JP5111174B2 - 防護管の装着方法、防護管の取外し方法、及びこれらの方法の実施に用いる絶縁ヤットコのアダプタ - Google Patents

防護管の装着方法、防護管の取外し方法、及びこれらの方法の実施に用いる絶縁ヤットコのアダプタ Download PDF

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Description

本発明は、電線に対して防護管を簡易な装着用具を用いて作業性よく装着できるようにした防護管の装着方法、電線から防護管を簡易な装着用具を用いて作業性よく取り外すことができるようにした防護管の取外し方法、及びこれらの方法の実施に用いる絶縁ヤットコのアダプタに関する。
従来、電線に防護管を被せることが行なわれている。防護管は、例えば工事作業中における感電防止のために電線の存在を目立たせたり、電線自体を損傷から保護したりする目的で用いられている。
電線に防護管を装着するための作業の実施に際して、従来、特許文献1に記載されているような防護管挿入機を用いることがある。このような防護管挿入機を用いて電線に防護管を装着する作業を図21に基づいて説明する。
図21に示すように、電線11には、防護管挿入機1が取り付けられている。防護管挿入機1は、電線11に取り付けられた状態で電線11から斜め下方に延びるレール2と分離部3とを備える。そこで、レール2に沿わせて防護管12を防護管挿入機1に挿入すると、防護管12はその割部(図21には図示せず)が分離部3に当接して開拡し、その状態を維持したままレール2に案内されて電線11に至る。
この際、防護管挿入機1に設けられた送りタイヤ4を油圧モータ5で回転駆動することで、レール2に案内されている防護管12はどんどん電線11に向けて送り出される。電線11に達した防護管12は、その割部が開拡して開拡領域を形成しているので、送りタイヤ4によって更に送り込まれると、その開拡領域に電線11が入り込み、最終的に電線11に防護管12が装着される。
実際の作業時は、バケット(図示せず)に作業員が搭乗して電線11の近くまで上げてもらって行なう。この際、バケットに支持ローラ6を有する支持棒7を取り付けておき、支持ローラ6によって防護管12の後端部側を支持しておく。そして、そのような防護管12の中央部を絶縁ヤットコ101で把持し、防護管12の先端部を防護管挿入機1に挿入する。
以上説明したような電線に対する防護管の装着作業によれば、電線11に通電したままの作業、つまり、間接活線工法による作業が可能となる。
特開2000−197225公報 特開2005−287116公報
特許文献1に記載されているような防護管挿入機(その一例は図21に基づいて説明した通り)を用いて電線に対する防護管の装着作業をする場合には、大掛かりな装置が必要となり、作業規模が大きくなってしまう。つまり、図21に示す防護管挿入機1を一例として挙げて説明すると、防護管挿入機1それ自体、大きさが大きな重量物であり、しかも、防護管挿入機1を使用するに際してはその送りタイヤ4を回転駆動するための油圧モータ5やこの油圧モータ5から送りタイヤ4までの動力伝達経路(図示せず)が必要となることから、防護管挿入機1を含む全体の重量は相当に重くなる。このような重量物を作業員と共にバケットに搭載して上昇させるとなると、その重量に耐え得る程度のバケット及びその昇降機構を用いなければならない。その上、油圧モータ5を駆動するためには油圧源8が必要となり、ゴンドラによって上昇する油圧モータ5と油圧源8との間を油圧ホース9で連結しなければならない。このようなことから、どうしても作業規模が大きくなってしまうという問題がある。
また、別の問題としては、電線に対して防護管を装着し得ない領域が生じてしまうという問題がある。つまり、図21に示す防護管挿入機1を一例として挙げて説明すると、図21にも示しているように、防護管挿入機1と支持ローラ6とは、2〜2.5m程度離して配置する必要がある。このため、その2〜2.5m程度の電線11の領域には、防護管12を装着し得ない。
なお、上記二つの問題を解決する技術として、本出願の出願人が出願した特許文献2に記載されたような押込補助具が提案されている。本出願の発明者は、上記二つの問題を解決する技術の更なる改良を目指している。
本発明の目的は、電線に対して防護管を装着したり電線から防護管を取り外したりするに際して、大きな作業規模を必要としないようにすることである。
本発明の別の目的は、電線に対して防護管を装着するに際して、電線に対して防護管を装着し得ない領域を生じさせないようにすることである。
本発明の防護管の装着方法は、一端側に設けられて開閉することで対象物を把持可能な一対の作業部の開閉を他端側に設けられた操作部で操作可能な絶縁ヤットコの一方の前記作業部を防護管の一端側でその割部に差し込み、その差し込み位置に前記割部が開拡した開拡領域を形成する工程と、前記一方の作業部が前記割部に差し込まれたまま前記操作部を操作して前記一対の作業部で前記防護管を把持する工程と、前記一方の作業部が前記割部に差し込まれたまま前記絶縁ヤットコを移動させて前記開拡領域を電線の上面位置に接触させる工程と、絶縁操作棒の先端部に取り付けられたフックを前記開拡領域の隣接位置で前記防護管の上面位置に引っ掛け引き下げることによって当該開拡領域から前記電線を前記防護管の内部に差し込む第1の差込工程と、前記フックを引き下げたまま前記一方の作業部を前記割部内で摺動させて前記開拡領域の位置をずらす摺動工程と、前記フックを位置がずらされた前記開拡領域の隣接位置で前記防護管の上面位置に引っ掛け引き下げることによって当該開拡領域から前記電線を前記防護管の内部に更に差し込む第2の差込工程と、を備え、前記摺動工程と前記第2の差込工程とを複数回繰り返し、前記防護管が前記電線を覆う領域を拡大させて前記電線に前記防護管を装着する。
一例として、前記割部に差し込む前記一方の作業部には、前記割部に挿入自在であって一面側に平坦面が形成されて他面側に先端から徐々に肉厚となる湾曲形状を有する案内面が形成された第1のアダプタが当該案内面を外側に向けて取り付けられていても良い。
本発明の防護管の取外し方法は、絶縁操作棒の先端部に取り付けられたフックを電線に装着された防護管の上面位置に引っ掛け押える工程と、一端側に設けられて開閉することで対象物を把持可能な一対の作業部の開閉を他端側に設けられた操作部で操作可能な絶縁ヤットコであって、前記防護管の割部に挿入自在であって一面側に平坦面が形成されて他面側に先端から徐々に肉厚となる湾曲形状を有する案内面が形成された第1のアダプタが当該案内面を外側に向けて一方の前記作業部に取り付けられた前記絶縁ヤットコを用い、前記フックで前記防護管を押えたまま前記第1のアダプタを前記割部に差し込む工程と、前記第1のアダプタが前記割部に差し込まれたまま前記操作部を操作して前記一対の作業部で前記防護管を把持する工程と、前記フックによる押え位置を前記防護管の上面位置から前記電線の上面位置にずらす工程と、前記フックで前記電線を押えたまま前記一対の作業部で前記防護管を把持した状態の前記絶縁ヤットコを上方に移動させ、前記電線から前記防護管を取り外す工程と、を備える。
一例として、前記割部に差し込まない方の他方の前記作業部には、前記防護管の外形形状に沿った第2のアダプタが取り付けられても良い。
本発明の絶縁ヤットコのアダプタは、防護管の割部に挿入自在な肉薄の先端部と、前記先端部に連続する一面側に形成された平坦な平坦面と、前記先端部に連続する他面側に形成されて前記先端部から徐々に肉厚となる湾曲形状を有する案内面と、一端側に設けられて開閉することで対象物を把持可能な一対の作業部の開閉を他端側に設けられた操作部で操作可能な絶縁ヤットコの一方の前記作業部に対する着脱構造と、を備える。
本発明によれば、絶縁ヤットコとフックを有する絶縁操作棒とを用いるだけで容易に電線に対する防護管の装着作業及び電線からの防護管の取外し作業を行なうことができ、したがって、大きな作業規模を必要とすることなくそれらの作業を行なうことができる。また、本発明によれば、電線に対する防護管の装着作業に際して、電線の延出方向に向けての防護管の移動が生じないため、電線に対して防護管を装着し得ない領域を生じさせないようにすることができる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図20に基づいて説明する。
図1は、電線に防護管を装着する作業を説明するための模式図である。ここでは、電線11に防護管12を装着したり、電線11から防護管12を取り外したりする作業を想定している。一例として、電線11にはカバー13が取り付けられ、接続箇所14が設けられており、カバー13と接続箇所14との間は3m未満の長さであるものとする。一般的に、防護管12は3m程度の長さに形成されている。そこで、カバー13と接続箇所14との間の長さが防護管12の長さよりも短い場合には、防護管12を切断して用いる。
本実施の形態の防護管12の装着方法及び取外し方法では、絶縁ヤットコ101と絶縁操作棒201とを用いる。絶縁ヤットコ101は、二本用意しておくと作業が楽になる。絶縁操作棒201には、その先端部の装着部202(図15参照)にフック251を装着しておく。電線11に対して防護管12を装着するに際しては、絶縁ヤットコ101の一対の作業部102に何らかのアダプタを取り付けておく必要はない。但し、必要に応じて、一本の絶縁ヤットコ101にはアダプタとしての第1のアダプタ151及び第2のアダプタ171を装着すると、その作業性が良好になる。これに対して、電線11から防護管12を取り外すに際しては、一本の絶縁ヤットコ101の一対の作業部102に第1のアダプタ151と第2のアダプタ171とを装着しておく必要がある。
絶縁ヤットコ101及び絶縁操作棒201は、いずれも絶縁性を有する部材によって形成されている。つまり、これらの絶縁ヤットコ101及び絶縁操作棒201を使用して作業をした場合、感電の危険性から作業者を守ることができる構造を有している。これにより、絶縁ヤットコ101及び絶縁操作棒201は、電線11に通電したまま作業を実施する間接活線工法による作業に用いることができる。
ここで、電線11に対して防護管12を装着する作業及び電線11から防護管12を取り外す作業の詳細について説明する前に、これらの作業で使用する用具(絶縁ヤットコ101及び絶縁操作棒201)について説明する。
図2は、防護管12の一例を示すその一部の斜視図である。防護管12は、例えば3m程度の長さのパイプ状部材である。したがって、内部には空間部15が形成されている。このような防護管12には、その外周部の一部にその長手方向に沿って切れ込んだ割部16が形成されている。割部16は、所定の面積をもって互いに対面する一対のフランジ17によって形成されており、それらの一対のフランジ17が互いに離反し開くことによって形成される開拡領域18(図19参照)は、防護管12の空間部15に連通する。一対のフランジ17は、防護管12が有している弾性によって、通常は互いに接触状態に維持されている。
そして、一方のフランジ17には、防護管12の空間部15の一部を規定するシール部19が形成されている。シール部19は、割部16の全長に渡りフランジ17から突出して形成されており、一対のフランジ17が互いに離反し開くことによって開拡領域18が出現しない限りにおいて、一対のフランジ17の間の領域が空間部15に連通することを抑制する。これにより、防護管12が電線11から容易に脱落してしまうことを防止している。
図3は、図2に示す防護管12が電線11に装着されている状態を示す斜視図である。電線11に防護管12が装着された状態では、電線11は防護管12の内部空間である空間部15に図3に示すように位置付けられている。
図4は、電線11に対する防護管12の装着方法及び取外し方法の実施に際して使用する絶縁ヤットコ101の一例を示す正面図である。絶縁ヤットコ101は、一端側に一対の作業部102(102a、102b)を有している。これらの作業部102は、開閉することで対象物を互いの把持部103で把持可能なハンド形状を有しており、絶縁ヤットコ101の他端側に設けられた操作部104によってその開閉操作がなされる。つまり、操作部104は、絶縁ヤットコ101の後端側に回動自在に取り付けられているハンドル105と一方の作業部102bとを連結棒106で連結した構造となっている。ハンドル105は、その支軸105aに取り付けられているコイルバネ107によって常に開拡する方向に付勢されている。連結棒106は、そのようなハンドル105がコイルバネ107の付勢力に抗して押し狭められた場合に引っ張られ、一方の作業部102bを引っ張る。この一方の作業部102bは、もう一方の作業部102aに対して支軸108によって回動自在に取り付けられており、支軸108から見て作業部102bの把持部103とは反対側の端部が連結棒106によって引っ張られて回動する。したがって、一方の作業部102bが回動することで、一対の把持部103が互いに近接して仕舞いに当接する。
図5は、絶縁ヤットコ101の一対の作業部102を拡大して示す正面図である。一対の作業部102には、把持部103に位置させて、前述した二種類のアダプタ(第1のアダプタ151、第2のアダプタ171)を取り付けるためのキャッチ孔110が形成されている。絶縁ヤットコ101を正面図として示す図5中では、キャッチ孔110が直接見えてこないため、これを隠れ線で示している。
図6は、絶縁ヤットコ101の一対の作業部102にアダプタ(第1のアダプタ151、第2のアダプタ171)が取り付けられた状態を拡大して示す正面図である。第1のアダプタ151は一方の作業部102aに取り付けられ、第2のアダプタ171はもう一方の作業部102bに取り付けられている。
ここで、図7ないし図10に基づいて第1のアダプタ151について詳細に説明する。図7は、第1のアダプタ151の後方上方から見た斜視図である。図8は、第1のアダプタ151の後方下方から見た斜視図である。図9は、第1のアダプタ151の(a)は側面図、(b)は背面図、(c)は平面図、(d)は底面図である。
第1のアダプタ151は、作業部102に装着可能な基部152に作業体153が固定されて形成されている。基部152は、作業部102に差し込むための装着孔154を備え、作業部102に形成されたキャッチ孔110に嵌合するキャッチピン155(図8、図9(b)参照)を引っ張るための摘み156を有している。作業体153は、先端が尖った固定プレート157に肉厚部158が固定されて形成されている。基部152の先端部に肉厚部158の後端部を当接させた状態で固定プレート157が基部152にねじ止めされることで、作業体153が基部152に固定されている。ねじ止めは、二つのねじ159によってなされている(図8、図9(d)参照)。こうして形成された第1のアダプタ151は、防護管12の割部16に挿入自在な肉薄の先端部160と、先端部160に連続する一面側に形成された平坦な平坦面161と、先端部160に連続する他面側に形成されて先端部160から徐々に肉厚となる湾曲形状を有する案内面162と、を備える。先端部160及び平坦面161は固定プレート157によって形成され、案内面162は肉厚部158によって形成されている。
図10は、第1のアダプタ151が備える着脱構造の縦断側面図である。第1のアダプタ151は、作業部102に対する着脱構造163を備えている。前述したキャッチピン155及び摘み156は、着脱構造163の一部を構成する。つまり、図10に示すように、第1のアダプタ151の基部152には、その上面に中空のボス164が溶接によって固定されており、このボス164にはキャッチピン155がスライド自在に支持されている。つまり、ボス164の頭部には挿通孔THが形成され、この挿通孔THの真下に位置させて基部152にも挿通孔THが形成されている。キャッチピン155は、その一端に摘み156が固定され、他端が二つの挿通孔THに挿入されている。ボス164の内部で、キャッチピン155にはその外周部から突出するストッパ165が設けられている。そして、ボス164の頭部内面とストッパ165との間には、コイルスプリングCSが圧縮状態で配置されている。したがって、キャッチピン155は、コイルスプリングCSの伸び力によって、ボス164の頭部に摘み156が当接するまで、基部152の装着孔154から突出する方向に付勢されている。そこで、摘み156を摘んで引っ張ることで、キャッチピン155の先端部を装着孔154から退避させることができる。
ついで、図11ないし図13に基づいて第2のアダプタ171について詳細に説明する。図11は、第2のアダプタ171の後方上方から見た斜視図である。図12は、第2のアダプタ171の後方下方から見た斜視図である。図13は、第2のアダプタ171の(a)は側面図、(b)は背面図、(c)は平面図、(d)は底面図である。
第2のアダプタ171は、作業部102に装着可能な基部172に作業体173が固定されて形成されている。基部172は、作業部102に差し込むための装着孔174を備え、作業部102に形成されたキャッチ孔110に嵌合するキャッチピン175(図12、図13(b)参照)を引っ張るための摘み176を有している。作業体173は、防護管12の外形形状に沿った形状に湾曲する湾曲面177を備えたバルク部材によって形成されている。湾曲面177には滑り止め用のラバー178が貼られている。このラバー178は、その素材自体が有している弾力性と複数個の溝179とによって滑り止め作用を奏する構造である。このような作業体173は、基部172の先端部にねじ止めされることによって固定されている。ねじ止めは、二つのねじ180によってなされている(図12、図13(d)参照)。
第2のアダプタ171は、作業部102に対する着脱構造181を備えている。この着脱構造181は、図10に基づいて説明した第1のアダプタ151が備える着脱構造163と同様の構造であるので、その説明は省略する。
ここで、再び図6を参照する。絶縁ヤットコ101において、図7ないし図9に示す第1のアダプタ151は一方の作業部102aに固定され、図11ないし図13に示す第2のアダプタ171はもう一方の作業部102bに固定されている。
つまり、第1のアダプタ151は、その装着孔154に一方の作業部102aの把持部103を挿入させることによってこの作業部102aに装着されている。このような装着に際して、第1のアダプタ151では、その摘み156を引っ張り上げてキャッチピン155を装着孔154から退避させ、この状態で一方の作業部102aの把持部103を装着孔154に挿入する。装着孔154の奥まで把持部103を挿入した後に摘み156から手を離すと、キャッチピン155が元の位置に復帰して把持部103に形成されているキャッチ孔110に嵌合する。これにより、第1のアダプタ151は、一方の作業部102aの把持部103に固定的に装着された状態となる。
同様に、第2のアダプタ171は、その装着孔174にもう一方の作業部102bの把持部103を挿入させることによってこの作業部102bに装着されている。このような装着に際して、第2のアダプタ171では、その摘み176を引っ張り上げてキャッチピン175を装着孔174から退避させ、この状態でもう一方の作業部102bの把持部103を装着孔174に挿入する。装着孔174の奥まで把持部103を挿入した後に摘み176から手を離すと、キャッチピン175が元の位置に復帰して把持部103に形成されているキャッチ孔110に嵌合する。これにより、第2のアダプタ171は、もう一方の作業部102bの把持部103に固定的に装着された状態となる。
一対の作業部102(102a、102b)に第1のアダプタ151と第2のアダプタ171とが装着された状態では、第1のアダプタ151に形成されている平坦面161と第2のアダプタ171に形成されている湾曲面177とが対面した状態となる。
図14は、電線11に対する防護管12の装着方法及び取外し方法の実施に際して使用する絶縁操作棒201の一例を示す正面図である。絶縁操作棒201は、その先端部に装着部202を有している。この装着部202に、実施しようとする作業に適合した各種のアダプタを装着して使用することができる。
図15は、絶縁操作棒201の先端部に設けられている装着部202を拡大して示す斜視図である。装着部202は、円筒状の基体203の外周面に一対の装着ピン204が突出して設けられ、そのような基体203にプッシュロッド205とプッシュリング206とが設けられて構成されている。プッシュロッド205は、基体203の頭部に出没自在に設けられ、プッシュリング206は、基体203の下方位置に絶縁操作棒201の長手方向に沿ってスライド自在に設けられている。プッシュロッド205は、図示しないコイルスプリングによって基体203から飛び出す方向に付勢されている。プッシュリング206は、図示しないコイルスプリングによって基体203の方向に付勢されている。したがって、プッシュロッド205及びプッシュリング206は、同一方向に付勢されていることになる。
図16は、フック251の正面図である。フック251は、装着基体252にフック本体253が固定されて形成されている。装着基体252は、絶縁操作棒201の装着部202に対する装着が可能な形状を有している。つまり、装着基体252には、装着部202の基体203の嵌合を許容する嵌合孔254(図17参照)が形成されている。そして、装着部202が有している装着ピン204の挿入を許容するT字形状をした一対のピン溝255が嵌合孔254から切れ込んだ形状に形成されている。これらのピン溝255は、その終端部分に折り返された折返し部256を有している。フック本体253は、金属製の棒状部材を鉤形に屈曲形成して形成されており、その一端が装着基体252に連結固定されている。
図17は、絶縁操作棒201の装着部202にフック251が装着されている状態を拡大して示す斜視図である。絶縁操作棒201にフック251が装着された状態では、絶縁操作棒201の側に設けられた一対の装着ピン204がフック251の側に設けられたピン溝255の折返し部256に位置付けられ、絶縁操作棒201にフック251が固定されている。つまり、絶縁操作棒201にフック251を装着するには、フック251の嵌合孔254に絶縁操作棒201の装着部202が有している基体203を嵌合させ、ピン溝255に装着ピン204を挿入させる。この際、プッシュロッド205及びプッシュリング206が押し込まれ、フック251に対して付勢力を与える。この付勢力に抗して装着ピン204がピン溝255内を水平方向に移動できる位置までフック251を押し込み、その位置でフック251を移動できる位置まで水平方向に回動させる。この位置で手を離すと、フック251がプッシュロッド205及びプッシュリング206に付勢され、絶縁操作棒201の側に設けられた一対の装着ピン204がフック251の側に設けられたピン溝255の折返し部256に位置付けられ、絶縁操作棒201にフック251が固定される。
ここで、図18及び図19に基づいて、電線11に防護管12を装着する作業について説明する。この説明に際しては、図18及び図19以外の図面も適宜用いる。
図18は、電線11に対して防護管12を装着する作業手順を説明するための模式図である。図18(a)に示すように、電線11に装着しようとする防護管12を二つの絶縁ヤットコ101で保持する。この際、一方の絶縁ヤットコ101は、その一対の作業部102のうちの一方の作業部102aを防護管12の内部に挿入しておく。つまり、一対のフランジ17を離反させて割部16を開き、その間から一方の作業部102aを挿入する。この状態は、図18(b)により見易く示されている。図18(b)に示すように、防護管12には、一方の作業部102aを差し込んだ位置に割部16が開拡した開拡領域18が形成されている。こうして、一方の作業部102aを差し込んだ位置に割部16が開拡した開拡領域18を形成する工程が実行される。
ついで、一方の作業部102aが割部16に差し込まれたまま絶縁ヤットコ101の操作部104(図4参照)を操作して、一対の作業部102で防護管12を把持する。同様に、もう一方の絶縁ヤットコ101についても、その操作部104(図4参照)を操作して、一対の作業部102で防護管12を把持する。ここに、絶縁ヤットコ101によって防護管12を把持する工程が実行される。
ついで、図18(b)に示すように、一方の作業部102aが割部16に差し込まれたまま絶縁ヤットコ101を移動させ、開拡領域18を電線11の上面位置に接触させる。つまり、電線11を防護管12の内部に収納するために、開拡領域18を電線11にエントリーさせるわけである。ここに、開拡領域18を電線11の上面位置に接触させる工程が実行される。
ついで、図18(c)に示すように、絶縁操作棒201の先端部に取り付けられたフック251を開拡領域18の隣接位置で防護管12の上面位置に引っ掛け、そのまま引き下げる。フック251を引っ掛けるのは、一方の作業部102aを割部16に差し込ませた絶縁ヤットコ101よりも防護管12の端部側である。これによって、開拡領域18から電線11を防護管12の内部に差し込むことができる(第1の差込工程)。
ついで、図18(d)に示すように、フック251を引き下げたまま一方の作業部102aを割部16内で摺動させる。この際、一対の作業部102(102a、102b)による防護管12の把持を緩める。これにより、開拡領域18の位置がずれる(摺動工程)。
ついで、図18(e)に示すように、フック251を位置がずらされた開拡領域18の隣接位置にずらす。つまり、フック251の位置を開拡領域18の近くにずらすわけである。そして、図18(f)に示すように、フック251を防護管12の上面位置に引っ掛け、引き下げる。この際、一対の作業部102(102a、102b)によって防護管12を再び把持することが望ましい。これにより、当該開拡領域18から電線11を防護管12の内部に更に差し込むことができる(第2の差込工程)。
その後、図18(d)に示す摺動工程と図18(e)及び(f)に示す第2の差込工程とを複数回繰り返す。こうすることによって、防護管12が電線11を覆う領域を拡大させて、電線11に防護管12を完全に装着することができる。
したがって、本実施の形態によれば、絶縁ヤットコ101とフック251を有する絶縁操作棒201とを用いるだけで、大きな作業規模を必要とすることなく、電線11に対する防護管12の装着作業を容易に行なうことができる。また、電線11に対する防護管12の装着作業に際して、電線11の延出方向に向けての防護管12の移動が生じないため、電線11に対して防護管12を装着し得ない領域を生じさせないようにすることができる。これにより、図1に示すように、防護管12を装着すべき電線11の領域が例えば3m未満というような狭い装着領域に対しても、支障なく防護管12を電線11に装着することができる。
図19は、第1のアダプタ151が割部から防護管12に差し込まれている状態を示す斜視図である。図19は、図18とは反対側から見た斜視図である。図2に示すように、防護管12は、その弾性によって一対のフランジ17が閉じられた状態に維持されている。また、防護管12の内部においては、一対のフランジ17の根元部分に位置させてシール部19が防護管12の内外をシールしている。このため、一対のフランジ17の間から絶縁ヤットコ101の一方の作業部102aの把持部103を差し入れるに際して(図18(a)、(b)参照)、その作業がやりにくいことがある。また、図18(d)に示す開拡領域18の位置をずらすに際して、一方の作業部102aを割部16内で摺動させる必要がある。ところが、このような一方の作業部102aを割部16内で摺動させるに際して、その作業がやりにくいこともある。そこで、このような場合には、図6に示すように、絶縁ヤットコ101の一対の作業部102(102a、102b)に第1のアダプタ151と第2のアダプタ171とを装着する。これにより、それらの作業性を良好にすることができる。
つまり、図7ないし図9に示すように、第1のアダプタ151は、その先端に防護管12の割部16に挿入自在な肉薄の先端部160を有している。そこで、その先端部160を一対のフランジ17の間の差し入れることで、第1のアダプタ151を装着した一方の作業部102aを容易に割部16に差し込むことが可能となる。また、図19に示すように、第1のアダプタ151には、その一面側に平坦面161が形成され、その裏面側に案内面162が形成されている。これらの平坦面161及び案内面162は、その面内に凹凸等がなく、滑らかな形状に形成されている。このため、割部16内での摺動も円滑となることから、開拡領域18をずらす作業の作業性が良好となる。
一方の作業部102aに第1のアダプタ151を装着した場合、もう一方の作業部102bがそのままの形態であるとすると、それらの一対の作業部102(102a、102b)で防護管12を把持する作業(図18(a)〜(c)、(f))がしにくくなる。そこで、もう一方の作業部102bには第2のアダプタ171を装着する。これにより、第2のアダプタ171に形成されている湾曲面177が防護管12の曲面形状にフィットし、ラバー178が防護管12との間の滑りを防止する。その結果、一対の作業部102(102a、102b)によって防護管12を良好かつ安定的に把持することができる。
次いで、図19及び図20に基づいて、電線11から防護管12を取り外す作業について説明する。この説明に際しては、図19及び図20以外の図面も適宜用いる。
図20は、電線11から防護管12を取外す作業手順を説明するための模式図である。電線11から防護管12を取り外すには、絶縁ヤットコ101の一対の作業部102(102a、102b)に第1のアダプタ151と第2のアダプタ171とを装着しておく。そして、まず、図20(a)に示すように、絶縁操作棒201の先端部に取り付けられたフック251を電線11に装着された防護管12の上面位置に引っ掛け、防護管12を押える。
ついで、図20(b)に示すように、一方の作業部102aに装着した第1のアダプタ151を割部16に差し込む(第1のアダプタ151を割部16に差し込む工程)。つまり、割部16を形成する一対のフランジ17の間に第1のアダプタ151の先端部160を挿入して割り込ませ、そのまま第1のアダプタ151を押し込む。この際、図20(b)に示すように、第1のアダプタ151と第2のアダプタ171とによって防護管12を把持可能な向きにして第1のアダプタ151を割部16に差し込む。すると、図18とは反対側から見た図19に示すように、第1のアダプタ151が有している平坦面161と案内面162とのうち、電線11は案内面162の側に導かれる。第1のアダプタ151の先端部160は、第1のアダプタ151の中心軸よりも平坦面161の側にオフセットして位置付けられているからである。
ついで、図20(c)に示すように、第1のアダプタ151が割部16に差し込まれたまま絶縁ヤットコ101の操作部104(図4参照)を操作し、一対の作業部102(12a、102b)で防護管12を把持する(防護管12を把持する工程)。この際、一対の作業部102(102a、102b)には第1のアダプタ151と第2のアダプタ171とが装着されていることから、防護管12に直接触れて防護管12を把持するのは、第1のアダプタ151及び第2のアダプタ171である。
ついで、図20(d)に示すように、フック251による押え位置を防護管12の上面位置から電線11の上面位置にずらす(ずらす工程)。
そして、図20(e)に示すように、フック251で電線11を押えたまま、一対の作業部102(第1のアダプタ151、第2のアダプタ171)で防護管12を把持した状態の絶縁ヤットコ101を上方に移動させ、電線11から防護管12を取り外す(取り外す工程)。この際、一度の作業で電線11から防護管12が外れない場合には、電線11に対するフック251の引っ掛け位置と防護管12に対する一対の作業部102(第1のアダプタ151、第2のアダプタ171)の把持位置とをずらしながら、図20(e)に示す作業を繰り返す。これにより、電線11から防護管12を完全に取り外すことができる。
したがって、本実施の形態によれば、一対の作業部102に第1のアダプタ151と第2のアダプタ171とを装着した絶縁ヤットコ101とフック251を有する絶縁操作棒201とを用いるだけで、大きな作業規模を必要とすることなく、電線11に対する防護管12の取り外し作業を容易に行なうことができる。
本発明の実施の一形態として、電線に防護管を装着する作業を説明するための模式図である。 防護管の一例を示すその一部の斜視図である。 図2に示す防護管が電線に装着されている状態を示す斜視図である。 本実施の形態の電線に対する防護管の装着方法及び取外し方法の実施に際して使用する絶縁ヤットコの一例を示す正面図である。 絶縁ヤットコの一対の作業部を拡大して示す正面図である。 絶縁ヤットコの一対の作業部にアダプタ(第1のアダプタ、第2のアダプタ)が取り付けられた状態を拡大して示す正面図である。 第1のアダプタの後方上方から見た斜視図である。 第1のアダプタの後方下方から見た斜視図である。 第1のアダプタの(a)は側面図、(b)は背面図、(c)は平面図、(d)は底面図である。 アダプタ(第1のアダプタ、第2のアダプタ)が備える着脱構造の縦断側面図である。 第2のアダプタの後方上方から見た斜視図である。 第2のアダプタの後方下方から見た斜視図である。 第2のアダプタの(a)は側面図、(b)は背面図、(c)は平面図、(d)は底面図である。 本実施の形態の電線に対する防護管の装着方法及び取外し方法の実施に際して使用する絶縁操作棒の一例を示す正面図である。 絶縁操作棒の先端部に設けられている装着部を拡大して示す斜視図である。 フックの正面図である。 絶縁操作棒の装着部にフックが装着されている状態を拡大して示す斜視図である。 電線に対して防護管を装着する作業手順を説明するための模式図である。 第1のアダプタが割部から防護管に差し込まれている状態を示す斜視図である。 電線から防護管を取外す作業手順を説明するための模式図である。 防護管挿入機を利用して電線に防護管を装着する従来の作業の一例を説明するための模式図である。
符号の説明
12 防護管
16 割部
18 開拡領域
101 絶縁ヤットコ
102(102a、102b) 作業部
104 操作部
161 平坦面
162 案内面
163 着脱構造
171 第2のアダプタ
201 絶縁操作棒
251 フック

Claims (6)

  1. 一端側に設けられて開閉することで対象物を把持可能な一対の作業部の開閉を他端側に設けられた操作部で操作可能な絶縁ヤットコの一方の前記作業部を防護管の一端側でその割部に差し込み、その差し込み位置に前記割部が開拡した開拡領域を形成する工程と、
    前記一方の作業部が前記割部に差し込まれたまま前記操作部を操作して前記一対の作業部で前記防護管を把持する工程と、
    前記一方の作業部が前記割部に差し込まれたまま前記絶縁ヤットコを移動させて前記開拡領域を電線の上面位置に接触させる工程と、
    絶縁操作棒の先端部に取り付けられたフックを前記開拡領域の隣接位置で前記防護管の上面位置に引っ掛け引き下げることによって当該開拡領域から前記電線を前記防護管の内部に差し込む第1の差込工程と、
    前記フックを引き下げたまま前記一方の作業部を前記割部内で摺動させて前記開拡領域の位置をずらす摺動工程と、
    前記フックを位置がずらされた前記開拡領域の隣接位置で前記防護管の上面位置に引っ掛け引き下げることによって当該開拡領域から前記電線を前記防護管の内部に更に差し込む第2の差込工程と、
    を備え、
    前記摺動工程と前記第2の差込工程とを複数回繰り返し、前記防護管が前記電線を覆う領域を拡大させて前記電線に前記防護管を装着する、
    防護管の装着方法。
  2. 前記割部に差し込む前記一方の作業部には、前記割部に挿入自在であって一面側に平坦面が形成されて他面側に先端から徐々に肉厚となる湾曲形状を有する案内面が形成された第1のアダプタが当該案内面を外側に向けて取り付けられている、請求項1記載の防護管の装着方法。
  3. 前記割部に差し込まない方の他方の前記作業部には、前記防護管の外形形状に沿った第2のアダプタが取り付けられている、請求項1又は2記載の防護管の装着方法。
  4. 絶縁操作棒の先端部に取り付けられたフックを電線に装着された防護管の上面位置に引っ掛け押える工程と、
    一端側に設けられて開閉することで対象物を把持可能な一対の作業部の開閉を他端側に設けられた操作部で操作可能な絶縁ヤットコであって、前記防護管の割部に挿入自在であって一面側に平坦面が形成されて他面側に先端から徐々に肉厚となる湾曲形状を有する案内面が形成された第1のアダプタが当該案内面を外側に向けて一方の前記作業部に取り付けられた前記絶縁ヤットコを用い、前記フックで前記防護管を押えたまま前記第1のアダプタを前記割部に差し込む工程と、
    前記第1のアダプタが前記割部に差し込まれたまま前記操作部を操作して前記一対の作業部で前記防護管を把持する工程と、
    前記フックによる押え位置を前記防護管の上面位置から前記電線の上面位置にずらす工程と、
    前記フックで前記電線を押えたまま前記一対の作業部で前記防護管を把持した状態の前記絶縁ヤットコを上方に移動させ、前記電線から前記防護管を取り外す工程と、
    を備える防護管の取外し方法。
  5. 前記割部に差し込まない方の他方の前記作業部には、前記防護管の外形形状に沿った第2のアダプタが取り付けられている、請求項4記載の防護管の取外し方法。
  6. 防護管の割部に挿入自在な肉薄の先端部と、
    前記先端部に連続する一面側に形成された平坦な平坦面と、
    前記先端部に連続する他面側に形成されて前記先端部から徐々に肉厚となる湾曲形状を有する案内面と、
    一端側に設けられて開閉することで対象物を把持可能な一対の作業部の開閉を他端側に設けられた操作部で操作可能な絶縁ヤットコの一方の前記作業部に対する着脱構造と、
    を備える絶縁ヤットコのアダプタ。
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