JP5102746B2 - ガス燃料用レギュレータ - Google Patents

ガス燃料用レギュレータ Download PDF

Info

Publication number
JP5102746B2
JP5102746B2 JP2008291803A JP2008291803A JP5102746B2 JP 5102746 B2 JP5102746 B2 JP 5102746B2 JP 2008291803 A JP2008291803 A JP 2008291803A JP 2008291803 A JP2008291803 A JP 2008291803A JP 5102746 B2 JP5102746 B2 JP 5102746B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas fuel
valve body
vibration
valve
diaphragm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008291803A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010116885A (ja
Inventor
弘司 川横
嵩也 古原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikki Co Ltd
Original Assignee
Nikki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikki Co Ltd filed Critical Nikki Co Ltd
Priority to JP2008291803A priority Critical patent/JP5102746B2/ja
Publication of JP2010116885A publication Critical patent/JP2010116885A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5102746B2 publication Critical patent/JP5102746B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/30Use of alternative fuels, e.g. biofuels

Landscapes

  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

本発明は、ガス燃料を所定圧力に調整してガスエンジン等に送出する際に用いられるガス燃料用レギュレータに関する。
ガス燃料を所定圧力に調整してガスエンジン等に送出する際にガス燃料用レギュレータが用いられており、例えば特開2001−99011号公報に記載されている。
このガス燃料用レギュレータは、一般にCNG等の高圧ガス燃料の調圧用として使用されるものであり、 図2に示すように、ガス燃料用レギュレータBは、略柱状で金属製の弁体(バルブ)4を、その中心軸線に沿う方向に往復摺動させながら、そのシート面と弁シート7とで構成される調圧弁の開閉を繰り返すことにより、高圧のガス燃料の圧力を減圧・調整しながら流量の制御を行うものである。
このような構成を有するガス燃料用レギュレータ1Bでは、例えば高圧のガス燃料が調圧弁を通過する減圧時に弁体4が振動することがあり、これが弁体4基端側に配置されたダイヤフラム5や弁バネ6等の部品に伝搬して共振や自励振動を生じさせ、さらにこれら部品の振動が周辺部品と接触することにより、高周波の異音を発生させてしまうという問題がある。
そこで、前述した異音の発生を防止するための対策として、部品同士が振動により動作する隙間部分に防振ゴムを配置したり、部品間のクリアランスを拡大したりすることが多い。しかし、斯かる手段を実施するには部品の大型化によるサイズアップやコストアップを招きやすいことに加え、既存品を流用するには性能面における跳ね返りを新たに確認する作業が必要となってしまう。
これに対し、特開2005−128697号公報には、弁体及びダイヤフラムに追従してシリンダ内を摺動するピストンが、異なる摺動方向に対応して各々弾性変形する2つの弾性変形部材と一体的に配置され、弁体に生じた振動を2つの弾性部材で緩衝・吸収するものとしたガス燃料用レギュレータが記載されている。しかし、このガス燃料用レギュレータの場合は既存品をそのまま流用することが困難であるとともに、部品点数の増加によりコストアップが避けられないものとなる。
特開2001−99011号公報 特開2005−128697号公報
本発明は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、金属製の弁体を備えたガス燃料用レギュレータについて、コストアップやサイズアップを最小限としながら、ガス燃料の減圧に伴う異音の発生を防止できるようにすることを課題とする。
そこで、本発明は、基端側がダイヤフラムに支持された略柱状で金属製の弁体を調圧室内の圧力変動に応じてこの弁体の中心軸線に沿って往復摺動させることにより弁開閉動作を行う調圧弁を備えており、導入したガス燃料を所定圧力に減圧・調整しながら下流側に送出するガス燃料用レギュレータにおいて、ガス燃料が前記調圧弁を通過するのに伴い前記弁体に生じた振動が伝搬されることで互いに接触して異音を発生させる部品間に、振動の緩衝手段として所定の粘性を有し振動緩衝力を発揮する液剤を充填してなる緩衝部が設けられており、前記部品間において振動を緩衝して伝搬されるのを防止することとした。
このように、高圧ガス燃料の減圧に伴い発生した弁体の振動が、その周辺部品に伝搬しながら振動して隣接した部品に接触することにより異音が発生する問題について、その両部品間のクリアランス部分に所定の粘性を有して振動緩衝力を発揮する液剤を介在させて振動の伝搬を緩衝させることにより、極めて簡易な手順で部品点数を増加させることなく部品同士が接触するのを抑制して、異音の発生を防止することができる。
また、緩衝手段を間に介在させる両部品は、弁体とダイヤフラムを連結させるためのバルブナット及びダイヤフラムプラグであるものとして、そのバルブナットの外周面とダイヤフラムプラグの内周面との間に、その振動緩衝力を発揮する液剤を充填したことを特徴としたものとすれば、極めて簡易な手順により異音防止作用が最も有効に発揮することができる。
さらに、上述したガス燃料用レギュレータにおいて、その振動緩衝力を発揮する液剤はグリースであるものとすれば、一度充填することにより、長期間に亘って異音発生防止機能を発揮しやすいものとなる。
さらにまた、上述したガス燃料用レギュレータは、導入・送出するガス燃料がCNGであって、CNG燃料用であることを特徴としたものとすれば、その異音発生防止機能が最も有用なものとなる。
異音を発生させる両部品間のクリアランス部分に、所定の粘性を有して振動緩衝力を発揮する液剤を介在させた本発明によると、コストアップやサイズアップを最小限としながら、ガス燃料の減圧に伴う異音の発生を有効に防止することができる。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態を説明する。尚、本実施の形態においては、調圧するガス燃料はCNGを想定しており、ガス燃料用レギュレータはCNG用のものである場合について説明するものとする。
図1の縦断面図を参照して、本実施の形態のガス燃料用レギュレータ1Aは、本体ボディ2に高圧のガス燃料(CNG)を導入するための燃料入口10と調圧後のガス燃料を送り出すための燃料出口11が開口しており、これらの間に入口側に調圧弁を備えた調圧室8が形成されている。
ガス燃料を調圧する調圧室8の一部を構成するダイヤフラム5は、リテーナ50及びダイヤフラムプラグ51をナット52で連結されており、略柱状で金属製の弁体4は、バルブナット41を介してプラグバルブ42により締結されて、ダイヤフラム5側と連結されている。
そして、高圧のガス燃料(CNG)は燃料入口10から流入し、弁体4と弁シート7とで構成される調圧弁を介して調圧室8に導入される。調圧室8内の圧力はゴム等の弾性部材からなるダイヤフラム5が感受し、その圧力と調圧バネ6の荷重とがバランスした位置にダイヤフラム5が変位するようになっている。
それにより、ダイヤフラム5に連結された略柱状の弁体4はその中心軸線に沿って上下に往復変位し、弁体4中途位置の段差に形成されたシート面と弁シート7との間のガス燃料通路が開閉して、ガス燃料の調圧制御が行われるようになっており、以上の構成部分は前述した従来のガス燃料用レギュレータ1Bと共通したものである。
そして、図1の構成とほぼ同様の構成を備えた図2に示す従来のガス燃料用レギュレータ1Bにおいても、高圧のガス燃料が弁体4のシート面と弁シート7の隙間を通過して減圧されるものであるが、上述したようにガス燃料が通過する際の急速な流れにより、弁体4に振動が引き起こされて異音が発生するという問題があった。この異音が発生することで、例えば乗用車に搭載したガスエンジンにガス燃料を供給するガス燃料用レギュレータの場合には、乗用車室内に異音が共鳴して快適性を大きく損なうことに繋がっていた。
即ち、略柱状に形成された金属製の弁体4とダイヤフラム5との連結部であるバルブナット41とダイヤフラムプラグ51との間には、弁体4の倒れ分を吸収するためのクリアランスが設けられているが、図2円中の部分拡大図に矢印で示す振動の振幅が所定以上の大きさになった場合、バルブナット41の外周面とダイヤフラムプラグ51の内周面とが接触して、この部分から異音が発生することになる。
これに対し、本実施の形態のガス燃料用レギュレータ1Aにおいては、弁体4の振動が伝搬されて振動することで接触して異音を発生させる部品間、即ち、バルブナット41とダイヤフラムプラグ51間のクリアランス部分(内周面と外周面との間)に、所定の粘性を有して振動緩衝力を発揮する液剤としてグリースを充填・介在させたことにより振動の緩衝手段として機能する緩衝部55を設けてあり、これらの部品間で弁体4に発生した振動が伝搬するのを緩衝する機能を発揮することを特徴としている。
このように、既存のガス燃料用レギュレータ1Bにおける異音発生箇所となっていた部分に、所定の粘性を備えたグリースを充填するだけの簡易な構成により、高圧ガス燃料の減圧に伴い弁体4が振動することによる異音発生の問題を、確実に解消することが可能なものとなる。
そのため、新たな部品を追加する必要もなく、既存部品や既存商品をそのまま流用するだけで作成することができ、コストアップやサイズアップを殆ど伴うことなく上述した作用・効果を実現できるものとなる。また、上述のように振動の緩衝手段としてグリースを用いたことにより、緩衝手段として防振ゴムを用いた従来例において生じていた摩耗による緩衝機能低下の問題についても解消されることになる。
尚、上述した説明において、振動緩衝力を発揮する液剤としてグリースを使用する場合を説明したが、本発明はこれに限定されず、充填する部品間の動作を阻害せず、使用環境において長期間に亘って劣化しないとともに充填部分から流失しない粘度と耐久性を備えた粘性液剤であれば、他のものを用いてもよいことは言うまでもない。
以上、述べたように、金属製の弁体を備えたガス燃料用レギュレータについて、本発明により、コストアップやサイズアップを最小限としながらガス燃料の減圧に伴う異音の発生を有効に防止できるようになった。
本発明の実施の形態を示す縦断面図。 従来例を示す縦断面図。
符号の説明
1A ガス燃料用レギュレータ、4 弁体、5 ダイヤフラム、6 弁バネ、7 弁シート、8 調圧室、41 バルブナット、51 ダイヤフラムプラグ、55 緩衝部

Claims (4)

  1. 基端側がダイヤフラムに支持された略柱状で金属製の弁体を調圧室内の圧力変動に応じてこの弁体の中心軸線に沿って往復摺動させることにより弁開閉動作を行う調圧弁を備えており、導入したガス燃料を所定圧力に減圧・調整しながら下流側に送出するガス燃料用レギュレータにおいて、ガス燃料が前記調圧弁を通過するのに伴い前記弁体に生じた振動が伝搬されることで互いに接触して異音を発生させる部品間に、振動の緩衝手段として所定の粘性を有し振動緩衝力を発揮する液剤を充填してなる緩衝部が設けられており、前記部品間において振動が伝搬されるのを緩衝することを特徴としたガス燃料用レギュレータ。
  2. 前記緩衝手段を介在させる両部品が、前記弁体と前記ダイヤフラムを連結させるためのバルブナット及びダイヤフラムプラグであり、前記バルブナットの外周面と前記ダイヤフラムプラグの内周面との間に、前記液剤を充填したことを特徴とする請求項1に記載したガス燃料用レギュレータ。
  3. 前記液剤がグリースであることを特徴とする請求項1または2に記載したガス燃料用レギュレータ。
  4. 前記導入・送出するガス燃料がCNGであって、CNG燃料用であることを特徴とする請求項1,2または3に記載したガス燃料用レギュレータ。

JP2008291803A 2008-11-14 2008-11-14 ガス燃料用レギュレータ Expired - Fee Related JP5102746B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008291803A JP5102746B2 (ja) 2008-11-14 2008-11-14 ガス燃料用レギュレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008291803A JP5102746B2 (ja) 2008-11-14 2008-11-14 ガス燃料用レギュレータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010116885A JP2010116885A (ja) 2010-05-27
JP5102746B2 true JP5102746B2 (ja) 2012-12-19

Family

ID=42304696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008291803A Expired - Fee Related JP5102746B2 (ja) 2008-11-14 2008-11-14 ガス燃料用レギュレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5102746B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101937031B1 (ko) 2017-06-08 2019-01-14 주식회사 다임코 스템 가이드 댐퍼 어셈블리가 적용되는 직동식 레귤레이터

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62170759A (ja) * 1986-01-23 1987-07-27 Toyota Motor Corp ガス燃料エンジン用レギユレ−タ
JP2553640Y2 (ja) * 1991-03-20 1997-11-12 エヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会社 防振ブッシュ
JPH0667118U (ja) * 1993-03-03 1994-09-20 日野自動車工業株式会社 スタビライザの異音防止構造
JP4288430B2 (ja) * 1995-12-26 2009-07-01 株式会社日立製作所 減衰力調整式油圧緩衝器
JP3613386B2 (ja) * 1999-09-28 2005-01-26 本田技研工業株式会社 燃料ガス供給装置および燃料ガス減圧装置
JP2002078281A (ja) * 2000-08-23 2002-03-15 Nidec Shibaura Corp 電動機の軸受取り付けの構造
JP4164016B2 (ja) * 2003-10-22 2008-10-08 シーケーディ株式会社 ガスレギュレータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010116885A (ja) 2010-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8695766B2 (en) Shock absorber
JP4753903B2 (ja) 油圧緩衝器
KR101094214B1 (ko) 쇽업소버의 유압식 스토퍼
US20090241890A1 (en) Damping force variator
JP6059346B2 (ja) 車体用振動減衰装置
JP5102746B2 (ja) ガス燃料用レギュレータ
JP2008002594A (ja) 液圧緩衝器,該液圧緩衝器を用いた補強装置及び制振装置
EP3168493B1 (en) Adjustable landing gear vibration suppression
EP3489539A1 (en) Damper
JP2016161038A (ja) 懸架装置
JP4918346B2 (ja) 弁装置
US8708306B2 (en) Tunable valve assembly
JP5539629B2 (ja) ピストンシリンダアッセンブリ
JP2009287752A (ja) 流体圧緩衝器
JP6004261B2 (ja) 容量制御弁
US8720857B2 (en) Tunable fluid end
JP2012216157A (ja) ガス圧力調整器
JP2001317582A (ja) 車両用油圧式緩衝器
KR100931498B1 (ko) 액체 봉입식 엔진 마운트
JP5145195B2 (ja) 防振装置
JP5021374B2 (ja) ガス燃料用レギュレータ
JP2004322945A (ja) サドルのダンパー
CN113719571B (zh) 一种减振器
WO2016163406A1 (ja) 圧力調整弁
US8746654B2 (en) Tunable fluid end

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120829

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120928

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees