JP5118313B2 - 研磨装置 - Google Patents
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Description
W=η・V・P・T
で表すことができる。ここで、定数ηは、ウエーハ2の材質や研磨パッド32に含まれる砥粒などによって決定される固有値であって、プレストン式においては比例係数を示すため、上記プレストン式は、
W=f(P,V)・T=E・T
に書き換えて表現することができる。ここで、E=f(P,V)は、圧力P、相対速度Vの関数であり、単位時間での加工量或いは除去レートの関数を意味する。このような除去レートの関数E=f(P,V)は、当該研磨装置1を用いた実験により求めることができる。図7は、圧力PをP1,P2,P3,…,Pnとした場合の相対速度Vに応じた除去レートの関数Eの実験結果に基づく特性例を示している。
W=f(P0,V)・T
となり、相対速度Vと加工時間Tとを変数とする関数として取り扱うことができる。
h(w1)=E11τ11T+E12τ12T+E13τ13T+E14τ14T
h(w2)=E21τ21T+E22τ22T+E23τ23T+E24τ24T
h(w3)=E31τ31T+E32τ32T+E33τ33T+E34τ34T
h(w4)=E41τ41T+E42τ42T+E43τ43T+E44τ44T
となる。
h(w1)
=(E111τ111T1+E121τ121T1+E131τ131T1+E141τ141T1)
+(E112τ112T2+E122τ122T2+E132τ132T2+E142τ142T2)
+(E113τ113T3+E123τ123T3+E133τ133T3+E143τ143T3)
+(E114τ114T4+E124τ124T4+E134τ134T4+E144τ144T4)
=g1(w1)T1+g2(w1)T2+g3(w1)T3+g4(w1)T4
となる。ここで、g1(w1),g2(w1),g3(w1),g4(w1)は、それぞれの加工位置i=1〜4に位置付けた場合のウエーハリングw1における除去レートである。
h(w2)
=(E211τ211T1+E221τ221T1+E231τ231T1+E241τ241T1)
+(E212τ212T2+E222τ222T2+E232τ232T2+E242τ242T2)
+(E213τ213T3+E223τ223T3+E233τ233T3+E243τ243T3)
+(E214τ214T4+E224τ224T4+E234τ234T4+E244τ244T4)
=g1(w2)T1+g2(w2)T2+g3(w2)T3+g4(w2)T4
となる。ここで、g1(w2),g2(w2),g3(w2),g4(w2)は、それぞれの加工位置i=1〜4に位置付けた場合のウエーハリングw2における除去レートである。
h(w3)
=(E311τ311T1+E321τ321T1+E331τ331T1+E341τ341T1)
+(E312τ312T2+E322τ322T2+E332τ332T2+E342τ342T2)
+(E313τ313T3+E323τ323T3+E333τ333T3+E343τ343T3)
+(E314τ314T4+E324τ324T4+E334τ334T4+E344τ344T4)
=g1(w3)T1+g2(w3)T2+g3(w3)T3+g4(w3)T4
となる。ここで、g1(w3),g2(w3),g3(w3),g4(w3)は、それぞれの加工位置i=1〜4に位置付けた場合のウエーハリングw3における除去レートである。
h(w4)
=(E411τ411T1+E421τ421T1+E431τ431T1+E441τ441T1)
+(E412τ412T2+E422τ422T2+E432τ432T2+E442τ442T2)
+(E413τ413T3+E423τ423T3+E433τ433T3+E443τ443T3)
+(E414τ414T4+E424τ424T4+E434τ434T4+E444τ444T4)
=g1(w4)T1+g2(w4)T2+g3(w4)T3+g4(w4)T4
となる。ここで、g1(w4),g2(w4),g3(w4),g4(w4)は、それぞれの加工位置i=1〜4に位置付けた場合のウエーハリングw4における除去レートである。
h=g1(w1)T1+g2(w1)T2+g3(w1)T3+g4(w1)T4
h=g1(w2)T1+g2(w2)T2+g3(w2)T3+g4(w2)T4
h=g1(w3)T1+g2(w3)T2+g3(w3)T3+g4(w3)T4
h=g1(w4)T1+g2(w4)T2+g3(w4)T3+g4(w4)T4
なる連立方程式を解くことによる求めることができる。
h=g1(w1)T1+g2(w1)T2+g3(w1)T3+g4(w1)T4…+gn(w1)Tn
h=g1(w2)T1+g2(w2)T2+g3(w2)T3+g4(w2)T4…+gn(w2)Tn
h=g1(w3)T1+g2(w3)T2+g3(w3)T3+g4(w3)T4…+gn(w3)Tn
h=g1(w4)T1+g2(w4)T2+g3(w4)T3+g4(w4)T4…+gn(w4)Tn
…
h=g1(wn)T1+g2(wn)T2+g3(wn)T3+g4(wn)T4…+gn(wn)Tn
なる連立方程式を解くことによる求めることができる。
20 チャックテーブル
21 保持面
30 研磨手段
31 研磨面
32 研磨パッド
40 水平移動手段
50 垂直移動手段
60 荷重検出手段
110 圧力調整手段
120 ウエーハリング位置付け手段
130 加工時間管理手段
140 加工時間算出手段
141 関数記憶部
142 相対速度算出部
143 時間比算出部
144 除去レート算出部
145 加工時間算出部
w1〜w4 ウエーハリング
f1〜f4 工具リング
e11〜e44 加工セグメント
Claims (3)
- ウエーハを保持する保持面を有し回転可能なチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハに対面し研磨する研磨面を有する研磨パッドが回転可能に装着された研磨手段と、該研磨手段と前記チャックテーブルとを前記保持面に対して水平方向に相対的に移動する水平移動手段と、前記研磨手段を前記保持面に対して垂直方向に移動する垂直移動手段と、前記保持面に対する前記研磨パッドの押圧荷重を検出する荷重検出手段と、を備える研磨装置であって、
前記チャックテーブルに保持されたウエーハに対する前記研磨パッドの接触面積と前記荷重検出手段で検出された荷重とによってウエーハに対する前記研磨パッドの圧力Pが所望の圧力P 0 と一致するように前記垂直移動手段を制御する圧力調整手段と、
ウエーハの回転中心から外周に向かって所定の間隔で同心円状にウエーハリングを区画し前記水平移動手段を作動して各ウエーハリングに前記研磨パッドを位置付けるウエーハリング位置付け手段と、
各ウエーハリングにおける加工時間を管理する加工時間管理手段と、
前記加工時間管理手段に連結された加工時間算出手段と、
を備え、
加工量をW、定数をη、ウエーハと前記研磨パッドとの間の相対速度をV、圧力をP、加工時間をTとした場合、
前記加工時間算出手段は、
プレストンの式W=η・P・V・Tを適用して、実験により単位時間当たりの関数E=f(P,V)を決定して記憶する関数記憶部と、
前記研磨面を同心円状の工具リングに区画して前記ウエーハリングとの重なりによって形成される加工セグメントにおける相対速度を該加工セグメント毎に算出して記憶する相対速度算出部と、
ウエーハ1回転に対する各加工セグメントの時間比を該加工セグメント毎に算出して記憶する時間比算出部と、
前記関数記憶部に記憶された関数Eと前記相対速度算出部に記憶された相対速度と前記時間比算出部に記憶された時間比とによって加工セグメント毎の除去レートを算出して記憶する除去レート算出部と、
前記ウエーハに対して前記研磨パットを水平方向に相対的に移動して各ウエーハリングと各工具リングとの重なり状態を変化させた加工位置毎に前記除去レート算出部で算出されて記憶された加工セグメント毎の除去レートに各ウエーハリングに前記研磨パッドを位置付けて加工する加工時間Tを加工セグメント毎に乗算してウエーハリング毎の除去量hを求め、ウエーハリング毎の除去量hが等しくなるように各ウエーハリングにおける前記加工時間Tを決定して記憶する加工時間算出部と、
を備えることを特徴とする研磨装置。 - ウエーハを保持する保持面を有し回転可能なチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハに対面し研磨する研磨面を有するとともにフェルト材に研磨材を含浸させて構成された研磨パッドが回転可能に装着された研磨手段と、該研磨手段と前記チャックテーブルとを前記保持面に対して水平方向に相対的に移動する水平移動手段と、前記研磨手段を前記保持面に対して垂直方向に移動する垂直移動手段と、前記保持面に対する前記研磨パッドの押圧荷重を検出する荷重検出手段と、を備える研磨装置であって、
前記チャックテーブルに保持されたウエーハに対する前記研磨パッドの接触面積と前記荷重検出手段で検出された荷重とによってウエーハに対する前記研磨パッドの圧力Pが所望の圧力P 0 と一致するように前記垂直移動手段を制御する圧力調整手段と、
ウエーハの回転中心から外周に向かって所定の間隔で同心円状にウエーハリングを区画し前記水平移動手段を作動して各ウエーハリングに前記研磨パッドを位置付けるウエーハリング位置付け手段と、
各ウエーハリングにおける加工時間を管理する加工時間管理手段と、
を備え、
加工量をW、定数をη、ウエーハと前記研磨パッドとの間の相対速度をV、圧力をP、加工時間をTとした場合、
前記加工時間算出手段は、
プレストンの式W=η・P・V・Tを適用して、実験により単位時間当たりの関数E=f(P,V)を決定して記憶する関数記憶部と、
前記研磨面を同心円状の工具リングに区画して前記ウエーハリングとの重なりによって形成される加工セグメントにおける相対速度を該加工セグメント毎に算出して記憶する相対速度算出部と、
ウエーハ1回転に対する各加工セグメントの時間比を該加工セグメント毎に算出して記憶する時間比算出部と、
前記関数記憶部に記憶された関数Eと前記相対速度算出部に記憶された相対速度と前記時間比算出部に記憶された時間比とによって加工セグメント毎の除去レートを算出して記憶する除去レート算出部と、
前記ウエーハに対して前記研磨パットを水平方向に相対的に移動して各ウエーハリングと各工具リングとの重なり状態を変化させた加工位置毎に前記除去レート算出部で算出されて記憶された加工セグメント毎の除去レートに各ウエーハリングに前記研磨パッドを位置付けて加工する加工時間Tを加工セグメント毎に乗算してウエーハリング毎の除去量hを求め、ウエーハリング毎の除去量hが等しくなるように各ウエーハリングにおける前記加工時間Tを決定して記憶する加工時間算出部と、
を備えることを特徴とする研磨装置。 - 前記加工時間管理手段に加工時間算出手段が連結されていることを特徴とする請求項2に記載の研磨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006148755A JP5118313B2 (ja) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | 研磨装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006148755A JP5118313B2 (ja) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | 研磨装置 |
Publications (2)
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JP2007318041A JP2007318041A (ja) | 2007-12-06 |
JP5118313B2 true JP5118313B2 (ja) | 2013-01-16 |
Family
ID=38851611
Family Applications (1)
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JP2006148755A Active JP5118313B2 (ja) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | 研磨装置 |
Country Status (1)
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2006
- 2006-05-29 JP JP2006148755A patent/JP5118313B2/ja active Active
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