JP5104560B2 - ロボット制御装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、マニピュレータを有するロボット装置を手動操作により制御するためのロボット制御装置に関する。
従来、マニピュレータを備えたロボット装置が提案されており、また、このようなロボット装置のマニピュレータの動作を手動操作により制御するための入力装置を持つ操作装置を備えたロボット制御装置が提案されている。
このような操作装置を備えたロボット制御装置によるロボット装置の制御においては、特許文献1に記載されているように、操作者がロボット装置の可動範囲内に進入して手動操作を行う場合が想定される。このような場合において用いるロボット制御装置の操作装置においては、操作者の意図しない操作によるロボット装置の動作を防止するため、イネーブルスイッチを備えた操作装置を用いることが一般的である。イネーブルスイッチとは、例えば、操作子が押された状態でのみ、入力装置によるロボット装置の操作を可能とし、操作子が押されない状態では、ロボット装置の操作を不可能とするためのスイッチである。
また、操作者の意図しない操作としては、操作子を押込む操作と、操作子を離してしまう操作とのいずれも考えられるため、イネーブルスイッチとしては、特許文献2に記載されているように、初期位置(非押圧位置)、押圧位置(中間位置)及び押込み位置の3点動作が可能となっている3点式スイッチを用いることが提案されている。このような3点式スイッチをイネーブルスイッチとして用いた場合には、ロボット制御装置は、操作子を押圧位置とした状態においてのみ、ロボット装置が操作可能となり、操作子を押込み位置まで押込んだ状態、または、操作子を離した状態においては、ロボット装置が操作不可能となるように構成される。
特許3872387号公報 特開2003−323832公報
ところで、前述のようなロボット制御装置において、イネーブルスイッチを備えた操作装置を使用した場合には、操作者の意図に反してイネーブルスイッチを離してしまうなどが考えられる。また、イネーブルスイッチとして3点式スイッチを使用した場合には、スイッチの構造によっては、操作子が押圧位置にあることが操作者において感知しづらい場合がある。また、微妙な力加減によって操作者の意図に反して操作子が押圧位置から外れてしまうことがある。このような場合には、操作者の意図に反してロボット装置の手動操作が不可能となるため、手動操作の操作性が大きく低下してしまう。
このような問題に対して、操作子を中間位置において保持することを容易とした3点式スイッチが提案されている。また、操作子が中間位置から外れたことが、操作者において確実に感知できるようにした3点式スイッチが提案されている。
しかしながら、これらの改善は3点式スイッチの構造に関するものであり、操作者が3点式スイッチの構造に不慣れである場合には、十分な改善を図ることができない。
また、可動部分に操作装置を取り付けたロボット装置においては、操作者の操作によって可動部分に取付けられた操作装置も移動するため、操作者の意図に反してロボット装置の手動操作が不可能となることによる混乱は大きなものとなる。このような、いわゆる「人間共存ロボット」においては、操作者の操作に基づくロボット装置の移動先を予測して、ロボット装置が周囲の構造物に接触することを防止したものが提案されている。しかし、このような提案は、イネーブルスイッチの操作性そのものを向上させるものではなく、手動操作の操作性を向上させるものではない。
そこで、本発明は、前述の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、イネーブルスイッチを使用したロボット制御装置において、操作者がスイッチの構造に不慣れである場合においても、操作子がロボット装置の操作が可能な位置にあることが操作者において確実に感知できるようにし、操作者の意図に反してロボット装置の手動操作が不可能になることを防止して、手動操作の操作性を向上させたロボット制御装置を提供することにある。
前述の課題を解決し、前記目的を達成するため、本発明に係るロボット制御装置は、以下の構成のいずれか一を有するものである。
〔構成1〕
ロボット装置の動作を制御するロボット制御装置であって、操作子を有しこの操作子が初期位置と押圧位置との少なくとも2つのポイントのいずれかとなされるイネーブルスイッチと、ロボット装置を手動操作するための入力装置と、イネーブルスイッチの操作子が押圧位置であるときに入力装置に対する操作に応じたロボット装置の手動操作を可能とする制御手段と、イネーブルスイッチの操作子が押圧位置にありロボット装置の手動操作が可能となっていることを告知する告知手段とを備え、制御手段は、イネーブルスイッチの操作子が押圧位置であるときにロボット装置の手動操作を可能とする第1の状態と、イネーブルスイッチの操作子の位置に拘わらずロボット装置の手動操作を不可能とする第2の状態とのいずれかを選択可能であり、制御手段が第1の状態を選択しているときに、該第1の状態が選択されていることを告知する第2の告知手段を備えたことを特徴とするものである。
〔構成2〕
構成1を有するロボット制御装置において、イネーブルスイッチの操作子は、初期位置と、押圧位置と、この押圧位置よりもさらに押圧された押込み位置との3つのポイントのいずれかとなされることを特徴とするものである。
〔構成3〕
構成2を有するロボット制御装置において、制御手段は、イネーブルスイッチの操作子が押込み位置となっているときには、ロボット装置を停止させることを特徴とするものである。
〔構成
構成1乃至構成のいずれか一を有するロボット制御装置において、イネーブルスイッチ、入力装置及び告知手段は、ロボット装置のマニピュレータ可動部に設置されていることを特徴とするものである。
本発明に係る複数ロボット制御装置においては、構成1を有することにより、操作子が少なくとも2つのポイントのいずれかとなされるイネーブルスイッチと、ロボット装置を手動操作するための入力装置と、イネーブルスイッチの操作子が押圧位置であるときに入力装置に対する操作に応じたロボット装置の手動操作を可能とする制御手段と、ロボット装置の手動操作が可能となっていることを告知する告知手段とを備え、制御手段は、イネーブルスイッチの操作子が押圧位置であるときにロボット装置の手動操作を可能とする第1の状態と、イネーブルスイッチの操作子の位置に拘わらずロボット装置の手動操作を不可能とする第2の状態とのいずれかを選択可能であり、制御手段が第1の状態を選択しているときに、該第1の状態が選択されていることを告知する第2の告知手段を備えているので、イネーブルスイッチの状態による手動操作の可否が操作者に告知され、イネーブルスイッチの操作子の保持状態が容易に感知されるので、手動操作の操作性を向上させることができる。告知手段による告知は、ランプや発光素子などによる視覚的な告知、スピーカなどによる聴覚的な告知、または、バイブレータなどによる触覚的な告知のいずれであってもよく、イネーブルスイッチの構造や操作者の慣れの有無に拘わらず、一定の効果を得ることができる。また、イネーブルスイッチの操作子が押圧位置であるときにロボット装置の手動操作を可能とする第1の状態が選択されていることが第2の告知手段により告知されるので、手動操作が不可能である場合に、それがイネーブルスイッチの状態によるものか、第1の状態が選択されていないことによるものかの判別を容易に行うことができ、手動操作の操作性を向上させることができる。
また、本発明に係る複数ロボット制御装置においては、構成2を有することにより、イネーブルスイッチの操作子は、初期位置と、押圧位置と、この押圧位置よりもさらに押圧された押込み位置との3つのポイントのいずれかとなされるので、操作者の微妙な力加減によって、意図に反してイネーブルスイッチの操作子が押圧位置から外れてしまったことが告知されるため、作業効率の向上を図ることができる。
さらに、本発明に係る複数ロボット制御装置においては、構成3を有することにより、制御手段は、イネーブルスイッチの操作子が押込み位置となっているときには、ロボット装置を停止させるので、操作中にロボット装置の手動操作が不可能になることで、イネーブルスイッチの操作子が操作者の意図に反する位置となってしまったことが告知されるため、作業効率の向上を図ることができる。
また、本発明に係る複数ロボット制御装置においては、構成を有することにより、イネーブルスイッチ、入力装置及び告知手段は、ロボット装置のマニピュレータ可動部に設置されているので、マニピュレータ可動部に設置されたイネーブルスイッチの操作子が操作者の意図に反する位置となってしまったことが告知手段により告知されるため、「人間共存ロボット」として容易な操作が実現され、作業効率の向上を図ることができる。
すなわち、本発明は、イネーブルスイッチを使用したロボット制御装置において、操作者がスイッチの構造に不慣れである場合においても、操作子がロボット装置の操作が可能な位置にあることが操作者において確実に感知できるようにし、操作者の意図に反してロボット装置の手動操作が不可能になることを防止して、手動操作の操作性を向上させたロボット制御装置を提供することができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るロボット制御装置を装着したロボット装置の構成を示す模式的な側面図である。
本発明に係るロボット制御装置によって制御されるロボット装置は、例えば、図1に示すように、マニピュレータ1を有し、このマニピュレータ1により、対象物101の把持、運搬、加工及び他の部材への組立が可能となされているものである。
マニピュレータ1は、複数のアクチュエータ(駆動装置)とリンク(剛体の構造物)とによって構成されている。すなわち、各リンク間は、回動(屈曲)、または、旋回可能な関節2a,2b,2cを介して接続されており、それぞれアクチュエータによって相対駆動されるようになっている。各アクチュエータは、ロボット制御装置を構成する制御手段(コンピュータ)3によって制御される。
このマニピュレータ1において、第1のリンク(基端部のリンク)1aは、基台部4に対し、基端側を第1の関節2aを介して接続されて設置されている。この第1のリンク1aの先端側には、第2の関節2bを介して、第2のリンク1bの基端側が接続されている。第2のリンク1bの先端側には、第3の関節2cを介して、第3のリンク1cの基端側が接続されている。
第3のリンク1cの先端側(以下、「手先」という。)には、対象物101を把持したり加工したりする手先効果器5が設けられている。この手先効果器5は、制御手段3によって制御される。
そして、本発明に係るロボット制御装置は、制御手段3と、この制御手段3に接続された操作装置6とから構成される。
図2は、本発明に係るロボット制御装置の第1の実施の形態における操作装置の構成を示す斜視図である。
操作装置6は、この実施の形態においては、図2に示すように、ロボット装置の可動部(マニピュレータ1)に取り付けられている。ただし、この操作装置6は、後述するように、ロボット装置から離れた位置に設置して用いてもよい。
この操作装置6は、イネーブルスイッチ7と、ロボット装置を手動操作するための入力装置8と、手動操作が可能であることを告知する告知手段となる表示灯9とを備えている。入力装置8は、例えば、ボタン、レバー、または、操作桿等である。
イネーブルスイッチ7は、操作子10を有している。この操作子10は、初期位置(以下、非押圧位置という。)と、図2中矢印Aで示すように、初期位置よりも押圧された押圧位置(以下、中間位置という。)と、押圧位置よりも押圧された押込み位置との3つのポイントのいずれかとなされるようになっている。なお、操作子10は、外力が加えられない場合には、非押圧位置に復帰するようになっている。
そして、制御手段3は、イネーブルスイッチ7の操作子10が押圧位置であるときに、ロボット装置のマニピュレータ1の手動操作を可能とする。この手動操作は、入力装置8を操作することによって行われる。
表示灯9は、イネーブルスイッチ7の操作子10が押圧位置にあるときに点灯し、ロボット装置の手動操作が可能となっていることを告知(表示)する。このとき、操作者は、表示灯9が点灯したことを確認し、入力装置8によりロボット装置を手動操作することができることを認識してから、入力装置8によりロボット装置を手動操作することができる。
そして、操作者がイネーブルスイッチ7の操作子10を離して、操作子10が非押圧位置へ移動した場合、または、操作者が操作子10をさらに押し、操作子10が押込み位置へ移動した場合には、ロボット装置は、手動操作不可能となる。このとき、表示灯9は消灯し、ロボット装置の手動操作が不可能となっていることを告知(表示)する。操作者の意図しない力加減によって、イネーブルスイッチ7の操作子10が中間位置より外れた場合にも、表示灯9が消灯することにより、操作者は、手動操作が不可能となったことを認識することができる。
また、例えば、自動運転中など、ロボット装置が操作装置6による手動操作を受け付けない状態であるときには、操作者がイネーブルスイッチ7の操作子10を押して中間位置へ移動させたとしても、ロボット装置は手動操作可能とならない。この場合には、イネーブルスイッチ7の操作子10が中間位置であったとしても、表示灯9は点灯しない。操作者は、表示灯9が点灯しないことにより、ロボット装置が手動操作不可能な状態であることを認識することができる。
図3は、本発明に係るロボット制御装置の第1の実施の形態における動作を示すフローチャートである。
このロボット制御装置において、制御手段3は、図3のフローチャートに示すように、ステップst1で動作をスタートすると、ステップst2で、イネーブルスイッチ7の操作子10の位置を判別する。操作子10の位置が中間位置であるときには、ステップst3に進み、操作子10の位置が中間位置でないときには、ステップst6に進む。
ステップst3では、表示灯9を点灯させ、ステップst4に進む。ステップst4では、入力装置8の操作状態を判別し、ステップst5に進む。ステップst5では、入力装置8の操作状態に応じて、ロボット装置を制御し、ステップst2に戻る。
一方、ステップst6では、表示灯9を消灯させ、ステップst7に進む。ステップst7では、ロボット装置を停止させし、ステップst2に戻る。
〔第2の実施の形態〕
図4は、本発明に係るロボット制御装置の第2の実施の形態における操作装置の構成を示す斜視図である。
本発明に係るロボット制御装置において、制御手段3は、イネーブルスイッチ7の操作子10が中間位置であるときにロボット装置の手動操作を可能とする第1の状態と、イネーブルスイッチ7の操作子10の位置に拘わらずロボット装置の手動操作を不可能とする第2の状態とのいずれかを選択するようにしてもよい。
第2の状態とは、例えば、自動運転などを行っている場合であり、このとき、イネーブルスイッチ7の操作子10を押して中間位置としても、ロボット装置は手動操作可能とならない。
この場合においては、図4に示すように、操作装置6には、制御手段3が第1の状態を選択しているときに、第1の状態が選択されていることを告知する第2の告知手段となる第2の表示灯11を設けることができる。この第2の表示灯11は、第1の状態が選択されているときに点灯するようにしてもよいし、または、第2の状態が選択されているときに点灯するようにしてもよい。
ロボット装置の手動操作ができない場合において、操作者は、第2の表示灯11により、その理由がイネーブルスイッチ7に対する操作が不適切であるためなのか、または、制御手段3が第2の状態を選択しているためなのかを認識することができる。
図5は、本発明に係るロボット制御装置の第2の実施の形態における動作を示すフローチャートである。
このロボット制御装置において、制御手段3は、図5のフローチャートに示すように、ステップst11で動作をスタートすると、ステップst12で、ロボット装置が手動操作可能な状態であるか否かを判別する。手動操作可能な状態であれば、ステップst13に進み、手動操作可能な状態でなければ、ステップst20に進む。
ステップst13では、第2の表示灯11を点灯させ、ステップst14に進む。ステップst14では、イネーブルスイッチ7の操作子10の位置を判別する。操作子10の位置が中間位置であるときには、ステップst15に進み、操作子10の位置が中間位置でないときには、ステップst18に進む。
ステップst15では、表示灯9を点灯させ、ステップst16に進む。ステップst16では、入力装置8の操作状態を判別し、ステップst17に進む。ステップst17では、入力装置8の操作状態に応じて、ロボット装置を制御し、ステップst12に戻る。
一方、ステップst18では、表示灯9を消灯させ、ステップst19に進む。ステップst19では、ロボット装置を停止させし、ステップst2に戻る。
また、ステップstステップst20では、第2の表示灯11を消灯させ、ステップst21に進む。ステップst21では、表示灯9を消灯させ、ステップst22に進む。ステップst22では、入力装置8の操作状態を無視した状態で、ステップst12に戻る。
〔その他の実施の形態〕
図6は、本発明の第2の実施の形態に係るロボット制御装置を装着したロボット装置の構成を示す模式的な側面図である。
本発明に係るロボット制御装置において、操作装置6は、必ずしもロボット装置の可動部に取り付けられている必要はない。すなわち、図6に示すように、操作装置6は、ケーブル等を介して制御手段3に接続し、ロボット装置から離間した位置に設置してもよい。この場合には、操作装置6は、可搬式とすることができる。また、操作装置6は、ロボット装置の可動部以外の部分に取り付けてもよい。
また、このロボット制御装置において、表示灯9,11は、操作装置6以外の部分に設けてもよい。表示灯9,11は、例えば、操作者が最も注目するロボット装置の手先効果器5に取り付けてもよい。また、表示灯9,11は、ロボット装置の可動範囲全体から視認しやすい位置に配置してもよい。この場合には、表示灯9,11は、ロボット装置の操作者以外の共同作業者によっても視認することが容易となる。
さらに、本発明に係るロボット制御装置において、告知手段としては、表示灯9,11に限定されず、LCD等のディスプレイを用いて、より多くの情報を表示できるようにしてもよい。このようなディスプレイを用いた場合には、例えば、イネーブルスイッチ7と連動して手動操作が可能な状態であることを表示することができる。
また、告知手段としては、視覚的な表示を行うものに限定されず、ブザーやスピーカ等のように、聴覚的な告知を行うものや、振動などにより触覚的な告知を行うものとしてもよい。聴覚的、または、触覚的な告知を行う場合には、操作者が告知手段に注目していない場合にも告知が可能である。また、聴覚的な告知を行う場合には、ロボット装置の操作者以外の共同作業者に対しても告知することができる。
さらに、本発明に係るロボット制御装置においては、操作装置6の構成は、前述した構成に限定されず、イネーブルスイッチ7と入力装置8の位置関係は、前述した構成に対して左右を逆にしてもよい。また、操作装置6においては、イネーブルスイッチ7、表示灯9及び入力装置8を1本のレバーとして構成してもよい。また、これらのうちの任意の2つを1つの操作扞にまとめるようにしてもよい。
また、このロボット制御装置において、操作装置6には、ロボット装置を非常停止させるための非常停止スイッチを設けてもよい。この非常停止スイッチは、イネーブルスイッチ7や入力装置8とまとめて1本のレバーとして構成することもできる。
さらに、このロボット制御装置の操作装置6においては、入力装置8は、マニピュレータ1を操作するための第1の入力部と、手先効果器5を操作するための第2の入力部とからなるものとしてもよい。この場合において、第1の入力部と第2の入力部とは、片手では同時に操作できない程度に離間させておくことが望ましい。また、これら第1及び第2の入力部のいずれも、イネーブルスイッチ7と片手で同時に操作できない程度にイネーブルスイッチ7から離間させておくことが望ましい。
この場合には、ロボット装置を手動操作するときには、イネーブルスイッチ7は必ず操作しなければならないので、一方の手によってイネーブルスイッチ7を操作し、他方の手によって第1及び第2の入力部のいずれか一つを操作することになる。したがって、第1及び第2の入力部が同時に操作されることはない。
なお、本発明は、イネーブルスイッチ7が3点式スイッチではない場合についても適用することができる。すなわち、操作子が非押圧位置(初期位置)と押圧位置(押込み位置)とのいずれかとなされる2点式スイッチをイネーブルスイッチとして用いる場合においても、告知手段により、操作子が押圧位置となっていることを告知するように構成することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るロボット制御装置を装着したロボット装置の構成を示す模式的な側面図である。 本発明に係るロボット制御装置の第1の実施の形態における操作装置の構成を示す斜視図である。 本発明に係るロボット制御装置の第1の実施の形態における動作を示すフローチャートである。 本発明に係るロボット制御装置の第2の実施の形態における操作装置の構成を示す斜視図である。 本発明に係るロボット制御装置の第2の実施の形態における動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るロボット制御装置を装着したロボット装置の構成を示す模式的な側面図である。
符号の説明
1 マニピュレータ
1a 第1のリンク
1b 第2のリンク
1c 第3のリンク
2a 第1の関節
2b 第2の関節
2c 第3の関節
3 制御手段
5 手先効果器
6 操作装置
7 イネーブルスイッチ
8 入力装置
9 表示灯
10 操作子
11 第2の表示灯
101 対象物

Claims (4)

  1. ロボット装置の動作を制御するロボット制御装置であって、
    操作子を有し、この操作子が、初期位置と、押圧位置との少なくとも2つのポイントのいずれかとなされるイネーブルスイッチと、
    前記ロボット装置を手動操作するための入力装置と、
    前記イネーブルスイッチの操作子が前記押圧位置であるときに、前記入力装置に対する操作に応じたロボット装置の手動操作を可能とする制御手段と、
    前記イネーブルスイッチの操作子が前記押圧位置にあり、前記ロボット装置の手動操作が可能となっていることを告知する告知手段と
    を備え
    前記制御手段は、前記イネーブルスイッチの操作子が前記押圧位置であるときにロボット装置の手動操作を可能とする第1の状態と、前記イネーブルスイッチの操作子の位置に拘わらず前記ロボット装置の手動操作を不可能とする第2の状態とのいずれかを選択可能であり、
    前記制御手段が前記第1の状態を選択しているときに、該第1の状態が選択されていることを告知する第2の告知手段を備え
    ことを特徴とするロボット制御装置。
  2. 前記イネーブルスイッチの操作子は、前記初期位置と、前記押圧位置と、この押圧位置よりもさらに押圧された押込み位置との3つのポイントのいずれかとなされる
    ことを特徴とする請求項1記載のロボット制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記イネーブルスイッチの操作子が前記押込み位置となっているときには、前記ロボット装置を停止させる
    ことを特徴とする請求項2記載のロボット制御装置。
  4. 前記イネーブルスイッチ、前記入力装置及び前記告知手段は、前記ロボット装置のマニピュレータ可動部に設置されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一に記載のロボット制御装置。
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