JP5104881B2 - 炊飯器 - Google Patents
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また、本体ケース2の前部側上部には操作部11が設けられ、本体ケース2の前部側内部には制御部12と、この制御部12や誘導加熱コイル6などを冷却するための送風機13とが設けられている。本体ケース2の底板3には、吸気口14a及び排気口14bが設けられている。底板3の下面には複数の支持脚15が設けられている。
上蓋24の前部側には、蓋体20を閉じたときに炊飯器本体1の係止部9に係止する係止片23と、この係止片23を操作する蓋開閉ボタン22等からなるロック手段21とが設けられており、上蓋24の上面には凹部25が形成されてその底部の後部側には開口部26が設けられている。そして、凹部25の下方にはドーム状の弁室27が設けられている。
図6では、内蓋50の下部周縁に3箇所(左下、中央、右下)の隙間72aを設けている。これにより、内蓋50の中央部付近に付着した水滴は中央の隙間72aから、中央部よりも左側に付着した水滴は左下の隙間72aから、中央部より右側に付着した水滴は右下の隙間72aからそれぞれ集水部80に案内させることができる。このように、水滴が一箇所に集中しないので、大粒になることはなく、案内リブ70を越えて内釜17の中や電気炊飯器の周囲に落下することを防止することができる。
また、蓋体20の開放状態において、開口部51の下方向となる部分には、水抜き用の隙間73aが設けられている。この隙間73aにより、蓋体20開放時に蒸気通路64やカードリッジ30内に溜まっていた水が開口部51から流れ出てきたときに、円弧状リブ73が邪魔することなく、集水部80に向けて流れ落ちる。
内釜17に調理物である米と水を入れて炊飯器本体1内に収容し、そのフランジ18を内釜支持ケース4に設けた支持台8上に載置してセットし、蓋体20を閉じる。これにより、蓋体20に設けた係止片23が炊飯器本体1の係止部9に係止してロックされ、また、蓋体20の内蓋50は内釜17の上部開口部を閉塞して内蓋中間部材55に当接し、内蓋中間部材55の係止片58の折曲げ部58aと中蓋40の上面との間には、図4に示すように、すき間gが形成されている。また、ゴムパッキン53は自重によりおねば戻り穴52を開放している。
炊飯スイッチをONすると先ず予熱工程が開始され、例えば40〜60℃程度に加熱される。所定の時間経過すると、炊飯工程に入る。炊飯工程では火力を上げて水を沸騰状態にし、内釜17内の水がなくなるまで沸騰を続ける。内釜17内の水がなくなると、それまで水の蒸発潜熱で消費されていた熱が内釜17の温度を上昇させることに使われるようになり、内釜17の温度が急激に上昇する。この温度上昇を温度センサ10でとらえて炊飯工程を終了し、以後むらし工程に入る。そして、所定の時間経過すると、保温工程に移行する。
炊飯工程が終って内釜17内の温度及び圧力が低下すると、内蓋50は元の状態に戻り、ゴムパッキン53がおねば戻し穴52を開放し、カートリッジ30内に溜ったおねばを蒸気通路64からおねば戻し穴52を経て内釜17内に戻す。
しかし、炊飯完了後、蓋体20を開放したときにおいては、内蓋50が高温状態から室温へ急激に冷やされるため、内蓋50の表面には水滴が発生する。このとき発生した水滴は、内蓋50の表面に設けた案内リブ70に沿って移動し、本体ケース2の内側上部に配設された内釜支持ケース4の上端部の、炊飯器本体1と蓋体20を連結するヒンジ部6近傍に配設された集水部80に案内される。
なお、図7(a)(b)には、案内リブ70の断面形状として円弧形状又は半円形状を一例として示したが、これに限定するものではなく、断面形状が角形状、L字型形状、T字型形状の案内リブ70としてもよい。特にL字型形状やT字型形状では、リブがフック状となり、水滴との接触面積が多くなるため、より多くの水滴を保持できる。その結果、円弧状に比べ水滴が案内リブ70を越えにくくなり、水滴を確実に集水部80に案内することができる。
また、この構成の内蓋50にもその表面に上述した案内リブ70を配設することで、水の飛び出しを防ぐと共に水滴を確実に集水部80に案内することができる。
なお、回転機構を蓋開閉ボタン22の押圧動作と連動させて駆動するようにしてもよい。蓋体20の開放直後は、冷たい外気に内蓋50が晒されるので、内蓋50表面に生ずる水滴が最も多い。このように、内蓋50の表面に最も水滴が多く生じる蓋体20の開放直後に、内蓋50を回転させることができるので、より効果的に、水滴を円弧状リブ72に導くことができる。
例えば、図6の内蓋50の場合では、内蓋50の下部周縁の円弧状リブ72に設けた3箇所の隙間72aに対応させて3つの集水部80を配設する。これにより、1つの大きな集水部80を設けなくとも水滴は各集水部に分散され溜まっていく。
なお、図9では集水部80の底面に直線状の傾斜を設けているが、階段状の傾斜を設けても同様の効果が得られる。
集水部80の着脱構造として、例えば、内釜17を炊飯器本体1から取り外した後に、集水部80を水平方向(内釜17が収まっていた側)に取り外す構造とすれば、蓋体20に当たることなく集水部80を容易に着脱することができる。
さらに、保温時の蓋ヒータ57による発熱により集水部80を温め、集水部80に集水された水をその熱で蒸発させるようにすれば、使用毎に集水部80を取り外すことが不要となり、使い勝手が向上する。
Claims (11)
- 上面に開口部を有し、この開口部を介して内釜を収容する炊飯器本体と、
前記炊飯器本体の開口部に開閉可能に設けられた蓋体と、
前記蓋体の内釜対向面に設けられた内蓋と、
前記炊飯器本体の上面端部に設けられ、前記内蓋に付着した水滴を集水する集水部と、
前記内蓋に設けられ、前記内蓋の中央から周縁に向かって延びる線状リブ及び、前記内蓋の周縁に沿って延びる円弧状リブを有し、前記水滴を前記集水部に案内する案内リブとを備え、
前記案内リブは、前記蓋体を開放したときに、前記水滴が前記線状リブに沿って前記内蓋の周縁に移動し、前記円弧状リブを介して前記集水部に案内されるよう配置されていることを特徴とする電気炊飯器。 - 前記線状リブは、前記蓋体の開放状態において、前記内蓋の周縁に向けて下方に傾斜させたことを特徴とする請求項1に記載の電気炊飯器。
- 前記円弧状リブは、前記蓋体の開放状態において、前記内蓋の下部周縁に複数の隙間を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の電気炊飯器。
- 前記内蓋は、中心部に設けられた蒸気口を備え、
前記案内リブは、前記蒸気口の周縁に沿って設けられた第2の円弧状リブを備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電気炊飯器。 - 前記案内リブは、前記蓋体の開放状態において、前記内蓋の上部側から下部側にかけてリブの高さを高くしたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電気炊飯器。
- 前記内蓋は、金属材料からなり、該内蓋の一部を変形させて前記案内リブを形成することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電気炊飯器。
- 前記内蓋は、前記案内リブの上面が疎水性を有し、該案内リブの上面以外の前記内蓋表面が親水性を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電気炊飯器。
- 前記内蓋は、略円錐状であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の電気炊飯器。
- 前記集水部は、前記炊飯器本体の上面端部に沿って複数備えることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の電気炊飯器。
- 前記集水部は、前記炊飯器本体の後部から前方に向けて底面が深くなるように直線状または階段状の傾斜を有することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の電気炊飯器。
- 前記集水部は、前記炊飯器本体から着脱可能であることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の電気炊飯器。
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