JP5111346B2 - 回転体の摩擦締結具セット - Google Patents

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本発明は、軸孔を有する回転体の該軸孔に軸を通し、該軸に対して回転体を摩擦力によって締結する、回転体の摩擦締結具セットに関する。
従来、軸孔を有する回転体の該軸孔に軸を通し、回転体と軸とを摩擦力によって締結する摩擦締結具が種々提案されている(例えば、特許文献1〜3等)。図5〜17は、従来の回転体の摩擦締結具、摩擦締結構造、若しくは、摩擦締結具セットの例を示している。
図5〜図6に示された摩擦締結具1Aは、互いに係合可能なテーパー係合面2Aa、3Aaを有する一対の環状楔部材2A、3A、および、締付けボルトBを有する。環状楔部材2A、3Aは、締付けボルトBによって軸方向に互いに締め付けることにより、回転体4Aを軸5に固定する(特許文献1)。一方の環状楔部材3Aは、フランジ部3Abに複数のボルト穴3Ac‥が形成されている。複数のボルト穴3Ac‥に対応して回転体4Aには雌螺子部4Aa‥が形成されている。また、一方の環状楔部材3Aのテーパー係合面3Aaが形成されている円筒状部分3Adには、軸方向のスリット3Ae‥が形成されており、スリット3Ae…によりテーパー係合面3Aaが分断されている。他方の環状楔部材2Aは、軸線Xの方向に延びるスリット2Abによって切断されている。回転体4Aのボス孔4Abには、他方の環状楔部材2Aを受けて軸方向に位置決めする段部4Acが形成されている。環状楔部材2A、3Aを、各々のテーパー係合面2Aa,3Aaを互いに係合させて回転体4Aと軸5との間の隙間であるボス孔4Abに挿入し、複数のボルト穴3Acに挿通した複数本の締付けボルトBによって軸方向に互いに締め付けることにより、テーパー係合面2Aa、3Aaが互いに対して相対的にスライドし、環状楔部材2A、3Aのテーパー係合面2Aa、3Aaの裏面がそれぞれ軸5の周面と回転体4Aの内周面に圧接することで、環状楔部材2A,3Aの楔作用により摩擦係合し、回転体4Aが軸5に固定されて、図5に示す回転体の摩擦締結構造が構成される。
図7及び図8に示す摩擦締結具1Bは、環状楔部材として、インナーリング2Bとアウターリング3Bとを有している。インナーリング2Bは、軸5に外側から嵌合される円筒状内周面3Baと、テーパー係合面3Bbを外周面に有している。アウターリング3Bは、回転体4Bボス孔4Baに内側から嵌合される円筒状外周面3Baと、インナーリング2Bのテーパー係合面2Bbと相補い合うテーパー係合面3Bbとを有している。アウターリング3B及びインナーリング2Bは、スリットが形成されていない。摩擦締結具1Bを用いて回転体4Bと軸5を固定するために、さらに、環状加圧部材が用いられる。環状加圧部材は、軸5に外側から嵌合される円筒状内周面6aと、回転体4Bのボス孔4Baに内側から嵌合される円筒状外周面6bとを有するスリーブ状をした第1の環状加圧部材6と、軸5に外側から嵌合される円筒状内周面7aと、締付けボルトB…を挿通するためのボルト穴7bとを有するフランジ状の第2の環状加圧部材7とを有している。第1の環状加圧部材6及び第2の環状加圧部材7は、分割構成とされているが、一体構成とすることも可能である。回転体4Bには、ボルト穴7bに対応する雌螺子部4Bb…が形成されている。インナーリング2Bの軸方向位置決めのために、回転体4Bのボス孔4Baに段部4Bcが設けられている。斯かる構成の摩擦締結具1Bは、インナーリング2B、アウターリング3B、第1の環状加圧部材6を順次、回転体4Bと軸5との間に挿入し、第2の環状加圧部材7を軸5に嵌めて複数本の締付けボルトB…をボルト穴7b…に通して回転体4Bの雌螺子部4Bb…に螺入することにより、環状楔部材であるアウターリング3Bとインナーリング2Bとを軸方向に締め付ける。その締め付けに伴い、テーパー係合面2Bb、3Bbが互いに対して相対的にスライドし、アウターリング3Bとインナーリング2Bの楔作用によって、アウターリング3Bが回転体4Bの内周面を押圧し、インナーリング2Bが軸5の外周面を押圧することで、回転体4Bが軸5に固定される、回転体の摩擦締結構造(図7)が提供される。
図9及び図10に示された摩擦締結具1Cは、環状楔部材として、アウターリング3C及びインナーリング2Cとを有している(特許文献2)。アウターリング3Cは、回転体4Cのボス孔4Caに内側から嵌合される円筒状外周面3Caと、テーパー係合面3Cbを有する内周面と、テーパー係合面3Cbの小径側に形成され軸5に外側から嵌合される顎部3Ccと、テーパー係合面の大径側に形成された円筒状内周面3Cdと、テーパー係合面3Cbの大径側端部に形成された拡径鍔部3Ceと、軸方向のスリット3Cfとを有する。インナーリング2Cは、軸5に外側から嵌合される円筒状内周面2Caと、アウターリング3Cのテーパー係合面3Cbと相補い合うテーパー係合面2Cbを有する外周面と、テーパー係合面2Cb の大径側に形成されアウターリング3Cの円筒状内周面3Cdと相補い合う円筒状外周面2Ccと、テーパー係合面2Cbの大径側端部に形成された拡径フランジ部2Cdと、拡径フランジ部2Cdに形成されたボルト穴2Ce…と、軸線Xの方向に延びてテーパー係合面2Cbを分断するスリット2Cfとを有する。回転体4Cには、複数の締付けボルトBを螺入するための複数の雌螺子部4Cbが形成されている。斯かる構成の摩擦締結具は、ボルト穴2Ce…に締付けボルトB…を挿通し、テーパー係合面3Cb、2Cbを係合させた状態で、締付けボルトBを回転体4Cの雌螺子部4Cb…に螺入して、アウターリング3Cとインナーリング2Cとを軸方向に締め付けると、テーパー係合面3Cb、2Cbが互いに対して相対的にスライドし、アウターリング3Cの円筒状外周面3Caが回転体4Cのボス孔4Caを内側から押圧する一方、インナーリング2Cの円筒状内周面2Caが軸5の表面を押圧することで、アウターリング3Cとインナーリング2Cによる楔作用が働き、回転体4Cが軸5に固定される、回転体の摩擦締結構造(図9)が提供される。
図11及び図12に示す摩擦締結具1Dは、環状楔部材として、アウターリング3D及びインナーリング2Dを有している。アウターリング3Dは、回転体4Dのボス孔に内側から嵌合される円筒状外周面3Daと、テーパー係合面3Dbを備えた内周面とを有し、軸方向に延びる雌螺子部3Dcが形成されている。インナーリング2Dは、軸5に外側から嵌合される円筒状内周面2Daと、アウターリング3Dのテーパー係合面3Dbと相補い合うテーパー係合面2Dbと、テーパー係合面2Dbの大径側端部に形成された拡径フランジ部2Dcと、拡径フランジ部2Dcに形成されたボルト穴2Dd…とを有する。アウターリング3Dはスリット3Dfによって切断されている。インナーリング2Dのテーパー係合面2Dbは、軸線Xの方向に延びるスリット2Deにより分断されている。インナーリング2Dに形成されたボルト穴2Dd…に挿通した締付けボルトBを、アウターリング3Dに形成された雌螺子部3Dc…に螺入して、インナーリング2Dとアウターリング3Dとを軸方向に締め付けることにより、テーパー係合面2Db、3Dbが互いに対して相対的にスライドし、インナーリング2Dとアウターリング3Dの楔作用により、スリット3Dfが広げられてアウターリング3Dが回転体4Dのボス孔4Daを内側から押圧し、スリット2Deが狭められてインナーリング2Dが軸5の外周面を押圧し、インナーリング2Dとアウターリング3Dの楔作用により、回転体4Dが軸5に固定され、図11に示す回転体の摩擦固定構造が提供される。この摩擦締結具1Dでは、締結時に回転体4D端面と拡径フランジ部2Dc端面を当接させることにより、回転体4Dの移動を防いでいる。
図5〜図12に示された摩擦締結具は、回転体と軸との間に挿入して内側から締め付ける、いわゆる内締めタイプである。
図13及び図14に示された摩擦締結具1Eは、回転体4Eのボス部等の中空軸に複数の環状楔部材を外嵌めして締結する、いわゆる外締めタイプである。この摩擦締結具1Eは、環状楔部材として、インナーリング2E及び一対のサイドリング8E、9Eを有している。インナーリング2Eは、一対のテーパー係合面2Ea、2Ebを有し、サイドリング8E、9Eの各々は、インナーリング2Eのテーパー係合面2Ea、2Ebとそれぞれ係合可能なテーパー係合面8Ea、9Eaを有している。一方のサイドリング8Eには、締付けボルトBを挿通するためのボルト穴8Ebが形成され、他方のサイドリング9Eには、締付けボルトBを螺入するための雌螺子部9Ebが形成されている。インナーリング2Eには、切断スリット2Ecが形成されている。斯かる構成の摩擦締結具1Eは、図13に示す状態において、複数の締付けボルトBによって、サイドリング8E、9E、及びインナーリング2Eを互いに軸方向に締め付けると、テーパー係合面2Ea、8Ea及びテーパー係合面2Eb、9Eaが相対的にスライドし、サイドリング8E、9E、及びインナーリング2Eによる楔作用によって、インナーリング1Eが回転体4Eのボス部4Eaを押圧し、ボス部4Eaが変形して軸5を押圧して、回転体4Eが軸5に固定される。
図15〜19は、従来の回転体の摩擦締結具セットの一例を示す。回転体の摩擦締結具セットは、軸に固定されるべき回転体と該回転体を軸に固定するための摩擦締結具との組合せに係る発明である。
回転体4Hは、テーパー係合面4Ha(図18参照)を内周面に有している。回転体4Hは、例えば、歯車やスプロケット(図20参照)とすることができ、図21に示す例は歯車である。
摩擦締結具1Hは、回転体4Hのテーパー係合面4Haに係合可能なテーパー係合面2Haを外周面に有するととともに軸5に摩擦接触可能な軸孔2Hbを内周面に有するインナーリング2Hからなる環状楔部材と、インナーリング2Hと回転体4Hとを軸方向に互いに締め付けるための複数本の締付けボルトB…と、を含む。
環状楔部材を構成するインナーリング2Hは、締付けボルトB…を通すための複数(図では6個)のボルト穴2Hcを有している。回転体4Hは、締付けボルトB…を螺入するための複数の雌螺子部4Hb…を有している。
インナーリング2Hは、筒状部2Hdと、筒状部2Hdの一端に形成された鍔部2Heとを有している。筒状部2Hdには、軸線方向に切り込まれたスリット2Hfが形成されている。
インナーリング2Hの筒状部2Hdを回転体4Hの軸孔に挿入し、ボルト穴2Hcに挿通した締付けボルトB…を雌螺子部4Hb…に緩く螺入して仮止めしておいて、インナーリング2Hの軸孔2Hbに軸5を通す。しかる後、締付けボルトB…をトルクレンチで締め付けることにより、係合し合う各テーパー係合面2Ha、4Haは相対的にスライドし、スリット2Hfが拡開して、筒状部2Hdの外径が拡大し、インナーリング2Hにより構成される環状楔部材の楔作用により回転体4Hが軸5に固定される。
上記従来の摩擦締結具は、何れも、各締付けボルトの締付け初期に、締付けボルトの締付け回転に伴って、環状楔部材或いは環状楔部材と回転体が同時に回転する、いわゆる共回り現象が生じ易く、作業性が悪いという問題があった。
斯かる共回りの問題を解決するために、回転体に接触する環状楔部材を回転体に部分的に接触する楕円形若しくは扁平円形に変形させることにより共回りを防止する技術が提案されている(例えば、特許文献4)。この摩擦締結具1Fは、図21〜図23に示すように、環状楔部材としてのインナーリング2F、アウターリング3F、及び一対のサイドリング8F、9Fを有している。インナーリング2F、アウターリング3F、及び一対のサイドリング8F、9Fの各々には、それぞれテーパー係合面2Fa、2Fb、3Fa、3Fb、8Fa、8Fb、9Fa、9Fbが形成されている。一方のサイドリング8Fには複数本の締付けボルトB…を通すためのボルト穴8Fc…が形成され、他方のサイドリング9Fには、締付けボルトB…を螺入するための雌螺子部9Fc…が形成されている。アウターリング3Fは、スリット3Fcにより切断されている。インナーリング2Fもまた、スリット2Fcにより切断されている。アウターリング3Fは、図22に示すように、楕円形若しくは長円形に変形させられており、インナーリング2F、アウターリング3F、及び一対のサイドリング8F、9Fを締付けボルトB…で緩く仮締め連結した状態で回転体4Fと軸5との間に押し込めば、図22に示すように、アウターリング3Fが回転体4Fの内周面と部分的に接触する。その結果、回転体4F及びサイドリング8F、9Fに対してアウターリング3Fが摩擦力による回転抵抗力を及ぼし、締付けボルトBを締め付ける際に、摩擦締結具1F自体またはサイドリング8F、9Fが同時に回転する共回りを防止するようにしている。締付けボルトB…を締め付ければ、係合しているテーパー係合面8Fbと2Fa、8Faと3Fa、2Fbと9Fb、3Fbと9Faが、互いに対してスライドし、これら環状楔部材の楔作用により、スリット3Fcが広げられてアウターリング3Fが回転体4Fの内周面を押圧し、スリット2Fcが広げられてインナーリング2Fが軸5の外周面を押圧することで、回転体4Fと軸5とが摩擦締結される。
特開2005−42832号公報 実開平4−63820号公報 実開平6−45123号公報 特開平11−201177号公報
しかしながら、前記特許文献4に記載の摩擦締結具のように環状楔部材を構成しているアウターリングを楕円形にしただけでは、回転体に対して回転抵抗力を及ぼすことはできるが、軸に対して回転抵抗力を及ぼすことができず、回転体と摩擦締結具とが一体となって共回りするという問題も生じ得る。なお、アウターリングとインナーリングを楕円形に変形させることも考えられるが、インナーリングを楕円形に変形させることに関しては設計上の寸法取り上の問題等を生じ得る。
そこで、本発明は、上記問題を解決するため、締付けボルトの締め付け回転に伴う、摩擦締結具の共回り及び摩擦締結具と回転体との共回りを防止し得る、回転体の摩擦締結具セットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る回転体の摩擦締結具セットは、軸に固定するための回転体であって、テーパー係合面を内周面に有する前記回転体と、前記回転体のテーパー係合面に係合可能なテーパー係合面を外周面に有するととともに前記軸に摩擦接触可能な軸孔を内周面に有する環状楔部材と、前記環状楔部材と前記回転体とを軸方向に互いに締め付けるための複数本の締付けボルトと、を含む摩擦締結具と、を有し、前記環状楔部材が、前記締付けボルトを通すための複数のボルト穴を有し、前記回転体が、前記締付けボルトを螺入するための複数の雌螺子部を有し、前記複数の雌螺子部の少なくとも一つが、他の雌螺子部と螺子溝が逆向きとされ、前記複数本の締付けボルトが、前記雌螺子部に対応する、右螺子の締付けボルトと左螺子の締付けボルトとされ、前記締付けボルトの締め付けによって係合し合う前記各テーパー係合面を相対的にスライドさせ、前記環状楔部材の楔作用により前記回転体を前記軸に固定するように構成されていることを特徴とする。
前記締付けボルトは、右螺子と左螺子とを識別するための識別標識を備えていることが好ましい。
本発明によれば、締付けボルトを螺入する雌螺子部が、右螺子と左螺子とを有するので、例えば、右螺子の雌螺子部に螺入した右螺子の締付けボルトを右手で締めると同時に、左螺子の雌螺子部に螺入した左螺子の締付けボルトを左手で締めることにより、締付けボルトの締め付け時において、締付けボルトの締め付け回転に伴って環状楔部材が共回りすることを防止するとともに、環状楔部材と回転体とが一体になって共回りすることをも防止することができる。
本発明の参考としての摩擦締結具の一実施形態を、図1〜4を参照して説明する。図1〜4に示された摩擦締結具1Gは、サイドリング9Gに形成された一部の雌螺子部9Gd…の螺子溝の向きが、他の雌螺子部9Gc…と異なる点、及び、アウターリング3Gが円形である点が、図21〜図23で説明した従来の摩擦締結具と相違し、その他の構成は同じである。締付けボルトB…は、右螺子の雌螺子部9Gc…の螺子溝の向き、左螺子の雌螺子部9Gd…の螺子溝の向きに合わせて、右螺子の締付けボルトBと左螺子の締付けボルトBが使用されている。
摩擦締結部1Gは、環状楔部材としてのインナーリング2G、アウターリング3G、及び一対のサイドリング8G、9Gを有している。インナーリング2G、アウターリング3G、及び一対のサイドリング8G、9Gの各々には、それぞれテーパー係合面2Ga、2Gb、3Ga、3Gb、8Ga、8Gb、9Ga、9Gbが形成されている。
インナーリング2Gのテーパー係合面2Ga、2Gbは、軸方向中間部から外方両側へ向けて外径が縮小するように断面山形に形成されている。インナーリング2Gは、軸5に外嵌可能な内径を有し、軸線Xの方向に延びるスリット2Gcによって切断されている。
アウターリング3Gのテーパー係合面3Ga、3Gbも、インナーリング2Gのテーパー係合面2Ga、2Gbと同様に、軸方向中間部から外方両側へ向けて内径が拡大するように断面山形に形成されている。また、アウターリング3Gも、軸方向に延びるスリット3Gcにより切断されている。
一方のサイドリング8Gの外周面に形成されたテーパー係合面8Gaは、アウターリング3Gのテーパー係合面3Gaと係合し、内周面に形成されたテーパー係合面8Gbは、インナーリング2Gのテーパー係合面2Gaと係合する。一方のサイドリング8Gには複数本の締付けボルトB…を通すためのボルト穴8Gc…が形成されている。図示例では、ボルト穴8Gc…が6箇所に軸方向に延びるように形成されている。ボルト穴8Gc…は、螺子溝が切られていない。
また、一方のサイドリング8Gには、インナーリング2Gとアウターリング3Gの締め付け後に、両者を分解するために、ボルト(図示せず)を螺入するための分解用螺子孔8Gdが2箇所に形成されている。
他方のサイドリング9Gの外周面に形成されたテーパー係合面9Gaは、アウターリング3Gのテーパー係合面3Gbと係合し、内周面に形成されたテーパー係合面9Gbは、インナーリング2Gのテーパー係合面2Gbと係合する。他方のサイドリング9Gには、締付けボルトB…、B…を螺入するための雌螺子部9Gc…9Gd…が形成されている。
雌螺子部9Gcは右螺子の螺子溝が切られており、雌螺子部9Gdは左螺子の螺子溝が切られている。他方のサイドリング9Gに設けられた雌螺子部は、少なくとも一つの雌螺子部が、他の雌螺子部と螺子溝の向きが逆に形成されていればよい。雌螺子部が偶数個ある場合は、右螺子と左螺子とが同数であることが好ましい。右螺子と左螺子の雌螺子部が同数である場合、軸線に対して右螺子と左螺子とを点対称に形成しても良いし、図示例のように軸線を含む仮想面を挟んで左右で右螺子と左螺子とに分けて形成しても良いし、或いは、サイドリング9Gの周方向に沿って右螺子と左螺子の雌螺子部を交互に形成しても良い。雌螺子部が奇数個ある場合、例えば、一つの雌螺子部だけを左螺子として、他の雌螺子部をすべて右螺子としても良い。また、雌螺子部9Gc、9Gdは、サイドリング9Gにタッピングにより形成されているものに限らず、例えば、サイドリング9にGにナットを溶接、埋め込み等により固定することにより設けることもできる。
締付けボルトB…、B…は、右螺子と左螺子とを識別するための識別標識Sを備えていることができる。識別標識Sは、例えば、異なる色のメッキを施したり、ペイントや粘着シートによる目印を施したり、あるいは、左螺子または逆螺子等の文字情報の印字、刻印、粘着ラベルの添付等により設けることができる。
また、ボルト穴8Gcを有する環状楔部材8G…と、雌螺子部9Gc…、9Gd…を有する環状楔部材9Gとを位置合わせするための位置合わせ部を備えるとともに、ボルト穴8Gcを有する環状楔部材8Gに、ボルト穴8Gcが右螺子用か左螺子用かを識別するための識別標識を設けることができる。
前記位置合わせ部は、例えば、アウターリング3Gのスリット3Gcに係合可能な係合凸部(P、P)をサイドリング8G、9Gに形成することにより構成することができる。
前記位置合わせ部は、サイドリング8G、9Gの各々の外周面等にペイントや粘着シートによる目印、あるいは、ラインや矢印等の図形情報のマーキング、刻印、粘着ラベル等の位置合わせ表示を設けることにより形成してもよい。
また、図示しないが、上記のような位置合わせに代えて、若しくは併用して、ボルト穴8Gc及び雌螺子部9Gcを、右螺子用と左螺子用とでピッチを変えるとともに、環状楔部材8Gにボルト穴8Gcが右螺子用か左螺子用かを識別するための識別標識を設けてもよい。
また、図示しないが、上記の位置合わせや識別標識とは別に、あるいはこれらと併用して、雌螺子部が右螺子か左螺子かを識別するために、サイドリング9Gの雌螺子部9Gc…9Gd…の周囲または近傍、若しくはサイドリング9Gの外周面に、ペイントや粘着シートによる目印、あるいは、“L”、“左螺子”または“逆螺子”等の文字情報の印字、刻印、粘着ラベルの貼着等により、識別表示を設けることもできる。
上記構成を有する摩擦締結具1Gを用いて回転体4Gを軸5に固定する手順を以下に説明する。
摩擦締結具1Gは、軸5と回転体4Gとの間の隙間に挿入されて締め付け固定されるが(図4参照)、該隙間に挿入される前に、締付けボルトB…、B…により仮止めする。締付けボルトB…、B…は、一般には図示の六角孔付きボルトが使用されるが、その他のボルトでもよい。仮止めするために、同心状態に保持したアウターリング3G及びインナーリング2Gを、左右からサイドリング8G、9Gによってテーパー係合面8Gaと3Ga、8Gbと2Ga、3Gaと9Ga、2Gbと9Gbが係合し合うようにして挟み、サイドリング9Gの雌螺子部9Gc…9Gd…の螺子溝の向きに合わせて、右螺子及び左螺子の締付けボルトB…、B…を一方のサイドリング8Gのボルト穴8Gc…に挿通し、他方のサイドリング9Gの雌螺子部9Gc…9Gd…に螺入し、緩く仮締めする。この仮止めの際、識別標識Sやサイドリング8G,9G及びアウターリング3Gの位置決め部Pが設けられていれば、雌螺子部9Gc…9Gd…の螺子溝の向きに合わせて締付けボルトB…、Bを挿入及び螺入できるので作業性が良い。
上記のように締付けボルトB…、B…で仮止めした摩擦締結具1Gを、軸5と回転体4Gとの間の隙間に挿入し、トルクレンチ等の工具を用いて締付けボルトB…、B…を締め付ける。締付けボルトB…、B…の締め付け作業の際に、図2に矢印R、Lで示すように、右螺子の締付けボルトB…と左螺子の締付けボルトB…とを同時に締め付けることにより、締付けボルトB…、B…の締め付け回転によって、摩擦締結具1Gを共回りさせず、且つ、摩擦締結具1Gと回転体4Gとを共回りさせることなく、締付け作業を行うことができる。
また、左右の締付けボルトを同時に締め付けることにより、左右の締付けルトの締め付けトルクを揃えるようにして締付け作業を行うことが出来る。
締付けボルトB…、B…を締め付ければ、アウターリング3Gのテーパー係合面3Ga、3Gbがサイドリング8G,9Gのテーパー係合面8Ga,9Gaに対して相対的にスライドするにつれて、楔作用によって、スリット3Gcが広がることにより外径が拡大して回転体4Gの内周面を押圧する一方、インナーリング2Gのテーパー係合面2Ga、2Gbがサイドリング8G、9Gのテーパー係合面8Gb、9Gbに対して相対的にスライドするにつれて、楔作用によって、スリット2Gcが狭まって内径が縮小して軸5の外周面を押圧するため、回転体4Gと軸5とが摩擦締結される。
次に、本発明の参考としての摩擦締結構造の第1実施形態について、以下に図5,6を参照して説明する。すなわち、本発明に係る摩擦締結構造の第1実施形態は、図5,6に示した従来の摩擦締結具を利用している。図5,6に示す摩擦締結具については、上述しているので、詳細な説明を省略する。
第1実施形態の摩擦締結構造において、回転体4Aには、複数本の締付けボルトB…を螺入するための雌螺子部4Aaが形成されている。複数の雌螺子部4Aa…の少なくとも一つが、他の雌螺子部と螺子溝が逆向きであり、それに応じた螺子山の締付けボルトBが使用されている。
雌螺子部4Aa…は、上記したのと同様に、偶数個ある場合は、右螺子と左螺子とが同数であることが好ましく、中心軸線Xに対して右螺子と左螺子とを点対称に形成しても良いし、軸線Xを含む仮想面を挟んで左右で右螺子と左螺子とに分けて形成しても良いし、或いは、右螺子と左螺子の雌螺子部を交互に形成しても良い。雌螺子部4Aa…が奇数個ある場合、例えば、一つの雌螺子部だけを左螺子として、他の雌螺子部をすべて右螺子としても良い。
また、上記と同様に、雌螺子部4Aaの螺子溝の向きを識別する識別表示を回転体に設けることが好ましい。
上記構成の摩擦締結構造において、摩擦締結具1Aを軸5及び回転体4Aにセットする際は、雌螺子部4Aa…の螺子溝の向きに合わせて、右螺子及び左螺子の締付けボルトBを環状楔部材3Aのボルト穴3Ac…に挿通させ、回転体4Aの雌螺子部4Aa…に螺入する。
締付けボルトB…を締付け回転させる際には、右螺子の締付けボルトBと左螺子の締付けボルトBとを、一対の六角レンチ等の工具を用いて、図2で示したのと同様に、同時に締め付け回転させることにより、締付け回転に伴って摩擦締結具1A及び回転体4Aが共回りすることなく締付け操作が可能となる。
締付けボルトBを締め付ければ、環状楔部材3Aのテーパー係合面3Aaと環状楔部材2Aのテーパー係合面2Aaとが係合状態で相対的にスライドするにつれて、環状楔部材2A,3Aの楔作用によって、環状楔部材3Aのスリット3Aeが広がることで外径が拡大して回転体4Aの内周面を押圧する一方、環状楔部材2Aのスリット2Abが狭まることで内径が縮小して軸5の外周面を押圧し、回転体4Aと軸5とが摩擦締結される。
次に、本発明の参考としての摩擦締結構造の第2実施形態について、以下に図7及び図8を参照して説明する。すなわち、第2実施形態の摩擦締結構造は、図7及び図8に示した従来の摩擦締結具1Bを利用している。
回転体4Bに形成された複数の雌螺子部4Bb…の少なくとも一つが、他の雌螺子部と螺子溝が逆向きであり、その向きに応じた螺子山の締付けボルトBが使用されている。
雌螺子部4Bb…は、上記と同様に、偶数個ある場合は、右螺子と左螺子とが同数であることが好ましく、中心軸線Xに対して右螺子と左螺子とを点対称に形成しても良いし、軸線Xを含む仮想面を挟んで左右で右螺子と左螺子とに分けて形成しても良いし、或いは、右螺子と左螺子の雌螺子部を交互に形成しても良い。雌螺子部4Bb…が奇数個ある場合、例えば、一つの雌螺子部だけを左螺子として、他の雌螺子部をすべて右螺子としても良い。また、上記と同様に、雌螺子部4Bbの螺子溝の向きを識別する識別表示を設けることが好ましい。
上記構成の摩擦締結構造において、摩擦締結具1Bを軸5及び回転体4Bにセットする際は、雌螺子部4Bb…の螺子溝の向きに合わせて、右螺子及び左螺子の締付けボルトBを第2加圧部材7のボルト穴7b…に挿通させ、回転体4Bの雌螺子部4Bb…に螺入する。
締付けボルトB…を締付け回転させる際には、右螺子の締付けボルトBと左螺子の締付けボルトBとを、一対の六角レンチ等の工具を用いて、同時に締め付け回転させることにより、締付け回転に伴って摩擦締結具1B及び回転体4Bが共回りすることなく締付け操作が可能となる。
締付けボルトBを締め付ければ、アウターリング3Bが、第2の加圧部材7および第1の加圧部材6に押圧され、アウターリング3Bのテーパー係合面3Bbとインナーリング2Bのテーパー係合面2Bbとが係合状態を保って互いに対して相対的にスライドするにつれ、インナーリング2B及びアウターリング3Bの楔作用によって、アウターリング3Bの外径が拡大して回転体4Bの内周面を押圧する一方、インナーリング2Bの内径が縮小して軸5の外周面を押圧し、回転体4Bと軸5とが摩擦締結される。
図9〜図23に示した従来の摩擦締結具によっても、複数の雌螺子部の少なくとも一つの螺子溝の向きを逆向きとし、雌螺子部に対応した右螺子と左螺子の締付けボルトとすることにより、本発明に適用できることは自明であるので、詳細な説明を省略する。本発明は、上記実施形態で示した摩擦締結具及び摩擦締結構造に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において変更可能である。
本発明の参考としての摩擦締結具の一実施形態を示す分解斜視図である。 図1の摩擦締結具を組み立てた状態を示す正面図である。 図2の摩擦締結具の中央縦断面図である。 図3の摩擦締結具による摩擦締結構造を示す一部省略断面図である。 従来の摩擦締結具による摩擦締結構造を示す一部省略断面図である。 図5の摩擦締結具の分解斜視図である。 従来の他の摩擦締結具による摩擦締結構造を示す一部省略断面図である。 図7の摩擦締結具の分解斜視図である。 従来の他の摩擦締結具による摩擦締結構造を示す一部省略断面図である。 図9の摩擦締結具の分解斜視図である。 従来の他の摩擦締結具による摩擦締結構造を示す一部省略断面図である。 図11の摩擦締結具の分解斜視図である。 従来の他の摩擦締結具による摩擦締結構造を示す一部省略断面図である。 図13の摩擦締結具の分解斜視図である。 従来の回転体と摩擦締結具セットの一例を示す分解斜視図である。 図15の回転体と摩擦締結具セットの組立て後の斜視図である。 図16の側面図である。 図17の縦断面図である。 図18の縦断面図に軸を通した状態を示す縦断面図である。 従来の回転体と摩擦締結具セットの他の例を示す分解斜視図である。 従来の他の摩擦締結具による摩擦締結構造を示す一部省略断面図である。 図21の一部省略正面図である。 図21の摩擦締結具の分解斜視図である。
符号の説明
1A、1B、1C、1D、2E、1F、1G、1h 摩擦締結具
2A 環状楔部材
2B、2C、2D、2E、2F、2G、2H インナーリング(環状楔部材)
3A 環状楔部材
3B、3C、3D、3E、3F、3G アウターリング(環状楔部材)
4A、4B、4C、4D、4E、4F、4G、4H 回転体
5 軸
6,7 環状加圧部材

Claims (2)

  1. 軸に固定するための回転体であって、テーパー係合面を内周面に有する前記回転体と、
    前記回転体のテーパー係合面に係合可能なテーパー係合面を外周面に有するととともに前記軸に摩擦接触可能な軸孔を内周面に有する環状楔部材と、前記環状楔部材と前記回転体とを軸方向に互いに締め付けるための複数本の締付けボルトと、を含む摩擦締結具と、
    を有し、
    前記環状楔部材が、前記締付けボルトを通すための複数のボルト穴を有し、
    前記回転体が、前記締付けボルトを螺入するための複数の雌螺子部を有し、
    前記複数の雌螺子部の少なくとも一つが、他の雌螺子部と螺子溝が逆向きとされ、
    前記複数本の締付けボルトが、前記雌螺子部に対応する、右螺子の締付けボルトと左螺子の締付けボルトとされ、
    前記締付けボルトの締め付けによって係合し合う前記各テーパー係合面を相対的にスライドさせ、前記環状楔部材の楔作用により前記回転体を前記軸に固定するように構成されていることを特徴とする回転体の摩擦締結具セット
  2. 前記締付けボルトが、右螺子と左螺子とを識別するための識別標識を備えていることを特徴とする請求項1に記載の回転体の摩擦締結具セット
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