JP5113795B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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Description

本発明は、直流電源から負荷に給電し、正極と負極間に抵抗を介して接地する直流給電回路において、負荷に過電流事故や短絡事故が発生した場合に、直流電源の正負両極を遮断する回路遮断器に関する。
直流電源から負荷に給電し、正極と負極間に抵抗を介して接地する直流給電回路には、負荷に過電流事故や短絡事故が発生した場合に、直流電源の正負両極を遮断する回路遮断器が設けられている。
回路遮断器の一例としては、図4に示すように、直流電源10の正負両極と負荷20との間にそれぞれヒューズ300A,300Bを介挿し、過電流によりヒューズ300A,300Bが溶断して、直流電源10の正負両極を遮断する回路遮断器がある。
回路遮断器の他の例としては、図5に示すように、直流電源10の正負両極と負荷20との間にそれぞれサーキットブレーカ400の主接点400A,400Bを介挿し、過電流により主接点400A,400Bを連動して断路して、直流電源10の正負両極を遮断する回路遮断器がある。
回路遮断器のさらに他の例としては、図6に示すように、上記の2つの例を組み合せた回路遮断器、即ち、直流電源10の正負両極と負荷20との間に、それぞれサーキットブレーカ400の主接点400A,400Bを介挿し、さらに、主接点400A,400Bと直列にそれぞれヒューズ300A,300Bを介挿した回路遮断器がある。
特許3091712号公報 特許2513850号公報 特許2998934号公報
しかし、図4〜図6に示した回路遮断器には、それぞれ次のような課題がある。
図4に示したヒューズ300A,300Bを用いる回路遮断器では、2つのヒューズ300A,300Bが同一の閉回路内で直列に接続されている。このため、負荷20の両極に過電流事故や短絡事故が発生した場合には、両ヒューズ300A,300Bには同じ電流が流れるので、両ヒューズ300A,300Bが溶断することになる。
しかし、実際は、負荷20の正極または負極に過電流事故や短絡事故が発生した場合には、ヒューズ300A,300Bの片方のみが溶断する。この場合、直流電源10のヒューズが溶断した極は負荷20から切り離されるが、溶断しなかった極は負荷20と接続されたままとなる。このため、溶断しなかった極とアースとの間に電位差があると、人体が充電部に触れた際に感電する危険性があるという課題がある。
図5に示したサーキットブレーカ400を用いる回路遮断器では、直流電源10の正負両極を連動して遮断するので、負荷20の過電流事故発生時に、直流電源10の正負両極を一括して遮断することが可能である。
しかし、サーキットブレーカ400は、遮断容量範囲内であっても、定格電流を大きく超え、主接点400A,400Bがアークにより損傷するような大電流を遮断すると、次回以降の使用の保証が確保できないという課題がある。
図6に示したヒューズ300A,300Bとサーキットブレーカ400とを用いる回路遮断器では、サーキットブレーカ400とヒューズ300A,300Bとの保護協調のとり方、即ち、サーキットブレーカ400の遮断特性とヒューズ300A,300Bの溶断特性との組み合わせ方にしたがい、サーキットブレーカ400およびヒューズ300A,300Bのうち遮断時間の短い方が遮断動作を行う。
図7は、図6に示した回路遮断器における電流と遮断時間との関係を示す図である。
図7に示すように、定格電流を超える過電流領域において、電流の小さい範囲では、サーキットブレーカ400の遮断時間がヒューズ300A,300Bよりも短く設定されているため、サーキットブレーカ400が遮断動作を行う。また、電流の大きい範囲では、ヒューズ300A,300Bの遮断時間がサーキットブレーカ400よりも短く設定されているため、ヒューズ300A,300Bが遮断動作を行う。
このとき、サーキットブレーカ400の遮断特性とヒューズ300A,300Bの溶断特性との交点を、サーキットブレーカ400の繰り返し使用が保証される規定電流値以下とすれば、サーキットブレーカ400の繰り返し使用が保証されない電流範囲の遮断はヒューズ300A,300Bが担うこととなる。
即ち、サーキットブレーカ400の繰り返し使用が保証される規定電流値を超える電流はヒューズ300A,300Bが遮断するので、サーキットブレーカ400が損傷することはない。
また、サーキットブレーカ400が遮断動作を行う電流領域では、サーキットブレーカ400が直流電源10の正負両極を連動して遮断するため、直流電源10の正負両極を確実に遮断することができる。
しかし、図6に示した回路遮断器は、ヒューズ300A,300Bとサーキットブレーカ400とを用いる構成であるため、回路遮断器のサイズの増大につながるという課題がある。
したがって、回路遮断器の構成としては、サーキットブレーカ400を使用せず、ヒューズ300A,300Bのみにより、直流電源10の正負両極を確実に遮断し得る構成が最も好適であると考えられる。
そこで、本発明は、上記課題を解決し、ヒューズのみにより、直流電源の正負両極を確実に遮断することができる回路遮断器を提供することを目的とする。
本発明の回路遮断器は、
直流電源から負荷に給電する直流給電回路に配置される回路遮断器であって、
前記直流電源の正負両極と前記負荷との間にそれぞれ介挿される第1および第2のヒューズと、
前記第1のヒューズの電源側の電路と前記第2のヒューズの負荷側の電路との間に介挿された第1のスイッチと、
前記第1のヒューズの負荷側の電路と前記第2のヒューズの電源側の電路との間に介挿された第2のスイッチと、
前記第1のヒューズの溶断を検知すると、前記第1のスイッチを閉状態にする第1のヒューズ溶断検知手段と、
前記第2のヒューズの溶断を検知すると、前記第2のスイッチを閉状態にする第2のヒューズ溶断検知手段と、
を具備することを特徴とする。
本発明では、過電流事故や短絡事故により、第1のヒューズが溶断すると、第1のヒューズ溶断検出手段がこれを検知して第1のスイッチを閉状態にし、これによって第1のヒューズの電源側の電路から第2のヒューズの負荷側の電路が短絡され、短絡電流が第2のヒューズに流れるため、第2のヒューズが溶断する。
一方、過電流事故や短絡事故により、第2のヒューズが溶断しても、上記と同様の作用により、第1のヒューズが溶断する。
そのため、本発明では、過電流事故や短絡事故が発生した時に、ヒューズのみにより、直流電源の正負両極を遮断することができるという効果が得られる。
また、本発明では、一般的に遮断容量が大きいヒューズを用いるため、サーキットブレーカのように遮断容量の制限を受けずに、短絡電流の大きい直流給電回路にも適用できるという効果が得られる。
また、本発明では、サーキットブレーカとヒューズとを用いた従来構成(図6)と比べて、サーキットブレーカが不要となる分、回路構成が簡素になり、回路遮断器のサイズを小さくできるという効果が得られる。
本発明の一実施形態の回路遮断器の構成を示す図である。 図1に示した回路遮断器の動作を説明する図である。 図1に示した回路遮断器の動作を説明する図である。 従来の回路遮断器の一構成例を示す図である。 従来の回路遮断器の他の構成例を示す図である。 従来の回路遮断器のさらに他の構成例を示す図である。 図6に示した回路遮断器における電流と遮断時間との関係を示す図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態の回路遮断器の構成を示す図である。
図1を参照すると、本実施形態の回路遮断器は、直流電源10から負荷20に給電し、正極と負極間に抵抗を介して接地する直流給電回路に配置されるものであり、直流電源10の正負両極と負荷20との間にそれぞれ介挿されたヒューズ30A,30Bと、ヒューズ30Aの電源側の電路(A1)とヒューズ30Bの負荷側の電路(B2)との間に介挿されたスイッチ40Aと、ヒューズ30Aの負荷側の電路(A2)とヒューズ30Bの電源側の電路(B1)との間に介挿されたスイッチ40Bと、ヒューズ30Aの溶断を検知すると、スイッチ40Aを閉状態にするヒューズ溶断検知器50Aと、ヒューズ30Bの溶断を検知すると、スイッチ40Bを閉状態にするヒューズ溶断検知器50Bと、を有する。
ここで、ヒューズ溶断検出器50A,50Bを実現する方法としては、溶断したヒューズの端子間の電圧を検出する方法でも良いし、例えば、UPヒューズ(大東通信機製)で警報接点を用いる方法でも良い。
本実施形態の回路遮断器では、例えば、図2に示すように、負荷20に過電流事故または短絡事故が発生し、ヒューズ30Aが溶断すると、ヒューズ溶断検出器50Aがこれを検知して検知信号を送出し、スイッチ40Aを閉状態にする。
この結果、ヒューズ30Aの電源側の電路A1からヒューズ30Bの負荷側の電路B2が短絡され、直流電源10→電路A1→電路B2→電路B1のルートで短絡電流が流れる(太線で示す)。この短絡電流によってヒューズ30Bが溶断する。
したがって、ヒューズ30Aの溶断に連動してヒューズ30Bも溶断するため、直流電源10の正負両極を遮断することが可能となる。
一方、図3に示すように、負荷20に過電流事故または短絡事故が発生し、ヒューズ30Bが溶断すると、ヒューズ溶断検出器50Bがこれを検知して検知信号を送出し、スイッチ40Bを閉状態にする。
この結果、ヒューズ30Bの電源側の電路B1からヒューズ30Aの負荷側の電路A2が短絡され、直流電源10→電路B1→電路A2→電路A1のルートで短絡電流が流れる(太線で示す)。この短絡電流によってヒューズ30Aが溶断する。
したがって、ヒューズ30Bの溶断に連動してヒューズ30Aも溶断するため、直流電源10の正負両極を遮断することが可能となる。
10 直流電源
20 負荷
30A,30B ヒューズ
40A,40B スイッチ
50A,50B ヒューズ溶断検出器

Claims (1)

  1. 直流電源から負荷に給電する直流給電回路に配置される回路遮断器であって、
    前記直流電源の正負両極と前記負荷との間にそれぞれ介挿される第1および第2のヒューズと、
    前記第1のヒューズの電源側の電路と前記第2のヒューズの負荷側の電路との間に介挿された第1のスイッチと、
    前記第1のヒューズの負荷側の電路と前記第2のヒューズの電源側の電路との間に介挿された第2のスイッチと、
    前記第1のヒューズの溶断を検知すると、前記第1のスイッチを閉状態にする第1のヒューズ溶断検知手段と、
    前記第2のヒューズの溶断を検知すると、前記第2のスイッチを閉状態にする第2のヒューズ溶断検知手段と、
    を具備することを特徴とする回路遮断器。
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