JP5109953B2 - 記憶システムおよび方法、録音装置および方法、蓄積装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

記憶システムおよび方法、録音装置および方法、蓄積装置および方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は記憶システムおよび方法、録音装置および方法、蓄積装置および方法、並びにプログラムに関する。
デジタルオーディオプレイヤの普及と共に、録音の機能を備えるプレイヤ(レコーダプレイヤ)(録音装置)も普及している。このような録音装置において、録音により生成された音声ファイルは、録音装置に内蔵されているメモリやハードディスクまたはメモリカードスロットに装着されているメモリカード(記憶手段)に記憶される。
一般に、録音装置の記憶容量(ファイルサイズ)はそれほど大きくない場合は、ユーザは定期的に記憶された音声ファイルを他の機器(蓄積装置)にバックアップする必要がある。また、音声ファイルを管理する上でも蓄積装置での管理が録音装置より適していることもある。蓄積装置は、パーソナルコンピュータや大容量のハードディスクドライブやメモリを内蔵した据置型のオーディオ装置などである。録音装置に記憶させた音声ファイルをユーザ自らが蓄積装置にコピーするか、または移動することによりバックアップする。すなわち、バックアップ作業は、蓄積装置に録音装置を接続するか、または録音装置側のメモリカードを蓄積装置のメモリカードスロットに装着し、蓄積装置のユーザインタフェースの操作により、音声ファイルを蓄積装置側に、コピーするかまたは移動させる。
図9は、従来のバックアップの処理を説明するフローチャートである。ステップS101において、蓄積装置は、録音装置の記憶手段を認識できるか否かを判定し、録音装置の記憶手段を認識できないと判定された場合、録音装置の記憶手段を認識できるか否かの判定の処理を繰り返す。ステップS101において、録音装置の記憶手段を認識できると判定された場合、手続きはステップS102に進み、蓄積装置は、バックアップの対象となる音声ファイルを選択する。ステップS103において、蓄積装置は、選択した音声ファイルを蓄積装置に移動して、バックアップの処理は終了する。
従来は、記録媒体の空き容量が任意に設定した閾値以下になった場合、自装置の使用状況をチェックし、空き時間を抽出し、ムーブ先装置の記録媒体の空き容量や既に記録済みのコンテンツ情報、空き時間を取得し、これらの情報と前記自装置の空き時間を参照して、自装置内の記録済みコンテンツの中からムーブ対象のコンテンツを自動的に選定し、選定したコンテンツを所定の単位でファイル分割し、各ファイルをムーブするスケジュールを生成し、実行するようにしているものもある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−193899号公報
しかしながら、ユーザがバックアップ作業を定期的に行わない場合、誤って録音装置に記憶されている音声ファイルを消去してしまうことがある。より詳細には、蓄積装置のユーザインタフェースの操作により、音声ファイルを蓄積装置側に、コピーするかまたは移動させる動作には、ユーザの操作が必要であり、さらに、コピーまたは移動しなければならない音声ファイルをユーザが把握し、検索するために、バックアップの不要な音声ファイル(ファイル)をバックアップしてしまったり、まだバックアップしていない音声ファイルに対してバックアップ済みであると思い込み、録音装置側の記憶手段より消去してしまうことがある。
そこで、本発明は、上記課題を解決すること、すなわち、面倒な操作をより少なくして、より確実にバックアップできる記憶システムおよび方法、録音装置および方法、蓄積装置および方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の記憶システムの一側面は、録音装置が、第1の音声ファイルを記憶する第1の記憶手段と、記憶されている第1の音声ファイルについてのバックアップの日時を示す情報であるバックアップ日時情報を第1の記憶手段に書き込む書き込み手段とを有し、蓄積装置が、参照できるようになった第1の記憶手段からバックアップ日時情報を読み出す読み出し手段と、バックアップ日時情報で示される日時が現在の日時以前であるか否かを判定する判定手段と、バックアップ日時情報で示される日時が現在の日時以前であると判定された場合、第1の記憶手段に記憶されている第1の音声ファイルのバックアップのファイルである第2の音声ファイルを第2の記憶手段に記憶させる記憶制御手段とを有するものとされている。
また、本発明の記憶システムの一側面は、上述の構成に加えて、書き込み手段が、バックアップ日時情報を音声ファイルのタグ情報として第1の記憶手段に書き込むものとされている。
さらに、本発明の記憶システムの一側面は、上述の構成に加えて、記憶制御手段が、第2の音声ファイルを第2の記憶手段に記憶させた後、第1の記憶手段から第1の音声ファイルを削除するものとされている。
本発明の記憶システムの一側面は、上述の構成に加えて、録音装置の第1の記憶手段が参照できるようになったことを検出する検出手段をさらに有し、読み出し手段が、録音装置の第1の記憶手段が参照できるようになったことが検出された場合、第1の記憶手段からバックアップ日時情報を読み出すものとされている。
また、本発明の記憶方法の一側面は、録音装置が、第1の記憶手段に記憶されている第1の音声ファイルについてのバックアップの日時を示す情報であるバックアップ日時情報を第1の記憶手段に書き込み、蓄積装置が、参照できるようになった第1の記憶手段からバックアップ日時情報を読み出し、バックアップ日時情報で示される日時が現在の日時以前であるか否かを判定し、バックアップ日時情報で示される日時が現在の日時以前であると判定された場合、第1の記憶手段に記憶されている第1の音声ファイルのバックアップのファイルである第2の音声ファイルを第2の記憶手段に記憶させるものとされている。
本発明の録音装置の一側面は、音声ファイルを記憶する記憶手段と、記憶されている音声ファイルについてのバックアップの日時を示す情報であるバックアップ日時情報を記憶手段に書き込む書き込み手段とを有するものとされている。
また、本発明の録音装置の一側面は、上述の構成に加えて、書き込み手段が、バックアップ日時情報を音声ファイルのタグ情報として記憶手段に書き込むものとされている。
また、本発明の録音方法の一側面は、音声ファイルの記憶手段への記憶を制御する記憶制御ステップと、記憶されている音声ファイルについてのバックアップの日時を示す情報であるバックアップ日時情報を記憶手段に書き込む書き込みステップとを含むものとされている。
さらに、本発明のプログラムの一側面は、記憶手段を有する録音装置のコンピュータに、音声ファイルの記憶手段への記憶を制御する記憶制御ステップと、記憶されている音声ファイルについてのバックアップの日時を示す情報であるバックアップ日時情報を記憶手段に書き込む書き込みステップとを含む処理を行わせるものとされている。
本発明の蓄積装置の一側面は、第1の音声ファイルと、第1の音声ファイルについてのバックアップの日時を示す情報であるバックアップ日時情報とが記憶されている第1の記憶手段を参照してバックアップ日時情報を読み出す読み出し手段と、バックアップ日時情報で示される日時が現在の日時以前であるか否かを判定する判定手段と、バックアップ日時情報で示される日時が現在の日時以前であると判定された場合、第1の記憶手段に記憶されている第1の音声ファイルのバックアップのファイルである第2の音声ファイルを第2の記憶手段に記憶させる記憶制御手段とを有するものとされている。
また、本発明の蓄積装置の一側面は、上述の構成に加えて、記憶制御手段が、第2の音声ファイルを第2の記憶手段に記憶させた後、第1の記憶手段から第1の音声ファイルを削除するものとされている。
本発明の蓄積装置の一側面は、上述の構成に加えて、第1の記憶手段が参照できるようになったことを検出する検出手段をさらに有し、読み出し手段が、録音装置の第1の記憶手段が参照できるようになったことが検出された場合、第1の記憶手段からバックアップ日時情報を読み出すものとされている。
また、本発明の蓄積方法の一側面は、第1の音声ファイルと、第1の音声ファイルについてのバックアップの日時を示す情報であるバックアップ日時情報とが記憶されている第1の記憶手段を参照してバックアップ日時情報を読み出す読み出しステップと、バックアップ日時情報で示される日時が現在の日時以前であるか否かを判定する判定ステップと、バックアップ日時情報で示される日時が現在の日時以前であると判定された場合、第1の記憶手段に記憶されている第1の音声ファイルのバックアップのファイルである第2の音声ファイルを第2の記憶手段に記憶させる記憶制御ステップとを含むものとされている。
さらに、本発明のプログラムの一側面は、第1の音声ファイルと、第1の音声ファイルについてのバックアップの日時を示す情報であるバックアップ日時情報とが記憶されている第1の記憶手段を参照してバックアップ日時情報を読み出す読み出しステップと、バックアップ日時情報で示される日時が現在の日時以前であるか否かを判定する判定ステップと、バックアップ日時情報で示される日時が現在の日時以前であると判定された場合、第1の記憶手段に記憶されている第1の音声ファイルのバックアップのファイルである第2の音声ファイルを第2の記憶手段に記憶させる記憶制御ステップとを含む処理をコンピュータに行わせるものとされている。
本発明の一側面によれば、面倒な操作をより少なくして、より確実にバックアップできる記憶システムおよび方法、録音装置および方法、蓄積装置および方法、並びにプログラムを提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態の計時装置について、図1〜図8を参照しながら説明する。
図1は、記憶システムの構成の例を示す図である。記憶システムは、録音装置11および蓄積装置12とからなる。録音装置11は、例えば、デジタルオーディオプレイヤなどであり、録音の機能を備え、録音するとその音声のデータを格納した音声ファイルを生成する。録音装置11は、内蔵されているメモリやハードディスクまたはメモリカードスロットに装着されているメモリカードなどの記憶手段に音声ファイルを記憶させる。蓄積装置12は、例えば、いわゆるミニコンポなどの据置型のオーディオ装置などであり、大容量のハードディスクドライブやメモリを内蔵している。
録音装置11と蓄積装置12とが接続されると、録音装置11に記憶されている音声ファイルが、蓄積装置12にバックアップされる。なお、録音装置11に装着されている記憶手段であるメモリカードが、録音装置11から取り外されて、蓄積装置12に装着されると、メモリカードに記憶されている音声ファイルが、蓄積装置12にバックアップされるようにしてもよい。
図2は、録音装置11の構成の例を示すブロック図である。録音装置11は、マイクロフォン31(以下、マイク31と称する)、外部入力端子32、セレクタ33、システムマイクロコンピュータ34(以下、システムマイコン34と称する)、ADC(analog to digital converter)35、エンコーダおよびデコーダであるDSP(digital signal processor)36、記憶部37、DAC(digital to analog converter)38、増幅部39、出力部40、操作部41、表示部42、および外部インタフェース(I/F(interface))43(以下、外部I/F43と称する)からなる。マイク31は、外部の音声を取得して、取得した音声に応じたアナログの電気信号をセレクタ33に供給する。外部入力端子32は、外部の機器や外付けのマイクロフォンなどが接続され、接続された機器またはマイクロフォンなどから供給されるアナログの信号を取得する。外部入力端子32は、取得した信号をセレクタ33に供給する。セレクタ33は、システムマイコン34による制御に応じて、マイク31から供給された信号または外部入力端子32から供給された信号のいずれか一方を選択して、選択した信号をADC35に供給する。システムマイコン34は、例えば、いわゆる組込型のマイクロコンピュータであり、内蔵されているROM(read only memory)またはRAM(random access memory)に格納されているプログラムを実行することにより、録音装置11全体を制御する。ADC35は、所定のIC(integrated circuit)などからなり、セレクタ33を介して供給された、アナログの信号をデジタルの信号に変換して、変換により得られたデジタルの信号をDSP36に供給する。
DSP36は、所定のICなどからなり、システムマイコン34による制御に応じて、ADC35から供給されたデジタルの信号を、MP3(MPEG(moving picture experts group) audio layer-3)方式など、所定の符号化方式で符号化する。DSP36は、符号化により得られた信号を音声データとして記憶部37に供給する。記憶部37は、読み書き可能な大容量の記憶デバイス、すなわち、不揮発性のメモリやハードディスクドライブなどであり、システムマイコン34による制御に応じて、DSP36から供給された音声データを所定の音声ファイルとして記憶する。なお、記憶部37は、メモリカードスロットとメモリカードスロットに装着されるメモリカードとから構成するようにしてもよい。
記憶部37は、システムマイコン34による制御に応じて、記憶している音声ファイルを読み出して、音声ファイルをDSP36に供給する。DSP36は、システムマイコン34による制御に応じて、音声ファイルとして格納されている音声データを復号して、復号された音声データをDAC38に供給する。DAC38は、DSP36から供給されたデジタルの音声データを、アナログの音声の信号に変換する。DAC38は、変換により得られた、アナログの音声の信号を増幅部39に供給する。増幅部39は、いわゆるオペアンプや専用のICなどからなり、DAC38から供給された音声の信号を所定の増幅率で増幅し、増幅された音声信号を出力部40に供給する。出力部40は、いわゆる、外部出力、スピーカ出力、またはヘッドフォン出力の出力端子であり、接続されている外部の機器やスピーカ、またはヘッドフォンに増幅された音声信号を供給することで、外部の機器に音声信号を伝送するか、またはスピーカ若しくはヘッドフォンを駆動する。
操作部41は、スイッチやダイヤルなどからなり、ユーザによる操作に応じた信号をシステムマイコン34に供給する。表示部42は、蛍光表示管、液晶表示装置、EL(electro luminescence)表示装置、またはLED(light emitting diode)表示装置などからなり、システムマイコン34による制御に応じて、文字や画像などを表示する。外部I/F43は、USB(universal serial bus)などの規格に準拠したインタフェースなど、外部の他の機器と接続するための接続インタフェースである。外部I/F43は、システムマイコン34による制御に応じて、接続されている外部の機器からデータを取得して、記憶部37に供給するか、または記憶部37から音声ファイルを取得して、接続されている外部の機器に音声ファイルを供給する。
図3は、蓄積装置12の構成の例を示すブロック図である。蓄積装置12は、チューナ31、外部入力端子62、セレクタ63、システムマイクロコンピュータ64(以下、システムマイコン64と称する)、ADC65、エンコーダおよびデコーダであるDSP66、記憶部67、DAC68、増幅部69、出力部70、操作部71、表示部72、外部インタフェース(I/F(interface))73(以下、外部I/F73と称する)、およびCD(Compact Disc)メカ部74からなる。チューナ61は、接続されているアンテナ(図示せず)から供給される信号であって、受信したラジオ放送の電波に応じた信号を取得して、取得した信号を復調する。チューナ61は、復調により得られたアナログの電気信号であって、ラジオ放送の音声の電気信号をセレクタ63に供給する。外部入力端子62は、外部の機器や外付けのマイクロフォンなどが接続され、接続された機器またはマイクロフォンなどから供給されるアナログの信号を取得する。外部入力端子62は、取得した信号をセレクタ63に供給する。セレクタ63は、システムマイコン64による制御に応じて、チューナ61から供給された信号または外部入力端子62から供給された信号のいずれか一方を選択して、選択した信号をADC65に供給する。システムマイコン64は、例えば、いわゆる組込型のマイクロコンピュータであり、内蔵されているROMまたはRAMに格納されているプログラムを実行することにより、蓄積装置12全体を制御する。ADC65は、所定のICなどからなり、セレクタ63を介して供給された、アナログの信号をデジタルの信号に変換して、変換により得られたデジタルの信号をDSP66に供給する。
DSP66は、所定のICなどからなり、システムマイコン64による制御に応じて、ADC65から供給されたデジタルの信号を、MP3方式など、所定の符号化方式で符号化する。DSP66は、符号化により得られた信号を音声データとして記憶部67に供給する。記憶部67は、読み書き可能な大容量の記憶デバイス、すなわち、不揮発性のメモリやハードディスクドライブなどであり、システムマイコン64による制御に応じて、DSP66から供給された音声データを所定の音声ファイルとして記憶する。なお、記憶部67は、メモリカードスロットとメモリカードスロットに装着されるメモリカードとから構成するようにしてもよい。
記憶部67は、システムマイコン64による制御に応じて、記憶している音声ファイルを読み出して、音声ファイルをDSP66に供給する。DSP66は、システムマイコン64による制御に応じて、音声ファイルとして格納されている音声データを復号して、復号された音声データをDAC68に供給する。DAC68は、DSP66から供給されたデジタルの音声データを、アナログの音声の信号に変換する。DAC68は、変換により得られた、アナログの音声の信号を増幅部69に供給する。増幅部69は、いわゆるオペアンプや専用のICなどからなり、DAC68から供給された音声の信号を所定の増幅率で増幅し、増幅された音声信号を出力部70に供給する。出力部70は、いわゆる、外部出力、スピーカ出力、またはヘッドフォン出力の出力端子であり、接続されている外部の機器やスピーカ、またはヘッドフォンに増幅された音声信号を供給することで、外部の機器に音声信号を伝送するか、またはスピーカ若しくはヘッドフォンを駆動する。
操作部71は、スイッチやダイヤル、またはリモートコントローラなどからなり、ユーザによる操作に応じた信号をシステムマイコン64に供給する。表示部72は、蛍光表示管、液晶表示装置、EL表示装置、またはLED表示装置などからなり、システムマイコン64による制御に応じて、文字や画像などを表示する。外部I/F73は、USBなどの規格に準拠したインタフェースなど、外部の他の機器と接続するための接続インタフェースである。外部I/F73は、システムマイコン64による制御に応じて、接続されている外部の機器からデータを取得して、記憶部67に供給するか、または記憶部67から音声ファイルを取得して、接続されている外部の機器に音声ファイルを供給する。CDメカ部74は、いわゆるCDドライブであり、システムマイコン64による制御に応じて、装着されているCDを駆動して、CDに記録されている音声のデータを読み出し、読み出した音声のデータをDSP66に供給する。
図4は、録音装置11のシステムマイコン34がプログラムを実行することにより実現される機能の構成の例を示すブロック図である。システムマイコン34がプログラムを実行することにより、録音制御部101、オートバックアップ実行設定部102、オートバックアップ日時情報書き込み部103、および時計部104が実現される。録音制御部101は、セレクタ33、DPS36、および記憶部37を制御することにより、録音を制御する。すなわち、録音制御部101は、セレクタ33に、マイク31から供給された信号または外部入力端子32から供給された信号のいずれか一方を選択させ、DSP36に、選択された信号がADC35において変換されたデジタルの信号を、所定の符号化方式で符号化させる。そして、録音制御部101は、記憶部37に、DSP36から供給された音声データを所定の音声ファイルに格納させて記憶させる。
オートバックアップ実行設定部102は、オートバックアップを実行するか否かを設定する。オートバックアップとは、録音装置11と蓄積装置12とが接続されると、録音装置11の記憶部37に記憶されている音声ファイルが、蓄積装置12の記憶部67にコピーされるか若しくは移動される、または録音装置11に装着されているメモリカードである記憶部37が、録音装置11から取り外されて、蓄積装置12に装着されると、記憶部37に記憶されている音声ファイルが、蓄積装置12の記憶部67にコピーされるか若しくは移動されることをいう。例えば、オートバックアップ実行設定部102は、記憶部37に、オートバックアップを実行するか否かを示すデータを記憶させることにより、オートバックアップを実行するか否かを設定する。
オートバックアップ日時情報書き込み部103は、記憶部37に記憶されている音声ファイルについてのバックアップの日時を示す情報であるバックアップ日時情報を記憶部37に書き込む。例えば、オートバックアップ日時情報書き込み部103は、MP3方式で符号化されている音声データを格納する、いわゆるMP3ファイルである音声ファイルにバックアップ日時情報を書き込む。より具体的には、例えば、オートバックアップ日時情報書き込み部103は、音声ファイルのヘッダに設けられている、実演者名、作成年、または曲名などの情報を書き込むための規格であるID3タグに準拠したデータ(以下、ID3タグデータ)にバックアップ日時情報を書き込む。
図5は、ID3v2.3であるバージョンのID3タグの構成を示す図である。ID3タグは、ID3v2ヘッダおよび拡張ヘッダなどからなる。ID3v2ヘッダには、先頭に、3バイトの文字列である、"ID3"の識別文字が配置され、識別文字の次に、1バイトの数字である、ID3のバージョンが配置され、ID3のバージョンの次に、1バイトの数字である、ID3のマイナーバージョンが配置され、ID3のマイナーバージョンの次に、データ型がビットである1バイトのID3v2フラグが配置され、ID3v2フラグの次に、4バイトの数字である、ID3v2サイズが配置される。また、ID3タグの拡張ヘッダには、先頭に、4バイトの文字列である、フレームIDが配置される。フレームIDの先頭の1バイトが”T”である場合、拡張ヘッダに格納されているデータはテキスト情報である。
"APIC"であるフレームIDは、拡張ヘッダに格納されているデータが、mp3に埋め込まれる画像であることを示し、"COMM"であるフレームIDは、拡張ヘッダに格納されているデータが、コメントであることを示し、"LINK"であるフレームIDは、拡張ヘッダに格納されているデータが、リンク情報であることを示す。また、"MCDI"であるフレームIDは、拡張ヘッダに格納されているデータが、音楽CD識別子であることを示し、"TALB"であるフレームIDは、拡張ヘッダに格納されているデータが、アルバムのタイトルであることを示し、"TCON"であるフレームIDは、拡張ヘッダに格納されているデータが、ジャンルであることを示し、"TIT2"であるフレームIDは、拡張ヘッダに格納されているデータが、タイトルであることを示し、"TI3"であるフレームIDは、拡張ヘッダに格納されているデータが、サブタイトルであることを示し、"TLEN"であるフレームIDは、拡張ヘッダに格納されているデータが、曲の長さであることを示し、"TPE1"であるフレームIDは、拡張ヘッダに格納されているデータが、アーティスト名であることを示す。
ID3タグの拡張ヘッダには、フレームIDの次に、4バイトの数値の、サイズが配置され、サイズの次に、データ型がビットである2バイトのフラグが配置され、フラグの次に、1バイトの数値である、1または2の文字コードが配置される。1である文字コードは、Unicodeであることを示し、2である文字コードは、ISO-8859-1であることを示す。また、ID3タグの拡張ヘッダには、文字コードの次に、任意のバイト数の文字列である値が配置される。
すなわち、例えば、オートバックアップ日時情報書き込み部103は、ID3タグの拡張ヘッダのフレームIDを"COMM"とし、その拡張ヘッダの値に、バックアップの日時を示す情報であるバックアップ日時情報を書き込む。この場合、バックアップ日時情報は、他の日時を示す情報と区別するために、例えば、”AUTO_BACKUP_20080901”など、年月日と特定の文字を組み合わせて表すようにしてもよい。
なお、バックアップ日時情報は、必ずしも、フレームIDを"COMM"とした拡張ヘッダに書き込まれるものではなく、タグ情報領域のいずれに書き込まれるようにしてもよい。
また、例えば、オートバックアップ日時情報書き込み部103は、音声ファイルのファイル名として、バックアップ日時情報を書き込む。
図4に戻り、時計部104は、システムマイコン34の動作の基準となるクロック信号を周分して、時間を計り、現在時刻を示すデータを提供する。
図6は、蓄積装置12のシステムマイコン64がプログラムを実行することにより実現される機能の構成の例を示すブロック図である。蓄積装置12のシステムマイコン64がプログラムを実行することにより、録音装置接続制御部121、オートバックアップ設定情報読み出し部122、オートバックアップ実行設定判定部123、オートバックアップ設定日時判定部124、バックアップ処理部125、および時計部126が実現される。録音装置接続制御部121は、録音装置11のドライバなどの実行により、外部I/F73を制御することで、外部I/F73と外部I/F43とが所定のケーブルで電気的に接続された録音装置11との接続および通信を制御する。また、録音装置接続制御部121は、録音装置11の記憶部37が参照できるようになったことを検出する。
なお、録音装置11に装着されているメモリカードである記憶部37が、録音装置11から取り外されて、蓄積装置12のメモリスロットである外部I/F73に装着された場合、録音装置接続制御部121は、外部I/F73を制御することで、外部I/F73に装着された記憶部37との接続を制御する。この場合、録音装置接続制御部121は、記憶部37が参照できるようになったことを検出する。
オートバックアップ設定情報読み出し部122は、参照できるようになった録音装置11の記憶部37からバックアップ日時情報を読み出す。また、オートバックアップ設定情報読み出し部122は、記憶部37から、オートバックアップを実行するか否かを示すデータを読み出す。オートバックアップ実行設定判定部123は、バックアップ日時情報で示される日時が、時計部126から供給されるデータで示される現在の日時以前であるか否かを判定する。バックアップ処理部125は、バックアップ日時情報で示される日時が現在の日時以前であると判定された場合、記憶部37に記憶されている音声ファイルのバックアップのファイルである音声ファイルを記憶部67に記憶させるように記憶を制御する。時計部126は、システムマイコン64の動作の基準となるクロック信号を周分して、時間を計り、現在時刻を示すデータを提供する。
次に、ユーザが操作部41の録音開始ボタンを押圧することにより実行される、録音装置11による録音の処理について説明する。
図7は、録音の処理を説明するフローチャートである。ステップS11において、オートバックアップ実行設定部102は、記憶部37からオートバックアップを実行するか否かを示すデータを読み出して、このデータを参照して、オートバックアップが設定されているか否かを判定する。なお、録音の処理を実行する前に、オートバックアップ実行設定部102は、ユーザによる操作部41への操作に応じた、オートバックアップを実行するか否かを示すデータを記憶部37に予め記憶させる。この場合、オートバックアップを実行するか否かの設定と共に、表示部42にプルダウンメニューを表示させて、「3日」、「5日」、「10日」などの録音してからバックアップするまでの期間を選択して、設定する(期間を示すデータを記憶部37に記憶させる)ようにしてもよく、また、ユーザが操作部41を操作して、数値を選択し、日や時間を選択するなど、よりきめ細かい設定ができるようにしてもよい。さらにまた、オートバックアップを実行するか否かの設定と共に、オートバックアップとして、音声ファイルをコピーするか、または音声ファイルを移動するかを設定するようにしてもよい。
ステップS11において、オートバックアップが設定されていると判定された場合、手続きはステップS12に進み、録音制御部101は、セレクタ33、DPS36、および記憶部37を制御し、録音が開始される。ユーザが操作部41の停止ボタンを押圧すると、ステップS13において、録音制御部101は、セレクタ33、DPS36、および記憶部37を制御し、録音が停止される。ステップS12乃至ステップS13の間に実行された録音により、その間にマイク31で取得された音声に応じた音声データを格納する音声ファイルが生成される。
ステップS14において、オートバックアップ日時情報書き込み部103は、音声ファイルについてのバックアップの日時を示す情報であるバックアップ日時情報を書き込む。例えば、オートバックアップ日時情報書き込み部103は、ID3タグの拡張ヘッダのフレームIDを"COMM"とし、その拡張ヘッダの値に、バックアップの日時を示す情報であるバックアップ日時情報を書き込む。録音してからバックアップするまでの期間が設定されている場合、オートバックアップ日時情報書き込み部103は、時計部104から現在時刻を示すデータを取得して、録音してからバックアップするまでの期間を現在の日時に加算することでバックアップの日時を求めて、求めた日時を示すバックアップ日時情報を書き込む。
また、例えば、オートバックアップ日時情報書き込み部103は、バックアップの日時を示すように、音声ファイルのファイル名を変更することで、バックアップ日時情報を書き込む。より詳しく説明すると、音声ファイルのファイル名が生成された日時を示すものである場合、オートバックアップ日時情報書き込み部103は、生成された日時を示すファイル名に、さらにバックアップの日時を示す文字列を加えるように音声ファイルのファイル名を変更する。例えば、2008年12月25日22時36分56秒に生成された音声ファイルのファイル名が、20081225223656.WMAである場合、バックアップするまでの期間として3日間が設定されているとき、オートバックアップ日時情報書き込み部103は、2008年12月28日以降にバックアップすることを示すように、音声ファイルのファイル名を20081225223656_ABU20081228.WMAに変更する。
ステップS15において、録音制御部104は、音声ファイルを記憶部37に保存して(記憶させて)、録音の処理は終了する。
一方、ステップS11において、オートバックアップが設定されていないと判定された場合、手続きはステップS16に進み、録音制御部101は、セレクタ33、DPS36、および記憶部37を制御し、録音が開始される。ユーザが操作部41の停止ボタンを押圧すると、ステップS17において、録音制御部101は、セレクタ33、DPS36、および記憶部37を制御し、録音が停止され、手続きはステップS15に進み、バックアップ日時情報が書き込まれることなく、音声ファイルが記憶部37に記憶される。
次に、蓄積装置12によるバックアップの処理について説明する。図8は、バックアップの処理を説明するフローチャートである。ステップS31において、録音装置接続制御部121は、外部I/F73から供給される信号を参照して、外部I/F73に録音装置11が接続されたか否かを判定する。すなわち、ステップS31において、録音装置接続制御部121は、外部I/F73に録音装置11の外部I/F43が接続されるか、または録音装置11に装着されているメモリカードである記憶部37が、録音装置11から取り外されて、蓄積装置12に装着されると外部I/F73から供給される信号を参照して、録音装置11の記憶部37が参照できるようになったことを検出する。録音装置接続制御部121は、記憶部37が参照できるようになったことの検出の結果から、外部I/F73に録音装置11が接続されたか否かを判定する。ステップS31において、外部I/F73に録音装置11が接続されていないと判定された場合、外部I/F73に録音装置11が接続されるまで、判定の処理が繰り返される。ステップS31において、外部I/F73に録音装置11が接続されたと判定された場合、手続きはステップS32に進み、オートバックアップ設定情報読み出し部122は、記憶部37から、オートバックアップ実行設定部102により記憶させられた、オートバックアップを実行するか否かを示すデータ、すなわち、オートバックアップの設定のデータと、バックアップの日時を示すバックアップ日時情報とを読み出す。より具体的には、オートバックアップ設定情報読み出し部122は、ID3タグデータから、バックアップ日時情報を読み出すか、バックアップ日時情報としての音声ファイルのファイル名を読み出す。
ステップS33において、オートバックアップ実行設定判定部123は、オートバックアップの設定のデータを参照して、オートバックアップがONであるか否かを判定する。ステップS33において、オートバックアップの設定のデータが、オートバックアップを実行することを示し、オートバックアップがONであると判定された場合、手続きはステップS34に進み、オートバックアップ設定日時判定部124は、録音装置11の記憶部37にオートバックアップ設定された音声ファイルがあるか否かを判定する。ステップS34において、録音装置11の記憶部37にオートバックアップ設定された音声ファイルがあると判定された場合、すなわち、例えば、ID3タグデータにバックアップ日時情報が書き込まれた音声ファイルが存在するか、そのファイル名がバックアップ日時情報とされている音声ファイルが存在する場合、手続きはステップS35に進み、オートバックアップ設定日時判定部124は、時計部126から現在の日時を示すデータを取得して、現在の日時とバックアップ日時情報で示されるバックアップの日時とを比較することにより、オートバックアップ設定時が現在以前であるか否かを判定する。
ステップS35において、オートバックアップ設定時が現在以前であると判定された場合、バックアップ処理部125は、記憶部37に記憶されている音声ファイルをバックアップする。すなわち、バックアップ処理部125は、記憶部37に記憶されている音声ファイルを、記憶部67にコピーすることにより、記憶部37に記憶されている音声ファイルと同様の音声ファイルを記憶部67に記憶させる。
例えば、バックアップ日時情報がファイル名に追記されている音声ファイルが記憶部37に記憶されている場合、音声ファイルのファイル名が20081225223656_ABU20081228.WMAである場合、バックアップ処理部125は、20081225223656_ABU20081228.WMAであるファイル名から"_ABU20081228"を削除して、記憶部67に記憶させる音声ファイルのファイル名を、20081225223656.WMAとする。
ステップS37において、バックアップ処理部125は、記憶部37から音声ファイルを削除して、バックアップの処理は終了する。なお、オートバックアップとして、音声ファイルをコピーすることが設定されている場合には、記憶部37から音声ファイルは削除されない。
ステップS33において、オートバックアップがONでないと判定された場合、バックアップ処理部125は、ユーザの操作部71への操作に応じた信号に基づいて、記憶部37に記憶されている音声ファイルを手動でバックアップして、バックアップの処理は終了する。また、ステップS34において、録音装置11の記憶部37にオートバックアップ設定された音声ファイルがないと判定された場合、または、ステップS35において、オートバックアップ設定時が現在以前でないと判定された場合、バックアップをする必要はないので、バックアップの処理は終了する。
このように、録音装置11を蓄積装置12に接続すると、音声ファイルが自動的にバックアップされるので、誤って音声ファイルを消してしまう可能性が低くなる。定期的に音声ファイルの移動を行えば、録音装置11の記憶部37の空き容量が少なくなることを防止することができる。
以上のように、面倒な操作をより少なくして、より確実にバックアップできるようになる。
なお、蓄積装置12は、据置型のオーディオ装置などであると説明したが、これに限らず、パーソナルコンピュータやPDA(personal digital assistant)、ストレージ装置、サーバなどであっても良い。
また、バックアップが行われるタイミングをユーザが指定するかまたは入力すると説明したが、これに限らず、音声ファイルに自動的に予め定めた期間後の日時を示すバックアップ日時情報が書き込まれるようにしてもよい。例えば、オートバックアップを実行することを示すデータが記憶部37に記憶されると、音声ファイルに、音声ファイルが生成された日付の3日後の日を示すバックアップ日時情報が書き込まれるようにしてもよい。
なお、音声ファイルをバックアップすると説明したが、音声ファイルに限らず、画像のデータや数値のデータなど有用なデータを格納するファイルをバックアップするようにしてもよい。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
コンピュータ(システムマイコン34またはシステムマイコン64)が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディアに記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
そして、プログラムは、リムーバブルメディアをドライブ(例えば、CDメカ部74など)に装着することにより、システムマイコン34のROM若しくはRAMまたはシステムマイコン64のROM若しくはRAMに記憶することで、コンピュータ(システムマイコン34またはシステムマイコン64)にインストールすることができる。また、プログラムは、システムマイコン34のROM若しくはRAMまたはシステムマイコン64のROM若しくはRAMにあらかじめ記憶しておくことで、コンピュータ(システムマイコン34またはシステムマイコン64)にあらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
記憶システムの構成の例を示す図である。 録音装置11の構成の例を示すブロック図である。 蓄積装置12の構成の例を示すブロック図である。 録音装置11における機能の構成の例を示すブロック図である。 ID3タグの構成を示す図である。 蓄積装置12における機能の構成の例を示すブロック図である。 録音の処理を説明するフローチャートである。 バックアップの処理を説明するフローチャートである。 従来のバックアップの処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
11…録音装置、12…蓄積装置、34…システムマイコン、37…記憶部、43…外部I/F、64…システムマイコン、67…記憶部、73…外部I/F、101…録音制御部、102…オートバックアップ実行設定部、103…オートバックアップ日時情報書き込み部、104…時計部、121…録音装置接続制御部、122…オートバックアップ設定情報読み出し部、123…オートバックアップ実行設定判定部、124…オートバックアップ設定日時判定部、125…バックアップ処理部、126…時計部

Claims (13)

  1. 録音装置と前記録音装置に接続可能な蓄積装置とからなる記憶システムにおいて、
    前記録音装置は、
    第1の音声ファイルを記憶する第1の記憶手段と、
    前記記憶手段に前記第1の音声ファイルを記憶するときに、前記第1の音声ファイルのバックアップを実行するまでの期間を設定する期間設定手段と、
    前記期間設定手段により設定された期間を現在の日時に加算したバックアップ日時情報を、前記第1の記憶手段に書き込む書き込み手段と
    を有し、
    前記蓄積装置は、
    前記録音装置と接続された場合、接続されることによって参照できるようになった前記第1の記憶手段から前記第1の音声ファイルの前記バックアップ日時情報を読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段により読み出された前記バックアップ日時情報で示される日時が接続された時以前であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記バックアップ日時情報で示される日時が接続された時以前であると判定された場合、前記第1の記憶手段に記憶されている前記第1の音声ファイルのバックアップのファイルである第2の音声ファイルを第2の記憶手段に記憶させる記憶制御手段と
    を有することを特徴とする記憶システム。
  2. 請求項1に記載の記憶システムにおいて、
    前記書き込み手段は、前記バックアップ日時情報を前記音声ファイルのタグ情報として前記第1の記憶手段に書き込む
    ことを特徴とする記憶システム。
  3. 請求項1に記載の記憶システムにおいて、
    前記記憶制御手段は、前記第2の音声ファイルを前記第2の記憶手段に記憶させた後、前記第1の記憶手段から前記第1の音声ファイルを削除する
    ことを特徴とする記憶システム。
  4. 請求項1に記載の記憶システムにおいて、
    前記蓄積装置は、前記録音装置が接続されることによって前記第1の記憶手段を参照できるようになったことを検出する検出手段をさらに有し、
    前記読み出し手段は、前記録音装置の前記第1の記憶手段が参照できるようになったことが検出された場合、前記第1の記憶手段から前記バックアップ日時情報を読み出す
    ことを特徴とする記憶システム。
  5. 第1の音声ファイルを記憶する第1の記憶手段を有する録音装置と前記録音装置に接続可能であり第2の記憶手段を有する蓄積装置とからなる記憶システムの記憶方法において、
    前記録音装置が、
    前記第1の記憶手段に前記第1の音声ファイルを記憶するときに、前記第1の音声ファイルのバックアップを実行するまでの期間を設定し、前記設定した期間を現在の日時に加算したバックアップ日時情報を前記第1の記憶手段に書き込み、
    前記蓄積装置が、
    前記録音装置と接続された場合、接続されることによって参照できるようになった前記第1の記憶手段から前記第1の音声ファイルの前記バックアップ日時情報を読み出し、
    前記バックアップ日時情報で示される日時が接続された時以前であるか否かを判定し、
    前記バックアップ日時情報で示される日時が接続された時以前であると判定された場合、前記第1の記憶手段に記憶されている前記第1の音声ファイルのバックアップのファイルである第2の音声ファイルを第2の記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする記憶方法。
  6. 音声ファイルを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に前記音声ファイルを記憶するときに、前記音声ファイルのバックアップを実行するまでの期間を設定する期間設定手段と、
    前記期間設定手段により設定された期間を現在の日時に加算したバックアップ日時情報を、前記記憶手段に書き込む書き込み手段と
    を有し、
    音声ファイルの記憶が可能な蓄積装置が接続された場合、前記バックアップ日時情報で示される日時が接続された時以前である場合、前記記憶手段に記憶された前記音声ファイルのバックアップのファイルが前記蓄積装置に記憶される
    ことを特徴とする録音装置。
  7. 請求項6に記載の録音装置において、
    前記書き込み手段は、前記バックアップ日時情報を前記音声ファイルのタグ情報として前記記憶手段に書き込む
    ことを特徴とする録音装置。
  8. 記憶手段を有する録音装置の録音方法において、
    音声ファイルの前記記憶手段への記憶を制御する記憶制御ステップと、
    前記記憶制御ステップの処理で前記音声ファイルを記憶するときに、前記音声ファイルのバックアップを実行するまでの期間を設定する期間設定ステップと、
    前記期間設定ステップの処理で設定された期間を現在の日時に加算したバックアップ日時情報を、前記記憶手段に書き込む書き込みステップと
    音声ファイルの記憶が可能な蓄積装置が接続された場合、前記バックアップ日時情報で示される日時が接続された時以前である場合、前記記憶手段に記憶された前記音声ファイルのバックアップのファイルが蓄積装置に記憶されるステップ、
    を備えることを特徴とする録音方法。
  9. 記憶手段を有する録音装置のコンピュータに、
    音声ファイルの前記記憶手段への記憶を制御する記憶制御ステップと、
    前記記憶制御ステップの処理で前記音声ファイルを記憶するときに、前記音声ファイルのバックアップを実行するまでの期間を設定する期間設定ステップと、
    前記期間設定ステップの処理で設定された期間を現在の日時に加算したバックアップ日時情報を、前記記憶手段に書き込む書き込みステップと
    音声ファイルの記憶が可能な蓄積装置が接続された場合、前記バックアップ日時情報で示される日時が接続された時以前である場合、前記記憶手段に記憶された前記音声ファイルのバックアップのファイルが蓄積装置に記憶されるステップ、
    としての処理を行わせるプログラム。
  10. 第1の音声ファイルが記憶されている第1の記憶手段を備える録音装置に接続された場合、前記第1の記憶手段から前記第1の音声ファイルについてのバックアップの日時を示す情報であるバックアップ日時情報であって、前記第1の記憶手段に前記第1の音声ファイルを記憶するときに、前記第1の音声ファイルのバックアップを実行するまでの期間を現在の日時に加算したバックアップ日時情報を読み出す読み出し手段と、
    前記バックアップ日時情報で示される日時が接続された時以前であるか否かを判定する判定手段と、
    前記バックアップ日時情報で示される日時が接続された時以前であると判定された場合、前記第1の記憶手段に記憶されている前記第1の音声ファイルのバックアップのファイルである第2の音声ファイルを第2の記憶手段に記憶させる記憶制御手段と
    を有することを特徴とする蓄積装置。
  11. 請求項10に記載の蓄積装置において、
    前記記憶制御手段は、前記第2の音声ファイルを前記第2の記憶手段に記憶させた後、前記第1の記憶手段から前記第1の音声ファイルを削除する
    ことを特徴とする蓄積装置。
  12. 第1の音声ファイルが記憶されている第1の記憶手段を備える録音装置に接続された場合、前記第1の記憶手段から前記第1の音声ファイルについてのバックアップの日時を示す情報であるバックアップ日時情報であって、前記第1の記憶手段に前記第1の音声ファイルを記憶するときに、前記第1の音声ファイルのバックアップを実行するまでの期間を現在の日時に加算したバックアップ日時情報を読み出す読み出しステップと、
    前記バックアップ日時情報で示される日時が接続された時以前であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記バックアップ日時情報で示される日時が接続された時以前であると判定された場合、前記第1の記憶手段に記憶されている前記第1の音声ファイルのバックアップのファイルである第2の音声ファイルを第2の記憶手段に記憶させる記憶制御ステップと
    を含むことを特徴とする蓄積方法。
  13. 第1の音声ファイルが記憶されている第1の記憶手段を備える録音装置に接続された場合、前記第1の記憶手段から前記第1の音声ファイルについてのバックアップの日時を示す情報であるバックアップ日時情報であって、前記第1の記憶手段に前記第1の音声ファイルを記憶するときに、前記第1の音声ファイルのバックアップを実行するまでの期間を現在の日時に加算したバックアップ日時情報を読み出す読み出しステップと、
    前記バックアップ日時情報で示される日時が接続された時以前であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記バックアップ日時情報で示される日時が接続された時以前であると判定された場合、
    前記第1の記憶手段に記憶されている前記第1の音声ファイルのバックアップのファイルである第2の音声ファイルを第2の記憶手段に記憶させる記憶制御ステップと
    を含む処理をコンピュータに行わせるプログラム。
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