JP5101321B2 - 二酸化チタン繊維の製造方法及び装置 - Google Patents
二酸化チタン繊維の製造方法及び装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5101321B2 JP5101321B2 JP2008021592A JP2008021592A JP5101321B2 JP 5101321 B2 JP5101321 B2 JP 5101321B2 JP 2008021592 A JP2008021592 A JP 2008021592A JP 2008021592 A JP2008021592 A JP 2008021592A JP 5101321 B2 JP5101321 B2 JP 5101321B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- titanium dioxide
- substrate
- container
- drying
- solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 287
- 239000004408 titanium dioxide Substances 0.000 title claims description 143
- 239000000835 fiber Substances 0.000 title claims description 107
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 149
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 143
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 132
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 71
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 34
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 28
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 21
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 8
- 238000011068 loading method Methods 0.000 description 10
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 6
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 5
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 4
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 4
- 239000002612 dispersion medium Substances 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 238000007380 fibre production Methods 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 2
- 230000001699 photocatalysis Effects 0.000 description 2
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 2
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 description 2
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 2
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 2
- 230000005068 transpiration Effects 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- -1 Polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 125000003158 alcohol group Chemical group 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 description 1
- 230000003197 catalytic effect Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000003779 heat-resistant material Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 229910052594 sapphire Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010980 sapphire Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000005549 size reduction Methods 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
- 238000000935 solvent evaporation Methods 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 1
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 1
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Inorganic Fibers (AREA)
Description
上記特許文献1の二酸化チタン繊維製造方法は、上記コロイド溶液を基板上で乾燥することにより二酸化チタン繊維を製造し、且つ乾燥して得られた二酸化チタン繊維を所定の温度(200℃〜1000℃)で焼成させるものである。また溶液の乾燥工程(すなわち、溶媒の蒸発工程)によりコロイド溶液の濃度が高まるにつれ、二酸化チタン粒子が基板表面に整然と密に充填され二酸化チタン粒子の緻密な充填層を形成し、液面の降下にともなって、液面より上部の基板で二酸化チタン粒子の充填層に等間隔で平行な亀裂を進展させ繊維を形成する。これによりマイクロポア構造またはメソポア構造を有し有効比表面積が大きい繊維を形成するため、単なる円柱状、棒状または円筒状の繊維より吸着性能が向上し、且つ光触媒作用を向上させると共に、剥離問題を生じることなく永続的に固定可能な二酸化チタン繊維を製造しようとするものである。
また基板に対する上記溶液の供給は、基板を溶液に浸漬させることにより溶液の付着を簡単に行なうことができる。また当該溶液を基板の移動方向に交差する方向に近接させたノズルから供給するか、又は基板に塗布するようにすると、溶液量を二酸化チタン膜を形成するだけ基板に供給すればよいので、溶液を無駄なく効率よく付着させることができる。
そして、移送装置2の乾燥対象物搬入側には、搬入側ストッカ13から容器3を備えたパレット4を移送装置2に供給するパレット供給装置16を設けている。また乾燥対象物搬出側には、移送装置2から容器3を搬出側ストッカ14に搬出供給するパレット搬出装置17を設けている。
そして、製造装置1は装置本体11の正面側に、上記移送装置2,加熱手段7,搬入側ストッカ13,搬出側ストッカ14,パレット供給装置16,パレット搬出装置17等の各作業部が備えるアクチュエータを作動制御する制御装置22を設けている。即ち、制御装置22は搬入側ストッカ13から移送装置2への移送と、乾燥前後の容器3の乾燥室8に対する搬入及び搬出、搬出側ストッカ14への移送と、容器3への溶液の供給等を設定されたプログラムよる自動運転又は手動操作運転を行うことができる。
パレット4は移送装置2に載置可能な固定ベース9に、容器3を移送方向と直交する方向の揺動支点により上下揺動自在に軸支し、移送装置2による移送中にパレット4の基板6を後述する所定の搬送角を有して傾動変化させ乾燥室8内での乾燥を行い易くしている。
また図示例のパレット4は、移送方向下手側で左右の周壁6aから外側方に突出させる支持軸28aに従動ガイドとしてのローラ28を回転自在に軸支しており、該ローラ28が移送装置2の左右に沿って設けられる傾斜ガイド(ガイドレール)29のガイド面に載って転接するとき、容器3を回動軸26を支点に上動させて底板を兼ねる基板6を移送方向に向かって上向きに傾斜せしめ、溶液乾燥傾斜角を変化させながら移送を行うことができる。
この移送装置2は装置本体11の前後端部に軸支される張設輪31,32と、非搬送側で駆動輪33と複数の転輪33aに巻き掛け、且つ上記張設輪31,32の間に図示しないコンベアガイドを設け、移送装置2を移送水平状態を保持するように支持し、載置されるパレット4を安定姿勢で振動させることなく移送することができる。
即ち、実施形態による角度変更装置12は、乾燥室8内に移送装置2の移送方向に沿って設置され、移送方向のガイド面を有するレール状の傾斜ガイド29と、容器3の揺動側に設けられ容器3の移送に伴って、上記ガイド面に沿って案内され基板6の傾斜角を変更する従動ガイド(図示例ではローラ)28とによって構成している。
これにより角度変更装置12は、パレット4が乾燥室8中を移送される乾燥初期から乾燥終期に至る間に、容器3の基板6を起立させる方向に0.348°/h程度の緩やかな上向き角度変化量を付与している。これにより傾斜ガイド29はローラ28を転接させ基板6の傾斜角を順次変化させ、付着溶液で形成される二酸化チタン膜をより均一な厚みとし、後述する乾燥室8内の各ゾーン毎に設定された温度による乾燥を受けさせるので、溶液の速やかな乾燥と二酸化チタン繊維の製造を均質に行わせることができる。
即ち、図示例のパレット供給装置16は、装置本体11側からチェンフレーム41とモータ42とを移送装置2の上方に臨ませて設けており、チェンフレーム41の先端に軸支される従動スプロケット43とモータ42が有する駆動スプロケット44とに、搬入爪46を所定の間隔を有して複数突設したチェン47を巻き掛けた構成としている。
また実施形態の乾燥室8は、全長を1000ミリ程度としこの間を略等間隔で3ゾーンに区画し、各ゾーンの加熱(乾燥)温度を、搬入側の第1ゾーンAでは130℃程度とし、中間の第2ゾーンBでは120℃程度とし、搬出側の第3ゾーンCでは130℃程度にしている。これにより機外に臨む搬入搬出での降温を抑制し各ゾーンを平均的温度となして均質な乾燥を行うようにしている。尚、ブロア52から送りだされる送風温度は110℃程度としており、加熱手段7による温度調整により各ゾーン毎の温度を設定調節している。
またパレット供給装置16は移送装置2の移送速度より高速に設定されており、パレット4は所定の位置まで移送され搬入爪46がパレット4から離脱すると、以後は移送装置2による低速度によって移送され、次いでパレット4は移送初期において溶液供給部18による溶液の供給を受けて乾燥室8に搬入移送される。
これにより搬出側ストッカ14は、パレット搬出装置17の搬出爪46aに係合移送されるパレット4を、前記最下段の横フレーム62で形成される棚内に速やかに収納することができる。
この実施形態における溶液供給部18は、二酸化チタンゾルを収容するタンク18aと、二酸化シリコンゾルを収容するタンク18bと、水を収容するタンク18cを備え各ゾルと水を、例えば超音波発生装置付きの混合タンク18dで混合させることにより、二酸化チタン粒子を単分散させたコロイド状溶液となし、移送中のパレット4の容器3に上方からノズル19によって、上記溶液を1バッチ必要量毎に自動的に供給するようにしている。
尚、この製造装置1を使用し上記溶液濃度を設定する乾燥実験において、溶液濃度を2%程度以下にした場合は効率的に繊維化せず収率が低くなり、また溶媒濃度を2%程度以上にした場合は繊維を形成するものの細くて脆くなり実用困難なものであった。また溶媒濃度2%の溶液を乾燥工程において、角度変更装置12を使用せず基板6の傾斜角を1.33度に維持したまま乾燥させると、収率が低くなる上形成される二酸化チタン繊維は、基板6の上端側が薄く下端側が厚く不均一な厚さと繊維強度にムラを生ずるものであった。
そして、上記のような乾燥工程を経て繊維を形成した容器3は、搬出側ストッカ14に所定数を纏めて保管されるので、次位の焼成工程への移行を行い易くすることができ、また一括保管された繊維を纏めて焼成炉に搬入して焼成することができるため、バッチ的処理される焼成作業を能率よく行うことができる。
尚、前記したように容器3に供給された溶液は、基板6の起立方向の傾動にともなう効率のよい乾燥によって繊維化される。
そして、上記のような製造方法を行なう製造装置1は、均質な繊維を比較的短い乾燥工程を以って連続的に製造することができるため、装置の小型化を図ることができ製造コストを格段に低減することができた。
上記移送基板装置63は、基板6を平坦な無端帯状のベルト6bとしており、該ベルト6bは駆動輪66と従動輪67に巻き掛け、移送面側を平坦な板状のガイド部材68によって支持する構成にしている。そして、移送基板装置63は溶液供給部18と焼成装置64との間において、ベルト6bからなる基板6の移送面を前記実施形態のもと同様な上向きの傾斜角を有するように斜設し、移送面に沿って加熱手段7を設けている。
焼成部64は移送基板装置63から受けた二酸化チタン繊維を繊維回収部66に向けて移送する焼成移送装置72と、焼成移送装置72によって移送中の二酸化チタン繊維を焼成する焼成装置73とから構成される。この焼成移送装置72は耐熱性を有する平坦な無端帯状のベルト74を駆動輪76と従動輪77に巻き掛けて、移送面側を平坦な板状のガイド部材74aによって支持した構成としている。
図示例の繊維回収部66は、焼成移送装置72から送り出される二酸化チタン繊維を巻き取って回収する巻取ドラム78を用いた構成としている。
以上のように製造装置1は、基板6と加熱手段7を順次相対移動させることによって、加熱部を相対的に変化させ、該加熱部の移動方向前後位置で二酸化チタン膜の乾燥度合いの差異を生じさせることにより、乾燥した二酸化チタン膜に移動方向に沿った亀裂を繊維状に生じさせて、長い二酸化チタン繊維を簡単且つ連続的に能率よく製造することができる。
図示例の溶液供給部18は移送基板装置63の下部を溶液に浸漬させる供給容器71を前記実施形態のものと同様に設けており、これにより移送基板装置63の回転にともない基板6の表面に溶液を付着させる。
尚、上記ドラム回転方式の移送基板装置63は、幅方向の延長が容易であり繊維の量産に好適であると共に、多角形ドラムにすることができ、当該多角形で形成される平坦な基板6の長さ毎の繊維長を有する二酸化チタン繊維を簡単且つ連続的に製造することができる等の特徴がある。
2 移送装置
3 容器
4 パレット
6 基板(底板)
6a 周壁
7 加熱手段
8 乾燥室
12 角度変更装置
13 搬入側ストッカ
14 搬出側ストッカ
22 制御装置
26 揺動支点
28 従動ガイド(ローラ)
29 傾斜ガイド
82 ノズル
Claims (16)
- 二酸化チタン粒子を分散させたコロイド状の溶液を、基板(6)の表面に二酸化チタン膜を形成するように付着させ、二酸化チタン膜を加熱手段(7)で加熱することにより乾燥する方法において、上記基板(6)の姿勢を順次変化させ又は上記基板(6)に対して加熱手段(7)を相対的に順次移動させることによって、前記基板(6)上の二酸化チタン膜の乾燥部位を移動させ、該乾燥部位の移動方向前後位置で二酸化チタン膜の乾燥度合いに一時的な差異を生じさせることにより、乾燥した二酸化チタン膜に移動方向に沿った亀裂を生じさせて二酸化チタン繊維を形成する二酸化チタン繊維の製造方法。
- 基板(6)の端部を二酸化チタン粒子を分散させたコロイド状の溶液に浸漬する請求項1の二酸化チタン繊維の製造方法。
- 二酸化チタン粒子を分散させたコロイド状の溶液を収容する容器(3)内で、水平に対し傾斜させた基板(6)の少なくとも表面側を上記溶液内に浸漬させて溶液を付着させ、基板(6)の下端側への液面の相対的下降に伴って、付着した溶液を順次乾燥させることにより二酸化チタン繊維を製造する方法において、前記基板(6)の傾斜角度を基板(6)を起立させる方向に変化させることにより、液面を相対的に下降させて乾燥部位を移動させる請求項1又は2の二酸化チタン繊維の製造方法。
- 基板(6)が平板からなり液面に対して基板(6)を起立方向に順次傾動させる請求項3の二酸化チタン繊維の製造方法。
- 基板(6)が皿状の容器(3)の底板であり、容器(3)自体を底板が起立する方向に傾動させる請求項3又は4の二酸化チタン繊維の製造方法。
- 容器(3)に溶液を収容したのち、容器(3)を乾燥室(8)に搬入し、乾燥室(8)内において基板(6)を起立方向に傾動させる請求項3又は4又は5の二酸化チタン繊維の製造方法。
- 乾燥室(8)内において容器(3)を移動させながら基板(6)の傾斜角を変化させる請求項8の二酸化チタン繊維の製造方法。
- 二酸化チタン粒子を分散させたコロイド状の溶液を、基板(6)上に移動方向に交差する方向に近接させたノズル(82)から排出して供給する請求項1の二酸化チタン繊維の製造方法。
- 二酸化チタン粒子を分散させたコロイド状の溶液を、基板(6)上に塗布する請求項1又は8の二酸化チタン繊維の製造方法。
- 内部雰囲気を加熱する加熱手段(7)及び内部に乾燥対象物を搬入して乾燥後搬出する移送装置(2)を備えた乾燥室(8)と、上記移送装置(2)によって移送され内部に傾斜した基板(6)を備えると共に、該基板(6)の表面を浸漬させるように二酸化チタン粒子を分散させたコロイド状の溶液を収容する容器(3)と、上記乾燥室(8)内を移動する容器(3)内の基板(6)を起立させる方向に傾斜角を順次変化させる角度変更装置(12)とを備え、該傾斜角の変化により液面を相対的に下降させて、液面の上方側に順次二酸化チタン膜を形成するとともに、形成された二酸化チタン膜を乾燥室(8)内で上方側から順次乾燥させ、乾燥度合いに一時的な差を生じさせることにより、二酸化チタン膜に移動方向に沿った亀裂を生じさせて均一な厚みの二酸化チタン繊維を形成する二酸化チタン繊維の製造装置。
- 容器(3)が平板からなる底板と周壁(6a)とを備え、底板が基板(6)を兼ねた請求項10の製造装置。
- 容器(3)が移送装置(2)に載置される固定ベース(9)に、揺動支点(26)により上下揺動自在に軸支されたパレット(4)を構成する請求項10又は11の二酸化チタン繊維の製造装置。
- 角度変更装置(12)が乾燥室(8)側と容器(3)側との間に設けられ、移送装置(2)の移送方向に沿った移送方向のガイド面を有する傾斜ガイド(29)と、容器(3)の移送に伴って上記ガイド面に沿って案内され基板(6)の傾斜角を変更する従動ガイド(28)とによって構成される請求項10又は11又は12の二酸化チタン繊維の製造装置。
- 乾燥室(8)の乾燥対象物搬入側に容器(3)をストックして移送装置(2)に順次供給する搬入側ストッカ(13)を設け、乾燥対象物の搬出側に移送装置(2)により搬出された乾燥後の前記容器(3)を順次ストックする搬出側ストッカ(14)を設けてなる請求項10又は11又は12又は13の二酸化チタン繊維の製造装置。
- 搬入側ストッカ(13)の上部又は搬入側ストッカ(13)と乾燥室(8)の搬入口(56)との間に、二酸化チタン粒子を分散させたコロイド状の溶液を容器(3)に供給する溶液供給部(18)を設けた
請求項14の二酸化チタン繊維の製造装置。 - 容器(3)を搬入側から搬出側に順次移送すべく移送装置(2)を駆動するアクチュエータと、容器(3)を移送装置(2)に移送するために搬入側ストッカ(13)を待機姿勢に作動させるアクチュエータと、移送装置(2)側から容器(3)を順次受け取るべく排出側ストッカ(14)を待機姿勢に駆動するアクチュエータと、各アクチュエータを制御する制御装置(22)とをそれぞれ設けた請求項10,11,12,13,14又は15の二酸化チタン繊維の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008021592A JP5101321B2 (ja) | 2008-01-31 | 2008-01-31 | 二酸化チタン繊維の製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008021592A JP5101321B2 (ja) | 2008-01-31 | 2008-01-31 | 二酸化チタン繊維の製造方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009179536A JP2009179536A (ja) | 2009-08-13 |
JP5101321B2 true JP5101321B2 (ja) | 2012-12-19 |
Family
ID=41033790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008021592A Expired - Fee Related JP5101321B2 (ja) | 2008-01-31 | 2008-01-31 | 二酸化チタン繊維の製造方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5101321B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116730478B (zh) * | 2023-08-10 | 2023-10-20 | 四川永沁环境工程有限公司 | 实验室废水处理装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004091315A (ja) * | 2002-07-12 | 2004-03-25 | Univ Shimane | 二酸化チタン繊維製造方法、二酸化チタン繊維、ジルコニア繊維製造方法、および、ジルコニア繊維 |
-
2008
- 2008-01-31 JP JP2008021592A patent/JP5101321B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009179536A (ja) | 2009-08-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7374792B2 (en) | Method for applying a catalyst composition to the interior of a hollow substrate | |
US7521087B2 (en) | Method for catalyst coating of a substrate | |
US8225741B2 (en) | Automated processing line for applying fluid to lengths of pipe | |
JP2000512896A (ja) | 支持体のコート法 | |
KR102007698B1 (ko) | 이차 전지의 전극 기재용 건조장치 및 그 제어방법 | |
CN203187583U (zh) | 日用陶瓷自动上釉装置 | |
JP5101321B2 (ja) | 二酸化チタン繊維の製造方法及び装置 | |
JP5309588B2 (ja) | 塗布液の塗布装置および塗布方法 | |
US7585544B2 (en) | Flow-through dip-spin coating method and system therefor | |
JP2010042645A (ja) | 塗布装置及び塗布方法 | |
CN210025628U (zh) | 一种板材涂胶机 | |
US7534297B2 (en) | Single item workflow manufacturing system and method | |
JP2010265082A (ja) | 板状ワークの分離供給設備 | |
CN218195895U (zh) | 一种陶瓷制品上釉装置 | |
CN1484279A (zh) | 升降式基板处理装置及具有该装置的基板处理系统 | |
CN111002606B (zh) | 电动牙刷支架的水煮及风干设备 | |
JP4832205B2 (ja) | 連続浸漬処理装置 | |
JP2002028586A (ja) | パレット洗浄乾燥方法とその装置 | |
KR101650403B1 (ko) | 가구용 합판 도료장치 | |
JP5818619B2 (ja) | スラリー状触媒液の付着装置 | |
IT202100011837A1 (it) | Impianto e metodo per la stuoiatura di lastre ceramiche o in pietra | |
JP4423879B2 (ja) | 物品の自動搬送水切り装置および自動搬送水切り方法、並びに物品の自動洗浄装置及び自動洗浄方法 | |
JP2001212477A (ja) | 触媒担体のコーティング装置 | |
JPH06277576A (ja) | 塗装設備とそれに使用する移載装置 | |
KR20100119812A (ko) | 윤활제 도포장치 및 윤활제 도포방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101001 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120326 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120828 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120926 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5101321 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |