JP5109328B2 - 自動販売機 - Google Patents

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この発明は、断熱筐体として構成された本体キャビネットの商品収納庫における前面を閉塞する断熱内扉を備え、この断熱内扉にその表面に結露して流下する結露水を受けて排水する樋を設けた自動販売機に関する。
断熱筐体として構成された本体キャビネットの商品収納庫内に商品を収容し、当該商品を冷却してコールド商品として販売する自動販売機においては庫内外の温度差により庫外表面に結露が生じることがある。特に、商品を補充するために外扉が解放される商品収納庫前面は外気に晒されることから庫内外の温度差が大きくなる。このため、商品収納庫の前面を閉塞する断熱内扉の表面には結露が生じることが知られており、この結露して流下する結露水が自動販売機の前面に漏れ出さないように樋を設けるたものが公知である。
図4は缶飲料,ペットボトルなどの商品を販売する一般的な自動販売機の構成を示す斜視図であり、図において、1は前面が開放した本体キャビネットであり、この本体キャビネット1は鋼板製の外箱の内側、すなわち、上壁,左右側壁,背壁および底壁1aにウレタンフォームからなる断熱ボードを配設して断熱筐体として構成されている。前記本体キャビネット1の断熱ボードで囲まれた商品収納庫内は断熱仕切板2により左右方向に複数の商品収納室3,4,5に区画されている。各商品収納室3,4,5には、缶飲料、ペットボトルなどの商品を収納するとともにその下端に商品を搬出する商品払出機構を有する商品収納ラックR(この例ではサーペンタイン式と呼ばれる蛇行した商品通路を有する商品収納ラック)がそれぞれ収設され、また、各商品収納室3,4,5から払い出された商品を搬出するシューターCの背後には、それぞれの商品収納室3,4,5を冷却もしくは加熱して商品収納ラックに収納した商品を冷蔵(コールド)・温蔵(ホット)状態に保存する冷却/加熱ユニット若しくは冷却ユニットが配設されている。本体キャビネット1の底壁1aの下部は機械室として形成され、この機械室には前記冷却/加熱ユニットの冷却ユニットと冷凍サイクルを構成する冷凍機のコンデンシングユニットが配設されている。なお、冷却ユニットのみが配設された商品収納室はコールド専用室、冷却/加熱ユニットが配設された商品収納室はホット/コールド室に兼用されている。
図4において、6は本体キャビネット1の前面にヒンジにより開閉自在に装着された外扉である。この外扉6の前面には良く知られているようにディスプレイ台に載置された商品見本のディスプレイ室が形成され、このディスプレイ室の前面を覆う透明板には各商品見本に対応して設けられた商品選択ボタンを備えた商品選択ボタンユニットが配設されている。また、前記外扉6の前面には、外扉6の背面に取付けられた硬貨処理装置7および紙幣処理装置8の硬貨投入口および紙幣投入口、硬貨処理装置7の釣銭返却口、商品取出口9、返却レバー、シリンダー錠付きのハンドルロック装置などが組付けられている。10は本体キャビネット1における商品収納庫の前面を閉塞する内扉であり、この例では内扉が上下に分割されており、上部の内扉10は外扉6に一体的に取付けられ、下部の内扉10は図において左端側を外扉にヒンジ結合されている。また、下部の内扉10には各商品収納室3,4,5の下部に配置されたシューターCと対峙する位置に開口した搬出口を閉塞する搬出扉10aが設けられている。この搬出扉10aは上端を軸支されて常時搬出口を閉塞しており、シューターCから搬出される商品により押し開かれるように形成されている。
前述した下部の内扉10の下縁にはその下縁に沿って樋11が不図示のねじにより固着されている。この樋11の右端側(下部の内扉10の自由端側)の底部には排水口(不図示)が開口されており、この排水口に対して左端(下部の内扉10のヒンジ側)および右端(下部の内扉10の自由端側)が高くなるようになっている。また、本体キャビネット1における下部の機械室には、図において右端側に蒸発皿12が配設されている。この蒸発皿12は庫内から排水された水を貯めるものであり、その蒸発皿12内には冷凍機のコンデンシングユニットの蒸発コイルが設置され、これにより溜まった水を蒸発させるように構成されている。前記蒸発皿12の前端は機械室の前面を塞ぐ遮蔽板13の開口を貫通して前面に露出している。この蒸発皿12の前面に露出した部位は、下部の内扉10を閉じた場合にその下縁に固着された樋11の排水口の下方に位置するように構成されており、これにより内扉10の表面に結露して流下した結露水が蒸発皿12に導かれる(例えば、特許文献1)。
特開平8−320962号公報
前述した従来の自動販売機は内扉10が閉じられている自動販売機の稼動中においては内扉の表面に結露して流下する結露水が樋11を介して蒸発皿12に導かれることから、内扉10の表面に結露して流下する結露水が自動販売機の前面に漏れ出すことはない。一方、商品収納庫や商品収納ラックの点検時などにおいては内扉10が解放される。この内扉10を解放した際、樋11に溜まった排水が間に合わずに樋11に結露水が残っているとその排水口から結露水が滴下して自動販売機の基台や床を濡らしてしまうという課題を有する。この課題を解決するため、樋11における排水口に蓋を設け、内扉10を解放する際には前記蓋を閉じて排水口から結露水が滴下するのを防止することが考えられる。しかしながら、前記樋11は大量の水を流すものではないことやコストを削減するために浅底に形成されていることから内扉10を開閉する場合に樋11に溜まった結露水がこぼれ落ちるおそれがある。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、断熱内扉の表面に結露して流下する結露水を確実に排水することができ、断熱内扉開放時にも結露水がこぼれるのを防止することが可能な自動販売機を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明によれば、断熱筐体として形成された本体キャビネットの商品収納庫を閉塞する断熱内扉を備え、前記断熱内扉の下縁に沿ってその表面に結露して流下する結露水を受ける樋を設け、前記樋を流れる結露水を蒸発皿に導くようにした自動販売機において、前記樋に固定されてなり、前方から後方に向って漸次下向きに傾斜する態様で前記樋に開口した排水口の下方に配設されて前記樋の排水口から流出する結露水を貯留するとともに前記断熱内扉を閉じた状態で蒸発皿の上部まで延在する底面部の後端に形成された排水口部を有する本体枠と、前記本体枠に回動自在に軸支されるとともに付勢手段により常時排水口を閉じる方向に付勢され、断熱内扉が閉じられた場合に自動販売機の構築部材に当接することにより付勢手段の付勢力に抗して排水口を開ける一方、断熱内扉が開けられた場合に付勢手段により排水口を閉塞する開閉蓋とを備えた堰き止め手段を設けたことを特徴とする(請求項1)。
前述したように構成された請求項1にかかる発明によれば、樋に固定されてなり、前方から後方に向って漸次下向きに傾斜する態様で前記樋に開口した排水口の下方に配設されて前記樋の排水口から流出する結露水を貯留するとともに前記断熱内扉を閉じた状態で蒸発皿の上部まで延在する底面部の後端に形成された排水口部を有する本体枠と、前記本体枠に回動自在に軸支されるとともに付勢手段により常時排水口を閉じる方向に付勢され、断熱内扉が閉じられた場合に自動販売機の構築部材に当接することにより付勢手段の付勢力に抗して排水口を開ける一方、断熱内扉が開けられた場合に付勢手段により排水口を閉塞する開閉蓋とを備えた堰き止め手段を設けたことにより、断熱内扉が閉じられている場合には堰き止め手段の開閉蓋が本体枠の排水口部を解放しており、これにより断熱内扉の表面に結露して流下する結露水が樋から堰き止め手段を介して蒸発皿に導かれ、断熱内扉が解放された場合には堰き止め手段の開閉蓋が本体枠の排水口部を閉塞することにより、断熱内扉の表面に結露して流下する結露水が樋から堰き止め手段の本体枠内に貯留される。このように、断熱内扉を開放した際にも樋に溜まった結露水は堰き止め手段の本体枠内に滴下して貯留されることによって樋に溜まった結露水が自動販売機の基台や床に落ちて濡らしてしまうことを防止できる。そして、開閉蓋は付勢手段により常時排水口を開ける方向に付勢され、断熱内扉が閉じられた場合に自動販売機の構築部材に当接することにより付勢手段の付勢力に抗して排水口を開けるようにすることにより、堰き止め手段における開閉蓋が本体枠の排水口部を断熱内扉の開閉に応じて自動的に開閉することから開閉蓋を閉じ忘れるという人為的ミスをなくすことができる。
以下、本発明の実施の形態を図1に示す実施例に基づいて説明する。図1は本発明の堰き止め手段を示す要部拡大断面図であり、図4に示す蒸発皿12の部位の断面に相当するものである。図2は堰き止め手段の斜視図であり、図2の(a)は堰き止め手段を前方斜め上方から見た斜視図、図2の(b)は堰き止め手段を背面斜め上方から見た斜視図であり、図3は図2の(a)に示す堰き止め手段の一部を破断(樋を一点鎖線で示す)した斜視図である。なお、図1〜図3において図4に示す部材と同一のものには同一の符号を付している。
図1において、10で再び断熱内扉を示し、この断熱内扉10はウレタンフォームを所定形状(長方形)に裁断した断熱ボード101として形成され、断熱ボード101の4つの周縁が鋼板からなる補強フレーム102で囲繞されてなり、図では下辺を囲繞する補強フレーム102のみが示されている。前記断熱内扉10の下縁に沿って樋11が配設され、この樋11は鋼板を折り曲げて形成した樋部111と固定部112とからなる。前記固定部112は断熱内扉10の補強フレーム102にねじS1により固着され、これによって樋11が断熱内扉10と連結されている。そして、断熱内扉10の表面(前面)に結露して流下する結露水が樋11の固定部112を伝って樋部111に捕集される。
前記樋11の樋部111における右端側には排水口113が開口され、この排水口113は図2(a)の斜視図に示すように樋部111を切欠いて形成されている。また、前記樋11は排水口113の部位が最も低くなり、当該排水口113の部位から左右に延在する樋部111が漸次上向きに傾斜するようV字状に形成されている。前記排水口113に近接して本発明の堰き止め手段20が配設されている。この堰き止め手段20は本体枠21と開閉蓋22とからなる。
前記堰き止め手段20の本体枠21は薄板鋼板からなり、前方から後方に向かって漸次下向きに傾斜するとともに断面V字状に形成された底面部211と、この底面部211の後方部位から上方に立ち上がる左右の側壁部212とからなり、底面部211と左右の側壁部212におけるそれぞれの後端は面一に形成され、底面部211の後端が排水口部213として形成されている。また、左右の側壁部212の前端には側壁部212に対して垂直に、かつ、外向きに折り曲げられた固定部2121(図2参照)が形成されている。前記固定部2121は樋11にねじS2で固着されており、これにより本体枠21が樋11に一体的に固定されている。前記本体枠21の底面部211の前端部は断熱内扉10を閉じた際に樋11の排水口113が位置する部位よりも更に前方まで延在され、樋11の排水口113から排水される結露水を受けるように構成されている。
なお、本体キャビネット1の下部における機械室の右端側の蒸発皿12が配設された部位には遮蔽板13が設けられ、この遮蔽板13により機械室が塞がれているが、前記遮蔽板13の蒸発皿12に対応する箇所には開口131が形成されており、この開口131を通って前記本体枠21の排水口部213が機械室の内部に入り込むことができるようになっている。そして、前記本体枠21の排水口部213が機械室の内部に入り込んだ状態で前記排水口部213が蒸発皿12の上部に位置するように構成されている。また、図1において、1cは本体キャビネット1の基台であり、1dは前記基台1cに固定された蒸発皿12の載置台である。
一方、前記堰き止め手段20の開閉蓋22は薄板鋼板を折り曲げて段付きレバー状に形成され、その一端側が開閉操作部221として、また、他端側が蓋部222として形成されている。前記開閉蓋22の開閉操作部221の幅は本体枠21における左右の側壁212間の寸法よりも小さく定められている。また、その開閉操作部221の左右両端からはそれぞれ軸支片2211(図3参照)が前方に向けて折り曲げられている。これらの軸支片2211には本体枠21の左右側壁212に軸支された回動軸23が貫通しており、これにより開閉蓋22が回動軸23に回動自在に軸支されている。また、前記回動軸23には、付勢ばね24(図3参照)が巻回されている。この付勢ばね24の一端は樋11の背面に当接し、他端は開閉操作部221に係合している。これにより付勢ばね24は開閉蓋22を回動軸23を中心として時計方向に回動するように付勢している。前記付勢ばね24が開閉蓋22の付勢手段を構成している。さらに、前記開閉操作部221の上端は後方に折り曲げられて操作片2212(図2、図3参照)として形成されているが、この操作片2212の作用については後述する(堰き止め手段20の動作についての説明の項)。
前記開閉蓋22における蓋部222の先端にはゴムからなるパッキン25が装着されている。このパッキン25は、図2に示すように、開閉蓋22が回動軸23を中心に時計方向に回動した場合、本体枠20の排水口部213に当接して本体枠20に貯留される結露水が流出しないように堰き止めるものである。また、パッキン25が本体枠20の排水口部213に当接した状態において開閉蓋22が付勢ばね24により時計方向に付勢されていることからパッキン25は排水口部213に密接するように構成されている。
次に本発明の堰き止め手段の動作について説明する。図1に示すように断熱内扉10が本体キャビネット1の商品収納庫を閉塞するように閉じられている場合、堰き止め手段20の本体枠21における排水口部213は本体キャビネット1の下部の遮蔽板13に形成した開口131を通って機械室内部に入り込んでいる。この状態で前記本体枠21の排水口部213は蒸発皿12の上部に位置している。一方、堰き止め手段20の開閉蓋22は、開閉操作部221の操作片2212(図2、図3参照)が遮蔽板13に当接している状態で開閉蓋22の回動軸23が遮蔽板13の開口131を通って機械室の内部にまで入り込んでいることから、付勢ばね24の付勢力に抗して反時計方向に回動した状態に維持されている。このように開閉蓋22が反時計方向に回動した状態では開閉蓋22のパッキン25が本体枠21の排水口部213を解放している。したがって、断熱内扉10の表面に結露して流下する結露水は樋11および堰き止め手段20の本体枠21を介して蒸発皿12に導かれる。
図1に示したように断熱内扉10が閉じられた状態から断熱内扉10が開けられると、堰き止め手段20の開閉蓋22における回動軸23が序序に前方に移動する。これに伴い開閉蓋22は付勢ばね24の付勢力により回動軸23を中心に時計方向に序序に回動する。前記開閉蓋22の時計方向の回動により蓋部222に装着したパッキン25が本体枠21の排水口部213に接近する。そして、開閉蓋22における回動軸23が遮蔽板13より前方位置に移動するとパッキン25が本体枠21の排水口部213に当接して開閉蓋22の時計方向への回動が停止する。このようにして開閉蓋22の時計方向への回動が停止した後、断熱内扉10が更に開けられて開閉蓋22の操作片2212が遮蔽板13から離れると、開閉蓋22が付勢ばね24により時計方向に付勢されていることからパッキン25は本体枠21の排水口部213に押し付けられ、これによりパッキン25が排水口部213に密接して当該排水口部213を確実に閉塞する。このようにして断熱内扉10が開けられた場合にはパッキン25による排水口部213の閉塞状態が維持される。
なお、断熱内扉10を開け始めてから開閉蓋22のパッキン25が本体枠21の排水口部213を閉塞するまでの間は本体枠21の排水口部213から結露水が流出する。このため、蒸発皿12の前端は遮蔽板13の開口131から前方に露出するように配設している。これによって本体枠21の排水口部213が閉塞されるまでの間に排水口部213から流出した結露水は蒸発皿12に受け止められるので、排水口部213から流出した結露水がこぼれて自動販売機の基台1cや床を濡らすことはない。
前述したように断熱内扉10を開けた場合には堰き止め手段20における本体枠21の排出口部213が開閉蓋22のパッキン25で自動的に閉塞され、その閉塞状態が維持されることによって本体枠21の排出口部213から結露水が流出することはない。そして、堰き止め手段20における本体枠21の排出口部213が開閉蓋22のパッキン25で自動的に閉塞された後、樋11に残っていた結露水、または断熱内扉10を解放後にその表面に結露して流下して樋11に捕集される結露水は樋11の排水口113から堰き止め手段20の本体枠21内に流れ込んで当該本体枠21内に貯留される。この本体枠21の容量は貯留された結露水が断熱内扉10を開閉した場合にもこぼれないような大きさに定められていることから、本体枠21に貯留された結露水が断熱内扉10の開閉によってこぼれることはない。
また、前記断熱内扉10を開けた際に本体枠21内に貯留された結露水は断熱内扉10を閉じた際に自動的に蒸発皿12に排出される。すなわち、断熱内扉10を閉じる過程において堰き止め手段20の本体枠21が遮蔽板13の開口131を通って機械室内に入り込み、堰き止め手段20の開閉蓋22における回動軸23が遮蔽板13を境として機械室内に入り始めると前記開閉蓋22の開閉操作部221の上端に形成した操作片2212(図2、図3参照)が遮蔽板13の前面に当接する。前記操作片2212が遮蔽板13の前面に当接後、断熱内扉10が更に閉じられて堰き止め手段20の開閉蓋22における回動軸23が遮蔽板13を超えて機械室内に移動すると、開閉蓋22が回動軸23を中心として反時計方向に回動し、これに伴い開閉蓋22のパッキン25が本体枠21の排水口部213から離れる。これによりパッキン25により閉塞されていた排水口部213が開放されるので、本体枠21内に貯留されていた結露水が当該排出口部213から蒸発皿12に排出される。断熱内扉10が完全に閉じられると開閉蓋22は図1に示すように反時計方向に回動した状態に維持され、断熱内扉10の表面に結露して流下する結露水は樋11および堰き止め手段20の本体枠21を介して蒸発皿12に導かれる。このように断熱内扉10を閉じると堰き止め手段20における開閉蓋22が自動的に解放されることにより、例えばパッキン25を手動で開閉する場合のようにパッキン25を開け忘れるという人為的ミスをなくして確実に結露水を蒸発皿に導くことが可能となる。
この発明は商品収納庫を断熱仕切板により左右に複数のホット室,コールド室に仕切り、ホット室,コールド室に商品収納ラックを収設した自動販売機に限らず、庫内を断熱仕切板により区画することなくコールド室のみとして紙パック商品などを販売する自動販売機に適用することができ、実施の形態に記載した自動販売機に限定されるものではない。
本発明の実施の形態を示す堰き止め手段の要部拡大図である。 図1に示す堰き止め手段を示し、(a)は堰き止め手段を前方斜め上方から見た斜視図であり、(b)は堰き止め手段を背面斜め上方から見た斜視図である。 図2(a)に示した堰き止め手段の一部(樋)を破断した斜視図である。 一般的な自動販売機の概略構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 本体キャビネット
6 外扉
10 断熱内扉
11 樋
12 蒸発皿
13 遮蔽板
20 堰き止め手段
21 本体枠
22 開閉蓋
23 回動軸
24 付勢ばね(付勢手段)
25 パッキン
113 排水口
213 排水口部
2212 操作片

Claims (1)

  1. 断熱筐体として形成された本体キャビネットの商品収納庫を閉塞する断熱内扉を備え、前記断熱内扉の下縁に沿ってその表面に結露して流下する結露水を受ける樋を設け、前記樋を流れる結露水を蒸発皿に導くようにした自動販売機において、前記樋に固定されてなり、前方から後方に向って漸次下向きに傾斜する態様で前記樋に開口した排水口の下方に配設されて前記樋の排水口から流出する結露水を貯留するとともに前記断熱内扉を閉じた状態で蒸発皿の上部まで延在する底面部の後端に形成された排水口部を有する本体枠と、前記本体枠に回動自在に軸支されるとともに付勢手段により常時排水口を閉じる方向に付勢され、断熱内扉が閉じられた場合に自動販売機の構築部材に当接することにより付勢手段の付勢力に抗して排水口を開ける一方、断熱内扉が開けられた場合に付勢手段により排水口を閉塞する開閉蓋とを備えた堰き止め手段を設けたことを特徴とする自動販売機。
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