JP5124348B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents

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本発明は、組合せ計量装置に関する。
組合せ計量装置は、分散テーブルと、分散テーブルの周囲に円形配列された複数のトラフと、各トラフの外端部の下方に配置されたプールホッパと、プールホッパの下方に配置された計量ホッパとを備えて構成されている。分散テーブルの上方から投入された物品は、分散テーブルによって放射状に分散されて、各トラフの内端部に供給される。トラフに供給された物品は、トラフの底面である物品搬送面上を内端部から外端部に向かって搬送された後、トラフの外端部から排出される。トラフから排出された物品は、プールホッパに供給され、プールホッパ内で一時的に貯留される。プールホッパから排出された物品は、計量ホッパに供給され、計量ホッパ内で一時的に貯留されるとともに、ロードセル等の計量手段によってその重量が計量される。そして、目標重量に一致又は最も近接する重量値を実現する計量ホッパの組合せが選択され、選択された一又は複数の計量ホッパから排出された物品が集合されて、下流機器に向けて排出される。
なお、例えば下記特許文献1には、いわゆるスクリュー式トラフが採用された組合せ計量装置が開示されている。
米国特許出願公開第2006/0196701号明細書
組合せ計量装置において、物品の目標重量が比較的小さい場合には、各計量ホッパに貯留される物品の量を少なくする必要がある。そのためには、各プールホッパに貯留される物品の量、ひいては、トラフからプールホッパに供給される物品の量を少なくする必要がある。
本発明はかかる事情に鑑みて成されたものであり、トラフから排出される物品の量を制限することにより、計量ホッパへの物品の供給量が過多となる事態を回避又は抑制し得る、組合せ計量装置を得ることを目的とする。
本発明の第1の態様に係る組合せ計量装置は、上方から投入された物品を放射状に分散させる分散手段と、前記分散手段の周囲の円周上に配列された複数の搬送手段と、前記複数の搬送手段の周囲の円周上に配列された複数の計量ホッパとを備える、組合せ計量装置であって、前記搬送手段は、前記分散手段の下方に位置する内端部と、前記計量ホッパの上方に位置する外端部とを有し、底面が物品搬送面として規定されるトラフと、前記分散手段から供給された物品を、回転駆動されることによって前記外端部に向けて搬送する、スパイラル部材と、前記分散手段から供給された物品のうち、前記物品搬送面に供給される物品の量を制限する、規制手段とを有することを特徴とするものである。
第1の態様に係る組合せ計量装置によれば、分散手段から供給された物品のうちトラフの物品搬送面に供給される物品の量が、規制手段によって制限される。つまり、分散手段から供給された物品の一部は、直ちに物品搬送面に供給されることなく、搬送手段内で一時的に貯留される。従って、トラフから排出される物品の量を制限することができ、その結果、計量ホッパへの物品の供給量が過多となる事態を回避又は抑制することが可能となる。
本発明の第2の態様に係る組合せ計量装置は、第1の態様に係る組合せ計量装置において特に、前記規制手段は、前記内端部において前記スパイラル部材の内部空間に配設された円柱部材を有し、前記円柱部材の長さは可変であることを特徴とするものである。
第2の態様に係る組合せ計量装置によれば、円柱部材の長さを長く設定することにより、搬送手段内で貯留される物品の量を多くでき、一方、円柱部材の長さを短く設定することにより、搬送手段内で貯留される物品の量を少なくできる。従って、物品の目標重量に応じて円柱部材の長さを適切に設定することにより、トラフから排出される物品の量を調整することが可能となる。
本発明の第3の態様に係る組合せ計量装置は、第1又は第2の態様に係る組合せ計量装置において特に、前記規制手段は、前記内端部において前記スパイラル部材の内部空間に配設された円柱部材を有し、前記スパイラル部材は、その開口径が前記内端部から前記外端部に向かって徐々に大きくなる先広がりの形状を有しており、前記円柱部材は、前記スパイラル部材の形状に対応する先広がりの形状を有していることを特徴とするものである。
第3の態様に係る組合せ計量装置によれば、円柱部材が先広がりの形状を有することにより、円柱部材の先端からトラフの物品搬送面に向けて物品が落下する際の落差を大きくすることができる。これにより、密着又は密集している物品を分離又は分散させる効果が高まる。また、円柱部材の先広がりの形状は、スパイラル部材の先広がりの形状に対応するため、円柱部材とスパイラル部材との隙間の寸法は、円柱部材の全ての箇所において一定となる。そのため、隙間の寸法が小さ過ぎて搬送力が低下する箇所や、逆に、隙間の寸法が物品の高さサイズよりも大きくなって搬送力がゼロとなる箇所が発生することを、回避することが可能となる。
本発明の第4の態様に係る組合せ計量装置は、第2又は第3の態様に係る組合せ計量装置において特に、前記円柱部材と前記スパイラル部材との間には、物品のサイズに応じて隙間が設けられていることを特徴とするものである。
第4の態様に係る組合せ計量装置によれば、物品の高さサイズの半分程度の隙間を円柱部材とスパイラル部材との間に設けることによって、物品の高さの中央付近をスパイラル部材によって押すことができる。そのため、隙間がないことにより物品の下端部がスパイラル部材によって押される場合と比較すると、スパイラル部材による物品の搬送力を高めることが可能となる。
本発明によれば、計量ホッパへの物品の供給量が過多となる事態を回避又は抑制することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、異なる図面において同一の符号を付した要素は、同一又は相応する要素を示すものとする。
図1は、本発明の実施の形態に係る組合せ計量装置1の全体構成を示す斜視図である。図1に示すように、組合せ計量装置1は、分散テーブル2、搬送手段3、プールホッパ4、計量ホッパ5、及び集合シュート6を備えて構成されている。
分散テーブル2は、組合せ計量装置1の装置本体のほぼ中央に配置されている。搬送手段3は、分散テーブル2の周囲の円周上に並んで配列されている。組合せ計量装置1は、複数(以下の例では20個)の搬送手段3を備えている。プールホッパ4は、複数の搬送手段3の周囲の円周上に並んで配列されている。つまり、複数のプールホッパ4が円形配列されている。プールホッパ4は、複数の搬送手段3の各々に対応して配置されている。従って、本実施の形態の例では、組合せ計量装置1は20個のプールホッパ4を備えている。計量ホッパ5は、プールホッパ4の下方において、複数の搬送手段3の周囲の円周上に並んで配列されている。つまり、複数の計量ホッパ5が円形配列されている。計量ホッパ5は、複数のプールホッパ4の各々に対応して配置されている。従って、本実施の形態の例では、組合せ計量装置1は20個の計量ホッパ5を備えている。集合シュート6は、計量ホッパ5の下方に配置されている。
図2及び図3はそれぞれ、組合せ計量装置1のうち、3個の搬送手段3を抜き出して、その周囲の構造とともに示す斜視図及び上面図である。図2,3には、搬送手段3の3パターンのバリエーションを、それぞれ搬送手段3A,3B,3Cとして示している。1つのパターンが全ての搬送手段3に適用されるのが通常であるが、複数のパターンを混在させることも可能である。
<搬送手段3A>
図4及び図5はそれぞれ、図2,3に示した搬送手段3Aをその周囲の構造とともに示す正面図及び側面図(図5の一部は断面図)である。図4,5に示すように、搬送手段3Aは、トラフ15、スパイラル部材16、及び円柱部材20を備えて構成されている。図5を参照して、トラフ15の内端部(図5では左端部)は、分散テーブル2の外周縁の下方に位置している。また、トラフ15の外端部(図5では右端部)は、プールホッパ4(図5には示さない)の上方に位置している。プールホッパ4は計量ホッパ5の上方に位置しているため、トラフ15の外端部は、計量ホッパ5の上方にも位置していることとなる。トラフ15は、円筒(正確には中空円錐)のほぼ上半部が切り取られた形状を有している。従って、トラフ15は、円筒の内面として規定される底面と、開口した上面とを有している。トラフ15の底面は、物品搬送面として規定される。
スパイラル部材16は、トラフ15の底面上に、回動自在に配置されている。スパイラル部材16の内端は、回転軸17に固定されている。回転軸17がモータによって回転駆動されることにより、スパイラル部材16は、トラフ15内の物品を内端部から外端部に向けて押し出す方向に回転駆動される。
また、図2〜5に示すように、トラフ15は先広がりの形状を有しており、トラフ15の断面の径(トラフ15を正面から眺めたときの断面半円の半径)は、内端部から外端部に向かって徐々に大きくなっている。これにより、互いに隣接するトラフ15同士が、内端部から外端部までの全域に亘って互いに接している。また、図5に示すように、トラフ15は、内端部よりも外端部のほうが下方に位置するように、前傾姿勢で傾斜配置されている。これにより、トラフ15の底面は、内端部から外端部に向かって、下りのスロープとして規定される。また、スパイラル部材16は、トラフ15の先広がりの形状に対応して、先広がりのスパイラル構造を有している。つまり、外端部におけるスパイラル部材16の開口径(スパイラル部材16の中心軸上の遠方からスパイラル部材16を眺めたときの円の半径)は、内端部におけるスパイラル部材16の開口径よりも大きく設定されている。
円柱部材20は、スパイラル部材16の内部空間において、スパイラル部材16と同軸上に配設されている。図5に示した例では、円柱部材20は、トラフ15の内端から、トラフ15の中央よりもやや内側にまで延在している。円柱部材20の断面円の径は、その内端から外端に亘って同一である。なお、円柱部材20は、中空の円柱(つまり円筒)であっても良い。
図6は、搬送手段3Aによって物品50が搬送される様子を示す側面図(一部は断面図)である。以下、図1〜6を参照して、組合せ計量装置1の動作について説明する。計量対象である物品(例えば生肉等の食品)は、分散テーブル2の上方から、分散テーブル2の上面の中央部に落下投入される。分散テーブル2上に投入された物品は、回転駆動されている分散テーブル2によって放射状に分散されつつ、分散テーブル2の外周縁から排出される。
図6を参照して、分散テーブル2から排出された物品50は、まず、トラフ15の底面(物品搬送面)ではなく円柱部材20上に供給され、そこで一時的に貯留される。つまり、円柱部材20は、分散テーブル2から搬送手段3Aに供給された物品50のうち、物品搬送面に供給される物品50の量を制限する規制手段として機能する。図2に示すように、隣接する搬送手段3同士の境界の上方には、ロッド10が配設されている。このロッド10は、円柱部材20上における物品50の貯留に寄与する。
搬送手段3Aにおいては、スパイラル部材16が断続的に回転駆動されている。従って、円柱部材20上に貯留されている物品50は、回転駆動されているスパイラル部材16によって押されながら、円柱部材20の先端(図6では右端)に向かって搬送される。やがて、物品50は円柱部材20の先端から落下し、トラフ15の底面上に供給される。
トラフ15の底面上に供給された物品は、回転駆動されているスパイラル部材16によって押されながら、下りのスロープを滑落することにより、トラフ15の底面上を外端部に向かって搬送される。やがて、物品50はトラフ15の先端から排出される。
搬送手段3Aから排出された物品50は、プールホッパ4に供給され、プールホッパ4内で一時的に貯留される。プールホッパ4から排出された物品50は、計量ホッパ5に供給され、計量ホッパ5内で一時的に貯留されるとともに、ロードセル等の計量手段(図示しない)によってその重量が計量される。
そして、物品50を貯留している全ての計量ホッパ5のうち、目標重量に一致又は最も近接する重量値を実現するホッパの組合せが演算によって求められ、選択された一又は複数の計量ホッパ5内に貯留されている物品50が排出される。計量ホッパ5から排出された物品50は、集合シュート6によって集合されて、下流機器(図示しない)に向けて組合せ計量装置1から排出される。
<搬送手段3B>
図7及び図8はそれぞれ、図2,3に示した搬送手段3Bをその周囲の構造とともに示す正面図及び側面図(図8の一部は断面図)である。図7,8に示すように、搬送手段3Bは、トラフ15、スパイラル部材16、及び円柱部材(正確には円錐部材)30を備えて構成されている。トラフ15及びスパイラル部材16の構造は、図4,5に示した搬送手段3Aのそれと同様である。
円柱部材30は、スパイラル部材16の内部空間において、スパイラル部材16と同軸上に配設されている。図8に示した例では、円柱部材30は、トラフ15の内端から、トラフ15の中央よりもやや内側にまで延在している。円柱部材30は、スパイラル部材16の先広がりの形状に対応(相似)して、先広がりの形状を有している。つまり、円柱部材30の断面円の径は、その内端から外端に向かって徐々に大きくなっている。なお、円柱部材30は、中空の円柱(つまり円筒)であっても良い。
図9は、搬送手段3Bによって物品50が搬送される様子を示す側面図(一部は断面図)である。分散テーブル2から排出された物品50は、まず、トラフ15の底面(物品搬送面)ではなく円柱部材30上に供給され、そこで一時的に貯留される。つまり、円柱部材30は、分散テーブル2から搬送手段3Bに供給された物品50のうち、物品搬送面に供給される物品50の量を制限する規制手段として機能する。
搬送手段3Bにおいては、スパイラル部材16が断続的に回転駆動されている。従って、円柱部材30上に貯留されている物品50は、回転駆動されているスパイラル部材16によって押されながら、円柱部材30の先端(図9では右端)に向かって搬送される。やがて、物品50は円柱部材30の先端から落下し、トラフ15の底面上に供給される。
トラフ15の底面上に供給された物品50は、回転駆動されているスパイラル部材16によって押されながら、下りのスロープを滑落することにより、トラフ15の底面上を外端部に向かって搬送される。やがて、物品50はトラフ15の先端から排出される。以降の動作は上記と同様である。
<搬送手段3C>
図10及び図11はそれぞれ、図2,3に示した搬送手段3Cをその周囲の構造とともに示す正面図及び側面図(図11の一部は断面図)である。図10,11に示すように、搬送手段3Cは、トラフ15、スパイラル部材16、及び円柱部材(正確には円錐部材)40を備えて構成されている。トラフ15及びスパイラル部材16の構造は、図4,5に示した搬送手段3Aのそれと同様である。
円柱部材40は、スパイラル部材16の内部空間において、スパイラル部材16と同軸上に配設されている。図11に示した例では、円柱部材40は、トラフ15の内端から、トラフ15の中央よりもやや内側にまで延在している。円柱部材40は、スパイラル部材16の先広がりの形状に対応(相似)して、先広がりの形状を有している。つまり、円柱部材40の断面円の径は、その内端から外端に向かって徐々に大きくなっている。また、スパイラル部材16と円柱部材40との隙間には、円柱部材40の外面に対して起立する板状体41が設けられている。なお、円柱部材40は、中空の円柱(つまり円筒)であっても良い。
図12は、搬送手段3Cによって物品50が搬送される様子を示す側面図(一部は断面図)である。分散テーブル2から排出された物品50は、まず、トラフ15の底面(物品搬送面)ではなく円柱部材40上に供給され、そこで一時的に貯留される。つまり、円柱部材40は、分散テーブル2から搬送手段3Cに供給された物品50のうち、物品搬送面に供給される物品50の量を制限する規制手段として機能する。
搬送手段3Cにおいては、スパイラル部材16が断続的に回転駆動されている。従って、円柱部材40上に貯留されている物品50は、回転駆動されているスパイラル部材16及び板状体41によって押されながら、円柱部材40の先端(図12では右端)に向かって搬送される。板状体41が設けられていることにより、搬送手段3A,3Bと比較して物品50の搬送力が高まる。やがて、物品50は円柱部材40の先端から落下し、トラフ15の底面上に供給される。
トラフ15の底面上に供給された物品50は、回転駆動されているスパイラル部材16によって押されながら、下りのスロープを滑落することにより、トラフ15の底面上を外端部に向かって搬送される。やがて、物品50はトラフ15の先端から排出される。以降の動作は上記と同様である。
<組合せ計量装置1の効果>
本実施の形態に係る組合せ計量装置1によれば、分散テーブル2から搬送手段3A〜3Cに供給された物品50のうち、トラフ15の物品搬送面に供給される物品50の量が、円柱部材20,30,40によって制限される。つまり、分散テーブル2から供給された物品50の一部は、直ちにトラフ15の物品搬送面に供給されることなく、搬送手段3A〜3C内の円柱部材20,30,40上で一時的に貯留される。従って、トラフ15から排出される物品50の量を制限することができ、その結果、物品の目標重量が比較的小さい場合において、計量ホッパ5への物品50の供給量が過多となる事態を回避又は抑制することが可能となる。
また、本実施の形態に係る組合せ計量装置1によれば、例えば図6に示したように、物品50の高さサイズの半分程度の隙間Sが、円柱部材20,30,40とスパイラル部材16との間に設けられている。これによって、物品50の高さの中央付近をスパイラル部材16によって押すことができる。そのため、隙間Sがないことにより物品50の下端部がスパイラル部材16によって押される場合と比較すると、スパイラル部材16による物品50の搬送力を高めることが可能となる。
また、本実施の形態に係る組合せ計量装置1によれば、円柱部材30,40が先広がりの形状を有することにより、円柱部材20と比較して、円柱部材30,40の先端からトラフ15の物品搬送面に向けて物品50が落下する際の落差を大きくすることができる。これにより、密着又は密集している物品50を分離又は分散させる効果が高まる。また、円柱部材30,40の先広がりの形状は、スパイラル部材16の先広がりの形状に対応(相似)するため、円柱部材30,40とスパイラル部材16との隙間Sの寸法は、円柱部材30,40の全ての箇所において一定となる。そのため、隙間Sの寸法が小さ過ぎて搬送力が低下する箇所や、逆に、隙間Sの寸法が物品50の高さサイズよりも大きくなって搬送力がゼロとなる箇所が発生することを、回避することが可能となる。
<変形例>
図13は、搬送手段3Aの第1の変形例を示す側面図(一部は断面図)である。複数(図13の例では3個)の円柱部材20A〜20Cを連結することにより、一つの円柱部材20が構成されている。具体的に、円柱部材20Bに固定されているネジ22Bを、円柱部材20Aに形成されているネジ穴21Aに螺挿することによって、円柱部材20A,20Bが連結されている。同様に、円柱部材20Cに固定されているネジ22Cを、円柱部材20Bに形成されているネジ穴21Bに螺挿することによって、円柱部材20B,20Cが連結されている。なお、円柱部材20Cにはネジ穴21Cが形成されており、次の円柱部材を連結することが可能である。このように、円柱部材21Aに連結する円柱部材22B,22Cの個数を変更することによって、円柱部材20の全体の長さを変更することが可能である。この第1の変形例は、円柱部材3Aのみならず、円柱部材3Bにも適用することができる。
図14は、搬送手段3Aの第2の変形例を示す側面図(一部は断面図)である。円柱部材20Aは中空であり、その内面にはネジ構造が形成されている。円柱部材20の外面には、円柱部材20Aのネジ構造に螺合するネジ構造が形成されている。円柱部材20Bを回転させて、円柱部材20Aの先端から突出する円柱部材20Bの長さを変更することによって、円柱部材20の全体の長さを変更することが可能である。
第1及び第2の変形例において、円柱部材20の長さを長く設定することにより、搬送手段3A内の円柱部材20上に貯留される物品50の量を多くできる。一方、円柱部材20の長さを短く設定することにより、搬送手段3A内の円柱部材20上で貯留される物品50の量を少なくできる。従って、物品の目標重量、形状、又は性状に応じて円柱部材20の長さを適切に設定することにより、トラフ15から排出される物品50の量を調整することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る組合せ計量装置の全体構成を示す斜視図である。 組合せ計量装置のうち、3個の搬送手段を抜き出して、その周囲の構造とともに示す斜視図である。 組合せ計量装置のうち、3個の搬送手段を抜き出して、その周囲の構造とともに示す上面図である。 図2,3に示した搬送手段をその周囲の構造とともに示す正面図である。 図2,3に示した搬送手段をその周囲の構造とともに示す側面図である。 搬送手段によって物品が搬送される様子を示す側面図である。 図2,3に示した搬送手段をその周囲の構造とともに示す正面図である。 図2,3に示した搬送手段をその周囲の構造とともに示す側面図である。 搬送手段によって物品が搬送される様子を示す側面図である。 図2,3に示した搬送手段をその周囲の構造とともに示す正面図である。 図2,3に示した搬送手段をその周囲の構造とともに示す側面図である。 搬送手段によって物品が搬送される様子を示す側面図である。 搬送手段の第1の変形例を示す側面図である。 搬送手段の第2の変形例を示す側面図である。
符号の説明
1 組合せ計量装置
2 分散テーブル
3,3A〜3C 搬送手段
4 プールホッパ
5 計量ホッパ
15 トラフ
16 スパイラル部材
20,20A〜20C,30,40 円柱部材
50 物品
S 隙間

Claims (3)

  1. 上方から投入された物品を放射状に分散させる分散手段と、
    前記分散手段の周囲円周に配列された複数の搬送手段と、
    前記複数の搬送手段の周囲円周に配列された複数の計量ホッパと
    を備える、組合せ計量装置であって、
    前記搬送手段のそれぞれが
    前記分散手段の下方に位置する内端部と、前記計量ホッパの上方に位置する外端部とを有し、底面が半円筒形の物品搬送面として規定されるトラフと、
    前記トラフの前記内端部から前記外端部に亘って配置され、回転駆動されることによって前記分散手段から供給される物品を前記内端部から前記外端部に向けて搬送する、スパイラル部材と、
    前記スパイラル部材の内部空間のうち前記内端部側の内部空間に設けられた円柱部材を有し、該円柱部材によって前記分散手段から供給され物品が前記内部空間に直接入り込むのを阻止しつつ、前記スパイラル部材の回転駆動によって前記円柱部材上の物品を前記スパイラル部材の外端部寄りの内部空間に落下させて、前記分散手段から前記物品搬送面直接供給される物品の量を制限する、規制手段と、
    備え、
    前記スパイラル部材が、前記内端部側の開口径が小さく、前記外端部側の開口径が大きな先広がりの形状である、組合せ計量装置。
  2. 前記円柱部材が、前記スパイラル部材と同軸上に配置された円錐台である、請求項1に記載の組合せ計量装置。
  3. 前記円柱部材が、前記スパイラル部材の回転軸方向に長さが可変であり、かつ、前記スパイラル部材との間には、物品のサイズに応じた隙間が設けられている、請求項1又は2に記載の組合せ計量装置。
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