JP5099990B2 - 保管庫を備えた可搬式診療装置 - Google Patents
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Description
保管庫本体(110)と、この保管庫本体の上端開口部に開閉可能に設けられる蓋(120)とを備える。
桐材に難燃溶液を含浸して形成される外側筐体(110a、110e、110h)と、
この外側筐体内に嵌装されて鉄板で形成してなる中側筐体(110b、110f、110i)と、
この中側筐体内に嵌装されて木材で形成してなる内側筐体(110c、110g、110j)とを備えて、
上記上端開口部を、各筐体の全上端開口部でもって構成してなり、
蓋は、
桐材に難燃溶液を含浸して形成される中空状枠体(120a、120d〜120f)と、
この枠体の上端開口部内に嵌着されてなる蓋壁であって、木材からなる内壁部(124)、この内壁部上に積層されて鉄板で形成してなる中壁部(125)及びこの中壁部上に積層されて桐材からなる外壁部(126)でもって構成される蓋壁(120b)とを備えており、
枠体の下端開口部及び各筐体の全上端開口部は、それぞれ、互いに気密的に嵌合する嵌合形状に形成されている保管庫(100)と、
この保管庫に収納してなる診療用測定器(300)、端末(400)及び電源(500)を備え、
保管庫は、保管庫本体の上端開口部内にこの上端開口部を開閉可能に設けられた内蓋(130、160)と、保管庫本体の下面に設けられたキャスター手段(110d)とを備えており、
端末は、内蓋の面に固定されている。
また、上述のように、保管庫において、保管庫本体の下面にキャスター手段を設けることで、当該診療装置の可搬性がさらに向上し得る。また、保管庫本体の上端開口部内に開閉可能に設けられた内蓋の面に端末を固定することで、端末が、保管庫本体内で移動したりすることなく安定して保護され得る。さらに、当該内蓋によれば、上記蓋による保護と相まって、端末以外の診療用測定器や電源の保護が、当該診療用測定器や電源の保管庫本体からの取り出しを可能としつつ、さらに向上され得る。
保管庫において、蓋が保管庫本体の上端開口部に対し上下方向に回動するように、枠体の下端開口部及び各筐体の全上端開口部は、その各対応端部にて、互いに支持されており、
各筐体の全上端開口部の嵌合形状は、内側筐体側から外側筐体側にかけて断面階段形状となっており、枠体の下端開口部の嵌合形状は、内側筐体側から外側筐体側にかけて上記断面階段形状とは逆の断面階段形状となっていることを特徴とする。
各筐体の全上端開口部のうち内側筐体の上端開口部は、外側及び中側の両筐体の各上端開口部よりも上方へ筒状に突出しており、
枠体の下端開口部が内側筐体の筒状上端開口部に気密的に嵌合するように当該筒状上端開口部の外形寸法に合わせて筒状に形成されていることを特徴とする。
保管庫において、保管庫本体の側壁にその外側から横方向に変位可能にかつ立設状に支持される支持体(150)を備え、
内蓋は、その基端部にて、保管庫本体の内側筐体の上端開口部に支持体側にて上下方向へ傾斜状に回動可能に支持されており、
端末は、内蓋の下面に固定されており、
内蓋が開かれるとき、保管庫本体の側壁の外側から支持体を横方向に変位させることで、内蓋を支持体により下方から支持するようにしたことを特徴とする。
(第1実施形態)
図1〜図3は、本発明が適用されてなる可搬式診療装置の第1実施形態を示している。当該可搬式診療装置は、図1〜図3にて示すごとく、保管庫100を備えている。なお、図1において、紙面の手前側及び奥側が、当該診療装置の前側及び後側に対応する。また、図1において、図示左側及び右側が、当該診療装置の右側及び左側に対応する。また、保管庫100の高さは、設置面から約50cmである。
(第2実施形態)
図10〜図13は、本発明が適用される可搬式診療装置の第2実施形態の要部を示している。この第2実施形態の診療装置の構成は、上記第1実施形態にて述べた診療装置とは以下の点で相違する。
(第3実施形態)
図14〜図17は、本発明の第3実施形態の要部を示している。この第3実施形態では、上記第2実施形態において、枠体120dに代えて、四角環状枠体120eを採用し、かつ、内蓋130及び支持金具130bに代えて、内蓋160を採用した構成となっている。
(第4実施形態)
図18は、本発明の第4実施形態の要部を示している。この第4実施形態では、上記第2実施形態にて述べた外側筐体110e、中側筐体110f及び内側筐体110gに代えて、外側筐体110h、中側筐体110i及び内側筐体110jを採用し、かつ、枠体120dに代えて、枠体120fを採用した構成となっている。
(1)上記各実施形態にて述べた保管庫は、診療装置ではなく、例えば、金庫のような重要な物を保管する保管庫として利用してもよく、また、コンピュータ及びデータディスクの保管庫として利用してもよい。
(2)上記各実施形態にて述べた外側筐体、外蓋の枠体及び外壁部は、桐に代えて、杉などの桐と同様の特性を有する木材でもって形成するようにしてもよい。なお、難燃性確保の点から、杉などの桐と同様の特性を有する木材にメタルシリコン系難燃溶液を含浸することが望ましい。
(3)上記第1〜第3の実施形態にて述べた内側筐体は、杉に代えて、桐或いは杉と同様の特性を有する木材でもって形成してもよい。
(4)上記各実施形態にて述べた桐板は、12mmの板厚のものに限らず、必要に応じ適宜変更採用してもよい。
(5)上記各実施形態にて述べた中側筐体及び外蓋の中壁部は、鉄板に限らず、この鉄板と同様の特性を有する金属板でもって形成するようにしてもよい。
(6)上記各実施形態にて述べた保管庫の各筐体及び枠体の外周形状は、四角形状に限ることなく、例えば、5角形状や円筒形状等に適宜変更してもよい。
(7)上記各実施形態において、メタルシリコン系難燃溶液に代えて、この難燃溶液と同様の難燃特性を有する溶液を採用してもよい。
(8)上記各実施形態において、保管庫の高さは、約50cmに限ることなく、可搬性を満たす範囲で適宜変更してもよい。
110b、110f、110i…中側筐体、
110c、110g、110j…内側筐体、110d…キャスター、120…外蓋、
120a、120d〜120f…枠体、120b…蓋壁、124…内壁部、
125…中壁部、126…外壁部、130、160…内蓋、150…支持体、
300…診療用測定器、400…端末、500…電源。
Claims (4)
- 保管庫本体と、この保管庫本体の上端開口部に開閉可能に設けられる蓋とを備えて、
前記保管庫本体は、
桐材に難燃溶液を含浸して形成される外側筐体と、
この外側筐体内に嵌装されて鉄板で形成してなる中側筐体と、
この中側筐体内に嵌装されて木材で形成してなる内側筐体とを備えて、
前記上端開口部を、前記各筐体の全上端開口部でもって構成してなり、
前記蓋は、
桐材に難燃溶液を含浸して形成される中空状枠体と、
この枠体の上端開口部内に嵌着されてなる蓋壁であって、木材からなる内壁部、この内壁部上に積層されて鉄板で形成してなる中壁部及びこの中壁部上に積層されて桐材からなる外壁部でもって構成される蓋壁とを備えており、
前記枠体の下端開口部及び前記各筐体の全上端開口部は、それぞれ、互いに気密的に嵌合する嵌合形状に形成されている保管庫と、
この保管庫に収納してなる診療用測定器、端末及び電源とを備え、
前記保管庫は、前記保管庫本体の上端開口部内にこの上端開口部を開閉可能に設けられた内蓋と、前記保管庫本体の下面に設けられたキャスター手段とを備えており、
前記端末は、前記内蓋の面に固定されている保管庫を備えた可搬式診療装置。 - 前記保管庫において、前記蓋が前記保管庫本体の上端開口部に対し上下方向に回動するように、前記枠体の下端開口部及び前記各筐体の全上端開口部は、その各対応端部にて、互いに支持されており、
前記各筐体の全上端開口部の嵌合形状は、前記内側筐体側から前記外側筐体側にかけて断面階段形状となっており、前記枠体の下端開口部の嵌合形状は、前記内側筐体側から前記外側筐体側にかけて前記断面階段形状とは逆の断面階段形状となっていることを特徴とする請求項1に記載の保管庫を備えた可搬式診療装置。 - 前記保管庫において、前記各筐体の全上端開口部のうち前記内側筐体の上端開口部は、前記外側及び中側の両筐体の各上端開口部よりも上方へ筒状に突出しており、
前記枠体の下端開口部が前記内側筐体の筒状上端開口部に気密的に嵌合するように当該筒状上端開口部の外形寸法に合わせて筒状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の保管庫を備えた可搬式診療装置。 - 前記保管庫において、前記保管庫本体の側壁にその外側にて横方向に変位可能にかつ立設状に支持される支持体を備え、
前記内蓋は、その基端部にて、前記保管庫本体の内側筐体の上端開口部に前記支持体側にて上下方向へ回動可能に支持されており、
前記端末は、前記内蓋の下面に固定されており、
前記内蓋が開かれるとき、前記保管庫本体の前記側壁の外側から前記支持体を横方向に変位させることで、前記内蓋を前記支持体により下方から支持するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の保管庫を備えた可搬式診療装置。
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