JP5105546B2 - 化粧ブラシ - Google Patents

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本発明は、チークブラシ、フェイスブラシ、シャドウブラシ、ボタン刷毛などに代表される化粧用ブラシに関する。
化粧ブラシは、ブラシ毛を束ねて形成されるブラシ穂と、ブラシ穂を支持する軸体とで構成される。この種のブラシ毛は、多くの場合イタチ、リス、山羊、馬などの獣毛を素材にして形成されており、柔軟性に優れ肌さわりが良いこと、粉状の化粧材の保持作用に優れていること、さらに保持した化粧材の肌面への転着性が良いことなど、合成繊維に比べて優れた特性を備えている。
しかし、獣毛の供給量には限界があって入手しにくい状況にあり、そのため獣毛を素材とする化粧ブラシ、とくに毛足の長い獣毛を大量に使用するチークブラシやフェイスブラシは高価にならざるをえない。また、獣毛製のブラシ毛は害虫が繁殖しやすいうえ、使用者によっては獣毛に対してアレルギーを発症するおそれがある。こうした状況から、ブラシ毛の素材として合成繊維の使用率が高まる傾向にある。その一方で、プラスチック製の芯体の外面に短繊維を植毛したブラシ(特許文献1参照)や、エラストマーを素材とする射出成形品からなる塗布体(特許文献2参照)など、ブラシ毛を使用しないチップ構造の化粧ブラシの使用も拡大する傾向にある。
本発明の化粧ブラシは、起毛生地を塗布要素にして化粧ブラシを構成するが、この種の塗布用具は粉状ないしペースト状の化粧材を塗布するパフとして広く知られている。例えば特許文献3には、発泡ポリウレタン製の中芯の外面をベルベット生地で覆う構造のパフが開示してある。ベルベット生地は袋状に形成してあり、その内面に中芯が接着剤で固定してある。
特許第3478738号公報(段落番号0013、図3) 特開2006−296625号公報(段落番号0027、図3) 特開平10−211018号公報(段落番号0019、図1)
先に説明したように、獣毛を常に安定した状態で入手するのは困難であり、入手できたとしても獣毛品質のばらつきを調整して、均質な化粧ブラシを形成するのには多くの手間が掛かる。そのため、ブラシ毛は合成繊維に置き換えられる傾向にあるが、獣毛で構成したブラシ毛の特性には及ばない。また、繊維表面の改質を行なうなど獣毛の特性に近づける努力がなされているものの、充分な成果は得られていない。そこで本発明者は、入手が容易で品質が安定している起毛生地を塗布要素にして化粧ブラシを構成することを思いつき、本発明を提案するに至った。
本発明の目的は、起毛生地を塗布要素とする化粧ブラシを提供することにある。本発明の目的は、獣毛や合成繊維などのブラシ毛で形成される筆構造の化粧ブラシに比べて低コストで、しかも化粧ブラシの用途に応じて自由に外形形状を設定できるチップ構造の化粧ブラシを提供することにある。
本発明の化粧ブラシは、支持具1と、支持具1に装着される塗布体2とを備えている。塗布体2は、弾性発泡材からなる芯材5と、芯材5の外面に配置される塗布要素6と、支持具1に対する装着部7とを含んで構成する。塗布要素6は起毛生地で形成されて、その外面に起毛面10が露出してある。芯材5の外面を袋状の塗布要素6で覆う。芯材5の表面を凹凸面状に形成して、芯材5の凹部17と塗布要素6との間に遊動空間18を確保する。
塗布体2の内部には、化粧材が芯材5の内部へ浸入するのを防ぐ遮蔽層9を形成する。なお、遮蔽層9は、芯材5の外面と塗布要素6の内面とのいずれかに設けることができる。
塗布体2の内部に、塗布体2の過剰な変形を規制する保形体8を配置する。
保形体8を芯材5の内部に配置する。
本発明では、化粧ブラシの塗布体2を弾性発泡材からなる芯材5と、芯材5の外面に配置される塗布要素6などで構成した。また、起毛生地で塗布要素6を形成して、その外面に露出させた起毛面10で化粧材を塗布できるようにした。このように、工業製品を素材とする芯材5と塗布要素6とで塗布体2を構成すると、パーツ素材を常に安定した状態で安価に入手できるうえ、その品質を常に一定に維持できる。また、筆構造の従来の化粧ブラシに比べて、より少ない加工工数で塗布体2を形成できる。したがって、本発明の化粧ブラシは、獣毛や合成繊維などのブラシ毛で形成される筆構造の化粧ブラシに比べて、素材コストと加工コストを圧縮してブラシ全体の製造コストを大幅に削減でき、さらにブラシの品質も常に安定したものとすることができる。また、ベルベット生地などの起毛面10を肌面に接触させながら化粧材を塗布するので、肌面に対する塗布体2の触感を柔らかで優しいものとすることができる。塗布体2を芯材5と塗布要素6とでチップ構造として構成するので、塗布体2の外形形状を必要に応じて任意形状に形成できる利点もある。
塗布体2の内部に遮蔽層9を形成すると、化粧材が芯材5の空孔内へ浸入しようとするのを遮蔽層9で確実に防止して、化粧材の無駄な消費を阻止できる。また、空孔内へ浸入した化粧材が変質したり、いやな臭いを発するなど、化粧材が芯材5の内部に浸入することに伴なう不具合を未然に防止して、化粧ブラシを衛生的な状態に維持できる。さらに、化粧ブラシを洗浄あるいは洗濯するような場合に、芯材5の内部に洗浄水が吸収されるのを防いで、乾燥を促進できる利点もある。
芯材5の表面を凹凸面状に形成して、芯材5の凹部17と芯材5の外面を覆う塗布要素6との間に遊動空間18を確保する化粧ブラシによれば、使用時における塗布要素6を遊動空間18の範囲内で内凹み変形できる。したがって、化粧材を肌面に塗布するときに、塗布要素6を肌面の起伏や凹凸によく馴染ませることができる。また、塗布要素6を遊動空間18の内部へ凹ませて、肌触りを柔軟なものとすることができる。さらに、化粧材あるいは肌面と起毛面10との接触面積を大きくして、化粧材の塗布やぼかしを効果的に行なうことができる。
塗布体2の内部に保形体8が配置してあると、化粧ブラシを使用するとき塗布体2が過剰に変形するのを規制して、肌面に対する化粧材の塗布を使用者の意図どうりに的確に行なうことができる。とくに、化粧材を線状、あるいは局部的に塗布するような場合であっても、塗布途中に塗布体2が大きく折れ曲がったり、押し潰されてしまうなどの変形を防いで化粧材を的確に塗布できる。
保形体8を芯材5の内部に配置すると、塗布体2の外面の任意の起毛面10で化粧材を保持して塗布することができる。例えば、塗布体2が扁平に形成してあるような場合には、表面あるいは裏面の違いを意識する必要もなく、表裏両面の起毛面10に化粧材を含ませて肌面に塗布できる。因みに、保形体8が芯材5の外面に配置してあると、保形体8を配置した側の塗布要素6が保形体8で直接支持されるので、肌触りが硬くなるのを避けられず、したがって化粧材を塗布する側の表面を意識して使用しなければならない煩わしさがある。
(実施例) 図1ないし図3は本発明に係る化粧ブラシをシャドウブラシに適用した実施例を示す。図2において化粧ブラシは、上下に長い軸状の支持具1と、支持具1に装着される塗布体2と、塗布体2を支持具1に固定するための口金3で構成する。塗布体2は、弾性発泡材からなる芯材5と、芯材5の外面を覆う塗布要素6と、支持具1に装着するための装着部7と、保形体8とで構成する。
芯材5は発泡ウレタン、発泡スチレン、発泡シリコンなどの発泡処理されたエラストマー材で形成するのが好適であり、先のエラストマー材を発泡成形して、あるいはエラストマー材の発泡シートを打ち抜いて形成することができる。この実施例では、芯材5を花弁状に形成した(図3参照)。芯材5の表面には遮蔽層9を形成する。遮蔽層9は、発泡処理されたエラストマー材と同じ弾性を発揮できる接着剤、あるいは未発泡のエラストマーを芯材5の表面に塗布ないし付着させて形成する。遮蔽層9を設けることにより、塗布要素6の内部に浸入した化粧材が芯材5に内部に浸入するのを防いで、化粧材が無駄に消費されるのを防止できる。
塗布要素6は、ベルベットに代表されるパイル生地、ビロード織物、パイル織物、あるいは基布の表面に短繊維が静電植毛してある植毛生地などの起毛生地を素材にして、縫着あるいは熱溶着によって袋状に形成してあり、少なくとも外面の全体に起毛面10が露出させてある。起毛面10の起毛長さは、化粧ブラシの用途に応じて1〜10mmの範囲内で選定することができ、この実施例のシャドウブラシの起毛長さは2〜5mmとした。起毛生地は、綿、絹などの天然繊維や、ナイロン、ポリエステル、アクリルなどの合成繊維を素材にして形成してあればよく、必要があれば前記繊維の2以上を混紡して、あるいは獣毛を混紡して形成することができる。
装着部7は、芯材5および塗布要素6を圧縮変形して、あるいは該当する部分を糸で固縛して棒状に形成してあり、口金3に差し込み装着したうえで、口金3の内面に塗布した接着剤層11によって分離不能に固定してある。装着部7の形状や大きさは、口金3の形状や大きさ、あるいは支持具1の形状や大きさに応じて適合させることになる。保形体8はプラスチック製の扁平な棒状体からなり、その殆どの部分が芯材5の内部に差し込まれている。保形体8を設けることにより、使用時の塗布体2が口金3の開口端部分で折れ曲がり、あるいは塗布体2が先端から口金3の側へ向かって押し潰されるなど、塗布体2の過剰な変形を規制して、塗布体2の外形を適正な状態に保持できる。
塗布体2は以下の手順で形成することができる。塗布体2の完成形状に対応して起毛生地を裁断したのち、起毛面10が生地裏になる状態で裁断生地の周縁の大半を袋状に縫着ないし熱溶着する。未縫着のままの袋の開口を利用して生地を裏返えして、起毛面10を外面に露出させる。この状態の生地ブランクに保形体8が装着された芯材5を充填して外形を整え、塗布要素6の未縫着部側と芯材5の基端部分とを圧縮変形して丸棒状の装着部7を形成する。必要に応じて装着部7の外面に接着剤を塗布して、その外形形状を固定することができる。この状態の塗布体2を口金3の一端に差し込み、接着剤層11で固定することにより塗布体2を完成する。最後に、予め形成しておいた支持具1の装着端を口金3の他端に固定して、シャドウブラシを完成する。
得られたシャドウブラシは、容器に充填された固形ないし半固形の化粧材に塗布要素6を擦り付けて、粉状の化粧材を起毛面10に保持させる。次に、まつ毛と眼との間の肌面に起毛面10を擦り付けて、起毛部に保持された化粧材を肌面に塗布する。さらに塗布部を塗布要素6で繰り返し払拭して化粧材を拡散させ、塗布部の輪郭をぼやけさせる。上記の塗布操作を肌面に繰り返し行なって、化粧材を所望する塗布状態に仕上げる。
以上のように、芯材5と塗布要素6とで構成した塗布体2によれば、芯材5の形成素材である発泡処理されたエラストマー材や、塗布要素6の形成素材である起毛生地などの、塗布体2を構成する各パーツの素材を常に安定した状態で安価に入手できる。また、入手したエラストマー材や起毛生地の品質にばらつきはなく、常に一定の品質を発揮できる。さらに塗布体2は、筆構造の化粧ブラシに比べてより少ない加工工数で加工できる。したがって、本発明の化粧ブラシは、獣毛や合成繊維などのブラシ毛で形成される筆構造の化粧ブラシに比べて、素材コストと加工コストを圧縮して低コストで製造でき、その品質も常に安定したものとすることができる。また、ベルベット生地などの起毛面10を肌面に接触させながら化粧材を塗布するので、肌面に対する塗布体2の触感を柔らかで優しいものとすることができる。
図4ないし図7は、本発明の化粧ブラシの別の実施例を示す。この実施例における化粧ブラシはチークブラシであって、櫛形の支持具1と、支持具1に装着される塗布体2と、支持具1に対して着脱自在に装着される保護キャップ14と、塗布体2を支持具1に装着するための装着枠15と、芯材5の内部に配置される保形体8などで構成する。
塗布体2は、前後一対の芯材5・5と、芯材5・5の間に挟持される保形体8と、芯材5の外面を覆う塗布要素6などで、全体の外形形状が半円状に形成してある。このように、塗布体2を半円状に形成することにより、面積が大きな頬部分に化粧材を効果的に塗布し、あるいは塗布部の周縁をぼかす処理を円滑に行なうことができる。芯材5はエラストマー材を素材にして射出成形機で発泡成形することにより形成してあり、その芯材5の片方の表面には、上下方向に長い複数個のリブ状の突起16が形成してある。塗布要素6は、装着部7の側が開口する扁平な袋状に逢着して、起毛面10が外面に露出してある。その内面には、先の実施例と同様の遮蔽層9が形成してある(図6参照)。突起16は、左右方向に長いリブ状突起で形成してもよい。
保形体8は、ポリプロピレンなどの靭性に優れたプラスチックシート材、あるいは薄い金属板ばね材を素材にして芯材5よりひとまわり小さな舌片状に形成する。保形体8を一対の芯材5・5の間に挟み込み、両芯材5・5の周縁の接合面どうしを接着することにより、保形体8を芯材5と一体化することができる。この状態の芯材5の下端の取付部5aを、上下面が開口する無端枠状の装着枠15の内面に差し込み装着し、さらに、芯材5の外面に袋状の塗布要素6を被せ付けたのち、塗布要素6の下部内面を装着枠15に接着することにより、芯材5、塗布要素6、保形体8と、装着枠15とが一体化された塗布体2を得ることができる。最後に装着枠15を支持具1に嵌まり込んで接着することにより、塗布体2を支持具1に対して確りと一体化できる。装着枠15はプラスチック成形品で形成し、支持具1はプラスチック成形品、あるいはアルミニウム板材を絞り成形して形成することができる。
上記の化粧ブラシによれば、隣接するリブ状突起16の間に形成される凹部17と塗布要素6との間に三角形状の遊動空間18が形成されるので、使用時における塗布要素6は確保された遊動空間18の範囲内で内凹み方向へ変形できる。したがって、塗布要素6を固形ないし半固形の化粧材の表面に擦り付けるとき、あるいは、起毛面10を肌面に擦り付けるとき、塗布要素6の生地面を遊動空間18の内部へ凹ませて、肌触りを柔軟なものとすることができ、さらに化粧材あるいは肌面との接触面積を大きくして、化粧材の塗布やぼかしを効果的に行なうことができる。接着された芯材5の表裏両面に遊動空間18を形成するので、化粧材の塗布面が表であるか裏であるかを意識する必要もなく、どちらの起毛面10ででも化粧材を塗布することができる。
芯材5の内部に保形体8を装填するので、使用時の塗布体2が過剰に変形するのを保形体8で規制できる。このことは、塗布要素6によって化粧材を塗布するとき、塗布面の背面側の塗布要素を指先で支える必要がないことを意味しており、支持具1を掴んだだけの状態で、あたかも筆状のブラシで化粧材を塗布するのと同様に化粧材を好適に塗布し、あるいは塗布部の周辺をぼかすことができる。この実施例における化粧ブラシは、フェイスブラシとして使用することができ、その場合には、支持具1の構造を扁平な刷毛の柄と同様の構造にして、肌面の払拭を簡便に行なえるようにすることができる。
塗布体2の外観形状は、図8(a)〜(c)に示すように各種の形状に自由に変更できる。図8(a)では、塗布体2を丸棒状に形成し、その先端を砲弾状にとがらせた。図8(b)では、塗布体2を丸棒状に形成し、その先端を傾斜面で形成した。図8(c)では、塗布体2を6角棒状に形成し、その先端を傾斜面で形成した。このように、塗布体2の外観形状は必要に応じて、自由に設定することができる。
図9は、塗布体2の別の実施例を示す。そこでは、芯材5の周縁に沿って溝21を形成しておき、塗布要素6の内面に形成される縫着部6aを溝21に収容できるようにした。このように、塗布要素6を芯材5に被せ付けた状態において、塗布要素6の縫着部6aを溝21の内部に収容すると、芯材5の周面が縫着部6aに押潰されて塗布要素6の外形が不揃いになること、即ち塗布体2の外形がばらつくのを一掃できる。この場合の溝21は、縫着部6aの厚みに対応した溝幅に形成することができる。必要があれば、芯材5の周縁に沿って切込みを入れて溝21とすることができる。また、先の実施例で説明したように、塗布要素6の内部に一対の芯材5・5を収容する場合には、芯材5・5の周縁部分を接着しないで溝21とすることができる。
上記の実施例以外に、支持具1の外形は任意形状に形成でき、実施例で説明した形状には限定しない。同様に芯材5および塗布要素6の外形形状は、化粧ブラシの用途に応じて適宜設定すべきであるので、各実施例で説明した外形形状には限定しない。口金3は省略することができ、その場合には支持具1に装着穴を設けておいて、塗布体2の装着部7を先の装着穴に取り付けるとよい。
芯材5の横断面は、複数個の凹部17を備えた断面形状に形成してあればよく、例えば花形や、星形、あるいは各辺部が中央部へ向かって凹む多角形断面状などに形成することができる。また、一群のディンプルを備えたゴルフボールのように形成することができる。突起16は直線リブ状に形成する必要はなく、先端が丸められたボス状の突起や、波型のリブ状に形成することができる。要は、芯材5の表面が凹凸面状に形成してあればよい。
保形体8は、ばね線材で形成することができ、あるいは団扇や扇の骨材状に形成することができる。図1ないし図3で説明した化粧ブラシにおける保形体8は省略することができる。保形体8は芯材5の内部に配置する必要はなく、芯材5の背面と塗布要素6の背面との間に配置することができる。塗布要素6は袋状に形成する必要はなく、例えば、断面が四角形状の芯材5の対向面に塗布要素6を貼り付けて塗布体2とすることができる。本発明の化粧ブラシは、固形ないし半固形の化粧材を塗布する以外に、粉状、液状、あるいはゼリー状の化粧材を塗布する化粧ブラシとして使用することができる。
化粧ブラシの塗布体の縦断正面図である。 化粧ブラシの正面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 化粧ブラシの別の実施例を示す正面図である。 図4におけるB−B線断面図である。 図4におけるC−C線断面図である。 図4におけるD−D線断面図である。 塗布体の変形例を示す斜視図である。 塗布体の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 支持具
2 塗布体
3 口金
5 芯材
6 塗布要素
7 装着部
8 保形体
10 起毛面
16 突起
17 凹部
18 遊動空間

Claims (4)

  1. 支持具(1)と、支持具(1)に装着される塗布体(2)とを備えており、
    前記塗布体(2)は、弾性発泡材からなる芯材(5)と、芯材(5)の外面に配置される塗布要素(6)と、支持具(1)に対する装着部(7)とを含んで構成されており、
    前記塗布要素(6)が起毛生地で形成されて、その外面に起毛面(10)が露出してあり、
    芯材(5)の外面が袋状の塗布要素(6)で覆われており、
    芯材(5)の表面が凹凸面状に形成されて、芯材(5)の凹部(17)と塗布要素(6)との間に遊動空間(18)が確保してあることを特徴とする化粧ブラシ。
  2. 塗布体(2)の内部に、化粧材が芯材(5)の内部へ浸入するのを防ぐ遮蔽層(9)が形成してある請求項1に記載の化粧ブラシ。
  3. 塗布体(2)の内部に、塗布体(2)の過剰な変形を規制する保形体(8)が配置してある請求項1または2に記載の化粧ブラシ。
  4. 保形体(8)が芯材(5)の内部に配置してある請求項1、2または3に記載の化粧ブラシ
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