JP5119952B2 - 自動二輪車のリヤスイングアーム - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車のリヤスイングアームに関する。
自動二輪車の一種として「アメリカン」と呼ばれるタイプのものがある。この「アメリカン」タイプの自動二輪車は、基本的に、排気量に関係なくV型2気筒エンジンが搭載される。また、「アメリカン」タイプのものを含む大型の自動二輪車では、求められるフレームの剛性の高さに起因して「ダブルクレードル」タイプのフレームが採用されることが多い。さらに「アメリカン」タイプの自動二輪車では、後輪の軸支部がフレームと一体に形成された、いわゆる「ハードテイル」と呼ばれる後輪懸架装置を有しないものが好まれる傾向がある。しかしながら、「ハードテイル」タイプのフレームによって後輪の軸支を行うと、自動二輪車の乗り心地や後輪の接地性が十分に得られない。
そこで、「ハードテイル」タイプの後輪の軸支部に外観を似せてリヤスイングアームを形成し、後輪懸架装置を搭載した「アメリカン」タイプの自動二輪車が特許文献1に記載されている。
ここで一般的にリヤスイングアームは、その前端部が車体フレームに例えばスイングピボット軸を介して揺動自在に枢着され、自由端部である後端部で後輪を軸支する。
また、リヤスイングアームは、左右一対のアーム部と、アーム部の前部間に架設された前部連結部材とから構成される。アーム部の前端部にはピボット軸支部が設けられる。リヤスイングアームは、ピボット軸支部によってピボット軸を介して車体フレームに枢着される。アーム部の後端部には後輪軸受部が設けられ、後輪軸受部には後輪が回動自在に支持される。
リヤスイングアームの前部連結部材には、後輪懸架装置の一端部が取り付けられるブラケットが設けられる。後輪懸架装置の他端部は車体フレームに取り付けられる。
特開2005−67504号公報
特許文献1に記載のリヤスイングアームは、中央部で前方に屈曲した左右一対の主部材と、この主部材の上端から斜め下方に向けて延設された左右一対のアッパー部材と、主部材の下端から斜め上方に向けて延設された左右一対のロアー部材と、これらアッパー部材 とロアー部材とをそれぞれの後端で連結する左右一対の連結部材とから構成される。左右の主部材は、スイングピボット軸が挿通される中央部と、上端部と下端部とにおいて、それぞれ車体幅方向に筒状のクロス部材が架設されてリヤスイングアーム全体がラーメン構造に構成され、剛性が確保される。
リヤスイングアームの他の例として、リヤスイングアームの剛性をさらに向上させるため、左右一対のアーム部に架設されるクロス部材を板状に構成したリヤスイングアームがある。
図6は、自動二輪車に用いられる従来のリヤスイングアームの一例を示す斜視図である。
図6に示すように、従来のリヤスイングアーム70は、2次減速機構にシャフトドライブ方式が用いられた自動二輪車に用いられるものである。従来のリヤスイングアーム70は、左右一対のアーム部40、41と、アーム部40、41を連結する前部連結部材42とを備える。
アーム部材40は、スイングピボット軸(図示省略)が貫通されるピボット軸支部44を有する前端部から後端部に向かって上下に広がる側面視略三角形状に形成されたアーム前半部45と、アーム前半部45の上端から斜め下方に向けて延設されたアッパー部材46と、アーム前半部45の下端から斜め上方に向けて延設されたロアー部材47と、アーム前半部45の上下方向略中央部において前後に延設されたシャフトケース48とから構成される。
アーム部材41は、ピボット軸支部50を有する前端部から後端部に向かって上下に広がる側面視略三角形状に形成されたアーム前半部51と、アーム前半部51の上端から斜め下方に向けて延設されたアッパー部材52と、アーム前半部51の下端から斜め上方に向けて延設されたロアー部材53と、アッパー部材52とロアー部材53とを後端で連結する後輪軸受部材54とから構成される。
すなわち、ピボット軸支部44、50と、アーム前半部45、51と、アッパー部材46、52と、ロアー部材47、53とは、それぞれ左右一対に構成される。
前部連結部材42は、左右一対のアーム前半部45、51の上下方向略中央部に架設された中空板状の中央部連結部材56と、左右一対のアーム前半部45、51の後端の上半部に架設された中空板状の上半部連結部材57と、左右一対のアーム前半部45、51の後端の下半部に架設された中空板状の下半部連結部材58とから構成される。
このように構成された従来のリヤスイングアーム70を用いた自動二輪車では、リヤスイングアーム70の上半部連結部材57の上端部よりもリヤフェンダの前端部を自動二輪車の後方に配置させることが望ましい。しかしながら、ホイールベースの短縮化などによってリヤフェンダの前端部が上半部連結部材57の上端部よりも自動二輪車の前方に配置された場合には、後輪の回動によってリヤフェンダに跳ね上げられた泥や泥水などがリヤフェンダの前端部から左右一対のアーム前半部45、51と、中央部連結部材56と、上半部連結部材57とに囲まれ、自動二輪車の前方および上方に開放された側面視L字状の凹部に滴り落ちて中央部連結部材56の上面部に堆積することになる(図6中のハッチング領域A)。この凹部に堆積した泥や水は、自動二輪車のバネ下重量を増加させて運動性能の低下を招く。また、泥や水が長期間に亘って凹部に堆積すると、外観上の不都合や発錆によるリヤスイングアームの強度低下を招くことにもなる。
本発明は、高い強度、剛性を確保しつつ、前部連結部材に泥や水が堆積することのない自動二輪車のリヤスイングアームを提供することを目的とする。
前記の課題を解決するため本発明に係る自動二輪車のリヤスイングアームでは、車体フレームに載置された着座シートと、前記着座シートの下方に位置して車体フレームに設けられた物品収納部とを有する自動二輪車のスイングアームにおいて、スイングピボット軸が貫通されるピボット軸支部を有する前端部から後端部に向かって上下に広がる側面視略三角形状に形成されたアーム前半部と、前記アーム前半部の上端から斜め下方に向けて延設されたアッパー部材と、前記アーム前半部の下端から斜め上方に向けて延設されたロアー部材とを有し、後端部に後輪を軸支する左右一対のアーム部と、前記アーム前半部の上下方向略中央部に架設された中央部連結部材と、前記アーム前半部の後端の上半部に架設された上半部連結部材とを有する前部連結部材とを備え、前記前部連結部材の車幅方向中央部は、前記中央部連結部材と前記上半部連結部材とによって前方および上方に開放するL字状の凹部が形成されて前記物品収納部が出没可能であり、前記中央部連結部材の上面部は、後上方から前下方に向かって傾斜する凹溝を有することを特徴とする。
本発明によれば、高い強度、剛性を確保しつつ、前部連結部材に泥や水が堆積することのない自動二輪車のリヤスイングアームを提供することができる。
本発明に係る自動二輪車のリヤスイングアームの実施形態について、図1から図5を参照して説明する。
図1は、本発明に係るリヤスイングアームの実施形態の一例が用いられた自動二輪車を示す左側面である。
図1に示すように、自動二輪車1は鋼管を主体にしてダブルクレードル型に形成された車体フレーム2を備える。車体フレーム2の前半部(ダブルクレードル部分)には前後2気筒のV型エンジン3が搭載され、車体フレーム2の上部にはV型エンジン3の上方に位置するように燃料タンク4が載置される。燃料タンク4の後方には着座シート5とリヤフェンダ6が順次配置され、リヤフェンダ6上には同乗者シート7が設けられる。車体フレーム2の前下部付近に左右一対のステップ8が設けられ、車体フレーム2の前面にはラジエータ9が設置される。
車体フレーム2の前頭部には前輪10を支持するフロントフォーク11がハンドルバー12やフロントフェンダ14等とともに左右回動自在に軸支される。一方、車体フレーム2の中央下部には車幅方向にスイングピボット軸15が架設される。車体フレーム2の後半部には後輪16を支持するリヤスイングアーム17がスイングピボット軸15によって上下回動自在に軸支される。リヤスイングアーム17の基部付近には後輪懸架装置(図示省略)が設けられる。自動二輪車1の2次減速機構にはシャフトドライブ方式が用いられ、V型エンジン3の出力はトランスミッション19を介して、例えばリヤスイングアーム17の内部に挿通されたドライブシャフト(図示省略)により後輪16に伝達される。
また、自動二輪車1は、ハンドルバー12の位置は高く、着座シート5の位置は低く設けられたアメリカンタイプの車種である。
図2は、本発明に係るリヤスイングアームの実施形態の一例が用いられる自動二輪車の部分的な縦断面図である。
図2に示すように、自動二輪車1の車体フレーム2は、前頭部に設けられたヘッドパイプ22と、ヘッドパイプ22の上半部から後斜め下方に延設された左右一対のメインフレーム23と、ヘッドパイプ22の下半部からほぼ下方に延びつつ、途中、後方に湾曲して延設された左右一対のダウンチューブ24とを有する。
左右それぞれのメインフレーム23の前方部とダウンチューブ24の前方部とには、左右一対の前部ブリッジ部材35が架設される。
左右のメインフレーム23の後方部には上ブリッジ部材27が車幅方向に架設され、左右のダウンチューブ24の後方部には下ブリッジ部材28が架設される。上ブリッジ部材27と下ブリッジ部材28との間には、車幅方向に離間された左右一対のピボットブラケット部30が架設される。ピボットブラケット部30には車両の下方に偏位させてスイングピボット軸15が軸支されるピボット軸支部31が設けられる。
それぞれのメインフレーム23の後端部にはリヤフェンダ6が取り付けられる左右一対のリヤフェンダブラケット32が設けられる。リヤフェンダ6の前端部には、後輪16によって跳ね上げられた泥や水が車体フレーム2の前方に飛散することを防止する泥除け部材33が車両の下方に向けて延設される。
左右のメインフレーム23の後方部からリヤフェンダ6の前方部に亘って着脱自在に設けられた着座シート5の下方には、左右のメインフレーム23と、上ブリッジ部材27と、リヤフェンダ6とに囲まれて上方に開口する物品収納部35が形成される。物品収納部35は、自動二輪車1の車幅方向の略中央に配設される。
物品収納部35は、前壁36aと、底壁36bと、後壁36cと、左右の側壁(図示省略)とから構成された箱状体の物品収容部壁36を有し、例えばバッテリ38が収容される。泥除け部材33は物品収容部壁36よりもリヤフェンダ6の前端部に近接させて設けられているので、後輪16によって跳ね上げられた泥や水がリヤフェンダ6を伝って物品収納部35内には入り込まない。
図3は、本発明に係るリヤスイングアームの実施形態の一例を示す斜視図である。
図2および図3に示すように、リヤスイングアーム17は、左右一対のアーム部40、41と、アーム部40、41を連結する前部連結部材42とを備える。
アーム部材40は、スイングピボット軸15が貫通されるピボット軸支部44を有する前端部から後端部に向かって上下に広がる側面視略三角形状に形成された中空のアーム前半部45と、アーム前半部45の上端から斜め下方に向けて延設されたアッパー部材46と、アーム前半部45の下端から斜め上方に向けて延設されたロアー部材47と、アーム前半部45の上下方向略中央部において前後に延設されたシャフトケース48と、アッパー部材46とロアー部材47とシャフトケース48との後端に設けられたシャフト後部支持部(図示省略)とから構成される。
アーム部材41は、スイングピボット軸15が貫通されるピボット軸支部50を有する前端部から後端部に向かって上下に広がる側面視略三角形状に形成された中空のアーム前半部51と、アーム前半部51の上端から斜め下方に向けて延設されたアッパー部材52と、アーム前半部51の下端から斜め上方に向けて延設されたロアー部材53と、アッパー部材52とロアー部材53とを後端で連結する後輪軸受部材54とから構成される。
ピボット軸支部44、50と、アーム前半部45、51と、アッパー部材46、52と、ロアー部材47、53とは、それぞれ左右一対に構成される。
アーム部材40の後端に設けられたシャフト後部支持部は、後輪軸受部材54とともに後輪16の車軸(図示省略)を支持するとともに、ドライブシャフト(図示省略)の後端部にジョイント部材(図示省略)を介して連結された駆動側ベベルギヤ(図示省略)と、この駆動側ベベルギヤに噛み合わされて後輪16にエンジン出力を伝達する被動側ベベルギヤ(図示省略)等を支持する。ドライブシャフトはシャフトケース48に挿通され、ドライブシャフトの前端部は自在継手(図示省略)を介してトランスミッション19に結合される。
前部連結部材42は、左右一対のアーム前半部45、51の上下方向略中央部に架設された中空板状の中央部連結部材56と、左右一対のアーム前半部45、51の後端の上半部に架設された中空板状の上半部連結部材57と、左右一対のアーム前半部45、51の後端の下半部に架設された中空板状の下半部連結部材58とから構成される。
中央部連結部材56は、自動二輪車1の後上方から前下方に向かって傾斜した上面部59を有し、リヤスイングアーム17が上下に回動、すなわち自動二輪車1の後部が上下動しても、上面部59は常に自動二輪車1の後上方から前下方に向かって傾斜するよう傾けられて形成される。
リヤスイングアーム17の中央部連結部材56の上面部59の上方には、車体フレーム2に設けられた物品収納部35が配設される。物品収納部35は、アーム前半部45、51と中央部連結部材56と上半部連結部材57とによって囲まれ、自動二輪車1の前方および上方に開放された側面視L字状の凹部に出没可能に配設される。物品収納部35と、アーム前半部45、51と中央部連結部材56と上半部連結部材57とは互いに離間され、スイングアーム17の回動によって干渉しあうことはない。
図4と図5とは、本発明に係るリヤスイングアームの実施形態の他の例を示す斜視図である。
リヤスイングアーム17の上面部59は、自動二輪車1の後上方から前下方に向かって全面が一様に傾斜した面のみでなく、部分的に傾斜角度を変えた面で構成することも可能である。例えば、図4に示すように、リヤスイングアーム17の上面部59Aは、車幅方向中央上方から車幅方向外側下方へ向かって傾斜し、かつ、車幅方向外側端部では自動二輪車1の後上方から前下方に向かって傾斜する面で形成された凹溝60を有する。
また、図5に示すように、リヤスイングアーム17の上面部59Bは、車幅方向外側端部上方から車幅方向中央下方へ向かって傾斜し、かつ、車幅方向中央部では自動二輪車1の後上方から前下方に向かって傾斜する面で形成された凹溝60Aを有する。
なお、自動二輪車1の2次減速機構はシャフトドライブ方式に限られるものではなく、チェーンドライブ方式やドライブベルト方式であってもよい。
本実施形態に係るリヤスイングアーム17によれば、車体フレーム2に設けられた物品収納部35の設置空間を確保しつつ、スイングピボット軸15を自動二輪車1の前側へ偏位させることが可能となり、自動二輪車1のホイールベースを短くして車両の全長を抑えることができる。
また、リヤスイングアーム17によれば、前部連結部材42の車幅方向中央部に物品収納部35が出没可能なL字状の凹部を形成することができるので、着座シート5の高さを高くせずに大容量の物品収納部35を形成することができる。
さらに、リヤスイングアーム17は、側面視略三角形のアーム前半部45、51とアッパー部材46、52とロアー部材47、53とからなる側面視略菱形のアーム部40、41によって非常に高い曲げ剛性を有し、この側面視略菱形の左右一対のアーム部40、41を上半部連結部材57と下半部連結部材58とで架設されることによって、非常に高いねじり剛性を有する。したがって、リヤスイングアーム17を用いた自動二輪車1の操縦安定性が向上する。
さらにまた、自動二輪車1では、後輪16によって跳ね上げられてリヤフェンダ6の前端部から滴り落ちる泥や水は車体フレーム2の前方に飛散することがなく、リヤスイングアーム17に集中して回収されることとなる。そして、リヤスイングアーム17に回収された泥や水は中央部連結部材56の上面部59に滴り落ちることとなり(図2中、実線矢A)、上面部59に設けられた傾斜面によって常に位置エネルギーが低くなる車両の前方側へと流れ出し、車両の下側へ排泄される。一方、自動二輪車1を走行させると、必然的に車両を停車させることとなり、この停車に伴う減速時には、上面部59に滴り落ちた泥や水は、車両の前方向に向かう慣性力を有し、上面部59に設けられた傾斜面によって常に車両の前方側に効率的に流れ出して排泄される。したがって、リヤスイングアーム17の上面部59には泥や水が堆積することがなく、自動二輪車1のバネ下重量を増加させて運動性能の低下を招くこともなく、泥や水が長期間に亘ってリヤスイングアーム17の上面部59に堆積し、外観上の不都合や発錆による強度低下を招くこともない。
また、リヤスイングアーム17によれば、中央部連結部材56の上面部59に滴り落ちた泥や水を排出する孔を設ける必要がない。したがって、リヤスイングアーム17の強度、剛性を損なうことがなく、かつ、孔の形成に伴う工数や工程を削減できて生産性が向上できる。
したがって、本実施形態に係るリヤスイングアーム17によれば、高い強度、剛性を確保しつつ、前部連結部材42に泥や水が堆積することのない自動二輪車1のリヤスイングアーム17を提供できる。
本発明に係るリヤスイングアームの実施形態の一例が用いられた自動二輪車を示す左側面。 本発明に係るリヤスイングアームの実施形態の一例が用いられる自動二輪車の部分的な縦断面図。 本発明に係るリヤスイングアームの実施形態の一例を示す斜視図。 本発明に係るリヤスイングアームの実施形態の他の例を示す斜視図。 本発明に係るリヤスイングアームの実施形態の他の例を示す斜視図。 自動二輪車に用いられる従来のリヤスイングアームの一例を示す斜視図。
符号の説明
1 自動二輪車
2 車体フレーム
3 V型エンジン
4 燃料タンク
5 着座シート
6 リヤフェンダ
7 同乗者シート
8 ステップ
9 ラジエータ
10 前輪
11 フロントフォーク
12 ハンドルバー
14 フロントフェンダ
15 スイングピボット軸
16 後輪
17 リヤスイングアーム
19 トランスミッション
22 ヘッドパイプ
23 メインフレーム
24 ダウンチューブ
26 前部ブリッジ部材
27 上ブリッジ部材
28 下ブリッジ部材
30 ピボットブラケット部
31 ピボット軸支部
32 リヤフェンダブラケット
33 泥除け部材
35 物品収納部
36 物品収容部壁
36a 前壁
36b 底壁
36c 後壁
38 バッテリ
40、41 アーム部
42 前部連結部材
44、50 ピボット軸支部
45、51 アーム前半部
46、52 アッパー部材
47、53 ロアー部材
48 シャフトケース
54 後輪軸受部
56 中央部連結部材
57 上半部連結部材
58 下半部連結部材
59 上面部
60 凹溝
70 従来のリヤスイングアーム

Claims (3)

  1. 車体フレームに載置された着座シートと、
    前記着座シートの下方に位置して車体フレームに設けられた物品収納部とを有する自動二輪車のスイングアームにおいて、
    スイングピボット軸が貫通されるピボット軸支部を有する前端部から後端部に向かって上下に広がる側面視略三角形状に形成されたアーム前半部と、
    前記アーム前半部の上端から斜め下方に向けて延設されたアッパー部材と前記アーム前半部の下端から斜め上方に向けて延設されたロアー部材とを有し、後端部に後輪を軸支する左右一対のアーム部と、
    前記アーム前半部の上下方向略中央部に架設された中央部連結部材と前記アーム前半部の後端の上半部に架設された上半部連結部材とを有する前部連結部材とを備え、
    前記前部連結部材の車幅方向中央部は、前記中央部連結部材と前記上半部連結部材とによって前方および上方に開放するL字状の凹部が形成されて前記物品収納部が出没可能であり、
    前記中央部連結部材の上面部は、後上方から前下方に向かって傾斜する凹溝を有することを特徴とする自動二輪車のリヤスイングアーム。
  2. 前記凹溝は、車幅方向中央上方から車幅方向外側下方へ向かって傾斜し、かつ、車幅方向外側端部では後上方から前下方に向かって傾斜する面で形成されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のリヤスイングアーム。
  3. 前記凹溝は、車幅方向外側端部上方から車幅方向中央下方へ向かって傾斜し、かつ、車幅方向中央部では後上方から前下方に向かって傾斜する面で形成されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のリヤスイングアーム。
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