JP5124730B2 - 植物保護資材 - Google Patents

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本発明は、芝生等の植物保護資材に属する。
芝生やその他の植物を育成させた広場として、ゴルフ場、運動場、公園、庭園、工場の路側、各種の敷地空間内があり、古くは芝生保護のため芝生内は立ち入り禁止とする場合が普通であった。最近では芝生内に立入る人の、あるいは車の踏圧から植物を保護するための図4に示すような踏圧部と透孔部からなる植物保護資材(特開平2-145137、特開平4-75541)等が各種提案され使用されている。かかる植物保護資材は、砂、砂利などの流出防止材としても使用される。
さらにこれら芝生保護盤を用いた際に人の踏圧を和らげるため、芝生保護盤を下部枠とし、上に更に平坦な上部枠を設置し、上部枠で人の足との接触部の面積を大きくし踏圧部からの反力を軽減する下部枠と上部枠とからなる植物保護資材が特開平5-56724に開示されている。
従来の下部枠と上部枠とからなる芝生保護資材において、使用中は下部枠と上部枠とが容易にずれたり外れたりせず、修理の時は簡単に外れる契合手段が求められている。
特開平2-145137 特開平4-75541 特開平5-56724
本発明は、下部枠と上部枠とからなる芝生保護資材において、使用中は下部枠と上部枠とが容易にずれたり外れたりせず、修理の時は簡単に外れる契合手段の提案にある。
本第1の発明は、基盤上に敷設される下部枠と上部枠からなる植物保護資材であって、下部枠は、下部踏圧部と下部透孔部から構成され、下部踏圧部は凸状に立上り、かつ互いに連結され、下部透孔部は下部踏圧部に囲まれた孔部であり、上部枠は、上部踏圧部と上部透孔部からなり、上部透孔部は上部踏圧部に囲まれた孔部であり、上部枠と下部枠を互いに契合する契合部は、上部枠の契合部として第1の翼部と第2の翼部とが設けられ、下部枠の契合部として第1の翼部を嵌め込む下部踏圧部頂部に設けた溝部と第2の翼部を抑える下部踏圧部頂部に設けた縁部を有する植物保護資材である。
横方向のずれを防ぐため第1の翼部を溝部に嵌め込み、上下方向のずれを防ぐため第2の翼部を縁部の下部に押し込めるようにした。
本第2の発明は、上記発明の植物保護資材において下部踏圧部頂部に設けられた溝部の底部に下部踏圧部側面を渡す梁部を設けて強化した植物保護資材である。上部枠からの荷重を支えるため梁部を設けた。
本第1の発明は、下部枠と上部枠からなる植物保護資材において上下の契合を下部枠の踏圧部頂部に設けた契合溝部と上部枠の踏圧部の下方に設けられた第1の翼部の契合および下部枠の踏圧部頂部に設けた契合縁部でもって上部枠第2の翼部の抑えとしたため横方向は溝部の陥合で、上下方向は契合縁部の抑えでそれぞれ契合するため使用時は契合が外れず、補修時は契合縁部による第2の翼部の抑えを外すことで契合は外れる。さらに本第2の発明で、梁部で上部枠からの荷重を支えることができる。
以下本発明を、図をもちいて詳細に説明する。
図1は、下部枠と上部枠からなる植物保護資材の上下方向をつなぐ契合具の例を示す概念図である。
図1aは、上部枠の継手を示し、図1bは下部枠の継手を示し、断面図はA-A’線で切った断面を示している。図1cは、上下の継手を合わせた状態を示す概念図である。
図では上部枠の継手は上部枠の踏圧部に設けられ、十字形の第1の翼部と第1の翼部と直行するように設けられた第2の翼部とからなっている。図1a1に示す第1の翼部は第2の翼部と同一位置に互いに直行するように設けられているが、図1a2、図1a3に示すように第1の翼部と第2の翼部を上下に設けることもできる。
下部枠の継手は下部枠踏圧部の頂部に設けられた契合溝部と契合縁部からなる。契合縁部は下部枠踏圧部頂部に契合溝部を形成する際に残された部分であって、頂部周辺から中心に向かって狭くなる扇形になっている。
上部枠からの荷重を支えるため、溝部の底部には第1の翼部の底部が接するように十字形の梁部を設けることができる。必要に応じて梁部の下部踏み圧部の側面に沿ってリブを設けて強度の向上を図ることもできる。
第1の翼部は契合溝部に嵌め込まれ、上部枠が横方向に移動するのを防止する。第2の翼部は契合縁部の下方に押し込まれて挿入され、上部枠が上方向に移動するのを防止する。
契合方法は、第1の翼部を契合溝部に合わせ、第2の翼部を押し込むことで縁部をたわめ契合縁部の下部に挿入する。
図2は上部枠の踏圧部の下部に上記契合部を設けた状態を示す概念図である。図2aは扁平な丸い踏圧部に設けた例であり、図2bは細かい格子の交点を踏圧部とする上部枠に設けた例である。
図3は下部枠用の契合部を示している。図3aは戴円錐形の踏圧部に設けた例であり、図3bは4角筒の踏圧部に設けた例である。
図4は、上部枠の一例を示す概念図である。図4aは扁平な丸い踏圧部をつなげた上部枠の概念図であり、図4bは細かい格子の交点を踏圧部とする上部枠の概念図である。
図5は、下部枠の一例を示す概念図である。図5aは、戴円錐体の頂部に契合溝部と契合縁部を設けた例を示す概念図である。図5bは、4角筒の頂部に契合溝部と契合縁部を設けた例を示す概念図である。
図5aは、戴円錐体の頂部が踏圧部で、戴円錐体に囲まれた領域が透水部を形成し、透水部には芝生などの育成用の土壌が充填されると同時に雨水の浸透する領域となっている。図5bは、蜂の巣状に配置した4角筒の頂部が踏圧部で4角筒の内部が透水部を形成している。
図6は上部枠の契合部と下部枠の契合部が互いに契合した状態を示す概念図である。
図6aは、戴円錐体の頂部を踏圧部とする下部枠と扁平幅広の上部枠との契合の例であり、図6bは、4角筒の頂部を踏圧部とする下部枠と格子状の上部枠との契合の例を示している。
下部枠透水部に充填される土壌の量は下部踏み圧部の頂点より上に充填され転圧により踏圧部頂点までとされるのが一般的である。
上記図のいずれも上部枠の契合部である第1及び第2の翼部は上部枠に直接設けられているが、下部枠と契合した時、上部枠と下部枠との間の距離が長くなるように上部枠と翼部との間に柄を設けてもよい。上部枠と下部枠の間に柄の長さ分に相当する高さの空間が得られることとなる。距離を長くすることによって上部枠と下部枠との間の空間内でも芝などの植物が育ち、上部枠の上にまで成長した芝などの新芽が踏み圧により痛めつけられても、上記空間に残された新芽が無事に育つため芝の生育によりすぐれた環境を与える。さらに本植物保護資材は砂、砂利、表土の流出防止あるいは飛散防止材としても使用することができる。
雨水等が芝等の植物に供給されるよう、植物保護資材の上部枠及び下部枠の透水部は少なくともその一部は上下に貫通するように形成されていることが好ましい。上部枠の材質は下部枠と同質の樹脂であってもよいが、エラストマーなどの弾性に富んだ熱可塑性の樹脂とすることでより踏圧による反力を軽減することもできる。
下部枠はポリオレフィンのポリプロピレンあるいはポリエチレン等の熱可塑性樹脂が使用できる。
本発明の植物保護資材用契合部の概念図である。 本発明の上部枠用に適用する契合部の概念図である。 本発明の下部枠用に適用する契合部の概念図である。 上部枠の概念図である。 下部枠の概念図である。 上部枠と下部枠の契合を示す概念図である。 従来の植物保護資材の上部枠と下部枠の契合を示す概念図である。 従来の植物保護資材の例を示す概念図である。
1 上部枠契合部
11 第1の翼部
12 第2の翼部
2 下部枠契合部
21 契合溝部
22 契合縁部
3 上部枠
31 上部踏圧部
32 上部透孔部
4 下部枠
41 下部踏圧部
42 下部透孔部
5 梁部
6 リブ

Claims (2)

  1. 基盤上に敷設される下部枠と上部枠からなる植物保護資材であって、下部枠は、下部踏圧部と下部透孔部から構成され、下部踏圧部は凸状に立上り、かつ互いに連結され、下部透孔部は下部踏圧部に囲まれた孔部であり、上部枠は、上部踏圧部と上部透孔部からなり、上部透孔部は上部踏圧部に囲まれた孔部であり、上部枠と下部枠を互いに契合する契合部は、上部枠の契合部として第1の翼部と第2の翼部とが設けられ、下部枠の契合部として第1の翼部を嵌め込む下部踏圧部頂部に設けた溝部と第2の翼部を抑える下部踏圧部頂部に設けた縁部を有する植物保護資材。
  2. 請求項1記載の植物保護資材において下部踏圧部頂部に設けられた溝部の底部に下部踏圧部側面を渡す梁部を設けて強化した植物保護資材。
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