JP5107743B2 - プッシュプル錠 - Google Patents
プッシュプル錠 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5107743B2 JP5107743B2 JP2008030576A JP2008030576A JP5107743B2 JP 5107743 B2 JP5107743 B2 JP 5107743B2 JP 2008030576 A JP2008030576 A JP 2008030576A JP 2008030576 A JP2008030576 A JP 2008030576A JP 5107743 B2 JP5107743 B2 JP 5107743B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- slide
- mounting plate
- lever
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
しかしながら、従来、操作バーに入力される開扉操作力は、台座の背面に設けられた揺動レバー片にて、上下方向の揺動出力として錠ケースへ入力されていたため、錠ケースも、揺動レバー片の揺動端と係合する揺動入力部材が設けられるタイプであった。したがって、既設のレバーハンドル錠等をプッシュプル錠に交換する場合には、レバーハンドル等の操作部材は元より、使用可能な錠ケースまでも交換しなければならなかった。このため、回転入力部材を有する既設の錠ケースを利用して、組み付けることが可能となるプッシュプル錠の開発要請があった。
本発明の請求項1記載のプッシュプル錠は、扉面に取り付けられ開扉方向と同方向に操作される操作バーの操作力を、錠ボルトを作動させる駆動力として錠ケースに入力するプッシュプル錠であって、
前記扉面11a,11bに固定される台座取付板31を介して扉11に取り付けられる台座33と、
該台座33に固定され前記扉面11a,11bに垂直な方向のガイド穴35を有するレバー取付板37と、
前記扉面11a,11bと平行な横方向の揺動中心軸39を介して該レバー取付板37に揺動自在に支持されるスライドレバー41と、
前記操作バー21,23に固定されるバーガイド43を該スライドレバー41の揺動入力端45に連結するとともに前記ガイド穴35にガイドされるスライド軸47と、
前記台座取付板11に上下方向にスライド自在に支持され前記スライドレバー41の揺動出力端49に係合して上下移動されるスライドカム51A,51Bと、
前記台座取付板31に回動自在に支持され入力端53に上下移動する該スライドカム51A,51Bに摺接して回動するカム板55が固設されるとともに出力端57が前記錠ケース19の回転入力部材27に連結される出力軸59と、
を具備したことを特徴とする。
独立回動する前記回転入力部材27,27が該錠ケース19の前記扉面11a,11bに平行な両側面63a,63bのそれぞれに設けられ、
一方の扉面11aには該扉面11aに垂直な離反方向Lに移動操作される第1の前記操作バー21が設けられ、
他方の扉面11bには該扉面11bに垂直な接近方向Nに移動操作される第2の前記操作バー23が設けられ、
前記第1の操作バー21と前記錠ケース19の間、及び前記第2の操作バー23と前記錠ケース19の間のそれぞれには、前記台座取付板31、前記台座33、前記レバー取付板37、前記スライドレバー41、前記スライド軸47、前記スライドカム51A(又は51B)及び前記出力軸59が配設され、
且つ前記錠ケース19を挟んで配置された一対の前記スライドカム51A,51Bが上下逆方向に作動することを特徴とする。
図1は本発明に係るプッシュプル錠を備えた扉の斜視図である。
プッシュプル錠100の設けられる扉11は、矢印a方向へ開扉可能に不図示のヒンジにて支持される。本実施の形態の扉11は、枠体13にガラス15を嵌めたガラス扉として構成される。プッシュプル錠100は、枠体13の開閉端側の縦框17に取り付けられる。したがって、扉11が外開きの玄関扉の場合には、開扉側が表面(屋外面)11a、その反対側が裏面(室内面)11bとなる。
なお、後述するように、プッシュプル錠100は、扉11の表裏11a,11bに、一部の部品(スライドカム51A,51B)を除き同一複数部材を用いて略対称に構成される。したがって、以下の説明では、屋外操作バー21側(プル側)の構成を例に説明する。
図2,図3,図4において、25は錠ボルト、27は回転入力部材、31は台座取付板、33は台座、35はガイド穴、37はレバー取付板、39は揺動中心軸、41はスライドレバー、43はバーガイド、45は揺動入力端、47はスライド軸、49は揺動出力端、51A,51Bはスライドカム、53は入力端、55はカム板、57は出力端、59は出力軸、61はバーガイド受け、63a,63bは両側面、Lは扉面に垂直な離反方向、Nは扉面に垂直な接近方向である。
錠ケース19の両側面63a,63bには、スタッドナット65を嵌入固定した取付プレート67が取り付けられる。台座取付板31は、取付穴103に挿通した台座取付板固定ネジ69をスタッドナット65に螺着して取り付けられる。台座取付板31の側面にはネジ穴105,105が形成され、ネジ穴105,105は台座33の透孔107,107(図6参照)に挿通される台座固定ネジ73と螺合する。つまり、台座33は、台座取付板31を介して扉11に取り付けられる。台座取付板31の側面には透孔109,109が穿設され、透孔109,109はダルマ押さえ板71のネジ穴111,111(図12参照)に螺合するダルマ押さえ板固定ネジ75を挿通する。台座取付板31の側面63aと平行な板部には出力軸59を挿通支持する軸穴113と、スライドカム51Aの突片115(図11参照)をガイドするガイド溝117とが形成されている。
スライドレバー41は、表面11aと平行な横方向の揺動中心軸39を介して、レバー取付板37に揺動自在に支持される。スライド軸47は、屋外操作バー21に固定されるバーガイド43をスライドレバー41の揺動入力端45に連結するとともに、レバー取付板37のガイド穴35にガイドされる。スライドレバー41は、揺動中心軸39に中央部が外挿され、一端が係止溝131に係止されるとともに、他端がスライド軸47に固定される復帰バネ91にて、揺動出力端49が上方向へ付勢される。
バーガイド43は、略L字形状に形成され、起立部133に、バーガイド固定ネジ85の挿通される透孔135,135が穿設される。水平部137にはスライド軸47の挿入される軸受け穴139が穿設される。バーガイド43は、この水平部137がレバー取付板37の挿通開口127に挿通される。
バーガイド43及びレバー取付板37は金属材料からなる。レバー取付板37には合成樹脂材料からなるバーガイド受け61が固定される。バーガイド受け61は、バーガイド43に外挿され、バーガイド43をスライド自在に支持する。これにより、金属材料同士のバーガイド43とレバー取付板37が摺接する構成に比べ、衝撃が吸収され、低摩擦でスムースなバーガイド43のスライドが可能となる。すなわち、屋外操作バー21のスムースな操作を可能にすることができる。図10中、141はスライド軸47の挿通穴、143はスライドレバー41の可動溝、145は復帰バネ91の挿入部、147はバーガイド受け固定ネジ89の挿通穴を示す。
スライドカム51Aは、中央部にスライドレバー41の揺動出力端49が挿入される係合開口149を有する。係合開口149は、下縁149aが揺動出力端49によって押下される。スライドカム51Aは、係合開口149の両側に形成された上下方向の長穴151に、台座取付板31から突出するガイドピン77を係合して上下方向にスライド自在に支持される。図11中、153はダルマ押さえ板71と係合する溝、165は摺接軸81の摺接面を示す。
ダルマ押さえ板71は、出力軸59の入力端53に当接する座部155を有する。座部155の両側にはスライドカム51Aの溝153,153に係合するガイド片157,157が形成される。
出力軸59は、台座取付板31に回動自在に支持され、入力端53に、上下移動するスライドカム51Aに摺接するカム板55が固設される。また、出力軸59の出力端57は角軸に形成され、錠ケース19に設けられる回転入力部材27の角穴に挿入することで相対回転不能に連結される。なお、カム板55は、角穴159が出力軸59の角軸部161に挿入され、加締部163にて固定される。
図15はプル側の操作前を(a)、操作後を(b)で表した扉面に垂直な面の断面図、図16はプル側の操作前を(a)、操作後を(b)で表した図4のA−A断面図である。
屋外操作バー21の非操作時、スライドレバー41が復帰バネ91の付勢力にて図15の時計回りに付勢され、揺動出力端49がスライドカム51Aを上方へ押し上げている。出力軸59は、回転入力部材27との嵌合姿勢により回転規制され、図16(a)に示すように、カム板55の摺接軸81がスライドカム51Aの摺接下縁165に摺接している。
11a…一方の扉面(表面)
11b…他方の扉面(裏面)
19…錠ケース
21…第1の操作バー(屋外操作バー)
23…第2の操作バー(室内操作バー)
25…錠ボルト
27…回転入力部材
31…台座取付板
33…台座
35…ガイド穴
37…レバー取付板
39…揺動中心軸
41…スライドレバー
43…バーガイド
45…揺動入力端
47…スライド軸
49…揺動出力端
51A,51B…スライドカム
53…入力端
55…カム板
57…出力端
59…出力軸
61…バーガイド受け
63a,63b…両側面
100…プッシュプル錠
a…開扉方向
L…扉面に垂直な離反方向
N…扉面に垂直な接近方向
Claims (3)
- 扉面に取り付けられ開扉方向と同方向に操作される操作バーの操作力を、錠ボルトを作動させる駆動力として錠ケースに入力するプッシュプル錠であって、
前記扉面に固定される台座取付板を介して扉に取り付けられる台座と、
該台座に固定され前記扉面に垂直な方向のガイド穴を有するレバー取付板と、
前記扉面と平行な横方向の揺動中心軸を介して該レバー取付板に揺動自在に支持されるスライドレバーと、
前記操作バーに固定されるバーガイドを該スライドレバーの揺動入力端に連結するとともに前記ガイド穴にガイドされるスライド軸と、
前記台座取付板に上下方向にスライド自在に支持され前記スライドレバーの揺動出力端に係合して上下移動されるスライドカムと、
前記台座取付板に回動自在に支持され入力端に上下移動する該スライドカムに摺接して回動するカム板が固設されるとともに出力端が前記錠ケースの回転入力部材に連結される出力軸と、
を具備したことを特徴とするプッシュプル錠。 - 前記バーガイド及び前記レバー取付板が金属材料からなり、該バーガイドに外挿され該バーガイドをスライド自在に支持する合成樹脂材料からなるバーガイド受けが前記レバー取付板に固定されたことを特徴とする請求項1記載のプッシュプル錠。
- 一方の扉面側に開扉される扉の厚み方向中央部に前記錠ケースが内設され、
独立回動する前記回転入力部材が該錠ケースの前記扉面に平行な両側面のそれぞれに設けられ、
一方の扉面には該扉面に垂直な離反方向に移動操作される第1の前記操作バーが設けられ、
他方の扉面には該扉面に垂直な接近方向に移動操作される第2の前記操作バーが設けられ、
前記第1の操作バーと前記錠ケースの間、及び前記第2の操作バーと前記錠ケースの間のそれぞれには、前記台座取付板、前記台座、前記レバー取付板、前記スライドレバー、前記スライド軸、前記スライドカム及び前記出力軸が配設され、
且つ前記錠ケースを挟んで配置された一対の前記スライドカムが上下逆方向に作動することを特徴とする請求項1又は2記載のプッシュプル錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008030576A JP5107743B2 (ja) | 2008-02-12 | 2008-02-12 | プッシュプル錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008030576A JP5107743B2 (ja) | 2008-02-12 | 2008-02-12 | プッシュプル錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009191460A JP2009191460A (ja) | 2009-08-27 |
JP5107743B2 true JP5107743B2 (ja) | 2012-12-26 |
Family
ID=41073728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008030576A Expired - Fee Related JP5107743B2 (ja) | 2008-02-12 | 2008-02-12 | プッシュプル錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5107743B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000110429A (ja) * | 1998-10-08 | 2000-04-18 | Goal Co Ltd | ハンドル錠 |
JP2003343141A (ja) * | 2002-05-29 | 2003-12-03 | Tadayoshi Sudo | ギアを使ったプッシュ錠 |
-
2008
- 2008-02-12 JP JP2008030576A patent/JP5107743B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009191460A (ja) | 2009-08-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101188995B1 (ko) | 도어락 | |
JP5074953B2 (ja) | プッシュプル錠 | |
US7287784B2 (en) | Fire-blocking door lock structure | |
US20090183538A1 (en) | Fireproof door lock | |
KR101428686B1 (ko) | 미닫이 창호용 잠금핸들장치 | |
WO2020114447A1 (zh) | 机械联锁机构 | |
KR101428690B1 (ko) | 미닫이 창호용 잠금핸들장치 | |
JP5074949B2 (ja) | プッシュプル錠 | |
JP5107743B2 (ja) | プッシュプル錠 | |
JP5981102B2 (ja) | ハンドル錠 | |
KR101943733B1 (ko) | 슬라이딩 창호용 그립형 잠금장치 | |
KR20060134417A (ko) | 도어 록 장치 | |
US10344508B2 (en) | Handle for a door or window with two or three point latch | |
KR101534108B1 (ko) | 미닫이 창호용 잠금핸들장치 | |
JP4757570B2 (ja) | 扉のハンドル装置及びラッチ錠 | |
JP4516877B2 (ja) | キー変換式錠 | |
KR101929683B1 (ko) | 창호잠금장치용 키퍼 | |
JP2008261131A (ja) | プッシュラッチ装置 | |
JP5022503B2 (ja) | 車両用ドアラッチのリモートコントロール装置 | |
JP4460369B2 (ja) | 錠の把手の構造 | |
KR101088939B1 (ko) | 전기정 스트라이크 | |
KR200455331Y1 (ko) | 그립형 개폐 장치 | |
JP5965623B2 (ja) | ドアロック装置 | |
JP2005299299A (ja) | ドア錠 | |
JP4514076B2 (ja) | 鎌錠 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110128 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120827 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120904 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121004 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |