JP5114877B2 - 設計データ作成方法、設計データ作成装置および設計データ作成プログラム - Google Patents

設計データ作成方法、設計データ作成装置および設計データ作成プログラム Download PDF

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Description

本発明は設計データ作成方法、設計データ作成装置および設計データ作成プログラムに関する。
例えば電子回路の設計の手段として、プリント基板(PCB)等の電子回路を設計するための電子回路設計CAD(以下単に「回路設計CAD」と称する)がある。
電子回路に使用する素子の動作速度は技術の進歩に伴い高速化され続けており、昨今の電子回路においては高速動作の素子を多く使用するため、電気的なノイズ対策を考慮した設計が必要となる。上記回路設計CADを使用して設計を行うにあたって電気的なノイズ対策を考慮した設計を進める場合、従来は例えば回路設計者が以下の2つの方法(1)、(2)のいずれかによって実装設計者に設計制約条件を提示していた。
ここで「設計制約条件」とは、例えば電気的なノイズ対策を考慮した実装設計を行う際に設計上必要な制約条件をいう。具体的には配線幅、配線長さ、配線経路等に関する制約条件等である。
(1)回路設計者が実装設計指示書を作成し、これを実装設計者に提示する方法:
ここでは図1に示すごとく、回路設計者は回路図CADで作成するデータ(後述するEDIF等)とは別文書として実装設計指示書を作成し、これを管理する。この方法では設計制約条件は図2に示すごとくの実装指示書の紙上でのみ示され、実装設計者はこの実装指示書を見ながら実装設計を行う。
(2)回路図へコメントとして設計制約条件を記載する方法
これは図3に示すごとく、回路設計者は上記実装指示書とは別に、設計制約条件をコメントとして回路図上に手入力にて書き込む。その結果回路図を見た際に設計制約条件を容易に確認できる。実装設計者は上記実装指示書や上記のごとく回路図上にコメントとして記載された設計制約条件を参照し、それに従った実装設計を行う。また回路設計者自身もこの回路図上に直接コメントとして書き込んだ設計制約条件を、実装設計者による実装設計後の確認作業のために利用することができる。
ここで上記実装指示書は回路設計CADあるいは実装設計CADとは全く別扱いのデータであり、ワードプロセッサソフトウェア等で作成する。実装設計者はこれをプリンタで紙に印刷して確認したり、回路設計CADあるいは実装設計CADのソフトウェアとは別のソフトウェアにてパーソナルコンピュータのモニタに表示させて確認する。したがってこの場合、CADソフトウェアとの間のデータ上の連携は無い。
また図3に示すように回路図へ設計制約条件をコメントで記載する作業は手作業で行うため工数を要する。回路図へ記載するコメントも通常のコメントデータであり、後述するDRCのためにEDIF等のCADデータに設定される設計制約条件との間でデータ上の連携はない。
すなわち、コメントで記載された設計制約条件はそれぞれがCADデータ上個々に管理されている。したがって類似する回路に一律同じ設計制約条件を付与するような場合、同じコメント内容を該当する複数の類似回路へ個々に記載していく必要があった。この場合、例えば付与し終えた設計制約条件内容を変更するような場合、関連する全てのコメントを1つずつ変更していく必要があるため多くの工数を要するとともに、人的ミスの可能性も考慮する必要があった。
特開2002−157285号公報 特開平11−353350号公報 特開平7−93013号公報
本発明は上記問題点に鑑み、電子回路等の設計を行うに当たって要される設計制約条件として、後述するDRC等の設計ツールを制御可能な命令としての設計制約条件と、設計者が視認して確認可能な表示データとしての設計制約条件とを自動的に得ることが可能なシステムを提供することを目的とする。
本発明ではこの目的の達成のため、設計者が表示装置に表示された設計図面上に設計制約条件を書き込む操作を行うと、このようにして書き込まれた設計制約条件が表示データとして同設計図面上に表示されるとともに、CPUを制御可能な制御データに自動的に変換されるようにした。
その結果設計者は単に表示された設計図面上に設計制約条件を書き込む操作をするのみで、DRC等の設計ツールを制御するための設計制約条件の制御データが自動で得られる。したがって設計者の手間を確実に削減可能である。
このように本発明によれば設計を行うに当たって要される設計制約条件が視認可能な表示データとして得られるとともに、DRC等の設計ツールを制御するための設計制約条件の制御データが自動で得られるため、設計者の手間を効果的に削減可能であるとともに、各々データを手作業で入力することによる人的ミスの発生を効果的に防止可能である。
以下本発明の実施例を図とともに詳細に説明する。
図4は本発明の一実施例による設計データ作成方法および設計データ作成装置の原理構成を説明するためのブロック図である。
図4に示される回路設計CAD1は電子回路を設計する回路設計者の設計作業を支援する機能を有するCAD(コンピュータ・エイデッド・デザインあるいはコンピュータ・エイデッド・ドラフティング)装置である。
回路設計者はこの回路設計CAD1上で電子回路の設計を行い、その結果得られたEDIF(エレクトリック・デザイン・インターチェンジ・フォーマット)形式の設計データ51をプリント基板実装設計用の実装設計CAD2に渡す。実装設計者はこの設計データ51に基づき、実装設計CAD2上で同電子回路の実装設計を行う。
ここで回路設計者は当該電子回路の実施設計の際に満たすべき上記設計制約条件を設定し、実装設計CAD2のCPUを制御するための制御データ52として上記EDIF51とともに回路データ50として実装設計CAD2に渡す。
実装設計CAD2は当該電子回路の実施設計においてこの設計制約条件の制御データ51にしたがってDRC(デザイン・ルール・チェック)処理等を実施する。その結果実装設計CAD2は同設計制約条件を満たす実装設計が実現されるように制御される。その結果実装設計者は実装設計CAD2上で実装設計を行う際、実装設計CAD2のDRC機能等により、同設計制約条件を満たす実装設計を行うように制約を受ける。その結果所定の設計制約条件を満たした電子回路の実装設計を容易に得ることが可能となる。
同回路設計CAD1は、回路設計者が操作入力を行うための操作入力部10,設計に係る電子回路図等を表示する画面を有する表示部30,表示部30へ表示するための表示データ20を上記設計制約条件の制御データ52へと変換するデータ変換部40を含む。
なお図4においては本発明に直接関連する部分、すなわち設計制約条件の処理に係る部分について重点的に示し、それ以外の部分、すなわち実際の電子回路設計に係る機能部分等の図示は適宜省略している。
本発明の実施例によれば、回路設計者が表示部30を見ながら電子回路の回路設計を行い、その際、必要に応じて設計制約条件を設定する。具体的には、例えば上述の図3に示すごとく、表示部30に表示された電子回路図上にコメント形式等で設計制約条件を書き込んでゆく。コメント形式等で設計制約条件を書き込む際に適用される文書作成アプリケーションプログラムとしては一般のCADの技術分野で周知のものを適用可能であり、特定のものに限定されることはない。
データ変換部40はこのようにして文書作成アプリケーションプログラムにより作成されたコメント形式等の設計制約条件の表示データを、実装設計CAD2のCPUを制御するための制御データ52へと自動的に変換する。その結果、回路設計者は電子回路図上にコメント形式等で設計制約条件を書き込む作業と、実装設計CAD2のCPUを制御するための設計制約条件の制御データとを別個に作成する手間が省け、回路設計の効率化が図れる。
さらにデータ変換部40は、既存の、あるいは回路設計者が一旦直接作成した設計制約条件の制御データ52を、例えば図3に示される形態で該当する電子回路図とともにコメント形式等で表示部30上に表示するための表示データ20へと変換する機能も有する。
その結果、回路設計者は既存の、あるいは一旦直接作成した設計制約条件の制御データ52から手作業で対応するコメント形式等の表示データ20を作成する手間が省け、回路設計の効率化が図れる。
なおその際、さらに図2に示されるごとくの実装指示書の形態で文書を作成し、紙文書の形態で印刷可能とする機能をもデータ変換部40に持たせることが可能である。その結果、設計制約条件の情報を様々な形態で管理可能となり、電子回路設計の管理の多様性を提供する。
また本発明の実施例によればデータ変換部40の機能により、あらかじめ別途ワードプロセッサ等の文書作成アプリケーションプログラムの機能の使用により作成された実装指示書に記載されている設計制約条件を回路設計CAD1上で回路データ50へデータ入力することも可能である。その結果、入力された内容を回路設計CAD1と実装設計CAD2との間で共通に認識可能な制御データ52として両者間で共通に管理することが可能となる。
あるいは同制御データ52を、これと対応する表示データ20の形態で回路設計CAD1と実装設計CAD2の間で共通に管理するように構成しても良い。その場合、表示データ20は回路設計CAD1と実装設計CAD2との共通の書式に従ったデータとされ、設計制約条件カードの形態で出力可能とされる。
これにより、回路設計CAD1と実装設計CAD2とで設計制約条件を共通に管理することが可能となる。また、別途ワードプロセッサ等の文書作成アプリケーションプログラムによる別文書として管理する手間が削減できる。その結果管理上の人的ミスも撲滅できる。
回路設計者が表示部30に表示された回路図上にコメント文字・図形の形式(「コメント形式等」と総称する)で設計制約条件を付与する操作を行うと、そこで入力された設計制約条件の内容はデータ変換部40の機能により自動的に対応する制御データ52へと変換され、上記EDIF51とともに回路データ50に設定される。その結果回路設計者はコメント形式等の形態で設計制約条件を入力する際、回路データ50に設定される設計制約条件の制御データ52との関連性を付与することが可能となる。
また複数の類似回路に付与した同一内容の設計制約条件を変更する際は、複数の中のどれか1つを変更するだけで、その他の関連のある条件も自動で変更されるように構成することも可能である。これにより従来のコメント形式等の設計制約条件を全て1つ1つ手作業で修正するという手間が削減でき、修正漏れや変更間違いなどの人的ミスをも撲滅できる。
このような構成を実現するためデータ変換部40に以下に述べる機能を持たせる。ここではある電子回路の設計データ50としてEDIF51と制御データ52とが保存されているとき、これに類似する複数の電子回路を新たに設計する場合を想定する。その場合、回路設計者は保存に係る回路データ50を表示部30上に表示させる。その際、データ変換部40の機能により対応する表示データ20が作成され、それに基づき、図3に示されるごとく、表示部30上で電子回路図上にコメント形式等で設計制約条件が表示される。
ここで回路設計者は、上記コメント形式等で表示された上記保存に係る設計制約条件を、新たな類似する電子回路図上に複写する操作(図18,図19とともに後述)を行う。その結果保存に係る設計制約条件の表示データと同内容の表示データが自動で作成され、これに基づいて同内容のコメント形式等の設計制約条件が新たな類似する電子回路上にも表示される。その際、データ変換部40の機能により、新たに作成された表示データに対応する制御データが新たな類似電子回路のEDIFと関連付けられて当該類似回路の回路データとして自動的に保存される。その結果、回路設計者は保存に係る回路とともに表示されたコメント形式等の設計制約条件を新たな類似回路上に複写する操作を行うのみで、該当する制御データが自動で複写され、新たな類似回路のEDIFに関連づけられて自動で保存されることとなる。
また回路設計者はあらかじめ別途設計制約条件エディタでデータ入力された設計制約条件の制御データ52から自動でコメント形式等の表示データ20を作成し表示に係る回路図に付与することも可能である。これにより、従来の回路図へコメントを手入力する手間が省け、記載漏れ、記載間違いなどの人的ミスも撲滅できる。
この場合、上記設計制約条件エディタにより回路設計者が直接設計制約条件の制御データ52を作成すると、上記のごとく、これに基づきデータ変換部40が自動で対応する表示データ20へと変換する。その結果周知のCADの機能により、表示に係る該当回路図上でコメント形式等の設計制約条件が自動で表示されるようになる。
なお上の説明では回路データの保存はEDIFと制御データ52とよりなる回路データ50の形態として行う旨の説明を行ったがこの構成に限られず、表示部30の画面表示用あるいは紙文書へ印刷用の表示データ20として回路設計および設計制約条件の内容を相互に関連付けて保存するようにすることも可能である。その場合、設計制約条件は表示データ20として保存するものとし、当該設計制約条件を実装設計CAD2上で上記DRC機能等に供する場合には、一旦データ変換部40で制御データ52の形式へと変換する必要がある。
ここで本発明の実施例は電子回路ソフトウェアの形態で実現することが可能である。すなわち同ソフトウェアは、これをコンピュータに実装してCADとして機能させることにより、回路設計者は同CADの機能により回路上の部品や信号線をあらわす図形を選択し、設計制約条件を付与する作業を可能にすることで電子回路の設計を支援する構成を有する。
すなわち上述および後述のデータ変換部40等による機能をコンピュータのCPUに実行させるための命令よりなるプログラムを作成し、これをCPUに実行させることにより、データ変換部40の機能が実現される。
その際、回路設計者が表示部30の表示に係る回路図に直接コメント形式等で設計制約条件を付与する操作を行うと、その内容に従ってデータ変換部40の機能が設計制約条件の制御データ52を自動でする。
またこの電子回路設計ソフトウェアの機能によれば、データ変換部40は回路データ50に設定されている設計制約条件の制御データ52からコメント形式等の表示データを自動で生成し、これを回路図上で表示する。
またこの場合CADの機能により回路図上でコメント形式等の設計制約条件を表示させ、回路設計者がその表示された項目を選択し、表示サイズの変更等の操作が可能となる。
また同CADの機能により、このように表示された設計制約条件の表示状態につき、表示・非表示の切り替えを可能とする構成を設けることも可能である。
また同CADの機能により、上記のごとくこのように表示された設計制約条件を選択し、その内容の変更が可能である。
また同CADの機能により、このように表示された設計制約条件を選択し編集することで、データ変換部40の機能が対応する設計制約条件の制御データを自動で更新する。
また同CADの機能により、このように表示された設計制約条件を選択し、表示色の変更を可能とする機能を持たせることが望ましい。
またデータ変換部40の機能として、設計制約条件の制御データ52から作成する表示データ20としてのコメント文字情報の内容(書式)を任意に編集可能な機能を設けることが望ましい。
また上記のごとく同CADの機能により、このように表示された設計制約条件を選択し、複写することが可能である。その結果、回路データ50に設定されている設計制約条件の制御データ52も併せて自動で複写される(図18,図19とともに後述)。
また本発明の実施例によれば、回路設計者が回路設計CAD1の表示部30の画面上で部品や信号ネットを選択して設計制約条件を付与することで、その内容を実装設計CAD2と共通の書式である設計制約条件カードに出力させる機能が提供される。これにより設計制約条件を別途実装指示書として別文書として作成する作業が不要になり、設計制約条件を電子データ化するメリットが有効に得られる。
また従来同様の要領にて回路図へ制約条件内容を記したコメント形式等の設計制約条件を付与することにより、その内容(表示データ20)が自動的に設計制約条件の制御データ52へと変換されて回路データ50へ設定される。これにより回路図へコメント入力する感覚で同時に設計制約条件の制御データ52を入力することが可能となる。
また既に設定されている設計制約条件の制御データ52から自動的にコメント形式等の表示データ20を作成して回路図上へ表示させることが可能である。これにより既に制御データ52として入力されている設計制約条件の内容を手入力でコメント形式等で表示に係る回路図上に記載する手間作業が削減される。また記載漏れなどの人的ミスも撲滅できる。また作成されるコメント文字については、内容(書式)を任意に設定することを可能とすることにより、使い勝手が向上する。
また前記コメント形式等の設計制約条件をCADの画面上で意味のある塊として選択することを可能とし、選択された要素が選択色に自動で変更されるように構成することによりさらに使い勝手が向上する。
また前記コメント形式等の設計制約条件の表示データ20につき、CADの画面30上でサイズの変更が可能な構成とすることにより、設計者は任意のサイズで表示させることが可能となり可読性が向上する。
また前記コメント形式等の設計制約条件の表示データ20につき、CADの画面30上で表示・非表示の切り替えを可能とすることにより、不要なコメントは非表示にして印刷することが可能となり、使い勝手が向上する。また必要な情報のみ表示することで回路図の可読性が向上する。
また前記コメント形式等の設計制約条件の表示データ20につき、CADの画面30上で選択し、その内容を変更することを可能とすることにより、通常のコメントデータ同様に回路図上での自由な変更が可能となる。
前記コメント形式等の設計制約条件の表示データ20につき、CADの画面30上で選択し、変更することで回路データ50に保持された設計制約条件の制御データ52が自動で更新されるようにすることにより、回路図のコメント修正と設計制約条件の制御データ52の修正との2つの作業を1つの作業にまとめることができ、工数の削減が可能となる。
前記コメント形式等の設計制約条件の表示データ20につきCADの画面30上で表示させる色の変更を可能とすることにより、設計者が着目する制約条件に関するコメントを判りやすく画面に表示、また印刷することが可能となる。
前記コメント形式等の設計制約条件の表示データ20をCAD画面30上で選択して複写することを可能とすることにより同じ内容のコメントを何度も入力しなおす手間が削減できる。
前記コメント形式等の設計制約条件の表示データ20をCAD画面30上で選択して複写することで、回路データ50に設定されている設計制約条件の制御データ52が自動で複写される構成とすることにより、同一内容の設計制約条件の制御データ52を再入力する手間が削減できる。
以下、本発明の実施例の構成につき、さらに具体的に説明する。
図5は本発明の実施例による回路設計CAD1を、上記電子回路設計ソフトウェアをインストールしたコンピュータシステムの形態で実現する場合について説明するための図である。
同図に示すコンピュータシステム100は大略CPUやディスクドライブ等を内蔵した本体部101、本体部101からの指示により表示画面102a上に画像を表示するディスプレイ102、コンピュータシステム100に種々の情報を入力するためのキーボード103、ディスプレイ102の表示画面102a上の任意の位置を指定するマウス104及び外部のデータベース等にアクセスして他のコンピュータシステムに記憶されているコンピュータプログラム等をダウンロードするモデム105を有する。
上記電子回路設計ソフトウェア(ここではコンピュータプログラムの形態とする)はディスク110等の可搬型記憶媒体に格納されるか、モデム105等の通信装置を使って他のコンピュータシステムの記憶媒体106からダウンロードされる。その結果、コンピュータシステム100にCADの電子回路設計機能が付与される。同プログラムはコンピュータシステム100に入力されてコンパイルされる。その結果、後述するCPU201が他の機能部と協働しながら同プログラムに含まれる命令を順次実行することにより、図4に示す回路設計CAD1の機能が実現される。
本発明の実施例の一形態として、上記電子回路設計ソフトウェアプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の形態が可能である。その場合、上記コンピュータプログラム(以下、単にプログラムとも言う)を格納した、例えばディスク110等の記憶媒体がこれに該当する。なおこのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を構成する記憶媒体は、ディスク110、ICカードメモリ、フロッピーディスク(「フロッピー」は登録商標)、光磁気ディスク、CD−ROM等の可搬型記憶媒体に限定されるものではなく、モデム105やLAN等の通信装置や通信手段を介して接続されるコンピュータシステムでアクセス可能な各種記憶媒体を含む。
図6は、コンピュータシステム100の本体部101内の要部の構成を説明するブロック図である。同図中、本体部101は、大略バス200により接続されたCPU201、RAMやROM等からなるメモリ部202、ディスク110用のディスクドライブ203及びハードディスクドライブ(HDD)204からなる。本実施例では、ディスプレイ102、キーボード103及びマウス104も、図示の如くバス200を介してCPU201に接続されているが、これらは直接CPU201に接続されていても良い。又、ディスプレイ102は、入出力画像データの処理を行う周知のグラフィックインタフェース(図示せず)を介してCPU201に接続されていても良い。尚、コンピュータシステム100の構成は、図5及び図6に示す構成に限定されるものではなく、他の各種周知の構成であっても良い。
図7は、コンピュータシステム100により構成される電子回路設計装置301(図4の回路設計CAD1に対応)の機能ブロック図である。同図中、電子回路設計装置301は上記電子回路図エディタの機能を有する。電子回路図エディタは回路素子を表すシンボルを配置する機能302、回路素子間の論理的な接続を示すネット情報を配線する機能303および設計制約条件生成機能304からなる。本装置は回路図データ305(図4の回路データ50に対応)を入出力するための機能を有する。また設計制約条件カード306の入出力も行う。設計制約条件カード306とは設計制約条件の表示データ20を文書として印刷したものに対応する。当該電子回路図エディタの機能は、図4に示す上述のデータ変換部40の機能を包含する。
本発明の実施例の構成によれば、図8に示すごとく、回路設計CAD1と実装設計CAD2との間で設計制約条件を電子データ化して受け渡しすることができる。すなわち設計制約条件を電子データ化して回路設計CAD1上で設定すると回路設計CAD1から実装IF(インターチェンジ・フォーマット)である上記EDIF(エレクトリック・デザイン・インターチェンジ・フォーマット)51と設計制約条件の制御データ52のファイルとが出力される。そして実装設計CAD2にこのEDIF51と設計制約条件の制御データ52のファイルとを読み込ませる。その結果、実装設計者はこのようにEDIF51と設計制約条件の制御データ52とが読み込まれた実装設計CAD2を使用して実装設計を行う際、実装設計CAD1のDRC機能等により設計制約条件を満たす設計を行うように制約を受ける。
図9は、従来の電子回路設計手順において、回路設計者が回路設計CADを操作することにより回路データへ設計制約条件の制御データを設定しつつ、表示に係る回路図へコメント形式等の設計制約条件を手入力する状態を示す。回路設計者は設計制約条件を電子データ化する際、回路設計CAD上で回路データへ設計制約条件の制御データを設定する。そして実装設計CADにその電子データを読み込ませ、これにしたがって実装設計CAD
がDRC(デザイン・ルール・チェック)を行う。その結果設計制約条件を満たした設計が容易に実現され得るようになる。このように従来の手順では回路設計者が制御データと表示データとの両方を手入力で作成していた。
すなわち実際の設計作業はCAD上でなされるが、その際に設計者が回路図を紙文書上で参照するニーズも存在し、従来は回路設計者は上記のごとく回路設計CAD上で設計制約条件の制御データを設定しつつ、表示に係る回路図へコメント文字を手入力していた。その結果回路設計者の作業量が増大していた。
本発明の実施例では上記のごとく回路設計者が電子回路設計エディタの機能により直接回路データ50へ設計制約条件の制御データ52を入力した場合に、同制御データ52からデータ変換部40の機能により自動でコメント形式等の設計制約条件の表示データ20を得ることが可能となる。その結果回路設計者が上記ニーズに応えるべく行っていた回路図へのコメント文字手入力作業を自動化することが可能となる。
図10,図11は、図4の表示部30へ表示された回路図へコメント形式等の設計制約条件を手入力する操作を説明するための図である。この操作の結果データ変換部40がこの内容を自動的に設計制約条件の制御データ52へ変換して回路データ50に設定する。
すなわちこの場合回路設計者が操作入力部10上で表示部30に表示された回路図に設計制約条件としてのコメント文字を記入する操作を行うと、データ変換部40が同コメント文字から対応する設計制約条件の制御データ52へと自動変換し、回路データ50へ自動設定する。
具体的には図10中、表示に係る回路図上に枠(図中、太い破線)で囲まれたコメント入力欄が表示され、回路設計者はそこへ、これまで通りの要領で設計制御条件のコメント文字を設定する操作を行う。この場合同枠内に設定する項目があらかじめ限定されているもの(例として単位はmm、μm,ps,ns等に限定される)については手入力ではなく、枠内にプルダウンリスト表示がなされ、そこで選択する。またたとえば線長を指示するような具体的な数値は手入力にて設定する。
その結果図11に示すごとく、表示に係る回路図へ付与されたコメント文字・図形情報801がデータ変換部40により対応する設計制約条件の制御データ52へと自動変換され、回路データ40へ設定入力される。
図12はこのように表示に係る回路図上に回路設計者により設計制約条件のコメント文字が入力された結果、設計制約条件の制御データ52が回路データ50へ入力される動作の処理フローチャートを示す。
ステップ901で回路設計者は回路CAD1に対し、設計制約条件入力を開始することを指示する。ステップ902で回路設計者は回路CAD1上で操作入力部10を介し、入力する設計制約条件の種別を選択する。ステップ903では、データ変換部40の機能により、ステップ902で選択された条件種別に従ったコメント書式のコメント文字を入力するための空ボックスが、表示部30に表示されている回路図上へと表示される。図15は表示に係る回路図上の、コメント文字の空ボックス1101の表示例を示す。
ステップ904で回路設計者は、ステップ903で回路図上に表示されている空ボックスから、入力する空ボックス選択する。ステップ905で回路設計者は実際に空ボックスに内容を入力する操作を操作入力部10上で行う。ステップ906ではデータ変換部40は空ボックスに不正な内容が入力されていないかチェックする。不正な内容が入力されている場合はデータ変換部40はステップ905へ処理を戻す。
設定されている内容が正しい場合はデータ変換部40はステップ907へと処理を進める。ステップ907では、データ変換部40はステップ903で回路図上に表示された空ボックスに必要事項が全て入力されているかチェックする。未設定項目がある場合はデータ変換部40は処理をステップ904へと戻す。
必要項目が全て設定されている場合は、データ変換部40はステップ908で入力を終了して内容を確定する。続いてステップ909ではデータ変換部40は、このように空ボックスに入力された内容から、表示部30上で表示するための表示データとしてのコメント文字を生成する。
ステップ910では、データ変換部40はステップ909で変換されたコメント文字の表示データを、表示に係る回路図上へ配置する。同時にステップ911ではデータ変換部40は空ボックスに入力された内容を設計制約条件の制御データ52へ変換する処理を実施する。
そしてステップ912ではデータ変換部40の機能により、ステップ911で変換された設計制約条件の制御データ52が回路データへ50へと自動で設定される。そしてステップ913で処理を終了する。
図14は図12のステップ906で行う、入力内容が正しいか否かをチェックする際のチェック項目を挙げている。これらのチェック内容に従い、回路設計者により設定された項目についてデータ変換部40がチェックを行う。
図15は上記のごとく、表示に係る回路図へ設計制約条件のコメント文字用の空ボックス1101を表示した状態を示している。
同ボックス1101中の右側の細線による破線枠(現在「12.5」の数値が設定されている枠)は実際には赤色に着色され、現在手入力中であることを表す。回路設計者はこの赤枠の中に手入力で数値をキーインする。
図15ではすでに値が設定されている枠以外に未入力の枠が存在しており、回路設計者はそれらの枠に必要な内容を入力する。ここで入力された内容をデータ変換部40が設計制約条件の制御データ52へ自動変換する。
図16はすでに回路データ50に設定済みの設計制約条件の制御データ52からコメント形式等の表示データ20がデータ変換部40により自動で作成され、これが表示に係る回路図上に配置された状態を示す。データ変換部40は制御データの内容にしたがってコメント文字を作成する。
その際、回路設計者は操作入力部10に対し、コメント文字として表示に係る回路図上に配置すべき設計制約条件の制御データ52を選択する操作を行うと、データ変換部40は同操作内容に従って選択された制御データ52から対応するコメント文字(表示データ20)を生成する。回路設計者は表示に係る回路図上で当該生成に係るコメント文字を配置する任意の場所をクリックすることにより当該コメント文字を配置する操作を行う。
図17は既存の設計制約条件の制御データ52からコメント文字(表示データ20)を自動で生成して表示に係る回路図へ配置する際の処理フローチャートを示す。
ステップ1301で回路設計者は操作入力部10でコメント文字(表示データ)生成開始を指示する操作を行う。またステップ1302で回路設計者はコメント文字を生成する既存条件を選択する。ステップ1303ではデータ変換部40は上記選択に係る制御データ52から、ステップ1302で選択入力された条件種別に従ったコメント文字書式のコメント文字を生成する。ステップ1304でデータ変換部40は変換されたコメント文字を表示部30に表示された回路図へと配置する。そしてステップ1305でコメント文字生成を終了する。
ここで本実施例において、表示部30の画面上に表示された回路図上に上記のごとくコメント形式等で設計制約条件の表示データが配置された際、データ変換部40の機能として同回路図のデータ(EDIF等)と関連付けて同表示データを保存する構成としてもよい。その結果次回同回路図が画面に表示される際、同表示データも併せて表示されるようにすることが可能となり、そのために制御データ52からいちいち表示データ20へと変換する動作が不要となる。
図18はデータ変換部40の機能により、回路設計者がコメント文字(表示データ20)を複写する操作を行うと対応する設計制約条件の制御データ52が自動で複写される動作を説明するための図である。この機能により類似回路に対し同じ内容の条件を容易に設定することが可能になり、またコメント文字も同時に作成されるため回路設計者の手間が効果的に削減され得る。
図18は表示部30の画面上に、一の設計に係る電子回路の回路図と、これに類似する構成を有する他の設計に係る電子回路の回路図とが、重複して表示された状態を示している。
この状態で回路設計者が操作入力部10上で表示部30に表示された上記一の設計に係る回路図上に配置されている、設計制約条件の制御データ52に関連付けられたコメント文字1401を同じく表示部30に表示された他の設計に係る回路図上に複写する操作を行う。この複写操作は例えば文書作成アプリケーションプログラムの分野で周知のいわゆるコピーアンドペースト操作により可能である。その結果データ変換部40の機能により、上記他の設計に係る回路図上に、複写されたコメント文字1402が配置される。
その結果、図19に示すごとく、上記一の設計に係る電子回路の回路データ50中の、コメント文字1401に関連づけられた設計制約条件の制御データ1403(52)が、データ変換部40の機能により自動で複写される。すなわち元の設計制約条件の制御データ1403(52)はそのまま1404(52)として一の設計に係る回路データ中に維持され、上記他の設計に係る電子回路の回路データにはこのようにして複写された設計制約条件の制御データ1405(52)が自動で設定される。
このように本発明の実施例によれば、表示に係る回路図に付与していたコメント文字等、すなわち設計制約条件の表示データ20から対応する設計制約条件の制御データ52への自動変換が可能になり、新たに別途設計制約条件の制御データ52を作成する手間が削減できる。
また、既存の設計制約条件の制御データ52からコメント文字等、すなわち設計制約条件の表示データ20に変換することも可能なため、別途コメント文字等を作成(手入力)する手間が削減できる。
またコメント形式等の表示データ20と設計制約条件の制御データ52との関連性をもたせることで設計制約条件のコメント文字を複写する操作により同時に自動で設計制約条件の制御データ52を複写したり、同コメント文字を編集する操作によって同時に自動で設計制約条件の制御データ52を変更することが可能となる。その結果類似回路に対し同様の設計制約条件の制御データ52を個々に入力する手間を削減することができる等の効果が得られる。
上記実施例は電子回路の設計データの作成を支援する回路設計CADについてのものであったが、本発明の実施例はこれに限られず、他の設計データ、すなわち機械構造設計、建築構造設計等の設計データの作成を支援する設計CAD等についても同様にして適用可能である。
本発明は以下の付記の各々に記載の構成をとり得る。
(付記1)
所定の設計制約条件を付加した設計データを作成するための設計データ作成方法であって、
入力された設計制約条件を、表示装置に表示された設計図上で表示するための表示データへ変換する表示データ変換ステップと、
入力された設計制約条件を、CPUを制御可能な制御データに変換する制御データ変換ステップとよりなる設計データ作成方法。
(付記2)
さらに設計者が設計制約条件を入力するためのフォーマットを表示装置に表示するステップを含む付記1に記載の設計データ作成方法。
(付記3)
さらに表示装置に表示された設計図上に表示された設計制約条件の表示データの表示内容を変更する表示データ変更ステップと、
表示データ変更ステップにてなされた設計制約条件の表示データの表示内容の変更を、対応する設計制約条件の制御データに反映させる制御データ反映ステップとよりなる付記1又は2に記載の設計データ作成方法。
(付記4)
さらに表示装置に表示された設計図上に表示された設計制約条件の表示データを複写する表示データ複写ステップと、
表示データ複写ステップにてなされた設計制約条件の表示データの複写処理に応じ、対応する設計制約条件の制御データを複写する制御データ複写ステップとよりなる付記1乃至3のうちのいずれかに記載の設計データ作成方法。
(付記5)
前記設計制約条件の制御データを対応する設計制約条件の表示データに自動的に変換し、表示装置に表示された設計図上に表示するステップを有する付記1乃至4のうちのいずれかに記載の設計データ作成方法。
(付記6)
所定の設計制約条件を付加した設計データを作成するための設計データ作成装置であって、
入力された設計制約条件を、表示装置に表示された設計図上で表示するための表示データへ自動的に変換する表示データ変換手段と、
入力された設計制約条件を、CPUを制御可能な制御データに自動的に変換する制御データ変換手段とよりなる設計データ作成装置。
(付記7)
さらに設計者が設計制約条件を入力するためのフォーマットを表示装置に表示する手段を含む付記6に記載の設計データ作成装置。
(付記8)
さらに表示装置に表示された設計図上に表示された設計制約条件の表示データの表示内容を変更する表示データ変更手段と、
表示データ変更手段にてなされた設計制約条件の表示データの表示内容の変更を、対応する設計制約条件の制御データに自動的に反映させる制御データ反映手段とよりなる付記6又は7に記載の設計データ作成装置。
(付記9)
さらに表示装置に表示された設計図上に表示された設計制約条件の表示データを複写する表示データ複写手段と、
表示データ複写手段にてなされた設計制約条件の表示データの複写処理に応じ、対応する設計制約条件の制御データを自動的に複写する制御データ複写手段とよりなる付記6乃至8のうちのいずれかに記載の設計データ作成装置。
(付記10)
前記設計制約条件の制御データを対応する設計制約条件の表示データに変換し、表示装置に表示された設計図上に表示する手段を有する付記6乃至9のうちのいずれかに記載の設計データ作成装置。
(付記11)
所定の設計制約条件を付加した設計データを作成する動作をコンピュータに実行させるための命令よりなるプログラムであって、
入力された設計制約条件を、表示装置に表示された設計図上で表示するための表示データへ自動的に変換する表示データ変換ステップと、
入力された設計制約条件を、CPUを制御可能な制御データに自動的に変換する制御データ変換ステップとをコンピュータに実行させるための命令よりなる設計データ作成プログラム。
(付記12)
さらに設計者が設計制約条件を入力するためのフォーマットを表示装置に自動的に表示するステップをコンピュータに実行させるための命令を含む付記11に記載の設計データ作成プログラム。
(付記13)
さらに表示装置に表示された設計図上に表示された設計制約条件の表示データの表示内容を変更する表示データ変更ステップと、
表示データ変更ステップにてなされた設計制約条件の表示データの表示内容の変更を、対応する設計制約条件の制御データに自動的に反映させる制御データ反映ステップとをコンピュータに実行させるための命令よりなる付記11又は12に記載の設計データ作成プログラム。
(付記14)
さらに表示装置に表示された設計図上に表示された設計制約条件の表示データを複写する表示データ複写ステップと、
表示データ複写ステップにてなされた設計制約条件の表示データの複写処理に応じ、対応する設計制約条件の制御データを自動的に複写する制御データ複写ステップとをコンピュータに実行させるための命令よりなる付記11乃至13のうちのいずれかに記載の設計データ作成プログラム。
(付記15)
前記設計制約条件の制御データを対応する設計制約条件の表示データに自動的に変換し、表示装置に表示された設計図上に表示するステップをコンピュータに実行させるための命令を有する付記11乃至14のうちのいずれかに記載の設計データ作成プログラム。
従来の一例の電子回路設計手順を説明するための図(その1)である。 従来の一例の電子回路設計手順を説明するための図(その2)である。 従来の他の例の電子回路設計手順を説明するための図である。 本発明の一実施例による回路設計CADの原理構成を説明するための機能ブロック図である。 本発明の一実施例の回路設計CADをコンピュータで実現する場合を説明するための図である。 図5に示すコンピュータ本体のハードウェアブロック図である。 本発明の一実施例の回路設計CADの機能ブロック図である。 本発明の一実施例の回路設計CADにおけるデータの流れを説明するための図(その1)である。 本発明の一実施例の回路設計CADにおけるデータの流れを説明するための図(その2)である。 本発明の一実施例の回路設計CADにおいて表示された電子回路図上で設計制約条件を入力する手順を説明するための画面表示例(その1)である。 本発明の一実施例の回路設計CADにおいて回路図上で入力された設計制約条件の表示データを制御データへ変換する処理を説明するための図である。 本発明の一実施例の回路設計CADにおいて回路図上で設計制約条件を入力する手順のフローチャート(その1)である。 本発明の一実施例の回路設計CADにおいて回路図上で設計制約条件を入力する手順のフローチャート(その2)である。 本発明の一実施例の回路設計CADにおいて回路図上で設計制約条件を入力する際に実施される入力内容のチェック項目を示す図である。 本発明の一実施例の回路設計CADにおいて回路図上で設計制約条件を入力する手順を説明するための画面表示例(その2)である。 本発明の一実施例の回路設計CADにおいて既存の設計制約条件の制御データから同内容の画面上の表示データを自動的に生成する動作を説明するための図である。 本発明の一実施例の回路設計CADにおいて既存の設計制約条件の制御データから同内容の画面上の表示データを自動的に生成する動作のフローチャートである。 本発明の一実施例の回路設計CADにおいて既存の設計制約条件の制御データを複写する機能を説明するための図(その1)である。 本発明の一実施例の回路設計CADにおいて既存の設計制約条件の制御データの制御を複写する機能を説明するための図(その2)である。
符号の説明
1 回路設計CAD
2 実装設計CAD
10 操作入力部
20 表示データ
30 表示装置
40 データ変換部
50 回路データ
51 EDIF
52 制御データ

Claims (3)

  1. 回路設計支援装置が所定の設計制約条件を付加した設計データを作成する設計データ作成方法であって、
    表示データ変換手段が、入力された設計制約条件を、表示装置に表示された設計図上で表示する表示データへ変換する表示データ変換ステップと、
    制御データ変換手段が、入力された設計制約条件であって、電気的なノイズ対策を考慮した実装設計を行う際に設計上必要な設計制約条件であり、配線幅、配線長さ、配線経路に関する設計制約条件を、実装設計支援装置のCPUを制御可能で前記実装設計支援装置が制御データにしたがってデザインルールチェック処理を実施し、その結果、当該設計制約条件を満たす実装設計が実現されるように制御される制御データであって前記回路設計支援装置から前記実装設計支援装置に渡す制御データに変換する制御データ変換ステップと、
    表示データ変更手段が、前記表示装置に表示された設計図上に表示された設計制約条件の表示データの表示内容を変更する表示データ変更ステップと、
    制御データ反映手段が、表示データ変更ステップにてなされた設計制約条件の表示データの表示内容の変更を、対応する設計制約条件の制御データに反映させる制御データ反映ステップとを有する、設計データ作成方法。
  2. 所定の設計制約条件を付加した設計データを作成する、回路設計支援装置である設計データ作成装置であって、
    入力された設計制約条件を、表示装置に表示された設計図上で表示する表示データへ変換する表示データ変換手段と、
    入力された設計制約条件であって、電気的なノイズ対策を考慮した実装設計を行う際に設計上必要な設計制約条件であり、配線幅、配線長さ、配線経路に関する設計制約条件を、実装設計支援装置のCPUを制御可能で前記実装設計支援装置が制御データにしたがってデザインルールチェック処理を実施し、その結果、当該設計制約条件を満たす実装設計が実現されるように制御される制御データであって前記回路設計支援装置から前記実装設計支援装置に渡す制御データに変換する制御データ変換手段と、
    前記表示装置に表示された設計図上に表示された設計制約条件の表示データの表示内容を変更する表示データ変更手段と、
    表示データ変更手段にてなされた設計制約条件の表示データの表示内容の変更を、対応する設計制約条件の制御データに反映させる制御データ反映手段とを有する、設計データ作成装置。
  3. 所定の設計制約条件を付加した設計データを作成するプログラムであって、
    入力された設計制約条件を、表示装置に表示された設計図上で表示する表示データへ変換する表示データ変換ステップと、
    入力された設計制約条件であって、電気的なノイズ対策を考慮した実装設計を行う際に設計上必要な設計制約条件であり、配線幅、配線長さ、配線経路に関する設計制約条件を、実装設計支援装置のCPUを制御可能で前記実装設計支援装置が制御データにしたがってデザインルールチェック処理を実施し、その結果、当該設計制約条件を満たす実装設計が実現されるように制御される制御データであって回路設計支援装置から前記実装設計支援装置に渡す制御データに変換する制御データ変換ステップと、
    前記表示装置に表示された設計図上に表示された設計制約条件の表示データの表示内容を変更する表示データ変更ステップと、
    表示データ変更ステップにてなされた設計制約条件の表示データの表示内容の変更を、対応する設計制約条件の制御データに反映させる制御データ反映ステップとを前記回路設計支援装置のコンピュータに実行させる命令を有する設計データ作成プログラム。
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