JP5108452B2 - 掲示板 - Google Patents

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Description

本発明は、基材と、接着剤又は粘着剤を利用して前記基材の一表面に形成した接着部とを具備する掲示板に関する。
従来より、基材と、接着剤又は粘着剤を利用して前記基材の一表面に形成した接着部とを具備し、接着部上に配した接着剤又は粘着剤を利用して掲示物を基材上に保持ないし接着させることが可能な構成を有する掲示板が広く知られている(例えば、特許文献1、2を参照)。
特開2000―319604号公報 特開2001―209338号公報
ところで、従来の掲示板の構成では、掲示板に掲示物を配置した際に使用者に掲示物が掲示板上に接着された感触を与えるべく、接着部に用いる接着部の初期タックを大きなものにしている。しかし、このように初期タックが大きな粘着剤を配した掲示板上に掲示物を配置した後、掲示板上における掲示物の位置を変更する際には、掲示物をシートから一旦剥離させてから掲示物を再度接着させる必要がある。ところが、このような構成では、掲示板上における掲示物の位置の変更を繰り返すと、掲示物の剥離と接着が繰り返されることとなり、その際に掲示物が破損してしまう不具合が発生することがあった。
本発明は、以上に述べた課題を解決すべく構成するものである。
すなわち本発明に係る掲示板は、基材と、接着剤又は粘着剤を利用して前記基材の一表面に形成した単層の接着部とを具備するものであって、掲示物を貼り付けてから掲示物を接着部に圧着させることなく1分間接着部に接触させた後の室温におけるクイックスティック法による90度引きはがし粘着力の測定値が0.3kgf/50mm以下であるとともに、前記クイックスティック法による90度引きはがし粘着力の測定値が掲示物を接着部に圧着させてから1分間接着部に接触させた後の室温における180度引きはがし粘着力の測定値を下回り、かつ接着部の表面に掲示物を配した際に、掲示物を接着部の表面上に配したまま該掲示物を接着部の表面に沿って移動させることが可能であることを特徴とする。
このようなものであれば、接着部の表面に掲示物を配した際の初期タックが実質的に無いか又はきわめて少なく、掲示物を感圧性接着剤層の表面上に配したまま該掲示物を感圧性接着剤層の表面に沿って移動させることにより、掲示板の剥離を行うことなく該掲示物の位置変更が可能である。従って、掲示板の位置変更の際に掲示物を剥離することに伴い掲示物が破損する不具合の発生を抑えることができる。
また、このような掲示板上に掲示物を圧着させて接着するに際し、接着部に配した接着剤又は粘着剤を変形させる際の空気抜きを円滑に行わせるための態様として、複数のドット状の接着剤配置領域に前記接着剤又は粘着剤を塗工し、これら複数のドット状の接着剤配置領域がドットパターンを形成するように前記接着部を設けているものが挙げられる。このようなものであれば、前記空気抜きを行う際に掲示物をどの方向に押圧しても、ドット間の空間から確実に空気を押し出すことができる。
特に、初期タックを小さくしつつ、また、掲示板上に掲示物を接着した際の見栄えを整えつつ接着力を確保できるようにするための態様として、前記接着剤配置領域のドットの中心間の間隔が0.12mm以上3.5mm未満であり、ドット間の間隙が0.02mm以上0.8mm未満であるものが挙げられる。このように構成すれば、厚さ寸法が小さい紙等からなる掲示物の表面から接着剤又は粘着剤が目視されて見栄えを損なう不具合の発生を、ドットの中心間の間隔を詰めてドットを小さくすることで防ぎつつ、このドットを密に配置して接着力を確保できるからである。ここで、前記ドットの中心間の間隔を0.12mm以上としたのは、これ以上ドットの中心間の間隔を詰めた状態で、空気抜きが可能な範囲でドット間の間隙を確保すると、ドットの径が小さくなりすぎ、接着力の確保が困難となるか、又はこのような小さなドットの形成自体が困難となるからである。一方、ドット間の間隙を0.02mm以上としたのは、ドット間の間隙がこれ以下であれば空気抜きが困難であるからである。また、ドットの中心間の間隔を3.5mm未満とし、ドット間の間隙を0.8mm未満としたのは、これ以上ドットの中心間の間隔及びドット間の間隙を広げると、ドットが小さいものであれば接着力の確保が困難であり、接着力を大きくすべくドットを大きくすると上述したように掲示物の表面から接着剤又は粘着剤が目視されることがあるからである。
特に、このような粘着層を形成するドットの好適な形状として、前記接着剤配置領域のドットの径が0.1mm以上2mm未満であるものが挙げられる。ここで、前記ドットの径を0.1mm以上としたのは、接着剤又は粘着材を基板上に配置する際に用いるための版にこれ以上小さな穴を形成することが非常に困難である、すなわちこれ以上小さなドットを形成することが非常に困難だからである。また、ドットの径を2mm未満としたのは、これ以上ドットを大きくすると、上述したように掲示物の表面から接着剤又は粘着剤が目視されることがあるからである。ここで、「ドットの径」とは、円形のドットの場合はドットの直径、非円形のドット場合はドットの外接円の直径をそれぞれ示す概念である。
また、前記基材が剥離シートであって、前記基材と前記接着部とを交互に重合させて形成している構成の掲示板であれば、掲示板の表面に掲示物を貼付した後、最上層の基材を掲示物ごと剥離すれば、接着部を略全面に表出させた状態として他の掲示物を貼付するようにできる。
ここで、本発明に用いられる接着剤又は粘着剤は、オレフィン性不飽和基含有重合性単量体を重合させて得る重合体、及び天然ゴムから選ばれる一種又は二種以上の高分子化合物と、粘着付与剤とから少なくとも構成されるものであればよい。
本発明に用いられる接着剤又は粘着剤の成分について詳述すると、本願出願人が特願2006−263648明細書中において先に示したような感圧性接着剤等が好適に用いられ得る。
すなわち、上記オレフィン性不飽和基含有重合性単量体を重合させて得る重合体は、一種類のオレフィン性不飽和基含有重合性単量体を重合させて得る重合体及び二種類以上のオレフィン性不飽和基含有重合性単量体を含有する単量体混合物を共重合させて得る共重合体を含むものである。該重合体は、オレフィン性不飽和基含有重合性単量体を少なくとも含む混合物あるいは二種類以上のオレフィン性不飽和基含有重合性単量体を少なくとも含む混合物を常法により重合させて得られる。
前記オレフィン性不飽和基含有重合性単量体はオレフィン性不飽和結合を分子中に含む重合しうる単量体を意味し、すでに公知の単量体である。ここでは、オレフィン性不飽和基含有重合性単量体には共役ジエン系単量体を含めることとする。
その重合性単量体としては、例えば、スチレン、メチルスチレン、t−ブチルスチレン、2,4,6−トリメチルスチレン、モノクロロスチレン、ジクロロスチレン、モノフルオロスチレン、ジフルオロスチレン、メトキシスチレン、インデン、ブタジエン、イソプレン、イソブチレン、エチレン、プロピレン等の不飽和炭化水素系単量体、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステル、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸ミリスチル、(メタ)アクリル酸パルミチル、(メタ)アクリル酸ステアリル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)アクリル酸フェニル、(メタ)アクリル酸メトキシエチル、N,N’−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、トリフルオロエチル(メタ)アクリレート、テトラフルオロプロピル(メタ)アクリレート、エチレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート等の(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド、N−ブトキシメチルアクリルアミド、N−ジメチル(メタ)アクリルアミド等の(メタ)アクリルアミド、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル等の単量体が挙げられる。さらに、前記重合性単量体としては、その他に、クロロプレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン原子含有不飽和単量体、N−フェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、N−ビニルピリジン、アクリロニトリル、N−ビニルイミダゾール、N−ビニルピロリドン、イソプロペニルオキサゾリン等の窒素原子含有不飽和単量体、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸等のカルボキシル基を有する不飽和単量体、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン等のケイ素原子含有不飽和単量体、グリシジル(メタ)アクリレート。α−メチルグリシジル(メタ)アクリレート等のエポキシ基含有不飽和単量体、ε−カプロラクトン、δ−バレロラクトン等のラクトンの単量体に由来する成分、4−(メタ)アクリロイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−(メタ)アクリロイルオキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン、等の単量体も挙げられ、さらに、それら単量体が2〜20程度重合されたオリゴマーでもよい。また、水酸基等の官能基を有する単量体でもよい。
前記単量体を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
このような単量体の中では、特に不飽和炭化水素系単量体あるいは(メタ)アクリル基含有単量体が好ましく、スチレン、メチルスチレン、t−ブチルスチレン、2,4,6−トリメチルスチレン、モノクロロスチレン、ジクロロスチレン、モノフルオロスチレン、ジフルオロスチレン、メトキシスチレン等のビニル芳香族単量体、ブタジエン、イソプレン等のジエン系単量体、炭素数が4〜5の不飽和オレフィン等の不飽和炭化水素系単量体、上記(メタ)アクリル酸エステルや(メタ)アクリル基を含有する不飽和単量体等の(メタ)アクリル基含有単量体が好ましい。それら単量体に、本発明の目的を達成する範囲で他の単量体を共存させてもよい。
前記重合性単量体あるいはオリゴマーを常法により重合体あるいは共重合させて、重合体あるいは共重合体を調製する。その調製方法はどのようなものであってもよい。
調製された重合体あるいは共重合体は、所期の目的を達成できる限り、限定されないのであり、重合体あるいは共重合体単独でもよく、二種類以上併用してもよい。
上記共重合体としては、ランダム、ブロック、グラフト共重合体のいずれであってもよい。また、分子量としては、重量平均分子量で1万〜100万程度の範囲にあるものが好ましい。なお、前記重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法により測定したポリスチレン換算の値である。
本発明では、所期の目的を達成できる限り、接着剤の一つの成分として天然ゴムを用いてもよい。すなわち、初期タックが実質的にないかあるいはきわめて少ししかない天然ゴムを使用してもよい。この特性を有する天然ゴムは市販品を購入することにより容易に入手できる。
上記ブロック共重合体の中では、特に(メタ)アクリル系共重合体ブロック共重合体及び炭化水素系ブロック共重合体が望ましい。
好ましい(メタ)アクリル系共重合体ブロック共重合体は、式(A−B)m−C、で表されるブロック共重合体でもよい。(式中、A及びBはそれぞれ構造の異なる(メタ)アクリル系重合体ブロックを表し、A、Bのうち少なくとも1つはアクリル酸アルキルエステル及び/又はメタクリル酸アルキルエステル単位からなる。CはAと同じ構造でもよいし、異なる構造でもよい。mは1〜30の整数を表す。)上記各ブロックを構成する重合性単量体には、本発明の所期の目的を達成でき、本発明の効果を損なわない範囲での少量であれば、上記規定する範囲外の重合性単量体を併用して用いてもよい。本発明では、m=1で、CはAと同じ構造であるトリブロック共重合体を用いることが特に有利である。
本発明では、上記トリブロック共重合体とジブロック共重合体との混合物とすることが好ましい。これらを混合する割合は特に限定されないが、トリブロック共重合体100重量部に対してジブロック共重合体30〜200重量部とするのが望ましい。上記ジブロック共重合体としては、「硬質ブロック」と「軟質ブロック」とから構成される(メタ)アクリル系共重合体のジブロック共重合体を例示できる。これらトリブロック共重合体、及びジブロック共重合体を製造する方法は、特に限定されない。
本発明でのアクリル系共重合体として、二種類あるいは二種類以上の(メタ)アクリル系モノマーを共重合させて得られる(メタ)アクリル系共重合体を挙げることもできる。すなわち、炭素数4〜12のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルを主成分とし、そのほかの(メタ)アクリル系モノマーを少量成分とする混合物から公知の方法により重合することにより製造できる。少量成分のモノマーとしては、炭素数が3以下のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリル酸や官能基を有する(メタ)アクリル系モノマー等を例示できる。
一方、炭化水素系ブロック共重合体は、ビニル芳香族単量体系ブロック重合体と、イソプレン重合体ブロック、ブタジエン重合体ブロック等のジエン系ブロック重合体とからなるブロック共重合体が好ましいが、それらに限定されない。
そのブロック共重合体の中では、式(X−Y)n−Z、で表されるトリブロック共重合体が好ましい。(式中、Xはビニル芳香族単量体系ブロック重合体、Yはジエン系ブロック重合体を表す。Zはビニル芳香族単量体系ブロック重合体であり、ZはXと同じでもよく、異なっていてもよい。nは1〜30の整数を表す。)トリブロック共重合体全体の数平均分子量は、10000〜800000の範囲にあるものがよい。また、ビニル芳香族単量体よりなる重合体ブロックの数平均分子量は2500〜400000の範囲になるのが好ましく、ジエン系ブロック重合体の数平均分子量は10000〜400000の範囲にあるのが好ましい。そして、ブロック共重合体では、ビニル芳香族単量体からの構造単位とイソブチレンからの構造単位の割合が重量で5/95〜80/20であるのが好ましく、10/90〜75/25がより好ましい。
また、上記のビニル芳香族単量体よりなる重合体ブロックとジエン系ブロック重合体とから構成されるジブロック共重合体を共存させてもよい。そのジブロック共重合体の数平均分子量がそれぞれ5000〜400000の範囲にあるのが好ましい。
さらに、粘着付与剤は、天然樹脂系と合成樹脂系とに大別され、天然樹脂系としてはロジン、ガムロジン、トール油ロジン、ロジンエステル、水添ロジン、マレイン化ロジン等のロジン系樹脂、テルペンフェノール樹脂、α−ピネン、β−ピネン、リモネン等を主体とするテルペン樹脂、芳香族炭化水素変性テルペン樹脂等を挙げることができる。また、合成樹脂系の粘着付与樹脂としては、脂肪族系、脂環族系、芳香族系の石油樹脂、クマロン・インデン樹脂、スチレン系樹脂、アルキルフェノール樹脂、ロジン変性フェノール樹脂等のフェノール系樹脂、キシレン樹脂等を挙げることができ、粘着付与樹脂を配合する場合は、上述した粘着付与樹脂の1種又は2種以上を配合することができる。
粘着付与樹脂の配合量は、粘着付与樹脂の種類、共存する重合体、掲示物の材質等に応じて変動するものであって、一概に規定することはできないが、例えば、重合体成分100重量部に対して粘性付与樹脂を20〜250重量部配合できる。より具体的に説明すると、(メタ)アクリル系重合体成分100重量部に対して粘着付与樹脂を20〜250重量部配合することができるし、炭化水素系重合体成分100重量部に対して粘着付与樹脂を20〜70重量部配合することが好ましい。
そして、本発明に係る接着剤又は粘着剤には、所期の目的を損なわない限り、感圧性接着剤の分野で慣用される、可塑剤、充填剤等の配合剤を必要な量予め添加しておいてもよい。前記可塑剤としては、例えば、パラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル、アロマ系プロセスオイル等のプロセスオイルの他、フタル酸ジエステル系可塑剤、液状ポリイソプレンの水添物、液状ポリブテン等の可塑化能を有する液状ポリマーが挙げられる。前記充填剤としては、タルク、炭酸カルシウム、カオリン、酸化チタン等の無機充填剤を例示できる。
本発明に係る掲示板は、接着部の表面に掲示物を配した際に初期タックがほとんどなく掲示物を移動可能であるので、掲示物を接着部の表面上に配したまま該掲示物を接着部の表面に沿って移動させることにより該掲示物の位置変更が可能である。従って、掲示板の位置変更の際に掲示物を剥離することに伴い掲示物が破損する不具合の発生を抑えることができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る掲示板Bは、図1に全体斜視図、図2に全体平面図、図3に前記図2におけるx−x断端面の拡大図、図4に要部の拡大平面図をそれぞれ示すように、板状をなす発泡プラスチック製(例えばスチレン樹脂製)の基材1と、この基材1の一表面の略全域に感圧性接着剤を塗布して設けられる接着部2とを具備する。また、通常は、前記接着部2を剥離シート3により被覆した状態で流通させるようにしている。
より具体的には、前記接着部2は、前記基材1の一表面上に径d2(d2は0.1mm以上2.0mm未満)の複数のドット状の接着剤配置領域2a、本実施形態では平面視直径約1.0mmの円形ドット状に形成した接着剤配置領域2a、によるドットパターンをなして感圧性接着剤を塗工することにより形成している。前記接着剤配置領域2a相互の中心間の距離d1は、0.12mm以上3.5mm未満、より望ましくは0.22mm以上2.0mm未満の所定値d1、具体的には1.2mmに設定している。また、前記接着剤配置領域2a相互の間隙の最小距離は0.02mm以上0.8mm未満、より望ましくは0.02mm以上0.5mm未満の所定値d3、具体的には0.2mmに設定している。そして、この接着部2の厚みは例えば5〜200μmの範囲に設定している。なお、前記図3中では、接着部2の存在をわかりやすくするために接着部2の厚みを実際よりも大きく描いている。
具体的には、この接着部2は、以下に述べるような感圧性接着剤により形成している。
(実施例1)感圧性接着剤の調製
アクリル系ブロック共重合体混合物(LA2140:株式会社クラレ製)100重量部、アクリル系ブロック共重合体(LA1114e:株式会社クラレ製)100重量部、及びロジンエステル系粘着付与剤(スーパーエステルA125:荒川化学社製)200重量部を、トルエン400重量部に溶解させ、ポリエチレンテレフタラートフィルムに塗工し、トルエンを乾燥除去し、感圧性接着剤を得た。なお、以下の実施例において、トルエンの使用量は感圧性接着剤を構成する樹脂と同量である。
(実施例2)感圧性接着剤の調製
ロジンエステル系粘着付与剤(スーパーエステルA125:荒川化学社製)200重量部の代わりに同じ粘着付与剤を300重量部とし、それ以外は実施例1と同様な操作を行い、感圧性接着剤を調製した。
(試験例1)
実施例1のトルエン溶液を、厚さ1.3mmのガラス板表面に、乾燥後の厚みが40μmとなるように塗工して、乾燥し、感圧性接着剤の層を得た。その感圧性接着剤を下記測定試料とした。また、実施例2のトルエン溶液も同様に操作し、得られた感圧性接着剤を下記測定試料とした。
<初期タック(プローブタック)の測定>
ASTM D 2979に準拠して、プローブタックを測定した。測定結果を下記表1に示す。
用いたプローブ 直径5mm
測定荷重 19.6g/5mmφ(1.0N/cm2
接触時間 1秒
剥離速度 10mm/sec
測定機器 プローブタックテスターTE−600−D(テスター産業株式会社製)
Figure 0005108452
プローブタック値の単位は(N/mm2)である(以下、同様)。
(実施例3〜6)感圧性接着剤の調製
表2に記載の重合体の量と粘着付与剤の量とを前記実施例1と同様に処理し、感圧性接着剤を得た。
Figure 0005108452
表2中、LAはLA2140とLA1114eとの等量(重量)混合物、スミライトレジンはフェノール樹脂粘着付与剤(住友ベークライト社製)、タマノル901はテルペンフェノール樹脂粘着付与剤(荒川化学社製)である。
(試験例2)
そして、実施例3〜6のトルエン溶液を用いて、試験例1と同様な方法により、感圧性接着剤の層を形成し、初期タック(プローブタック)の測定材料とした。その測定結果を表3に示す。
Figure 0005108452
以上に述べたように、この接着部2を前記実施例1〜6の感圧性接着剤により構成すると、この接着部2を構成する感圧性接着剤の室温におけるプローブタック法による初期タックは、0.2N/mm2以下、より正確には0.04N/mm2以下となる。すなわち、前記実施例1〜6の感圧性接着剤の構成は、請求項9の接着剤の構成であり、このような感圧性接着剤の構成を採用することにより初期タックをきわめて小さくできる。
(実施例7)感圧性接着剤の調製
スチレン−イソプレンブロック共重合体(クインタック3421:日本ゼオン社製)70重量部、テルペンフェノール樹脂粘着付与剤(タマノル901:荒川化学社製)30重量部を、トルエンに溶解させ、前記実施例1と同様な操作を行い、感圧性接着剤を得た。
(実施例8〜14)感圧性接着剤の調製
表4に記載の重合体の量と粘着付与剤の量とを前記実施例7と同様に処理し、感圧性接着剤を得た。
Figure 0005108452
表4中、SISは、スチレン−イソプレンブロック共重合体(クインタック3421)である。
(試験例3)
そして、実施例7〜14のトルエン溶液を用いて、試験例1と同様な方法により、感圧性接着剤の層を形成し、初期タック(プローブタック)の測定材料とした。その測定結果を表5に示す。
Figure 0005108452
以上に述べたように、この接着部2を前記実施例7〜14の感圧性接着剤により構成すると、この接着部2を構成する感圧性接着剤の室温におけるプローブタック法による初期タックは、0.2N/mm2以下、より正確には0.04N/mm2以下となる。すなわち、前記実施例7〜14の感圧性接着剤の構成は、請求項10の接着剤の構成であり、このような感圧性接着剤の構成を採用することにより初期タックをきわめて小さくできる。
また、この接着部2上に掲示物Kを載置し、掲示物を基材1側に向けて押圧すると前記掲示物Kとこの接着部2との間の接着力が著しく増大し、掲示物Kが基材1に強く接着される。
この掲示板B上にシート状の掲示物Kを掲示する際には、以下のような操作を行うようにしている。まず、掲示板Bから剥離シート3を剥離する。それから、掲示板Bの接着部2側の表面上で掲示物Kの一端部を位置決めして載置し、その後、掲示物Kの一端部を基材1側に向けて押圧する。すると、基材1と掲示物Kとの間に位置する接着部2も基材1側に向けて押圧されて変形し、接着剤配置領域2a間の領域の空気が押し出されて掲示物K下方の空間の外側に排出される。また、この接着部2は、上述したように感圧式接着剤により形成されているので、この接着部2も基材1側に向けて押圧された際に、前記掲示物Kの一端部とこの接着部2との間の接着力が著しく増大し、掲示物Kの一端部がこの掲示板Bに貼付される。その後、掲示物Kの他の部位を掲示板Bの表面に当接させ、掲示物Kの他の部位を基材1側に向けて押圧する。このようにすることで、掲示物Kの全体がこの掲示板Bに貼付される。
しかして、この掲示板Bの表面に掲示物Kの一端部を載置してから掲示物Kの一端部を基材1側に向けて押圧するまでの間に掲示物Kの位置を変更する際には、掲示物Kを剥離する必要はなく、掲示物Kをこの掲示板Bの表面上で、例えば図2の実線に示す位置から想像線に示す位置まで水平スライド移動させるようにしている。上述したように前記接着部2の初期タックをきわめて小さなものとしているので、この水平スライド移動の際に掲示物Kが掲示板Bから受ける滑り摩擦力はきわめて小さい。
本実施形態における掲示板Bの構成では、以上に述べたように、接着部2を構成する感圧性接着剤の初期タックがきわめて小さいので、掲示物Kをこの掲示板Bの表面上で水平スライド移動させた際に掲示物Kが受ける滑り摩擦力もきわめて小さい。従って、掲示物Kをこの掲示板Bの表面上で水平スライド移動させて掲示板B上における位置を変更する際に、掲示物Kが滑り摩擦力により移動方向と反対側に引っ張られて掲示物が破損する不具合の発生を防ぐことができる。すなわち、掲示物Kを一旦剥離することなく掲示物Kの掲示板B上における位置を変更することができる。
また、複数のドット状の接着剤配置領域2aに前記感圧性接着剤を塗工し、これら複数のドット状の接着剤配置領域2aがドットパターンを形成するように前記接着部2を設けているので、どの方向から掲示物Kを押圧しても空気抜きを行うことができる。
さらに、本実施形態に係る掲示板Bでは、接着剤配置領域2aの径d2を0.1mm以上2.0mm未満、具体的には1.0mmの小さなものにしつつ、このような接着剤配置領域2aの中心間距離d1を0.12mm以上3.5mm未満、具体的には1.2mmという小さなものとし、さらに接着剤配置領域2aの間隙d3も0.02mm以上0.8mm未満、具体的には0.2mmと小さくしているので、掲示物Kを基材1上に保持する止着力は確保しつつ、掲示物Kの表面から粘着材2が目視されて見栄えが損なわれる不具合の発生を抑えることができる。
なお、本発明は以上に述べた実施態様に限られない。
例えば、上述した実施形態では、前記接着部を形成する接着剤配置領域の径は、0.1mm以上2.0mm未満であれば同様の効果が得られる。より望ましくは、前記接着部を形成する接着剤配置領域の径が0.2mm以上1.5mm未満であれば、これに対応して接着剤配置領域間の距離を小さくする、具体的には0.02mm以上0.5mm未満の範囲に設定することで、掲示物Kの表面から粘着材2が目視されて見栄えが損なわれる不具合の発生を抑えることができる。
また、上述した実施形態では、接着剤の初期タックは、0.04N/mm2以下であるが、0.04N/mm2を越えるものであっても0.2N/mm2以下であればある程度の効果は得られる。
さらに、接着剤配置領域の形状は円形以外の形状、例えば多角形や楕円形としてもよい。その際、接着剤配置領域以外の部分が、網目状をなして空気抜きを行えるように構成していればよい。
加えて、接着剤としては、課題を解決する手段において上述した構成を有し、室温における初期タックが実質的に無いか又はきわめて少ないもの、具体的には上述した実験例に示す方法で測定した室温における初期タックが0.2N/mm2以下であれば、どのようなものであってもよい。さらに、感圧性接着剤でなく、このような初期タックが実質的に無いか又はきわめて少ない粘着剤により接着部を形成してもよい。すなわち、掲示物を掲示板から剥離した後、掲示板上において前記剥離された掲示物が貼付されていた領域に他の掲示物を貼付可能に構成してもよい。
そして、図5に縦断端面の拡大図を示すように、剥離シートを基材10とし、この剥離シート(基材10)の剥離面10hと反対側の面に、例えば上述した実施形態に係る感圧性接着剤等の接着剤又は粘着剤を利用して接着部20を形成し、これら基材10及び接着部20を交互に重合させてなる構成の掲示板BBを採用してもよい。このような構成の掲示板であれば、掲示板の表面に掲示物を貼付した後、最上層の基材を掲示物ごと剥離すれば、接着部を略全面に表出させた状態として他の掲示物を貼付するようにできる。
加えて、本発明の請求項1に示す掲示板として、以下に示すような特性を示すものももちろん含まれる。
例えば、基材の一表面に所定のアクリル系接着剤を上述した実施形態に係るものと同様の形状に塗布した掲示板であって、接着剤を塗布した側の面すなわち掲示物を掲示する側の面である掲示面が以下に述べるような粘着力を示すものが考えられる。
(試験例4)
<クイックスティック法による90度引きはがし粘着力の測定>
PSTC−5に定める方法により、クイックスティック法による90度引きはがし粘着力を測定した。測定条件を以下に示す。また、測定結果を下記表6に示す。
被着物の幅寸法 50mm
掲示物との間の圧着 なし
接触時間 1分
剥離速度 5mm/sec
被着物 ポスター、インクジェット写真用紙、印画紙、フジブロマイド、及びアート紙
Figure 0005108452
粘着力の単位は(kgf/50mm)である。
ここで、掲示面に掲示物を載置した直後に引きはがすのでなく、掲示物と掲示面とを1分間接触させた理由は、掲示物の掲示面上での位置を変更する必要が生じるのは掲示面に掲示物を載置した直後でなく少し時間をおいた後であることが多く、少し時間をおいた後に掲示物の掲示面上での位置を変更すべく剥離する際の粘着力を測定する方がより確実に掲示物の掲示面上での位置の変更しやすさを示すことができるからである。
以上に述べたように、この態様では、クイックスティック法による接着部の90度引きはがし粘着力は、0.3kgf/50mm以下となる。すなわちこの態様の接着部の構成は、請求項7の接着剤の構成であり、このような接着部の構成を採用することにより初期タックをきわめて小さくできる。
また、この接着部上に掲示物を載置し、掲示物を基材側に向けて押圧すると前記掲示物とこの接着部との間の接着力が著しく増大し、掲示物が基材に強く接着される。この接着力の試験方法及び測定結果を以下に述べる。
(試験例5)
<JIS Z 0237に規定する方法による180度引きはがし粘着力の測定>
JIS Z 0237に規定する方法により、接着後1分後及び24時間後の180度引きはがし粘着力を測定した。測定条件を以下に示す。また、接着後1分後の測定結果を下記表7、接着後24時間後の測定結果を下記表8にそれぞれ示す。
被着物の幅寸法 50mm
掲示物との間の圧着 2kg重、1往復
接触時間 1分及び24時間
剥離速度 5mm/sec
被着物 ポスター、インクジェット写真用紙、印画紙、フジブロマイド、及びアート紙
Figure 0005108452
Figure 0005108452
粘着力の単位は(kgf/50mm)である。
以上に述べたように、この態様では、JIS Z 0237に規定する方法による接着部の180度引きはがし粘着力は、圧着後1分経過した時点であっても前述したクイックスティック法による接着部の90度引きはがし粘着力より大きく、圧着後24時間経過した時点ではさらに大きい。
すなわち、このような態様を採用しても、接着部を構成する感圧性接着剤の初期タックがきわめて小さく、具体的にはクイックスティック法による接着部の90度引きはがし粘着力は、0.3kgf/50mm以下であるので、掲示物をこの掲示板の表面上で水平スライド移動させた際に掲示物が受ける滑り摩擦力もきわめて小さい。従って、掲示物をこの掲示板の表面上で水平スライド移動させて掲示板上における位置を変更する際に、掲示物が滑り摩擦力により移動方向と反対側に引っ張られて掲示物が破損する不具合の発生を防ぐことができる。すなわち、掲示物を一旦剥離することなく掲示物の掲示板上における位置を変更することができる。その上で、掲示物を基材側に向けて押圧すると前記掲示物とこの接着部との間の接着力が著しく増大し、掲示物が基材に強く接着されるので、掲示板としての機能を十分果たすことができる。
前記所定の接着剤としては、以上のような特性を示すアクリル系接着剤であれば、詳細な材質は問わない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る掲示板を示す全体斜視図。 同実施形態に係る掲示板を示す全体平面図。 図2におけるx−x断端面の拡大図。 同実施形態に係る掲示板の要部を拡大して示す平面図。 本発明の他の実施形態に係る掲示板の縦断端面を拡大して示す図。
符号の説明
B、BB…掲示板
1、10…基材
2、20…接着部

Claims (8)

  1. 基材と、接着剤又は粘着剤を利用して前記基材の一表面に形成した単層の接着部とを具備するものであって、掲示物を貼り付けてから掲示物を接着部に圧着させることなく1分間接着部に接触させた後の室温におけるクイックスティック法による90度引きはがし粘着力の測定値が0.3kgf/50mm以下であるとともに、前記クイックスティック法による90度引きはがし粘着力の測定値が掲示物を接着部に圧着させてから1分間接着部に接触させた後の室温における180度引きはがし粘着力の測定値を下回り、かつ接着部の表面に掲示物を配した際に、掲示物を接着部の表面上に配したまま該掲示物を接着部の表面に沿って移動させることが可能であることを特徴とする掲示板。
  2. 複数のドット状の接着剤配置領域に前記接着剤又は粘着剤を塗工し、これら複数のドット状の接着剤配置領域がドットパターンを形成するように前記接着部を設けていることを特徴とする請求項1記載の掲示板。
  3. 前記接着剤配置領域のドットの中心間の間隔が0.12mm以上3.5mm未満であり、ドット間の間隙が0.02mm以上0.8mm未満であることを特徴とする請求項2記載の掲示板。
  4. 前記接着剤配置領域のドットの径が0.1mm以上2mm未満であることを特徴とする請求項3記載の掲示板。
  5. 前記基材が剥離シートであって、前記基材と前記接着部とを交互に重合させて形成していることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の掲示板。
  6. 前記接着剤又は粘着剤が、オレフィン性不飽和基含有重合性単量体を重合させて得る重合体、及び天然ゴムから選ばれる一種又は二種以上の高分子化合物と粘着付与材とから少なくとも構成されることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の掲示板。
  7. 前記接着剤又は粘着剤が、(メタ)アクリル系重合体と粘着付与剤とから少なくとも構成されることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の掲示板。
  8. 前記接着剤又は粘着剤が、炭化水素系重合体と粘着付与剤とから少なくとも構成されることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の掲示板。
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