JP5122916B2 - 基板用コネクタ、コネクタ付回路基板及び基板収容ケース - Google Patents

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Description

本発明は、回路基板に固定される基板用コネクタ、コネクタ付回路基板及び基板収容ケースに関する。
電源回路や制御回路を形成した回路基板を外部の電装品や配線とコネクタ接続するため、基板用コネクタが自動車等に広く使用されている。
このような基板用コネクタとして、樹脂製のコネクタハウジングの上下2段にL字形の端子金具をそれぞれ埋設し、端子金具の先端を回路基板に半田付け固定するものが知られている(特許文献1、2参照)。
特開2001−85091号公報(図1) 特開2007−123165号公報(図1)
ところで、上記特許文献1、2記載の技術の場合、コネクタハウジングの上下に配した端子金具のうち、下側端子金具がコネクタハウジングの端壁から回路基板に平行に延びる部分の長さが、上側端子金具の平行部分の長さよりも短い。そのため、上下各端子金具の平行部分で剛性が異なる部分が混在し、自動車の走行等によって回路基板が振動した場合に下側端子金具の半田付部分にかかる負荷が大きくなり(集中し)、半田クラックが生じる可能性がある。これは、上側端子金具の平行部分は比較的長いため、回路基板の振れに起因して端子金具にかかる応力を撓みによって吸収できるのに対し、側端子金具の平行部分が短く剛性が高いため撓み難いことに起因する。
そして、このように下側端子金具の半田付部分に大きな負荷がかかるため、従来の基板用コネクタは、回路基板に強固にビス(ネジ)止め固定する必要がある。
すなわち、本発明は、コネクタハウジングの一端壁からの端子金具の延出部分の長さが短い部分があっても回路基板の振れに起因して端子金具にかかる応力を吸収し、半田付部分の負荷を低減することができる基板用コネクタ、コネクタ付回路基板及び基板収容ケースの提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の基板用コネクタは、コネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに固定されると共に、前記コネクタハウジングの一端壁から第1延出部を形成して延出され第1L字形屈曲部を介して第1先端部に繋がる第1端子金具と、前記コネクタハウジングに固定されると共に、前記一端壁から第2延出部を形成して延出され、かつ前記第1端子金具よりも前記一端壁から遠い位置で第2L字形屈曲部を介して第2先端部に繋がる第2端子金具とを備え、前記第1先端部及び前記第2先端部が回路基板に半田付けされて前記回路基板に固定される基板用コネクタであって、前記第1延出部に、当該第1延出部の延びる方向と交差する方向に屈曲する緩衝屈曲部が形成され、前記緩衝屈曲部を前記第1延出部の延びる方向に伸ばしたとき、前記第1延出部の実質長さが前記第2延出部と同じ長さであり、かつ前記第1端子金具と前記第2端子金具とが共通の部品からなっている。
このような構成とすると、第1端子金具の第1延出部の長さが、第2端子金具の第2延出部の長さよりも短く、剛性が異なる部分が混在していても、第1延出部に緩衝屈曲部が形成されているため、緩衝屈曲部を第1延出部の延びる方向に伸ばしたときの第1延出部の実質長さが長くなる。その結果、第1延出部の剛性が第2延出部の剛性に近くなり、第2延出部と同様に回路基板の振れに起因して端子金具にかかる応力を撓みによって吸収できるので、第1端子金具4の半田付け部分にかかる負荷が低減される。又、第1端子金具と第2端子金具を共通の部品とすることができるので、実質長さの異なる端子金具を複数準備する必要がなくなり、部品点数を削減できる。
前記緩衝屈曲部は、前記第1延出部の延びる方向と垂直な方向で、かつ前記回路基板を固定したときに該回路基板の厚み方向に屈曲することが好ましい。
このような構成とすると、回路基板30の振れに起因して第1端子金具4にかかる応力を有効に吸収できる。これは、回路基板の面方向には複数の端子金具が接続されているため、この方向への振れは比較的小さく、回路基板の厚み方向(第1延出部の延びる方向と垂直な方向)への振れの方が大きいからである。
本発明のコネクタ付回路基板は、前記基板用コネクタと回路基板とを有し、前記基板用コネクタにおける前記第1先端部及び前記第2先端部が回路基板に半田付けされることにより前記回路基板に固定されている。
本発明の基板収容ケースは、前記コネクタ付回路基板と、外装ケースとを有し、前記回路基板を前記外装ケースに収容した状態で、前記外装ケースと前記基板用コネクタとを結合してなる。
この発明によれば、コネクタハウジングの一端壁から延びる第1端子金具の第1延出部と第2端子金具の第2延出部との、第1L字形屈曲部、第2L字形屈曲部までのそれぞれの長さが異なる基板コネクタであっても、回路基板の振れに起因して各端子金具にかかる応力を第1延出部、第2延出部が共に吸収し、半田付部分の負荷を低減することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る基板用コネクタを回路基板に固定した状態を示す斜視図である。基板用コネクタ10は、樹脂製のコネクタハウジング2と、第1端子金具4と、第2端子金具6と、第3端子金具8とを備えている。
第1端子金具4、第2端子金具6、第3端子金具8はいずれも細長い金属板をL字形に曲げてなり、第1端子金具4及び第2端子金具6の基端部は、インサート成形等によってそれぞれコネクタハウジング2内に埋設され固定されている。一方、第3端子金具8は、コネクタハウジング2の外部に配設されたECU(エンジン制御装置)用コネクタ26eと接続されるリード線(図3参照)と加締められる加締め端子であり、コネクタハウジング2に設けた挿通孔に圧入固定される形で、それぞれコネクタハウジング2内に固定されている。又、第1端子金具4、第2端子金具6、第3端子金具8は、コネクタハウジング2内の固定部分から平行に延出され、下方に向かってL字形に屈曲してそれぞれ他端(先端部)4s、6s、8sに繋がっている。そして、各先端部4s、6s、8sが回路基板30のスルーホール導体34、36、38にそれぞれ挿通され半田付けされることにより、基板用コネクタ10が回路基板30に固定されると共に各端子金具4、6、8が回路基板30の配線と電気的に接続され、コネクタ付回路基板12が構成される。
なお、第1端子金具4、第2端子金具6は、回路基板30の反対側から見てコネクタハウジング2の左側寄りに、かつ第1端子金具4が下側で第2端子金具6が上側になるよう2段に配置され、第3端子金具8はコネクタハウジング2の右側寄りに一列に配置されている。
又、回路基板30には電源回路や制御回路が形成され、各種電子部品が実装されている。
コネクタハウジング2は、回路基板30よりやや幅の広い楕円形状の筐体部2fと、筐体部2fの左側寄りに設けられ外側(回路基板30と反対側)に延びるガスセンサ用オスコネクタ2eとを備えている。筐体部2fは、後述する外装ケースの蓋となって回路基板30を気密かつ水密に封止する。ガスセンサ用オスコネクタ2eは断面が楕円の筒状をなし、筒内に第1端子金具4及び第2端子金具6の基端が突出して、ガスセンサ側のメスコネクタと電気的に接続可能になっている。
筐体部2fの内面側(回路基板30に対向する面)の周縁は回路基板30に平行に延びる縁部2gを形成し、縁部2gの内面に外装ケースの外縁が接するように嵌合することにより、筐体部2fと外装ケースの間がシールされる。なお、筐体部2fは、外装ケースに嵌合される際に、防水パッキンを介して嵌合されてもよい。
又、回路基板30より上側の縁部2gの両端部にそれぞれ係止片20a、20bが回路基板30に平行に延設され、同様に回路基板30より下側の縁部2gの両端部にそれぞれ係止片20c、20dが回路基板30に平行に延設されている。各係止片20a〜20dは中央に矩形の係止孔を有し、外装ケースの外面に各係止片20a〜20dと対応してそれぞれ設けられた楔状の突起が上記係止孔に入り込んで係止することにより、コネクタハウジング2と外装ケースが結合するようになっている。
さらに、第1端子金具4、第2端子金具6、第3端子金具8を囲んで保護するため、筐体部2fにおける縁部2gより内側に、断面が楕円の筒状の畝部22が延設されている。又、筐体部2fの中心から回路基板30に向かって平行に基板固定アーム2hが延び、基板固定アーム2h先端のチャックが回路基板30の対応する位置に設けられた切り欠きに係合し、基板用コネクタ10が回路基板30に補助的に固定されるようになっている。
図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。第1端子金具4、第2端子金具6の基端部がコネクタハウジング2の筐体部2f内に埋設されている。第1端子金具4は、筐体部2fの内側に位置する一端壁2cから回路基板30表面に平行に延出されて第1延出部4Lを形成し、第1L字形屈曲部4cを介して第1先端部4sに繋がっている。
第1延出部4Lは全体として回路基板30表面に平行に延びるが、より詳しくは一端壁2cから平行に少し延びた後、上方に向かってL字形に屈曲し、次に回路基板30表面に平行になるようL字形に屈曲するクランク状の第1緩衝屈曲部4b1が形成されている。そして、第1延出部4Lは、第1緩衝屈曲部4b1から第1L字形屈曲部4cまでほぼ平行にまっすぐ延びるが、その中央部付近で下に向かって半円状に湾曲する第2緩衝屈曲部4b2を形成した後、平行に戻るようになっている。
上記した緩衝屈曲部4b1、4b2は、第1延出部4Lの延びる方向と交差する方向に屈曲している。ここで、「交差する方向」とは、第1延出部4Lの延びる方向(通常、回路基板30の面方向)と直交するあらゆる方向をいい、回路基板30の厚み方向の他、例えば回路基板30の面方向であって第1延出部4Lの延びる方向と直交する方向(つまり、複数の第1端子金具4が並ぶ方向)が該当する。
但し、後述するように、回路基板30の厚み方向に緩衝屈曲部が屈曲していることが好ましい。
一方、第2端子金具6は、一端壁2cの第1端子金具4より上側の位置から回路基板30表面に平行に延出されて第2延出部6Lを形成し、第1端子金具4(のL字形屈曲部4c)よりも一端壁2cから遠い位置で、第2L字形屈曲部6cを介して第2先端部6sに繋がっている。つまり、第2先端部6sは第1先端部4sよりも回路基板30の内側に位置している。各先端部4s、6sは半田50によって回路基板30に固定されている。
又、第1端子金具4の基端は、筐体部2fの外側に位置する他端壁2dから回路基板30表面に平行に延出され、ガスセンサ用オスコネクタ2eの内部24でピン4eとして突出する。同様に、第2端子金具6の基端は、他端壁2dから回路基板30表面に平行に延出され、ガスセンサ用オスコネクタ2eの内部24でピン6eとして突出する。
以上のように、上記実施形態において、第1端子金具4がコネクタハウジングの一端壁から回路基板に平行に延びる第1延出部4Lの長さが、第2端子金具6の第2延出部6Lの長さよりも短く、剛性が異なる部分が混在している。しかしながら、第1延出部4Lに第1及び第2緩衝屈曲部4b1、4b2が形成されているため、各緩衝屈曲部4b1、4b2を第1延出部4Lの延びる方向に伸ばしたときの第1延出部4Lの実質長さが長くなる。その結果、第1延出部4Lの剛性が第2延出部6Lの剛性に近くなり、第2延出部6Lと同様に回路基板30の振れに起因して第1端子金具4にかかる応力を撓みによって吸収できるので、第1端子金具4の半田付け部分にかかる負荷が低減される。
又、本発明の実施形態に係る基板用コネクタによれば、第1端子金具4の半田付部分にかかる負荷が低減されるため、半田付けだけで基板用コネクタを回路基板に固定するだけで強度が充分となり、従来のように基板用コネクタを回路基板に固定するための別の機構(例えば、ビス(ネジ)止め等)を設けなくともよいので、固定機構のための部品を省略し、コストダウンや工程省略が図られる。勿論、基板用コネクタを回路基板に固定する機構を残してもよい。
さらに、本発明の実施形態に係る基板用コネクタにおいて、緩衝屈曲部を第1延出部の延びる方向に伸ばしたとき、第1延出部の長さを第2延出部と実質的に同じ長さとすれば、第1端子金具と第2端子金具を共通の部品とすることができるので、部品点数を削減できる。
本発明の実施形態に係る基板用コネクタは、第1延出部の延びる方向と垂直な方向で、かつ前記回路基板を固定したときに該回路基板の厚み方向に屈曲するように緩衝屈曲部を設けているので、回路基板30の振れに起因して第1端子金具4にかかる応力を有効に吸収できる。これは、回路基板30の面方向には複数の端子金具が接続されているため、この方向への振れは比較的小さく、回路基板30の厚み方向(第1延出部の延びる方向と垂直な方向)への振れの方が大きいからである。
図3は、本発明の実施形態に係る基板用コネクタの上面図を示す。基板用コネクタ10において、第1端子金具4と第2端子金具6とは、回路基板30の垂直方向から見て同じ位置に配置されているが、回路基板上の回路パターン等に応じて、第1端子金具4と第2端子金具6とが回路基板30の垂直方向から見て異なる位置(千鳥状)に配置されていてもよい。
又、第3端子金具8の基端はワイヤハーネス26に接続され、ワイヤハーネス26先端にECU用コネクタ26eが接続されている。
なお、上記した説明では、それぞれ延出部の長さが異なる第1端子金具4と第2端子金具6が混在している場合に、第1端子金具4の第1延出部4Lに緩衝屈曲部4b1、4b2を設けたが、第3端子金具8が一端壁から回路基板に平行に延びる延出部の長さも第2端子金具6の第2延出部6Lより短い。従って、第3端子金具8の延出部に緩衝屈曲部を設けてもよい。
図4は、第1端子金具と第2端子金具との配置態様の別の例を示す。なお、図4は図2におけるコネクタハウジング2の一端壁2c、第1端子金具及び第2端子金具の位置関係がわかるようにこれらのみを表示したものであり、その他の構成は図2の場合と同様であるので記載を省略する。
図4(a)は、第2端子金具61がコネクタハウジング2の下側で第1端子金具41が上側になるよう2段に配置された場合を示す。この場合、第1端子金具41と第2端子金具61が干渉しないよう、回路基板(図示せず)の垂直方向から見て第1端子金具41と第2端子金具61とが異なる位置(千鳥状)に配置される。図4(a)において、第1端子金具41の第1延出部41Lには、第1延出部41Lの延びる方向(回路基板の表面に平行な方向)と垂直な方向にS字状に屈曲する緩衝屈曲部41bが設けられている。
図4(b)は、第1端子金具42と第2端子金具62がコネクタハウジング2の一端壁2cの同じ高さの位置に一列に配置された場合を示す。図4(b)において、第1端子金具42の第1延出部42Lには、第1延出部42Lの延びる方向と垂直な方向にV字状に折れ曲がる緩衝屈曲部42bが設けられている。
図5は、本発明の実施形態に係るコネクタ付回路基板に外装ケースを組み付けて基板収容ケースを構成する工程を示す。
まず、基板用コネクタ10と回路基板30とを有するコネクタ付回路基板12を、回路基板30が外装ケース12の開口部に向くように配置する(図5(a))。外装ケース14は、基板用コネクタ2の筐体部2fとほぼ同寸の楕円状断面を持つ有底筒状をなし、外装ケース14内の所定の溝に沿って回路基板30を収容可能になっている。又、外装ケース14の外面には基板用コネクタ2の係止片20a〜20dと対応した位置にそれぞれ楔状の突起(図5では、14a、14bの2つの突起のみを記載)が形成され、外装ケース14の外縁14gは、基板用コネクタ2の縁部2gよりわずかに縮径となっている。
従って、回路基板30が外装ケース14内に収容されるようにして筐体部2fを外装ケース14に嵌合し、外装ケース14の突起14a、14bが基板用コネクタ2の係止片20a〜20dを乗り越えて係止孔に入り込むようにして係止させ、コネクタハウジング2と外装ケースを結合させて、基板収容ケース16を構成することができる(図5(b))。又、この際、筐体部2fの縁部2gの内面に外装ケースの外縁14gが接して両者の間が水密にシールされ、回路基板30が基板収容ケース16内に安全に保持される。
そして、本実施形態の基板収容ケース16は、ガスセンサ用オスコネクタ2eが図示しないガスセンサにコネクタ接続され、ECU用コネクタ26eがECUにコネクタ接続され、ガスセンサからの検出信号を、センサ制御回路を搭載した回路基板30によって濃度信号に変換してECUに送信する。ガスセンサとしては、排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサや全領域空燃比センサ、排気ガス中のNO濃度を検出するNOセンサを挙げることができる。
なお、この実施形態では、基板収容ケース16がそれぞれECUとガスセンサにコネクタ接続されるが、ガスセンサに代えてグロープラグに接続されるようにしてもよく、この場合は回路基板にグロープラグ制御用の回路が形成される。
本発明は上記実施形態に限定されない。本発明の基板用コネクタは自動車エンジンの制御用だけでなく、あらゆる用途に適用できる。又、第1端子金具に形成される緩衝屈曲部は1つ以上であればよく、その設置個数は限定されない。さらに、緩衝屈曲部の形状も制限されず、滑らかに湾曲する場合だけでなく、V字や段部等の角を有して折れ曲がる場合等であってもよく、第1端子金具の緩衝屈曲部を第1延出部の延びる方向に伸ばしたとき、第1延出部の実質長さが長くなるものであれば、いずれの形態であっても屈曲部に含むものとする。
又、第1端子金具及び第2端子金具の先端部を回路基板に半田付けする態様は、上記したスルーホール接続の他、回路基板への表面実装としてもよく、スルーホール接続と表面実装を混在させてもよい。
本発明は上記した実施形態に限定されず、本発明の思想と範囲に含まれる様々な変形及び均等物に及ぶことはいうまでもない。
本発明の実施形態に係る基板用コネクタを回路基板に固定した状態を示す斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 本発明の実施形態に係る基板用コネクタの上面図である。 第1端子金具と第2端子金具との配置態様の別の例を示す図である。 コネクタ付回路基板に外装ケースを組み付けて基板収容ケースを構成する工程を示す図である。
符号の説明
2 コネクタハウジング
2c コネクタハウジングの一端壁
4、41、42 第1端子金具
4L、41L、42L 第1延出部
4s 第1先端部
4c 第1L字形屈曲部
4b1、4b2、41b、42b 緩衝屈曲部
6、61、62 第2端子金具
6L、61L、62L 第2延出部
6s 第2先端部
6c 第2L字形屈曲部
10 基板用コネクタ
12 コネクタ付回路基板
14 外装ケース
16 基板収容ケース
30 回路基板

Claims (4)

  1. コネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジングに固定されると共に、前記コネクタハウジングの一端壁から第1延出部を形成して延出され第1L字形屈曲部を介して第1先端部に繋がる第1端子金具と、
    前記コネクタハウジングに固定されると共に、前記一端壁から第2延出部を形成して延出され、かつ前記第1端子金具よりも前記一端壁から遠い位置で第2L字形屈曲部を介して第2先端部に繋がる第2端子金具とを備え、
    前記第1先端部及び前記第2先端部が回路基板に半田付けされて前記回路基板に固定される基板用コネクタであって、
    前記第1延出部に、当該第1延出部の延びる方向と交差する方向に屈曲する緩衝屈曲部が形成され
    前記緩衝屈曲部を前記第1延出部の延びる方向に伸ばしたとき、前記第1延出部の実質長さが前記第2延出部と同じ長さであり、かつ前記第1端子金具と前記第2端子金具とが共通の部品からなる基板用コネクタ。
  2. 前記緩衝屈曲部は、前記第1延出部の延びる方向と垂直な方向で、かつ前記回路基板を固定したときに該回路基板の厚み方向に屈曲する請求項1記載の基板用コネクタ。
  3. 請求項1又は2に記載の基板用コネクタと回路基板とを有し、
    前記基板用コネクタにおける前記第1先端部及び前記第2先端部が回路基板に半田付けされることにより前記回路基板に固定されているコネクタ付回路基板。
  4. 請求項3記載のコネクタ付回路基板と、外装ケースとを有し、
    前記回路基板を前記外装ケースに収容した状態で、前記外装ケースと前記基板用コネクタとを結合してなる基板収容ケース。
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