JP5106232B2 - 把持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、作業機の作業用アームの先端に取付けられて家屋、自動車、スクラップ等の被解体物を解体する際に用いられ、被解体物を把持する把持装置に関する。
家屋、自動車あるいはスクラップ等の被解体物を解体する場合、鋏状の把持装置を作業用アームの先端に取付けて被解体物を掴み、被解体物を引き千切ったり、把持装置の根本にカッタを有する場合にはこのカッタにより切断して解体することが行われる。一般的にこのような把持装置は、図6に示すように、開閉される爪21,22の対向面に把持用歯23,24を取付けた構造を有し、この把持用歯は、同じ深さ(高さ)に形成された複数の凸部23a,24aと凹部23b,24bを対向面に形成し、閉じ状態においては、すべての凹凸部が互いに接触する構造を有する(特許文献1の図3参照)。
特許文献1には、別の例として、図7に示すように、小さい把持対象物は先端側で把持し、大きいものは把持用歯全体で掴めるようにするため、爪21,22の先端側ほど凸部25,26の高さH1が高く、根本側の凸部25,26ほど低く(H1>H2)形成したものが開示されている(特許文献1の図8参照)。
特開2005−225605号公報
図6に示すように、把持用歯の凹凸部の深さを根本側から先端側にかけて均一にしたものにおいては、使用期間の経過により、図6に2点鎖線23c,24cに示すように、把持用歯23,24の先端側の凹凸部の磨耗が進行し、先端が合わなくなる。このため、細かいものが掴めなくなる。このため、磨耗に応じて先端部の肉盛溶接による補修を頻繁に繰り返す必要がある。また、把持用歯23,24に耐磨耗性の高い材質を使用しても、度重なる肉盛溶接の際の熱の影響により、材質が変化し、本来の耐磨耗性の高い材質を維持できなくなる。
一方、図7に示すように、爪21,22の先端側ほど凸部25,26の高さを高くしたものにおいては、凸部25,26の高さを異ならせる必要があるため、凸部25,26を形成するための切削加工が容易ではなく、また、爪21,22の根本側では素材を大量に切削除去するため、材料の無駄が多いという問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、把持用歯の先端部分の磨耗が進行しても頻繁な肉盛補修を行う必要がなく、かつ製造が容易で材料の無駄も少ない構造の把持装置を提供することを目的とする。
請求項1の把持装置は、作業機の作業用アームに直接または旋回装置を介して取付けられる本体フレームと、
前記本体フレームに開閉可能に取付けられた一対の爪と、
前記本体フレームに収容され前記爪を開閉する油圧シリンダと、
前記両爪の対向面にそれぞれ取付けられる把持用歯とを備え、
前記把持用歯は、相互の対向面に同じ深さの複数の凹凸部を長手方向に配設してなり、
前記把持用歯を最も閉じた際に、先端側凹凸部が補間状態で互いに当接し、先端側から根本側に行くに従って凹凸部の相互の間隔が広がる構造を有し、
前記対をなす把持用歯は相互の対向方向の厚みが全長にわたり均一であることを特徴とする。
請求項の把持装置は、請求項に記載の把持装置において、
前記対をなす把持用歯は、同じ構造の把持用歯の一方を他方に対して上下方向の向きを反転させて両爪にそれぞれ取付けられ、両把持用歯の各凹凸部が互いに噛合される補間関係にあることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、把持用歯の先端側凹凸部が磨耗すると、磨耗が進行していない根本側の凹凸部どうしが閉じ状態において接触するので、先端側も近接または接触可能であり、このため、細かいものでも把持することが可能な状態を維持することができ、把持用歯の先端側の頻繁な肉盛溶接が不要となる。また、この肉盛溶接の頻度の減少により、修理のための休止期間が短縮され、修理費も削減されて経済化が達成されると共に、把持用歯の材質の劣化が軽減できる。また、把持用歯の凹凸部の深さが均一に形成されるため、加工も容易であり、根本側でも凸部の先端を削りこむための加工も不要となるので、材料の無駄も少なくなる。
また、把持用歯の厚みを全長にわたり均一としたので、平板に切削により凹部を形成することで把持用歯を製作することができ、把持用歯の製造が容易となる。
請求項の発明によれば、把持用歯として1種のものを製作すればよいため、製造が容易となり、製造価格の低減が可能となる。
図1、図2はそれぞれ本発明の把持装置の一実施の形態を示す側面図および正面図である。1は解体用作業機の作業用アーム(図示せず)の先端に取付けられる取付けフレームである。この取付けフレーム1は作業用アームにピン付けするピン孔2と作業用アームに取付けられた油圧シリンダ(図示せず)に一端が連結された回動用リンク(図示せず)の他端を連結するピン孔3を有する。この取付けフレーム1には、旋回モータ4aを有する旋回装置4を設ける。5は旋回装置4の被旋回側に設けられた本体フレームである。この本体フレーム5には固定の爪6と枢着ピン7を中心に回動可能な爪8とを設ける。
9は爪8を爪6に対して開閉する油圧シリンダである。この油圧シリンダ9はその一端を本体フレーム5にピン10により連結し、他端を爪8の上部にピン11により連結する。12,13はそれぞれ爪6,8の対向部の根本側にボルト16によって取付けたカッタである。これらのカッタ12,13は家屋、自動車、スクラップ等の被解体物を切断するものである。
14,15は爪6,8の対向部のカッタ12,13より先端側に溶接(ボルト付けでもよい)により取付けられた把持用歯である。これらの把持用歯14,15は被解体物の解体の際に、被解体物を把持し、作業用アームの作動により被解体物を千切ったり破断するために用いられるものである。
図3(A)はこの実施の形態の把持装置の把持用歯の構造を示す側面図、図3(B)はその把持用歯15の把持面を示す正面図である。把持用歯14は全長にわたり同じ厚みWを有し、同じ深さ(高さ)Hの複数の凸部14aと凹部14bを交互に把持用歯15との対向面に配設したものである。すなわち凸部14aと凹部14bとを交互に長手方向に配設する。把持用歯15についても把持用歯14と同様に、同じ深さ(高さ)Hの複数の凸部15aと凹部15bを交互に把持用歯14との対向面に長手方向に配設する。一方の把持用歯14の凸部14a(15a)が他方の把持用歯15の凹部14b(15b)に対応する。
本実施の形態においては、把持用歯14(15)の上下の向きを反転させると相手側把持用歯15(14)となるように構成し、もって1種の把持用歯14(または15)を一対の把持用歯として用いることができるようにしている。
図3(A)に示すように、この把持用歯14,15は、これらが互いに平行をなす状態において、凹凸部間に両者間に隙間Eが形成されるように構成する。この隙間Eは好ましくは10mm〜30mm程度の範囲に設定され、より好ましくは15mm〜25mmの範囲に設定される。この把持用歯14,15は、図4に示すように、閉じた際には先端部の凸部14a(15a)が相手側の凹部15b(14b)に当接し、他の部分では凸部14a(15a)が相手側の凹部15b(14b)から離れ、その間隔Gは根本側(カッタ12,13側)にゆく程大きくなる。
このように構成すれば、図5に示すように、把持用歯14,15が先端側が摩耗すると、それまで隙間のあった先端近傍の凸部14a(15a)と凹部14b(15)間が接触する。このため、凹凸部の先端部の隙間の減少が少なく、長期にわたり細かいものでも把持可能となる。このため、把持用歯14、15の先端側の頻繁な肉盛溶接が不要となる。また、この肉盛溶接の頻度の減少により、修理のための休止期間が短縮され、修理費も削減されて経済化が達成されると共に、把持用歯14,15の材質の劣化が軽減できる。また、把持用歯14,15の凹凸部の深さHが均一に形成されるため、加工も容易であり、根本側でも凸部の先端を削りこむための加工も不要となるので、材料の無駄も少なくなる。
また、本発明を実施する場合、把持用歯14,15の厚みを先端側ほど厚くすることにより、閉じ状態において、凹凸部の先端側が互いに当接し、根本側ほど隙間が拡大された構造とすることもできる。しかしながら本実施の形態においては、把持用歯の厚みWを全長にわたり均一としたので、平板に切削により凹部を形成することで把持用歯を製作することができ、把持用歯の製造が容易となる。
また、本実施の形態においては、一方の把持用歯14の上下を反転させると凹凸部が補間関係となる他方の把持用歯15となるように構成したので、把持用歯14,15として1種のものを製作すればよいため、製造が容易となり、製造価格の低減が可能となる。
本発明の把持装置は、旋回装置4の無い把持装置として構成することが可能である。また、カッタ12,13を有しない構造のものとして実現することも可能である。また、爪6,8は双方とも回動可能に構成してもよい。
本発明による把持装置の一実施の形態を示す側面図である。 図1の正面図である。 (A)は本実施の形態の把持装置の把持用歯を示す側面図、(B)は本実施の形態の把持用歯の正面図である。 本実施の形態の把持装置を把持用歯の閉じ状態で示す側面図である。 本実施の形態の把持装置を把持用歯の摩耗が進行した状態で示す側面図である。 従来の把持装置の一例を示す側面図である。 従来の把持装置の他の例を示す側面図である。
1:取付けフレーム、2,3:ピン孔、4:旋回装置、5:本体フレーム、6:爪、7:枢着ピン、8:爪、9:油圧シリンダ、10,11:ピン、12,13:カッタ、14,15:把持用歯、14a,15a:凸部、14b,15b:凹部、16:ボルト

Claims (2)

  1. 作業機の作業用アームに直接または旋回装置を介して取付けられる本体フレームと、
    前記本体フレームに開閉可能に取付けられた一対の爪と、
    前記本体フレームに収容され前記爪を開閉する油圧シリンダと、
    前記両爪の対向面にそれぞれ取付けられる把持用歯とを備え、
    前記把持用歯は、相互の対向面に同じ深さの複数の凹凸部を長手方向に配設してなり、
    前記把持用歯を最も閉じた際に、先端側凹凸部が補間状態で互いに当接し、先端側から根本側に行くに従って凹凸部の相互の間隔が広がる構造を有し、
    前記対をなす把持用歯は相互の対向方向の厚みが全長にわたり均一であることを特徴とする把持装置。
  2. 請求項に記載の把持装置において、
    前記対をなす把持用歯は、同じ構造の把持用歯の一方を他方に対して上下方向の向きを反転させて両爪にそれぞれ取付けられ、両把持用歯の各凹凸部が互いに噛合される補間関係にあることを特徴とする把持装置。
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