを操作する必要がなく、施工業者が浴室換気乾燥暖房機1Aの設置の向きに応じて端子台2Aを所定の向きに回転させる作業を忘れるということがなくなり、施工業者の作業の負担を軽減することができる。
そして、浴室換気乾燥暖房機1Aを浴室に設置する施工業者と、浴室換気乾燥暖房機1Aに配線200を接続する電気工事業者の間で、作業の責任区分を明確にすることができる。
本発明は、住宅等の建物の天井に設置される空調装置や換気装置等の設備機器に適用される。
第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の一例を示す斜視図である。 第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の一例を示す斜視図である。 第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の一例を示す平面図である。 第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の設置例を示す平面図である。 第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の設置例を示す平面図である。 第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の設置作業例を示す正面図である。 第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の設置作業例を示す正面図である。 第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の変形例を示す斜視図である。 第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の他の変形例を示す平面図である。 第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の他の変形例を示す平面図である。 第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の一例を示す斜視図である。 第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の一例を示す斜視図である。 第3の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の一例を示す斜視図である。 第4の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の一例を示す平面図である。 第5の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の一例を示す平面図である。
符号の説明
1A〜1E・・・浴室換気乾燥暖房機、10A〜10E・・・本体部、10L・・・第1の側面、10R・・・第2の側面、13・・・上面部、100・・・天井、103・・・点検口、2A〜2E・・・端子台、22・・・支点軸、23・・・固定ピン、3A・・・端子台固定板、31C,31L,30R・・・固定穴、32L,32R・・・長穴、4L,4R・・・ネジ

Claims (8)

  1. 建物の天井に設置される設備機器において、
    建物の天井に入れられる本体部の上面部に、支点軸を軸に回転可能に支持され、外部よりの電気配線が接続される配線接続口が、前記支点軸を軸とした回転で、前記本体部の一方の側面または一方の側面と反対側の他方の側面に向けられる端子台と、
    前記本体部の一方の側面と他方の側面の双方またはどちらか一方の側から操作可能設けられた操作部材と、
    前記端子台の前記支点軸を軸にした回転を、前記操作部材により規制する端子台固定部材とを備え、
    前記端子台固定部材は、建物の天井に設置された前記本体部の向きに合わせて、前記本体部の一方の側面または他方の側面から前記操作部材が操作されると、前記端子台を前記支点軸を軸に回転可能とすることを特徴とする設備機器。
  2. 前記端子台固定部材は、前記本体部の上面部に配置される上板部の一方の端部に、前記本体部の一方の側面に沿った第1の側板部を有し、前記上板部の他方の端部に、前記本体部の他方の側面に沿った第2の側板部を有すると共に、前記端子台に形成された固定ピンが嵌められて、前記端子台の回転動作を規制する固定穴が前記上板部に形成され、
    前記操作部材は、前記本体部の一方の側面に締結されて、前記端子台固定部材の前記第1の側板部を前記本体部に固定する締結部材と、前記本体部の他方の側面に締結されて、前記端子台固定部材の前記第2の側板部を前記本体部に固定する締結部材で、それぞれの前記締結部材は、建物の天井に設置された前記本体部の向きに合わせて、前記本体部の一方の側面及び他方の側面から操作され、
    前記締結部材を解除した側の前記第1の側板部または前記第2の側板部を変位させることで前記上板部を変位させ、前記端子台の前記固定ピンが前記固定穴に挿抜されることを特徴とする請求項1記載の設備機器。
  3. 前記端子台固定部材は、前記固定ピンに対して前記固定穴が挿抜される方向に延びる長穴が、前記第1の側板部と前記第2の側板部に形成され、
    一方の前記締結部材は、前記端子台固定部材の前記第1の側板部に形成された前記長穴に挿入されて、前記本体部の一方の側面に締結され、他方の前記締結部材は、前記端子台固定部材の前記第2の側板部に形成された前記長穴に挿入されて、前記本体部の他方の側面に締結され、
    一方または他方の前記締結部材を緩めた側の前記第1の側板部または前記第2の側板部を、前記長穴に沿って変位させることで前記上板部を変位させ、前記端子台の前記固定ピンが前記固定穴に挿抜されることを特徴とする請求項2記載の設備機器。
  4. 前記端子台固定部材は、前記本体部の上面部に配置される上板部の一方の端部に、前記本体部の一方の側面に沿った第1の側板部を有し、前記上板部の他方の端部に、前記本体部の他方の側面に沿った第2の側板部を有すると共に、前記端子台に形成された固定ピンの軌跡に沿った円弧状で、前記固定ピンが嵌められる固定長穴が前記上板部に形成され、
    前記操作部材は、前記本体部の一方の側面に締結されて、前記端子台固定部材の前記第1の側板部を前記本体部に固定する締結部材と、前記本体部の他方の側面に締結されて、前記端子台固定部材の前記第2の側板部を前記本体部に固定する締結部材で、それぞれの前記締結部材は、建物の天井に設置された前記本体部の向きに合わせて、前記本体部の一方の側面及び他方の側面から操作され、
    前記第1の側板部を固定する前記締結部材または前記第2の側板部を固定する前記締結部材を解除して、前記端子台の前記固定ピンを前記固定長穴に沿って移動可能とすることを特徴とする請求項1記載の設備機器。
  5. 前記端子台固定部材は、前記本体部の一方の側面と他方の側面の間に向けられる前記端子台の前記配線接続口を覆う誤接続防止壁が、前記上板部に形成されたことを特徴とする請求項2、3または4記載の設備機器。
  6. 前記端子台固定部材は、前記端子台の前記配線接続口が前記本体部の他方の側面に向けられると、前記端子台に形成された第1の固定片部と対向し、前記端子台の前記配線接続口が前記本体部の一方の側面に向けられると、前記端子台に形成された第2の固定片部と対向する位置で、前記本体部の他方の側面側に形成された端子台固定片部を備え、
    前記操作部材は、前記端子台固定片部に前記本体部の他方の側面の側から挿入され、前記端子台の向きに応じて前記第1の固定片部または前記第2の固定片部に締結される締結部材で、
    前記配線接続口が前記本体部の一方の側面に向けられて、前記締結部材が前記端子台の前記第2の固定片部に締結されている前記端子台を、建物の天井に設置された前記本体部の向きに合わせて、前記本体部の他方の側面からの操作で前記締結部材を前記第2の固定片部から外して回転可能とし、前記配線接続口を前記本体部の他方の側面に向けた前記端子台の前記第1の固定片部に、前記本体部の他方の側面からの操作で前記締結部材が締結されることを特徴とする請求項1記載の設備機器。
  7. 前記端子台固定部材は、前記本体部の一方の側面側に形成される第1の端子台固定片部と、前記第1の端子台固定片部に着脱される第1のストッパを備えると共に、前記本体部の他方の側面側に形成される第2の端子台固定片部と、前記第2の端子台固定片部に着脱される第2のストッパを備え、
    前記操作部材は、前記第1の端子台固定片部に前記本体部の一方の側面の側から挿入され、前記第1のストッパを固定する締結部材と、前記第2の端子台固定片部に前記本体部の他方の側面の側から挿入され、前記第2のストッパを固定する締結部材で、
    建物の天井に設置された前記本体部の向きに合わせて、前記本体部の一方の側面または他方の側面からの操作で前記締結部材を外し、前記第1のストッパまたは前記第2のストッパを外すことで、前記端子台を回転可能とすることを特徴とする請求項1記載の設備機器。
  8. 建物の天井に設置される設備機器において、
    建物の天井に入れられる本体部の上面部に、支点軸を軸に回転可能に支持され、外部よりの電気配線が接続される配線接続口が、前記支点軸を軸とした回転で、前記本体部の一方の側面または一方の側面と反対側の他方の側面に向けられる端子台と、
    前記本体部の一方の側面と他方の側面の双方またはどちらか一方の側から操作可能設けられた操作部材を有し、建物の天井に設置された前記本体部の向きに合わせて、前記本体部の一方の側面または他方の側面から前記操作部材が操作されると、前記端子台を前記支点軸を軸に回転させる端子台移動部材とを備えたことを特徴とする設備機器。
JP2008125323A 2008-05-12 2008-05-12 設備機器 Active JP5125746B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008125323A JP5125746B2 (ja) 2008-05-12 2008-05-12 設備機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008125323A JP5125746B2 (ja) 2008-05-12 2008-05-12 設備機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009275940A JP2009275940A (ja) 2009-11-26
JP5125746B2 true JP5125746B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=41441545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008125323A Active JP5125746B2 (ja) 2008-05-12 2008-05-12 設備機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5125746B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6464806B2 (ja) * 2015-02-23 2019-02-06 マックス株式会社 設備機器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0257568U (ja) * 1988-10-20 1990-04-25
JPH0614816U (ja) * 1992-07-27 1994-02-25 松下電工株式会社 床暖房パネルの配線接続構造
JP2001254982A (ja) * 2000-03-14 2001-09-21 Toto Ltd 設備機器
JP4826193B2 (ja) * 2005-09-28 2011-11-30 マックス株式会社 設備機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009275940A (ja) 2009-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8808074B2 (en) Motorized diffuser
US7633743B2 (en) Wall mounted controller assembly
JP5026292B2 (ja) 設備機器
CN101484759B (zh) 空调装置的室内单元
JP5300660B2 (ja) 壁掛け型空気調和装置
CN1616834A (zh) 用于吊扇的快速连接安装系统
JP5436981B2 (ja) 壁掛け型空気調和装置
JP6157407B2 (ja) 空気調和機の風向調整装置および空気調和機
JP5272351B2 (ja) 設備機器
JP5125746B2 (ja) 設備機器
JP2011047573A (ja) 壁掛け型空気調和装置
JP6464806B2 (ja) 設備機器
JP4826193B2 (ja) 設備機器
JP7493124B2 (ja) チャンバー装置
JP2009240124A (ja) 制御盤およびその組み立て方法
JP5791190B2 (ja) 設備機器
JP5040497B2 (ja) 送風装置
JP7489574B2 (ja) チャンバー装置
JPH0620020Y2 (ja) 天井埋込式空気調和機
JP2004150764A (ja) 空調装置
JP5103080B2 (ja) 天井埋込型空気調和装置の室内機
KR20080102761A (ko) 케이블 배선용 보조장치
JP2009036499A (ja) 天井埋込型空気調和機
JP2023139948A (ja) 換気扇および取付部材
JP2010060209A (ja) 天井ファン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100806

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110909

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120306

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5125746

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

Year of fee payment: 3