JP5113416B2 - ディスプレイストリップ及び商品展示体 - Google Patents

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Description

本発明は、商品が封入された袋を複数並べて取り付けて展示するためのディスプレイストリップに関し、特に一旦取り外した商品を再吊り下げ可能なディスプレイストリップに関する。
スナック菓子のようなピロー包装された商品を展示し、販売する方法として、ストリップバッグ展示と呼ばれる、陳列棚を必要としない商品の展示販売方法が知られている。
ストリップバッグ展示とは、ディスプレイストリップと呼ばれる所定巾のテープ材に、商品が封入された袋(商品袋)を複数取り付けて吊り下げるという商品展示体による形態である。図1には、ストリップバッグ展示を行っている商品展示体の概要を示した。図1に示したように、商品袋BがディスプレイストリップSに取り付けられたものが商品展示体である。ストリップバッグ展示に際しては、ディスプレイストリップSの上部にホールパンチを設け、該ホールパンチに図1に示したようなフックなどの固定具Hを引っ掛けて所定場所に固定されて展示されることが多い。
ストリップバッグ展示のよく知られている具体的形態の一例を挙げると、ディスプレイストリップには、一定の間隔でフックを具備し、一方、商品袋を構成する包装用フィルムには上方の横シール部分の中央などにパンチ穴を形成し、該パンチ穴に前記フックを引っ掛けることで、前記商品袋が前記ディスプレイストリップに取り付けられた商品展示体によるストリップバッグ展示である。またパンチ穴とフックによる取り付けに替えて、両面粘着テープにてディスプレイストリップに商品袋を取り付けた商品展示体によるストリップバッグ展示も存在する。
しかし、上記のようなストリップバッグ展示をおこなうには、ディスプレイストリップに商品袋を取り付ける作業を手作業で行う必要があり、機械によって自動化することが困難である。自動化を視野に入れたトリップバッグ展示として、ヒートシール法を用いてディスプレイストリップに商品袋を取り付ける手法がある(例えば、特許文献1)。
特公昭44−1589号公報
しかしながら、商品を手に取るために、一旦、商品袋をディスプレイストリップから取り外したが、考え直して元の位置に戻したいという状況はしばしば見受けられるが、ヒートシール法のような溶融接着にて取り付けてあった場合、商品袋を構成する包装用フィルムをディスプレイストリップに再接着するためにはシーラー等を用いる必要があり、店頭などにおいてこれを行うのは困難であった。
前記課題を解決するために、熱融着によって、その表面に商品袋を取り付けることのできるディスプレイストリップにおいて、本発明では、
前記ディスプレイストリップは、低融点ポリマーを含む第1層、粘着剤層及び基材層を具備し、
前記第1層は、低融点ポリマー層と支持層とを含み、
前記低融点ポリマー層は、前記ディスプレイストリップの商品袋取り付け側の最外面に設けられ、前記支持層は、前記低融点ポリマー層の内側に設けられ、
前記支持層のヤング率は、前記低融点ポリマー層のヤング率よりも高いことを最も主要な特徴とする。
本発明のディスプレイストリップおよびこれに商品袋が取り付けられた商品展示体によれば、商品袋を構成する包装用フィルムは溶融接着によってディスプレイストリップに取り付けられているため、自動化が容易であるので工業的な製造が可能であり、かつ一旦ディスプレイストリップから取り外した商品袋であっても、取り付けの際に、ディスプレイストリップの最表面に露出する粘着層によって、ディスプレイストリップへの再取り付けを容易に行うことができる。
特に、ディスプレイストリップから商品袋を取り外す際に、該ディスプレイストリップから切り剥がされる層が低融点ポリマー層のみの場合では、低融点ポリマー層に用いられる低融点ポリマー樹脂自体、伸びやすい素材が多いため、商品袋とともに引き剥がされるべき範囲の低融点ポリマー層がディスプレイストリップ側に残ってしまい、粘着剤層が十分に露出しなかったり、逆に低融点ポリマー層が引き伸ばされて所定位置で切り離されることなく、ディスプレイストリップ側に残るべき範囲の低融点ポリマー層まで商品とともに引き剥がされたりして、見栄えが悪くなる場合もありうる。
この点、本発明のディスプレイストリップでは、低融点ポリマー層のヤング率よりも高いヤング率を持つ支持層が具備されているので、商品袋取外しに際しては、低融点ポリマー層が、支持層とともに、必要十分な範囲に限ってディスプレイストリップから引き剥がされ、商品袋を取り外した後のディスプレイストリップの見栄えも良く、粘着剤層は十分に露出される。
更に、伸びやすい素材の樹脂を用いた低融点ポリマー層のみ存在する場合、スリットを入れようとしても、その変形力のため、スリットによって低融点ポリマー層が完全に分断されない場合もありうる。スリットは、商品袋取外しに際し、該スリット位置を境界とする所定範囲の低融点ポリマー層のみをディスプレイストリップから引き剥がすために設けるものであるが、上記のようにスリットによって低融点ポリマー層が完全に分断されていない場合は、スリットの位置を境界としないで低融点ポリマー層が引き剥がされる可能性もある。
この点、本発明のディスプレイストリップでは、低融点ポリマー層の内側に、支持層が具備されているので、支持層に達するまでスリットが入ることにより、前記低融点ポリマー層はスリットによって完全に分断され、かつ、前記支持層は、低融点ポリマー層よりも伸びにくい素材を用いているため、低融点ポリマー層を分断するよりもスリットによって支持層が完全に分断されやすく、また仮にスリットによって完全に支持層が分断されていない場合でも、低融点ポリマー層が、支持層とともに、スリット位置を境界として所定位置に限って引き剥がされる蓋然性は高い。
(ディスプレイストリップの基本構造)
図2は本発明のディスプレイストリップ10の層構造を示す概略断面図である。本発明のディスプレイストリップ10は、融着によってその表面に商品袋を取付けることのできるものであり、低融点ポリマーを含む第1層11、粘着剤層14及び基材層15を具備する層構造を有する。さらに、前記第1層11は、低融点ポリマー層12と支持層13とを含んでおり、前記低融点ポリマー層12は、前記ディスプレイストリップ10の最外面に存在し、前記支持層13は、前記低融点ポリマー層12の内側、すなわち前記粘着剤層14側に存在する位置関係にある。
(低融点ポリマー層)
前記第1層11に含まれる低融点ポリマー層12に用いられる低融点ポリマーとしては、160℃以下、好ましくは120℃以下の低い温度で溶融する低融点のポリマーであって、常温で粘着性を示さず、かつ、充分な溶融接着性を発揮できるものであれば用いることができる。なかでも好適に使用できる低融点ポリマーの具体例としては、ポリプロピレン、プロピレンと他のオレフィン(エチレン、炭素数4〜12のαオレフィン)との共重合体、低密度ポリエチレン(メタロセン直鎖低密度ポリエチレンを含む)、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンメタクリル酸エステル共重合体等からなるものを挙げることができる。また、前記低融点ポリマー層12は、単層構造であってもよいし、複数の層からなる多層構造を有していてもよい。
本発明のディスプレイストリップ10に用いる低融点ポリマー層12の好ましい厚さは、3〜200μmであり、更に好ましくは5〜150μm、より好ましくは10〜100μmである。厚さが3μm未満では、熱融着により期待される接着力を得がたい。一方、厚さが200μmを越えると、厚さの増加に対する接着力の増大効果が低く、経済的に不利である。また熱融着に際し、熱伝導の時間がかかり、生産速度の向上が図りにくくなる。
前記低融点ポリマー層12には、更に粘着性付与剤を含有させることもできる。前記粘着性付与剤としては特に限定されないが、例えば、ロジン樹脂、テルペン樹脂、脂肪族系炭化水素樹脂、脂環族系炭化水素樹脂及び芳香族系炭化水素樹脂からなる群より選択される少なくとも1種の樹脂が好適に用いられる。
前記ロジン樹脂としては特に限定されず、例えば、ロジン、ロジン誘導体、ロジンエステル、ガムロジン、ウッドロジン、トール油ロジン、蒸留ロジン、水素化ロジン、2量化ロジン、重合ロジン、天然ロジンのグリセロールエステル、変性ロジンのグリセロールエステル、天然ロジンのペンタエリスリトールエステル、変性ロジンのペンタエリスリトールエステル、淡色ウッドロジンのグリセロールエステル、水素化ロジンのグリセロールエステル、重合ロジンのグリセロールエステル、水素化ロジンのペンタエリスリトールエステル、ロジンのフェノール性変性ペンタエリスリトールエステル等が挙げられる。
前記テルペン樹脂としては特に限定されず、例えば、テルペン、フェノール変性テルペン、変性テルペン、α−ピネン重合体、β−ピネン重合体、ジペンテン重合体、テルペン−フェノール共重合体等が挙げられる。
前記脂肪族系炭化水素樹脂としては特に限定されず、例えば、1−ブテン、イソブチレン、ブタジエン、1,3−ペンタジエン等の炭素数4〜5のモノ又はジオレフィンを主成分とする重合体等が挙げられる。
前記脂環族系炭化水素樹脂としては特に限定されず、例えば、スペントC4−C5留分中のジエン成分を環化2量体化したものを重合させた樹脂、シクロペンタジエン等の環状モノマーを重合させた樹脂、水素添加ジシクロペンタジエン樹脂、水素添加石油樹脂等が挙げられる。
前記芳香族系炭化水素樹脂としては特に限定されず、例えば、ビニルトルエン、インデン、スチレン重合体、α−メチルスチレン共重合体等が挙げられる。
また、前記粘着性付与剤としては、例えば、下記特許文献2に記載されたもの等の市販のものも用いることができる。
USP6117945号
(支持層)
前記第1層11に含まれる支持層13に用いられる素材としては、前記低融点ポリマー層12のヤング率よりも高いヤング率を持つ素材が用いられる。すなわち、支持層13に用いられる素材は、低融点ポリマー層12に用いられる素材よりも変形しにくい素材が選択される。また、低融点ポリマー層12に用いる樹脂の種類によっては、支持層13に用いる素材として選択できる素材が変化する場合がある。
フィルムのヤング率は、フィルムを引張り試験機により引張り、得られるチャートを外挿することにより得ることができる。すなわち、ヤング率(引張り弾性率)Eはプラスチックの微小変形時にはフックの法則に従うので、E=引張り応力(σ)/引張り歪み(ε)となる。
ヤング率を測定するにあたっては、上記の式を変形した下記(式1)により求めることができる。

E=σ/ε=単位面積あたりの力/単位長さあたりの伸び
=F/A/ΔL/L (式1)
なお、式1中、F:引張り力、A:フィルムの断面積、ΔL:力Fによる伸び、L:フィルムの当初の長さである。
ヤング率の測定条件は、JIS K 7161、7127に準じ、次のように行うものとする。温度23℃、湿度50%RHの室内で、引張り試験機を用いて、幅10mmの短冊形状の試料を、チャック間距離100mm、引っ張り速度50mm/minで、引張り応力一歪曲線を求め、該曲線の初期の直線部分を用いて、下記(式1)に基づき、計算によりヤング率を求める。
ただし、低融点ポリマー層12と支持層13のヤング率の相対評価においては、同一条件においてヤング率の測定を行うのであれば、必ずしも上記条件においてヤング率を測定する必要はない。
支持層13に用いられる素材について、ヤング率の好ましい具体的な値(絶対評価としての値)としては、低融点ポリマー層12に一般的に用いられるフィルムのヤング率は、LLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)フィルムで80〜400MPa、CPP(無延伸ポリプロピレン)フィルムで600MPa前後であることから、支持層13に用いる素材のヤング率は、800MPa以上であることが好ましい。具体的には、前記LLDPEやCPPを低融点ポリマー層12に用いる場合において、支持層13には、OPP(二軸延伸ポリプロピレン)フィルム(1800〜4500MPa)、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム(3700〜4200MPa)、ポリアミドフィルム(1000〜1500MPa)、紙などを好適に選択することができる。ただしカッコ内の数字は、当該素材のヤング率の一般的な値である。
なお、樹脂などの素材の場合、縦方向と横方向のヤング率が異なる材料も多く存在するが、この場合、縦方向、横方向ごとに低融点ポリマー層12と支持層13のヤング率を比較し、いずれの方向においても支持層13のヤング率が低融点ポリマー層12のヤング率より大きい場合に、本発明の低融点ポリマー層12と支持層13の組み合わせとして用いることができる。したがって、ある方向においては、本発明を満たす低融点ポリマー層12と支持層13の素材の組み合わせであっても、いずれか一方を90°回転させることにより、本発明における組み合わせとして不適になる場合もありうる。
本発明のディスプレイストリップ10に用いる支持層13の好ましい厚さは、1〜200μmであり、更に好ましくは3〜150μm、より好ましくは5〜100μmである。厚さが1μm未満では、均一性のあるフィルムの形成が困難であり、また熱融着により取り付けた商品袋を取り外す際に、粘着剤層14が露出しないことがある。一方厚さが200μmを越えると、熱融着に際し、熱伝導の時間がかかり、生産速度の向上が図りにくくなり、またフィルムが硬くなるため取り扱い性が悪くなる。
また、支持層13は、粘着剤層14とともに透明であることが好ましい。一般的に低融点ポリマー層12に用いられる素材は透明であるものが多いので、支持層13と粘着剤層14がともに透明である場合、基材層15上または基材層15自身に印刷を施した場合、該印刷を明瞭に見ることができ、デザイン的に優れたディスプレイストリップ10とすることができる。このことは、ディスプレイストリップは、ストリップバッグ展示に用いるという用途を考慮すれば、商業的には非常に意味の大きいことである。かかる透明な支持層13を提供できる素材としては、上記例示した素材のうち、OPPフィルムやPETフィルムを挙げることができる。
一方、紙などの不透明かつ印刷容易な素材を支持層13に用いる場合、印刷を施した紙を支持層13として用いて、ディスプレイストリップ10の模様とすることも可能である。ただし、支持層13は、商品袋取外しに際してその一部がディスプレイストリップ10から切り剥がされて、商品袋側に移転する層である点を留意しつつ、デザインする必要がある。
(剥離剤層)
前記第1層11における、支持層13よりも更に内側の層、すなわち粘着剤層14側の界面には、粘着剤層14からの剥離が容易となるように剥離剤層(図示せず)を設けることが好ましい。剥離剤層を形成する剥離剤としては、粘着剤に対する公知の剥離剤を使用できるが、なかでもシリコーン系樹脂を用いることが好ましい。本発明のディスプレイストリップ10は、前記第1層11と溶融接着で取り付けられた商品袋を取り外すと、前記商品袋が取り付けられた部分の第1層11が袋とともに引き剥がされるようになっている。このような本発明のディスプレイストリップ10においては、前記第1層11と粘着剤層14との間の接着力を調整することは極めて重要である。前記第1層11における粘着剤層14との界面に前記剥離剤層が設けられることで、前記第1層11と粘着剤層14との間の接着力を自由に調整することが可能となる。
接着力の調整方法としてはシリコーン樹脂の種類を換えたり、塗布方法を変えたりすることにより行うことができる。
シリコーン樹脂としては水酸基含有ポリジメチルシロキサンを主成分とし、ポリメチルハイドロジェンシロキサンを配合して有機錫触媒存在下に反応させる縮合硬化型シリコーン樹脂、ビニル基含有ポリジメチルシロキサンを主成分とし、ポリメチルハイドロジェンシロキサンを配合して白金触媒の存在下で反応させる付加硬化型シリコーン樹脂、(メタ)アクリロイル基を有するシリコーンに光重合開始剤を添加してラジカル重合により反応させるタイプのラジカル重合型シリコーン樹脂、光カチオン触媒を利用した紫外線硬化型シリコーン樹脂、シリコーン系マクロモノマーを共重合したアクリル系樹脂等を用いることができる。
前記剥離剤層を設ける方法としては特に限定されず、例えば、離型性を要求される用途に用いられる市販のシリコーン処理剤等のシリコーン材料を前記低融点ポリマー層12の粘着剤層14側面に塗布する方法等が挙げられる。
また、前記剥離層は、前記低融点ポリマー層12の前記粘着剤層14側の面の全面に施されていていてもよいが、海島構造になるように設けられていることが好ましい。前記剥離層が、前記粘着剤層14の海面側に海島構造で施されている場合、前記剥離層は、1cmあたり好ましい下限は10ドット、好ましい上限は100ドット程度であり、好ましいドットの直径は10μm〜1000μmである。
(第1層)
上記のとおり、本発明のディスプレイストリップ10の第1層11は、商品袋取り付け側の最外面から低融点ポリマー層12/支持層13を具備するものであって、低融点ポリマー層12/支持層13/剥離剤層の層構成であることが好ましい。
前記低融点ポリマー層12は、常温では粘着性を示さず、ディスプレイストリップ10の最外面に存在することから、該低融点ポリマー層12を含む前記第1層11は、その内側に形成された粘着剤層14を被覆するマスク層としての役割をも有する。このようなマスク層を有することにより、本発明のディスプレイストリップ10は、加熱前には粘着性を示さず、商品袋をヒートシールする工程を容易に自動化することができる。
(スリット)
前記第1層11(低融点ポリマー層12と支持層13)には、溶融接着により結合された前記商品が封入された袋を取り外すときに、前記第1層11が確実に破壊して前記粘着剤層14が露出するように、前記商品が封入された袋が結合される部位の近傍にスリット17を設けることが好ましい。スリット17の間隔としては特に制限されるものではないが、ディスプレイストリップの大きさ、用途などに応じて、1〜10mmの間隔範囲で適宜選択されることが好ましい。
スリット17は、前記第1層11の領域を区画して、該スリット17の位置を境界として、ディスプレイストリップ10と商品袋の融着部である取り付け部を含む、所定領域の第1層11のみが確実に切り離される補助となりうるために設けるものであり、そのためには、スリット17は商品袋の長さ方向に対して、縦および/または横方向に直線的に入れられていることが好ましい。例えばジグザグ状の線で入れることも可能であるが、ジグザグ線の場合、該ジグザグの頂点から、スリット17以外の部位に裂け目が発生する可能性がある。
前記スリット17の形状としては、特に制限されるものではないが、連続線または破線とすることが簡便であり、取り付けられた商品袋に封入される商品重さとの関係で、適宜選択することができる。
またスリット17の深さは、第1層11、すなわち低融点ポリマー層12を越えて支持層13の少なくとも一部までには達するが、粘着剤層14を貫通しない深さに制御されることが好ましい。例えば、粘着剤層14の厚さが20μmの場合、スリット17は、支持層13を貫通するが、粘着剤層14の1/4の深さである、5μmを超えないように、その深さを制御することが、より好ましい。更に、前記支持層13と粘着剤層14のちょうど界面でスリット17が終了していることが最も好ましい。スリット17の深さが不十分で、支持層13への切込みが不十分であるため、実質的に支持層13が連続しているような場合には、商品袋を取り外すときに、第1層11が、スリット17部分で切断されることなく、スリット17の下方の方に全面にわたって剥がれてくる場合がある。一方、スリット17が粘着剤層14を貫通し、基材層15まで達する深さであると、ディスプレイストリップ10本体が、切断される可能性があるからである。
このようにスリット17深さを制御することで、前記粘着剤層14は確実にディスプレイストリップ10側に残して、該スリット17を境界とする所定領域の第1層11のみを切り離すことができる。このため、前記スリット17を入れる方法は特に限定されるものではないが、なかでもスリット17深さの正確な制御ができるトムソン刃またはレーザ加工によって、前記スリット17が入れられることが好ましい。
なお第1層1に剥離層を設けた様態においては、スリットが前記剥離層まで侵入していても良いし、侵入していなくても良い。剥離層はその性質から非常に薄い層であって、かつスリットの有無で剥離性に影響はないからである。
(粘着剤層)
前記粘着剤層14は、前記第1層11の内側の層に存在するものであり、常温で粘着性を示す粘着剤を含有する。前記粘着剤としては常温で粘着性を示すものであれば特に限定されないが、ゴム系粘着剤又はアクリル系粘着剤であることが好ましい。
本発明のディスプレイストリップ10は、いったん取り付けられた商品袋を取り外すと、前記商品袋が取り付けられていた部分の第1層11が、前記商品袋とともに引き剥がされ、引き剥がされた部分における粘着剤層14が露出するため、この露出した粘着剤層14に一旦取り外した商品袋を再接着することができる。
前記粘着剤層14の厚さとしては特に限定されないが、好ましい下限は10μm、好ましい上限は300μmである。10μm未満であると、粘着力が低くなり熱接着後の商品袋の保持が困難となり、又、一旦取り付けができたとしても、袋を取り外した際に、商品袋の再接着ができなくなることがある。一方、300μmを超えても粘着強度の向上は少なく、経済的に不利である。
(基材層)
前記基材層15としては特に限定されないが、多数の商品を取り付けて吊り下げる用途から充分な強度を有し、かつ、溶融接着時に溶融したり劣化したりしない耐熱性を有することが好ましく、例えば、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート、金属箔、紙、不織布、織布又はこれらの積層物等が好適である。なかでも、前記二軸延伸ポリプロピレン又は二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる樹脂フィルム若しくは紙に、織布が積層された積層物であることが好ましく、織布が2枚の二軸延伸ポリプロピレン又は二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる樹脂フィルム間若しくは2枚の紙の間に挟持された構造を有する積層体であることがより好ましい。本発明のディスプレイストリップ10の機械的強度が極めて高くなるため、例えば、本発明のディスプレイストリップ10に吊り下げ用のホールパンチを形成し、該ホールパンチにフックを引っ掛けた場合であっても、ホールパンチ強度を高くすることができるため、前記ホールパンチ部分で破損が生じ難くなる。
前記織布としては特に限定されないが、従来から補強材等として用いられている糸篠を平織、綾織、もじり織等の従来公知の方法により織成してなるものが用いられる。
前記織布の織り密度としては特に限定されないが、6〜20本/インチ程度が好適である。縦糸間又は横糸間に適当な間隔あれば、前記樹脂フィルムと積層したときに、樹脂フィルムを構成する樹脂の一部が織布の経糸・緯糸の空隙に侵入して一体化することにより、織布と樹脂フィルムとの接着性が向上する。
前記織布の素材としては特に限定されないが、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、メタロセン直鎖低密度ポリエチレン、アイソタクティックポリプロピレン、シンジオタクティックポリプロピレン等のポリオレフィン糸からなるものが、ディスプレイストリップ10に求められる機械的性能及び前記樹脂フィルムとの接着性等の点から好適である。
前記ポリオレフィン糸は、単独の樹脂からなるものであってもよいが、必要に応じて、高融点ポリマーと低融点ポリマーとを複合化した複合糸であってもよい。このような複合糸を用いれば、優れた機械的強度と樹脂フィルムとの接着性とを両立することができる。
前記ポリオレフィン糸としては特に限定されず、例えば、マルチフィラメント糸、モノフィラメント糸、フラットヤーン、スプリットヤーン等を用いることができる。なかでも、フラットヤーン、スプリットヤーンが好適である。
ここでフラットヤーンとは、押出成形法等により成形されたフィルムを所定幅にスリット17した後、延伸処理及び熱処理を施すことにより形成された糸である。また、スプリットヤーンとは、フラットヤーンに更に割織処理を施した糸である。フラットヤーン及びスプリットヤーンは、極めて高い引張強度及び引裂強度を有することが知られている。
前記ポリオレフィン糸の繊度としては特に限定されず、通常使用される100〜5000d程度のものを用いることができる。
前記基材層15を構成する樹脂フィルムとしては特に限定されないが、ポリエステル、ポリオレフィン等からなるものが好適である。なかでも、適度な剛性と機械的強度を有することからポリエステルフィルムが好適である。
なお、ポリエステルフィルムと前記織布との接着性が低い場合には、ポリオレフィンフィルムを介してポリエステルフィルムと織布とを積層してもよい。
前記基材層15を製造する方法としては特に限定されず、例えば、前記織布の上にポリマーを押出成形して樹脂フィルム層を形成する方法;織布に樹脂フィルムをドライラミネートする方法;織布に樹脂フィルムを圧着する方法;ポリエステル等の樹脂フィルムや紙上にポリエチレンを押出しながら織布をラミネートする方法等が挙げられる。
前記基材層15の厚さとしては特に限定されないが、好ましい下限は30μm、好ましい上限は500μmである。30μm未満であると、充分なホールパンチ強度が得られずに展示時や商品を封入した袋を取り外す際に破損する恐れがあり、500μmを超えると、基材層15が断熱材の役割をして溶融接着時に前記第1層11の低融点ポリマー層12まで充分に熱が伝わらないことがある。
(その他の層)
本発明のディスプレイストリップ10において、前記基材層15と粘着剤層14とは、ポリエチレンからなる中間層を介して積層されていることが好ましい。ポリエチレンは柔軟で引張伸度が高いことから、前記ポリエチレンからなる中間層を有することによりディスプレイストリップ10全体の強度やホールパンチ強度を向上させたりすることができる。
前記ポリエチレンからなる中間層は、基材層15と粘着剤層14との間にポリエチレンを押出成形しながら積層することにより行うことができる。なお、ポリエチレンの他、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体又はエチレン−(メタ)アクリル酸共重合体のアイオノマーを用いてもよい。
前記ポリエチレン層の厚さとしては特に限定されないが、好ましい下限は5μm、好ましい上限は50μmである。5μm未満であると、充分な強度の向上効果が得られないことがあり、50μmを超えるとディスプレイストリップ10全体の厚さが厚くなってしまい、断熱効果によりヒートシール性が損なわれてしまうことがある。
本発明のディスプレイストリップ10は、前記基材層15と粘着剤層14との間にアンカーコート層が形成されていることが好ましい。前記基材層15と粘着剤層14との間の接着力が優れたものとなり、基材層15と粘着剤層14との間で剥離が生じにくくなる。前記アンカーコート層としては特に限定されず、例えば、ポリイソシアネート/ポリエステル系2液硬化型接着剤等の従来公知のアンカーコート剤からなるもの等が挙げられる。かかるアンカーコート剤を粘着剤がコートされる樹脂フィルム面にコートすることによりアンカーコート層が形成される。
本発明のディスプレイストリップ10に図柄、模様、色彩などデサインを施す場合は、前記基材層15の商品袋取付け側の面に、印刷層を設けることにより行うことができる。なおこの場合、上述のとおり、粘着剤層14と第1層11(なかでも支持層13)は、透明であることが好ましい。前記印刷層の形成は、スクリーン印刷法など公知の印刷方法により形成することができる。また、基材層15自身に着色成分を含有させて、ディスプレイストリップ10に色彩を付与することもできる。
(ディスプレイストリップの形態)
本発明のディスプレイストリップ10の形態としては特に限定されず、例えば、テープ状、シート状等が挙げられる。
また、本発明のディスプレイストリップ10も、一般的なストリップバッグ展示として図1に示したディスプレイストリップSと同じく、フックのような固定具Hに吊るして展示することが多いので、本発明のディスプレイストリップ10の片端に、ディスプレイストリップ自体を吊り下げるための吊り下げ孔(ホールパンチ)が設けられていることが好ましい。
また、前記吊り下げ孔は本発明のディスプレイストリップ10の上端にのみ形成されていることが好ましい。ディスプレイストリップ10の下端にも吊り下げ孔が形成されていると、商店等において商品展示体を逆さまに吊り下げられることがある。
本発明のディスプレイストリップ10に前記ホールパンチが設けられている場合、前記基材層15は織布を含んで構成されていることが好ましい。上述したように、前記基材層15が織布を含んで構成されている場合、本発明のディスプレイストリップ10の機械的強度が極めて高くなるため、前記ホールパンチに固定具を引っ掛けることで、本発明のディスプレイストリップ10に袋をヒートシールして作製した商品展示体をストリップバック展示し際に、前記ホールパンチ部分で破損が生じ難くなる。
(製造方法)
本発明のディスプレイストリップ10を作製する方法としては特に限定されず、従来公知の方法を用いることができる。製造方法の具体的な一例は次のとおりである。
まず、低融点ポリマー層12と支持層13を積層し、第1層11を作成する。低融点ポリマー層12と支持層13との積層の方法としては、接着剤16を介して積層を行なうドライラミネートや、積層フィルム間にポリエチレンを10〜30μm程度の薄さで押出しながら積層を行なうサンドイッチラミネートを挙げることができる。積層に用いる接着剤16としては、ポリエーテル/ポリウレタンを主成分とする2液溶液型、芳香族ポリエーテル系、芳香族ポリエステル系、脂肪族ポリエステル系、脂肪族ポリウレタン系、脂肪族ポリエーテル系のポリマーを溶剤に溶かした接着剤、エチレンアクリル酸共重合体、エチレンメタアクリレート共重合体、エチレーアクリレート共重合体等の熱溶融型の接着剤を用いることができる。
次に基材層15に、粘着剤をコーティングし、粘着剤層14を形成する。基材層15上に粘着剤層14を形成する方法としては、特に限定されず、従来公知の方法を用いることができる。例えば、基材層15にグラビア法、カレンダー法により常温で粘着性を示す粘着剤を含有する粘着剤溶液または溶融粘着剤を所定の厚みとなるようにコートして粘着剤層14を形成する方法が挙げられる。なお、基材層15ではなく、前記第1層11の支持層13に粘着剤のコーティングを行って粘着剤層14を形成することもできる。
次いで、上記により形成した粘着剤層14の粘着力を利用して、前記第1層11と基材層15とを貼りあわせる。前記第1層11にスリット17を設ける場合には、この段階でトムソン刃またはレーザ加工にて設ける。このようにして本発明のディスプレイストリップ10を得ることができる。
(商品展示体)
本発明のディスプレイストリップ10に、商品が封入された商品袋Bを溶融接着にて取り付けられたものが本発明の商品展示体である。
本発明の商品展示体に取り付けられた商品袋Bの材料としては、一般的に包装用フィルムとして用いられるものが、いずれも使用できる。例えば、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)層/印刷層/ポリエチレン(PE)層/アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレート(PET)層/ポリエチレン(PE)層/無延伸ポリプロピレン(CPP)層からなるもの、透明蒸着二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)層/印刷層/無延伸ポリプロピレン(CPP)層からなるもの等の袋の表面が二軸延伸ポリマーであるものや、最外層にヒートシール可能なシーラント層を有するもの等が使用される。最外層にヒートシール可能なシーラント層を有するものとしては、例えば、米国においては、ヒートシーラブル二軸延伸ポリプロピレン(OPH)層/印刷層/ポリエチレン(PE)層/アルミニウム蒸着ヒートシーラブル二軸延伸ポリプロピレン(OPH)層からなるものが用いられており、このような袋は本発明のディスプレイストリップ10に好適に取り付けることができる。
本発明のディスプレイストリップ10に前記商品袋を取り付けるための溶融接着の方法としては、ヒートシール法の他に、超音波シール法や高周波シール法でも行うことができる。
前記溶融接着によって商品展示体を作製する手順としては、特に限定されるものではないが、例えば図3に示す手順により取り付けることが好ましい。この方法では、まず、商品袋Bの表側がディスプレイストリップ10に接するようにして商品を封入した該商品袋Bを置き、次いで商品袋Bを構成する包装用フィルムの上部を溶融接着して商品袋を構成する包装用フィルムをディスプレイストリップ10に結合させる(図3a)。
所定の数の商品袋をディスプレイストリップ10に溶融接着にて取り付けたところで、商品袋Bにおける取り付け部を軸に、ディスプレイストリップ10を上下反転させて、商品袋の表面がディスプレイストリップ10とは反対側になるようにする(図3b)。この状態でディスプレイストリップ10の片端をフック等に吊り下げて展示すれば、商品袋とディスプレイストリップ10との取り付け部は図3cのようになっていることから、取り付け部を下方向に引っ張れば、前記区画領域内における、前記第1層11のみが商品袋に付着した状態で、該取り付け部を含む領域を取り外すことができる商品展示体とすることができる。
本発明の商品展示体において、商品袋とディスプレイストリップ10とのシール強度としては特に限定されないが、好ましい下限は1N/30mm、好ましい上限は50N/30mmである。1N/30mm未満であると、商品の重量によっては自重により商品が落下してしまうことがあり、50N/30mmを超えると、吊り下げた状態で商品袋を引っ張ってもはずれないことがある。より好ましい下限は5N/30mmであり、より好ましい上限は30N/30mmである。
なお、商品袋とディスプレイストリップ10との溶融接着の状態や剥離の状態については、溶融接着の方法や条件によっても大きく変化し得るものである。溶融接着がヒートシール法の場合、その条件は、溶融接着時の温度やシールジョーの接触時間、接触圧力等によって変化する他、シールジョーの形状によっても変化し得る。従って、前記ディスプレイストリップ10の低融点ポリマー層12を構成する樹脂組成物の種類や、商品袋の表面層の素材に応じて、最適のシール条件を選択することが好ましい。シールジョーの幅については、ディスプレイストリップ10と商品袋表面との接着面の所望の長さに応じて選ばれるが、この長さが、ディスプレイストリップ10から袋を剥がすときの剥離の始まりから剥離の完了までの距離を実質的に決定する。

ストリップバッグ展示を行っている商品展示体を示す概略図である。 本発明のディスプレイストリップの概略断面図である。 商品袋をディスプレイストリップへ取り付ける手順を示す概略図である。
符号の説明
10 ディスプレイストリップ
11 第1層
12 低融点ポリマー層
13 支持層
14 粘着剤層
15 基材層
16 接着剤
17 スリット

Claims (7)

  1. 熱融着によって、その表面に商品袋を取り付けることのできるディスプレイストリップであって、
    前記ディスプレイストリップは、低融点ポリマーを含む第1層、粘着剤層及び基材層を具備し、
    前記第1層は、低融点ポリマー層と支持層とを含み、
    前記低融点ポリマー層は、前記ディスプレイストリップの商品袋取り付け側の最外面に設けられ、
    前記支持層は、前記低融点ポリマー層の内側に設けられ、
    前記支持層のヤング率は、前記低融点ポリマー層のヤング率よりも高いことを特徴するディスプレイストリップ。
  2. 前記支持層が、延伸ポリマーフィルムまたは紙である、請求項1に記載のディスプレイストリップ。
  3. 前記延伸ポリマーフィルムが、二軸延伸ポリプロピレンフィルムである請求項2に記載のディスプレイストリップ。
  4. 前記第1層が、低融点ポリマー層、支持層および前記支持層上に形成された剥離剤層を有している、請求項1に記載のディスプレイストリップ。
  5. 前記剥離剤層の剥離剤は、シリコーン系樹脂から構成されている、請求項4に記載のディスプレイストリップ。
  6. 前記低融点ポリマー層と前記支持層にスリットが形成されている、請求項1に記載のディスプレイストリップ。
  7. 請求項1に記載のディスプレイストリップに包装袋が取り付けられた商品展示体。
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