JP5113226B2 - スクータ型車両 - Google Patents
スクータ型車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5113226B2 JP5113226B2 JP2010183995A JP2010183995A JP5113226B2 JP 5113226 B2 JP5113226 B2 JP 5113226B2 JP 2010183995 A JP2010183995 A JP 2010183995A JP 2010183995 A JP2010183995 A JP 2010183995A JP 5113226 B2 JP5113226 B2 JP 5113226B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- frame
- view
- cover
- step bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
請求項2に記載した発明は、前記ステップブラケット(21)は、前記ラジエータ(43)と同側のリヤフレーム(12)における前記ラジエータ(43)よりも上方に位置する部位から側面視で前記ラジエータ(43)に近付くように後下がりに傾斜して延びる支持部(21a)を有し、前記ステップ(21c)は、前記支持部(21a)の下端部に折り畳み可能に支持されると共に、前記ステップ(21c)の折り畳み時には、このステップ(21c)が側面視で前記ラジエータ(43)から遠ざかるように後上がりに傾斜して配置されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記ステップブラケット(21)は、前記支持部(21a)から分岐するように前記リヤフレーム(12)に向けて延びる第二支持部(21b)を有することを特徴とする。
また、ステップ使用時のパッセンジャーの足部分にラジエータからの熱気が当たることを抑制でき、パッセンジャーの足部分の快適性を向上できる。
請求項2に記載した発明によれば、ステップ及びステップブラケットがラジエータに対する冷却風通路の妨げになり難く、冷却性を良好に確保できると共に、ステップの折り畳み時にはステップ及びステップブラケットが側面視で略L字状に配されることとなり、ステップブラケットの重量増を抑えた上で広範囲に渡ってラジエータに対する外乱を抑制できる。
請求項3に記載した発明によれば、ステップブラケットが側面視で略Y字状に配されることとなり、ステップブラケットの重量増を抑えた上でより広範囲に渡ってラジエータに対する外乱を抑制できる。
詳細には、図1〜3に示すように、左立ち上がり部11aは、側面視で直線状をなしてクロスフレーム8から斜め上後方に延び、その上端部(後端部)が湾曲して左アッパフレーム部11bの前端部に連なる。一方、右立ち上がり部12aは、側面視で斜め上前方に凸となるように湾曲しつつクロスフレーム8から斜め上後方に延び、その上端部(後端部)が湾曲して右アッパフレーム部12bの前端部に連なる。
なお、左右リヤフレーム11,12は、上面視では互いに平行をなして前後に延びているが、左リヤフレーム11は右リヤフレーム12に対して若干左右外側に偏倚して設けられている。
左右ステップブラケット21は、側面視で後下がりに傾斜するロアパイプ21aと、該ロアパイプ21aの下部から上方に延びるアッパパイプ21bとを有してなり、これら各パイプ21a,21bの上端部が左右立ち上がり部11a,12aの左右外側にボルト止めにより結合される。
ロアパイプ21aの下端部に支持されるパッセンジャー用のステップ21cは、車幅方向外側に略水平に突出する使用状態と後上がりに傾斜した姿勢に折り畳まれる格納状態との間で回動可能である。
なお、左ピボットプレート9の左右外側には、車体を左側に傾けた起立状態で支持するサイドスタンド(不図示)が回動可能(格納可能)に支持される。
一方、左右フロアフレーム16の後端部は、左右連結パイプ16aを介して左右リヤフレーム11,12の下端部近傍に左右外側から接合される。
左右フロアフレーム16はほぼ左右対称の構成を有し、該左右フロアフレーム16上に前記フロアステップ54が配設される。
フロントクロスメンバ17の長手方向中間部の上側には、物品収納ボックス14の底部前側を支持する左右一対の支持ブラケット17aが設けられる。
リヤクロスメンバ19は鋼板を適宜ボックス状に形成してなり、その両端部が左右リヤフレーム11,12の後端部に上方から接合される。リヤクロスメンバ19の左右中間部には、燃料タンク15の後フランジが支持されると共に、回動可能なシート13を閉状態(乗員が着座可能な状態)に保持するロック機構(不図示)が支持される。
シリンダ本体33a内にはピストンが往復動可能に嵌装され、該ピストンの往復動がコネクティングロッドを介してクランクシャフトの回転動に変換される(何れも不図示)。
ボディカバー50は、車体フレーム2の前部(ヘッドパイプ3及びメインフレーム7のダウンフレーム部7a周り)をその前方から覆うフロントカバー51と、車体フレーム2の前部を後方から覆うインナーカバー52と、フロントカバー51の下方に連続するように車体フレーム2の下部(メインフレーム7のロアフレーム部7b及び左右フロアフレーム16周り)を下方から覆うアンダーカバー53と、車体フレーム2の下部を上方から覆う前記フロアステップ54と、車体フレーム2の後部前側(左右リヤフレーム11,12の立ち上がり部11a,12a周り)を前方から覆うリヤセンタカバー55と、車体フレーム2の後部(左右リヤフレーム11,12周り)を側方から覆う左右リヤサイドカバー56とを主になる。
燃料タンク15(燃料ポンプ15a)には燃料ホース61が接続され、該燃料ホース61が左リヤフレーム11上をこれに沿うように延びてフロントクロスメンバ17の近傍まで取り回される。
一方、シリンダヘッド33b下側の排気ポート(不図示)には排気管44の基端側が連結され、該排気管44がシリンダ33下方で湾曲して後方へ延び、その先端側が後輪38右側のサイレンサ45に接続される。
スロットルボディ62は例えばアルミニウム合金からなり、その筒状の本体の上流側端部がコネクティングチューブ67の先端部に嵌合装着されると共に、下流側端部が例えばゴム等の可撓性材料からなる筒状のインシュレータ63の上流側端部に嵌合装着される。
スロットルボディ62内には、やや前下がりの吸気通路が形成されると共に、該吸気通路を開閉するバタフライ型のスロットルバルブが設けられる(何れも不図示)。
インジェクタ69は棒状をなし、インシュレータ63の斜め前上方において前上がりに傾斜して配置され、その下部がインシュレータ63の外壁を貫通して下端噴射口を吸気通路内に臨ませる。
さらに、インジェクタ69は、側面視でフロントクロスメンバ17と同様に前上がりに傾斜する。ここで、フロントクロスメンバ17が前上がりに傾斜することで、スイングユニット30の揺動時にインジェクタ69と物品収納ボックス14との間に十分なクリアランスを確保し易い。また、インジェクタ69の上方は物品収納ボックス14により保護される。
吸気ダクト71は、伝動ケース34の前端部の左右外側に開口した吸入口34bの周囲に基端側を取り付け、該基端側から左右内側に変位しつつ上方に延出し、該延出部の左右内側に外気導入口72を開口させる。この外気導入口72は、側面視でエアクリーナ装置64の外気導入口68の前方に並ぶように近接配置される。なお、吸気ダクト71の外気導入口72は、左右方向で左リヤフレーム11よりも左右内側に入り込んだ位置にあるが、エアクリーナ装置64の外気導入口68は、左右方向で左リヤフレーム11と概ね重なる位置にある。
また、左右リヤフレーム11,12がラジエータ43以外の補機類(吸排気系部品や電装系部品等)を避けて互いに非対称となる構成であってもよい。
さらに、左右リヤフレーム11,12の関係を逆転し、左リヤフレーム11よりも右リヤフレーム12を低く、かつ該右リヤフレーム12に沿って燃料ホース61を取り回す構成としてもよい。
さらにまた、自動二輪車1は、エンジン31は車体フレーム2に固定的に支持し、動力伝達機構35及び後輪38のみ上下揺動可能とした構成であってもよい。
また、エンジン31のシリンダ33やクランクシャフトの配置は様々であり、かつ複数気筒エンジンであってもよい。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、三輪又は四輪のスクータ型車両にも適用できることはもちろん、部品構成や構造、形状、大きさ、数及び配置等を含め、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
2 車体フレーム
3 ヘッドパイプ
4 前輪(操舵輪)
7 メインフレーム
11,12 左右リヤフレーム
21 ステップブラケット
21a ロアパイプ(支持部)
21b アッパパイプ(第二支持部)
21c ステップ
30 スイングユニット(パワーユニット)
31 エンジン
32 クランクケース
38 後輪(駆動輪)
43 ラジエータ
56 リヤサイドカバー
56a カバー延出部
Claims (3)
- 操舵輪(4)を支持するヘッドパイプ(3)と、該ヘッドパイプ(3)から斜め下後方に延びるメインフレーム(7)と、該メインフレーム(7)の後端近傍から斜め上後方に立ち上がる左右リヤフレーム(11,12)とを有する車体フレーム(2)を備え、かつエンジン(31)を有して駆動輪(38)と共に前記車体フレーム(2)に揺動自在に支持されるパワーユニット(30)を備えるスクータ型車両(1)において、
前記左右リヤフレーム(11,12)の外側方が左右リヤサイドカバー(56)にそれぞれ覆われると共に、前記エンジン(31)のクランクケース(32)の一側にエンジン冷却用のラジエータ(43)が配設され、このラジエータ(43)が車両側面視で前記リヤサイドカバー(56)の下方で外側方に露出し、
前記ラジエータ(43)よりも外側方に、パッセンジャー用のステップ(21c)及びこのステップ(21c)を支持するステップブラケット(21)の前記ステップ(21c)との連結部が位置し、
前記ステップブラケット(21)は、前記ラジエータ(43)と同側のリヤフレーム(12)から下方に延出しつつ、急角度で車幅方向外側に延出し、それよりも緩やかとなるその下端部に前記連結部を有し、
前記リヤサイドカバー(56)における前記ステップブラケット(21)と側面視で重なる部位には、前記ステップブラケット(21)の下端部近傍まで延出してこのステップブラケット(21)を外側方から覆うカバー延出部(56a)が設けられ、
前記カバー延出部(56a)は、側面視で前記ラジエータ(43)と重ならないように、かつ前記ステップブラケット(21)の下端部近傍までの前記ステップブラケット(21)の外側面に沿い、かつ覆うように、前記リヤサイドカバー(56)におけるカバー本体の下縁部に対して延びることを特徴とするスクータ型車両。 - 前記ステップブラケット(21)は、前記ラジエータ(43)と同側のリヤフレーム(12)における前記ラジエータ(43)よりも上方に位置する部位から側面視で前記ラジエータ(43)に近付くように後下がりに傾斜して延びる支持部(21a)を有し、前記ステップ(21c)は、前記支持部(21a)の下端部に折り畳み可能に支持されると共に、前記ステップ(21c)の折り畳み時には、このステップ(21c)が側面視で前記ラジエータ(43)から遠ざかるように後上がりに傾斜して配置されることを特徴とする請求項1に記載のスクータ型車両。
- 前記ステップブラケット(21)は、前記支持部(21a)から分岐するように前記リヤフレーム(12)に向けて延びる第二支持部(21b)を有することを特徴とする請求項2に記載のスクータ型車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010183995A JP5113226B2 (ja) | 2010-08-19 | 2010-08-19 | スクータ型車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010183995A JP5113226B2 (ja) | 2010-08-19 | 2010-08-19 | スクータ型車両 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007334102A Division JP5112844B2 (ja) | 2007-12-26 | 2007-12-26 | スクータ型車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010254300A JP2010254300A (ja) | 2010-11-11 |
JP5113226B2 true JP5113226B2 (ja) | 2013-01-09 |
Family
ID=43315705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010183995A Expired - Fee Related JP5113226B2 (ja) | 2010-08-19 | 2010-08-19 | スクータ型車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5113226B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03132492A (ja) * | 1989-10-16 | 1991-06-05 | Yamaha Motor Co Ltd | スクータ型自動二輪車の車体フレーム |
JPH03217382A (ja) * | 1990-01-19 | 1991-09-25 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
JP3123180B2 (ja) * | 1992-01-29 | 2001-01-09 | スズキ株式会社 | 自動二輪車のピリオンフートレスト装置 |
JP2003170792A (ja) * | 2001-12-05 | 2003-06-17 | Honda Motor Co Ltd | 小型車両のラジエータ取付構造 |
JP4563883B2 (ja) * | 2005-07-14 | 2010-10-13 | 本田技研工業株式会社 | スクータ型車両の車体カバー構造 |
-
2010
- 2010-08-19 JP JP2010183995A patent/JP5113226B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010254300A (ja) | 2010-11-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5112844B2 (ja) | スクータ型車両 | |
CA2697154C (en) | Arrangement structure for canister of saddle type vehicle | |
JP5546878B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP5519302B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP5184503B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP6088965B2 (ja) | 小型車両の吸気装置 | |
JP2008230535A (ja) | 自動二輪車 | |
JP4887349B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP2003327185A (ja) | スクータ型車両 | |
JP5841032B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP6194012B2 (ja) | 鞍乗型車両の車体フレーム構造 | |
JP2013108457A (ja) | 自動二輪車の燃料噴射装置の配置構造 | |
JP5113226B2 (ja) | スクータ型車両 | |
JP5706249B2 (ja) | 車両の電子スロットル配置構造 | |
JP5150441B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP6094904B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP4414316B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP7012164B2 (ja) | スクーター型車両 | |
JP7012165B2 (ja) | スクーター型車両 | |
JP6787049B2 (ja) | 鞍乗型車両の燃料配管構造 | |
JP5907844B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP7482962B2 (ja) | 燃料供給装置 | |
JP7478791B2 (ja) | 燃料供給装置 | |
WO2017018292A1 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP5856215B2 (ja) | 鞍乗型車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100819 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120301 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120424 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120620 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120918 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121011 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5113226 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |