JP5097672B2 - 携帯端末およびその文字入力方法 - Google Patents

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近年、携帯電話機やPDAなどの携帯端末装置が盛んに用いられるようになってきている。このような携帯端末装置では、入力性を高めるために、キー押下(ローマ字入力方式)とタッチパネルにおけるペンタッチ(タップ方式)など、2種類以上の入力方式を備えている装置が多い。下記特許文献1には、同一キーボード上に異なる文字入力方法を割り当てたキーボードにおいて、入力された文字コードの変換の成否判定によって文字入力方法の切り替えを自動的に行う方法が開示されている。
特開2002−189553号公報
上記特許文献1で示される方法は、文字キーを押下することによって文字入力方法が自動的に切り替わるものである。しかしながら、文字入力方法の切り替え時に自動的に文字列が確定してしまうため、意図しない文字列に確定されてしまうという問題があった。
本発明の目的は、タップ方式とローマ字入力方式による文字入力が可能な携帯端末において、文字入力方式を切り替えた際にも、文字列状態を継続して、後続の文字入力操作を可能にすることにある。
上記課題を解決するために、本発明は、入力切替判定部、入力方式切替制御部、入力方式記憶部、入力中文字記憶部、および入力方式切替処理設定記憶部を設けて、文字入力手段からローマ字入力方式で入力中にタップ方式に切り替った際に、また、タップ方式で入力中にローマ字入力方式に切り替った際に、表示状態を制御することによって、操作者に対して違和感を与えることなく、入力状態を継続させる。
入力方式記憶部は、切替え前の入力方式として、ローマ字方式、タップ方式のいずれかを記憶する。また、入力中文字記憶部は、かな文字入力中であれば、ローマ字方式の場合は入力中のアルファベットを、タップ方式の場合は入力中の行(あ行、か行、さ行・・・)を、入力かな文字が確定あるいは未入力の場合は文字なしとしてnull文字を記憶する。
制御部では、入力判定部によって文字入力方式の切替えを検知した際に、入力方式記憶部に記憶している切替え前の文字入力方式に基づいて、文字入力状態記憶部および入力中文字記憶部を確認し、入力中文字変換部にて決定される切替後の文字入力方式に該当する文字を表示させる。
本発明の一観点によれば、第1の入力方式と、該第1の入力方式とは異なる第2の入力方式と、を切り替えて入力することができる文字入力装置であって、前記第1の入力方式による第1の文字入力部と、前記第2の入力方式による第2の文字入力部と、前記第1、第2の文字入力部からの文字入力を受け付ける文字入力受付部と、切替前の文字入力方式を記憶する入力方式記憶部と、入力中の文字を記憶する入力中文字記憶部と、所定の表示ルールで文字を表示する表示部と、切替前と切替後との入力方式に依存する表示ルールを記憶する入力方式切替処理設定記憶部と、入力方式が切り替わったか否かを判定する入力切替判定部と、前記入力切替判定部が入力方式が切り替ったことを検出した場合に、前記入力方式記憶部に記憶されている切替前の文字入力方式と、前記入力方式切替処理設定記憶部に記憶される表示ルールと、に基づいて、切替前の文字入力方式による表示部での表示状態から、切替後の文字入力方式による表示部での表示状態に、前記入力中文字記憶部に記憶されている入力中の文字の表示状態を変更する入力方式切替制御部と、を有すことを特徴とする文字入力装置が提供される。
前記第1の入力方式がキー入力方式であり、前記第2の入力方式がタッチセンサによる入力方式であり、前記入力切替判定部による入力イベントの切替が、前記第1の入力方式から前記第2の入力方式への入力方式切替イベントの場合に、前記入力方式記憶部から、現在の入力方式である第1の入力方式と、入力イベントで指定される切替後の第2の入力方式とを読み出し、2つの入力方式の組み合わせに応じた入力方式切替処理ルールを前記入力方式切替処理設定記憶部から検索し、検索によって検出した第1の入力方式切替処理ルールを設定し、前記入力方式記憶部に第2の入力方式を設定し、前記入力中文字記憶部から読み出した値が子音アルファベットであれば、読み出した値を検索語として、設定した前記第1の入力方式切替処理ルールを検索し、該当する第2の入力方式変換後の「行」を確定し、最後に切替後の前記第2の入力方式の表示レイアウトに未確定の文字として確定した「行」に対応するかな候補を設定し、前記入力中文字記憶部に確定した行を設定し、前記入力方式記憶部に第2の入力方式を設定することが好ましい。前記第1の入力方式がキー入力方式であり、前記第2の入力方式がタッチセンサによる入力方式であり、前記入力切替判定部による入力イベントの切替が、前記第2の入力方式からの入力方式切替イベントの場合に、前記入力方式記憶部から、現在の入力方式である第2の入力方式と、入力イベントで指定される切替後の第1の入力方式とを読み出し、2つの入力方式の組み合わせに応じた入力方式切替処理ルールを前記入力方式切替処理設定記憶部から検索し、検索によって検出した第2の入力方式切替処理ルールを設定し、前記入力中文字記憶部から行設定を読み出し、前記入力中文字記憶部から読み出したものが、行設定であれば、読み出した値を検索語として、設定した前記第2の入力方式切替処理ルールを検索し、該当する変換後の入力を確定し、切替後の前記第1の入力方式の表示レイアウトに未確定の文字として確定したアルファベットを設定し、前記入力中文字記憶部に確定したアルファベットを設定し、入力方式記憶部に第1の入力方式を設定することが好ましい。
前記入力方式切替制御部は、前記入力方式記憶部の設定状態がタップ方式であって、かつ、文字入力が未確定状態である場合に、切り替え後の文字入力方式がローマ入力方式であれば、ローマ字方式の未確定状態を前記表示部に表示させるようにしても良い。本発明は、上記に記載の文字入力装置を備えた電子機器であっても良い。
本発明の他の観点によれば、第1の入力方式と、該第1の入力方式とは異なる第2の入力方式と、を切り替えて入力することができる文字入力装置による文字入力方法であって、入力方式が切り替ったことを検出するステップと、入力方式の切り替わりを検出すると、入力方式記憶部に記憶されている切替前の文字入力方式と、入力方式切替処理設定記憶部に記憶される表示ルールと、に基づいて、切替前の文字入力方式による表示部での表示状態から、切替後の文字入力方式による表示部での表示状態に、入力中文字記憶部に記憶されている入力中の文字の表示状態を変更する入力方式切替ステップと、を有すことを特徴とする文字入力方法が提供される。
本発明は、上記に記載の文字入力方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであっても良く、該プログラムをコンピュータに実行させるためのコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっても良い。プログラムは、インターネットなどの伝送媒体によって提供されるものであっても良い。
本発明によれば、文字入力方式切替時の画面制御を設けることによって、入力途中の文字データについて、意図しない削除や文字確定を行うことなく、文字入力状態を継続することができるという利点がある。
以下、本発明の一実施の形態による文字入力装置について図面を参照しながら説明を行う。
図1は、本実施の形態による文字入力装置の概観構成例を示す図であり、キーボードと表示部とが見えるように開かれた状態を示す図である。
図1に示すように、タッチ入力が可能なタッチセンサが取り付けられた液晶画面(タッチセンサ)3を備えた表示部1と、ローマ字入力が容易に可能なQWERTY方式のキー入力部2と、が備えられている。キー入力部2は、スライドさせて表示部1の下部に格納可能な構成を有していることにより、コンパクトに携帯できるようになっている。キー入力部2が格納されている状態では、入力は表示部1に取り付けられたタッチセンサ3から例えばペン入力などの入力が可能である。キー入力部2が引き出されている状態では、タッチセンサ3と、QWERTY方式のキー入力が可能なキー入力部2と、の両方からの入力が可能である。図では、表示部1の液晶画面に雲という確定された入力文字と、それに続く、「かk」という確定されていない入力中の文字(記号)が表示されている。白抜きの文字は未確定の入力文字である。また、タッチセンサ3から文字を入力する場合には、表示部1の画面上に、例えば図2に示すようなソフトキーボードを表示させることが可能である。図2の左右の図(左側がタップ方式1で、50音のあ行、か行…の区画領域と、文字確定用のタップ領域とを備えている方式であり、右側が、50音の先頭の文字が区画された領域にそれぞれ表示されており、この文字をタップする回数で、その行の文字が決まる方式である。)においても、表示部には、雲という確定文字と、「か」という未確定の入力文字が表示され、後のかの下の下線は現在最後に入力されている未確定文字を示す。このように、種々の入力方式で本発明を適用可能である。
図3は、本実施の形態による携帯端末装置の一構成例を示す機能ブロック図である。図3に示す携帯端末は、端末全体を制御する制御部5と、端末の設定等を記憶する記憶部4と、入力状態を表示する表示部1と、表示部1(制御部)に取り付けられているタッチセンサ12と、QWARTY方式の入力可能なキー入力部2と、キー入力部2が取り付けられている筐体の開閉を検知するスライドセンサー14と、タッチセンサ3、キー入力部2、スライドセンサー14から入力された信号を受付ける入力受付部6と、を有している。
制御部5は、本実施の形態による入力方式切替処理を行うための、入力方式切替信号を検知する入力切替判定部31と、入力切替処理を実行する入力方式切替制御部32と、を有する。また、記憶部4は、ローマ字方式、タッチセンサからのタップ方式や同じくタッチセンサからのかな方式といった入力方式を記憶する入力方式記憶部41と、入力中の文字を記憶する入力中文字記憶部42と、入力方式が切替わった際に入力中の文字が存在する場合に、切替後の入力方式の文字に変換する規則に基づく文字の対応を記憶する入力方式切替処理設定記憶部43と、を有する。
図6は、本実施の形態による入力方式切替処理記憶部43に予め記憶されている、入力方式切替処理ルールの一例を示す図である。左側のルール1は、ローマ字方式の入力中文字からタップ方式の行指定への変換規則を示す図であり、右側のルール2はタップ方式の選択中行表示からローマ字方式の入力中文字指定への変換規則例を示す図である。
図4は、本実施の形態による文字入力装置における、ローマ字入力方式からタップ方式への切替処理を含む入力処理の流れを示すフローチャート図である。適宜、図1から3までも参照する。
制御部3は、起動処理の際に、起動時の入力方式であるローマ字方式を入力方式記憶部41に設定し、更に入力中文字記憶部42には文字がないことを示すヌル文字を設定して、入力受付部からの入力イベントを待つ。
起動処理後、入力イベント待ち状態(ステップS1)で、入力受付部2から入力イベントを受信した後、イベント判定(ステップS2)において、入力イベントが文字コードであるかタップ方式への切替処理であるかを判定する。
ここで、判定結果として、入力イベントが文字コードである場合には、母音文字判定(ステップS3)を行う。ステップS3において、入力文字が子音文字であれば、ステップS4に進み、入力中文字記憶部42に入力文字を追加設定し、ステップS5において、未確定の文字として追記設定する。
一方、ステップS3において、入力文字が母音文字であると判定されると、入力中文字記憶部42に設定されている文字と組み合わせてかな文字を確定し(ステップS6)、かな文字を確定文字として追記設定する(ステップS7)。そして入力中文字記憶部には、入力中の文字がないことを示すヌル文字を設定する。
例えば、キーボードを押下して、子音文字「k」を入力した場合は、入力中文字記憶部42に「k」を記憶(ステップS4)、kを入力中文字列に追記設定(ステップS5)したのちに表示する。続けて、例えば母音文字「o」を入力すると、入力中文字記憶部の「k」と合わせて「こ」として確定し(ステップS6)、入力中文字列に「こ」を追記設定して(ステップS7)、画面に表示させる。この際、入力中文字列記憶部42にヌル文字を設定する(ステップS8)。母音文字「a」のように最初から「あ」として確定できてしまうような場合にはヌル文字を設定する(ステップS8)。
入力イベントが、キー入力やスライドセンサ14からの入力方式切替イベントの場合(ステップS2でタップ方式への切替処理)、まず、入力方式記憶部41から、現在の入力方式であるローマ字方式(ステップS9)と、入力イベントで指定される切替後のタップ方式を読み出し(ステップS10)、2つの入力方式の組み合わせに応じた入力方式切替処理ルールを入力方式切替処理設定記憶部43から検索し(ステップS11)、検索によって検出した入力方式切替処理ルール(ルール1)を読み出す(ステップS12)。
次に、入力中文字記憶部42から子音アルファベットを読み出し(ステップS13)、ヌル文字であるか否かを判定する(ステップS14)。ヌル文字であれば、ローマ字入力中ではないと判断できるため、入力方式記憶部41にタップ方式を設定し(ステップS18)、表示部11に対して表示通知を出す。入力中文字記憶部42から読み出した値が子音アルファベットであれば(ステップS14)、読み出した値を検索語として、設定した入力方式切替処理ルール(ルール1)を検索し、該当するタップ方式変換後の「行」を確定する(ステップS15)。
最後に切替後のタップ方式の表示レイアウトに未確定の文字として確定した「行」に対応するかな候補を設定し(ステップS16)、入力中文字記憶部42に確定した行を設定し(ステップS17)、入力方式記憶部41にタップ方式を設定して(ステップS18)、表示部11に対して、表示通知を出力する(ステップS19)。
例えば、ローマ字方式で「k」を入力中、制御部3の入力中に文字記憶部42に「k」が設定されている状態でタップ方式に切替わる場合には以下のような処理ステップにする。
まず、入力方式記憶部41から切替前のローマ字方式を読み出し、切替イベントに設定されている切替後の入力方式であるタップ方式を読み出し、ローマ字方式からタップ方式への切替用の入力方式切替処理設定記憶部43を検索し、入力方式切替処理ルール1を読み出す。次に、入力中文字記憶部に設定されている「k」を検索語として、設定されている入力方式切替処理ルール1内を検索し、「k」に該当する変換先の「か行」を抽出する。最後に、切替後の入力方式であるタップ方式の表示レイアウトに未確定文字として「か行」の「か」と「か行」に対応するかな候補表示を設定し、表示処理を行う。
図5は、本実施の形態による文字入力装置における、タップ方式からローマ字入力方式への切替処理の流れを含む入力処理のフローチャート図である。
まず、制御部3は、起動処理の際に、起動時の入力方式であるタップ方式を入力方式記憶部41に設定し、更に入力中文字記憶部42には文字がないことを示すヌル文字を設定して、入力受付部からの入力イベントを待つ。
起動処理後、入力イベント待ち状態(ステップS21)で、入力受付部2から入力イベントを受信後、イベント判定(ステップS22)において、入力イベントを判定する。入力イベントが文字入力である場合、行指定イベントの判定(ステップS23)を行う。
入力イベントが行指定であれば、入力中文字記憶部42に選択された行を設定し(ステップS24)、指定された行のかな候補を未確定の文字として追記設定する(ステップS25)。入力イベントが文字指定であれば、選択された文字を確定し(ステップS26)、かな文字を確定文字として追記設定する(ステップS27)。そして、入力中文字記憶部42には入力中の文字がないことを示すヌル文字を設定する(ステップS28)。
例えば、図2のタップ方式1の場合であって、「あ」を押下してあ行を表示中の場合に、入力中文字記憶部32に「あ行」を設定する。続けて、あ行表示の中から選択すべき文字「い」を押下して「い」として確定させると、入力中文字記憶部42にヌル文字を設定する。また、「か」を押下した場合は、入力中文字記憶部42には「か行」を設定し、かな候補「か」を未確定の文字として追記する。
続けて「き」を選択して文字を確定すると、「き」として文字を確定して表示設定し、入力中文字記憶部42にヌル文字を設定する。
また、図2のタップ方式2の場合は、「1」キーを2回押下してあ行の「い」を入力中の場合に、入力中文字記憶部32に「あ行」を設定する。続けて、「2」キーを押下すると、入力中文字記憶部には「か行」を設定し、ステップS25に最初の文字を「い」として確定させるような処理を追加して、かな候補「か」を未確定の文字として追記する。さらに、「文字確定」キーの押下をステップS23ではNOの判定をするようにすれば、「か」として確定させ、入力中文字記憶部42にヌル文字を設定する。
入力イベントがタップ方式からの入力方式切替イベントの場合、まず、入力方式記憶部41から、現在の入力方式であるタップ方式(ステップS29)と、入力イベントで指定される切替後のローマ字方式を読み出し(ステップS30)、2つの入力方式の組み合わせに応じた入力方式切替処理ルールを入力方式切替処理設定記憶部43から検索し(ステップS31)、検索によって検出した入力方式切替処理ルール(ルール2)を読み出す(ステップS32)。
次に、入力中文字記憶部42から行設定を読み出し(ステップS33)、ヌル文字であるか否かを判定する(ステップS34)。ヌル文字であれば、文字入力中ではないので、入力方式記憶部41にローマ字方式を設定し(ステップS38)、表示部11に対して表示通知を出す。入力中文字記憶部42から読み出したものが、行設定(ヌル文字でない)であれば、読み出した値を検索語として、設定した入力方式切替処理ルール(ルール2)を検索し、該当するローマ字方式変換後の「アルファベット」を確定する(ステップS31)。
最後に、切替後のローマ字方式の表示レイアウトに未確定の文字として確定したアルファベットを設定し(ステップS36)、入力中文字記憶部42に確定したアルファベットを設定し(ステップS37)、入力方式記憶部41にローマ字方式を設定して(ステップS38)、表示部11に対して、表示通知を出力する(ステップS39)。
例えば、タップ方式で「か行」を選択中、つまり入力中文字記憶部42に「か行」が設定されている状態でローマ字方式に切替わる場合は、次のステップになる。まず、入力方式記憶部41から切替前のタップ方式を読み出し、切替イベントに設定されている切替後の入力方式であるローマ字方式を読み出し、タップ方式からローマ字入力方式への切替用の入力方式切替処理設定記憶部43を検索して入力方式切替処理ルール2を設定する。次に入力中文字記憶部に設定されている「か行」を検索語として、設定されている入力方式切替処理ルール2を検索し、「か行」に該当する変換先の「k」を抽出する。最後に、切替後の入力方式であるローマ字方式の文字入力中の表示レイアウトにkを挿入し、表示処理を行う。
(応用例)
上記文字入力装置は、図1に示すような携帯端末、携帯電話機に利用できる他、PCなどの携帯型情報処理装置や、ミュージックプレーヤなどの携帯型AV機器にも利用可能であり、その用途を限定するものではない。
(まとめ)
文字入力方式切替時の画面制御を設けることによって、入力途中の文字データについて、意図しない削除や文字確定を行うことなく、文字入力状態を継続することができるという利点がある。
上記の実施の形態では、複数の入力方式を実施する手段として、QWERTYキーボードのようなキー入力部の他に、タッチセンサ付の液晶画面にかな方式やタップ方式のソフトキーを表示させて入力させる手段で構成しているが、携帯電話器に付随しているダイヤルキー方式の入力部であっても同様に用いることができる。
また、キー入力部は必ずしも2系統ある必要はなく、ダイヤルキー方式の入力部のみであっても、入力方式の切替手段を設けて、複数種類の入力方式が実施できる形態であってもよい。
また、上記の実施の形態において、添付図面に図示されている構成等については、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
また、本実施の形態で説明した機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう
本発明は、文字入力装置に利用可能である。
本発明の一実施の形態による文字入力装置の概観構成例を示す図であり、キーボードと表示部とが見えるように開かれた状態を示す図である。 表示部の画面上に、ソフトキーボードを表示させた様子を示す図である。 本実施の形態による携帯端末装置の一構成例を示す機能ブロック図である。 本実施の形態による文字入力装置における、ローマ字入力方式からタップ方式への切替処理を含む入力処理の流れを示すフローチャート図である。 本実施の形態による文字入力装置における、タップ方式からローマ字入力方式への切替処理の流れを含む入力処理のフローチャート図である。 本実施の形態による入力方式切替処理記憶部に予め記憶されている、入方式切替処理ルールの一例を示す図である。
符号の説明
1…表示部、2…キー入力部、3…液晶画面(タッチセンサ)、4…記憶部、5…制御部、6…入力受付部、14…スライドセンサー、31…入力切替判定部、32…入力方式切替制御部、41…入力方式記憶部、42…入力中文字記憶部、43…入力方式切替処理設定記憶部。

Claims (7)

  1. 第1の入力方式と、該第1の入力方式とは異なる第2の入力方式と、を切り替えて文字を入力することができる文字入力装置であって、
    字入力を受け付ける文字入力受付部と
    定の表示ルールで文字を表示する表示部と、
    文字入力方式の切替前と切替後との文字入力方式に依存する表示ルールを記憶する入力方式切替処理設定記憶部と、
    前記文字入力方式切り替えを検出する入力切替判定部と、
    前記文字入力受付部が1以上の子音アルファベットの入力を受け付け、文字入力が未確定状態のとき、前記入力切替判定部が前記文字入力方式切り替えを検出した場合に、替前の文字入力方式と、示ルールと、に基づいて、文字入力の未確定状態を継続しつつ入力中の子音アルファベットの表示状態を変更する入力方式切替制御部と
    を有すことを特徴とする文字入力装置。
  2. 第1の入力方式と、該第1の入力方式とは異なる第2の入力方式と、を切り替えて入力することができる文字入力装置であって、
    前記第1の入力方式による第1の文字入力部と、前記第2の入力方式による第2の文字入力部と、
    前記第1、第2の文字入力部からの文字入力を受け付ける文字入力受付部と、
    切替前の文字入力方式を記憶する入力方式記憶部と、
    入力中の文字を記憶する入力中文字記憶部と、
    所定の表示ルールで文字を表示する表示部と、
    切替前と切替後との入力方式に依存する表示ルールを記憶する入力方式切替処理設定記憶部と、
    入力方式が切り替わったか否かを判定する入力切替判定部と、
    前記入力切替判定部が入力方式が切り替ったことを検出した場合に、前記入力方式記憶部に記憶されている切替前の文字入力方式と、前記入力方式切替処理設定記憶部に記憶される表示ルールと、に基づいて、切替前の文字入力方式による表示部での表示状態から、切替後の文字入力方式による表示部での表示状態に、前記入力中文字記憶部に記憶されている入力中の文字の表示状態を変更する入力方式切替制御部と
    を有し、
    前記第1の入力方式がキー入力方式であり、前記第2の入力方式がタッチセンサによる入力方式であり、
    前記入力切替判定部による入力イベントの切替が、前記第1の入力方式から前記第2の入力方式への入力方式切替イベントの場合に、前記入力方式記憶部から、現在の入力方式である第1の入力方式と、入力イベントで指定される切替後の第2の入力方式とを読み出し、2つの入力方式の組み合わせに応じた入力方式切替処理ルールを前記入力方式切替処理設定記憶部から検索し、検索によって検出した第1の入力方式切替処理ルールを設定し、前記入力方式記憶部に第2の入力方式を設定し、前記入力中文字記憶部から読み出した値が子音アルファベットであれば、読み出した値を検索語として、設定した前記第1の入力方式切替処理ルールを検索し、該当する第2の入力方式変換後の「行」を確定し、最後に切替後の前記第2の入力方式の表示レイアウトに未確定の文字として確定した「行」に対応するかな候補を設定し、前記入力中文字記憶部に確定した行を設定し、前記入力方式記憶部に第2の入力方式を設定することを特徴とする字入力装置。
  3. 第1の入力方式と、該第1の入力方式とは異なる第2の入力方式と、を切り替えて入力することができる文字入力装置であって、
    前記第1の入力方式による第1の文字入力部と、前記第2の入力方式による第2の文字入力部と、
    前記第1、第2の文字入力部からの文字入力を受け付ける文字入力受付部と、
    切替前の文字入力方式を記憶する入力方式記憶部と、
    入力中の文字を記憶する入力中文字記憶部と、
    所定の表示ルールで文字を表示する表示部と、
    切替前と切替後との入力方式に依存する表示ルールを記憶する入力方式切替処理設定記憶部と、
    入力方式が切り替わったか否かを判定する入力切替判定部と
    前記入力切替判定部が入力方式が切り替ったことを検出した場合に、前記入力方式記憶部に記憶されている切替前の文字入力方式と、前記入力方式切替処理設定記憶部に記憶される表示ルールと、に基づいて、切替前の文字入力方式による表示部での表示状態から、切替後の文字入力方式による表示部での表示状態に、前記入力中文字記憶部に記憶されている入力中の文字の表示状態を変更する入力方式切替制御部と
    を有し、
    前記第1の入力方式がキー入力方式であり、前記第2の入力方式がタッチセンサによる入力方式であり、
    前記入力切替判定部による入力イベントの切替が、前記第2の入力方式からの入力方式切替イベントの場合に、前記入力方式記憶部から、現在の入力方式である第2の入力方式と、入力イベントで指定される切替後の第1の入力方式とを読み出し、2つの入力方式の組み合わせに応じた入力方式切替処理ルールを前記入力方式切替処理設定記憶部から検索し、検索によって検出した第2の入力方式切替処理ルールを設定し、前記入力中文字記憶部から行設定を読み出し、前記入力中文字記憶部から読み出したものが、行設定であれば、読み出した値を検索語として、設定した前記第2の入力方式切替処理ルールを検索し、該当する変換後の入力を確定し、切替後の前記第1の入力方式の表示レイアウトに未確定の文字として確定したアルファベットを設定し、前記入力中文字記憶部に確定したアルファベットを設定し、入力方式記憶部に第1の入力方式を設定することを特徴とする字入力装置。
  4. 請求項1からまでのいずれか1項に記載の文字入力装置を備えた電子機器。
  5. 第1の入力方式と、該第1の入力方式とは異なる第2の入力方式と、を切り替えて文字を入力することができる文字入力装置による文字入力方法をであって、
    文字入力を受け付ける文字入力受付ステップと、
    所定の表示ルールで文字を表示する表示ステップと、
    文字入力方式の切替前と切替後との文字入力方式に依存する表示ルールを記憶する入力方式切替処理設定記憶ステップと、
    前記文字入力方式の切り替えを検出する入力切替判定ステップと、
    前記文字入力受付ステップにおいて1以上の子音アルファベットの入力を受け付け、文字入力が未確定状態のとき、前記入力切替判定ステップにおいて前記文字入力方式の切り替えを検出した場合に、切替前の文字入力方式と、前記表示ルールと、に基づいて、文字入力の未確定状態を継続しつつ入力中の子音アルファベットの表示状態を変更する入力方式切替制御ステップと
    を有することを特徴とする文字入力方法。
  6. 請求項に記載の文字入力方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. 請求項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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