JP4522429B2 - ディスプレイストリップを用いた商品展示体 - Google Patents
ディスプレイストリップを用いた商品展示体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4522429B2 JP4522429B2 JP2007120865A JP2007120865A JP4522429B2 JP 4522429 B2 JP4522429 B2 JP 4522429B2 JP 2007120865 A JP2007120865 A JP 2007120865A JP 2007120865 A JP2007120865 A JP 2007120865A JP 4522429 B2 JP4522429 B2 JP 4522429B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- bag
- display strip
- display
- product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Packages (AREA)
Description
ストリップバッグ展示と呼ばれる、陳列棚を必要としない商品の展示販売方法が知られている。ストリップバッグ展示とは、図1に示したようにディスプレイストリップと呼ばれる所定巾のテープ材に複数の商品を取り付けて吊り下げるという展示形態である。この展示形態であれば、陳列棚を必要とせず、商店のレジ横やホテルのフロント等のあらゆる場所において展示販売が可能である。
本発明の商品展示体に用いるディスプレイストリップは、少なくとも、基材層とシーラント層とからなるものであり、上記シーラント層と商品を封入した袋の表面とは熱圧着するにより結合することができるものである。
このようなディスプレイストリップとしては、シーラント層が2層以上からなる層構造を有するものであって、少なくとも、最表層が常温で粘着性を示さない熱溶融性樹脂を含有するヒートシール層であり、該ヒートシール層の内側の層が常温で粘着性を示す粘着剤層であるものが挙げられる。
また、上記ヒートシール層は、常温では粘着性を示さないことから、粘着剤層を被覆するマスク層としての役割をも有する。このようなマスク層を有することにより、第2の態様の本発明のディスプレイストリップは、加熱前には粘着性を示さず、袋を熱圧着する工程を容易に自動化することができる。
上記ヒートシール層の厚さは、内側の常温で粘着性を示す粘着剤層に対して充分に薄いことが好ましい。上記ヒートシール層の厚さの好ましい上限は20μmである。20μmを超えると、いったん結合した袋を取り外した場合に、内側の粘着剤層が表出せず、袋を再接着することができないことがある。
上記常温で粘着性を示す粘着剤層においては、粘着性を与える成分として、上述の熱活性型粘着剤の粘着性成分として用いられるゴム系粘着剤又はアクリル系粘着剤等を用いることができる。
得られるディスプレイストリップの表面には粘着性は認められない。
得られるディスプレイストリップの表面には粘着性は認められない。
(比較例1)
得られたディスプレイストリップの表面には粘着性は認められなかった。
(比較例2)
(参考例1)
得られたディスプレイストリップの表面には粘着性は認められなかった。
(参考例2)
得られるディスプレイストリップの表面には粘着性は認められない。
(参考例3)
得られたディスプレイストリップの表面には粘着性は認められなかった。
(参考例4)
得られるディスプレイストリップの表面には粘着性は認められない。
(評価)
結果を表1に示した。
得られたディスプレイストリップをローラによる自動テープ送り機構を備えるストリップバッグ装置に供し、ディスプレイストリップがスムーズに送られるかを以下の基準により評価した。
○:スムーズに送られた
×:ローラ部で詰まってしまいスムーズに送られなかった
ストリップバッグ装置を用いてシール温度195℃、シール時間250msecに設定して、袋材を熱圧着して接着サンプルを作製した。15mm巾にカットした接着サンプルについて、引張試験機(東洋精機製作所社製、ストログラフV1−C)を用いて、300mm/minの引張速度にてシール強度を測定した。なお、袋材としては、表面から、シーラブルOPP/インク/ポリエチレン/シーラブルOPPの総厚さ50μmのフィルムを使用した。
ストリップバッグ装置を用いてシール温度195℃、シール時間250msecに設定して、袋材を熱圧着して接着サンプルを作製した。この接着サンプルから袋材を剥離した後、内容量50g入りの包装袋を再度粘着させ、24時間包装袋を吊り下げた状態にして観察を行った。試験は10サンプルについて行い、24時間後までに落下した包装袋の数を計数した。
2 商品を封入した袋
3 シール部位
Claims (3)
- ディスプレイストリップに、商品が封入された袋が複数並べて取り付けられた商品展示体であって、
前記ディスプレイストリップは、少なくとも、基材層とシーラント層とからなるものであり、
前記ディスプレイストリップのシーラント層は、2層以上からなる層構造を有するものであって、少なくとも、最表層が常温で粘着性を示さない熱溶融性樹脂を含有するヒートシール層であり、前記ヒートシール層の内側の層が常温で粘着性を示す粘着剤層であり、
前記ディスプレイストリップと前記袋とが、ヒートシールにより結合されていることを特徴とする商品展示体。 - 前記ディスプレイストリップに取り付けられた前記袋を剥離すると、前記ディスプレイストリップの粘着面が露出する請求項1記載の商品展示体。
- 前記ディスプレイストリップの露出した粘着面に、前記袋を再結合することができる請求項2記載の商品展示体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007120865A JP4522429B2 (ja) | 2002-12-17 | 2007-05-01 | ディスプレイストリップを用いた商品展示体 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002364953 | 2002-12-17 | ||
JP2007120865A JP4522429B2 (ja) | 2002-12-17 | 2007-05-01 | ディスプレイストリップを用いた商品展示体 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004560639A Division JP3973661B2 (ja) | 2002-12-17 | 2003-12-15 | ディスプレイストリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007230654A JP2007230654A (ja) | 2007-09-13 |
JP4522429B2 true JP4522429B2 (ja) | 2010-08-11 |
Family
ID=38551640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007120865A Expired - Fee Related JP4522429B2 (ja) | 2002-12-17 | 2007-05-01 | ディスプレイストリップを用いた商品展示体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4522429B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0234467U (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-05 | ||
JP2000129234A (ja) * | 1998-10-26 | 2000-05-09 | Daicel Chem Ind Ltd | 感熱性粘着剤、感熱性粘着シート及び感熱性粘着シートの製造方法 |
JP2000168801A (ja) * | 1998-12-01 | 2000-06-20 | Sonoco Prod Co | 再封可能な閉じ口とその作製方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2514619B2 (ja) * | 1993-04-08 | 1996-07-10 | 株式会社シーティーケイ | 物品ホルダ―及びその部品 |
JPH1080345A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Lion Corp | 物品陳列用台紙 |
-
2007
- 2007-05-01 JP JP2007120865A patent/JP4522429B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0234467U (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-05 | ||
JP2000129234A (ja) * | 1998-10-26 | 2000-05-09 | Daicel Chem Ind Ltd | 感熱性粘着剤、感熱性粘着シート及び感熱性粘着シートの製造方法 |
JP2000168801A (ja) * | 1998-12-01 | 2000-06-20 | Sonoco Prod Co | 再封可能な閉じ口とその作製方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007230654A (ja) | 2007-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8435613B2 (en) | Display strip | |
JP3973661B2 (ja) | ディスプレイストリップ | |
JP4043471B2 (ja) | ディスプレイストリップ及び商品展示体 | |
US20040043175A1 (en) | Display strip | |
KR101136625B1 (ko) | 디스플레이 스트립 | |
JP4522429B2 (ja) | ディスプレイストリップを用いた商品展示体 | |
JP4426938B2 (ja) | 商品展示体 | |
JP4612653B2 (ja) | ディスプレイストリップ及びこれを用いた商品展示体 | |
EP1857376B1 (en) | A display strip and a display strip and product assembly | |
KR101167299B1 (ko) | 디스플레이 스트립 | |
JP2004168418A (ja) | ディスプレイストリップ及び商品展示体 | |
JP4928939B2 (ja) | ディスプレイストリップ及び商品展示体 | |
JP4739285B2 (ja) | ディスプレイストリップ及び商品展示体 | |
JP4905722B2 (ja) | デイスプレイストリップおよび商品展示体 | |
JP6435643B2 (ja) | 商品展示用再シール性粘着フィルム及びそれよりなる商品展示体 | |
JP4551671B2 (ja) | 商品展示体及び商品展示体の製造方法 | |
JP4248932B2 (ja) | 複合包装フィルム、包装袋及び複合包装フィルムの製造方法 | |
JP7190362B2 (ja) | 手切れ性を有するバッグシーリングテープ | |
WO2008075585A1 (ja) | 商品展示体 | |
JP2011152936A (ja) | 商品包装袋用原反と商品包装袋及び商品包装体 | |
JP2004359353A (ja) | 商品展示体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100519 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100525 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |