JP5101651B2 - 圧電振動子 - Google Patents

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本発明は、電子機器等に用いられる圧電振動子に関するものである。
従来の圧電デバイスは、その例として素子搭載部材、圧電振動素子、サーミスタ素子、蓋体とから主に構成されている構造が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
素子搭載部材は、基板部と第1の枠部と第2の枠部で構成されている。
この素子搭載部材は、前記基板部の一方の主面に前記第1の枠部と第2の枠部が設けられて第1の凹部空間が形成される。
第1の凹部空間内の基板部に第2の凹部空間が形成されている。
第1の凹部空間内に露出する基板部の一方の主面には、2個一対の圧電振動素子搭載パッドが設けられている。
第2の凹部空間内に露出する基板部の一方の主面には、サーミスタ素子搭載パッドが設けられている。
また、基板部の他方の主面には、外部接続用電極端子が設けられている。
この圧電振動素子搭載パッド上には、導電性接着剤を介して電気的に接続される一対の励振用電極を表裏主面に有した圧電振動素子が搭載されている。この圧電振動素子を囲繞する素子搭載部材の第1の枠部の頂面には金属製の蓋体を被せられ、接合されている。これにより第1の凹部空間及び第2の凹部空間が気密封止されている。
また、サーミスタ素子搭載パッド上には、半田等の導電性接合材を介して接続されるサーミスタ素子が搭載されている。
サーミスタ素子は、電圧と温度との関係が線形を示すものであり、その温度での電圧が、外部接続用電極端子を介して圧電デバイスの外へ出力される。この出力された電圧は、例えば、電子機器等のメインIC内で温度情報に換算することができる。
特開2008−205938号公報
しかしながら、従来の圧電デバイスにおいては、前記素子搭載部材の第1の凹部空間の容量が大きいため、サーミスタ素子から出力された電圧を換算することで得られた温度情報と、実際の圧電振動素子の周囲の温度情報に差異が大きくなってしまうといった課題があった。
また、従来の圧電デバイスにおいては、第1の凹部空間内に設けられた第2の凹部空間内に、サーミスタ素子が導電性接合材を介してサーミスタ搭載パッドに搭載されているため、前記導電性接合材から発生したガスが圧電振動素子に付着することで発振周波数が変動してしまうといった課題もあった。
従来の圧電デバイスにおいては、第1の凹部空間内に設けられた第2の凹部空間内に、サーミスタ素子が導電性接合材を介してサーミスタ搭載パッドに搭載され、第1の凹部空間が気密封止されていることにより、前記導電性接合材から発生したガスがサーミスタ素子に付着することでサーミスタ素子が劣化してしまうといった課題があった。
また、サーミスタ素子が劣化してしまうことで、サーミスタ素子から出力された電圧を換算することで得られた温度情報と、実際の圧電振動素子の周囲の温度情報との差異が大きくなってしまうといった課題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、温度情報の差異を低減し、発振周波数が変動することを防ぐ圧電振動子を提供することを課題とする。
本発明の圧電振動子は、基板部と、この基板部の一方の主面に設けられる第1の枠部と、基板部の他方の主面に設けられる第2の枠部とからなる素子搭載部材と、基板部と第1の枠部とで形成される第1の凹部空間内に露出した基板部の主面に設けられた圧電振動素子搭載パッドに搭載されている圧電振動素子と、基板部と第2の枠部とで形成される第2の凹部空間内に露出した前記基板部の主面に設けられたサーミスタ素子搭載パッドに搭載されているサーミスタ素子と、第1の凹部空間を気密封止する蓋体と、を備え、前記素子搭載部材の前記第2の枠部の前記圧電振動素子搭載パッドが設けられている面とは反対側の主面の少なくとも4隅には、外部接続用電極端子が設けられており、前記圧電振動素子搭載パッドは、前記外部接続用電極端子のうちのいずれかとのみ電気的に接続されており、前記サーミスタ素子搭載パッドは、前記圧電振動素子搭載パッドが電気的に接続されている前記外部接続用電極端子以外のいずれかの前記外部接続用電極端子とのみ電気的に接続されていることを特徴とするものである。
本発明の圧電振動子は、基板部と、この基板部の一方の主面に設けられる第1の枠部と、基板部の他方の主面に設けられる第2の枠部とからなる素子搭載部材と、基板部と第1の枠部とで形成される第1の凹部空間内に露出した基板部の主面に設けられた圧電振動素子搭載パッドに搭載されている圧電振動素子と、基板部と第2の枠部とで形成される第2の凹部空間内に露出した基板部の主面に設けられた温度センサーIC素子搭載パッドに搭載されている温度センサーIC素子と、第1の凹部空間を気密封止する蓋体と、を備え、前記素子搭載部材の前記第2の枠部の前記圧電振動素子搭載パッドが設けられている面とは反対側の主面の少なくとも4隅には、外部接続用電極端子が設けられており、前記圧電振動素子搭載パッドは、前記外部接続用電極端子のうちのいずれかとのみ電気的に接続されており、前記温度センサーIC素子搭載パッドは、前記圧電振動素子搭載パッドが電気的に接続されている前記外部接続用電極端子以外のいずれかの前記外部接続用電極端子とのみ電気的に接続されていることを特徴とするものである。
本発明の圧電振動子によれば、素子搭載部材の第1の凹部空間の容量も従来より小さくなるため、サーミスタ素子から出力される電圧を換算することで得られる温度情報と、実際の圧電振動素子の周囲の温度情報の差異を低減し、同じ値に近づくようにすることができる。また、本発明の第1の凹部空間内に圧電振動素子が導電性接着剤を介して圧電振動素子搭載パッドに搭載され、第2の凹部空間内に、サーミスタ素子が導電性接合材を介してサーミスタ搭載パッドに搭載されているように別々の凹部空間に搭載されているため、前記導電性接合材から発生したガスが圧電振動素子に付着することがなくなる。よって、圧電振動子の発振周波数が変動してしまうことを防ぐことができる。また、導電性接合材から発生したガスが、サーミスタ素子に付着することがなくなるため、サーミスタ素子が劣化することを防ぐことができる。よって、サーミスタ素子から出力された電圧を換算することで得られた温度情報と、実際の圧電振動素子の周囲の温度情報との差異を低減することができる。
本発明の圧電振動子によれば、素子搭載部材の第1の凹部空間の容量も従来より小さくなるため、サーミスタ素子を内蔵している温度センサーIC素子から出力される電圧を換算することで得られる温度情報と、実際の圧電振動素子の周囲の温度情報の差異を低減し、同じ値に近づくようにすることができる。また、本発明の第1の凹部空間内に圧電振動素子が導電性接着剤を介して圧電振動素子搭載パッドに搭載され、第2の凹部空間内に、サーミスタ素子を内蔵している温度センサーIC素子が導電性接合材を介して温度センサーIC素子搭載パッドに搭載されているように別々の凹部空間に搭載されているため、前記導電性接合材から発生したガスが圧電振動素子に付着することがなくなる。よって、圧電振動子の発振周波数が変動してしまうことを防ぐことができる。また、導電性接合材から発生したガスが、温度センサーIC素子に付着することがなくなるため、温度センサー素子に内蔵されているサーミスタ素子が劣化することを防ぐことができる。よって、温度センサーIC素子に内蔵されているサーミスタ素子から出力された電圧を換算することで得られた温度情報と、実際の圧電振動素子の周囲の温度情報との差異を低減することができる。
本発明の第1の実施形態に係る圧電デバイスを示す分解斜視図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る圧電デバイスを第2の凹部空間側から見た平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る圧電デバイスを示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る圧電デバイスを構成する温度センサーIC素子の一例を示す回路図である。 本発明の第3の実施形態に係る圧電デバイスを示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る圧電デバイスを第2の凹部空間側から見た平面図である。 本発明の第3の実施形態に係る圧電デバイスを構成する温度センサーIC素子の一例を示す回路図である。
以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、圧電振動素子に水晶を用いた場合について説明する。
(第1の実施形態)
図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施形態に係る圧電デバイス100は、素子搭載部材110と圧電振動素子120と蓋体130とサーミスタ素子140で主に構成されている。この圧電デバイス100は、前記素子搭載部材110に形成されている第1の凹部空間K1内に圧電振動素子120が搭載され、第2の凹部空間K2内には、サーミスタ素子140が搭載されている。その第1の凹部空間K1が蓋体130により気密封止された構造となっている。
圧電振動素子120は、図1及び図2に示すように、水晶素板121に励振用電極122を被着形成したものであり、外部からの交番電圧が励振用電極122を介して水晶素板121に印加されると、所定の振動モード及び周波数で励振を起こすようになっている。
水晶素板121は、人工水晶体から所定のカットアングルで切断し外形加工を施された概略平板状で平面形状が例えば四角形となっている。
励振用電極122は、前記水晶素板121の表裏両主面に金属を所定のパターンで被着・形成したものである。
このような圧電振動素子120は、その両主面に被着されている励振用電極122から延出する引き出し電極123と第1の凹部空間K1内底面に形成されている圧電振動素子搭載パッド111とを、導電性接着剤DSを介して電気的且つ機械的に接続することによって第1の凹部空間K1に搭載される。このときの引き出し電極123が設けられた一辺とは反対側の自由端となる端辺を圧電振動素子120の先端部とする。
図1〜図3に示すサーミスタ素子140は、温度変化によって電気抵抗が顕著な変化を示すものであり、この抵抗値の変化から出力される電圧が変化するため、電圧と温度との関係により、出力された電圧を換算することで、温度情報を得ることができる。サーミスタ素子140は、電圧と温度との関係が線形を示すものであり、その温度での電圧が、外部接続用電極端子Gを介して圧電デバイス100の外へ出力されることにより、例えば、電子機器等のメインIC(図示せず)で出力された電圧を換算することで温度情報を得ることができる。
サーミスタ素子140は、図2に示すように、素子搭載部材110の第2の凹部空間K2内に露出した後述する基板部110aに設けられたサーミスタ素子搭載パッド112に半田等の導電性接合材HDを介して搭載されている。
図1〜図3に示すように、素子搭載部材110は、基板部110aと、第1の枠部110b、第2の枠部110cとで主に構成されている。
この素子搭載部材110は、基板部110aの一方の主面に第1の枠部110bが設けられて、第1の凹部空間K1が形成されている。また、素子搭載部材110の他方の主面に第2の枠部110cが設けられて、第2の凹部空間K2が形成されている。
尚、この素子搭載部材110を構成する基板部110a及び第2の枠部110cは、例えばアルミナセラミックス、ガラス−セラミック等のセラミック材料を複数積層することよって形成されている。
第1の枠部110bは、42アロイやコバール等の金属から成り、中心が打ち抜かれた枠状になっている。
また、第1の枠部110bは、基板部110aの一方の主面の外周を囲繞するように設けられた封止用導体膜HB上にロウ付けなどにより接続される。
第1の凹部空間K1内で露出した基板部110aの一方の主面には、2個一対の圧電振動素子搭載パッド111が設けられている。
また、図1〜図3に示すように素子搭載部材110は、基板部110aの他方の主面と第2の枠部110cによって第2の凹部空間K2が形成されている。
第2の凹部空間K2内で露出した基板部110aの他方の主面には、サーミスタ素子搭載パッド112が設けられている。
前記素子搭載部材110の第2の枠部110cの圧電振動素子搭載パッド111が設けられている面とは反対側の主面の4隅には、外部接続用電極端子Gが設けられている。
圧電振動素子搭載パッド111といずれかの外部接続用電極端子Gは、前記素子搭載部材110の第2の凹部空間K2内の基板部110aに形成された部分を有する配線パターン(図示せず)と第2の枠部110cの内部に形成されたビア導体(図示せず)により接続されている。
また、サーミスタ素子搭載パッド112といずれかの外部接続用電極端子Gは、前記素子搭載部材110の第2の凹部空間K2内の基板部110aに形成された部分を有する配線パターン(図示せず)と第2の枠部110cの内部に形成されたビア導体(図示せず)により接続されている。
蓋体130は、例えば、Fe−Ni合金(42アロイ)やFe−Ni−Co合金(コバール)などからなる。このような蓋体130は、第1の凹部空間K1を、窒素ガスや真空などで気密的に封止される。具体的には、蓋体130は、所定雰囲気で、素子搭載部材110の第1の枠部110b上に載置され、第1の枠部110bの表面の金属と蓋体130の金属の一部とが溶接されるように所定電流を印加してシーム溶接を行うことにより、第1の枠部110bに接合される。
前記導電性接着剤DSは、シリコーン樹脂等のバインダーの中に導電フィラーとして導電性粉末が含有されているものであり、導電性粉末としては、アルミニウム(Al)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、銀(Ag)、チタン(Ti)、ニッケル(Ni)、ニッケル鉄(NiFe)、のうちのいずれかまたはこれらの組み合わせを含むものが用いられている。
尚、前記素子搭載部材110は、アルミナセラミックスから成る場合、所定のセラミック材料粉末に適当な有機溶剤等を添加・混合して得たセラミックグリーンシートの表面に圧電振動素子搭載パッド111、サーミスタ素子搭載パッド112、封止用導体膜HB、外部接続用電極端子G等となる導体ペーストを、また、セラミックグリーンシートに打ち抜き等を施して予め穿設しておいた貫通孔内にビア導体となる導体ペーストを従来周知のスクリーン印刷によって塗布するとともに、これを複数枚積層してプレス成形した後、高温で焼成することにより製作される。
本発明の圧電デバイス100によれば、素子搭載部材110の第1の凹部空間K1の容量も従来より小さくなるため、サーミスタ素子140から出力される電圧を換算することで得られる温度情報と、実際の圧電振動素子120の周囲の温度情報が同じ値に近づくことになる。
また、第1の凹部空間K1内に圧電振動素子120が導電性接着剤DSを介して圧電振動素子搭載パッド111に搭載され、第2の凹部空間K2内に、サーミスタ素子140が導電性接合材HDを介してサーミスタ搭載パッド112に搭載されているように別々の凹部空間に搭載されているため、前記導電性接合材HDから発生したガスが圧電振動素子120に付着することがなくなる。よって、圧電デバイス100の発振周波数が変動してしまうことを防ぐことができる。
(第2の実施形態)
図4に示すように、本発明の第2の実施形態に係る圧電デバイス200は、素子搭載部材210の第2の凹部空間K2に温度センサーIC素子240が搭載されている点で第1の実施形態と異なる。
図4に示すように、本発明の第2の実施形態に係る圧電デバイス200は、素子搭載部材210と圧電振動素子120と蓋体130と温度センサーIC素子240で主に構成されている。この圧電デバイス200は、前記素子搭載部材210に形成されている第1の凹部空間K1内に圧電振動素子120が搭載され、第2の凹部空間K2内には、温度センサーIC素子240が搭載されている。その第1の凹部空間K1が蓋体130により気密封止された構造となっている。
温度センサーIC素子240は、図5に示すように、サーミスタ素子241と、増幅回路242と、抵抗素子R1とによって構成されている。
図4及び図5に示すサーミスタ素子241は、温度変化によって電気抵抗が顕著な変化を示すものであり、この抵抗値の変化から出力される電圧が変化するため、電圧と温度との関係により、換算することで温度情報を得ることができる。つまり、サーミスタ素子241は、電圧と温度との関係が線形を示すものであり、その温度での電圧が、外部接続用電極端子Gを介して圧電デバイス200の外へ出力されることにより、例えば、電子機器等のメインICで出力された電圧を換算することで温度情報を得ることができる。
また、サーミスタ素子241は、例えば、NTCサーミスタやPTCサーミスタ等が用いられる。NTCサーミスタは、温度が上がると抵抗値が下がるような、負の温度係数を有しているサーミスタ素子を示すものである。また、PTCサーミスタは、温度が上がると抵抗値が上がるような、正の温度係数を有しているサーミスタ素子を示すものである。
図5に示すように、サーミスタ素子241の一端はグランドと接続されており、他端は、抵抗素子R1を介して、いずれか1つの外部接続用電極端子Gと接続されている。また、サーミスタ素子241の他端は、増幅回路240と接続されている。
増幅回路242は、図5に示すように、いずれか1つの外部接続用電極端子Gと前記サーミスタ素子241との間に設けられている。
温度センサーIC素子240は、素子搭載部材210の第2の凹部空間K2内に露出した基板部210aに設けられた温度センサーIC素子搭載パッド212に半田等の導電性接合材HDを介して搭載されている。
図4に示すように、素子搭載部材210は、基板部210aと、第1の枠部210b、第2の枠部210cとで主に構成されている。
この素子搭載部材210は、基板部110aの一方の主面に第1の枠部210bが設けられて、第1の凹部空間K1が形成されている。また、素子搭載部材210の他方の主面に第2の枠部210cが設けられて、第2の凹部空間K2が形成されている。
尚、この素子搭載部材210を構成する基板部210a及び第2の枠部210cは、例えばアルミナセラミックス、ガラス−セラミック等のセラミック材料を複数積層することよって形成されている。
第1の枠部210bは、42アロイやコバール等の金属から成り、中心が打ち抜かれた枠状になっている。
また、第1の枠部210bは、基板部210aの一方の主面の外周を囲繞するように設けられた封止用導体膜HB上にロウ付けなどにより接続される。
第1の凹部空間K1内で露出した基板部210aの一方の主面には、2個一対の圧電振動素子搭載パッド211が設けられている。
また、図4に示すように素子搭載部材210は、基板部210aの他方の主面と第2の枠部210cによって第2の凹部空間K2が形成されている。
第2の凹部空間K2内で露出した基板部210aの他方の主面には、温度センサーIC素子搭載パッド212が設けられている。
前記素子搭載部材210の第2の枠部210cの圧電振動素子搭載パッド211が設けられている面とは反対側の主面の4隅には、外部接続用電極端子Gが設けられている。
圧電振動素子搭載パッド211といずれかの外部接続用電極端子Gは、前記素子搭載部材210の第2の凹部空間K2内の基板部210aに形成された部分を有する配線パターン(図示せず)と第2の枠部210cの内部に形成されたビア導体(図示せず)により接続されている。
また、温度センサーIC素子搭載パッド212といずれかの外部接続用電極端子Gは、前記素子搭載部材210の第2の凹部空間K2内の基板部210aに形成された部分を有する配線パターン(図示せず)と第2の枠部210cの内部に形成されたビア導体(図示せず)により接続されている。
蓋体130は、例えば、Fe−Ni合金(42アロイ)やFe−Ni−Co合金(コバール)などからなる。このような蓋体130は、第1の凹部空間K1を、窒素ガスや真空などで気密的に封止される。具体的には、蓋体130は、所定雰囲気で、素子搭載部材210の第1の枠部210b上に載置され、第1の枠部210bの表面の金属と蓋体130の金属の一部とが溶接されるように所定電流を印加してシーム溶接を行うことにより、第1の枠部210bに接合される。
本発明の圧電デバイス200によれば、素子搭載部材210の第1の凹部空間K1の容量も従来より小さくなるため、サーミスタ素子241を内蔵している温度センサーIC素子240から出力された電圧を換算することで得られた温度情報と、実際の圧電振動素子120の周囲の温度情報の差異を低減し、同じ値に近づくようにすることができる。
また、本発明の第1の凹部空間K1内に圧電振動素子120が導電性接着剤DSを介して圧電振動素子搭載パッド211に搭載され、第2の凹部空間K2内に、サーミスタ素子241を内蔵している温度センサーIC素子240が導電性接合材HDを介して温度センサーIC素子搭載パッド212に搭載されているように別々の凹部空間に搭載されているため、前記導電性接合材HDから発生したガスが圧電振動素子120に付着することがなくなる。よって、圧電デバイス200の発振周波数が変動してしまうことを防ぐことができる。
また、導電性接合材HDから発生したガスが、温度センサーIC素子240に付着することがなくなるため、温度センサー素子240に内蔵されているサーミスタ素子241が劣化することを防ぐことができる。よって、温度センサーIC素子240に内蔵されているサーミスタ素子240から出力された電圧を換算することで得られた温度情報と、実際の圧電振動素子120の周囲の温度情報との差異を低減することができる。
また、温度センサーIC素子240には、増幅回路242が内蔵されているため、本発明の圧電デバイス200を電子機器等のマザーボード(図示せず)に搭載した際に、前記マザーボードに増幅回路242を設ける必要がないため、搭載面積を縮小することができる。
(第3の実施形態)
図8に示すように、本発明の第3の実施形態に係る圧電デバイス300は、素子搭載部材310の第2の凹部空間K2に搭載されている温度センサーIC素子340にゲインコントロール回路344が内蔵されている点において第2の実施形態と異なる。
図6に示すように、本発明の第3の実施形態に係る圧電デバイス300は、素子搭載部材210と圧電振動素子120と蓋体130と温度センサーIC素子340で主に構成されている。この圧電デバイス300は、前記素子搭載部材310に形成されている第1の凹部空間K1内に圧電振動素子120が搭載され、第2の凹部空間K2内には、温度センサーIC素子340が搭載されている。その第1の凹部空間K1が蓋体130により気密封止された構造となっている。
温度センサーIC素子340は、図8に示すように、サーミスタ素子341と、増幅回路342と、ゲインコントロール回路344と、抵抗素子R1によって構成されている。
図6及び図8に示すサーミスタ素子341は、温度変化によって電気抵抗が顕著な変化を示すものであり、この抵抗値の変化から出力される電圧が変化するため、電圧と温度との関係により、温度情報を換算するものである。つまり、サーミスタ素子341は、電圧と温度との関係が線形を示すものであり、その温度での電圧が、外部接続用電極端子Gを介して圧電デバイス300の外へ出力されることにより、例えば、電子機器等のメインICで出力された電圧を換算することにより温度情報を得ることができる。
図8に示すように、サーミスタ素子341の一端は、グランド端子となるいずれか1つの外部接続用電極端子Gと接続されており、他端は、抵抗素子R1を介して、いずれか1つの外部接続用電極端子Gと接続されている。また、サーミスタ素子341の他端は、後述するゲインコントロール回路344と接続されている。
増幅回路342は、図8に示すように、いずれか1つの外部接続用電極端子Gと後述するNOT回路343との間に設けられている。
前記ゲインコントロール回路344は、図8に示すように、例えば、抵抗素子R2、R3、R4、R5と、反転増幅回路OP1と、スイッチSW1と、電圧源V1と、NOT回路343により構成されている。
後述する素子搭載部材310の切替電極端子313(図7参照)に電圧を印加することによって、スイッチSW1を切り替えることによって、抵抗値を変更することができる。
この抵抗値を変更することによって、電圧と温度との関係を示す直線の傾きを変更することができる。これにより、電子機器を構成するメインICの種類に係らず、対応することができる。
また、図8に示すように、反転増幅回路OP1のプラス入力側と電圧源V1とが接続されており、マイナス入力側とスイッチSW1が接続されている。また、反転増幅回路OP1の出力側とNOT回路343とが接続されている。
NOT回路343は、図8に示すように、反転増幅回路OP1の出力側と増幅回路342との間に設けられている。
温度センサーIC素子340は、素子搭載部材310の第2の凹部空間K2内に露出した基板部310aに設けられた温度センサーIC素子搭載パッド312に半田等の導電性接合材HDを介して搭載されている。
図6に示すように、素子搭載部材310は、基板部310aと、第1の枠部310b、第2の枠部310cとで主に構成されている。
この素子搭載部材310は、基板部310aの一方の主面に第1の枠部310bが設けられて、第1の凹部空間K1が形成されている。また、素子搭載部材310の他方の主面に第2の枠部310cが設けられて、第2の凹部空間K2が形成されている。
尚、この素子搭載部材310を構成する基板部310a及び第2の枠部310cは、例えばアルミナセラミックス、ガラス−セラミック等のセラミック材料を複数積層することよって形成されている。
第1の枠部310bは、42アロイやコバール等の金属から成り、中心が打ち抜かれた枠状になっている。
また、第1の枠部310bは、基板部310aの一方の主面の外周を囲繞するように設けられた封止用導体膜HB上にロウ付けなどにより接続される。
第1の凹部空間K1内で露出した基板部310aの一方の主面には、2個一対の圧電振動素子搭載パッド311が設けられている。
また、図6に示すように素子搭載部材310は、基板部310aの他方の主面と第2の枠部310cによって第2の凹部空間K2が形成されている。
第2の凹部空間K2内で露出した基板部310aの他方の主面には、温度センサーIC素子搭載パッド312が設けられている。
前記素子搭載部材310の第2の枠部310cの圧電振動素子搭載パッド311が設けられている面とは反対側の主面の4隅には、外部接続用電極端子Gが設けられている。
図7に示すように、前記第2の枠部310cに設けられている外部接続用電極端子Gの間には、切替電極端子313が設けられている。
圧電振動素子搭載パッド311といずれかの外部接続用電極端子Gは、前記素子搭載部材310の第2の凹部空間K2内の基板部310aに形成された部分を有する配線パターン(図示せず)と第2の枠部310cの内部に形成されたビア導体(図示せず)により接続されている。
また、温度センサーIC素子搭載パッド312といずれかの外部接続用電極端子Gは、前記素子搭載部材310の第2の凹部空間K2内の基板部310aに形成された部分を有する配線パターン(図示せず)と第2の枠部310cの内部に形成されたビア導体(図示せず)により接続されている。
蓋体130は、例えば、Fe−Ni合金(42アロイ)やFe−Ni−Co合金(コバール)などからなる。このような蓋体130は、第1の凹部空間K1を、窒素ガスや真空などで気密的に封止される。具体的には、蓋体130は、所定雰囲気で、素子搭載部材210の第1の枠部310b上に載置され、第1の枠部310bの表面の金属と蓋体130の金属の一部とが溶接されるように所定電流を印加してシーム溶接を行うことにより、第1の枠部310bに接合される。
本発明の圧電デバイス300によれば、第2の実施形態と同様の効果を奏する。
また、温度センサーIC素子340には、ゲインコントロール回路344と、増幅回路342とが内蔵されているため、本発明の圧電デバイス300を通信機器等のマザーボードに搭載した際に、マザーボードにゲインコントロール回路344と、増幅回路342とを設ける必要がないため、搭載面積を縮小することができる。
また、ゲインコントロール回路344を備えていることにより、温度センサーIC素子340に内蔵されているサーミスタ素子341の電圧と温度との関係を示す直線の傾きを変更することができるため、搭載する温度センサーIC素子340のばらつきが生じても修正することができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
例えば、前記した本実施形態では、圧電振動素子120を構成する圧電素材として水晶を用いた場合を説明したが、他の圧電素材として、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウムまたは、圧電セラミックスを圧電素材として用いた圧電振動素子でも構わない。
110、210、310・・・素子搭載部材
110a、210a、310a・・・基板部
110b、210b、310b・・・第1の枠部
110c、210c、310c・・・第2の枠部
111、211、311・・・圧電振動素子搭載パッド
112、212、312・・・サーミスタ素子搭載パッド
313・・・切替電極端子
120・・・圧電振動素子
121・・・水晶素板
122・・・励振用電極
123・・・引き出し電極
130・・・蓋体
140、241、341・・・サーミスタ素子
242、342・・・増幅回路
344・・・ゲインコントロール回路
240、340・・・温度センサーIC素子
100、200、300・・・圧電デバイス
K1・・・第1の凹部空間
K2・・・第2の凹部空間
DS・・・導電性接着剤
HD・・・導電性接合材
HB・・・封止用導体膜
G・・・外部接続用電極端子

Claims (2)

  1. 基板部と、この基板部の一方の主面に設けられる第1の枠部と、前記基板部の他方の主面に設けられる第2の枠部とからなる素子搭載部材と、
    前記基板部と前記第1の枠部とで形成される第1の凹部空間内に露出した前記基板部の主面に設けられた圧電振動素子搭載パッドに搭載されている圧電振動素子と、
    前記基板部と前記第2の枠部とで形成される第2の凹部空間内に露出した前記基板部の主面に設けられたサーミスタ素子搭載パッドに搭載されているサーミスタ素子と、
    前記第1の凹部空間を気密封止する蓋体と、
    を備え、
    前記素子搭載部材の前記第2の枠部の前記圧電振動素子搭載パッドが設けられている面とは反対側の主面の少なくとも4隅には、外部接続用電極端子が設けられており、
    前記圧電振動素子搭載パッドは、前記外部接続用電極端子のうちのいずれかとのみ電気的に接続されており、
    前記サーミスタ素子搭載パッドは、前記圧電振動素子搭載パッドが電気的に接続されている前記外部接続用電極端子以外のいずれかの前記外部接続用電極端子とのみ電気的に接続されている
    ことを特徴とする圧電振動子
  2. 基板部と、この基板部の一方の主面に設けられる第1の枠部と、前記基板部の他方の主面に設けられる第2の枠部とからなる素子搭載部材と、
    前記基板部と前記第1の枠部とで形成される第1の凹部空間内に露出した前記基板部の主面に設けられた圧電振動素子搭載パッドに搭載されている圧電振動素子と、
    前記基板部と前記第2の枠部とで形成される第2の凹部空間内に露出した前記基板部の主面に設けられた温度センサーIC素子搭載パッドに搭載され、サーミスタ素子が内蔵されている温度センサーIC素子と、
    前記第1の凹部空間を気密封止する蓋体と、
    を備え、
    前記素子搭載部材の前記第2の枠部の前記圧電振動素子搭載パッドが設けられている面とは反対側の主面の少なくとも4隅には、外部接続用電極端子が設けられており、
    前記圧電振動素子搭載パッドは、前記外部接続用電極端子のうちのいずれかとのみ電気的に接続されており、
    前記温度センサーIC素子搭載パッドは、前記圧電振動素子搭載パッドが電気的に接続されている前記外部接続用電極端子以外のいずれかの前記外部接続用電極端子とのみ電気的に接続されていることを特徴とする圧電振動子
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