JP5103328B2 - バックル - Google Patents

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Description

本発明はバックルであって、特に、オス部材の係合部が垂直方向上方からメス部材の係止部に係合するとともに、付勢手段の弾性復元力により、スライド部材がオス部材の係合部上方を覆う位置に押圧付勢されることによって、オス・メス部材の水平方向への抗引張り力を集中させることで、オス部材が係合箇所から直接外れることを防止できる前開き式のバックルである。
現在使用されている前開き式のバックルの多くが、オス・メス式の前開き式バックルである。しかも前開き式バックルの用途の種類はかなり多く、多くは布製ベルトが通されて巻回されることによって、靴用留め具、リュックサック、スーツケース、肩掛けベルト、リュックサックのフロントベルトバックル、またはその他布製ベルトで固定が必要な物品などに応用することができる。
図11に示すものを参照されたい。これは従来のオス・メス式の前開き式バックルの立体分解図である。
図中から明確に理解できるように、このような従来の前開き式バックルは主にオス部材Aの両側に弾性腕部A1が各々設けられるとともに、二つの弾性腕部A1の間には棒状体A2が設けられておいる。そして、メス部材Bの前端には開口B1が設けられるとともに、開口B1にはガイドレールB2が設けられている。
これにより、オス部材Aの弾性腕部A1および棒状体A2がメス部材Bの開口B1から挿入されて、オス部材Aの棒状体A2がメス部材BのガイドレールB2に位置合せされる。そして挿入された後には、弾性腕部A1の末端の係止爪A3がメス部材Bの両側の側部開口B3に係合するとともに、係止爪A3および弾性腕部A1との間の折り返し面に形成された切欠きA4が側部開口B3の側壁面B4に係止されて固定される。
しかしながら、上記したオス・メス部材では係合の効果が得られるものの、以下のような万全とは言えない欠点がある。
1.従来の前開き式バックルは水平方向に互いに係合しており、オス・メス部材A,Bとの間における係合構造では水平方向の引張り力に耐えなければならない。そのため、過度に大きな引張り力が発生すると、オス・メス部材A,Bが直接水平方向に外れてしまう(つまり係合方向に外れる)可能性がある。よって、この前開き式バックルの構造における改善の余地があることは明確である。
2.上記した従来のオス部材Aは単に二つの弾性腕部A1および末端の係止爪A3をメス部材Bの側部開口B3への係合に用いるのみであり、もしこの一つの薄い弾性腕部A1のみに頼るとなると全体としての係合力の脆弱化を招く。しかも、係合力は左右両側に分散してしまい、布製ベルトの荷重がかかると、過度に大きな作用力により直接、弾性腕部A1を破損させてしまい、弾性腕部A1の変形、場合によっては破断を招く可能性がある。しかもこのような設計構造では、弾性腕部A1の係止爪A3が不注意で外力により押圧され、または係合が不完全な場合、弾性腕部A1が直接外れてしまう問題が発生する可能性もある。
3.上記した従来のオス部材Aは、メス部材Bに挿入されるとき、オス部材Aの弾性腕部A1および中央の棒状体A2がメス部材Bの開口B1内のガイドレールB2に完全に位置合わせされないことにより位置ずれが生じると、使用者が続いて係合動作をするときの不便をきたし、弾性腕部A1および棒状体A2が破損して湾曲変形、破断を引き起こす可能性がある。
4.従来のオス部材Aの弾性腕部A1および棒状体A2は片方固定で延出しており、その弾性腕部A1の末端が延出した係止爪A3は逆鈎状となっているので、オス部材Aが係合していないときには、この弾性腕部A1の末端の係止爪A3が衣服またはその他異物に引っ掛かり、破断または変形を生じる可能性がある。
5.従来のオス部材Aは棒状体A2を別途設計して、オス部材Aとメス部材Bとの係合公差を厳格に、正確にする必要があるので、製品の歩留まりが悪くなってしまう。
よって、上記した従来技術の問題および欠点を如何に解決するかということは、当業者が研究して改善すべき方向である。
従って、発明者は上記問題および欠点に鑑み、関連する資料を集め、多面的な評価および思索を経て、しかも当業者が積み重ねた長年の経験をもって、絶えず試作および修正を重ねて、このような「バックル」の発明がなされた。
本発明のバックルは、メス部材と、スライド部材と、オス部材と、付勢手段とを備えたバックルであって、
前記メス部材内には収容空間が形成され、前記収容空間の前端側には係止部が上方に向けて突設され、前記係止部から離れた後端側にはベルトを予め接合しておくベルト取付部が設けられており、
前記スライド部材は前記メス部材の表面上で水平に往復移動可能であるとともに、前記スライド部材と前記メス部材との間には対応するスライド溝およびガイド部が設けられ、かつ前記スライド部材は前記メス部材の係止部を遮蔽または露出させることができ、
前記オス部材の前端側には係合部が下方に向けて突設されるとともに、前記オス部材の係合部が前記メス部材の係止部に対して垂直方向上方から係合し、
前記係合部から離れた後端側にはベルトを予め接合しておくベルト取付部が設けられており、
前記付勢手段は、前記メス部材の収容空間内に収容されるとともに、自体の弾性復元力により前記スライド部材を前記オス部材の係合部上方を覆う位置に押圧付勢することで、前記オス部材が垂直方向上方に移動して外れるのを防止することを特徴とする。
即ち、上記構成のバックルによれば、従来における前開き式のバックルが水平方向に係合されるのとは異なり、主にオス部材の係合部を垂直方向上方からメス部材の係止部に係合し、更にスライド部材でオス部材の係合部上方を押圧固定するので、その係合方向と抗水平引張り力方向とが直交することになる。これにより、従来技術のように係合方向と抗引張り力方向とが同方向であるということから、オス・メス部材に過度に大きな水平引張り力が作用したときに、同方向で外れてしまう、場合によっては破損してしまうということを解決できる。
また、上記構成のバックルによれば、メス部材の係止部とオス部材の係合部とが対応して係合された後、付勢手段の弾性復元力によりスライド部材をオス部材の係合部上方を覆う位置に押圧付勢し、オス・メス部材の抗引張り力を集中させることによって、従来の構造よりも大きな水平引張り力に耐えることができる。しかも、スライド部材が垂直方向に当接して、オス部材の係合部がメス部材の係止部から垂直方向に外れるのを防止して、優れた抗引張り力効果を達成することができる。
更に、上記構成のバックルによれば、使用者がスライド部材を一定距離スライドさせなければ、オス部材の係合部がメス部材の係止部に対して、垂直に係合または外れることはなく、更に付勢手段を設けることで、使用者は特定の力を作用させなければ、スライド部材を押し開くことはできない。そこで、従来技術のように誤って接触することでオス・メス部材が外れてしまう不具合を解決することができる。
尚、上記構成のバックルにおいて、前記メス部材の収容空間内には前記付勢手段を収容するための収容室が設けられており、
前記スライド部材には前記収容室内を往復移動するスライダが下方に向けて延出されていることが望ましい。
更に、上記構成のバックルにおいて、前記スライド部材におけるスライダの後方側面には前記収容室に対応した突起が設けられており、
前記付勢手段の一端が前記突起に嵌着され、前記付勢手段の他端が前記収容室の内壁面に当接していることが望ましい。
また、上記構成のバックルにおいて、前記メス部材の係止部の後方には、前記スライド部材の移動を規制するストッパ部が設けられていることが望ましい。
また、上記構成のバックルにおいて、前記スライド部材が前記付勢手段を押圧して圧縮変形させたとき、前記スライド部材が前記メス部材の係止部から離れて、前記メス部材の係止部が露出した状態となり、前記オス部材の係合部が前記係止部に対応して係合することが望ましい。
また、上記構成のバックルにおいて、前記オス部材の係合部の前端がガイド円弧面として形成されるとともに、前記係合部の下方には前記収容空間の底面に密接する延出部が設けられていることが望ましい。
また、上記構成のバックルにおいて、前記オス部材の係合部と延出部との間にはL字状角部が形成されており、前記L字状角部は前記スライド部材の前端に当接してスライド部材を後方に移動させることが望ましい。
このように、本発明のバックルは、従来の構造よりも大きな水平引張り力に耐えることができると共に、スライド部材が垂直方向に当接して、オス部材の係合部がメス部材の係止部から垂直方向に外れるのを防止して、優れた抗引張り力効果を達成することができる。
更に、従来技術のように誤って接触することでオス・メス部材が外れてしまう不具合を解決することができる。
上記目的および効果を達成するために、本発明で採用する技術的手段およびその構造は、ここに図面あげて、本発明の好ましい実施形態について特徴および機能を以下のとおり詳しい説明を行うことで、完全なる理解を図るものである。
本発明の立体分解図およびメス部材とスライド部材との組立概略図である図1、図2を同時に参照されたい。
図中から明確に理解できるように、本発明の前開き式のバックルは、メス部材1と、スライド部材2と、オス部材3と、付勢手段4とを備えている。
このうち、前記メス部材1内には収容空間10が形成されており、しかも収容空間10の前端側には係止部11が上方に向けて突設されており、そしてメス部材1の後端側には布製ベルト(ベルト)を固定するためのベルト取付部12が設けられている。更に、収容空間10内には付勢手段4を収容するための収容室13が設けられ、しかも収容室13と係止部11との間にはストッパ部14が設けられ、またメス部材1の左右両側には水平方向のスライド溝15がそれぞれ設けられており、かつスライド溝15の上方にはガイド斜面16が設けられている。
前記スライド部材2はメス部材1の収容空間10の表面に設けられるとともに、スライド部材2は左右両側にて側面板21がそれぞれ下方に延出し、そして側面板21の末端にはスライド溝15に対応して嵌合するガイド部22が設けられている。また、二つの側面板21の間にはスライダ23が下方に向けて延出されるとともに、スライダ23の後方側面にはメス部材1の収容室13に対応した突起24が設けられている。
前記オス部材3の前端側には係合部31が下方に向けて突設されるとともに、係合部31の前端はガイド円弧面311として形成されている。しかも係合部31の下方には収容空間10の底面に密接する延出部312が設けられ、係合部31から離れた後端側には布製ベルトの固定に供されるベルト取付部が設けられている。
前記付勢手段4はメス部材1の収容室13内に固定されるとともに、付勢手段4の一端が収容室13の内壁面に当接し、他端がスライド部材2の突起24に嵌着されている。
したがって、メス部材1とスライド部材2とを組み立てるとき、まず付勢手段4の一端をスライド部材2の突起24に嵌着するとともに、スライド部材2のスライダ23と付勢手段4とがメス部材1の収容室13内に圧入される。
そして、付勢手段4の他端が収容室13の内壁面に当接すると同時に、スライド部材2の左右両側の側面板21末端のガイド部22がメス部材1のガイド斜面16によりガイドされて(図2に示す)、ガイド部22がガイド斜面16を越えた後にスライド溝15内に嵌入して、スライド部材2がメス部材1の表面上で水平に往復移動することにより、本発明の全体的な組立が完了する。
本発明の好ましい実施形態の使用前における立体外観図、側面断面図、好ましい実施形態の使用時における立体外観図、側面断面図、および好ましい実施形態の使用後の立体外観図、側面断面図である図3、図4、図5、図6、図7、図8を参照されたい。
図中から明確に理解できるように、メス部材1とオス部材3とが互いに係合される際、スライド部材2を後方に押してメス部材1の表面上を移動させる。主にスライド部材2のガイド部22をメス部材1のスライド溝15内で水平方向に往復移動させ、相対的にスライド部材2のスライダ23が同様にメス部材1の収容室13内を水平移動することで、スライド部材2のスライダ23が付勢手段4を押圧して圧縮した時に、スライド部材2がメス部材1の係止部11から離れて係止部11が開放される(図3、4に示すとおり)。
このように、オス部材3の係合部31が垂直方向上方からメス部材1の係止部11に対応して係合した後(図5、図6に示すとおり)、スライド部材2に対する押さえ力が解放されると、付勢手段4の弾性復元力によって、スライド部材2のスライダ23がメス部材1のストッパ部14により止められる元の位置にまでスライド部材2を復帰させると共に、スライド部材2はオス部材3の係合部31の上方を覆う位置に押圧付勢される(図7、図8に示すとおり)。
したがって、スライド部材2が復位したとき、そのスライド部材2はオス部材3の係合部31の前端におけるガイド円弧面311に沿って移動し、オス部材3をメス部材1の表面上に押圧付勢する。そして、オス部材3の係合部31下方の延出部312がメス部材1の収容空間10の底面に密接した状態で、スライド部材2がオス部材3の係合部31上方を押圧規制することにより、オス部材3が浮き上がったり、垂直方向にずれたりするのを防止している。このような構造で、付勢手段4の弾性復元力によりスライド部材2がオス部材3の表面上を押圧規制することで、オス部材3が垂直方向上方にずれるのを防止して、オス部材3の係合部31がメス部材1の係止部11から外れるのを回避している。
また、上記したオス・メス部材に設けられているベルト取付部12及びベルト取付部32は、布製ベルトを通して巻回するか、または挟持、熱溶着方式で布製ベルトをベルト取付部12,32上に接合するかして固定される。
続いて、本発明の他の好ましい実施形態の使用時における側面断面図である図9、図10を参照されたい。
図中から明確に理解できるように、上記実施形態では、使用者が指でスライド部材2をメス部材1表面上で後方にスライドさせるように押し動かした後で、オス部材3の係合部31を係合させている。しかしながら、これ以外にも使用者は指でスライド部材2を押し動かすことなく、オス部材3の係合部31および延出部312が形成しているL字状角部33をメス部材1の前端に当接させるとともに、直接スライド部材2の前端を後方に移動させるように押し動かす。そして、スライド部材2が一定距離後方に移動した後、その係合部31および底部の延出部312がすぐさま下方に移動し、メス部材1の係止部11とで互いに係合した状態となると、付勢手段4の弾性復元力により押圧付勢されたスライド部材2がオス部材3の表面上を押圧固定する。
したがって、本発明の前開き式のバックルが従来技術を改善する技術的要点は以下のとおりである。
1.従来の前開き式のバックルでは水平方向に係合しており、従来の水平係合の設計構造では水平方向の引張り力に耐えなければならず、オス・メス部材が過度に大きな引張り力によって直接外れてしまうか、場合によっては破損してしまうが、本発明はこれとは異なる。したがって、本発明は主にオス部材3の係合部31を垂直方向上方からメス部材1の係止部11に係合し、更にスライド部材2でオス部材3の係合部31上方を押圧固定するので、その係合方向と抗水平引張り力方向とが直交することになる。これにより、係合方向と抗引張り力方向とが異なり、従来技術のように係合方向と抗引張り力方向とが同方向であるということから、オス・メス部材が外れてしまうという不具合を解決することができる。
2.本発明は主に、メス部材1の係止部11とオス部材3の係合部31とが対応して係合された後、付勢手段4の弾性復元力によりスライド部材2をオス部材3の係合部31上方を覆う位置に押圧付勢するものであるが、このような設計構造では、オス・メス部材の抗引張り力を集中させることによって、従来の構造よりも大きな水平引張り力に耐えることができる。しかも、スライド部材2が垂直方向に当接して、オス部材3の係合部31がメス部材1の係止部11から垂直方向に外れるのを防止して、優れた抗引張り力効果を達成するという長所がある。
3.使用者はスライド部材2を一定距離スライドさせなければ、オス部材3の係合部31がメス部材1の係止部11に対して、垂直に係合または外れることはなく、更に付勢手段4を設けることで、使用者は特定の力を作用させなければ、スライド部材2を押し開くことはできない。そこで、従来技術のように誤って接触することでオス・メス部材が外れてしまう不具合を解決できる。
従って、本発明は主にオス部材3の係合部31を垂直方向上方からメス部材1の係止部11に係合し、更に付勢手段4の弾性復元力を借りてスライド部材2をオス部材3の係合部31上方を覆う位置に押圧付勢することによって、オス部材3がメス部材1から垂直方向上方に外れるのを防止するものを主な保護の重点とするものである。そして、この直交する係合方向および抗引張り力方向により、その引張り力全体が集中してオス・メス部材が外れるのを回避できるものである。
ただし、上記したものは本発明の好ましい実施形態に過ぎず、これにより本発明の特許範囲を限定するものではないので、本発明の明細書および図面の内容を運用してなされる簡易な付加および等価の構造的改変は、いずれも本発明の特許範囲内に含まれるべきであることを合わせて明言しておく。
上記をまとめるに、本発明の前開き式のバックルは使用時において顕著な効果の増進が見られ、特許の出願要件に適合するものであるため、ここに法に基づき特許出願するものである。審査官殿には本願に一日も早く特許査定が下されることにより、発明者の苦労による発明が保証されることを願うものである。もし貴局におかれては、何らかの疑問がある場合には、発明者は協力を惜しむものではないので、極力書簡にて指示していただきますよう切望する次第である。
本発明の立体分解図である。 本発明のメス部材とスライド部材との組立概略図である。 本発明の好ましい実施形態の使用前における立体外観図である。 本発明の好ましい実施形態の使用前における側面断面図である。 本発明の好ましい実施形態の使用時における立体外観図である。 本発明の好ましい実施形態の使用時における側面断面図である。 本発明の好ましい実施形態の使用後における立体外観図である。 本発明の好ましい実施形態の使用後における側面断面図である。 本発明の他の好ましい実施形態の使用時における側面断面図である。 本発明の他の好ましい実施形態の使用時における側面断面図である。 従来のオス・メスの前開き式バックルの立体分解図である
符号の説明
1、メス部材 2、スライド部材
3、オス部材 4、付勢手段
10、収容空間 11、係止部
12、結合部 13、収容室
14、ストッパ部 15、スライド溝
16、ガイド斜面 21、側面板
22、ガイド部 23、スライダ
24、突起 31、係止部
32、結合部 33、L字状角部
311、ガイド円弧面 312、延出部
A、オス部材 A1、弾性腕部
A2、棒状体 A3、係止爪
A4、切欠き B、メス部材
B1、開口 B2、ガイドレール
B3、側部開口 B4、側壁面

Claims (7)

  1. メス部材と、スライド部材と、オス部材と、付勢手段とを備えたバックルであって、
    前記メス部材内には収容空間が形成され、前記収容空間の前端側には係止部が上方に向けて突設され、前記係止部から離れた後端側にはベルトを予め接合しておくベルト取付部が設けられており、
    前記スライド部材は前記メス部材の表面上で水平に往復移動可能であるとともに、前記スライド部材と前記メス部材との間には対応するスライド溝およびガイド部が設けられ、かつ前記スライド部材は前記メス部材の係止部を遮蔽または露出させることができ、
    前記オス部材の前端側には係合部が下方に向けて突設されるとともに、前記オス部材の係合部が前記メス部材の係止部に対して垂直方向上方から係合し、
    前記係合部から離れた後端側にはベルトを予め接合しておくベルト取付部が設けられており、
    前記付勢手段は、前記メス部材の収容空間内に収容されるとともに、自体の弾性復元力により前記スライド部材を前記オス部材の係合部上方を覆う位置に押圧付勢することで、前記オス部材が垂直方向上方に移動して外れるのを防止することを特徴とするバックル。
  2. 前記メス部材の収容空間内には前記付勢手段を収容するための収容室が設けられており、
    前記スライド部材には前記収容室内を往復移動するスライダが下方に向けて延出されていることを特徴とする請求項1に記載のバックル。
  3. 前記スライド部材におけるスライダの後方側面には前記収容室に対応した突起が設けられており、
    前記付勢手段の一端が前記突起に嵌着され、前記付勢手段の他端が前記収容室の内壁面に当接していることを特徴とする請求項2に記載のバックル。
  4. 前記メス部材の係止部の後方には、前記スライド部材の移動を規制するストッパ部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバックル。
  5. 前記スライド部材が前記付勢手段を押圧して圧縮変形させたとき、前記スライド部材が前記メス部材の係止部から離れて、前記メス部材の係止部が露出した状態となり、前記オス部材の係合部が前記係止部に対応して係合することを特徴とする請求項1に記載のバックル。
  6. 前記オス部材の係合部の前端がガイド円弧面として形成されるとともに、前記係合部の下方には前記収容空間の底面に密接する延出部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバックル。
  7. 前記オス部材の係合部と延出部との間にはL字状角部が形成されており、前記L字状角部は前記スライド部材の前端に当接してスライド部材を後方に移動させることを特徴とする請求項6に記載のバックル。
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