JP5106131B2 - Rfidタグの読取装置 - Google Patents

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本発明は、物流などの分野において商品等に貼付されるRFIDタグから該RFIDタグに設定された固有識別子を非接触で読み取るRFIDタグ読取装置に関する。
近年、物流管理、入退出管理、個人認証などのシステムにおいてRFIDタグを利用したものが普及してきている。この種のシステムでは、RFIDタグに記憶されている固有識別子等の情報を読み取るRFIDタグ読取装置が用いられる。RFIDタグと読取装置との間は無線通信を行っており、RFIDタグ読取装置はRFIDタグから非接触で情報の読み取りが可能である。
ところで、RFIDタグの読み取りは、システムの運用形態等に応じて1つのRFIDタグのみを読み取る場合と、複数のRFIDタグをまとめて読み取る場合とがある。前者の例としては個人認証のシステムなどが該当する。後者の例としては物流管理のシステムなどが該当する。複数のRFIDタグをまとめて読み取る場合には、RFIDタグの応答信号の衝突防止が必須となる。この衝突防止のための規格は例えばJISX6323−3に規定されている。
この衝突防止方法ではタイム・スロット方式を採用している。具体的には、読取装置からの応答要求コマンド(Inventoryコマンド)に対する応答期間を16のスロットに分割する。RFIDタグは、読取装置からの応答要求コマンドを受信すると、64bitからなる自身の固有識別子(UID)の下位4bitによりスロット番号を特定する。RFIDタグは、特定したスロット番号に対応したタイミングで固有識別子を含む応答信号を送信する。このような方法により衝突発生の機会を軽減している。
しかし、固有識別子の下位4bitが同じRFIDタグが読取可能領域内に存在する場合には、上記方法によっても衝突が発生する。そこで、応答要求コマンドにはマスク値及びマスク長からなるマスク情報を設定可能とする。RFIDタグは、応答要求コマンドにマスク情報が含まれている場合には、固有識別子に対して下位ビット側からマスクを適用する。そして、RFIDタグは、自身の固有識別子の下位ビットがマスク値と一致する場合には、マスクされていないデータの下位4bitによりスロット番号を特定し、特定したスロット番号に対応したタイミングで固有識別子を含む応答信号を送信する。このような方法により、RFIDタグ読取装置は、衝突発生を検出した場合には、適切なマスクを要求コマンドに設定して再問い合わせを行うことを繰り返すことにより、読取可能領域内に存在する全てのRFIDタグを読み取ることができる。マスクの設定は、衝突発生時に用いた要求コマンドのマスク値(初回は通常マスクなし)の上位に、衝突が発生したスロット番号を付加する方法が一般的である。
ICカードシステム利用促進協議会、他、"外部端子なしICカード−近傍型−第3部:衝突防止及び伝送プロトコル"、JIS規格X6323−3、制定年月日:2001年09月20日、最新確認年月日:2007年02月20日 特開2004−248310号公報
ところで複数のRFIDタグをまとめて読み取るシステムとしては、「スマートシェルフ」と呼ばれる商品棚を用いた棚在庫管理システムが挙げられる。この棚在庫管理システムでは、商品棚に陳列されている多数の商品にそれぞれRFIDタグを貼付し、棚在庫をリアルタイムに監視している。また、この棚在庫管理システムでは、読取可能領域に存在するRFIDタグを常に監視し、商品棚から商品が取り出されてRFIDタグが読取可能領域から外れると、利用者により商品が取り出されたと判断する。そして、必要に応じて取り出された商品に関する商品情報を所定のディスプレイに表示するなどの付加機能を有している。
このような棚在庫管理システムでは、RFIDタグの読み取り速度が極めて重要となる。しかし、従来の読み取り方法では、読取可能領域に存在するRFIDタグの数や固有識別子の分布によっては、十分な読み取り速度を得ることができないという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数のRFIDタグを高速で読み取ることができるRFIDタグの読取装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、読取可能域内にある複数のRFIDタグから各RFIDタグの固有識別子を読み取るRFIDタグ読取装置において、前回読み取ったRFIDタグの固有識別子を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前回読み取られた全RFIDタグについて固有識別子を指定して該RFIDタグをセレクト状態にする第1のコマンドを各RFIDタグごとにそれぞれ送出し、該第1のコマンドに対する応答があったRFIDタグの固有識別子を前記記憶手段に記憶し、前記第1のコマンドに対する応答があったRFIDタグに対して該RFIDタグをクワイエット状態にする第2のコマンドを送出し、その後にレディ状態の全てのRFIDタグからの応答を待つ第3のコマンドを送出し、該第3のコマンドにより読み取ったRFIDタグの固有識別子を前記記憶手段に記憶する読取処理手段を備えたことを特徴とする。
一般に、レディ状態のRFIDタグからの応答を待つ第3のコマンドに対して複数のRFIDタグからの応答が衝突する可能性があるので、該第3のコマンドを用いたRFIDタグを個別に識別するのには時間がかかる。本発明では、該第3のコマンドを送出する前に、前回読み取ったRFIDタグの存在を第1のコマンドを用いて個別に認識し、さらに該RFIDタグをクワイエット状態にしている。これにより、その後の第3のコマンドに対して応答するRFIDタグは、前回読み取り時には存在せず、その後読取可能域内に存在することになったものとなる。したがって、第3のコマンドによる読取処理の時間を大幅に短縮することができ、全体としても読取速度が向上する。
また、本発明の好適な態様の一例として、上記RFIDタグの読取装置において、前記読取処理手段に対して読取処理開始要求を送出するとともに読取処理手段から読み取り結果を受信する制御手段を備え、前記制御手段における記憶手段からの固有識別子の取得処理は、前記制御手段が前記読取開始要求とともに前記記憶手段に記憶されている固有識別子を送出し、読取処理手段が前記読取開始要求とともに固有識別子を取得することにより行うとともに、前記制御手段における記憶手段への固有識別子の記憶処理は、前記読取処理手段が固有識別子を読み取り結果として制御手段に送出し、制御手段が該固有識別子を記憶手段に記憶することにより行うことを特徴とするものを提案する。
本発明によれば、制御手段及び記憶手段と、読取処理手段を分離した形態での実装を容易にすることができるので、読み取り領域を大きく取りたい場合に有効である。具体的には、1つの制御手段に対して複数の読取処理手段を設ける場合には、複数の読取処理手段で同一のRFIDタグを読み取ってしまった場合などに容易に対処できるので本発明は有用である。
以上説明したように本発明によれば、第3のコマンドを送出する前に、前回読み取ったRFIDタグの存在を第1のコマンドを用いて個別に認識し、さらに該RFIDタグをクワイエット状態にしている。これにより、その後の第3のコマンドに対して応答するRFIDタグは、前回読み取り時には存在せず、その後読取可能域内に存在することになったものとなる。したがって、第3のコマンドによる読取処理の時間を大幅に短縮することができ、全体としても読取速度が向上する。
本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。本実施の形態では、商品棚に陳列した商品のRFIDタグから固有識別子を読み取るシステムについて説明する。図1はRFIDタグ読取装置の全体構成図、図2はRFIDタグ読取装置の詳細構成図である。
本実施の形態に係るRFIDタグの読取装置は、図1に示すように、ショーケース1に陳列されている商品10に付設されているRFIDタグ11から該RFIDタグ11の固有番号を読み取る用途で用いるものとする。ショーケース1は、商品10を陳列するための複数段の商品棚2と、商品10を冷却するための冷却機構(図示省略)とを備えている。冷却機構については従来周知のものと同様なのでここでは説明を省略する。各商品棚2の上面には、陳列されている商品10のRFIDタグ11と通信するためのアンテナユニット200が設けられている。アンテナユニット200は、ループアンテナ及び整合回路(共に図示省略)を備えており、各商品棚2の上面において左右に複数(図1では2つ)並設されている。また、ショーケース1は、各商品棚2毎に設けた読取処理装置100と、各読取処理装置100を集中制御する集中制御装置300とを備えている。本実施の形態では、RFIDタグ11及びRFIDタグ読取装置は、JIS規格X6323−1〜3に準ずるものとする。
読取処理装置100は、図2に示すように、それぞれ対応する商品棚2に設けたアンテナユニットと接続しており、各アンテナユニット200を用いてRFIDタグ11から該タグに予め設定されている固有識別子(UID)を読み取る。各読取処理装置100は、接続されている各アンテナ200の通信範囲内にあるRFIDタグ11と通信するためのRF回路部110と、各RFIDタグ11から固有識別子を読み取る読取処理部120と、集中制御装置300に接続するための通信インタフェイス130とを備えている。読取処理部120の動作については後述する。
集中制御装置300は、図2に示すように、各読取処理装置100から受信したRFIDタグ11の固有識別子に基づき商品の棚在庫を商品棚毎に管理する在庫管理部310と、読取処理装置100で読み取った固有識別子を記憶するとともに該在庫管理部310における集計処理等で用いられる記憶部320と、読取処理装置100と接続するための通信インタフェイス330と、店舗内のLANと接続するための通信インタフェイス340とを備えている。在庫管理部310の動作については後述する。
次に、集中制御装置300の在庫管理部310及び読取処理装置100の読取処理部120におけるRFIDタグの読取処理について図3乃至図5を参照して説明する。図3は読取処理を説明するシーケンスチャート、図4及び図5は読取処理装置のフローチャートである。
図3に示すように、集中制御装置300の在庫管理部310は、読取開始指示を読取処理装置100に送出する(ステップSA1)。ここで、該読取開始指示には固有識別子の一覧を含む。この固有識別子の一覧は、当該読取処理装置100で前回読み取られたRFIDタグ11の固有識別子の一覧であり、集中制御装置300の記憶部320に記憶されているものである。読取処理装置100の読取処理部120は、前記読取開始指示を受信すると読取処理を開始する(ステップSB10)。読取処理部120における読取処理の詳細は後述する。
在庫管理部310は、前記ステップSA1の読取開始指示の後、所定の時間間隔で読取終了確認を読取処理部120に送出する(ステップSA21,SA31)。読取処理部120は、前記ステップSB10の読取処理中に読取終了確認を受信した場合には、読取未完了の旨を返答する(ステップSB22)。一方、読取処理部120は、前記ステップSB10の読取処理の終了後に読取終了確認を受信した場合には、読み取ったRFIDタグ11の固有識別子のリストを返答する(ステップSB32)。このように、集中制御装置300から読取処理装置100への通信は、読取処理装置100における読取処理とは非同期で行われる。また、在庫管理部310は、読取結果を記憶部320に記憶する。
以上の処理により、集中制御装置300の在庫管理部310には、商品棚2に載置された各商品10のRFIDタグ11から読み取った固有識別子のリストが記憶部320に保持される。在庫管理部310は、前回読み取った読取結果と今回読み取った読取結果に差異が生じた場合、当該差異情報を店舗コンピュータ500に送信する。また、在庫管理部310は、店舗コンピュータ500からの要求に応じて、記憶部320に記憶されている読取結果を店舗コンピュータ500に返答する。
次に、読取処理部120における前記ステップSB10の読取処理の詳細について図4を参照して説明する。読取処理部120は、前記ステップSA1で受信した読取開始指示に含まれる固有識別子の一覧を所定のFIFO型の記憶部(ここでは「前回結果キュー」と呼ぶものとする)に記憶する(ステップSB101)。次に、読取処理部120は、前回結果キューから固有識別子を1つ取り出し(ステップSB102)、該固有識別子をもつRFIDタグ11に対してSELECTコマンドを送出する(ステップSB103)。このSELECTコマンドは、固有識別子により特定されるRFIDタグ11を選択状態に遷移させるものである。SELECTコマンドを受信したRFIDタグ11は、該SELECTコマンドに含まれる固有識別子が自身の固有識別子と一致する場合には、自身を選択状態に遷移させる。そして、選択状態に遷移したRFIDタグ11は、選択状態に遷移した旨を応答する。
読取処理部120は、前記SELECTコマンドに対するRFIDタグ11からの応答を待つ(ステップSB104)。所定時間内にRFIDタグ11からの応答がない場合(タイムアウト)、当該固有識別子のRFIDタグ11は読み取り領域内にないものと判断し、次の固有識別子についての処理を行うべく前記ステップSB102に処理を移行する(ステップSB104)。一方、読取処理部120は、SELECTコマンドに対する応答を受信すると、当該RFIDタグ11に対してStayQuietコマンドを送出する(ステップSB105)。ここでStayQuietコマンドは、RFIDタグ11をQuiet状態に遷移させるコマンドである。Quiet状態に遷移したRFIDタグ11は、後述のInventoryコマンドに対して無応答となる。すなわち、ステップSB105の処理は後続する他のRFIDタグの読取処理において当該RFIDタグ11の応答を抑制するためである。そして、読取処理部120は、応答を返したRFIDタグ11の固有識別子を確定タグのUIDとして、所定の記憶部(以下「UID記憶部」と言う)に格納する(ステップS106)。読取処理部120は、以上のステップSB102〜SB106の処理を、前回結果キューが空になるまで行う(ステップSB107)。以上の処理により、前回読取処理時に読み取ったRFIDタグ11が今回読取処理時にも存在する場合、そのRFIDタグ11の固有識別子が読み取られるとともに、当該RFIDタグ11がQuiet状態となる。次に、読取処理部120は、他のRFIDタグの読取処理、すなわち前回読取処理時に存在していなかったRFIDタグの読取処理を実施する(ステップSB108)。
次に、前記ステップSB108の他のRFIDタグの読取処理について図5を参照して説明する。図5に示すように、読取処理部120は、まずInventoryコマンドで用いるマスク値及びマスク長の初期値をFIFO型のキュー(以下「マスク記憶キュー」と言う。)に投入する(ステップSB201)。具体的には、マスク長:0、マスク値:0の組をマスク記憶キューに投入する。次に、読取処理部120は、マスク記憶キューから取り出したマスク値及びマスク長をInventoryコマンドに設定する(ステップSB202)。このInventoryコマンドは、読取可能領域に存在するReady状態のRFIDタグ11に対して応答を要求するコマンドである。ただし、応答を返すRFIDタグ11は、自身の64bitからなる固有識別子の下位が前記マスクに合致するもののみである。また、RFIDタグ11は、固有識別子にマスクを適用し、マスク部を除いた下位4bitをスロット番号とする。そして、タイムスロットが自身のスロット番号に一致した際に、自身の固有識別子を含む応答を返すものとする。
次に、読取処理部120は、Inventoryコマンドを送出し(ステップSB203)、タイムスロットを0から15まで切り替えながら、RFIDタグ11からの応答を待つ(ステップSB204〜SB210)。具体的には、まずタイムスロットを0に設定し(ステップSB204)、タイムスロット切替信号を送出する(ステップSB205)。当該タイムスロットにおいて所定時間内にRFIDタグ11から応答がない場合、すなわちタイムアウトした場合には、次のタイムスロットに進む(ステップSB206,SB210)。一方、RFIDタグ11からの応答があり、且つ、コリジョンが発生していない場合(ステップSB206,SB207)、読取処理部120は、当該応答に含まれる固有識別子をUID記憶部に格納する(ステップSB208)。他方、RFIDタグ11からの応答があったが応答にコリジョンが生じた場合(ステップSB206,SB207)、次回のInventoryコマンドで用いるマスクを決定し、該マスク情報をマスク記憶キューに格納する(ステップSB209)。次回マスクの決定は、以下のようにして行う。次回マスク長は、今回使用したマスク長+4とする。次回マスク値は、現在のタイムスロットを今回使用したマスク長だけ左シフトしたものと、今回使用したマスク値との論理和により求める。
以上により1回のInventoryコマンドに係る処理が終了する。読取処理部120は、該Inventoryコマンドにより読み取ったRFIDタグ11に対して、次回Inventoryコマンドへの応答を行わないようStayQuietコマンドを送出する(ステップSB211)。次に、読取処理部120は、マスク記憶キューにマスク情報が格納されている場合(ステップSB212)、当該マスク情報を取り出し、取り出したマスク情報でマスクを設定し(ステップSB202)、次回Inventoryコマンドを送出する(ステップSB203)。このような処理により、コリジョンが発生したタイムスロットについて、マスク設定を変更して読取処理が実行される。マスク記憶キューにマスク情報が格納されていない場合(ステップSB212)、読取処理部120は、読取漏れがないかどうかを確認する処理を行う(ステップSB213)。具体的には、マスク無しの設定で再度Inventoryコマンドを送出する。既に読取が完了しているRFIDタグ11は、前記ステップSB105及びステップSB211により全てQuiet状態になっているため、Inventoryコマンドに対して応答はしない。したがって、この確認処理ではInventoryコマンドに対する応答がない事(タイムアウトが生じる事)を確認すればよい。
このように本実施の形態に係るRFIDタグの読取装置では、Inventoryコマンドによる読取処理を実施する前に、前回読取処理の読み取ったRFIDタグ11についてSELECTコマンドにより今回も存在していることを確認している。そして、確認がとれたRFIDタグ11はInventoryコマンドで応答しようにQuiet状態となる。これにより、一般的に処理に時間がかかるInventoryコマンドの送出頻度を軽減できるので、読取処理の高速化を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記第1の実施の形態では、集中制御装置300から読取処理装置100への読取開始時に前回読取結果に係る固有識別子の一覧を送信していたが、読取処理装置100において前回読取結果を所定の記憶手段に保持しておき、次回読取処理時に該記憶手段に記憶されている固有識別子の一覧を用いるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、RFIDタグの読取装置の利用用途としてショーケースの棚在庫をリアルタイムに管理するシステムについて例示したが、他の用途であっても本発明は実施できる。
RFIDタグ読取装置の全体構成図 RFIDタグ読取装置の詳細構成図 読取処理を説明するシーケンスチャート 読取処理装置の動作を説明するフローチャート 読取処理装置の動作を説明するフローチャート
符号の説明
1…ショーケース、2…商品棚、100…読取処理装置、120…読取処理部、200…アンテナユニット、300…集中制御装置、310…在庫管理部、320…記憶部、500…店舗コンピュータ

Claims (3)

  1. 読取可能域内にある複数のRFIDタグから各RFIDタグの固有識別子を読み取るRFIDタグ読取装置において、
    前回読み取ったRFIDタグの固有識別子を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前回読み取られた全RFIDタグについて固有識別子を指定して該RFIDタグをセレクト状態にする第1のコマンドを各RFIDタグごとにそれぞれ送出し、該第1のコマンドに対する応答があったRFIDタグの固有識別子を前記記憶手段に記憶し、前記第1のコマンドに対する応答があったRFIDタグに対して該RFIDタグをクワイエット状態にする第2のコマンドを送出し、その後にレディ状態の全てのRFIDタグからの応答を待つ第3のコマンドを送出し、該第3のコマンドにより読み取ったRFIDタグの固有識別子を前記記憶手段に記憶する読取処理手段を備えた
    ことを特徴とするRFIDタグの読取装置。
  2. 前記読取処理手段に対して読取処理開始要求を送出するとともに読取処理手段から読み取り結果を受信する制御手段を備え、
    前記制御手段における記憶手段からの固有識別子の取得処理は、前記制御手段が前記読取開始要求とともに前記記憶手段に記憶されている固有識別子を送出し、読取処理手段が前記読取開始要求とともに固有識別子を取得することにより行うとともに、
    前記制御手段における記憶手段への固有識別子の記憶処理は、前記読取処理手段が固有識別子を読み取り結果として制御手段に送出し、制御手段が該固有識別子を記憶手段に記憶することにより行う
    ことを特徴とする請求項1記載のRFIDタグの読取装置。
  3. 前記制御手段は、一又は複数の読取処理手段を制御する
    ことを特徴とする請求項2記載のRFIDタグの読取装置。
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