JP5098757B2 - 車両用アンテナユニットのグラウンド接続構造および車両用アンテナユニットの取付構造 - Google Patents

車両用アンテナユニットのグラウンド接続構造および車両用アンテナユニットの取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5098757B2
JP5098757B2 JP2008091746A JP2008091746A JP5098757B2 JP 5098757 B2 JP5098757 B2 JP 5098757B2 JP 2008091746 A JP2008091746 A JP 2008091746A JP 2008091746 A JP2008091746 A JP 2008091746A JP 5098757 B2 JP5098757 B2 JP 5098757B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
vehicle
antenna unit
panel
ground connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008091746A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009246740A (ja
Inventor
一現 草間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2008091746A priority Critical patent/JP5098757B2/ja
Publication of JP2009246740A publication Critical patent/JP2009246740A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5098757B2 publication Critical patent/JP5098757B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Support Of Aerials (AREA)

Description

本発明は、車両用アンテナユニットのグラウンド接続構造および車両用アンテナユニットの取付構造に関する。
従来の車両用アンテナユニットのグラウンド接続構造として、特許文献1に開示されるものが知られている。特許文献1では、非導電性部材からなるルーフパネル(非導電体パネル)の車外側に車両用アンテナユニットを取り付ける。このルーフパネルの車内側には、導電性部材からなる支持板を設け、ルーフパネルおよび支持板に相互に重なり合う貫通孔を形成してある。そして、この貫通孔に車両用アンテナユニットのグラウンドとなるボルトを車外側から車内側に貫通させ、このボルトに車内側からナットを螺合する。ここで、ナットは導電性部材で構成されており、また、支持板は車体パネルと導通を確保してある。したがって、ボルト、ナット、支持板、車体パネルがこの順で接続され、以て、車両用アンテナユニットのグラウンド接続が確立されている。
特開2006−246052号公報
上記特許文献1では、車両用アンテナユニットの基台部とナットとの間に、支持板とルーフパネルとが挟持されているため、ボルトとナットの軸力は、基台部、ルーフパネル、および支持板に作用することになる。しかし、上記従来の車両用アンテナユニットでは、基台部は樹脂材料で構成されており、温度変化や振動等によっては経時劣化する虞がある。基台部に経時劣化が生じると、ボルトとナットとの間に作用する軸力を維持し難くなり、万一、締結が弛んでしまった場合には、ナットと支持板との接触部分で導通が確保できなくなってしまう虞があった。
そこで、本発明は、グラウンド接続の信頼性をより向上させることが可能な車両用アンテナユニットのグラウンド接続構造を得ることを目的とする。
本発明にあっては、貫通口が形成される非導電体パネルの車内側に貫通孔を有する導電性部材を設けるとともに、当該導電性部材の貫通孔周縁部に、貫通口の周縁側から中心側に向けて張り出すフランジ部を設け、車両用アンテナユニットに、貫通口および貫通孔を貫通してフランジ部の車外側に接触するグラウンド電極とフランジ部の車内側まで進出する被締結部とを一体に有する金属部材を設け、フランジ部を、グラウンド電極と被締結部に締結される固定部材とで挟持したことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、導電性部材のフランジ部を、樹脂材料に比べて経時劣化し難い金属部材としてのグラウンド電極と固定部材とで挟持することができるため、基台部に経時劣化が生じた場合にあっても、これに関わらず、グラウンド接続を確保することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、車両用アンテナユニット(以下、単にアンテナユニットと記す)を取り付けた車両の平面図、図2は、図1のII−II線での分解断面図、図3は、図2と同じ断面における車両用アンテナユニットならびにその周辺部位の拡大断面図、図4は、車両用アンテナユニットのグラウンド電極を示す斜視図、図5は、図1のV−V断面図、図6は、導電性部材としての支持板と車体パネルとしてのルーフレールとを接続するのに用いるボルトの斜視図である。
まずは、図1および図2を参照して、本実施形態にかかる車両用アンテナユニットの取付に関わる構成の概要について説明する。
図1に示すように、本実施形態にかかる車両1では、ルーフパネル2のリヤウインドウパネル4側の後縁部2aに、アンテナユニット3が取り付けられる。本実施形態では、ルーフパネル2は非導電性の材料(樹脂材料、ガラス等)からなる非導電体パネルである。
ルーフの後縁部には車幅方向(図1では上下方向)に沿って、車体パネルとしてのルーフレール7が架設されており、アンテナユニット3は、このルーフレール7に接続された支持板9を利用して取り付けられる。
図2に示すように、アンテナユニット3は、絶縁性の樹脂材料等からなる樹脂ベース15と、この樹脂ベース15上に覆い被さるように配置された電磁波透過性を有する樹脂材料等からなるカバー16とを備えている。そして、これら樹脂ベース15とカバー16との間に形成される空間内にアンテナ本体部5が収容されている。アンテナ本体部5には、車内側に向けて配索される信号経路としてのハーネス6が接続されている。
また、アンテナユニット3には、樹脂ベース15に隣接して、金属部材としての金属ベース8が設けられている。この金属ベース8は、アンテナ本体部5の回路のグラウンドとして機能する(グラウンド電位になる)とともに、アンテナユニット3の剛性や強度を確保する機能も担っている。
さらに、このアンテナユニット3には、車内側(図2では下側)に向けて突出する突出部10が形成されている。突出部10には、樹脂ベース15とともに、金属ベース8も含まれており、さらに突出部10の先端から車内側に向けて、取付用ボルト11が突設されている。この取付用ボルト11は、金属材料等の導電性材料によって構成されるとともに金属ベース8と接触かつ導通するように構成されており、本実施形態では、金属ベース8と取付用ボルト11とが一体成型されている。
また、ルーフパネル2には、適宜な隙間をもって突出部10を挿通可能な大きさの貫通口2bが形成されている。
そして、ルーフパネル2の車内側には、当該ルーフパネル2に沿って、導電性部材としての支持板9が配置されている。本実施形態では、支持板9は、接着剤18によってルーフパネル2の車内側に取り付けられている。
また、支持板9には、取付用ボルト11を間隙をもって挿通可能な貫通孔9bが形成されている。ここで、本実施形態では、貫通孔9bの大きさを貫通口2bの大きさより小さくするとともに、貫通口2bの車内側で、貫通孔9bの周縁部(9c)が、貫通口2bの周縁側から中心側に向けて内向きフランジ状に進出した形状としてある。すなわち、本実施形態では、貫通孔9bの周縁部が本発明のフランジ部9cに相当する。
そして、突出部10を貫通口2bに挿入し、かつ取付用ボルト11を貫通孔9bに挿通して、取付用ボルト11が貫通孔9bから支持板9の車内側まで進入した雄ねじ部11aに、ナット12を螺結する。本実施形態では、取付用ボルト11が被締結部に相当し、ナット12が固定部材に相当する。また、本実施形態では、突出部10を貫通口2bに挿入することにより、突出部10内の金属ベース8が貫通口2bを貫通することになる。
ナット12は、支持板9側となる非回転部分13と回転部分14とを有しており、非回転部分13の支持板9側の端縁には、螺結によって支持板9に食い込む尖端を有する爪部13bが形成されている。
上記構成により、取付用ボルト11にナット12を螺結すると、突出部10の先端部(金属ベース8のパッド部8c)とナット12とで支持板9のフランジ部9cを挟持することになり、これにより、アンテナユニット3を支持板9に固定した状態が得られる。
次に、図3および図4を参照して、アンテナユニットの取付構造の詳細、ならびにアンテナユニットのグラウンド接続構造について説明する。
本実施形態にかかるアンテナユニット3では、金属ベース8および樹脂ベース15ともに、ルーフパネル2に沿う板状の基台部8a,15aを備えており、それら基台部8a,15aの略中央部が凹設されて凹設部8b,15bを有する突出部10が形成されている。突出部10の貫通口2bに対向する部分では、金属ベース8の凹設部8bを樹脂ベース15の凹設部15bで被覆した構成となっており、これにより、金属ベース8が貫通口2bでルーフパネル2と接触あるいは衝突するのを抑制してある。すなわち、凹設部15bが形成された樹脂ベース15が、本発明の保護部材に相当する。
そして、金属ベース8の凹設部8bに、取付用ボルト11を突設してある。取付用ボルト11には、ハーネス6を挿通するための切欠11bが形成されている。
ナット12のうち、突出部10、取付用ボルト11、若しくは支持板9に係止されることで非回転となる非回転部分13には、貫通孔13aが形成されており、この貫通孔13aの周縁部に回転部分14から伸びる引掛爪部14bが係止されている。回転部分14の雌ねじ部14aを取付用ボルト11の雄ねじ部11aに螺合すると、回転部分14は回転し、かつ非回転部分13は回転することなく、支持板9に近接しかつ当接して、非回転部分13の爪部13bが支持板9に食い込む。このとき、本実施形態では、ナット12を導電性を有する金属材料で形成しているため、金属ベース8と支持板9とは、取付用ボルト11およびナット12を介して電気的に接続されることになる。
さらに、本実施形態では、図4に示すように、金属ベース8の凹設部8bに、車内側に露出するグラウンド電極としてのパッド部8cを設けてある。このパッド部8cは、突出部10先端側の凹設部15bを貫通して車内側に露出しており、取付用ボルト11の周囲に複数箇所適宜に分配して(例えば3等分、4等分などに)配置してある。そして、取付用ボルト11とナット12とを螺結すると、パッド部8cと支持板9のフランジ部9cの車外側の表面とが相互に接触し、押圧することになる。したがって、本実施形態によれば、金属ベース8と支持板9とは、パッド部8cを介しても電気的に接続されることになる。また、フランジ部9cは、突出部10の先端部に露出するパッド部8cと、ナット12とによって挟持されることになる。そして、本実施形態では、パッド部8cが、フランジ部9cに車外側から当接する車外側当接部に相当する。
また、樹脂ベース15の基台部15aは、ルーフパネル2の外面に対向することになるが、本実施形態では、この基台部15aに、貫通口2bの周囲を取り囲むように、ルーフパネル2の車外側に当接する突条部15cを設けてある。この突条部15cにより、貫通口2bからの水の侵入を抑制することができる。
さらに、貫通口2bならびに貫通孔9bを取り囲むように、ルーフパネル2と支持板9との間には、樹脂材料等からなる略環状のスペーサ17を介装してある。このようにスペーサ17を介装することで、各部の寸法ばらつきを吸収して、組み付けによってがたつきが生じるのを抑制することができる。
また、このスペーサ17は、弾性材料によって形成し、取付状態では、自由状態に対して弾性的に潰れるようにするのが好適である。図3から明らかとなるように、ルーフパネル2は、樹脂ベース15の基台部15aに形成された突条部15cと、スペーサ17とで挟まれる構成となっており、取付用ボルト11とナット12とを螺結するのに伴って生じる軸力は直接的には作用しない。したがって、当該軸力によらず、スペーサ17の弾性力によって、突条部15cとルーフパネル2との接触面圧を適宜な大きさに設定することができる。なお、スペーサ17の弾性力は、突出部10の先端部(パッド部8cの頂面)と突条部15cとの軸方向の距離や、ルーフパネル2および支持板9の厚み、スペーサ17の厚みや弾性係数、突条部15cの弾性(撓み)、等を考慮して適宜に定めることが可能であることは容易に理解できよう。
次に、図5および図6を参照して、支持板と車体パネルとの接続構造について説明する。
図5に示すように、支持板9は、車体パネルとしてのルーフレール7に、ボルト19およびナット20によって締結される。
ルーフレール7は、導電性を有する金属部材からなるアッパパネル7aおよびロワパネル7bの幅方向両縁部同士を相互に接合して閉断面形状に形成してある。そして、図1に示すように、このルーフレール7に、アンテナユニット3の左右両側となる二箇所に舌片部7cを形成し、この舌片部7cと支持板9とを相互に結合してある。なお、本実施形態では、舌片部7cを、アッパパネル7aから前方に進出するように形成したが、当該舌片部7cは、ロワパネル7bの一部として設けてもよいし、アッパパネル7aあるいはロワパネル7bの少なくともいずれか一方と電気的に接続あるのであれば、アッパパネル7aおよびロワパネル7bとは別部材として設けてもよい。そして、舌片部7cには、ボルト19を挿通する貫通孔7dが形成される。
一方、支持板9には、舌片部7cに対応する部分を車内側(ルーフパネル2から離間する側)に向けて凹設した凹設部9dを設け、この凹設部9dにボルト19を挿通する貫通孔9eを形成するとともに、この貫通孔9eに対応して凹設部9dの車外側にナット20を溶接してある。
したがって、かかる構成では、貫通孔7d,9e同士を重ね合わせた状態で、ボルト19の雄ねじ部19cを車内側からこれら貫通孔7d,9eに挿通し、ナット20に螺結することができる。このとき、図6に示すように、ボルト19の頭部19aの座面19bには、ルーフレール7の舌片部7cの表面に施された塗装を削り取る突起19dを複数設けてある。したがって、ルーフレール7の表面が塗装されていた場合にあっても、これを削り取ることができ、ボルト19(の座面19b)と舌片部7cとの間をより確実に電気的に接続することができる。
上記構成により、アンテナユニット3のグラウンドとしての金属ベース8は、パッド部8c(または取付用ボルト11、ナット12)、支持板9のフランジ部9c、支持板9の一般部9a、ナット20、ボルト19、ルーフレール7の舌片部7c、をこの順に介して、車体パネルとしてのルーフレール7に電気的に接続されることになる。
以上説明したように、本実施形態では、貫通口2bが形成される非導電体パネルとしてのルーフパネル2の車内側に導電性部材(金属材料からなる車内側部材)としての支持板9を設けるとともに、当該支持板9に貫通口2bの車内側で当該貫通口2bの周縁側から中心側に向けて張り出すフランジ部9cを設け、アンテナユニット3に、貫通口2bを貫通してフランジ部9cの車外側に接触するグラウンド電極(車外側当接部)としてのパッド部8cとフランジ部9cの車内側まで進出する被締結部としての取付用ボルト11を有する金属部材としての金属ベース8を設け、フランジ部9cを、パッド部8cと取付用ボルト11に締結される固定部材としてのナット12とで挟持した。このため、フランジ部9cを、樹脂ベース15やルーフパネル2を介在させることなく、パッド部8cとナット12とで挟持することができるため、樹脂ベース15やルーフパネル2に経時劣化が生じた場合にあっても、これに関わらず、取付状態をより強固に確保できるとともに、グラウンド接続をより確実に維持することができる。そして、樹脂ベース15およびルーフパネル2にボルトおよびナットの締結による軸力を作用させないようにしたため、樹脂ベース15やルーフパネル2の反りや割れを抑制することができる。また、樹脂ベース15の反りの対策として、従来は、基台部15aの外周部の厚みを大きくしたりしていたが、当該厚みを薄くすることができる分、アンテナユニット3の軽量化にも資することになる。
また、本実施形態では、突出部10内の金属ベース8の少なくとも貫通口2bに対向する部分を保護部材としての樹脂ベース15で被覆した。このため、金属部材としての金属ベース8が直接ルーフパネル2の貫通口2bに接触あるいは押圧するのを抑制し、当該貫通口2bの周囲でルーフパネル2が損傷するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、アンテナユニット3の樹脂ベース15の基台部15aに、貫通口2bの周囲を取り囲むように、ルーフパネル2の車外側に当接する突条部15cを設けた。すなわち、貫通口2bの外周で、ルーフパネル2と基台部15aとの間の隙間が突条部15cによって塞がれることとなって、当該貫通口2bから車内側に水が浸入するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、ルーフパネル2と支持板9との間にスペーサ17を介装した。このため、ルーフパネル2および支持板9の積層方向(突出部10の挿入方向)に累積される寸法ばらつきを吸収して、がたつきを抑制することができる。また、スペーサ17を押し潰して取り付けた際の弾性反力によって、突条部15cとルーフパネル2との間の接触面圧を適宜に調整することができる。かかる効果を得るには、ルーフパネル2を介して突条部15cと対向する位置で環状に形成するのが好適である。
また、本実施形態では、支持板9と車体パネルとしてのルーフレール7とを相互に導通を確保しながら接続するボルト19の、頭部19aの座面19bに、突起19dを複数設けた。このため、突起19dによって接触面圧を上げて導通を確保しやすくなる上、ルーフレール7あるいは支持板9がそれらの取付部分で塗装されていた場合には、突起19dによって塗装を削り取り、ボルト19と、支持板9若しくはルーフレール7(本実施形態ではルーフレール7)とを、より確実に導通させることができる。
また、本実施形態では、支持板9とルーフレール7とを相互に導通を確保しながら接続するボルト19に螺合されるナット20を、それら支持板9またはルーフレール7に溶接して固定した。このため、自由状態のナットを用いる場合に比べて、締結作業をより容易におこなうことができる。また、ルーフパネル2と支持板9若しくはルーフレール7との間にはナットを持った手を入れられる程の大きなスペースを確保し難く、この点でも、取付作業をより容易にかつより迅速に行えるという利点がある。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、固定部材をボルトとし、金属部材にこのボルトを螺結する雌ねじ孔、あるいは当該雌ねじ孔を有するボス部を設け、当該固定部材としてのボルトを、金属部材に固定する構造としてもよい。かかる構成によっても、アンテナユニットの基台部(樹脂ベース)や非導電体パネルを介在させることなく導電性部材のフランジ部をボルトの頭部とグラウンド電極とによって挟持して、グラウンド電極と導電性部材との導通を確保し、グラウンド接続ならびにアンテナユニットの取り付けの信頼性を向上させることができる。
本発明の一実施形態にかかる車両用アンテナユニットを取り付けた車両の平面図である。 図1のII−II線での分解断面図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用アンテナユニットの取付構造の図2と同じ断面における拡大断面図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用アンテナユニットのグラウンド電極を示す斜視図である。 図1のV−V断面図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用アンテナユニットの導電性部材としての支持板と車体パネルとしてのルーフレールとを接続するのに用いるボルトの斜視図である。
符号の説明
1 車両
2 ルーフパネル
2b 貫通口
3 アンテナユニット
7 ルーフレール(車体パネル)
8 金属ベース(金属部材)
8c パッド部(グラウンド電極,車外側当接部)
9 支持板(導電性部材,車内側部材)
9b 貫通孔
9c フランジ部
11 取付用ボルト(被締結部)
12 ナット(固定部材)
15 樹脂ベース(保護部材)
15a 基台部
15b 凹設部(保護部材)
15c 突条部
17 スペーサ
19 ボルト
19a 頭部
19b 座面
19d 突起
20 ナット

Claims (7)

  1. 非導電体パネルに形成された貫通口の車外側に取り付けられる車両用アンテナユニットのグラウンド接続構造であって、
    前記非導電体パネルの車室内側に配置され、前記貫通口に対応する位置に貫通孔が設けられた導電性部材と、
    前記導電性部材の前記貫通孔周縁部に、前記貫通口の周縁側から中心側に向けて張り出すように設けられたフランジ部と、
    前記貫通口および貫通孔を貫通して、前記フランジ部の車外側に接触するグラウンド電極が一体成形され、前記フランジ部の車内側まで進出する被締結部を有する金属部材と、
    前記被締結部に締結される固定部材と、を備え、
    前記フランジ部を前記グラウンド電極と前記固定部材とで挟持したことを特徴とする車両用アンテナユニットのグラウンド接続構造。
  2. 前記金属部材の少なくとも前記貫通口に対向する部分を保護部材で被覆したことを特徴とする請求項1に記載の車両用アンテナユニットのグラウンド接続構造。
  3. 前記車両用アンテナユニットの基台部に、前記貫通口の周囲を取り囲むように、前記非導電体パネルの車外側に当接する突条部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用アンテナユニットのグラウンド接続構造。
  4. 前記非導電体パネルと前記導電性部材との間にスペーサを介装したことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の車両用アンテナユニットのグラウンド接続構造。
  5. 前記導電性部材と車体パネルとを相互に導通を確保しながら接続するボルトの頭部座面に突起を複数設けたことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載の車両用アンテナユニットのグラウンド接続構造。
  6. 前記導電性部材と車体パネルとを相互に導通を確保しながら接続するボルトに螺合されるナットを、前記導電性部材または車体パネルに溶接して固定したことを特徴とする請求項5に記載の車両用アンテナユニットのグラウンド接続構造。
  7. 非導電体パネルに形成された貫通口の車外側に取り付けられる車両用アンテナユニットの取付構造であって、
    前記非導電体パネルの車室内側に配置され、前記貫通口に対応する位置に貫通孔が設けられた金属材料からなる車内側部材と、
    前記車内側部材の前記貫通孔周縁部に、前記貫通口の周縁側から中心側に向けて張り出すように設けられたフランジ部と、
    前記貫通口および貫通孔を貫通して、前記フランジ部の車外側に当接する車外側当接部が一体成形され、前記フランジ部の車内側まで進出する被締結部を有する金属部材と、
    前記被締結部に締結される固定部材と、を備え、
    前記フランジ部を前記車外側当接部と前記固定部材とで挟持することにより車両用アンテナユニットを取り付けたことを特徴とする車両用アンテナユニットの取付構造。
JP2008091746A 2008-03-31 2008-03-31 車両用アンテナユニットのグラウンド接続構造および車両用アンテナユニットの取付構造 Active JP5098757B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008091746A JP5098757B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 車両用アンテナユニットのグラウンド接続構造および車両用アンテナユニットの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008091746A JP5098757B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 車両用アンテナユニットのグラウンド接続構造および車両用アンテナユニットの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009246740A JP2009246740A (ja) 2009-10-22
JP5098757B2 true JP5098757B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=41308164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008091746A Active JP5098757B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 車両用アンテナユニットのグラウンド接続構造および車両用アンテナユニットの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5098757B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8138983B2 (en) * 2009-08-31 2012-03-20 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle antenna unit
JP5254305B2 (ja) * 2010-12-21 2013-08-07 本田技研工業株式会社 車両の上部車体
JP5653824B2 (ja) 2011-04-05 2015-01-14 イワタボルト株式会社 アースボルト
CN108390142A (zh) * 2018-02-02 2018-08-10 莱尔德无线技术(上海)有限公司 天线组件
CN108390141A (zh) * 2018-02-02 2018-08-10 莱尔德无线技术(上海)有限公司 天线组件
JP6959301B2 (ja) * 2019-07-05 2021-11-02 本田技研工業株式会社 車両ルーフ構造
JP7136356B2 (ja) * 2019-07-11 2022-09-13 株式会社オートネットワーク技術研究所 ルーフパネルモジュール及びルーフ用モジュール
KR102441084B1 (ko) * 2020-10-26 2022-09-06 현대자동차주식회사 차량용 루프구조
KR102389145B1 (ko) * 2021-05-31 2022-04-22 한화시스템(주) 항공기 성능개선을 위한 안테나 설치구조
WO2024038762A1 (ja) * 2022-08-15 2024-02-22 株式会社ヨコオ 車載用アンテナ装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6215146A (ja) * 1985-07-12 1987-01-23 Nissan Motor Co Ltd ル−フアンテナの取付け構造
JPH0633694Y2 (ja) * 1987-04-20 1994-08-31 マツダ株式会社 車両用アンテナ取付構造
JPH11198731A (ja) * 1998-01-09 1999-07-27 Suzuki Motor Corp アンテナの取付構造
JP4609115B2 (ja) * 2005-03-03 2011-01-12 日産自動車株式会社 車両用アンテナ取付構造及び車両用アンテナ取付方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009246740A (ja) 2009-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5098757B2 (ja) 車両用アンテナユニットのグラウンド接続構造および車両用アンテナユニットの取付構造
JP4665784B2 (ja) 車両用電子部品取付構造
KR20140001247A (ko) 그로밋
JP4287390B2 (ja) 車両用スポイラの取付構造
US20170149124A1 (en) Antenna for motor vehicles and assembling method
CN106184059A (zh) 控制器安装结构
JP5151939B2 (ja) 電気接続箱
JP5332660B2 (ja) バッテリボックスユニットのアース構造
US9742170B2 (en) Electrical junction box and wire harness
JP2015090289A (ja) 障害物検知装置
WO2018131540A1 (ja) ドアミラー
JP6517173B2 (ja) 車両用アンテナ装置
WO2014042008A1 (ja) エアバッグモジュールの取付構造
JP6047430B2 (ja) ドアミラー
JP6361556B2 (ja) 電子制御装置
JP5354476B2 (ja) 電子機器構造
JP5958761B2 (ja) 車両用電子制御ユニット
JP2006217285A (ja) 車両用アンテナ取付構造及び車両用アンテナ取付方法
JP4582020B2 (ja) フェンダーパネル構造
JP4524667B2 (ja) 電気接続箱
JP5464069B2 (ja) グロメットの車体取付構造
JP6078023B2 (ja) 電気機器ケース
CN112136372B (zh) 屏蔽框体
JP2014165168A (ja) アース端子の取付構造
JP5056639B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120910

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5098757

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150