JP5111160B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、発光ダイオード(LED)を発光器として備えた照明器具に関する。
昨今、LEDは、効率向上とコストダウンが目覚しく、一般照明用途の照明器具としても使用され始めている。しかし、LEDパッケージ(以下LEDともいう)1個あたりの光量は、従来の光源に比べると小さい。例えば、40Wミニクリプトン電球では、355Lmであるが、LED1Wクラスでは、80Lm程度の光量しかない。このため、1台のLED照明器具に、複数のLEDを搭載する必要がある。また、LED照明器具は、照明器具として所要の配光を得るために、光学系が必要となる。LED照明器具は、LEDの光量が小さいことから、少ない光量を集光して局部を照明することに使用されることも多い。その際のLED照明器具の光学系としては、LEDの発光部の大きさが従来の光源に比べて小さいことから、レンズで配光制御されることが多い。
しかし、LEDの効率向上に合わせて比較的大きな光量が得られるようになるに伴い、LED照明器具は、広い範囲に光を配る用途にも使用され始めている。こうした場合には、LED照明器具の光学系として、反射板で制御するLED照明器具も出てきている。例えば、ダウンライトのLED照明器具として、光学系として反射板で制御するものがある(非特許文献1、非特許文献2参照)。
東芝ライテック株式会社「E−CORE」「http://saturn.tlt.co.jp/product/servlet/getpdf/4/00222163/TEVERC00NDAwMVctTFMx/LEDD−44001W−LS1_d.pdf」 東芝ライテック株式会社「E−CORE60」「http://saturn.tlt.co.jp/product/servlet/getpdf/4/00225299/TEVERC02NjAwMVctTFMx/LEDD−66001W−LS1_d.pdf」
LEDは、従来の光源に比べて発光部が小さいため、輝度が高く、グレア(まぶしさ)に対する対策をすることが求められる。例えば、40Wミニクリプトン電球は、発光部φ35mmで輝度600cd/m程度であるが、LED1Wクラスは、発光部φ2mm程度で輝度100,000cd/m程度と輝度が高い。
グレア対策としては、通常の視線の向きである水平方向に近い角度への出射光を遮る(遮光する)ことが行われており、水平から何度までを遮光しているかを一般に「遮光角」と呼んでいる。
また、グレアの程度は発光物輝度と照射角度(視線とのずれ大きさ)の双方に影響されるため、強い光はより深い遮光角を必要とし、弱い光は浅めの遮光角でも許容できる。このため光源からの直射光(強い光)の遮光角は深く、反射光(弱い光)は浅く、というように区別して処置することが行われている(例えば、直射光遮光角は30°、反射光遮光角は15°)。
上記のようなグレア対策の要求に対応して、従来技術のダウンライトのLED照明器具においても遮光が行われている。ここで、従来技術のダウンライトのLED照明器具において遮光に係わるのは反射板と枠であるが、それぞれ以下の課題がある。
(ア)反射板がLEDの全周に対して形成されており、LEDからの直射光については、全方位に等しい遮光角を得ている。しかし反射板に対して枠の位置が低く、反射光遮光角については十分な遮光角を得ていない。またこの事例では実施されていないが、枠位置を深くして、反射光に対しての遮光を取った場合には、反射板の遮光により枠斜面に明暗イメージ(むら)が生じて、外観上の美観が損なわれる等の課題がある。
(イ)枠により反射板の遮光を取るとともに、枠斜面に直射光の入射を避ける角度とした場合には、枠斜面に明暗イメージが生じることは無いが、枠の直径が大きくなり、全体に大型化してしまう課題がある。
本発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、遮光により枠斜面の明暗イメージが生じないようにして外観性を向上させるとともに、適切な遮光が施されたコンパクトな照明器具を提供することを目的とする。
本発明に係る照明器具は、隣接して配置された複数の発光器と、複数の発光器に対応して設けられ、端部が光の照射方向側に形成されている複数の反射板と、複数の反射板の周囲に形成されたひとつの枠反射部とを備えた照明器具において、上記反射板の枠反射部側の照射方向側端部は、発光器から枠反射部へ照射される直射光を遮光しない範囲に形成されていることを特徴とする。
隣接して配置された複数の発光器と、複数の発光器に対応して設けられた複数の反射板と、複数の反射板の周囲に形成されたひとつの枠反射部とを備えた照明器具において、反射板の枠反射部側の照射方向側端部が、発光器から枠反射部へ照射される直射光を遮光しない範囲に形成されているので、枠反射部(枠斜面)に対してむらなく均等に光が当たり明暗イメージが生じにくくなるという効果を奏する。また、枠反射部(枠斜面)に対して複数の発光器からの直射光の照射を得ることが可能となる。
以下に、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るLED照明器具100の一例を示す正面図である。図2は、実施の形態1に係るLED照明器具100のA−A断面図である。図3は、実施の形態1に係るLED照明器具100のB−B断面図である。図4は、実施の形態1に係るLED照明器具100のC−C断面図である。図5は、実施の形態1に係るLED照明器具100のD−D断面図である。図6(a)は、比較用のLED照明器具における枠反射部の明暗状態の一例を示す模式図であり、図6(b)は、実施の形態1に係るLED照明器具100における枠反射部の明暗状態の一例を示す模式図である。
まず、図1〜図5を用いて、実施の形態1に係るLED照明器具100の構成について説明する。
本実施の形態に係るLED照明器具100は、発光器としてLEDを用いた照明器具であり、例えば天井等に設置されるダウンライトである。
図1において、LED照明器具100は、環状に配置された4つのLED(LED101,LED102,LED103,LED104)を備えている。4つのLED101,LED102,LED103,LED104のそれぞれをLED10と呼ぶ場合もあるものとする。4つのLED10は、基板2に配置されている(図2参照)。
LED照明器具100は、4つのLED10のそれぞれに対応する反射板(反射板31a,反射板32a,反射板33a,反射板34a)を備えている。反射板31a,反射板32a,反射板33a,反射板34aのそれぞれを反射板3aと呼ぶ場合もあるものとする。反射板3aは、原則として、すり鉢状又はつりがね状又はおわん状又は回転楕円体状又はラッパ状をしており、その底部にLED10が配置されている。LED10は1個でも複数でも良い。
図2は、LED照明器具100のA−A断面図である。図2に示すように、反射板3aは、底部にLED10を備えたすり鉢状であり開口部52aを有する。反射板3aは、底部にLED10を配置する孔51を有し、孔51から開口部52aにわたってすり鉢状に形成されている。反射板3aの端部53は、光の照射方向側に形成されており、LED10の直射光を遮光する。図2に示すように、端部53によりLED101の直射光を遮光する直射光遮光角8は、概ね30°以上が好ましいが、LED照明器具100を設置する高さや場所等により適宜直射光遮光角8を設定して構わない。
図3は、LED照明器具100のB−B断面図である。反射板3aの枠反射部7側の端部53(照射方向側端部)は、LED10の直射光を遮光しないようにカットされている。すなわち、図3に示すように、反射板3aの端部53の一部及びその外周部は、LED10の直射光を遮光しないようにカットされている。すなわち、反射板3aの端部53の一部には、LED10の直射光を遮光しないように反射板3aの端部53を切り欠いたカット部54が形成されている。カット部54は、端部とその外周部が存在していない空間をいう。このカット部54は、LED10の直射光を、後述する枠反射部7にむらなく均等に照射するために反射板3aの枠反射部7側の端部53に形成されるものである。
図4に示すように、LED102からの直射光が枠反射部内端5に照射されるように、LED102の反射板32aにはカット部54が形成される。内端とは、内縁のことであり、また、外端とは外縁のことをいう。
また、図5は、LED102からの直射光が枠反射部内端5に照射されるように、反射板32aと反射板33aにカット部54が形成されている様子を示している。カット部54の形成方法の詳細については後述する。
反射板3aの開口部52aの形状は、反射板32aにカット部54が設けられていないと想定した場合には、図1の点線で示すようにLED10を略中心とする略円形状(想定開口部52の形状)である。反射板3aの開口部52aは、後述する形成方法により反射板3aの端部53にカット部54(切り欠き)が形成されることにより、図1の正面図における形状が略円形状(想定開口部52の形状)から図1の実線(開口部52a)に示すような3つの弧を有する形状となる。
4つの反射板3aは、それぞれの反射板3aの想定開口部52が、隣り合う反射板3aの想定開口部52と略接するように環状に配置される。したがって、4つの反射板3aの想定開口部52の略中心にそれぞれ位置する4つのLED10を直線で結ぶと略正方形となるように配置されている。すなわち、4つのLED10は、LED照明器具100の中央を中心としたひとつの円上に配置されている。ただし、4つの反射板3aの位置関係は、必ずしも想定開口部52が略接するように配置される必要はなく、LED照明器具100の大きさ等により、適宜設計され配置されても良い。
LED照明器具100は、4つの反射板3aの周囲に形成されたひとつの枠反射部7を備えている。枠反射部7は、4つの反射板3aの周囲を環状(リング状)に囲む環状の枠反射部内端5から、光の照射方向に向かって、傘状に傾斜する反射面を形成している(図2参照)。この傘状の反射面が、枠反射部7である。枠反射部7は、LED10の直射光あるいは反射光あるいは直射光及び反射光を照射方向側へ反射する。
図2に示すように、LED照明器具100は、枠反射部7の外端である枠反射部外端71に、環状(リング状)の枠4を備える。枠4は、図2に示すように、LED照明器具100を天井ボード111の照明器具設置孔110に設置した場合に、照明器具設置孔110の枠端部に引っ掛け固定する等の役目をする。すなわち、枠反射部7は、4つの反射板3aの周囲を環状に囲む円形の枠反射部内端5から、枠4の内端である円形の枠内端6に渡って、傘状(放射状)の環状曲面反射面を形成している。
以上、LED照明器具100の構成について説明した。
実施の形態1におけるLED照明器具100の目的は、枠反射部7の全体にむらなく均等にLED10からの直射光が当たるようにすることである。それに加えて、LED照明器具100としての直射光遮光角(30°以上)をできるだけ確保することである。また、さらに、LED照明器具100の反射板3aの面積はできるだけ大きくしつつ、LED照明器具100のサイズ(直径)はコンパクトにすることである。「枠反射部7全体にむらなく均等に」とは、「枠反射部7の周方向全体にむらなく均等に」、かつ、「枠反射部7の照射方向全体にむらなく均等に漸減させ」という意味である。
LED照明器具100において、枠反射部7全体にむらなく均等にLED10の直射光を当てるために、反射板3aの端部53の少なくとも一部をLED10の直射光を遮光しないように形成した反射板3aの構成の詳細について説明する。以下の説明では、説明の簡単のため、LED102周辺を主体に説明する。他のLED(LED101,LED103,LED104)周辺についても、同様の構成であるものとする。
まずここで、LED10の直射光を遮光するように形成されていると想定した想定反射板、すなわちカット部54(切り欠き)が形成されていないと想定した想定反射板を用いた場合のLED照明器具の課題について、図6(a)と図1を用いて説明する。図1では、直射光を遮光するように形成されていると想定する想定反射板31,32,33,34を点線で表している。また、図6(a)は、直射光を遮光するように形成されていると想定する想定反射板31,32,33,34を備えたLED照明器具において、LED10を点灯した場合の、枠反射部7の領域のうち点A203と点C205と点F208と点E207とにより囲まれるおうぎ形の曲線領域(領域R)の明暗状態を平面状にして模式的に示した図である。
図1において、直射光を遮光するように形成されている想定反射板33の場合(すなわち、カット部54が形成されていない場合)には、LED103が領域Rを照射する直射光の一部が、想定反射板33の端部により遮光されてしまう。したがって、LED103による照射領域は、図6(a)においてLED103照射領域下端11cから枠内端6側の領域(領域b12bと領域a12a)となる。また、同様に、LED102による照射領域は、LED102照射領域下端11bから枠内端6側の領域(領域c12cと領域a12a)となる。このように、2つのLED(LED102とLED103)の照射領域が異なる上に、2つの照射領域が重なる領域と重ならない領域とができてしまう。また、枠反射部7の内端の一部には、直射光が照射されない領域d12dもできてしまう。これにより、それぞれ明るさの異なる領域a12a、領域b12b、領域c12c、領域d12dが生じてしまう。領域d12dには、光が当たらない。したがって、領域Rには「むら」ができて明暗が生じてしまう。
このような「むら」を生じさせずに、枠反射部7の領域R全体にむらなく均等に直射光を照射するためには、LED102の直射光と隣のLED103の直射光とが、枠反射部7(の領域R)全体に重畳して照射されればよい。なぜならば、LEDの直射光の強度と隣のLEDの直射光の強度とが枠反射部7で加算されてほぼ一様の照度が得られるからである。すなわち、例えばLED102の直射光の照度が強中弱と明から暗に変化する部分は、隣のLED103の直射光の照度が弱中強と暗から明に変化するので、枠反射部7で加算されてほぼ一様の強度になるからである。以下にその関係を表す式を示す。
LEDの直射光の照度+隣のLEDの直射光の照度=加算照度
強 + 弱 =ほぼ一定
中 + 中 =ほぼ一定
弱 + 強 =ほぼ一定
図6(b)は、枠反射部7全体にむらなく均等にLED10の直射光を当てるために、反射板3aの端部53の少なくとも一部をLED10の直射光を遮光しないように形成した反射板3aを用いたLED照明器具100において、LED10を点灯した際の、枠反射部7の領域のうち点A203と点C205と点F208と点E207とにより囲まれる領域(領域R)の明暗状態を模式的に示した図である。
直射光を遮光しないようにカット部54が形成されている反射板3aを用いることにより、LED103は領域R全体に直射光を照射する。したがって、LED103による照射領域は、図6(b)においてLED103照射領域下端13cから枠内端6側の領域(すなわち、領域R全体)となる。また、同様に、LED102による照射領域は、LED102照射領域下端13bから枠内端6側の領域(ずなわち、領域R全体)となる。したがって、LED102の直射光と隣のLED103の直射光とが、枠反射部7(の領域R)全体に重畳して照射され、しかも、上述したようにLED102の直射光の強度と隣のLED103の直射光の強度とが領域Rで加算されてほぼ一様の照度が得られるので、光がむらなく均等になる。
次に、あるLEDの直射光と隣のLEDとの直射光とを、枠反射部7全体に重畳して照射するための方法について説明する。あるLEDの直射光と隣のLEDとの直射光とを、枠反射部に重畳して照射するためには、あるLEDの照射範囲を隣のLEDの照射範囲の中央まで広げればよい。あるLEDの照射範囲を隣のLEDの照射範囲の中央まで広げるためには、あるLEDの照射範囲が隣のLEDの照射範囲の中央まで広がるように、反射板の端部を周方向にカットすればよい。
以下に図1〜図5を用いて、LED102の直射光と隣のLED103との直射光とを、枠反射部7(領域R)に重畳して照射するための方法について具体的に説明する。
LED102の照射範囲を隣のLED103の照射範囲の中央まで広げるためには、LED102の照射範囲が隣のLED103の照射範囲の中央まで広がるように、反射板3aの端部を周方向にカットすればよい。LED103の照射範囲の中央とは、具体的には、枠反射部7のうちの点A203と点E207を結ぶ部分である。したがって、LED102の周方向の最大照射範囲をLED103の照射範囲の中央(すなわち、LED102の隣のLED103から枠反射部内端5におろした垂線M1と枠反射部内端5との交点A(点A203)とLED102を結んだ直線L1(CCラインとも呼ぶ))まで広げればよい。同様にして、LED103の周方向の最大照射範囲を隣のLED102の照射範囲の中央(すなわち、LED103の隣のLED102から枠反射部内端5におろした垂線である直線L2と枠反射部内端5との交点C(点C205)とLED103を結んだ線)まで広げればよい。これで、枠反射部7の領域Rの周方向において、LED102の直射光とLED103の直射光との重畳が満足する。
このようにして、枠反射部7の90°の範囲において重畳が満足し、残り270°についても同様に構成すれば、枠反射部7のいずれの箇所も、2個の隣り合うLEDから直射光の照射を受けることになる。
さらに、枠反射部7の照射方向全体にむらなく均等に漸減照射するためには、LEDからの直射光が、枠反射部7の内端から外端まで照射される必要がある。LEDからの直射光が、枠反射部7の内端から外端まで照射されるためには、枠反射部7の内端が照射されなければならない。
例えば、LED102の直射光が枠反射部7の領域Rの内端を照射するためには、LED102の照射範囲が枠反射部7の領域Rの内端まで及ぶように、反射板32aを形成すればよい。すなわち、LED102の照射範囲が枠反射部7の領域Rの内端の線まで及ぶようにするには、反射板32aの端部53とその外周部を低くカットすればよい。他のLED10に対応する反射板3aについても同様に、端部53とその外周部を低くカットすることにより、枠反射部7のいずれの場所についても照射範囲が枠反射部7の内端まで及ぶことになる。
以上の結果、LED102に対応する反射板32aは、直線L1(CCライン)まで周方向にカットされ、LED102から枠反射部7の内端の線までのすべてのライン以下に形成されることになる。
実施の形態1におけるLED照明器具100の反射板3aの形成方法について、図1〜図5を用いて、LED102とLED103の周辺を中心にさらに説明する。
まず、LED102の反射板32aとLED103の反射板33aにおいて、カット部54が形成されていない想定反射板32と想定反射板33を想定する。LED102の隣のLED103から枠反射部内端5への垂線M1と枠反射部内端5との交点(点A203(K1))と、LED102(の表面中央)とを結ぶ直線をL1(CCライン)とする。LED102から枠反射部内端5への垂線と枠反射部内端5との交点(点C205(K2))とLED102とを結ぶ直線をL2とする。直線L1と、直線L2と、点A203と点C205との間にある枠反射部内端5の線(円弧C1)とにより面(曲面)R1が形成される。反射板3aの端部53は、面R1を境として、LED102側(照射方向と反対側)に低く形成され、面R1より照射方向側には形成されない。すなわち、面(曲面)R1より照射方向側の部分には反射板を形成しないように、想定反射板32,33の端部53をカットしたものが反射板32a,33aである。このように、反射板32a,33aには、想定反射板をカットした部分(すなわちカット部54)が形成される(図2〜図5参照)。面R1まで、反射板3aを形成すれば、直射光が均一に重畳する構成において最大の面積の反射板を得ることができる。
以上の反射板3aの形成方法を用いて、すべてのLED10の想定反射板31,32,33,34の端部53をカットすることにより、LED10からの直射光はカット部54を通過して、隣のLED10の照射範囲の中央まで達することができる。
以上の反射板3aの形成方法を用いることにより、反射板3aの端部53は、LED102の隣のLED103から枠反射部内端5への垂線と枠反射部内端5との交点である点A203(K1)と、LED102から枠反射部内端5への垂線と枠反射部内端5との交点である点C205(K2)と間にある枠反射部内端5に対しては、LED102からの直射光を遮光しないように低く形成される。また、点A203と点C205の間の線と点C205と点B204の間の線(すなわち弧ACB)以外の枠反射部内端5(すなわち、弧BDA)に対しては、反射板32aの端部53のうちのカットされていない部分(図1の反射板遮光部332a)によりLED102からの直射光を遮光するように形成されている。すなわち、反射板3aは、LED10から枠反射部7へ照射される直射光のうち一部分を所定の遮光角以上で遮光し、枠反射部7は、LED10から枠反射部7へ照射される直射光のうち反射板が遮光しない直射光を所定の遮光角以上で遮光することになる。LED102を主体とすれば、反射板32aは、LED102から枠反射部7へ照射される直射光のうち一部分(弧ACB)を所定の遮光角以上で遮光し、枠反射部7は、LED102から枠反射部7へ照射される直射光のうち反射板が遮光しない弧BDAへの直射光を所定の遮光角以上で遮光することになる。
換言すれば、反射板3aは、LED10から枠反射部7へ照射される直射光のうち照明器具の中央方向に照射される直射光を反射板遮光部332aにより遮光し、枠反射部7は、LED10から枠反射部7へ照射される直射光のうちLED照明器具100の外側方向に照射される直射光を遮光する。LED102を主体とすれば、反射板32aは、LED102から枠反射部7へ照射される直射光のうち照明器具の中央方向(図1におけるLED102を中心とする円の中心角β側)に照射される直射光(弧BDAへの光)を反射板遮光部332aにより遮光し、枠反射部7は、LED10から枠反射部7へ照射される直射光のうちLED照明器具100の外側方向(LED102を中心とする円の中心角α側方向)に照射される直射光(弧ACBへの光)を遮光することになる。
以上のように、実施の形態1に係るLED照明器具100によれば、枠反射部7の全体にむらなく均等にLEDの直射光を当てることができるので、枠反射部7に明暗イメージが生じることなく外観性を向上させることができる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2に係るLED照明器具100の一例を示す正面図である。図8は、実施の形態2に係るLED照明器具100のA−A断面図である。図9は、実施の形態2に係るLED照明器具100のB−B断面図である。図10は、実施の形態2に係るLED照明器具100のC−C断面図である。図11は、実施の形態1に係るLED照明器具100のD−D断面図である。
本実施の形態では、最低直射光遮光角30°をできるだけ確保するためのLED照明器具100の構成について説明する。LED10からの直射光は、LED10の周囲360度方向に照射される。したがって、直射光遮光角30°は、LED照明器具100の全周で達成されなければならない。
図7は、実施の形態2に係るLED照明器具100の一例を示す正面図である。実施の形態2に係るLED照明器具100と実施の形態1に係るLED照明器具100(図1)との相違点は、実施の形態2に係るLED照明器具100の枠反射部7の傾斜が実施の形態1に係るLED照明器具100の枠反射部7の傾斜よりも大きい点である(図2と図9との枠反射部7を比較参照)。したがって、図7の正面図において、実施の形態2に係るLED照明器具100の枠反射部7の幅は、実施の形態1に係るLED照明器具100の枠反射部7の幅よりも小さくなっている。その他の構成は、同様であるので、以下では説明を省略する。
ここで、CCラインとは、ひとつのLEDの隣のLEDから枠反射部内端5への垂線と枠反射部内端5との交点(K1)と、ひとつのLEDとを結ぶ直線L1のことを意味するものとする。図7において、CCラインのひとつである右CCライン(LED102と点A203とを結ぶライン)とCCラインのひとつである左CCライン(LED102と点B204とを結ぶライン)とがLED照明器具100の外側に形成する角度をαとし中央側に形成する角度をβ(α+β=360度)とする。周囲360度方向に照射されるLED102の直射光のうち、角度α内の直射光をLED照明器具100の外方向への直射光ということにする。そして、角度β内の直射光をLED照明器具100の内方向への直射光ということにする。
図8に示すように、LED照明器具100の内方向への直射光は、反射板3aの端部53を照射方向に伸ばした壁状部分(反射板遮光部332a)で、直射光遮光角30°を達成する。つまり、反射板3aの端部53のカットされていない中心角βの部分(反射板遮光部332a)により直射光遮光角30°を達成することができる。
LED照明器具100の外方向への直射光に対して、直射光遮光角30°を達成する構成について、以下に説明する。
CCラインは、反射板3aの端部がもっとも低い部分であり、CCラインは、直射光遮光角がもっとも小さくなるラインである。したがって、CCラインにおいて、直射光遮光角が30°を達成できれば、枠反射部7がどのような形状でも全周で直射光遮光角を30°以上にすることができる。すなわち、CCライン(右CCライン及び左CCライン)において、直射光遮光角が30°を達成できれば、右CCラインと左CCラインとに挟まれた円弧C6部分(点A〜点C〜点B)の範囲の枠反射部内端5への直射光(例えば、図11のD−D断面図における直射光、あるいは図8のA−A断面図における外方向への直射光)は、すべて直射光遮光角30°を達成できることになる。
もし、CCラインで直射光遮光角を30°以上にできない場合には、枠反射部7の高さを利用して(枠反射部7の形状を照射方向に延ばして)直射光遮光角30°を確保すればよい。すなわち、CCラインでは、反射板3aの端部がもっとも低い部分であるので、図7の正面図において、CCラインの延長線が枠反射部7の外端(枠内端6)で交わる部分が、直射光遮光角がもっとも小さくなる部分となる。つまり、図7の正面図におけるCCラインの延長線が、枠反射部7の外端(枠内端6)で交わる部分点WでCCライン方向へ照射される直射光の遮光角が30°を達成できれば、LED10からLED照明器具100の外方向へ照射されるすべての直射光の遮光角を30°以上にできる。よって、枠反射部7の高さを、CCラインの延長線において、直射光遮光角が30°にすることにより、直射光遮光角30°を達成できる。
CCラインで直射光遮光角を30°以上にできない場合の、枠反射部7の高さについて、図10を用いてさらに説明する。図10は、実施の形態2に係るLED照明器具100のC−C断面図である。すなわち、右CCライン断面図である。図10において、右CCラインでの、直射光遮光角はγ°(γ°<30°)とする。したがって、右CCラインでは、直射光遮光角30°を達成できていない。そこで、枠反射部7の高さを利用して、直射光遮光角30°を達成する方法について説明する。以下、右CCラインを直線L1と呼ぶものとする。
まず、直線L1上のLED102の中央を支点として、直線L1の点A203(交点K1側)をLEDの光の照射方向Pに傾け、傾けた直線を直線L3とする。直線L3と枠内端6により形成される面Q(水平面(天囲面))との角度をδ°とすると、δ°が図10に示すLED照明器具100の直射光遮光角となる。したがって、δ°が30°を達成するように枠反射部7を形成することにより、LED照明器具100の直射光遮光角を30°にすることができる。
実施の形態2のLED照明器具100による直射光遮光角30°達成のための構成について、LED102の周辺を主体にさらに説明する。LED照明器具100の枠反射部7は、LED102の隣のLED103から枠反射部内端5への垂線と枠反射部内端5との交点である点A203(K1)とLED102とを結ぶ直線である右CCラインの図7の正面図における延長線と、枠内端6により形成される面とのW点における角度が、所定の遮光角(30°)以上になるように形成される。これにより、LED102からLED照明器具100の外方向へ照射される直射光の遮光角を所定の遮光角(30°)にすることができる。すなわち、図7に示すように、LED102からLED照明器具100の外方向へ照射される直射光は、点Wと点F208と点Xとを結ぶ枠反射部7の端部(外端)の範囲(円弧)C6により遮光角30°以上を達成し、LED102からLED照明器具100の内方向へ照射される直射光は、反射板遮光部332aにより遮光される。したがって、実施の形態2に係るLED照明器具100は、LED102の全周にわたって、直射光遮光角30°を得ることができる。
以上のように、実施の形態2に係るLED照明器具100によれば、器具の全周にわたって適切な遮光角が施されたLED照明器具100を提供することができる。CCラインで直射光遮光角を30°以上にできない場合であっても、LED照明器具100の枠反射部7の高さを、直射光遮光角30°を確保するもっとも低い高さにすることにより適切な遮光角を有するコンパクトなLED照明器具100を提供することができる。
実施の形態3.
実施の形態1では、4つのLEDが環状に配置された場合について説明したが、LEDの数は4つに限られず、2つ以上であればよい。本実施の形態ではLEDがN個(Nは、2以上の整数)配置される場合のLED照明器具100について説明する。
環状にN個(Nは、2以上の整数)のLEDが隣接して設けられたLED照明器具100では、反射板の枠反射部側の端部は、LEDから枠反射部7へ照射される光を、2/N周の範囲で、遮光しないように形成される。そして、LEDの外方向へ照射される光と隣のLEDの外方向へ照射される光とが、枠反射部の1/N周の範囲で枠反射部7に重畳照射される。
図12を用いて、N=3のLED照明器具について実施の形態1の構成を適用する場合について説明する。図12は、LEDが3つ配置されたLED照明器具100を示した正面図である。図12において、LED照明器具100には、3つのLED301,302,303が環状に隣接して配置されている。上述したように、ひとつのLEDの照射範囲を他のLEDの照射範囲の中央まで広げるのであるから、例えばLED302の照射範囲をLED302の隣のLED301から枠反射部内端5におろした垂線と枠反射部内端5との点I402とLED302を結んだ線L10まで広げればよい。あるいは同様に、LED302の照射範囲をLED302の隣のLED303から枠反射部内端5におろした垂線と枠反射部内端5との点J404とLED302を結んだ線L11まで広げればよい。このようにして、LED302の照射範囲は、枠反射部7のR10領域とR11領域の範囲となり、周方向(2/N=2/3周)の範囲の枠反射部7が照射領域となる。また、LED302の直射光の半分が照射する範囲は(1/N=1/3周)(R10あるいはR11の範囲)である。つまり、LED302の直射光の半分とLED301との直射光の半分とが、枠反射部7のR10に重畳して照射する範囲は(1/N=1/3周)となる。
LED302の照射範囲をLED301の照射範囲の中央まで広げるために、反射板3331,3332,3333の端部をカットする方法は、以下のようになる。すなわち、反射板3331,3332は、L10とM10(LED302から枠反射部内端5におろした垂線)と枠反射部内端5の点I401から点L403の範囲(円弧C2)とで形成される面R4よりもLED302の照射方向側に反射板を形成しないように端部をカットして形成されればよい。すなわち、反射板3331,3332は、面R4を境として、LED302側にのみ形成され、光の照射方向側部分は反射板3332及び反射板3331は形成されない。同様に、反射板3332,3333は、面R5よりもLED302の照射方向側に反射板を形成しないように端部をカットして形成されればよい。
例えば、N=2の場合について説明する。2つのLEDが配置されているLED照明器具100場合、ひとつのLEDの照射範囲を他のLEDの照射範囲の中央まで広げるのであるから、照射範囲はひとつのLEDの周方向360°(2/N=2/2周=1周)の枠反射部7となる。すなわち、ひとつのLEDで枠反射部7の全体を照射することになる。また、ひとつのLEDの直射光の半分が照射する範囲は(1/N=1/2周)であり、ひとつのLEDの直射光の半分ともう一方のLEDとの直射光の半分とが、枠反射部に重畳して照射する範囲は(1/N=1/2周)となる。したがって、LEDが2つ配置されているLED照明器具100の場合は、一方のLEDの照射範囲が他方のLEDの照射範囲の中央まで広がるようにするためには、反射板の端部を周方向全体にカットすることになる。
図1を用いて、N=4の場合を考える。LED102から枠反射部7へ照射される直射光のうち、枠反射部7の点E207,点F208,点G209,点B204,点C205,点A203で囲まれる範囲に照射される直射光は遮光しないように反射板32aが形成される。すなわち、2/N周(1/2周)の範囲で、遮光しないように形成される。また、LED102が照射する枠反射部7の点E207,点F208,点G209,点B204,点C205,点A203で囲まれる範囲のうち、点E207,点F208,点C205,点A203で囲まれた範囲(領域R)(1/N周=1/4周)は、となりのLED103からの直射光と重畳照射され、点F208,点G209,点B204,点C205で囲まれた範囲(1/N周=1/4周)は、となりのLED104からの直射光と重畳照射される。
また、LEDがN個環状に配置された場合には、ひとつのLEDが枠反射部7に照射するLED照明器具100の中心からの角度は、2×360度/Nであり、具体的には以下のとおりとなる。
LEDがN個 照射する角度 片方の隣のLEDから直射光と重畳する角度
2個 360度 180度
3個 240度 120度
4個 180度 90度
5個 144度 72度
6個 120度 60度
8個 90度 45度
10個 72度 36度
N個 2×360度/N 360度/N
以上のように、2個以上であればLEDを複数配置して実施の形態1〜2に示したLED照明器具100を提供することができるので、ダウンライトあるいはスポットライトとして多種多様の照明器具を提供することができる。
実施の形態4.
図13は、実施の形態3において、LEDを6つ配置したLED照明器具800の一例を示す図である。図14は、図13のLED照明器具800の部分拡大図である。
LED照明器具800では、中心部に配置されたLED801の直射光はLED801に対応する反射板820により全周に渡り適切に遮光が行われているものとする。したがって、LED照明器具800に実施の形態1〜3の構成を適用するには、LED801の周囲に環状に配置された5つのLED802,803,804,805,806と、反射板3aと、枠反射部7とにより、実施の形態1〜3に示した構成をとるようにすればよい。このように、LED照明器具800の中心部に適切に遮光されたLED801を配置し、LED801の周囲に環状にLEDを配置した構成であっても、枠反射部7全体にむらなく均等に直射光が当たり、かつ、直射光遮光角30°を確保した照明器具を提供することができる。
以上、実施の形態1〜4について説明したが、これらのうち、2つ以上の実施の形態を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらのうち、1つの実施の形態を部分的に実施しても構わない。あるいは、これらのうち、2つ以上の実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
実施の形態1に係るLED照明器具100の一例を示す正面図である。 実施の形態1に係るLED照明器具100のA−A断面図である。 実施の形態1に係るLED照明器具100のB−B断面図である。 実施の形態1に係るLED照明器具100のC−C断面図である。 実施の形態1に係るLED照明器具100のD−D断面図である。 (a)LED照明器具100における枠反射部の明暗状態の一例を示す模式図であり、(b)は、実施の形態1に係るLED照明器具100における枠反射部の明暗状態の一例を示す模式図である。 実施の形態2に係るLED照明器具100の一例を示す正面図である。 実施の形態2に係るLED照明器具100のA−A断面図である。 実施の形態2に係るLED照明器具100のB−B断面図である。 実施の形態2に係るLED照明器具100のC−C断面図である。 実施の形態2に係るLED照明器具100のD−D断面図である。 LEDを3つ配置したLED照明器具100の正面図を示す図である。 LEDを6つ配置したLED照明器具800の一例を示す図である。 図13のLED照明器具800の部分拡大図である。
符号の説明
3a 反射板、4 枠、5 枠反射部内端、6 枠内端、7 枠反射部、8 直射光遮光角、9 反射光遮光角、10 LED、11b LED102照射領域下端、11c LED103照射領域下端、13b LED102照射領域下端、13c LED103照射領域下端、31,32,33,34 想定反射板、31a,32a,33a,34a 反射板、51 孔、52 想定開口部、52a 開口部、53 端部、54 カット部、100 LED照明器具、101,102,103,104 LED、110 照明器具設置孔、111 天井ボード、203 点A、204 点B、205 点C、206 点D、207 点E、208 点F、209 点G、301,302,303 LED、332a 反射板遮光部、C1,C2,C6 円弧、L1,L2,L3 直線、M1 垂線、R,R10,R11 領域、R1,R4 面、P 照射方向、Q 面、800 LED照明器具、801,802,803,804,805,806 LED、820 反射板、3331,3332 反射板。

Claims (7)

  1. 隣接して配置された複数の発光器と、
    複数の発光器に対応して設けられ、端部が光の照射方向側に形成されている複数の反射板と、
    複数の反射板の周囲に形成されたひとつの枠反射部と
    を備えた照明器具において、
    上記反射板の枠反射部側の端部は、発光器から枠反射部へ照射される直射光を遮光しない範囲に形成されているとともに、ひとつの発光器からの直射光が、隣の発光器から枠反射部内端への垂線と枠反射部内端との交点K1にまで照射されるように、形成されていることを特徴とする照明器具。
  2. 上記反射板の端部は、
    上記ひとつの発光器の隣の発光器から枠反射部内端への垂線と枠反射部内端との交点K1と、ひとつの発光器から枠反射部内端への垂線と枠反射部内端との交点K2と間にある枠反射部内端に対しては上記ひとつの発光器からの直射光を遮光しないように低く形成され、交点K1と交点K2の間以外の枠反射部内端に対しては上記ひとつの発光器からの直射光を遮光するように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 上記反射板の端部は、
    ひとつの発光器の隣の発光器から枠反射部内端への垂線と枠反射部内端との交点K1と上記ひとつの発光器とを結ぶ直線L1と、
    上記ひとつの発光器から枠反射部内端への垂線と枠反射部内端との交点K2と上記ひとつの発光器とを結ぶ直線L2と、
    交点K1と交点K2との間にある枠反射部内端の線と
    により作られる面より、上記ひとつの発光器側に低く形成され、上記面より照射方向側には形成されていないことを特徴とする請求項1または2に記載の照明器具。
  4. 上記枠反射部は、環状に形成され、
    上記反射板は、上記枠反射部内端の内側に、環状にN個(Nは、2以上の整数)隣接して設けられ、
    反射板の端部は、発光器から枠反射部へ照射される光を、2/N周の範囲で、遮光しないように形成され、
    発光器の外方向へ照射される光と隣の発光器の外方向へ照射される光とが、枠反射部の1/N周の範囲で枠反射部に重畳照射されることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の照明器具。
  5. 照明器具は、さらに、枠反射部外端に、環状の枠を有し、
    枠反射部は、
    ひとつの発光器の隣の発光器から枠反射部内端への垂線と枠反射部内端との交点K1と上記ひとつの発光器とを結ぶ直線L1を、上記ひとつの発光器を支点として上記直線L1の交点K1側を上記ひとつの発光器の照射方向側に傾斜させ、傾斜させた直線L3と枠内端が形成する面との角度が、所定の遮光角以上になるように形成されることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の照明器具。
  6. 上記反射板は、発光器から枠反射部へ照射される直射光のうち一部分を所定の遮光角以上で遮光し、
    上記枠反射部は、発光器から枠反射部へ照射される直射光のうち上記反射板が遮光しない直射光を上記所定の遮光角以上で遮光することを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  7. 上記反射板は、発光器から枠反射部へ照射される直射光のうち照明器具の中央方向に照射される直射光を遮光し、
    上記枠反射部は、発光器から枠反射部へ照射される直射光のうち照明器具の外側方向に照射される直射光を遮光することを特徴とする請求項記載の照明器具。
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