JP5119033B2 - 可変モード光加入者線終端装置を有する拡張受動光網システム - Google Patents

可変モード光加入者線終端装置を有する拡張受動光網システム Download PDF

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Description

本発明は、受動光網システムに関し、特に拡張受動光網における可変モード光加入者線終端装置およびその方法に関するものである。
従来の受動光網(PON:passive optical network)システムでは、光加入者線終端装置(光加入者線終端装置:optical network unit)の数は物理的に光分岐比、例えば1:32、1:64、1:128により制限され、論理的に二層プロトコルにより制限されている。それは光回線終端装置(光回線終端装置:optical line terminal)が同時にあまりに多くの光加入者線終端装置を処理できないからである。例えば、国際電気通信連合電気通信標準化部門(ITU−T)の標準に基づくギガビット受動光網(GPON:giga bit PON)では、オンラインユーザの数は多くても128までとされている(ITU−T標準G.984を参照)。従って、多くのユーザを、ゲートウェーを経由してFiber to the node(FTTN)方式で一つの光加入者線終端装置に接続して広い帯域を共用することを必要とするが、その接続距離と柔軟性が制限され、または、やむを得ずより多くの光回線終端装置と光ファイバーケーブルを追加し、その結果、コストが高くなる。
本発明は、可変モードを有する光加入者線終端装置、光回線終端装置と受動光網システムを提供し、また、ユーザに動的メンバー権限の方法を提供することにより、一つの光回線終端装置でより多くのオンライン終端をサポートし、ユーザ数とカバー範囲を拡大することを実現する。
本発明の光回線終端装置は多数の光加入者線終端装置と接続し、
前記光加入者線終端装置は、前記光回線終端装置で予め設定された光加入者線終端装置から光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光加入者線終端装置の上限数を上回る数で、前記光回線終端装置に接続可能となっており、
前記光回線終端装置は制御部を備え、前記制御部は、前記光加入者線終端装置からの通信許可要求に従って、前記光加入者線終端装置から光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光加入者線終端装置の上限数によって、前記光加入者線終端装置が制御メッセージとデータの両方の送受信ができる第1モード、あるいは、制御メッセージの送受信ができるがデータの送信はできない第2モードになるよう制御する。
本発明は光回線終端装置と接続される光加入者線終端装置を提供し、
前記光加入者線終端装置は、前記光回線終端装置で予め設定された光加入者線終端装置から光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光加入者線終端装置の上限数を上回る数で、前記光回線終端装置に接続可能となっており、
前記光回線終端装置は制御部を備え、前記制御部は、前記光回線終端装置が光加入者線終端装置から光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光加入者線終端装置の上限数に基づき前記光加入者線終端装置からの通信許可要求に対して行った応答によって、前記光加入者線終端装置が制御メッセージとデータの両方の送受信ができる第1モード、あるいは、制御メッセージの送受信ができるがデータの送信はできない第2モードになるよう制御する。
本発明は多数の光加入者線終端装置と接続する光回線終端装置を提供し、
前記光回線終端装置で予め設定された光加入者線終端装置から光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光加入者線終端装置の上限数を上回る数の光加入者線終端装置に接続されたネットワークインタフェースと、
前記光加入者線終端装置から光加入者線終端装置シリアル番号と通信許可要求メッセージを受信した場合、前記通信許可要求情報を送信した光加入者線終端装置の通信を許容するかを示す通信許可応答メッセージを生成する制御部と、を備え、
前記ネットワークインタフェースは、前記通信許可応答メッセージを、前記通信許可要求メッセージを送信した光加入者線終端装置に送信する。
本発明は、光回線終端装置と、光加入者線終端装置と、前記光回線終端装置および光加入者線終端装置を接続する光リンクとを備えた、光ネットワークシステムを提供し、
前記光加入者線終端装置は、前記光回線終端装置で予め設定された光加入者線終端装置から光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光加入者線終端装置の上限数を上回る数で、前記光回線終端装置に接続可能となっており、
前記光回線終端装置は制御部を備え、前記制御部は、前記光加入者線終端装置からの通信許可要求に従って、前記光加入者線終端装置から光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光加入者線終端装置の上限数によって、前記光加入者線終端装置が制御メッセージとデータの両方の送受信ができる第1モード、あるいは、制御メッセージの送受信ができるがデータの送信はできない第2モードになるよう制御し、
前記光加入者線終端装置は制御部を備え、前記制御部は、前記光回線終端装置が前記光加入者線終端装置から光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光加入者線終端装置の上限数に基づき前記光加入者線終端装置からの通信許可要求に対して行った応答によって、前記光加入者線終端装置が制御メッセージとデータの両方の送受信ができる第1モード、あるいは、制御メッセージの送受信ができるがデータの送信はできない第2モードになるよう制御する。
また、本発明は、ビデオサーバーと、光回線終端装置と、光加入者線終端装置と、光受信ユニットと、光リンクとを備えた、ビデオサービスシステムを提供し、前記光加入者線終端装置は、制御メッセージとデータの両方の送受信ができる第1モードにて動作し、前記光受信ユニットは、前記第1モードまたは制御メッセージの送受信ができるがデータの送信はできない第2モードにて動作することができ、前記光回線終端装置を経由して前記ビデオサーバーから提供されるビデオサービスを受信し、
前記光受信ユニットは、前記光回線終端装置で予め設定された光受信ユニットから光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光受信ユニットの上限数を上回る数で、前記光回線終端装置に接続可能となっており、
前記光回線終端装置は制御部を備え、前記制御部は、前記光受信ユニットからの通信許可要求に従って、前記光受信ユニットから光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光受信ユニットの上限数によって、前記光受信ユニットが制御メッセージとデータの両方の送受信ができる第1モード、あるいは、制御メッセージの送受信とデータの受信ができるがデータの送信はできない第2モードになるよう制御し、
前記光受信ユニットは制御部を備え、前記制御部は、前記光回線終端装置が光受信ユニットから光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光受信ユニットの上限数に基づき前記光受信ユニットからの通信許可要求に対して行った応答によって、前記光受信ユニットが制御メッセージとデータの両方の送受信ができる第1モード、あるいは、制御メッセージの送受信とデータの受信ができるがデータの送信はできない第2モードになるよう制御する。
本発明は、光回線終端装置と、光加入者線終端装置と、前記光回線終端装置および光加入者線終端装置を接続する光リンクとを備えた、光ネットワークシステムにおける光通信方法を提供し、
前記光加入者線終端装置は、前記光回線終端装置で予め設定された光加入者線終端装置から光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光加入者線終端装置の上限数を上回る数で、前記光回線終端装置に接続可能となっており、
前記光回線終端装置は、前記光加入者線終端装置からの通信許可要求に従って、前記光加入者線終端装置から光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光加入者線終端装置の上限数によって、前記光加入者線終端装置が制御メッセージとデータの両方の送受信ができる第1モード、あるいは、制御メッセージの送受信ができるがデータの送信はできない第2モードになるよう制御する。
本発明の上述した内容をよりわかりやすくするために、以下に図面を参照して詳しく説明する。また、わかりやすくするために、ここに引用した本分野の普通の技術者(当業者)により熟知されている関数と構造の詳しい説明を省略する。
図1は、可変モード光加入者線終端装置を有する受動光網システムを示した概略図である。図1において、受動光網システムは、メンバー権限_下りメッセージM1と下り(DS:downstream)フレームD1の発信およびメンバー権限_上りメッセージM2と擬似上り(US:upstream)フレームD2の受信に用いられる、終端表1041を有する光回線終端装置10と、メンバー権限_下りメッセージM1と下りフレームD1の受信およびメンバー権限_上りメッセージM2と擬似上りの上りフレームD2の発信に用いられる、モード1とモード2において動作できる多数の光加入者線終端装置20と、ツリートポロジーにより光回線終端装置10と光加入者線終端装置20を接続しメンバー権限下りメッセージM1と下りフレームD1を保持する光ファイバーケーブルリンク40と光分岐器50と、ツリートポロジーにより接続光回線終端装置10と光加入者線終端装置20を接続しメンバー権限_上りメッセージM2と擬似上りフレームD2を保持する擬似リンク60と、を含む。
ここでは、光回線終端装置に接続された光加入者線終端装置20は多数個あってもよく、その数は光回線終端装置で予め設定した許容の接続数を超えてもよい。図1において概略的にそれぞれモード1とモード2における2つの光加入者線終端装置だけを示した。光加入者線終端装置20は、光回線終端装置10にメンバー権限_上りメッセージM2に送信してそのメンバー権限の変更を発起することができる。光回線終端装置10光加入者線終端装置20のメンバー権限を決定し、光加入者線終端装置20にメンバー権限_下りメッセージM1を送信してメンバー権限を知らせ、終端表1041に光加入者線終端装置20のメンバー権限パラメータを格納することができる。擬似リンク60は、例えば光ファイバーケーブルリンク40、またはその他の例えば無線インタフェースと銅線インタフェースの通信リンクであってもよいが、擬似上りフレームは例えばそれに応じて普通の受動光網上りフレーム(非特許参考:標準G.984.3)またはその他の上りフレームであってもよい。
図2は、本発明の第一実施例に係わる光加入者線終端装置のモードが変更されたときの光回線終端装置と光加入者線終端装置間のメッセージ交換を示した概略図である。受動光網システムは、終端表1041を有する光回線終端装置10と、モード1とモード2において動作できる光加入者線終端装置20と、ツリートポロジーにより光回線終端装置10と光加入者線終端装置20を接続する光ファイバーケーブルリンク40と光分岐器50と、を含む。光加入者線終端装置20は、光回線終端装置10にメンバー権限_要求M21を送信してメンバー権限を要求し、または、光回線終端装置10にメンバー権限_取消M22を送信してそのメンバー権限を取り消すことができる(図7と図8の詳しいシーケンスを参照)。光回線終端装置10は、メンバー権限_受入M11を送信してメンバー権限_要求M21中のメンバー権限申請を受け入り、メンバー権限_拒否M12を送信してメンバー権限申請を拒否し、またはメンバー権限_終了M13を送信して光加入者線終端装置20の現在のメンバー権限を終了することができる。そのメンバー権限が有効であるとき、光加入者線終端装置20は、モード1において動作し、そのメンバー権限が無効であるとき、モード2において動作する(図13の詳しい状態の記述を参照)。
図3は、本発明の第一実施例に係わる光回線終端装置を示したブロック図である。光回線終端装置10は、サービス側と通信する上り接続インタフェース101と、上り/下りデータの交換を行うレイヤ2スイッチ(L2SW:layer2 switch)102と、光ファイバーケーブルリンクに接続され、その接続された光加入者線終端装置と通信するPONインタフェース103と、光加入者線終端装置のメンバー権限パラメータを格納するための終端表1041を有するメモリユニット104と、メンバー権限_受入M11の発信と終端表1041の更新など、その他のモジュールの動作を制御する制御ユニット105と、電源を供給する電源106と、を含む。
図4は、本発明の第一実施例に係わる光加入者線終端装置を示したブロック図である。光加入者線終端装置20は、光ファイバーケーブルリンクに接続され、その接続された光回線終端装置と通信するPONインタフェース201と、多重/分離上り/下りデータの多重/分離ユニット(MUX/DEMUS)202と、上りデータのバッファになる上りキュー2031を有しユーザ側と通信する下り接続インタフェース203と、光加入者線終端装置20のアクティブ化有効性を識別するregTimer2041と光加入者線終端装置20のメンバー権限有効性を識別するmembTimerU2042を有するメモリユニット204と、メンバー権限_要求M21の発信とmembTimerU2042の更新など、その他のモジュールの動作を制御する制御ユニット205と、電源を供給する電源206と、を含む。
図5と図6に光加入者線終端装置20がモード2において動作するとき、光回線終端装置10と光加入者線終端装置20の間における定期的なメッセージ交換のプロセスを示している。
図5は、光回線終端装置がモード2において動作する光加入者線終端装置と接続を維持するシーケンス図である。上述したように、そのメンバー権限が無効であるとき、光加入者線終端装置20はモード2において動作し(図13の詳しい状態の記述を参照)。モード2において動作する間、光加入者線終端装置20は、ディスカバリウィンドウにおいて光回線終端装置10とメッセージ交換を行うことによりアクティブ状態を維持する(S101、非特許参考:標準G.984.3)。光回線終端装置10が発見メッセージを送信する(S102)ことで周期的にディスカバリウィンドウを発起し(ここで、T1は次にディスカバリウィンドウの開始時間、T2は持続時間を示す)、光加入者線終端装置20は2つの連続したディスカバリウィンドウの間にregTimer2041にタイムをカウントさせる(S103)。regTimer2041でタイムオーバーになったとき、光加入者線終端装置20はランダム遅延(S106)の後に登録_要求メッセージを発信することで次の発見メッセージに返答する(S105)。ここで、シリアル番号(SN:Serial number)はその自身を識別するためのものであり、前記ランダム遅延は異なる光加入者線終端装置間の衝突を回避することに用いられる。登録_要求メッセージを受信したとき、光回線終端装置10は終端表1041中のactTimerを更新し(S107、図14の詳しい表内容を参照)、新たにactTimerのタイムカウントを開始し(S108)、登録_アクティブ化メッセージを発信する(S109)。光回線終端装置10からの登録_アクティブ化メッセージを受信した後、光加入者線終端装置20はregTimer2041(S110)を更新する。上記のプロセスの繰り返しにより、光回線終端装置10はモード2において動作する光加入者線終端装置と接続を維持する。本発明の好ましい実施例によれば、regTimer2041が更新された値およびactTimerが更新された値を光回線終端装置10がディスカバリウィンドウを発起する重複周期の10倍に設定することで、平均的に各ディスカバリウィンドウに1/10の光加入者線終端装置しか応答しないので、衝突を回避することができる。
図6は、光回線終端装置がモード2において動作する光加入者線終端装置と接続を失ったシーケンス図である。光加入者線終端装置20は、regTimer2041がタイムオーバーになる(S202)まで、そのregTimer2041をカウントさせ(S201)、次の発見メッセージを受信したとき(S203)、登録_要求メッセージを発信することで返答する。ここで、SNはその自身の識別に用いられる(S204)。しかし、ネットワーク輻輳などの原因によって、登録_要求メッセージが消え、しかも、光回線終端装置10がactTimerのタイムオーバー(S205)までにそのメッセージを受信しない場合がある。そのため、光回線終端装置10は、光加入者線終端装置20との接続を失い、終端表1041から光加入者線終端装置20を削除し、登録_削除メッセージ(S207)をブロードキャストする。ここで、SNは削除される光加入者線終端装置の識別に用いられる。登録_削除メッセージを受信したとき、光加入者線終端装置20はSNをチェックすることでその接続ロスを認識し、接続ロスを示すよう、regTimer2041を0にリセットする(S208)。
図7と図8に光加入者線終端装置20モードが変更されたとき、光回線終端装置10と光加入者線終端装置20の間におけるメッセージ交換の過程が示されている。
図7は、光加入者線終端装置によるメンバー権限の申請と取消および光回線終端装置による対応のメンバー権限割当のシーケンス図である。光加入者線終端装置20は、例えば上りキュー2031の長さが予め設定された長さ閾値Lthを超えたことをチェックしたなどのことで、ユーザが上りを申請していることを発見した場合(S301)、次の発見メッセージを受信したとき(S302)、メンバー権限_要求M21を発信することで(S303)返答する。ここで、SNはその自身の識別に用いられ、T3はメンバー権限要求の開始時間、T4は持続時間を示し、好ましい実施例においてT4は設定値である。メンバー権限_要求M21を受信したとき、光回線終端装置10は、終端表1041をチェックして新しいメンバー権限を割当てる可能性を確認する(S304)。終端表1041により、有効なメンバー権限を有する光加入者線終端装置数が予め設定された最大メンバー数Nmaxより小さい場合(図11の詳しい流れ図を参照)、光回線終端装置10はメンバー権限_受入M11を送信して光加入者線終端装置20にメンバー権限を割当てる(S305)。ここで、SNは申請元光加入者線終端装置の識別に用いられ、ONU−IDは新たに申請元光加入者線終端装置に割当てられたものであって、割当てたメンバー権限の有効期間内に有効なものである。T5は割当てるメンバー権限の開始時間、T6は持続時間を示す。ここでは、通常の場合、T5をT3と同様、T6をT4と同様の値に設定する。しかし、光回線終端装置が光加入者線終端装置を満たすことができない場合、それらを異なる値に設定してもよい。
また、終端表1041の有効メンバー権限を有する光加入者線終端装置の数がNmax以上の場合、光回線終端装置10は、メンバー権限_拒否M12を送信して光加入者線終端装置20の申請を拒否する。ここで、SNは申請元光加入者線終端装置を示す。同時に、光回線終端装置10は終端表1041の対応のメンバー権限を有効に更新し、対応のONU−IDを新たに割当てられたONU−IDに設定し、対応のmembTimer(図14の詳しい表内容を参照)を有効時間としてT4と予め設定された最大時間Tmaxのいずれかの小さな値に設定する(S306)。メンバー権限_受入M11を受信したとき、光加入者線終端装置20は、受信したメンバー権限_受入M11によるT5からモード1における動作を開始し(S307)、membTimerU2042をT6に設定する(S308)。ここでは、光加入者線終端装置20がモード1において動作するとき、例えば距離測定や帯域幅割当などの識別プロセスを開始し維持すべきであることに注意する(非特許参考:ITU−T標準C.984.3、IEEE標準802.3ah)。membTimerU2042がタイムオーバーになり、または、光加入者線終端装置20が、例えば上りキュー2031のチェックにより予め設定された閾値時間の空が維持されていることなど、ユーザによる上り取消を発見したとき(S309)、光加入者線終端装置20は、メンバー権限_取消M22を発信することでそのメンバー権限(S310)を取り消し(ここで、T7は取消の時間を示す)、モード2における動作を開始し(S311)、次のメンバー権限の割当までそれを維持する。光回線終端装置10は、メンバー権限_取消M22を受信したとき、終端表1041を更新し(S312)、対応のメンバー権限を無効に設定し、対応のONU−IDをすべてのモード2において動作する光加入者線終端装置に用いられるOxfeに設定し、対応のmembTimerを0に設定する。
図8は、光加入者線終端装置によるメンバー権限の申請および光回線終端装置による対応のメンバー権限の割当と終了のシーケンス図である。光加入者線終端装置20は、図7に示された同様な方式にてユーザによる上り申請を発見した場合(S401)、次の発見メッセージを受信したとき(S402)、メンバー権限_要求M21を送信することで(S403)返答する。メンバー権限_要求M21を受信したとき、光加入者線終端装置10は、終端表1041をチェックして新しいメンバー権限を割当てる可能性を確認する(S404)。図7に示された場合と同様に、図8の光回線終端装置10は、メンバー権限_受入M11を送信して光加入者線終端装置20にメンバー権限を割当て(S405)、あるいは、メンバー権限_拒否M12を送信して申請を拒否し、それに応じて終端表1041を更新する(S406)。メンバー権限_受入M11を受信した後、光加入者線終端装置20は、受信したメンバー権限_受入M11によるT5からモード1における動作を開始し(S407)、membTimerU2042をT6に設定する(S408)。終端表1041中のmembTimerがタイムオーバーになったとき(S409)、光回線終端装置10は、メンバー権限_終了M13を発信して光加入者線終端装置20のメンバー権限(S410)を終了し(ここで、T8は取消の時間を示す)、終端表1041を更新し(S411)、対応のメンバー権限を無効に設定し、対応のONU−IDをOxfeに設定し、および対応のmembTimerを0に設定する。メンバー権限_終了M13を受信したとき、光加入者線終端装置20は、モード2における動作を開始し(S412)、次のメンバー権限の割当までそれを維持する。
図9はメンバー権限_下りメッセージとメンバー権限_上りメッセージの構造を示した図であり、図10はメッセージIDと各特定なメッセージ内容の定義を示した図である。本発明の第一実施例によれば、メンバー権限_下りメッセージとメンバー権限_上りメッセージは、同様な構造を有し、ITU−T標準のギガビット受動光網(GPON)(非特許参考:標準G.984.3)に適合し、図9に示したように、ONU−ID(1バイト)、メッセージID(1バイト)、メッセージデータ(10バイト)、巡回冗長検査コード(CRC:cyclic redundancy check)(1バイト)を含む。メッセージデータは、さらにメッセージ内容(0〜10バイト)とパッチ(0〜10バイト)を含み、全サイズが10バイトである。ここでは、メッセージ構造が図9に示した構造と同様ではなくてもよいことに注意する。例えば、イーサネット(登録商標)受動光網(EPON)に適用したとき、それのサイズが64バイトの制御フレームになる。図10に示すように、発見、登録_アクティブ化、登録_アクティブ化取消、メンバー権限_受入、メンバー権限_拒否、メンバー権限_終了、登録_要求、メンバー権限_要求およびメンバー権限_取消メッセージのメッセージIDは、順次「00010000」、「00010010」、「00010011」、「00010110」、「00010111」、「00011000」、「00010001」、「00010100」および「00010101」であり、対応のメッセージ内容は、「{T1,T2}」、「{SN}」、「{SN}」、「{SN,ONU−ID,T5,T6}」、「{SN}」、「{T8}」、「{SN}」、「{SN,T3,T4}」および「{T7}」である。ここで、SNは送信元または送信先の光加入者線終端装置の2バイト数字であり、T1、T3、T5、T7、T8はメッセージIDに対応する動作の開始時間で、T2、T4、T6は対応の持続時間である。
図11は、光回線終端装置によるメンバー権限割当・終了とメッセージ処理・発信のプロセスを示した流れ図である。光回線終端装置10は、正常に動作しメッセージを待っているとき(S601)、メンバー権限_要求メッセージを受信したか否かをチェックし(S602)、またはメンバー権限_取消メッセージを受信したか否かをチェックする(S603)。S602の結果がNoである場合、光回線終端装置10は引き続きS603まで行う。その後、S603の結果がNoである場合、終端表1041中のすべての有効なmembTimerをカウントさせるまで引き続き行う(S604)。すべての有効なmembTimerをカウントさせた後、光回線終端装置10はタイムオーバーになったmembTimerがあるかをチェックし(S605)、タイムオーバーになったmembTimerがない場合、S601に戻り、上記のループを維持する。
S602の結果がYesである場合、光回線終端装置10がメンバー権限_要求メッセージを受信したことが示され(S606)、光回線終端装置10は、その終端表1041をチェックし(S607)、メンバー権限を割当てることができるかをチェックする(S608、図15の詳しい流れ図を参照)。S608の結果がNoである場合、対応のSNをメッセージに書き込み申請元光加入者線終端装置にメンバー権限_拒否メッセージを発信し(S609)、あるいは、S608の結果がYesである場合、引き続き受信したメンバー権限_要求メッセージ中のT3とT4の和が現在の時間Tcrtより小さいかをチェックする(S610)。S610の結果がNoである場合、申請元光加入者線終端装置にメンバー権限_拒否メッセージを発信し(S609)、あるいは、S610の結果がYesである場合、引き続き申請元光加入者線終端装置にメンバー権限を割当て、終端表1041中の対応の申請元光加入者線終端装置のメンバー権限を有効に設定し(S611)、申請元光加入者線終端装置に未使用のONU−IDを割当て(S612)、それに応じてそのONU−IDを終端表1041に格納する。その後、光回線終端装置10は、新たに割り当てたONU−IDをメンバー権限_受入メッセージに書き込み(S613)、T4が予め設定された最大時間Tmaxより小さいかをチェックすることにより、割り当てたメンバー権限の有効時間を決定する(S614)。S614の結果がNoである場合、光回線終端装置10は終端表1041中のmembTimerをTmaxに設定し(S615)、あるいは、S614の結果がYesである場合、光回線終端装置10は終端表1041中のmembTimerをT4に設定する(S616)。タイマーを設定した後、光回線終端装置10は、T3とTcrtのいずれかの遅いものをメンバー権限_受入メッセージの開始時間に書き込み、S615とS616で設定したmembTimerをメンバー権限_受入メッセージの持続時間に書き込む(S617)。S613からS617で生成したメンバー権限_受入メッセージの発信を完了した後(S618)、光回線終端装置10はS601に戻る。
S603の結果がYesである場合、光回線終端装置10がメンバー権限_取消メッセージを受信したことが示され(S619)、光回線終端装置10は、その終端表1041をチェックし(S620)、受信したメンバー権限_取消メッセージによる光加入者線終端装置のメンバー権限が有効であるかをチェックする(S621)。S621の結果がYes、あるいは、S605の結果がYesである場合、対応の光加入者線終端装置のメンバー権限を終了すべきことが示され、光回線終端装置10は、終端表1041中の対応のmembTimerを0に設定し(S622)、終端表1041中の対応のメンバー権限を無効に設定する(S623)。その後、光回線終端装置10は、Tcrtをメンバー権限_終了メッセージに書き込み(S624)、書き込んだメッセージの発信を完了した後(S625)S601に戻る。
図15は、光回線終端装置がメンバー権限の割当ができるかを判読する流れ図である。図11に示すように、光回線終端装置は、メンバー権限_要求メッセージ後を受信した後、終端表をチェックし、メンバー権限の割当ができるかを判読する(S608)。スタート(S6080)からプロシージャに入った後、光回線終端装置は、まず現在有効なメンバー権限を有する光加入者線終端装置数Ncrtが予め設定された最大メンバー数Nmaxより小さいかを判断し(S6081)、S6081の結果がYesである場合、Yesを返して(S6082)図11に示したその他のステップを続ける。S6081の結果がNoである場合、光回線終端装置は、終端表から申請元光加入者線終端装置の優先度P1を読取り(S6083、図16の詳しい表内容を参照)、表の開始から逐次にモード1において動作するユーザiの優先度Piを読取り(S6084)、読み出したPiがP1より低いかを判断する(S6085)。S6085の結果がNoである場合、申請元の優先度が読み出したユーザ優先度より低いことが示され、光回線終端装置は、終端表中のモード1において動作するユーザをすべてチェックしたかを判断する(S6086)。S6086の結果がYesである場合、光回線終端装置は、Noに戻り(S6087)、図11に示したその他のステップを続ける。S6086の結果がNoである場合、上記のループですべてのユーザをチェックするまで、引き続きS6084を行い、次のモード1におけるユーザをチェックする(S6088)。ループでチェックする間、S6085の結果がYesである場合、光回線終端装置は、例えば対応のメンバー権限を無効に設定しユーザにメンバー権限_終了メッセージを送信することによりそのユーザiの現在のメンバー権限を取り消して(S6089)Yesに戻る(S6082)ことにより図111に示したその他のステップを続ける。ここで説明する必要があるのは、例えば図14に示した終端表のように、光回線終端装置における終端表に優先度のパラメータが含まれていない場合、光回線終端装置は、すてのユーザの優先度が同様なデフォールト値(例えば「低」)であると見なし、S6085の判断結果をすべてNoにして、あるいは、上記のS6083からS6089の優先度に対する判断プロセスをスキップすることができる。
図12は、光加入者線終端装置によるメンバー権限の申請・取消とメッセージの処理・発信プロセスを示した流れ図である。光加入者線終端装置20がモード2において動作するとき、上りキューをチェックし(S701)、上りキューの長さLUSが予め設定された長さ閾値Lthを超えたかをチェックする(S702)。S702の結果がNoである場合、光加入者線終端装置20はS701に戻り、あるいは、S702の結果がYesである場合、ユーザが上りを申請していることが示され、光加入者線終端装置20は、引き続きregTimer2041の値が0より大きいかをチェックする(S703)。S703の結果がNoである場合、接続が失われたことが示され、光加入者線終端装置20は、上りが拒否されプロシージャが終了された(S705)ことを示す申請_拒否されたメッセージによりユーザ側に応答する(S704)。ここでは、申請_拒否されたメッセージの定義はユーザネットワークインタフェースによって決められ、例えば、ユーザネットワークインタフェースがファーストイーサネット(登録商標)インタフェースである場合、イーサネット(登録商標)フレームのペイロード内に定義される。S703の結果がYesである場合、光加入者線終端装置20は、メンバー権限要求メッセージを書き込み、開始時間T3を現在の時間Tcrtに設定して(S706)、持続時間T4を要求持続時間Trqtに設定する(S707)。Trqtは、例えば現在のワイヤスピードにおいてLUSの10倍のデータの発信に必要とする時間など、予め設定された持続時間またはLUSに基づいて算出した持続時間である。メッセージを書き込んだ後、光加入者線終端装置20は、メッセージを待ち(S708)、発見メッセージを受信したか否かをチェックする(S709)。発見メッセージを受信した場合、光加入者線終端装置20はS706とS707に生成したメンバー権限_要求メッセージを発信し、引き続き光回線終端装置10からの応答メッセージを待つ(S711)。
光加入者線終端装置20は、メッセージを待つとき(S711)、いかなるメンバー権限_受入メッセージを受信したかをチェックし(S712)、あるいは、いかなるメンバー権限_拒否メッセージを受信したかをチェックする(S713)。S712の結果がNoである場合、光回線終端装置20は引き続きS713を行う。S713の結果がNoである場合、S711に戻り、上記のループ状態を維持する。S713の結果がYesである場合、光加入者線終端装置20がメンバー権限_拒否メッセージを受信したことが示され(S714)、光加入者線終端装置20は、上りが拒否されプロシージャが終了されたこと(S705)を示す申請_拒否されたメッセージによりユーザ側に応答する(S704)。
S712の結果がYesである場合、光加入者線終端装置20がメンバー権限_受入メッセージを受信したことが示され(S715)、光加入者線終端装置20は、membTimerU2042を受信したメンバー権限_受入メッセージ中のT6に設定し(S716)、それに応じてT5においてモード1に切り替える(S717)。その後、モード1において動作するとき、光加入者線終端装置20は、そのmembTimerU2042をカウントさせ(S718)、membTimerU2042がタイムオーバーになったかをチェックし(S719)、いかなるメンバー権限_終了メッセージを受信したかをチェックする(S720)。S719の結果がNoである場合、光回線終端装置10は引き続きS720を行う。S720の結果がNoである場合、S718に戻り、上記のループ状態を維持する。S719の結果がYesまたは光加入者線終端装置20が上りキューに予め設定された時間Tcancelが設定されたと発見した場合(S721)、光加入者線終端装置20は、Tcrtをメンバー権限_取消メッセージの開始時間に書き込んでメンバー権限_取消メッセージを発信する(S722)。メンバー権限_取消メッセージを発信した後(S722)、またはS720の結果がYesである場合、光加入者線終端装置20は、membTimerU2042を0に設定し(S723)、メンバー権限が無効になったことを示し、モード2に切り替えて(S724)プロシージャを終了する(S705)。
図13は、本発明の第一実施例に係わる光加入者線終端装置の異なるモード状態を示した図である。光加入者線終端装置20が登録されていない場合、または光回線終端装置10との接続が失われた場合、光加入者線終端装置20の状態は、コールドONUであり(S801)、次の発見メッセージを待ち、次のディスカバリウィンドウにて登録_要求メッセージを発信しようとしている。光回線終端装置10に登録した後(S802)(図5の詳しいプロセスを参照)、光加入者線終端装置20の状態は光加入者線終端装置モード2に変わり(S803)、光回線終端装置10から/へメッセージとデータを受信/送信し、かつ、登録がタイムオーバーになったとき(S804)、再びコールドONUに変わることができる(図6の詳しいプロセスを参照)。図7に示したように、光加入者線終端装置モード2は、光回線終端装置10からメンバー権限を取得して(S805)、光加入者線終端装置モード1になることができる(S806)。光加入者線終端装置モード1は、メンバー権限を失ったとき(S807)に光加入者線終端装置モード2になることができる。ここでは、光加入者線終端装置モード1は、光回線終端装置10から/へメッセージとデータを受信/送信することができる(S806)。
図14は、光回線終端装置の終端表を示した図である。ここでは、終端SNは、接続される光加入者線終端装置を表し、0x00−00−00−00から0xff−ff−ff−ffに変化することができる。actTimerは、終端SNによる光加入者線終端装置のアクティブ化有効時間を表し、0から2Sの間に変化することができる。メンバー権限は、対応の光加入者線終端装置のメンバー権限の有効性を表し、「有効」または「無効」に設定される。ONU−IDは、値が0x0から0xfdの場合、モード1における光加入者線終端装置を示し、値が0xfeの場合、モード2における光加入者線終端装置を表す。membTimerは、対応の光加入者線終端装置のメンバー権限の有効時間を表し、0から600Sに変化することができる。なお、ITU−T標準G.984.3により、値が0xffのONU−IDをブロードキャストデータとメッセージのために保留する。
図16は、光回線終端装置のもう一つの終端表を示した図である。ここでは、終端SN、actTimer、メンバー権限、ONU−ID、membTimerの意味は図14のそれと同様である。優先度は、対応の光加入者線終端装置の優先順位を識別し、光回線終端装置が光加入者線終端装置へのメンバー権限割当ができるかを判断するときにそれぞれのユーザを区別するために用いられる。優先度は、図16に示したように「高」、「中」、「低」に設定することができる。あるいは、0〜7の数字に設定することもできる。ここでは、7は最高の優先度、0は最低の優先度を示す。
図17は、本発明の第二実施例に係わる光受信ユニットを有する受動光網のVoDサービス提供における応用を示した図である。受動光網システムは、終端表1041を有する光回線終端装置10と、常時モード1において動作する光加入者線終端装置20と、モード1とモード2において動作できる光受信ユニット30と、ツリートポロジーで光回線終端装置10、光加入者線終端装置20、光受信ユニット30を接続する光ファイバーケーブルリンク40と光分岐器50と、を含む。光受信ユニット30は、図2に示した第一実施例における光加入者線終端装置20のようにそのメンバー権限を変更することができる。そのメンバー権限が有効の場合、光受信ユニット30は、モード1において動作し、そのメンバー権限が無効の場合、モード2において動作する(図20の詳しい状態の記述を参照)。
光回線終端装置、光加入者線終端装置および光受信ユニットの構造、光回線終端装置がモード2において動作する光受信ユニットとの接続を維持/終了するシーケンス、光受信ユニットメンバー権限の変更、光回線終端装置/光受信ユニットの流れ図、光回線終端装置と光受信ユニット間のメッセージ定義がすべて第一実施例のそれと似ているので、簡略化するために、第二実施例において関連の記述を省略する。
図18は、本発明の第二実施例に係わる光受信ユニットが光回線終端装置およびVoDサーバーと通信しVoDサービスを受けるシーケンス図である。図18に示したように、メンバー権限が無効のとき、光受信ユニット30はモード2において動作する(S901)。光受信ユニット30は、例えば上りキュー2031にVoD照会があるかをチェックすることにより、ユーザが上りを申請していることを発見した場合(S902)、次の発見メッセージを受信したとき(S903)、メンバー権限_要求を発信することで(S904)返答する。メンバー権限_要求を受信したとき、光回線終端装置10は、メンバー権限を割当て(S905)、光受信ユニット30にメンバー権限_受入を送信する(S906)。メンバー権限_受入メッセージを受信したとき、光受信ユニット30は、光回線終端装置10により割当てられた時間からモード1において動作する(S907)。モード1において動作する間、光受信ユニット30は、上りデータを発信することができる(図20の詳しい状態の記述を参照)。従って、光受信ユニット30は、光回線終端装置10を経由してVoD照会をVoDサーバー70に転送する(S908)。光受信ユニット30からVoD照会を受信した後、VoDサーバー70は、受信した照会の授権をチェックし(S909)、申請元の光受信ユニットに有効な授権がある場合、申請元の光受信ユニットにオプションVoD情報を発信して返答する(S910)。ユーザがカスタムを決定した後、光受信ユニット30は、VoDサーバー70にVoD要求を送信し(S911)、あるいは、なんのカスタムもせずに終了する。VoD要求を受信したとき、VoDサーバー70は、要求を分析し、要求によりVoDコンテンツの伝送を準備し(S912)、VoD要求確認で返答する(S913)。その後、光受信ユニット30は、例えば上りキュー2031のチェックにより予め設定された時間の空が維持されていることなど、ユーザによる上り取消を発見したら(S914)、光受信ユニット30は、メンバー権限_取消を発信してそのメンバー権限を取り消して(S915)、モード2における動作を開始する(S916)。光回線終端装置10は、メンバー権限_取消を受信したとき、終端表1041を更新することで光受信ユニット30のメンバー権限を終了する(S917)。同時に、VoDサーバー70はS911で受信した要求によりVoDコンテンツの発信を開始し(S918)、必要とするVoDコンテンツを光受信ユニット30に発信する(S919)。また、モード2において動作するとき(S916)、光受信ユニット30は、VoDコンテンツの受信を維持し(S920)、いかなる上りデータも発信しない。なお、ONU−ID0xfeは、モード2において動作するすべての光受信ユニット30に用いられるので(図19のONU−IDに関する詳しい記述を参照)、光回線終端装置10においてVoDコンテンツは対応の光受信ユニット30のSNと共にパッケージングされ、対応の光受信ユニット30においてONU−IDとSNのチェックによりフィルタリングする必要がある。
図19は、本発明の第二実施例に係わる光回線終端装置の終端表を示した図である。ここでは、終端SN、actTimer、メンバー権限、membTimerの意味は図14のそれと同様である。常時モード1において動作する光加入者線終端装置20とモード1とモード2において動作できる光受信ユニット30があるので、終端表において1列の終端タイプにより接続される終端のタイプを表し、その値は「ONU」か、あるいは「SORU」である。また、ONU−IDは、値が0x0から0xfdの場合、光加入者線終端装置20とモード1における光受信ユニット30を示し、値が0xfeの場合モード2における光受信ユニット30を示し、あるいはITU−T標準G.984.3に準拠し、あるいは値が0xffの場合、ブロードキャストデータとメッセージを表す。
図20は、本発明の第二実施例に係わる光受信ユニットの異なるモード状態を示した図である。光受信ユニット30が登録されていない、または光回線終端装置10との接続が失われたとき、光受信ユニット30の状態は、コールドSORUであり(S1101)、次の発見メッセージを待ち、次のディスカバリウィンドウにて登録_要求メッセージを発信しようとする。光回線終端装置10に登録した後(S1102)、光受信ユニット30の状態は光受信ユニット−モード2に変わり(S1103)、光回線終端装置10から/へメッセージを受信/送信し、かつ、登録がタイムオーバーになったとき(S1104)、再びコールドSORUに変わることができる。光受信ユニット−モード2は光回線終端装置10からメンバー権限を取得する(S1105)ことにより、光受信ユニット−モード1になることができる(S1106)。光受信ユニット−モード1においてメンバー権限を失ったとき(S1107)に光受信ユニット−モード2になることができる。ここでは、光受信ユニット−モード1は光回線終端装置10から/へメッセージとデータを受信/送信することができる(S1106)。
光回線終端装置がモード2において動作する光受信ユニットとの接続を維持/終了するシーケンス、光受信ユニットメンバー権限の変更、光回線終端装置/光受信ユニットの流れ図、光回線終端装置と光受信ユニット間のメッセージ定義がすべて第一実施例のそれと似ており、光回線終端装置における終端表と光受信ユニットの異なるモード状態がすべて第一実施例のそれと類似しているので、簡略化のために、第三実施例において関連の記述を省略する。
図21は、本発明の第三実施例に係わる無線上り接続インタフェース付きの光受信ユニットを有する受動光網システムと光受信ユニットモードが変更されたときの光回線終端装置と光受信ユニット間のメッセージ交換を示した図である。図21に示したように、受動光網システムは、終端表1041を有する光回線終端装置10と、常時モード1において動作する光加入者線終端装置20と、モード1とモード2において動作することができる光受信ユニット30と、ツリートポロジーで光回線終端装置10、光加入者線終端装置20、光受信ユニット30を接続する光ファイバーケーブルリンク40と光分岐器50と、スタートポロジーで光回線終端装置10と光受信ユニット30を接続する無線インタフェース80と、を含む。光受信ユニット30は、図2に示した第一実施例における光加入者線終端装置20のようにそのメンバー権限を変更することができる。そのメンバー権限が有効の場合、光受信ユニット30は、モード1において動作し、そのメンバー権限が無効の場合、モード2において動作する。光加入者線終端装置20の場合、すべての下り/上りメッセージとデータは、光ファイバーケーブルリンク40と光分岐器50により保持される。しかし、光受信ユニット30の場合、メンバー権限_受入M11、メンバー権限_拒否M12、メンバー権限_終了M13、下りフレームD1、下りブロードキャストフレームD13を含む下りメッセージとデータは、光ファイバーケーブルリンク40と光分岐器50により保持されるが、メンバー権限_要求M21、メンバー権限_取消M22、擬似上りフレームD2を含む上りメッセージとデータは、無線インタフェース80により保持される。光受信ユニット30の上りメッセージとデータは、光加入者線終端装置20と異なるリンクにおいて伝送される以上、光受信ユニット30へのメンバー権限割当とモード1において動作する光受信ユニット30への上り帯域割当を行うとき、光回線終端装置10は、光加入者線終端装置20を考慮する必要はない。
図22は、本発明の第三実施例に係わる無線インタフェースを有する光回線終端装置を示したブロック図である。光回線終端装置10は、サービス側と通信する上り接続インタフェース101と、上り/下りデータを交換するL2SW102と、光ファイバーケーブルリンクに接続され上り/下りにおいて光加入者線終端装置と通信し下りにおいて光受信ユニットと通信するPONインタフェース103と、光加入者線終端装置と光受信ユニットメンバーの権限パラメータを格納する終端表1041を有するメモリユニット104と、メンバー権限_受入M11の発信と終端表1041の更新など、その他のモジュールの動作を制御する制御ユニット105と、電源を供給する電源106と、無線インタフェースに接続され上りにおいて光受信ユニットと通信する無線(W:wireless)ネットワークインタフェース107と、を含む。
図23は、本発明の第三実施例に係わる無線インタフェースを有する光受信ユニットを示したブロック図である。光受信ユニット30は、多重/分離上り/下りデータの多重/分離ユニット302と、上りデータのバッファになる上りキュー3031を有しユーザ側と通信する下り接続インタフェース303と、光受信ユニット30のアクティブ化有効性を識別するregTimer3041と光受信ユニット30のメンバー権限の有効性を識別するmembTimerU3042を有するメモリユニット304と、メンバー権限_要求M21の発信とmembTimerU3042の更新など、その他のモジュールの動作を制御する制御ユニット305と、電源を供給する電源306と、無線インタフェースに接続され上りにおいて光回線終端装置と通信するWネットワークインタフェース307と、光ファイバーケーブルリンクに接続され下りにおいて光回線終端装置と通信する、下りフレームD1と下りブロードキャストフレームD13をフィルタリングするためのフィルタ3081を有するDS−PONインタフェース308と、を含む。
光回線終端装置の構造、光回線終端装置/光受信ユニットの流れ図、および、光回線終端装置と光受信ユニット間のメッセージ定義がすべて第一実施例のそれと類似しており、光回線終端装置における終端表と光受信ユニットの異なるモード状態はすべて第二実施例のそれと類似しているので、簡略化のために、第四実施例において関連の記述を省略する。
図24は、本発明の第四実施例に係わる銅線(またはケーブル)上り接続インタフェース付きの光受信ユニットを有する受動光網システムと光受信ユニットモードが変更されたときの光回線終端装置と光受信ユニット間のメッセージ交換を示した図である。図24に示したように、受動光網システムは、終端表1041を有する光回線終端装置10と、ユーザ終端表(UT:terminal)2043を有し常時モード1において動作する光加入者線終端装置20と、モード1とモード2において動作できる光受信ユニット30と、ツリートポロジーで光回線終端装置10、光加入者線終端装置20、光受信ユニット30を接続する光ファイバーケーブルリンク40と光分岐器50と、光加入者線終端装置20と光受信ユニット30を接続する銅線90と、光回線終端装置10に接続されユーザ側にサービスを提供するサービス側(SNI)機器91、光加入者線終端装置20に接続されサービス側からサービスを受けるユーザ側2(UNI)機器92と、光受信ユニット30に接続されサービス側からサービスを受けるUNI1機器93と、を含む。光受信ユニット30は、図2に示した第一実施例における光加入者線終端装置20のようにそのメンバー権限を変更することができる。そのメンバー権限が有効の場合、光受信ユニット30はモード1において動作し、そのメンバー権限が無効の場合、モード2において動作する。光加入者線終端装置20の場合、すべての下り/上りメッセージとデータは、光ファイバーケーブルリンク40と光分岐器50により保持される。しかし、光受信ユニット30の場合、メンバー権限_受入M11、メンバー権限_拒否M12、メンバー権限_終了M13、下りフレームD1、下りブロードキャストフレームD13を含む下りメッセージとデータは、光ファイバーケーブルリンク40と光分岐器50により保持されるが、メンバー権限_要求M21、メンバー権限_取消M22、擬似上りフレームD2を含む上りメッセージとデータは、銅線リンク90、光加入者線終端装置20、光ファイバーケーブルリンク40と光分岐器50により構成されるリンクにより保持される。
図25は、本発明の第四実施例に係わる光受信ユニットに接続される銅線インタフェースを有する光加入者線終端装置を示したブロック図である。光加入者線終端装置20は、光ファイバーケーブルリンクに接続され、その接続された光回線終端装置と通信するPONインタフェース201と、多重/分離上り/下りデータの多重/分離ユニット202と、その接続されたUNIと通信する下り接続インタフェース203と、光受信ユニットのメンバー権限パラメータを格納するユーザ終端表2043を有するメモリユニット204と、ユーザ終端表2043の更新など、その他のモジュールの動作を制御する制御ユニット205と、電源を供給する電源206と、ケーブルに接続され上りにおいて光受信ユニットと通信する銅線(C:cable)インタフェースと、を含む。
図26は、本発明の第四実施例に係わる銅線インタフェースを有する光受信ユニットを示したブロック図である。光受信ユニット30は、多重/分離上り/下りデータの多重/分離ユニット302と、上りデータのバッファになる上りキュー3031を有しユーザ側と通信する下り接続インタフェース303と、光受信ユニット30のアクティブ化有効性を識別するregTimer3041と光受信ユニット30のメンバー権限の有効性を識別するmembTimerU3042を有するメモリユニット304と、メンバー権限_要求M21の発信とmembTimerU3042の更新など、その他のモジュールの動作を制御する制御ユニット305と、電源を供給する電源306と、ケーブルに接続され上りにおいて光加入者線終端装置を経由して光回線終端装置と通信するCインタフェース309と、光ファイバーケーブルリンクに接続され下りにおいて光回線終端装置と通信する、下りフレームD1と下りブロードキャストフレームD13をフィルタリングするためのフィルタ3081を有するDS−PONインタフェース308と、を含む。
図27は、本発明の第四実施例に係わる光加入者線終端装置が正常な上りプロセスにより光回線終端装置と通信し、および光受信ユニットが擬似上りプロセスにより光回線終端装置と通信するシーケンス図である。図27に示したように、光加入者線終端装置20が常時モード1において動作するのに対し、光受信ユニット30は、そのメンバー権限が有効の場合、モード1において動作するが、そのメンバー権限が無効の場合、モード2において動作する。S1200は、光加入者線終端装置20が光回線終端装置10と通信する正常な上りプロセスを表す。光加入者線終端装置20は、下り接続インタフェース203がUNI292からデータを受信したことを発見したとき(S1201)、光回線終端装置10に帯域要求を送信する(S1202)。光回線終端装置10の上り帯域割当の結果として、帯域割当が光加入者線終端装置20に送信される(S1203、非特許参考:標準G.983.4)が、光加入者線終端装置20の下り接続インタフェース203が受信したデータは、光加入者線終端装置20から光回線終端装置10に転送される(S1204)。
S1300は、光受信ユニット30が光加入者線終端装置20を経由して光回線終端装置10と通信する擬似上りプロセスを表す。光受信ユニット30は、下り接続インタフェース303がUNI193からデータを受信したこと(S1301)、上りキュー3031の長さが予め設定された閾値の長さLthを超えたことを発見したとき、光ファイバーケーブルリンク40を経由して光回線終端装置10にから送信される次の発見メッセージの受信まで待ち(S1302)、銅線リンク90、光加入者線終端装置20、光ファイバーケーブルリンク40と光分岐器50から構成されるリンクを経由して光回線終端装置10にメンバー権限_要求を発信する(S1303)。メンバー権限_要求を受信したとき、光回線終端装置10は、光ファイバーケーブルリンク40を経由して光受信ユニット30にメンバー権限_受入を送信する(S1304)。メンバー権限_受入メッセージを受信したとき、光受信ユニット30は、光回線終端装置10により割当てられた時間からモード1において動作する(S1305)。モード1において動作する間、光受信ユニット30は、データを光加入者線終端装置20に転送することにより上りデータ(S1306)を発信する。光加入者線終端装置20は、Cインタフェース207が光受信ユニット30からデータを受信したことを発見したとき、光加入者線終端装置20は、光回線終端装置10に帯域要求を送信し(S1307)、光回線終端装置10は、帯域割当で返答する(S1308)。光受信ユニット30から受信したデータは、光回線終端装置10に転送される(S1309)。
図28は、本発明の第四実施例に係わる光加入者線終端装置のユーザ終端表を示した図である。ここでは、終端SN、actTimer、メンバー権限、ONU−IDの意味は図14に示したそれと同様で、regTimerとmembTimerUの意味は図26に示したそれと同様であり、ポートは光受信ユニットに接続されたCインタフェース207のポート番号30を表す。ここでは、ポート0は、光加入者線終端装置20自身を表すので、対応の終端タイプが「ONU」となり、その他のポートの終端タイプが「SORU」となる。なお、光加入者線終端装置20が常時モード1において動作する以上、ポート0に対応するregTimerとmembTimerUは未定義である(N/A)。
光回線終端装置/光受信ユニットの構造、光回線終端装置と光加入者線終端装置/光受信ユニット間のシーケンス、および光回線終端装置と光受信ユニット間のメッセージ定義、光回線終端装置と光加入者線終端装置と終端表、光受信ユニットの異なるモード状態がすべて第四実施例のそれと類似しているので、簡略化のために、第五実施例において関連の記述を省略する。
図29は、本発明の第五実施例に係わる光加入者線終端装置の銅線上り接続リンクと光線下りリンクに接続された光受信ユニットを有する受動光網システムを示した図である。受動光網システムは、終端表1041を有する光回線終端装置10と、ユーザ終端表2043を有し常時モード1において動作する光加入者線終端装置20と、モード1とモード2において動作できる光受信ユニット30と、ツリートポロジーで光回線終端装置10と光加入者線終端装置20を接続する光ファイバーケーブルリンク40と光分岐器50と、光加入者線終端装置20と光受信ユニット30を接続する銅線90と光ファイバーケーブルリンク41と、光回線終端装置10に接続されユーザ側にサービスを提供するサービス側機器91、光加入者線終端装置20に接続されサービス側からサービスを受けるユーザ側2(UNI)機器92と、光受信ユニット30に接続されサービス側(サービス端末)からサービスを受ける第1ユーザ端末(UNI)機器93と、を含む。光受信ユニット30は、そのメンバー権限を変更することができ、そのメンバー権限が有効の場合、光モード1において動作するが、そのメンバー権限が無効の場合、モード2において動作する。光加入者線終端装置20の場合、すべての下り/上りメッセージとデータは、光ファイバーケーブルリンク40と光分岐器50により保持される。しかし、光受信ユニット30の場合、メンバー権限_受入M11、メンバー権限_拒否M12、メンバー権限_終了M13、下りフレームD1、下りブロードキャストフレームD13を含む下りメッセージとデータは、光ファイバーケーブルリンク41、光加入者線終端装置20、光ファイバーケーブルリンク40と光分岐器50により構成されるリンクに保持されるが、メンバー権限_要求M21、メンバー権限_取消M22、擬似上りフレームD2を含む上りメッセージとデータは、銅線リンク90、光加入者線終端装置20、光ファイバーケーブルリンク40と光分岐器50により構成されるリンクにより保持される。
図30は、本発明の第五実施例に係わる光受信ユニットに接続された銅線上り接続リンクと光線下りリンクを有する光加入者線終端装置を示したブロック図である。光加入者線終端装置20は、光ファイバーケーブルリンクに接続され、その接続された光回線終端装置と通信するPONインタフェース201と、上り/下りデータの多重/分離を行う多重/分離ユニット202と、その接続されたUNIと通信する下り接続インタフェース203と、光受信ユニットのメンバー権限パラメータを格納するユーザ終端表2043を有するメモリユニット204と、ユーザ終端表2043の更新など、その他のモジュールの動作を制御する制御ユニット205と、電源を供給する電源206と、ケーブルに接続され上りにおいて光受信ユニットと通信する銅線インタフェースと、光ファイバーケーブルに接続され下りにおいて光受信ユニットと通信するDS−PONインタフェース208と、を含む。
本発明に係わる可変モード光加入者線終端装置を有する受動光網システムを示した図である。 本発明の第一実施例に係わる光加入者線終端装置のモードが変更されたときの光回線終端装置と光加入者線終端装置間のメッセージ交換を示した概略図である。 本発明の第一実施例に係わる光回線終端装置を示したブロック図である。 本発明の第一実施例に係わる光加入者線終端装置を示したブロック図である。 光回線終端装置がモード2において動作する光加入者線終端装置と接続を維持するシーケンス図である。 光回線終端装置がモード2において動作する光加入者線終端装置と接続を失ったシーケンス図である。 光加入者線終端装置によるメンバー権限の申請と取消および光回線終端装置による対応のメンバー権限割当のシーケンス図である。 光加入者線終端装置によるメンバー権限申請および光回線終端装置による対応のメンバー権限の割当と終了のシーケンス図である。 メンバー権限_下りメッセージとメンバー権限_上りメッセージの構造を示した概略図である。 メッセージIDと各特定なメッセージ内容の定義を示した概略図である。 光回線終端装置によるメンバー権限の割当・終了とメッセージの処理・発信プロセスを示した流れ図である。 光加入者線終端装置によるメンバー権限の申請・取消とメッセージの処理・発信プロセスを示した流れ図である。 本発明の第一実施例に係わる光加入者線終端装置の異なるモード状態を示した概略図である。 光回線終端装置の終端表を示した図である。 光回線終端装置がメンバー権限の割当ができるかを判読する流れ図である。 光回線終端装置のもう一つの終端表を示した図である。 本発明の第二実施例に係わる光受信ユニットを有する受動光網のVoDサービス提供における応用を示した図である。 本発明の第二実施例に係わる光受信ユニットが光回線終端装置およびVoDサーバーと通信しVoDサービスを受けるシーケンス図である。 本発明の第二実施例に係わる光回線終端装置の終端表を示した図である。 本発明の第二実施例に係わる光受信ユニットの異なるモード状態を示した図である。 本発明の第三実施例に係わる無線上り接続インタフェース付きの光受信ユニットを有する受動光網システムと光受信ユニットモードが変更されたときの光回線終端装置と光受信ユニット間のメッセージ交換を示した図である。 本発明の第三実施例に係わる無線インタフェースを有する光回線終端装置を示したブロック図である。 本発明の第三実施例に係わる無線インタフェースを有する光受信ユニットを示したブロック図である。 本発明の第四実施例に係わる銅線上り接続インタフェース付きの光受信ユニットを有する受動光網システムと光受信ユニットモードが変更されたときの光回線終端装置と光受信ユニット間のメッセージ交換を示した図である。 本発明の第四実施例に係わる光受信ユニットに接続される銅線インタフェースを有する光加入者線終端装置を示したブロック図である。 本発明の第四実施例に係わる銅線インタフェースを有する光受信ユニットを示したブロック図である。 本発明の第四実施例に係わる光加入者線終端装置が正常な上りプロセスにより光回線終端装置と通信し、および光受信ユニットが擬似上りプロセスにより光回線終端装置と通信するシーケンス図である。 本発明の第四実施例に係わる光加入者線終端装置のユーザ終端表を示した図である。 本発明の第五実施例に係わる光加入者線終端装置の銅線上り接続リンクと光線下りリンクに接続される光受信ユニットを有する受動光網システムを示した図である。 本発明の第五実施例に係わる光受信ユニットに接続された銅線上り接続リンクと光線下りリンクを有する光加入者線終端装置を示したブロック図である。

Claims (10)

  1. 多数の光加入者線終端装置と接続する光回線終端装置であって、
    前記光加入者線終端装置は、前記光回線終端装置で予め設定された光加入者線終端装置から光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光加入者線終端装置の上限数を上回る数で、前記光回線終端装置に接続可能となっており、
    前記光回線終端装置は制御部を備え、前記制御部は、前記光加入者線終端装置からの通信許可要求に従って、前記光加入者線終端装置から光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光加入者線終端装置の上限数によって、前記光加入者線終端装置が制御メッセージとデータの両方の送受信ができる第1モード、あるいは、制御メッセージの送受信ができるがデータの送信はできない第2モードになるよう制御することを特徴とする、光回線終端装置。
  2. 前記各光加入者線終端装置を識別するための光加入者線終端装置シリアル番号と、各光加入者線終端装置に光回線終端装置にデータを送信する権限があるかを示すメンバー権限パラメータとを格納するための終端情報管理表が記憶されたメモリと、
    前記光加入者線終端装置から前記光加入者線終端装置シリアル番号と通信を要求する通信許可要求メッセージを受信するネットワークインタフェースとを備え、
    前記制御部は、前記ネットワークインタフェースが通信許可要求メッセージを受信したとき、前記終端情報管理表を参照して、前記光加入者線終端装置を前記第2モードからデータを送信できる第1モードに切り替えさせるかを判断することを特徴とする、請求項1に記載の光回線終端装置。
  3. 前記光加入者線終端装置による上りデータ通信が許容される時間をカウントするタイマーを備え、
    前記制御部は、前記タイマーでカウントした時間が前記光加入者線終端装置による上りデータ通信が許容される時間を超えたとき、前記光加入者線終端装置を前記第1モードから第2モードに切り替えさせることを特徴とする、請求項1に記載の光回線終端装置。
  4. 前記制御部は、前記光加入者線終端装置を前記第2モードから第1モードに、または第1モードから第2モードに切り替えさせたとき、前記終端情報管理表を更新することを特徴とする、請求項2に記載の光回線終端装置。
  5. 前記制御部において、前記光加入者線終端装置を前記第2モードから第1モードに切り替えさせた後、前記光加入者線終端装置がある期間内に通信を行っていない場合、前記光加入者線終端装置からのメンバー権限取消の要求によって、前記光加入者線終端装置を前記第1モードから第2モードに切り替え、前記終端情報管理表のメンバー権限パラメータを有効から無効に変更することを特徴とする、請求項2に記載の光回線終端装置。
  6. 前記光回線終端は、周期的に光加入者線終端装置に発見メッセージを送信し、光加入者線終端装置の応答を受信することにより、光加入者線終端装置との第2モードにおける接続を維持することを特徴とする、請求項2に記載の光回線終端装置。
  7. 前記光回線終端装置は、タイマーでカウントした時間が所定時間を超えても前記光加入者線終端装置からの前記発見メッセージにより発起されたディスカバリウィンドウへの応答を受信していないとき、前記光加入者線終端装置との接続が切断したと見なされ、前記終端情報管理表から当該光加入者線終端装置に対応する前記メンバー権限パラメータアイテムを削除することを特徴とする、請求項6に記載の光回線終端装置。
  8. 光回線終端装置に接続される光加入者線終端装置であって、
    前記光加入者線終端装置は、前記光回線終端装置で予め設定された光加入者線終端装置から光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光加入者線終端装置の上限数を上回る数で、前記光回線終端装置に接続可能となっており、
    前記光回線終端装置は制御部を備え、前記制御部は、前記光回線終端装置が光加入者線終端装置から前記光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光加入者線終端装置の上限数に基づき前記光加入者線終端装置からの通信許可要求に対して行った応答によって、前記光加入者線終端装置が制御メッセージとデータの両方の送受信ができる第1モード、あるいは、制御メッセージの送受信ができるがデータの送信はできない第2モードになるよう制御することを特徴とする、光加入者線終端装置。
  9. 多数の光加入者線終端装置と接続する光回線終端装置であって、
    前記光回線終端装置で予め設定された光加入者線終端装置から光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光加入者線終端装置の上限数を上回る数の光加入者線終端装置に接続されたネットワークインタフェースと、
    前記光加入者線終端装置から光加入者線終端装置シリアル番号と通信許可要求メッセージを受信した場合、前記通信許可要求情報を送信した光加入者線終端装置の通信を許容するかを示す通信許可応答メッセージを生成する制御部と、を備え、
    前記ネットワークインタフェースは、前記通信許可応答メッセージを、前記通信許可要求メッセージを送信した光加入者線終端装置に送信することを特徴とする、光回線終端装置。
  10. 光回線終端装置と、光加入者線終端装置と、前記光回線終端装置および光加入者線終端装置を接続する光リンクと、を備えた光ネットワークシステムであって、
    前記光加入者線終端装置は、前記光回線終端装置で予め設定された光加入者線終端装置から光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光加入者線終端装置の上限数を上回る数で、前記光回線終端装置に接続可能となっており、
    前記光回線終端装置は制御部を備え、前記制御部は、前記光加入者線終端装置からの通信許可要求に従って、前記光加入者線終端装置から光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光加入者線終端装置の上限数によって、前記光加入者線終端装置が制御メッセージとデータの両方の送受信ができる第1モード、あるいは、制御メッセージの送受信ができるがデータの送信はできない第2モードになるよう制御し、
    前記光加入者線終端装置は制御部を備え、前記制御部は、前記光回線終端装置が前記光加入者線終端装置から光回線終端装置への上り方向の通信が許容される光加入者線終端装置の上限数に基づき前記光加入者線終端装置からの通信許可要求に対して行った応答によって、前記光加入者線終端装置が制御メッセージとデータの両方の送受信ができる第1モード、あるいは、制御メッセージの送受信ができるがデータの送信はできない第2モードになるよう制御することを特徴とする、光ネットワークシステム。
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