JP5118845B2 - プロピレン系ブロック共重合体の気相連続製造方法 - Google Patents
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Description
また、この不具合を解消する別の方法として、第二工程の重合槽に入る前の第一工程の重合槽からの移送流路への添加(例えば、特許文献2、3)も試みられている。しかしながら、移送流路への添加は、流通するポリマー量が重合槽内のポリマー量と比較すると格段に少ないため、電子供与性化合物の添加量も極少量で、なおかつ、重合槽の様な機械的攪拌もないため、添加する電子供与性化合物が均一に反応せず、結果としてゲル、フィッシュアイの低減に関しては十分な効果が得られていない。
下記の成分(A)及び成分(B)からなる触媒の存在下、プロピレンまたはプロピレンとエチレンを含む他のαオレフィンとを重合させてプロピレンの単独重合体またはプロピレンと他のαオレフィンとの共重合体を得る第一工程と、該第一工程で得られた重合反応物の存在下、プロピレンとエチレンを含む他のαオレフィンとを共重合体反応系へ供給してプロピレンと他のαオレフィンとを共重合させる第二工程とからなり、
その際、第一工程に対応する重合槽の最下流末端から上流方向へ1/3までの間、または第二工程に対応する重合槽の最上流末端から下流方向へ1/3までの間の少なくともいずれかで、キラー剤として下記の成分(C)を添加することを特徴とするプロピレン系ブロック共重合体の気相連続製造方法。
成分(A):チタン、マグネシウム、ハロゲン及び電子供与体を必須成分とする固体触媒成分
成分(B):有機アルミニウム化合物
成分(C):メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、アセトン又は酢酸メチルから選ばれる少なくとも一種の電子供与体化合物
本発明の製造方法により、ゲルやフィッシュアイが低減されたプロピレン系ブロック共重合体が得られることから、外観の優れた射出成形品や押し出し成形品を得ることが可能である。加えて、パウダー流動性が優れ、パウダー中の塊量も少ないことから、品質的に安定したプロピレン系ブロック共重合体の供給が可能となる。
(1)成分(A)
本発明で用いられる成分(A)は、チタン、マグネシウム、ハロゲンおよび電子供与体を必須成分として含有してなるα−オレフィンの立体規則性重合用固体触媒成分である。ここで「必須成分として含有し」ということは、挙示の四成分以外に合目的的な他元素を含んでいてもよいこと、これらの元素はそれぞれが合目的的な任意の化合物として存在してもよいこと、ならびにこれら元素は相互に結合したものとして存在してもよいことを示すものである。
本発明で用いることのできる成分(B)は有機アルミニウム化合物である。具体例としては、R7 3−sAlXsまたはR8 3−tAl(OR9)t(ここで、R7およびR8は炭素数1〜20の炭化水素基または水素原子であり、R9は炭化水素基であり、Xはハロゲンであり、sおよびtはそれぞれ0≦s<3、0<t<3である。)で表されるものがある。
第1段重合槽(第一工程)の下流1/3から第2段重合槽(第二工程)の上流1/3に添加する電子供与体化合物(成分(C)、キラー剤、ゲルキラー剤)は触媒成分のひとつとして用いられる電子供与体とは異なり、ショートパス粒子を失活させる目的で使用される電子供与体化合物である。成分(C)としては、通常は酸素、窒素、リンあるいは硫黄を含有する有機化合物である。
本発明における重合触媒成分(A)は、本重合で使用する前に予備重合処理して用いることが好ましい。重合プロセスに先立って、予め少量のポリマーを触媒周囲に生成させることによって、触媒がより均一となり、微粉の発生量を抑えることができる。
これらは単独のみならず、他のα−オレフィンとの2種以上の混合物であってもよい。また、その重合に際して生成するポリマーの分子量を調節するために水素等の分子調節剤を併用することもできる。
さらに、上記各成分の接触の際、もしくは接触の後に、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの重合体やシリカ、チタニアなどの無機酸化物固体を共存させることも可能である。
本発明の重合工程は、第一工程および第二工程の二段階よりなる。第一工程および第二工程はこの順序(第一工程→第二工程)で実施する。
本発明によるプロピレン系ブロック共重合体の製造は、内部に水平軸回りに回転する撹拌機を有する横型反応器を各工程で少なくとも1槽、全体として少なくとも2槽以上用いて、連続式によって実施する。
軸118は反応器10の下流端14の中へ延び、攪拌の為の翼が反応器10内で取り付けられている。攪拌翼はポリマー粒子を反応器10内でその中へ導入される他物質と混合する。
反応器10の上流部配管1および2より導入された触媒成分は、攪拌翼にてポリマー粒子と混合されながら、重合を開始する。重合の際、発生する重合熱は、頂部配管17から供給される原料液化プロピレンの蒸発潜熱により除去される。未反応のプロピレンガスは配管13にて反応系外へ出され、凝縮器15にてその一部分が凝縮され、気液分離槽11で液相と気相へ分離される。液相部は重合熱除去のため配管17へ導入され、気相部は、分子量調節のための水素等と混合され、反応器10底部に設置された配管18を経由して供給される。
そのため横型反応槽は、完全混合槽型の反応槽に比べ、反応槽1台当たりの槽数が高く、特に反応槽出口付近に存在する比較的滞留時間の短い粒子(ショートパス粒子)の濃度は非常に少ないものとなる。よって、これまで以上のゲル・フィッシュアイの低減を目的としている本発明においては、横型反応器にて実施することが必須となる。
第一工程(第1段重合槽)の重合は、実質気相状態で、プロピレン単独、あるいはプロピレンとα−オレフィンとの混合物を成分(A)、成分(B)および必要に応じて電子供与体の存在下で、連続重合させて、結晶性のプロピレン重合体を製造する工程である。α−オレフィンとしてはエチレンが一般的である。この第一工程では、プロピレン単独重合体またはα−オレフィン含量7重量%以下のプロピレン・α−オレフィン共重合体を形成させる。第一工程で得られるプロピレン・α−オレフィン重合体中のα−オレフィン含量が7重量%を越えると、最終共重合体の嵩密度が低下し、低結晶性重合体の副生量が大幅に増大する。
滞留時間は重合槽の構成や製品インデックスに合わせて任意に調整する事が出来る。一般的には、30分から10時間の範囲内で設定される。
第二工程(第2段重合槽)の重合は、プロピレンとα−オレフィンとの混合物を一つ以上の重合槽で重合させて、ゴム状重合体を製造する工程である。α−オレフィンとしては、エチレンが好ましい。この第二段階重合ではプロピレン/α−オレフィンの重合比(重量比)が90/10〜10/90、好ましくは80/20〜20/80、特に好ましくは70/30〜30/70の割合であるプロピレンのゴム状重合体を製造する。ただし、この工程での重合量は、全重合量の15重量%以上、好ましくは20重量%以上、更に好ましくは25重量%以上であり、90重量%以下、好ましくは70重量%以下、更に好ましくは50重量%以下である。ゴム状重合体が過小な場合は、十分な衝撃強度が得られず、また過大な場合は、プロピレン系ブロック共重合体のパウダー流動性が著しく悪化し、系内への付着が発生する。第二段階重合では、他のコモノマーを共存させてもよい。
成分(C)の添加は、ショートパス粒子を選択的に、かつ効率的に失活させる必要があり、少なくとも第2段重合工程の前半までに添加することが必要となる。
本発明においては、成分(C)を第一工程に対応する重合槽の最下流末端から上流方向へ1/3までの間、または第二工程に対応する重合槽の最上流末端から下流方向へ1/3までの間の少なくともいずれかに添加することが必要であり、それにより成分(C)がより効率よくショートパス粒子の活性失活剤として作用するため、より共重合体成分の多いプロピレン系ブロック共重合体においても、十分なゲル低減効果が奏される。
プロピレン系ブロック共重合体の製造において、ゲルの発生や重合槽内の付着は、第二重合工程において、通常滞留粒子に比べショートパス粒子の活性が著しく高いことに起因する。即ち、ゲルの低減や重合槽内の付着防止には、第二重合工程に入るショートパス粒子そのものを減少させる、または第二重合工程においてショートパス粒子のみ、あるいは共重合段階の早い段階でショートパス粒子を失活させることが必要となる。
第一工程に対応する重合槽の最下流末端から上流方向へ1/3までの間への成分(C)の添加は、第二重合工程に入るショートパス粒子を減少させる効果である。但し、先に述べた様に成分(C)は少なからず通常滞留粒子も失活させるため、その添加は第一工程の後半に添加することが好ましい。第一工程の最下流末端から上流方向へ1/3までの間は、第一工程全体の重合量の10〜30重量%を重合する部分であり、この範囲で成分(C)を添加すれば、全体の反応量を大きく低下させることなく、ショートパス粒子の失活が可能となる。
第二工程に対応する重合槽の最上流末端から下流方向へ1/3までの間への成分(C)の添加は、共重合の早い段階でショートパス粒子を選択的に失活させる効果を有する。この部分は、第二工程全体の重合量の20〜60重量%を重合する部分であり、この範囲に成分(C)を添加すれば、最小限の成分(C)添加にてショートパス粒子の失活が可能であり、成分(C)添加による第二工程の活性低下を最小限に抑えることができる。
このように、ゲル低減や重合槽への付着防止を目的として、成分(C)を特定の位置に添加する製造方法は、重合様式を横型反応器としたことで初めて実現できたものである。
第一工程に2つ以上の重合槽を用いる場合は、第一工程に用いられる重合槽の長さの合計に対して最下流末端から上流方向へ1/3までの間に添加される。
第二工程に2つ以上の重合槽を用いる場合は、第二工程に用いられる重合槽の長さの合計に対して最上流から下流方向へ1/3までの間に添加される。
また、標準状態で液体である成分(C)の場合は、反応槽へ直接添加するか、あるいは不活性炭化水素溶媒、液体状モノマーに溶解希釈して供給することもできる。この場合、反応槽の頂部或いは底部より導入しても良いが、成分(C)の分散と言う点では、頂部から添加することが好ましく、更にはスプレーノズル等を用いれば、より成分(C)の分散を高めることができる。
本発明の製造方法により得られるプロピレン系ブロック共重合体は、ゲルやフィッシュアイの発生が少なく、かつ高衝撃強度を有するという特性を持つ。そのため、射出成形分野や押出し成形分野で用いられ、特に自動車用材料に好適である。
特に、第二工程での重合量が、全重合量に対して25重量%より多いことが、耐衝撃性の理由から好ましい。25重量%以下であると、衝撃強度が低下するため、好ましくない。
本発明における各物性値の測定方法を以下に示す。
a)MFR(単位:g/10分):JIS−K6921の方法に従い、230℃、21.18Nの条件で測定した。
b)α−オレフィン含有率(重量%):赤外線吸収スペクトル法により測定した。
c)製品パウダー中の塊(重量%):プロピレン系ブロック共重合体のパウダーを約200gサンプリングし、目開き3360μmの篩にて塊を分離し、その割合を求めた。
d)パウダーの流動性:ホソカワミクロン社製パウダーテスターを使用して、パウダーのゆるみ見掛け比重と固め見掛け比重をそれぞれ測定し、下記式(1)より圧縮度を求め、パウダー流動性の良悪の指標とした。圧縮度の値が高いほどパウダーの流動性が悪い。
1)固体触媒成分(A)の調製
撹拌装置を備えた容量10Lのオートクレーブを充分に窒素で置換し、精製したトルエン2Lを導入した。ここに、室温で、Mg(OEt)2を200g、TiCl4を1L添加した。温度を90℃に上げて、フタル酸−n−ブチルを50ml導入した。その後、温度を110℃に上げて3hr反応を行った。反応生成物を精製したトルエンで充分に洗浄した。次いで、精製したトルエンを導入して全体の液量を2Lに調整した。室温でTiCl4を1L添加し、温度を110℃に上げて2hr反応を行った。反応生成物を精製したトルエンで充分に洗浄した。更に、精製したn−ヘプタンを用いて、トルエンをn−ヘプタンで置換し、固体触媒成分(A)のスラリーを得た。このスラリーの一部をサンプリングして乾燥した。分析したところ、固体触媒成分(A)のTi含量は2.7wt%、Mg含有量は16.3wt%であった。また、固体触媒成分(A)の平均粒径は33μmであった。
内容積20リットルの傾斜羽根付きステンレス製反応器を窒素ガスで置換した後、ヘキサン17.7リットル、トリエチルアルミニウム100.6mmol、ジイソプロピルジメトキシシラン15.1mmol、前項で調整したポリオレフィン重合触媒(固体触媒成分(A))120.4gを室温で加えた後、30℃まで加温した。次いで、攪拌しながらプロピレン240.8gを3時間かけて供給し、予備活性化処理を行った。分析の結果、オレフィン重合触媒1g当たりプロピレン1.9gが反応していた。
図3に示したフローシートによって説明する。攪拌羽根を有する横形重合器(L/D=3.7、内容積100リットル)に上記予備活性化処理したオレフィン重合触媒を0.63g/hr、有機アルミ化合物としてトリエチルアルミニウムおよび有機ケイ素化合物としてジイソプロピルジメトキシシランを、Al/Mgモル比が5、Al/Siモル比が9となるよう連続的に供給した。反応温度65℃、反応圧力2.0MPa、攪拌速度35rpmの条件を維持しながら、重合器内の気相中の水素濃度を表1に示した水素/プロピレンモル比に維持するように、水素ガスを循環配管302より連続的に供給して、第1段重合体のMFRを調節した。
生成した第1段重合の重合体は、重合体の保有レベルが反応容積の50容量%となる様に配管311を通して重合器10から連続的に抜き出し、第2重合工程の重合器20に供給した。この時、配管311から重合体の一部を間欠的に採取して、MFRおよび触媒単位重量当たりの重合体収量を測定する試料とした。触媒単位重量当たりの重合体収量は、誘導結合プラズマ発光分光分析(ICP法)により測定した重合体中のMg含有量から算出した。
攪拌羽根を有する横形重合器20(L/D=3.7、内容積100リットル)に第1段重合槽からのプロピレン重合体、および配管305よりエチレン−プロピレン混合ガスを連続的に供給し、エチレンとプロピレンの共重合を行った。反応条件は攪拌速度25rpm、温度60℃、圧力1.9MPaであり、気相のガス組成を表1に示すエチレン/プロピレンモル比および水素/エチレンモル比に調整した。プロピレン−エチレン共重合体の重合量を調節するための重合活性抑制剤として酸素、およびエチレン/プロピレン共重合体の分子量を調節するための水素ガスを配管38よりそれぞれ供給した。
第2重合工程で生成したプロピレン系ブロック共重合体組成物は、重合体の保有レベルが反応容積の50容量%となる様に配管313を通して重合器20から連続的に抜き出した。
プロピレン系ブロック共重合体組成物の生産速度は14.5kg/hrであった。
エタノールの添加量をトリエチルアルミニウムに対して1.6倍モルとした以外は実施例1に準拠して実施した。結果を表1に示す。
エタノールの添加位置を9c(第2段重合槽の上流末端より15%の位置の底部)とした以外は実施例1に準拠して実施した。結果を表1に示す。
エタノールの添加位置を9a(第1段重合槽の上流末端より79%の位置の頂部)とした以外は実施例1に準拠して実施した。結果を表1に示す。
エタノールの添加位置9bを第2段重合槽の上流末端より30%の位置の頂部とした以外は実施例1に準拠して実施した。結果を表1に示す。
エタノールの添加量をトリエチルアルミニウムに対して4.2倍モルとした以外は実施例1に準拠して実施した。結果を表1に示す。
エタノールの添加位置を、第2段重合槽の上流末端より46%の位置の頂部とし、プロピレン系ブロック共重合体の生産レートが13〜16kg/hとなるように触媒の添加量を調整した以外は実施例1に準拠して実施した。結果を表1に示す。
エタノールの添加位置を、第1段重合槽の上流末端より47%の位置の頂部とし、プロピレン系ブロック共重合体の生産レートが13〜16kg/hとなるように触媒の添加量を調整した以外は実施例1に準拠して実施した。結果を表1に示す。
エタノールを用いずに、プロピレン系ブロック共重合体の生産レートが13〜16kg/hとなるように触媒の添加量を調整した以外は実施例1に準拠して実施した。結果を表1に示す。
比較例2と実施例4では、いずれも成分(C)が第1段重合槽に添加されている例であるが、添加位置が第1段重合槽の中央付近であると、触媒の重合活性が著しく低下し、パウダーの流動性および塊の量が多くなることが分かる。これは、活性低下によりプロピレン系ブロック共重合体のパウダー粒径が小さくなったためである。
従って、実施例はプロピレン系ブロック共重合体の製造方法において、本発明の製造方法の特定事項である、成分(C)の添加位置を規定することは、ゲルや塊の減少およびパウダーの流動性を良好に保つという点で、優れた結果が得られていると言える。
3、5:原料プロピレン補給配管
4、6:原料補給配管(水素など)
7、38:(重合)活性抑制剤添加用配管
8、9a、9b、9c:成分(C)供給配管
10:重合器(第1重合工程)
11、21:気液分離槽
12、24:反応器上流末端
13、23、34、37:未反応ガス抜出し配管
14、22:反応器下流末端
15、25:凝縮機
16、26:圧縮機
17、27、33、36:原料液化プロピレン補給配管
118、228:軸
18、28、302、305:原料混合ガス供給配管
20:重合器(第2重合工程)
30:脱ガス槽
32、39、311、313:重合体抜出し配管
35、312:重合体供給配管
Claims (6)
- 内部に水平軸回りに回転する撹拌機を有する横型反応器を用いて気相法によりプロピレン系ブロック共重合体を連続的に製造する方法であって、
下記の成分(A)及び成分(B)からなる触媒の存在下、プロピレンまたはプロピレンとエチレンを含む他のαオレフィンとを重合させてプロピレンの単独重合体またはプロピレンと他のαオレフィンとの共重合体を得る第一工程と、該第一工程で得られた重合反応物の存在下、プロピレンとエチレンを含む他のαオレフィンとを共重合体反応系へ供給してプロピレンと他のαオレフィンとを共重合させる第二工程とからなり、
その際、第一工程に対応する重合槽の最下流末端から上流方向へ1/3までの間、または第二工程に対応する重合槽の最上流末端から下流方向へ1/3までの間の少なくともいずれかで、キラー剤として下記の成分(C)を添加することを特徴とするプロピレン系ブロック共重合体の気相連続製造方法。
成分(A):チタン、マグネシウム、ハロゲン及び電子供与体を必須成分とする固体触媒成分
成分(B):有機アルミニウム化合物
成分(C):メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、アセトン又は酢酸メチルから選ばれる少なくとも一種の電子供与体化合物 - 成分(C)は、第二工程に対応する重合槽の最上流末端から下流方向へ1/3までの間に添加することを特徴とする請求項1記載のプロピレン系ブロック共重合体の気相連続製造方法。
- 添加される成分(C)の総量が、成分(B)に対して0.5〜20倍モルであることを特徴とする請求項1又は2に記載のプロピレン系ブロック共重合体の気相連続製造方法。
- 固体触媒成分(A)が、予備重合されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のポリプロピレン系ブロック共重合体の気相連続製造方法。
- 第二工程に、標準状態で気体である重合活性抑制剤を添加することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のプロピレン系ブロック共重合体の気相連続製造方法。
- 第二工程での重合量が、全重合量に対して25重量%より多いことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のプロピレン系ブロック共重合体の気相連続製造方法。
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