JP5102774B2 - 幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、持続気道陽圧(CPAP)システムにおいて使用するための患者用の経鼻インターフェイス・プロング装置に関する。特に、本発明は、幼児などの患者の鼻腔へとCPAP療法を施すための経鼻インターフェイス・プロング装置に関するものである。
CPAP療法は、呼吸困難および/または呼吸不全を抱える患者の治療のために、長年にわたって使用されてきている。より最近では、CPAP療法は、呼気の際の肺の虚脱を防止し、吸気の際の肺の膨張を助けることによって、未発達な肺の患者(とくに、幼児、殊には早産児または新生児)を助けるうえで有用であるとして発展を続けている。
大まかに言えば、CPAP療法は、自発的に呼吸を行っている患者の肺に、呼吸のサイクルの全体にわたって正の圧力を持続的に供給することを必要とする。CPAPシステムは、通常は、1つまたは2つのチューブ内部に持続的な気道陽圧を創出または生成するように構成されたCPAP生成器を、該生成器に接続されて吸気および呼気の気体を受け渡すための管路として機能する患者インターフェイス(気道介在)装置とともに備えている。CPAP生成器は、固定流の人工呼吸器式のシステムや、可変流のシステムなど、さまざまな形態をとることができる。
同様に、CPAPを、例えば気管内チューブなど、さまざまな患者インターフェイス装置を使用して患者へと供給することができる。しかしながら、幼児においては、より侵襲の少ない患者インターフェイス装置を使用することが望ましく、とくに患者の鼻孔を介して鼻腔と直接的または間接的にやり取りをする患者インターフェイス装置を使用することが望ましい。そのようなシステムは、一般に、経鼻持続気道陽圧(「nCPAP」)システムと呼ばれている。
nCPAPシステムにおいては、患者経鼻インターフェイス・プロング装置は、典型的には、マスクまたは2プロング(2孔型カニュラ又は突起)体である。鼻マスクは、患者の鼻を覆って配置される単一の空洞を規定するものとして特徴付けられる。空洞は、CPAP生成器に流通可能に接続され、CPAP生成器と患者の鼻腔との間の管路を形成する。非侵襲ではあるものの、マスクの空洞と鼻腔との間に流体を漏らさぬ密閉性を持続的に達成および維持することが、ときには困難である。これは、顔の形状造作、したがってマスクを適用できる顔の表面積が比較的小さい幼児に、とくにいえることである。対照的に、2プロング装置は、2つのプロングまたはカニューレを備えており、そのそれぞれがCPAP生成器に流通可能に接続され、患者のそれぞれの鼻孔に挿入されるように寸法付けられている。この技法によれば、プロングと鼻腔との間に比較的安定した流体の密閉性を容易に達成することができる。しかしながら、残念なことに、本発明の発明者は、現時点において利用可能な幼児用CAPA経鼻インターフェイス・プロング装置において、いくつかの欠点が生じうることを見出している。
例えば、経鼻インターフェイス・プロング装置は、患者の鼻孔内での流体の密閉性の達成および維持という最重要の目標を満たすように設計される。流体の密閉性を保証するための従来からの手法は、プロングをいくぶんか柔らかく形成するとともに、長さの一部分において直径を大きくすることである(例えば、フレア状の先端または拡大された先端の基部)。この大きくされた直径は、基本的には、挿入時に患者の鼻孔の組織/膜へと押し込まれ、あるいは鼻孔の組織/膜に引っかかる。この目的のため、従来からのプロングの構成は、柔軟ではあるものの、可動性がほとんどまたは全くなく(例えば、軸方向の圧縮や横方向の動きが不可能であり)、先端/鼻孔の境界に沿っていくつかの明確な圧力点をもたらしている。多数の患者、とくに幼児にとって、この相互作用がきわめて苦痛となり、患者が経鼻プロングの挿入および/または長期使用に抵抗する可能性がある。実際、患者の鼻孔(とくに、未成熟な幼児の鼻孔)に関する繊細な組織が、長期にわたる経鼻プロングとの接触によって傷つき、床ずれを引き起こし、壊死にさえつながる可能性がある。残念ながら、単純にプロングの材料を柔らかくするだけでは、使用時のプロングのよじれにつながる可能性があるため、有効な解決策とはならない。
これらの同じ趣旨に沿って、従来からの経鼻インターフェイス・プロング装置は、可動ではないという性質ゆえ、CPAP生成器の患者の鼻に対する整列ずれに対応することができない。CPAP生成器が、この整列ずれを修正すべく後に患者に対して動かされる場合、経鼻インターフェイス・プロング装置も同様の状態で動き、やはり患者の鼻孔に苦痛な圧力点をもたらす可能性がある。経鼻プロングの設計に可撓セグメントを取り入れようとする試みがなされている(例えば、Landisの米国特許出願公開第2004/0065330号)が、可撓部のよじれや、鼻孔への挿入時のプロングの潰れに対する横方向の抵抗の不足など、他の懸念が生じる。さらに、他の試み(例えば、Trimbleらの米国特許第4,782,932号)においては、ヒトの鼻の生体構造について充分な検討がなされておらず、幼児において一般的に見られる生体構造の特色も考慮されていない。例えば、多くの幼児、とくには早産児においては、鼻中隔が未発達である。これは、結果として、個々の鼻孔の直径の一様性に大いに影響する。利用可能な可撓経鼻プロングの設計では、実際に直面される鼻孔の直径に合わせた自動補正が不可能であるため、さまざまなサイズの経鼻プロング装置を比較的多数、手元に有している必要がある。当然ながら、医療施設は、サイズの異なる多数の製品の在庫を維持することを好まないと考えられ、医師も同様に、利用可能な多数のサイズから試行錯誤によって最適な経鼻プロング装置を選択することを、困難かつ時間がかかると感じるであろう。
以上に鑑み、nCPAPシステムにおいて使用され、とくに幼児の患者へと適用される改良された経鼻インターフェイス・プロング装置について必要性が存在しており、本発明は、このようなニーズを満たすことを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の原理によるいくつかの態様は、経鼻持続気道陽圧(nCPAP)システムにおいて使用するための幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置に関する。この装置は、第1および第2の経鼻プロングとベースとを備えている。各プロングが、ベローズ部、チップ、および管腔を備えている。チップは、ベローズ部から延びており、幼児の鼻孔に挿入されるように構成されている。さらに、チップは、ベローズ部の反対側のチップ端部を終端としている。管腔は、チップおよびベローズ部を貫いて延びている。偏向されていない状態において、ベローズ部によって画定される管腔の中心軸は、チップ端部に画定される管腔の中心軸から横断面の方向にオフセットされている。ベースは、経鼻プロングのそれぞれへと接続されており、CPAP生成器へと連結されるように構成されている。さらに、ベースは、管腔のうちのそれぞれ1つへと流通可能に接続された第1および第2の通路を形成している。この構成において、ベローズ部は、それぞれのチップをベースに対して半径方向に枢動させるよう、対応するプロングをきわめて柔軟にしている。さらに、チップ端部のベローズ部に対するオフセット配置は、患者に対するベース(したがって、ベースへと組み付けられるCPAP生成器)の所望の配置を容易にすると同時に、予想される鼻孔の生体構造により密に適合する。一実施の形態においては、チップは、ベローズ部からの長手方向の延伸において湾曲している。別の実施の形態においては、ベローズ部が、チップの肉厚に比べて小さな肉厚を特徴としており、チップに内向きの付勢を付与するように構成されている。
本発明の原理による別の態様は、経鼻持続気道陽圧(nCPAP)システムにおいて使用するための幼児nCPAP装置に関する。この装置は、nCPAP生成器および幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置を含んでいる。nCPAP生成器は、第1および第2のチューブを備えており、それぞれのチューブ内部に持続的な気道陽圧を生成するように構成されている。幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置は、前記チューブへと取り付けられ、第1および第2のプロングならびにベースを備えている。プロングのそれぞれが、ベローズ部、チップ、および管腔を備えている。チップは、ベローズ部から延びており、幼児の鼻孔に挿入されるように構成されている。さらに、チップは、ベローズ部の反対側のチップ端部を終端としている。管腔は、チップおよびベローズ部を貫いて延びており、偏向されていない状態において、ベローズ部に沿った管腔の中心軸が、チップ端部の管腔の中心軸から横断面の方向にオフセットされている。次いで、ベースが、経鼻プロングのそれぞれへと接続されており、CPAP生成器へと連結される。この点に関し、ベースは、それぞれが管腔のそれぞれ1つと流通可能に接続されている第1および第2の通路を画定している。さらに、通路は、最終的な組み立ての際にチューブのそれぞれ1つと流通可能に接続される。一実施の形態においては、インターフェイス装置のベースおよびCPAP生成器のハウジングが、対応する非対称な形状を規定している。
本発明の原理によるさらに別の態様は、nCPAPシステムにおいて使用するための幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置に関する。この装置は、第1および第2の経鼻プロングとベースとを備えている。それぞれのプロングが、ベローズ部、チップ、および管腔を備えている。チップは、幼児の鼻孔に挿入されるように構成され、ベローズ部から延びてチップ端部を終端とするチップ本体を有している。さらに、チップ本体は、長手方向の延伸において凸状の湾曲を形成している上側、および長手方向の延伸において凹状の湾曲を形成している下側を画定している。管腔は、プロングを貫いて延びており、チップ端部に開いている。これを念頭において、プロングが偏向させられていない状態にあるとき、ベローズ部によって規定される管腔の中心軸が、チップ端部に規定される管腔の中心軸から横断面の方向にオフセットされている。ベースは、経鼻プロングのそれぞれへと接続されており、CPAP生成器へと連結されるように構成されている。さらに、ベースは、管腔のそれぞれ1つと流通可能に接続された第1および第2の通路を画定している。この点に関し、プロングは、並置の状態でベースに対して延びている。それぞれのプロングのベローズ部が、当該チップの軸に関して非対称であるように構成されている。
本発明による幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置は、これまでのプロングの設計に対して著しい改善を提供する。薄肉のベローズ部が、ベース(したがって、ベースの組み付け先であるCPAP生成器)に対するプロングの容易な枢動および/または屈曲を可能にしている。この特質ゆえ、患者インターフェイス装置が、CPAP生成器および/または関連の固定装置の患者に対する整列ずれに対応でき、CPAP生成器の整列ずれによって生じうる幼児/患者の鼻または顔の生体構造への圧力点が、最小化または除去される。この目的のため、プロングの湾曲形状が、患者の鼻孔の予想される生体構造により密に一致するとともに、CPAP生成装置を患者の顔から「離して」位置させることができるようにする。最後に、プロングの内向きの付勢が、患者の中隔の生体構造の偏差に容易に対応する。
本発明の実施の形態の好ましい特徴について添付の図面を参照して以下に説明する。ただし、本発明はこれらの実施形態に限定するものではなく、請求項によってのみ限定される。また、添付の全ての図面において、同様の構成要素に対しては同じ参照番号を付している。図面は概略的であり、本発明を限定するものではない。
経鼻持続気道陽圧(nCPAP)システムにおいて使用するための幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置20の一実施の形態を、図1に示している。インターフェイス装置20は、第1のプロング22、第2のプロング24、およびベース26を備えている。これら種々の構成要素の詳細については、後述する。しかしながら、一般的には、プロング22、24は、おおむね並置の様相でベース26から延びており、それぞれ管腔28、30(概略的に参照される)を形成している。ベース26は、nCPAP生成器(図5Aに150で示されている)と管腔28、30との間の流通を行うように構成されている。この目的のため、第1および第2のプロング22、24は、それぞれ患者の鼻孔に挿入されるように構成されている。さらに、プロング22、24は、高度に柔軟であるように構成され、当該管腔28、30に潰れを生じることなく、ベース26に対する長手方向の動きおよび横方向/横断面の方向への枢動が可能である。したがって、患者インターフェイス装置20は、患者への固定の際のわずかな整列ずれにも容易に対応でき、プロング22、24のそれぞれの先端部が、ベース26に対して実質的に「浮遊」した状態となる。後述されるとおり、いくつかの実施の形態においては、インターフェイス装置20は、患者の不快の可能性をさらに低減するさらなる特徴を取り入れている。
本明細書において使用される、「近位」および「遠位」などといった相対的な方向に関する用語は、インターフェイス装置20が適用される患者に対するインターフェイス装置20の位置を基準にして使用される。したがって、「近位」は、「遠位」に比べて患者により近いことを示す。さらに、「水平」、「垂直」、「上」、「下」、などといった空間に関する用語は、図1に示したような装置20の正立の向きを基準にするが、必ずしもこれに限られるわけではない。
インターフェイス装置20は、好ましくは、患者の皮膚および鼻孔に装着されたときに流体の密閉性を達成することができる外科的に安全であって順応性のある材料で形成される一体的かつ一様な構造体である。例えば、一実施の形態においては、インターフェイス装置20は、成型によるシリコーン部品である。あるいは、軟質ビニル、熱可塑性エラストマー、などといった他の材料も使用可能である。しかしながら、以下の説明における特定の寸法的属性への言及は、インターフェイス装置20(とくに、プロング22、24のそれぞれ)が、シリコーンまたはシリコーン状の材料で形成された一様な薄肉の構造体である一実施の形態に関するものである。
以上の全体的なパラメータを念頭におき、図2Aおよび2Bを具体的に参照すると、一実施の形態においては、プロング22、24のそれぞれが、チップ40、ベローズ部42、および付け根44によって構成、あるいはチップ40、ベローズ部42、および付け根44を含んでいる。プロング22、24は、おおむね並置の状態でベース26から延びており、同一形状である。したがって、第1のプロング22についての以下の説明は、第2のプロング24についても同様に当てはまる。
管腔28は、プロング22が管腔の中心軸A(図2Bにおいて全体的に指し示されている)を規定する略筒状体であるように、チップ40、ベローズ部42、および付け根44を貫いて延びている。管腔の中心軸Aの空間的な向きは、チップ40、ベローズ部42、および付け根44の間で変化しており、これらの変化が、Atip、Abellows、およびAfootとして図に反映されている。後述のように、管腔の中心軸Aの空間的な向きの変化は、インターフェイス装置20の正立位置に対して水平方向(図2Bに反映されている)および垂直方向(図3Bに反映されている)の両者において生じている。
チップ40は、ベローズ部42から近位方向に延びており、ベローズ部42の反対側のチップ端部46を終端としている。図3Aおよび3Bにさらに示されているように、チップ端部46は、チップ40の残りの部分に対して末広がりにされている。すなわち、一実施の形態においては、チップ端部46は、チップ40が鼻孔へと挿入されたときに患者の鼻孔の表面により容易に係合または接触するよう、近位方向に大きくなる外径を規定している。さらに、一実施の形態においては、図3Bに最もよく示されているように、チップ端部46の断面の肉厚が、チップ本体40の残りの部分の肉厚に比べて減少している。すなわち、チップ40は、チップ端部46およびチップ本体48を備えると説明することができ、プロング22は、連続的な側壁50によって形成されている。これらの定義を念頭に、側壁50の厚さは、チップ端部46の辺りにおいて、チップ本体48の辺りの側壁50の最大の公称厚さよりも少なくとも25%小さい厚さへと、(近位方向に)先細りである。この肉厚の減少によって、チップ端部46はきわめて順応性がよくなり、患者の鼻孔の内側へと押し付けられたときに圧力点を生じる可能性が少なくなる。
チップ本体48の空間的な向きは、後述されるように、当該ベローズ部42/付け根44の配置構成によって決定され、プロング22、24がそれぞれ、図2Aに示されているように、内側52a、52bおよび外側54a、54bをそれぞれ規定するように構成されている。第1のプロング22の内側52aは、第2のプロング24の内側52bに「直面」し(逆も然り)、外側54aまたは54bは、当該内側52aまたは52bの反対側に形成されている。これを念頭に、チップ本体48は、一実施の形態においては、ベローズ部42/付け根44によって決定される空間的な向きとの組み合わせにおいて、チップ本体48の内側52a、52bが実質的に平行(例えば、真の平行関係の5°)である一方で、チップ本体48の外側54a、54bは、近位方向に延びるにつれてお互いに向かってわずかに先細りとなるように構成されている。例えば、チップ本体48/ベローズ部42の境目における内側52a、52bの間の横方向の距離が、チップ本体48/チップ端部46の境目における横方向の距離と実質的に同じであり、対照的に、外側54a、54bの間の横方向の距離は、当該チップ本体48/ベローズ部42の境目からチップ本体48/チップ端部46の境目へと減少している。
このチップ本体48の1つの構成は、前記実質的に平行な関係ゆえに、患者の隔膜(プロング22、24が挿入されたとき、チップ本体48の内側52a、52bの間に位置する)に沿って圧力点が形成される可能性を抑える第1の中隔逃げ領域56(図2Aに概略的に示されている)を画定する。代わりに、プロング22、24と患者の隔膜との間の主たる接触(好ましくは、すべての接触)が、チップ端部46においてのみ生じる。隔膜が未発達である新生児において、この圧力点の不在は、従来からの経鼻プロング装置の使用において見られる中隔の壊死の原因を恐らく実質的に取り除く。対照的に、外側54a、54bによって画定される(真の平行関係に対する)先細りの関係は、鼻孔について予想される生体構造(例えば、鼻の開口および鼻の入り口)に一致する。あるいは、チップ本体48は、内側52a、52bおよび/または外側54a、54bに関して他の形状をとることも可能である。
一実施の形態によるチップ40のさらなる特徴が、図3Aおよび3Bの図に最もよく反映されている。この目的のため、図3Aおよび3Bは、インターフェイス装置20を「正立」の向きに示しており、したがってプロング22を、上側60(全体的に指し示されている)および下側62(全体的に指し示されている)を有しており、あるいは上側60および下側62を規定していると述べることができる。患者の生体構造に関し、鼻孔へと挿入されたとき、上側60は、下側62に比べて患者の鼻梁により近く位置し、対照的に、下側62は、上側60に比べて患者の上唇により近くに位置する。これらの約束事を念頭に、チップ本体48は、予想される鼻孔の生体構造を近似するとともに、さらにベース26、したがってベース26へと取り付けられるnCPAP生成器(図示されていない)を、患者に対して所望の位置に(すなわち、患者の顔から離して)位置させる長手方向の曲率を規定している。
例えば、一実施の形態においては、チップ本体48の近位領域66が、ベローズ部42に対する長手方向(近位方向)の延伸において、上側60に沿って凸の曲率を有し、下側62に沿って凹の曲率を有している。一実施の形態においては、近位領域の上側60に関する曲率半径は、近位領域の下側62に関する曲率半径と異なり、近位領域の上側60が、より大きな曲率半径を有している。あるいは、近位領域66の曲率半径は同一であってもよい。またさらには、他の実施の形態においては、チップ本体48の外側が、長手方向の延伸において直線状である。これらの同じ趣旨に沿って、一実施の形態においては、チップ本体48によって規定される管腔28の中心軸A(すなわち、Atip)が、装置20の側面(または、図3Bに示されているとおりの長手方向の縦断面)に関して弓形であり、あるいは湾曲しているが、選択肢として、中心軸Atipが直線状であってもよい。
いずれにせよ、チップ本体48のベローズ部42からの長手方向の延伸部は、チップ端部46が、図3Aおよび3Bに示されているように、インターフェイス装置20の正立の向きにおいてベローズ部42に対して横断面の方向(例えば、垂直上方)にオフセットされるように、横断面の方向または半径方向の成分を含んでいる。一実施の形態においては、この垂直方向のオフセットが、ベローズ部42における管腔28の中心軸A(すなわち、Abellows)が、(装置20の長手方向の側面図において)チップ端部46における管腔28の中心軸Aに対して横断面の方向または垂直方向にオフセットされていることによって特徴付けられる。あるいは、この垂直方向のオフセットを、チップ本体48に対して特徴付けることができる。さらに詳しくは、チップ端部46は、管腔の中心点Cendを規定している。同様に、チップ本体48が、ベローズ部42との境目(すなわち、チップ本体48の後端)において管腔の中心点Cbodyを規定している。図3Bの正立の向きに関して、チップ端部の中心点Cendは、横断面の方向においてチップ本体の中心点Cbodyの上方にある。ところで、後述のとおり、ベローズ部42は柔軟であるため、チップ40を、内部でベローズ部42を湾曲または偏向させることで、付け根44に対して枢動または偏向させることができる。したがって、本明細書において説明される空間的な関係または属性は、偏向されていない状態または自然な状態のプロング22に関する。
ベローズ部42は、チップ40から遠位方向に延びており、チップ40の付け根44(したがって、ベース26)に対する枢動および/または屈曲を許容および促進するように構成されている。ベローズ部42によって可能にされる柔軟性は、さまざまな設計によって達成できる。例えば、ベローズ部42は、チップ40について、付け根44および/またはベース26に対する多数の方向の枢動(例えば、垂直上方または下方へ、水平に横から横へ、など)、付け根44/ベース26に向かう遠位方向の移動(ベローズ部42の潰れによる)、などが可能であるように構成される。しかしながら、一実施の形態においては、ベローズ部42は、最小限の力で、よじれを生じることなく(すなわち、ベローズ部42が、流れの抵抗の実質的な増加を引き起こしかねない状態で露骨に潰れたり、折り返されたりすることなく)、先端40を枢動または旋回させることができるように構成される。この特徴をよりよく理解するために、付け根44およびベース26に関する特定の空間的特徴の簡単な説明が、有用である。
すでに述べたように、ベース26は、患者インターフェイス装置20のnCPAP生成器(図5Aに150で示されている)への組み付けを容易にし、遠位面または後面70を規定している。後面70は、nCPAP生成器の該当する表面に当接し、したがって、患者インターフェイス装置20の各部の比較または説明の基準とできる平面を規定している。さらに、ベース26は、図2Bに示されたとおり管腔28、30のうちの当該1つに流通可能に接続された第1および第2の通路72、74を画定している。この点に関し、管腔28、30および通路72、74のそれぞれの間の流通可能な接続は、それぞれの付け根44およびベース26の境目または変わり目において達成されている。
以上の規定を念頭に、とくに図2Bの長手方向断面の底面図を参照すると、一実施の形態においては、ベローズ部42が、第1、第2、および第3の部位90〜94を定める側壁50によって形成されている。第1の部位90は、付け根44から近位方向に延びて、第1の曲げ角Wを画定している。第2の部位92は、第1の部位90から近位方向に延びて、第2の曲げ角Xを画定している。第3の部位94は、第2の部位92から近位方向に延びて、第3の曲げ角Yを画定している。最後に、第3の部位94およびチップ本体48が組み合わさって、第4の曲げ角Zを画定している。一般的には、一実施の形態においては、部位90〜94が組み合わさって、(第2および第3の部位92、94の境目に)ただ1つの外側壁部を規定しており、環状の谷を含んだり、規定したりはしていない。
第1の部位90と付け根44との境目に規定される横断面は、図2Bに示されているように、後面70の平面に対して平行ではない。すなわち、第1の部位90/付け根44の境目の内側80が、第1の部位90/付け根44の境目の外側54aと比べて、長手方向において後面70により近い。この特徴を、付け根44の内側52aの長手方向の長さが、付け根44の外側54aの長手方向の長さよりも短いと説明することもできる。いずれにせよ、第1の部位90の付け根44に対する近位方向への延伸によって、ベローズ部42に内向きの「傾き」が形成されている。さらに、第1の曲げ角Wが、第1の部位90の外周または周囲を巡って変化している。より詳しくは、第1の曲げ角Wは、外側54aにおいて、内側52aに比べてより大きく、少なくとも外側54aの辺りにおいて、第1の部位90が全体として付け根44からの長手方向(近位方向)の延伸において半径方向内側(管腔28の中心軸Aに対して)に突き出すように、180°よりも大きい。
第2の部位92の第1の部位90に対する空間的な向きは、上述の内向きの「傾き」を続けており、第2の部位92/第1の部位90の境目の外側82が、第2の部位92/第1の部位90の境目の内側80に比べ、長手方向において後面70からより遠い位置にある。一実施の形態においては、第2の曲げ角Xは、第1の部位90/第2の部位92の境目の外周または周囲を巡って実質的に一様であるが、別の実施の形態においては、変化していてもよい。いずれにせよ、第2の曲げ角Xは、第2の部位92が第1の部位90からの長手方向(近位方向)への延伸において半径方向外側へと突き出すよう、180°未満であり、好ましくは120°未満であり、より好ましくは90°未満である。これは、結果として、管腔28が、第1の部位90からの第2の部位92の長手方向(近位方向)の延伸に関して、増加する直径を有することになる。
第2の部位92に対する第3の部位94の空間的な向きおよび構成は、上述の平面のオフセットを補償している。詳しくは、第2の部位92からの第3の部位94の近位方向の延伸によって規定される第3の曲げ角Yは、第2の部位92/第3の部位94の境目の外周または周囲を巡って変化しており、第3の曲げ角Yは、外側82の辺りにおいて、内側80に比べて大きい。例えば、一実施の形態においては、外側54aの辺りの第3の曲げ角Yは270°に近付く一方で、内側52aの辺りの第3の曲げ角Yは、ほぼ210°である。あるいは、他の寸法的関係も同様に容認できるが、好ましくは、第3の部位94は第2の部位92からの長手方向(近位方向)への延伸において半径方向内側へと突き出すよう、第3の曲げ角Yの全体が、180°よりも大きい。換言すると、第3の部位94が、近位方向に減少する直径を有するように管腔28を規定している。この空間的な向きの結果として、第3の部位94/チップ本体48の境目の後面70に対する長手方向の距離は、内側52aおよび外側54aにおいて実質的に同一である。
最後に、第3の部位94とチップ本体48とによって規定される第4の曲げ角Zは、プロング22の外周を巡って変化している。さらに詳しくは、一実施の形態において、第4の曲げ角Zは、好ましくは、内側52aの辺りにおいて外側54aに比べて大きい。結果として、図2Bの長手方向の底面図に関して、チップ本体48は、後面70の平面に対して実質的に直角の状態で延びている。
上述のベローズ部の部位90〜94および曲げ角X‐Z(一実施の形態においては、主として、第2および第3の部位92、94ならびに第2の曲げ角X)が協働し、ベローズ部42の実質的に任意の方向の枢動および旋回ならびに長手方向の圧縮の繰り返しを、すべてよじれを生じることなく可能にしている。さらに、ベローズ部42の全体が、チップ本体48に関して、患者の隔膜との顕著な接触を避けるように、上述の内側52a、52bの横方向の離間を維持している。空間的な向きの属性に関して、ベース26によって形成される第1の通路72は、通過軸Pを画定している。通過軸Pに対し、付け根44の中心軸(Afoot)は、付け根44のベース26からの近位方向の延伸部において、横方向の外側へと突出している。反対に、ベローズ部42の中心軸(Abellows)は、ベローズ部42の付け根44からの近位方向の延伸部において、横方向の内側に突き出している。最後に、チップ44の中心軸(Atip)は、チップ40のベローズ部42からの近位方向の延伸部において、(水平面に関して)もっぱら長手方向に突き出している。このようにして、チップ40は、ベローズ部42に対して横方向にオフセットされ、ベローズ部42の表面積の大部分が、外側54aに位置する(内側52aと比べて)。したがって、ベローズ部42は、1つ以上の観点において非対称であると説明することができる。例えば、ベローズ部42は、チップの中心軸Atipに関して非対称である。さらには、ベローズ部42の外側の形状が、ベローズ部の軸Abellowsに関して非対称である。
チップ44の内側への偏向または枢動は、主として、第2の部位92が内側52aにおいて第1の部位90に向かって圧縮され、外側54aにおいて(第2の曲げ角Xによって)第1の部位90から離れるように延びることによって促進され、外側への偏向においては、これと反対の関係が生じる。外側54aにおける第2および第3の部位92、94の増やされた厚さおよび角度の関係が、この枢動運動がよじれることなく生じるように保証し、チップ40の所望の長手方向の延長部に連続的な支持を行っている。
すなわち、ベローズ部42を、(厚さの小さい長手方向または環状の谷に比べて)横方向の外側へ延びる部位を備えるように形成することで、ベローズ部42は、チップ40を潰れを生じることなく鼻へと挿入できるよう、圧縮に対する或る程度の横方向の抵抗をもたらしている。反対に、ベローズ部42は、内側52aにおいて、小さな力で枢動を生じさせることができるようにする一方で、構造質量は、内側52a、52bの間の横方向の距離を最大にするために、小さくされた大きさである。このようにして、第2の中隔逃げ領域100(図2Aにおいて全体的に指し示されている)は、ベローズ部42の間に第1の中隔逃げ領域56(チップ本体48の間に画定される)の連続部として画定される。
ベローズ部42の上述の構成の結果として、プロング22は、使用時に患者の中隔の予想外の生体構造の構成または患者の中隔の偏差に対して順応できる。チップ40が患者の鼻孔へ挿入されるとき、ベローズ部42は、実質的に、内側へと傾いた向きによってチップ40(とくには、チップ端部46)に鼻孔の中隔または内部領域を探らせ、中隔に対して密閉性を維持する。しかしながら、別の実施の形態においては、ベローズ部42は、さまざまな他の構成をとってもよい。例えば、ベローズ部42は、3つよりも多数または少数の部位90〜94を有するか、又は、画定することができ、曲げ角W〜Zは、上述の曲げ角と相違してもよい。さらに、部位90〜94および/または曲げ角W〜Zを、ベローズ部42において方向性のバイアスを生み出して、ベローズ部42が一方向に別の方向と比べてより容易に偏向するように、選択することができる。
別の実施の形態においては、例えば図2Cの別の実施の形態の幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置20’によって示されているように、1つ以上のリブ102を、ベローズ部42に隣接し、あるいはベローズ部42に沿って形成することができる。リブ102は、ベローズ部42が露骨に圧縮され、あるいは潰され、鼻孔への挿入を難しくしかねないときに、触覚による知らせをもたらす(例えば、収縮時にリブ102がさらなる収縮に抵抗し、圧縮されていない状態へと戻るようにベローズ部42に「強いる」ことができる)。リブ102は、さまざまな形態をとることができ、付け根44および/またはベローズ部42の一方または両方において、さまざまな位置に設けることができる。
図1の装置20に戻ると、ベローズ部42の柔軟性をさらに向上させるために、一実施の形態においては、ベローズ部42の少なくとも一部が、チップ本体48およびベース26における側壁50の厚さに比べて、小さくされた側壁50の厚さであることを特徴とする。例えば、図3Bに示されているように、一実施の形態においては、第1、第2、および第3の部位90〜94を含むベローズ部42の全体が、それぞれベース26の肉厚よりもはるかに小さな肉厚を有することを特徴としている。さらには、第1、第2、および第3の部位90〜94の少なくとも一部が、チップ本体48の肉厚よりも小さな肉厚を有している。例えば、一実施の形態においては、ベローズ部42の少なくとも一部分(例えば、内側52aおよび外側54aの一方または両方の領域の第1および第2の部位90、92)が、チップ本体48の最大の公称肉厚よりも少なくとも25%小さい肉厚を有している。いずれにせよ、ベローズ部42の少なくとも一部分を、ベース26およびチップ本体48に比べて減らされた肉厚を有するように形成することで、ベローズ部42の全体としての柔軟性が向上する一方で、依然としてベース26およびチップ本体48に、鼻孔への挿入およびCPAP療法を施す際にプロング22(または、24)を所望の形状および向きに保つための充分な構造強度および剛性をもたらすことができる。
すでに述べたように、付け根44は、ベー26から延びており、ベローズ部42(したがって、チップ本体48)をベース26の後面70に対して所望の角度の向きに位置させている。さらに、一実施の形態においては、第1のプロング22の付け根44は、上述の第2の中隔逃げ領域(図2Aにおいて100で指し示されている)を連続させるべく第2のプロング24の付け根44と結合している。さらに詳しくは、底面図に関して、付け根44の内側52aは、ベース26からの近位方向への延伸において、半径方向外側への成分を含んでいる。これが、結果として、それぞれの付け根44の間の横方向の離間を画定し、第3の中隔逃げ領域104(図2Aにおいて全体的に指し示されている)をもたらしている。第3の中隔逃げ領域104は、プロング22、24が患者の鼻孔へと挿入されるときに、患者の鼻中隔領域(ならびに、その外皮)との露骨な接触を最小限にし、この繊細な領域における皮膚の損傷を最小限にし、患者の快適さを向上させる。一実施の形態においては、中隔逃げ領域56、100、104は、全体として、チップ端部46においてプロング22、24の間の横方向の距離が最小になるように構成されている。あるいは、付け根44は、さまざまな他の構成をとることができ、実際、いくつかの実施の形態においては、付け根44が省略されている。
図2Bおよび4を参照すると、ベース26は、付け根44から延びており、上述のとおり第1および第2の通路72、74を形成し、さらに経路(チャンネル)110を形成している。やはり、通路72、74は、ベース26の厚さを貫いて長手方向の様相で延びており、管腔28、30のそれぞれに流通可能に接続されている。さらに詳しく後述されるとおり、通路72、74は、CPAP生成装置(図5Cに150で示されている)の当該構成部品を覆って組み付けられるように寸法付けられており、したがってベース26の後面70に対して開いている。このように、通路72、74は、CPAP生成装置を管腔28、30へと流通可能に接続するための機構をもたらしている。経路110は、通路72、74の間を延びており、通路72、74と流通可能に接続されている。さらに、経路110は、後面70に開いているが、管腔28、30と直接的に流通可能に接続されているわけではない。さらに詳しく後述されるとおり、経路110は、一実施の形態のCPAP生成器の特定の特徴造作に応じた寸法および形状を有しており、装置内の圧力の採取または取り出しを容易にしている。したがって、経路110は、寸法、形状、などの点で幅広くさまざまな形態をとることができる。実際、別の実施の形態においては、経路110は省略されている。
ベース26は、一実施の形態においては、CPAP生成器(図5Cに150で示されている)の該当する構成部品と連結して、通路72、74をCPAP生成装置へと流通可能に接続するように寸法および形状付けられている。この点に関し、ベース26の外側は、対向する第1および第2の側縁122、124と、対向する第1および第2の端縁126、128とを有する外周120(図4に最もよく示されている)を形成している。一実施の形態においては、第1の側縁122のそれぞれの端縁126、128への境目または変わり目の外周形状が、第2の側縁124の端縁126、128との境目または変わり目の外周形状と異なっている。例えば、一実施の形態においては、第2の側縁124のそれぞれの端縁126、128への変わり目が、比較的大きな曲率半径を有する弓形または湾曲の周形状として特徴付けられている。対照的に、第1の側縁122のそれぞれの端縁126、128への変わり目は、第2の側縁124/端縁126、128の変わり目の曲率半径よりも小さな曲率半径を有する比較的明確な角部を規定するものとして特徴付けられている。このようにして、第1の側縁122の横方向の長さが、第2の側縁124の横方向の長さよりも大きい。この外周120の好ましい構成が、CPAP生成装置の造作(後述)に一致し、最終的な組み立てにおいて、ベース26、したがってプロング22、24のCPAP生成装置に対する所望の正しい向きを保証する。
例えば、図5Aは、本発明の原理による患者インターフェイス装置20が有用である一実施の形態のCPAP生成装置150の一部分を示している。生成装置150の詳細は、本出願と同日付であって、RT‐6274という代理人整理番号を有している「経鼻持続気道陽圧装置およびシステム(Nasal Continuous Positive Airway Pressure Device and System)」という名称の米国特許出願第11/293,883号に提示されており、この出願の開示内容は、ここでの言及によって本明細書に取り入れられたものとする。一般的に言うと、CPAP生成装置150は、側方をハウジング156によって囲まれ、流体供給ポート158と流通可能に接続される第1および第2のチューブ152、154を備えている。使用時、CPAP生成装置150は、供給ポート158を介して流体の流れを受け取り、それぞれのチューブ152、154内部に持続的な気道陽圧を生成する。これらの全体的な考え方を念頭に、ベース26の通路72、74は、チューブ152、154のそれぞれ1つを覆って結合するように寸法付けられており、ベース26は、ハウジング156内に受け入れられて摩擦によって保持されるように寸法付けられている。この点に関し、ハウジング156の内周の形状は、上述したベース26の外周120に一致している。
とくに、すでに述べたとおり、長さが異なる側縁122、124、ならびに湾曲形状および角のある形状の変わり目領域ゆえに、ユーザが誤って望ましい向き(正立の向き)とは反対の向きでベース26をハウジング156へと挿入しようと試みることが、防止される。すなわち、ベース26/ハウジング156の境界が、ベース26、したがってプロング22、24について、CPAP生成装置150に対するただ1つの配向を可能にしている。
図5Bは、ベース26とCPAP生成装置150の組み立ての一部を示しており、とくに、第1のチューブ152を覆う第1の通路72および第2のチューブ154を覆う第2の通路74を示している。図示のとおり、それぞれのチューブ152、154は、ベース26をハウジング156内に最終的に組み込んだときに、経路110に流通可能に接続される半径方向のスロット160を備えている。したがって、この一配置構成によれば、チューブ152、154内の気流が、引き続く圧力監視のために、チューブ152、154/ベース26の境界から経路110を介して流れることができる。一実施の形態においては、経路110の深さおよび幅は、装置20における背圧の発生を最小限にしつつ、患者へ送達される圧力の正確な採取の能力を依然として可能にするように、通路72、74の直径に相関付けられる。この目的のために、驚くべきことに、経路110を、それぞれの通路72、74の直径の少なくとも30%の深さ、およびそれぞれの通路72、74の直径の少なくとも25%の幅を有するように形成することで、期待されるCPAPレベルにおいて有意な背圧は生成されないことが見出されている。
患者インターフェイス装置20を、CPAP生成装置150の特定の造作に関連して説明したが、幅広くさまざまな種々のCPAP装置の構成も使用可能である。すなわち、本発明の原理による患者インターフェイス装置20は、決して或る特定のCPAP装置の設計に限定されるものではない。
本発明の原理による幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置は、これまでのプロングの設計に対して著しい改善を提供する。薄肉のベローズ部は、ベース(したがって、ベースの組み付け先であるCPAP生成器)に対するプロングの容易な枢動および/または屈曲を可能にしている。この特質ゆえ、患者インターフェイス装置は、CPAP生成器および/または関連の固定装置の患者に対する整列ずれに対応でき、CPAP生成器の整列ずれによって生じうる幼児/患者の鼻または顔の生体構造への圧力点が、最小化または除去される。この目的のため、プロングの湾曲形状が、患者の鼻孔の予想される生体構造により密に一致するとともに、CPAP生成装置を患者の顔から「離して」位置させることができるようにする。最後に、プロングの内向きの付勢が、患者の中隔の生体構造の偏差に容易に対応する。
本発明に係る幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置は、従来のプロングの設計に対して著しい改善を提供する技術として有用である。
本発明の原理による幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置の前方斜視図である。 図1のインターフェイス装置の底面図である。 図1のインターフェイス装置の底面の長手方向断面図である。 別の実施の形態の幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置の底面図である。 図1のインターフェイス装置の側面図である。 図1のインターフェイス装置の側面の長手方向断面図である。 図1のインターフェイス装置の背面図である。 図1のインターフェイス装置およびnCPAP生成器を含んでいる本発明の原理によるnCPAP装置の分解斜視図である。 最終的な組み立て後の図5Aに示すnCPAP装置の断面図である。
符号の説明
20 経鼻インターフェイス・プロング装置
22,24 プロング
26 ベース
28,30 管腔
40 チップ
42 ベローズ部
44 付け根
46 チップ端部
48 チップ本体
150 nCPAP生成器

Claims (10)

  1. 持続気道陽圧(CPAP)システムにおいて使用するための幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置であって、
    第1および第2の経鼻プロングと、
    前記経鼻プロングのそれぞれと接続されており、CPAP生成器と連結されるように構成されているベースと、を有しており、
    前記第1および第2の経鼻プロングの各々は、
    ベローズ部と、
    前記ベローズ部から延伸し、幼児の鼻孔に挿入されるように構成され、チップ本体とチップ端部とを備えたチップであって、前記ベローズ部の反対側の末広がりのチップ端部を終端とし、幼児の鼻孔内に挿入された状態のときに上側に位置するチップ本体の近位領域における上側部分の少なくとも一部が凸状に湾曲し、且つチップ本体の近位領域における下側部分の少なくとも一部が凹状に湾曲し、側壁の厚さが近位方向にチップ端部に向かうにしたがって減少しているものと、
    前記プロングを貫いて延び、前記チップ端部において開いている管腔と、を備え、
    偏向させられていない状態において、前記ベローズ部によって画定される前記管腔の中心軸は、前記チップ端部によって画定される前記管腔の中心軸から横断面の方向にオフセットされており、
    前記ベースは、第1および第2の管腔のそれぞれ1つに流通可能に接続された第1および第2の通路を形成していることを特徴とする幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置。
  2. 前記装置の正立状態に関して、それぞれのプロングは、偏向されていない状態において、前記ベローズ部によって画定される前記管腔の中心軸が、前記チップ端部によって画定される前記管腔の中心軸から鉛直方向にオフセットされていることを特徴とする請求項1に記載の幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置。
  3. それぞれのプロングの中心軸が非直線状である請求項1に記載の幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置。
  4. 当該装置の正立状態に関して、それぞれのプロングは、偏向されていない状態において、前記ベローズ部によって画定される前記管腔の中心軸が、前記チップによって画定される前記管腔の中心軸から水平方向にオフセットされていることを特徴とする請求項1に記載の幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置。
  5. 前記ベローズ部は非対称である請求項1に記載の幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置。
  6. 前記ベローズ部が曲げ角を有する複数の曲げ部を有し、前記ベローズ部は、偏向されていない状態において、前記少なくとも1つの曲げ部の曲げ角が当該プロングの周囲を巡って変化するように構成されている請求項1に記載の幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置。
  7. 前記ベースは、対向し合う第1および第2の側縁と対向し合う第1および第2の端縁とを有する横断面を備えるように構成されており、
    第1の端縁と第1の側縁との間に湾曲部が形成され、第1の端縁と第2の側縁との間に角部が形成されている請求項1に記載の幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置。
  8. 前記ベースは、前記第1および第2の通路の間を延びて前記第1および第2の通路と流通可能に接続された経路をさらに形成している請求項1に記載の幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置。
  9. 経鼻持続気道陽圧(nCPAP)システムにおいて使用するための幼児nCPAP装置であって、
    第1および第2のチューブを備え、該チューブのそれぞれの内部に持続的な気道陽圧を生成するように構成されているnCPAP生成器と、
    前記チューブに取り付けられる幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置と、を有しており、
    前記幼児用経鼻インターフェイス・プロング装置は、
    第1および第2の経鼻プロングと、
    前記経鼻プロングのそれぞれと接続されたベースと、を有しており、
    前記第1および第2の経鼻プロングの各々が、
    ベローズ部と、
    前記ベローズ部から延伸し、幼児の鼻孔に挿入されるように構成され、チップ本体とチップ端部とを備えたチップであって、前記ベローズ部の反対側の末広がりのチップ端部を終端とし、幼児の鼻孔内に挿入された状態のときに上側に位置するチップ本体の近位領域における上側部分の少なくとも一部が凸状に湾曲し、且つチップ本体の近位領域における下側部分の少なくとも一部が凹状に湾曲し、側壁の厚さが近位方向にチップ端部に向かうにしたがって減少しているものと、
    当該プロングを貫いて延びて遠位端部において開いている管腔と、を備え、
    偏向されていない状態において、前記ベローズ部によって画定される前記管腔の中心軸が、前記チップ端部によって画定される前記管腔の中心軸から横断面の方向にオフセットされており、
    前記ベースは、前記第1および第2の管腔のそれぞれ1つと流通可能に接続された第1および第2の通路を形成しており、該通路は、最終的な組み立ての際に前記第1および第2のチューブのそれぞれ1つに流通可能に接続されるnCPAP装置。
  10. 前記nCPAP生成器は、前記チューブを側方において囲んでいるハウジングをさらに備えており、該ハウジングは前記ベースを受け入れる大きさであって、前記ベースの外周形状および前記ハウジングの内周形状が、対応し合う非対称な周形状を画定している請求項9に記載のnCPAP装置。
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