JP5124321B2 - 測定システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の測定点の位置情報を同時に測定する測定システムに係り、作業効率を向上させた測定システムに関する。
土木工事、例えば道路工事等に伴う測量では、道路両測位置測定、高低差の測定、道路幅の測定等があり、測量作業は、複数人の測量作業者による共同作業となる。
従来、トータルステーションにより測量を行う場合、道路両測に沿って所定間隔、例えば10m、あるいは20m間隔で杭を打ち、測量補助者が杭打ち地点で測定対象物(例えばプリズムが装着されたポール)を支持し、測量技術者がトータルステーション側から測定対象物について測量を実施し、各杭打ち点についての測量データの収集を行っていた。
上記したトータルステーションを用いた測量方法では、測量技術者から測量補助者に対して測量についての指示を出す必要があり、特に複数の測量補助者がいる場合には、作業性が悪く、また測量補助者についても所定の測量知識、測量技術が要求される作業であるため、測量コストが掛るという問題があった。
規模の小さい現場では通常測量知識、測量技術を持っている測量補助者を確保することは難しく、測量技術者は、測量技術者の作業、現場施工技術者の作業、現場監督の作業を一人で並行処理しなければならない。このため、作業は繁雑で、また非能率的であった。このような問題を解決する技術として、測定対象物を持つ測量補助者を簡便に測定点に誘導することができる測量装置が開示されている(例えば、特許文献1)。
また、複数の測量補助者がいる場合には、同時に測定する測定点も複数となり、これらのデータの管理を効率良くする必要がある。測定点を管理する技術としては、測定点の分布を定量的かつ直感的に把握、評価することができる測量点管理装置が開示されている(例えば、特許文献2)。
特開平11−83484号公報 特開平10−232130号公報
ところで、複数の測定点の位置情報を複数人で同時に測定する場合には、測量技術者および測量補助者がそれぞれ測定したデータは、事務所に持ち帰った後に手動で合成されて測定結果の確認が行われていた。測量の際には、測定点名の重複、測定ミス、および必要な測定データの不足等の人為的なミスがあるため、合成作業は、作業者全員の話を総合的に勘案して進める必要があった。
また、合成作業が完了するまでは測定結果が分からないため、その結果によっては、測量現場で後日再測定を行わなければならないといった問題があった。このため、複数の測定点の位置情報を複数人で同時に測定するシステムとしては、作業効率が悪いものであった。
このような背景において、本発明は、複数の測定点の位置情報を同時に測定する測定システムにおいて、作業効率を向上させる技術を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、既知点に設置された測量装置と、測定点に設けられる複数の受光装置と、前記測量装置および前記受光装置に指令を行う主演算装置とを有する測定システムであって、前記測量装置は、少なくとも1つが傾斜した2以上の扇状レーザ光線から成る基準面形成用レーザ光線および測距光を回転照射するレーザ光線投光部と、前記レーザ光線投光部による回転照射の方角を検出する照射方角検出部と、前記受光装置からの反射測距光を受光して前記測量装置と前記受光装置との間の距離測定を行う測距部と、前記照射方角検出部による測角データおよび前記測距部による測距データを含む測定データを前記受光装置と前記主演算装置との間で通信する無線通信部とを具備し、前記受光装置は、前記測距光を前記測量装置に向け反射する反射部と、前記基準面形成用レーザ光線を受光する受光部と、前記受光部が前記基準面形成用レーザ光線を受光した受光信号に基づき前記測量装置に対する仰角を演算し、前記仰角と前記測量装置との間の距離に基づき高低位置を演算する受光側制御演算部と、前記測量装置および前記主演算装置との間で測定点における前記測定データを通信する受光側無線通信部とを具備し、前記主演算装置は、前記測量装置および前記受光装置との間で通信可能な主無線通信部と、前記測量装置および複数の前記受光装置において測定した前記測定データを集約して記憶する主記憶部とを具備し、前記主演算装置は、前記主無線通信部を介して前記測量装置に測定を開始させるための指令信号を発し、前記主無線通信部を介して前記受光装置に測定点の位置情報を送信し、前記受光装置は、前記測量装置から送信される測角データおよび測距データ等の測定データをリアルタイムに受信し、受信した測定データが前記測定点の位置情報と整合した場合に、前記仰角を演算して高低位置を求め、前記測定点における3次元位置データを前記主演算装置または前記測量装置に集約させる第1のモードと、前記主無線通信部を介して前記測量装置に測定を開始させるための指令信号を発し、前記主無線通信部を介して前記受光装置に測定点の位置情報を送信し、前記受光装置の受光側表示部には、測定点の位置情報と、前記受光装置自身の測定データとの偏差に基づき誘導方向が表示され、測定点の位置情報と、前記受光装置自身の測定データとが整合した場合に、前記仰角を演算して高低位置を求め、前記測定点における3次元位置データを前記主演算装置または前記測量装置に集約させる第2のモードと、前記主記憶部が施工データを格納し、施工データから得られる測定点の位置情報と前記測量装置が測定した前記受光装置自身の測角および測距結果とを基に前記受光装置に誘導情報を送信し、受光側表示部に誘導方向を表示させ、測定点の位置情報と、前記受光装置自身の測定データとが整合した場合に、前記仰角を演算して高低位置を求め、前記測定点における3次元位置データを前記主演算装置または前記測量装置に集約させる第3のモードとを選択可能としたことを特徴とする測定システムである。
請求項1に記載の発明によれば、測量装置および複数の受光装置が測定した測定データは、1箇所(主演算装置)に集約される。このため、複数の受光装置の測定結果を手作業で集約する手間がなくなるため、作業効率が向上する。また、請求項1に記載の発明によれば、測定システムは、測定点へ自ら移動する第1のモード(セルフモード)と、測定点へ誘導可能な第2のモード(ナビモード)と、施工データに基づいて測定点へ誘導可能な第3のモード(オートナビモード)とを備えており、いずれのモードにおいても、1箇所(主演算装置または測量装置)に測定データが集約されるため、作業効率が向上する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記測量装置、前記受光装置、または前記主演算装置は、前記測定データを遠隔地の制御装置に集約させることを特徴とする。請求項2に記載の発明によれば、遠隔地において作業の進行状況および測定結果を把握することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記主演算装置または前記制御装置は、集約した前記測定データを合成して表示する表示部を具備することを特徴とする。請求項3に記載の発明によれば、複数の受光装置の測定結果がその場で把握できるため、作業の進行状況を把握できるとともに、再測定を後日行う必要がなく、作業効率が向上する。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記主演算装置または前記制御装置の表示部は、複数の前記受光装置が測定した複数の測定点について前記受光装置ごとに軌跡を表示することを特徴とする。請求項4に記載の発明によれば、複数の受光装置が測定した複数の測定点を容易に識別することができるため、作業効率が向上する。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、複数の前記受光装置は、前記測定データを前記測量装置に集約させることを特徴とする。請求項5に記載の発明によれば、主演算装置は、測定データを必要に応じて測量装置から受信することで、他の受光装置の測定結果や作業の進行状況を把握することができる。
本発明によれば、複数の測定点の位置情報を同時に測定する測定システムにおいて、作業効率を向上することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施するための最良の形態を説明する。
まず、図1、図2により本発明の実施の形態における測定システムの概要を説明する。図1に示される測量装置1では、水平基準面を形成すると共に測定対象物2までの距離測定が可能である。
測量装置1は、基準面形成部3と測距部4とを具備している。測量装置1は、既知点に設置され、基準面形成用レーザ光線5を定速で回転照射すると共に、測距光6を回転照射可能であり、測定対象物2からの反射される測距光6を受光することで複数箇所の測定対象物2までの距離を測定可能としている。
基準面形成部3は、少なくとも1つが傾斜した2以上の扇状レーザ光線から成る基準面形成用レーザ光線5(図中では3の扇状レーザ光線で構成され光束断面がN字状となっている)を定速で回転照射して水平基準面を形成する。なお、1つが傾斜した3以上の扇状レーザ光線を回転照射するレーザ装置としては、本出願人が特開2004−212058号に於いて回転レーザ装置を提案している。
基準面形成用レーザ光線5を回転照射し、測定対象物2が受光装置7を具備し、受光装置7が2以上の扇状レーザ光線を受光した場合の受光時の時間差を求めることで、時間差と傾斜した扇状レーザ光線の傾斜角より測量装置1を中心とした水平基準面5に対する仰角を求めることができる。また、仰角に傾斜基準面の設定が可能である。
また、N字状の扇状レーザ光線5を回転照射すると共に測距光6を回転照射する測量装置について、本出願人は特願2005−165185において出願している。測距光が回転照射されることで、複数の測定対象物2についての距離測定も同時に行うことができる。したがって、測定された仰角と測定された距離とで測定対象物2について高さ方向の位置が測定できる。
図3は、本発明の測定システムの概略構成を示しており、測量装置1は、基準面形成部3、測距部4、制御演算部8、記憶部9、操作部11、基準面形成用レーザ光線5を回転照射させるための第1回動モータ12、測距光6を回転照射させるための第2回動モータ52、基準面形成部3を駆動するための基準面形成駆動部13、第1回動モータ12、第2回動モータ52を駆動するためのモータ駆動部15、測距部4を駆動するための測距駆動部14、受光装置7と通信するための無線通信部17、測距光6の照射方向(水平角)を検出する照射方角検出部である第1エンコーダ16を主に具備し、基準面形成駆動部13、測距駆動部14、モータ駆動部15は制御演算部8によって駆動が制御される。
また、受光装置7は、ポール18上の既知の位置に設置され、基準面形成用レーザ光線5を受光するための受光部19と測距光6を反射するためのプリズム20等の反射体、測量装置1の無線通信部17と無線通信するための受光側無線通信部21、受光側制御演算部22、受光側記憶部23、受光側操作部24、受光側表示部25を主に具備している。なお、受光側表示部25をタッチパネルとして受光側操作部24の機能を兼ねさせてもよい。
なお、受光側無線通信部21は、他の測定対象物2の受光側無線通信部21とも無線通信が可能となっている。
受光側記憶部23には後述する受光時間差に基づき仰角を演算する演算プログラム、仰角と測距データに基づき高さ位置を演算する演算プログラム、受光側無線通信部21を介して測量装置1、他の受光装置7、後述する主無線通信部115と無線通信するための通信プログラム、受光側表示部25に指示内容、作業内容、通信内容等を表示するための画像表示プログラムが格納され、また測量装置1から送信された測定データ、受光装置7で得られた測定データが格納記憶されるようになっている。
次に、本発明の測定システムに用いられる測量装置1について説明する。
図4は、本発明に係る測量装置1のレーザ光線投光部26を示しており、レーザ光線投光部26は、基準面を形成する基準面用投光部27、測距用投光部28とから構成され、基準面用投光部27は基準面形成用レーザ光線5を、また測距用投光部28は測距光6をそれぞれ独立して照射可能となっている。なお、本実施の形態では基準面形成用レーザ光線5と測距光6の照射方向は同一となっているが、必ずしも同一でなくてもよく、例えば、180°反対でもよい。
図4中、29は測量装置1の筐体の天井部29を示しており、筐体の内部には基準面形成用のレーザ光源部(図示せず)が収納されている。天井部29の上側には円筒状の投光窓30が配置され、投光窓30は透明ガラス等の材質で基準面用投光部27の光軸と同心に設けられている。投光窓30の上端には上基板38が設けられ、投光窓30の内部には中間基板31が設けられている。
基準面用投光部27の光軸と同心に、円筒状のプリズムホルダ32が配置され、プリズムホルダ32は軸受33、34を介して天井部29、中間基板31に回転自在に支持されている。
プリズムホルダ32の内部には偏向光学部材としてペンタプリズム42が設けられ、ペンタプリズム42に対向する第1投光孔43がプリズムホルダ32に突設され、基準面形成用のレーザ光源部から射出された基準面形成用レーザ光線5は、ペンタプリズム42で水平方向に偏向され、第1投光孔43を通して水平方向に照射される様になっている。
プリズムホルダ32の上端には第1回転ギア35が設けられ、中間基板31には第1回動モータ12が取付けられ、第1回動モータ12の出力軸に嵌着した第1駆動ギア37が第1回転ギア35に噛合している。第1回動モータ12を駆動することで第1駆動ギア37が回転され、第1回転ギア35、プリズムホルダ32を介してペンタプリズム42が回転され、基準面形成用レーザ光線5が水平面内を回転されるようになっている。
また、中間基板31には第1エンコーダ16が取付けられ、第1エンコーダ16は第1回転ギア35の回転角を検出し、検出された回転角により基準面形成用レーザ光線5および後述する測距光6の照射方向が検出される。
プリズムホルダ32と同心にプリズムホルダ32上側にミラーホルダ44が設けられ、ミラーホルダ44に偏向光学部材として反射鏡45が保持され、反射鏡45の反射面に対向した部分に第2投光孔46が設けられている。ミラーホルダ44とプリズムホルダ32とは一体化されており、ペンタプリズム42と反射鏡45とは光軸を同じく一体に回転する。なお、光軸を同じくして回転する場合は、必ずしも一体でなくてもよい。
上基板38には鏡筒47が設けられ、鏡筒47の中心はミラーホルダ44との中心と合致しており、また鏡筒47には集光レンズ48が保持されている。鏡筒47には軸受49を介して回転リング50が回転自在に設けられ、回転リング50には第2回転ギア51が嵌着されている。
上基板38には第2回動モータ52が設けられ、第2回動モータ52の出力軸に第2駆動ギア53が嵌着され、第2駆動ギア53は第2回転ギア51に噛合している。
また、回転リング50には反射プリズム保持部材54が固着され、反射プリズム保持部材54には基準反射部として内部光路用の基準反射プリズム55が固着されている。内部光路上、例えば基準反射プリズム55の反射面に振幅フィルタ(光学濃度フィルタ)56が設けられている。振幅フィルタ56は、水平方向(回動方向)に連続的に濃度が変化し、レーザ光線の透過光量が連続的に減少、もしくは連続的に増加するようになっている。なお、振幅フィルタ56は、濃度が段階的に変化してもよく、実質的に回転走査方向に漸次濃度が変化していればよい。
具体的に、前記基準反射プリズム55をコーナーキューブとし、中心付近の透過率が高く、周辺に行く程透過率が低くなる様にした光学フィルタをコーナーキューブに貼設する。
上基板38に第2エンコーダ58が取付けられ、第2エンコーダ58の入力軸に第2従動ギア57が嵌着され、第2従動ギア57は第2回転ギア51と噛合している。
第2回動モータ52が駆動されることで、第2駆動ギア53、第2回転ギア51、回転リング50を介して基準反射プリズム55が振幅フィルタ56と一体に回転され、また回転リング50の回転角は、第2回転ギア51、第2従動ギア57を介して第2エンコーダ58により検出される様になっている。
集光レンズ48の光軸上に偏向ミラー62が配設され、偏向ミラー62の反射面に対向する様に射出様光ファイバ61の射出端が位置決めされている。また、集光レンズ48の光軸上、集光位置には受光光ファイバ63の入射端が位置決めされている。
射出用光ファイバ61は、発光素子59(後述)が射出する測距光6を偏向ミラー62に導き、受光用光ファイバ63は、反射測距光6’、内部参照光6’’を受光素子65(後述)に導く。
図5〜図9を参照して測量装置1、すなわちレーザ光線投光部26に対する受光装置7の仰角の測定を説明する。
以下、仰角γ、受光装置7位置での水平線に対する高低差Hについて、図5を参照して説明する。図5は、受光部19と基準面形成用レーザ光線5との関係を示している。なお、レーザ光線投光部26の高さは、予め測定されており、既知となっている。
基準面形成用レーザ光線5が回転照射され、基準面形成用レーザ光線5が受光部19を横切る。ここで、基準面形成用レーザ光線5がファンビーム5a、5b、5cで構成されているので、受光部19が点状の受光素子であっても受光が可能であり、受光装置7の位置合わせを正確に行わなくてよい。
基準面形成用レーザ光線5が受光部19を横切ることで、ファンビーム5a、5b、5cそれぞれが受光部19を通過し、受光部19からは各ファンビーム5a、5b、5cに対応した3つの受光信号40a、40c、40bが発せられる。
受光部19が基準面形成用レーザ光線5に対して図5〜図8に示すA点の位置にある場合、すなわち受光部19が基準面形成用レーザ光線5の中心にある場合の受光信号は、図9(A)で示され、3つの受光信号40a、40c、40bの時間間隔は等しくなる。図中、Tは基準面形成用レーザ光線5が一回転する周期である。
また、受光部19が基準面形成用レーザ光線5の中心よりずれ、図5〜図8に示すB点の位置にある場合の受光信号40a、40c、40bの時間間隔は異なる(図9(B)参照)。図6中、受光部19が図の右から左へと相対移動するとして、受光信号40aと受光信号40cとの間隔が短く、受光信号40cと受光信号40bとの間隔が長くなる。
なお、図6で示される基準面形成用レーザ光線5の光束の断面形状は、受光装置7とレーザ光線投光部26の距離に関わらず相似形であるので、時間間隔比を求めることで、無次元化した図形中の受光部19の通過位置が演算できる。また、測量装置1を中心としたB点位置までの仰角γが直ちに演算でき、また仰角γとレーザ光線投光部26と受光装置7間の距離Lから受光装置7位置での水平線に対する高低差Hが実測できる。
なお、前述したように、複数の扇状ビームで構成される形状は、N字状でなくても、少なくとも1つが傾斜しており、傾斜角等形状に関して既知のものであればよい。
図10を参照して測距部4について説明する。
発光素子59の射出光軸上に集光レンズ60が配設され、集光レンズ60の集光位置に射出用光ファイバ61の入射端が配置される。射出用光ファイバ61は前述したように偏向ミラー62に測距光6を導く。
集光レンズ48の集光位置に受光用光ファイバ63の入射端が配置され、受光用光ファイバ63の射出端は集光レンズ64の光軸上に配置され、受光用光ファイバ63から射出された反射測距光6’、内部参照光6’’は、集光レンズ64によって受光素子65に集光される。
測距駆動部14は、制御演算部8からの制御信号に基づき発光素子59の駆動発光を制御し、また受光回路68は受光素子65からの受光信号を増幅、A/D変換する等の所要の処理を行い、処理された信号は制御演算部8に送出される。
制御演算部8は、記憶部9を具備しており、記憶部9には、距離測定に伴う演算を行う測距演算プログラムあるいは測定を実行するためのシーケンスプログラム、受光装置7との無線通信を実行するための通信プログラム等のプログラム等を格納し、また測定範囲を含む地理データ、測定箇所を設定する等の測定スケジュールに関するデータ等のデータが格納され、さらに記憶部9は、受光素子65からの受光信号の経時的な光量変化、測定中データ等を記憶するようになっている。
制御演算部8は、シーケンスプログラムに基づき、第1回動モータ12用の第1モータ制御部66、第2回動モータ52用の第2モータ制御部67に制御信号を発し、第1モータ制御部66が第1回動モータ12の回転および停止を制御し、第2モータ制御部67が第2回動モータ52の回転および停止を制御する。
第1エンコーダ16は、ミラーホルダ44の回転角を検出して制御演算部8に送出し、また第2エンコーダ58は、基準反射プリズム55の回転角を検出して制御演算部8に入力する。
以下、測定の作用について説明する。
発光素子59は、測距駆動部14によって一定周波数で強度変調されて発光し、測距用のレーザ光線を射出する。発光素子59からのレーザ光線は、集光レンズ60で射出用光ファイバ61の入射端に集光される。射出用光ファイバ61に導かれたレーザ光線は、射出端から測距光6として射出され、測距光6は、偏向ミラー62により集光レンズ48の光軸上に反射され、さらに集光レンズ48で集光されて反射鏡45に入射し、反射鏡45により偏向され、投光窓28より所要の広がり角を有する扇状レーザ光線として水平方向に照射される。
測距光6が射出され、基準面形成用レーザ光線21が射出された状態で、第1回動モータ12が駆動され、第1駆動ギア37、第1回転ギア35を介してペンタプリズム42、反射鏡45が回転され、投光窓30より基準面形成用レーザ光線5、測距光6が回転照射、あるいは少なくとも測定対象物2が存在する測定エリアを往復走査される。
なお、距離測定が行われる状態、すなわち測距光6が照射される状態では、第2回動モータ52により基準反射プリズム55が回転され、測定対象物2の方向、すなわち、測距方向から外れた状態となっており、また第2回動モータ52は停止され、基準反射プリズム55は、測定に影響しない所定位置で保持されている。
なお、測定対象物2が複数あり、基準反射プリズム55が所定位置に保持されると測定に支障がある場合は、反射鏡45の回転に呼応して基準反射プリズム55が回転され、測定方向と基準反射プリズム55の位置とが重複することを避けるようにしてもよい。すなわち、測定対象物2が存在する方向は、第1エンコーダ16によって検出することができるので、予め回転走査を行い測定対象物の位置を求めておき、第2エンコーダ58からの検出結果を基に基準反射プリズム55を測定方向から外れた位置に移動させるようにできる。
測距光6が定速で回転照射され、測距光6が測定対象物2を通過することで、測定対象物2で測距光6が反射される。測定対象物2で反射された反射測距光6’は、反射鏡45に入射し、反射鏡45で反射され、さらに集光レンズ48で集光されて受光用光ファイバ63に入射端面から入射する。受光用光ファイバ63から射出した反射測距光6’は、集光レンズ64で集光され、受光素子65に受光される。受光素子65からの受光信号は、増幅、A/D変換される等して制御演算部8に送出され、制御演算部8を介して記憶部9に記憶される。
また、測距光6が回転照射されることで、測距光6は、基準反射プリズム55も通過し、通過する過程で基準反射プリズム55で反射され、反射されたレーザ光線は、さらに反射鏡45で反射され、集光レンズ48、受光用光ファイバ63を経て内部参照光6’’として受光素子65に受光される。
この時、射出用光ファイバ61、反射鏡45、基準反射プリズム55、反射鏡45、受光用光ファイバ63を経て受光素子65に至る光路は、内部参照光路を形成する。また、この内部参照光路の長さは、設計値、あるいは実測により既知の値となっている。
また、基準反射プリズム55の反射面には振幅フィルタ56が設けられており、振幅フィルタ56を測距光6が横断することで、光量の異なる測距光6が基準反射プリズム55で反射されることになる。受光素子65は、光強度が異なる内部参照光6’’を受光し、光強度の異なる受光信号を出力する。また、振幅フィルタ56で変化される光強度の範囲は、受光部のダイナミックレンジの範囲で最大、もしくはダイナミックレンジの範囲内となる様に設定されればよい。
受光素子65からの受光信号は、受光回路68に入力され、受光回路68は、反射測距光6’、内部参照光6’’についての受光信号を増幅、A/D変換する等の所要の処理を行い、処理された信号は、制御演算部8に送出され、制御演算部8を介して記憶部9に記憶される。制御演算部8は、記憶部9に格納された測距演算プログラムにより、記憶部9に記憶された受光信号に基づき反射測距光6’と内部参照光6’’の位相差を演算し、演算した位相差と光速から測定対象物までの距離を演算する。
反射測距光6’は、測定対象物2までの距離に対応して受光強度が変化する。すなわち、測定対象物2が近距離にある場合は、反射測距光6’は光強度が大きく、また測定対象物2が遠距離にある場合は、反射測距光6’の光強度は小さい。したがって、内部参照光6’’と反射測距光6’とを対比させ位相差を正確に演算する場合、受光素子65における内部参照光6’’と反射測距光6’の受光強度を等しくする必要がある。
記憶部9には受光素子65からの受光信号の経時的な光量変化が記憶されており、記憶された受光信号の内、反射測距光6’の光強度と等しい、あるいは同等な光強度を有する受光信号を抽出し、抽出した受光信号を測定のための反射測距光6’とする。
そして、適正な光強度を有する内部参照光が光路の切換えなしで得られる。
測距データは、無線通信部17から受光側無線通信部21へ送信され、受光側無線通信部21で受信された測距データは、受光側記憶部23に格納される。
基準面形成用レーザ光線5も回転照射されており、基準面形成用レーザ光線5は、測定対象物2を通過する。基準面形成用レーザ光線5を構成する3の扇状レーザ光線が、受光部19を通過する。受光部19は、3の扇状レーザ光線を個々に受光し、それぞれ受光信号を発する。受光側制御演算部22において受光信号の受光間隔(受光時間差)が演算され、仰角と測量装置1と測定対象物2間の測距結果に基づき受光部19の高さ位置が求められる(図3参照)。
そして、測定点の3次元の位置データが取得できる。
測定システムでは、さらに測量作業を統括する主演算装置として、さらに小型のPC等の演算装置が装備される。小型のPCとしては、例えば携帯可能なPDA73(図2参照)が挙げられる。PDA73は、測定対象物2のポール18に設置されてもよいし、測量者71が携帯しても良い。さらに、主演算装置としての機能を測定対象物2の受光装置7に具備させてもよい。
以下、PDA73の概略を説明する。
PDA73は、主に制御演算部111、主記憶部112、操作部113、表示部114、主無線通信部115を具備し、主無線通信部115は、無線通信部17を介して測量装置1と、受光側無線通信部21を介して受光装置7と無線通信可能であり、主記憶部112には通信プログラム、表示部114に作業内容、通信内容等を表示するための画像表示プログラム、出来形測量、横断測量、測設、現況測量等各種測量を実行するためガイダンス等を行うためのガイダンスプログラム、自動誘導プログラム、あるいは出来形測量、横断測量、測設、現況測量等の測定モードを選択するためのモード選択プログラム、各種測定モード毎に表示部114から入力する場合のガイダンス表示を行うメニュープログラム等が格納され、測定が実施される地域の地図、工事を施工するための設計データが格納され、測定が実施される地域の地図、工事を施工するための設計データが格納され、また測量装置1から送信された測距データ、受光装置7で得られた仰角データが格納、記憶される様になっている(図3参照)。
表示部114は、独立して個別に設けられてもよく、あるいは表示部114をタッチパネルとし操作部の機能を兼ねさせてもよい。
次に、上記測量装置1、複数の測定対象物2を具備し、複数点を同時に測定する測定システムの動作について図11〜図18を参照して説明する。
測定対象物2は、図13に示すように、測量者Aと、測量者Aを補助する2人の測量補助者B、Cによって支持されている。測定対象物2には、受光装置7と、小型のPC等の演算装置、例えばPDA73が装備される。
PDA73と、受光装置7と、測量装置1とは相互に、また個々に無線通信可能となっている。無線通信の形態としては、測量装置1をサーバとする無線LANが構築されてもよい。
また、データの授受は、受光装置7間で直接行うようにしてもよく、あるいは測量装置1を介して受光装置7間でデータ授受を行うようにしてもよい。
なお、以下の説明では、PDA73の表示部114がタッチパネルとなっており、表示部114が受光装置7の操作部24の機能を有する。
表示部114には作業内容に応じた画面が表示され、また画面は作業内容に応じて切替えられるようになっている。
図11に示すように、PDA73の表示部114において、セルフモード、ナビモード、オートナビモードを選択することができる。
まず、図12、13を参照してセルフモードを説明する。
測量者A、測量補助者B、Cは、PDA73でセルフモードを選択する(STEP:02)。PDA73から測量装置1に対して測定要求が送信され(STEP:11)、測量装置1による距離測定が開始され、また測量装置1が測定対象物2(受光装置7)を認識する(STEP:12)。
受光装置7は、測量装置1から測距・測角結果をリアルタイムで受信し、測距・測角結果は受光装置7の表示部25に表示される。測量者Aおよび測量補助者B、Cは、表示された測距・測角結果で自身の位置を確認し、測定点に移動する(STEP:13)。
受光装置7自身の位置が測定点の位置に合致した場合、あるいは許容範囲に入った場合(整合した場合)、受光装置7は、測量装置1から測定点までの距離を表す測距データと、測量装置1から測定点への水平角を表す測角データとを取得する(STEP:14)。また、受光装置7は、基準面形成用レーザ光線5を検出することで測量装置1に対する仰角を演算し、測距データと仰角に基づき受光装置7の高低位置を演算する。そして、測角データ、測距データ、高低位置に基づいて3次元の位置データを演算する(STEP:15)。
受光装置7で演算が完了すると、測量者Aおよび測量補助者B、Cの測定点の3次元位置データ等の測定データは、測量装置1に送信されて、集約される(STEP:16)。この際、受光装置7は、測定完了信号を測量者Aおよび測量補助者B、CのPDA73にも送信する。測定点データを受信した測量装置1は、施工名、測定者名、測定時刻、受光装置7の識別情報等とともに、測定点の3次元座標データを記憶部9に記憶する。これにより、測量者Aおよび測量補助者B、Cは、測量装置1からいつでも測定点データをPDA73に取得することができる。
そして、測量装置1は、測量者AのPDA73に測量補助者B、Cの測定点データを送信する(STEP:17)。なお、受光装置7は、測量装置1を介さずに、測量補助者B、Cの測定点データを測量者AのPDA73に直接送信してもよい。測量者AのPDA73は、測定点データを主記憶部112に記憶する。
測量者AのPDA73には、図13に示すように、測量者Aの測定点の3次元座標データとともに、測量補助者B、Cの測定点の3次元座標データが同じ3次元座標上に合成されて表示される(STEP:18)。この際、測定点、測定点の位置座標、および測定者名等が表示される。これにより、測量者Aは、作業の進行状況を把握することができる。
1つの測定点について測量が完了すると、測量者Aおよび測量補助者B、Cは、次の測定点に移動して、PDA73から測量装置1に対して測定要求を送信することにより測量を継続する。なお、測量が継続する度に、図13に示すように、測量者AのPDA73には、測量者Aおよび測量補助者B、Cの受光装置7ごとに各測定点を直線等で結んだ軌跡を表示することができる。また、測量補助者B、CのPDA73には自身が測定した測定点の軌跡を表示することができる。
次に、図14、15を参照してナビモードを選択した場合を説明する。
測量者Aは、PDA73でナビモードを選択する(STEP:03)。
測量者Aは、各測量補助者B、Cを測定点に誘導するために、測定点の指示データを入力する。例えば、測定点の識別番号、位置、誘導完了時(測定点決定時)の施工データに対する許容量を設定する(STEP:21、STEP:22)。例えば、図15に示すように、測量者Aは、測量補助者Bに対して測定点PT10→測定点PT21→・・・を設定し、測量補助者Cに対して測定点PT100→・・・を設定する。
設定が完了すると、測量装置1が測定を開始し、受光装置7を認識する(STEP:23)。測量者AのPDA73から測量補助者B、Cの受光装置7それぞれに対応した誘導情報が送信される(STEP:24)。
誘導中、測量装置1による受光装置7の位置が継続して測定され、測定結果は受光装置7にリアルタイムで送信される。受光装置7は送信された測定結果と誘導情報の測定点位置を比較し、誘導方向を演算する。
なお、測量装置1は、測定した受光装置7の位置情報を測量補助者B、CのPDA73にリアルタイムで送信し、PDA73で測定点と測定した位置との差に基づき誘導方向を演算し、誘導信号として受光装置7に送信してもよい。
誘導方向の演算に基づき、測量補助者B、CのPDA73に誘導方向に対応した矢印が点灯し、測量補助者B、Cは、点灯された矢印方向に移動する(STEP:25)。誘導している受光装置7の位置が許容量の範囲に入ったら(整合)、誘導が完了したことを測量補助者B、Cに告知する。なお、矢印は点滅するようにし、測定点に近くなる程点滅間隔を短くするようにしてもよい。
受光装置7は、整合時の測距・測角結果を測距・測角データとして取得する(STEP:26)。
受光装置7は、基準面形成用レーザ光線5を検出することで測量装置1に対する仰角を演算し、測距データと仰角に基づき受光装置7の高低位置を演算する。そして、測角データ、測距データ、高低位置に基づいて3次元の位置データを演算する(STEP:27)。
受光装置7で演算が完了すると、測量者Aおよび測量補助者B、Cの測定点データは、測量装置1に送信されて、集約される(STEP:28)。この際、受光装置7は、測定完了信号を測量者Aおよび測量補助者B、CのPDA73に送信する。測定点データを受信した測量装置1は、施工名、測定者名、測定時刻、受光装置7の識別情報等とともに、測定点の3次元座標データを記憶部9に記憶する。これにより、測量者Aおよび測量補助者B、Cは、測量装置1からいつでも測定点データをPDA73に取得することができる。
そして、測量装置1は、測量者AのPDA73に測量補助者B、Cの測定点の3次元座標データを送信する(STEP:29)。なお、受光装置7は、測量装置1を介さずに、測量補助者B、Cの測定点データを測量者AのPDA73に直接送信してもよい。
測量者AのPDA73には、測量者Aの測定点の3次元座標データとともに、測量補助者B、Cの測定点の3次元座標データが同じ3次元座標上に合成されて表示される(STEP:30)。この際、測定点、測定点の3次元座標、および測定者名等が表示される。これにより、測量者Aは、作業の進行状況を把握することができる。
1つの測定点について測量が完了すると、測量者Aは、次の測定点に対する誘導を測量補助者B、Cに対して行う。なお、測量が継続する度に、測量者AのPDA73には、測量者Aおよび測量補助者B、Cの受光装置7ごとに各測定点を直線等で結んだ軌跡を表示することができる。また、測量補助者B、CのPDA73には自身が測定した測定点の軌跡を表示することができる。
次に、図16を参照してオートナビモードを選択した場合を説明する。
測量者Aおよび測量補助者B、Cは、PDA73でオートナビモードを選択すると(STEP:04)、PDA73の主記憶部112に記憶された施工データが読み込まれ、自動誘導プログラムが起動、展開される(STEP:41)。また、測量装置1による測定が開始される。
自動誘導プログラムの展開により、施工データに基づき測量者Aおよび測量補助者B、Cの受光装置7に誘導情報が送信される(STEP:42)。
誘導中、測量装置1による受光装置7の位置が継続して測定され、測定結果は受光装置7にリアルタイムで送信される(STEP:43)。受光装置7は、送信された測定結果と受信した誘導情報との比較により、誘導方向が演算される。
誘導方向の演算に基づき、測量者Aおよび測量補助者B、CのPDA73に誘導方向に対応した矢印が点灯し、測量補助者B、Cは、点灯された矢印方向に移動する(STEP:44)。誘導している受光装置7の位置が許容量の範囲に入ったら、誘導が完了したことを測量補助者B、Cに告知する。なお、矢印は点滅するようにし、測定点に近くなる程点滅間隔を短くするようにしてもよい。
受光装置7から、1つの誘導完了の信号が測量装置1に送信され、受光装置7について距離測定・水平角測定が実行され、測量装置1から測距・測角結果が対応する受光装置7に送信される。受光装置7は、測量装置1から測距・測角結果を受信するとともに基準面形成用レーザ光線5を検出することで測量装置1に対する仰角を演算し、測距結果と仰角に基づき受光装置7の高低位置を演算する。そして、測角データ、測距データ、高低位置に基づいて3次元の位置データを演算する(STEP:45)。
受光装置7で演算が完了すると、測量者Aおよび測量補助者B、Cの測定点データは、測量装置1に送信されて、集約される(STEP:46)。この際、受光装置7は、測定完了信号を測量者Aおよび測量補助者B、CのPDA73にも送信する。測定点の3次元座標データを受信した測量装置1は、施工名、測定者名、測定時刻、受光装置7の識別情報等とともに、測定点の3次元座標データを記憶部9に記憶する。これにより、測量者Aおよび測量補助者B、Cは、測量装置1からいつでも測定点データをPDA73に取得することができる。
そして、測量装置1は、測量者AのPDA73に測量補助者B、Cの測定点の3次元座標データを送信する(STEP:47)。なお、受光装置7は、測量装置1を介さずに、測量補助者B、Cの測定点の3次元座標データを測量者AのPDA73に直接送信してもよい。
測量者AのPDA73には、測量者Aの測定点の3次元座標データとともに、測量補助者B、Cの測定点の3次元座標データが同じ3次元座標上に合成されて表示される(STEP:48)。この際、測定点、測定点の位置座標、および測定者名等が表示される。これにより、測量者Aは、作業の進行状況を把握することができる。
また、測量者Aおよび測量補助者B、CのPDA73は、施工データに基づいて測定の進行状況をチェックし、進行状況を表示する(STEP:48)。進行状況は、測定が完了した測定点を点灯し、誘導すべき測定点を点滅することにより表示される。また、PDA73は、測定が完了した測定点数および全体の測定点数も表示する。その後、PDA73は、次の測定点についての誘導情報を受光装置7に送信して誘導作業を継続する。
また、進行状況のチェックの結果、全ての測定点についての測定が完了すると、自動誘導プログラムが終了し、全ての誘導が完了する(STEP:49)。
次に、図17を参照して、遠隔地の制御装置から誘導または遠隔地の制御装置に測定データを集約する場合について、オートナビモードを例に挙げて説明する。なお、集約方法は、上記セルフモードまたはナビモードでも同様である。
測量者Aおよび測量補助者B、Cは、PDA73でオートナビモードを選択すると(STEP:04)、PDA73は、遠隔地の制御装置であるPC74から受信した施工データまたはPDA73の主記憶部112に記憶された施工データを読み込む(STEP:51)。PDA73が、遠隔地のPC74から施工データを受信する場合、基地局75、基地局76を介して受信する。無線通信の形態としては、例えば、携帯電話で用いられるPDC(personal digital cellular)方式やCDMA(code division multiple access)方式を利用してもよい。
また、PDA73で自動誘導プログラムが呼び込まれ、自動誘導プログラムが起動、展開される(STEP:52)。また、測量装置1による測定が開始される。
自動誘導プログラムの展開により、施工データに基づき測量補助者B、Cの受光装置7に誘導情報が送信される(STEP:53)。
誘導中、測量装置1による受光装置7の位置が継続して測定され、測定結果は受光装置7にリアルタイムで送信される(STEP:54)。受光装置7は、送信された測定結果と受信した誘導情報との比較により、誘導方向が演算される。
誘導方向の演算に基づき、測量者Aおよび測量補助者B、CのPDA73に誘導方向に対応した矢印が点灯し、測量補助者B、Cは、点灯した矢印方向に移動する(STEP:55)。誘導している受光装置7の位置が許容量の範囲に入ったら、誘導が完了したことを測量補助者B、Cに告知する。なお、矢印は点滅するようにし、測定点に近くなる程点滅間隔を短くするようにしてもよい。
受光装置7から、1つの誘導完了の信号が測量装置1に送信され、受光装置7について距離測定・水平角測定が実行され、測量装置1から測距・測角結果が対応する受光装置7に送信される。受光装置7は、測量装置1から測距・測角結果を受信するとともに基準面形成用レーザ光線5を検出することで測量装置1に対する仰角を演算し、測距結果と仰角に基づき受光装置7の高低位置を演算する。そして、測角データ、測距データ、高低位置に基づいて3次元の位置データを演算する(STEP:56)。
受光装置7で演算が完了すると、測量者Aおよび測量補助者B、Cの測定点の3次元座標データ等は、測量装置1に送信されて、集約される(STEP:57)。この際、受光装置7は、測定完了信号を測量者Aおよび測量補助者B、CのPDA73に送信する。測定点の3次元座標データを受信した測量装置1は、施工名、測定者名、測定時刻、受光装置7の識別情報等とともに、測定点の3次元座標データを記憶部9に記憶する。これにより、測量者Aおよび測量補助者B、Cは、測量装置1からいつでも測定点の3次元座標データをPDA73に取得することができる。
そして、測量装置1は、測量者AのPDA73および/または遠隔地のPC74に測量補助者B、Cの測定点データを送信する(STEP:58)。測量者AのPDA73および/または遠隔地のPC74には、図17に示すように、測量者Aの測定点の3次元座標データとともに、測量補助者B、Cの測定点の3次元座標データが同じ3次元座標上に合成されて表示される(STEP:59)。この際、測定点、測定点の位置座標、および測定者名等が表示される。これにより、測量者Aまたは遠隔地者は、作業の進行状況および測定結果を把握することができる。
また、測量者Aおよび測量補助者B、CのPDA73は、施工データに基づいて測定の進行状況をチェックし、進行状況を表示する(STEP:59)。進行状況は、測定が完了した測定点を点灯し、誘導すべき測定点を点滅することにより表示される。また、PDA73は、測定が完了した測定点数および全体の測定点数も表示する。その後、PDA73は、次の測定点についての誘導情報を受光装置7に送信して誘導作業を継続する。
また、進行状況のチェックの結果、全ての測定点についての測定が完了すると、自動誘導プログラムが終了し、全ての誘導が完了する(STEP:60)。
本発明は、複数の測定点の位置情報を同時に測定する測定システムに利用することができる。
本発明の実施の形態を示す概略図である。 本発明の実施の形態の機器構成の概略を示す説明図である。 本発明の実施の形態の機器構成の概略を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるレーザ光線投光部の断面図である。 本発明の実施の形態における仰角を演算する場合の説明図である。 本発明の実施の形態における仰角を演算する場合の説明図である。 本発明の実施の形態における仰角を演算する場合の説明図である。 本発明の実施の形態における仰角を演算する場合の説明図である。 (A)(B)は、本発明の実施の形態における仰角を演算する場合の説明図である。 本発明の実施の形態における測距部の概略構成図である。 本発明の実施の形態におけるモード選択を示す図である。 セルフモードが選択された場合のフローチャートである。 セルフモードにおけるデータの流れを示す図である。 ナビモードが選択された場合のフローチャートである。 ナビモードにおけるデータの流れを示す図である。 オートナビモードが選択された場合のフローチャートである。 遠隔地誘導または遠隔地集約する場合のデータの流れを示す図である。 遠隔地誘導または遠隔地集約する場合のフローチャートである。
符号の説明
1…測量装置、2…測定対象物、3…基準面形成部、4…測距部、5…基準面形成用レーザ光線、6…測距光、7…受光装置、8…制御演算部、9…記憶部、16…第1エンコーダ(照射方向検出部)、17…無線通信部、19…受光部、20…プリズム(反射部)、21…受光側無線通信部、22…受光側制御演算部、25…受光側表示部、26…レーザ光線投光部、71…測量者、72…測量補助者、73…PDA、74…遠隔地PC、75…基地局、76…基地局、111…制御演算部、112…主記憶部、113…操作部、114…表示部、115…主無線通信部。

Claims (5)

  1. 既知点に設置された測量装置と、測定点に設けられる複数の受光装置と、前記測量装置および前記受光装置に指令を行う主演算装置とを有する測定システムであって、
    前記測量装置は、少なくとも1つが傾斜した2以上の扇状レーザ光線から成る基準面形成用レーザ光線および測距光を回転照射するレーザ光線投光部と、
    前記レーザ光線投光部による回転照射の方角を検出する照射方角検出部と、
    前記受光装置からの反射測距光を受光して前記測量装置と前記受光装置との間の距離測定を行う測距部と、
    前記照射方角検出部による測角データおよび前記測距部による測距データを含む測定データを前記受光装置と前記主演算装置との間で通信する無線通信部とを具備し、
    前記受光装置は、前記測距光を前記測量装置に向け反射する反射部と、
    前記基準面形成用レーザ光線を受光する受光部と、
    前記受光部が前記基準面形成用レーザ光線を受光した受光信号に基づき前記測量装置に対する仰角を演算し、前記仰角と前記測量装置との間の距離に基づき高低位置を演算する受光側制御演算部と、
    前記測量装置および前記主演算装置との間で測定点における前記測定データを通信する受光側無線通信部とを具備し、
    前記主演算装置は、前記測量装置および前記受光装置との間で通信可能な主無線通信部と、
    前記測量装置および複数の前記受光装置において測定した前記測定データを集約して記憶する主記憶部とを具備し
    前記主演算装置は、前記主無線通信部を介して前記測量装置に測定を開始させるための指令信号を発し、前記主無線通信部を介して前記受光装置に測定点の位置情報を送信し、前記受光装置は、前記測量装置から送信される測角データおよび測距データ等の測定データをリアルタイムに受信し、受信した測定データが前記測定点の位置情報と整合した場合に、前記仰角を演算して高低位置を求め、前記測定点における3次元位置データを前記主演算装置または前記測量装置に集約させる第1のモードと、
    前記主無線通信部を介して前記測量装置に測定を開始させるための指令信号を発し、前記主無線通信部を介して前記受光装置に測定点の位置情報を送信し、前記受光装置の受光側表示部には、測定点の位置情報と、前記受光装置自身の測定データとの偏差に基づき誘導方向が表示され、測定点の位置情報と、前記受光装置自身の測定データとが整合した場合に、前記仰角を演算して高低位置を求め、前記測定点における3次元位置データを前記主演算装置または前記測量装置に集約させる第2のモードと、
    前記主記憶部が施工データを格納し、施工データから得られる測定点の位置情報と前記測量装置が測定した前記受光装置自身の測角および測距結果とを基に前記受光装置に誘導情報を送信し、受光側表示部に誘導方向を表示させ、測定点の位置情報と、前記受光装置自身の測定データとが整合した場合に、前記仰角を演算して高低位置を求め、前記測定点における3次元位置データを前記主演算装置または前記測量装置に集約させる第3のモードとを選択可能としたことを特徴とする測定システム。
  2. 前記測量装置、前記受光装置、または前記主演算装置は、前記測定データを遠隔地の制御装置に集約させることを特徴とする請求項1に記載の測定システム。
  3. 前記主演算装置または前記制御装置は、集約した前記測定データを合成して表示する表示部を具備することを特徴とする請求項1または2に記載の測定システム。
  4. 前記主演算装置または前記制御装置の表示部は、複数の前記受光装置が測定した複数の測定点について前記受光装置ごとに軌跡を表示することを特徴とする請求項1または2に記載の測定システム。
  5. 複数の前記受光装置は、前記測定データを前記測量装置に集約させることを特徴とする請求項1に記載の測定システム。
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