JP5097505B2 - 移動通信システム、基地局装置、ユーザ装置及び通信方法 - Google Patents

移動通信システム、基地局装置、ユーザ装置及び通信方法 Download PDF

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    • H04L1/1854Scheduling and prioritising arrangements

Description

本発明は移動通信の技術分野に関連し、特に再送制御を行う移動通信システム、基地局装置、ユーザ装置及び方法に関連する。
一般に、双方向通信を実現する技術として全二重方式(Full Duplex)及び半二重方式(Half Duplex)がある。前者の具体例としては周波数分割二重化(FDD: Frequency Division Duplex)方式が挙げられる。後者の具体例としては時間分割二重化(TDD: Time Division Duplex)方式が挙げられる。FDD方式では上下リンクにそれぞれ異なる周波数を使用し、送信信号と受信信号が同時に通信可能である。TDD方式では上下リンクに同じ周波数が使用され、上りリンクの期間と下りリンクの期間が交互に訪れる。これらの方式は、国により及び/又は地域により異なっているのが現状である。
通信のグローバル化が進むにつれて、双方向通信方式の異なる地域間でのローミングも行われつつある。FDD方式のシステム(FDDシステム)で使用されているFDD端末が、TDD方式の地域に入った場合のローミングは比較的容易にサポートできる。全二重方式から半二重方式への移行は比較的容易だからである。
これに対して、TDD方式のシステム(TDDシステム)で使用されているTDD端末が、FDD方式のシステムに入った場合のローミングをサポートすることは、直ちには不可能である。TDD端末は、同時に2周波に同調して上下リンク別々に信号を処理できないからである。この場合、FDD端末と同様にTDD端末にデュプレクサを用意し、上下リンク別々に信号を処理できるようにすることが考えられる。しかしながらそのような方法はTDD端末を著しく高価なものにしてしまうおそれがある。このような観点から、TDD端末の上りリンクの期間及び下りリンクの期間で同調周波数を切り替え、FDD方式のシステムの中でも、TDD端末を従前通り半二重通信させることが考えられる。このようにすると、全二重通信による恩恵を受けることはできないが、TDD端末のFDDシステムへのローミングを簡易且つ安価にサポートできる。FDD方式のシステムの中で、周波数を切り替えながら半二重通信を行わせることについては、例えば非特許文献1に記載されている。
3GPP, R1-050731, Vodafone Group, T-Mobile International, TeliaSonera, Telefonica, "Support of operation in paired and unpaired spectrum"
一方、自動再送制御(ARQ: Automatic Repeat reQuest)が行われる移動通信システムでは、スループットを向上させるため、ラウンドトリップ遅延期間(RTD: Round Trip Delay)は短く設定されるべきである。概してRTDは、或るパケットが送信され、通信相手から否定応答(NACK)が返送され、パケットが再送されるまでの期間を表す。
上述したようにFDDシステムでは、上下リンクの通信は独立に行われるので、再送パケットは準備でき次第いつでも送信できる。従ってRTDを短く設定することができる。これに対して、TDDシステムでは、上り及び下りリンクの期間は交互にしか訪れないので、再送パケットが準備できたとしても送信可能な期間が訪れるのを待機しなければならないことがある。このため、TDDシステムではRTDは長めに設定される傾向がある。一例としてFDD方式でのRTDは6TTIに設定され、TDD方式でのRTDは10TTIに設定される。TTIとは送信時間間隔(Transmission Time Interval)又はサブフレームであり、典型的には1msであるが別の値でもよい。
TDD端末がFDD方式のシステムにローミングしてきた場合にも、ARQ(特に、ハイブリッドARQ(HARQ))を適切にサポートする1つの方法は、FDDシステムではTDD端末もRTD=6TTIで動作することを強いることである。しかしながら、この方法では、TDD端末がRTD=6TTIでも動作できる程度に高速処理可能な機能を全てのTDD端末に別途用意しなければならず、コスト高になってしまう。
本発明の課題は、ユーザ装置に設定されているRTDより短いRTDを使用する地域に該ユーザ装置が入った場合でも、簡易且つ低コストに、そのユーザ装置が引き続き使用できるようにすることである。
実施の形態によるユーザ装置は、
移動通信システムで使用されるユーザ装置であって、
通信相手から受信した送達確認情報により、送信済みの信号について再送の要否を確認する手段と、
再送制御用に当該ユーザ装置に設定されているラウンドトリップ時間(RTD)に応じて、再送を要する信号を前記通信相手に送信する手段と、
を有し、当該ユーザ装置に設定されているRTDより短期間のRTDを使用して複数の移行先ユーザ装置が互いに衝突することなく通信を行っている地域に当該ユーザ装置が入った場合、当該ユーザ装置のRTDは前記短期間のRTDの整数倍に変更され、前記複数の移行先ユーザ装置のうちの何れかの代わりに再送を行う、ユーザ装置である。

本発明によれば、ユーザ装置に設定されているRTDより短いRTDを使用する地域に該ユーザ装置が入った場合でも、簡易且つ低コストに、そのユーザ装置が引き続き使用できるようになる。
本発明の一形態によれば、ユーザ装置が使用される。ユーザ装置は、通信相手から受信した送達確認情報により、送信済みの信号について再送の要否を確認する手段と、再送制御用に当該ユーザ装置に設定されているラウンドトリップ時間(RTD)に応じて、再送を要する信号を前記通信相手に送信する手段とを有する。当該ユーザ装置に設定されているRTDより短期間のRTDを使用する地域に当該ユーザ装置が入った場合、当該ユーザ装置のRTDは、前記短期間のRTDの整数倍に変更される。
当該ユーザ装置は、時分割二重化方式による半二重通信を行ってもよい。
当該ユーザ装置は、上りリンク及び下リンクに応じて同調周波数を交互に切り替えることで、周波数分割二重化方式の移動通信システムで使用されてもよい。
前記短期間のRTDの整数倍が、再送制御用に予め設定されているRTD以上に設定されてもよい。
前記予め設定されているRTDが10TTIであり、6TTIのRTDを使用する地域に当該ユーザ装置が入った場合、当該ユーザ装置のRTDが12TTIに変更されてもよい。
本発明の一形態によれば、基地局装置が使用される。基地局装置は、ユーザ装置から受信した信号について、再送の要否を確認する手段と、前記ユーザ装置からの再送を要する場合、前記ユーザ装置に設定されているラウンドトリップ時間(RTD)に応じて前記ユーザ装置が再送できるように、前記ユーザ装置に無線リソースを割り当てる手段と、前記ユーザ装置に通知した無線リソースで前記ユーザ装置から再送信号を受信する手段とを有する。前記ユーザ装置が前記移動通信システムの地域に入る以前に前記ユーザ装置に設定されていたRTDが、該移動通信システムで使用されるシステムRTDより長かった場合、該システムRTDの整数倍のRTDで前記ユーザ装置が信号を再送するように、無線リソースが前記ユーザ装置に割り当てられる。
本発明の一形態によれば、移動通信システムのユーザ装置における方法が使用される。本方法は、通信相手から受信した送達確認情報により、送信済みの信号について再送の要否を確認するステップと、再送制御用に前記ユーザ装置に設定されているラウンドトリップ時間(RTD)に応じて、再送を要する信号を前記通信相手に送信するステップとを有する。前記ユーザ装置に設定されているRTDより短期間のRTDを使用する地域に当該ユーザ装置が入った場合、当該ユーザ装置のRTDは、前記短期間のRTDの整数倍に変更される。
本発明の一形態によれば、移動通信システムの基地局装置における方法が使用される。本方法は、ユーザ装置から受信した信号について、再送の要否を確認するステップと、前記ユーザ装置からの再送を要する場合、前記ユーザ装置に設定されているラウンドトリップ時間(RTD)に応じて前記ユーザ装置が再送できるように、前記ユーザ装置に無線リソースを割り当てるステップと、前記ユーザ装置に通知した無線リソースで前記ユーザ装置から再送信号を受信するステップとを有する。前記ユーザ装置が前記移動通信システムの地域に入る以前に前記ユーザ装置に設定されていたRTDが、該移動通信システムで使用されるシステムRTDより長かった場合、該システムRTDの整数倍のRTDで前記ユーザ装置が信号を再送するように、無線リソースが前記ユーザ装置に割り当てられる。
発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされるが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。
<システム>
図1は本発明の一実施例で使用される移動通信システムを示す。図示されているように、TDDシステムとFDDシステムとが移動通信システムの中で混在している。移動通信システムの中でユーザ装置UEは、基地局装置eNBとの無線通信を介して通信相手と通信することができる。基地局装置はアクセスゲートウエイ装置等のような上位ノードに接続され、上位ノードは不図示のコアネットワークに接続される。ユーザ装置はセル又はセクタ間のハンドオーバやローミングを行うことで、サービスエリア内で移動通信サービスを受けることができる。
一例として、TDDシステムもFDDシステムもEvolved UTRA又はロングタームエボリューション(LTE: Long Term Evolution)システムであるとするが、本発明はLTEシステムに限定されない。LTEシステムは、ワイドバンド符号分割多重接続(W−CDMA)方式、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)方式、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)方式等の後継となる通信方式のシステムである。LTEシステムでは、下りリンクについて直交周波数分割多重接続(OFDM: Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式が使用され、上りリンクについてはシングルキャリア周波数分割多重接続(SC-FDMA: Single-Carrier Frequency Division Multiple Access)方式が使用される。
LTEシステムでは、下りリンク及び上りリンク両方において、移動局(より一般的には、移動局及び固定局を含むユーザ装置(UE: User Equipment)に1つ以上のリソースブロックを割り当てることで通信が行われる。リソースブロックはシステム内の多数の移動局で共有される。基地局は、LTEでは1msであるサブフレーム(Sub-frame)毎に複数の移動局の中でどの移動局にリソースブロックを割り当てるかを決定する。サブフレームは、送信時間間隔(TTI)と呼ばれてもよい。このプロセスはスケジューリングと呼ばれる。下りリンクにおいては、基地局は、スケジューリングで選択された移動局宛に、1以上のリソースブロックで共有チャネルを送信する。この共有チャネルは、下り物理共有チャネル(PDSCH: Physical Downlink Shared CHannel)と呼ばれる。上りリンクにおいては、スケジューリングで選択された移動局が、基地局に対して1以上のリソースブロックで共有チャネルを送信する。この共有チャネルは、上り物理共有チャネル(PUSCH: Physical Uplink Shared CHannel)と呼ばれる。
共有チャネルを用いた通信システムでは、サブフレーム毎に、どのユーザ装置に対して上記共有チャネルを割り当てるかをシグナリング(通知)する必要がある。このシグナリングに用いられる制御チャネルは、LTEでは、下り物理制御チャネル(PDCCH: Physical Downlink Control Channel)または下りL1/L2制御チャネル(DL-L1/L2 Control Channel)と呼ばれる。物理下りリンク制御チャネルPDCCHには、例えば、下りスケジューリング情報 (Downlink Scheduling Information)、送達確認情報(ACK/NACK: Acknowledgement information)、上りスケジューリング情報 (Uplink Scheduling Grant)、オーバロードインジケータ(Overload Indicator)、送信電力制御コマンドビット(TPCコマンドビット: Transmission Power Control Command Bit)等が含まれてよい。送達確認情報の内容は、送信信号が適切に受信されたことを示す肯定応答(ACK)又はそれが適切に受信されなかったことを示す否定応答(NACK)の何れかで表現される。
上りリンクについての制御チャネルは、上り物理共有チャネル(PUSCH)が送信される場合にはPUSCHに割り当てられたリソースで伝送され、そうでなければ制御チャネル専用のリソースで伝送される。前者はPUSCHに使用された上りスケジューリング情報を含む。後者は上り物理制御チャネル(PUCCH: Physical Uplink Control CHannel)と呼ばれる。上りリンクの制御チャネルには、下りリンクの品質情報(CQI: Channel Quality Indicator)及び物理下りリンク共有チャネルの送達確認情報(ACK/NACK)等が伝送される。CQIは、下りリンクにおける共有物理チャネルのスケジューリング処理や適応変復調及び符号化処理(AMCS: Adaptive Modulation and Coding Scheme)等に使用される。
<フレーム構成例>
図2はTDDシステムで使用されるフレーム構成例を示す。TDDシステムでは、上下リンクに同じ周波数fU/Dが使用され、上りリンクの期間と下りリンクの期間が交互に訪れる。上下リンクの切り替えのタイミングは図中波線矢印で示されている。図示の例では、下りリンクに3サブフレームが割り当てられ、上りリンクに2サブフレームが割り当てられているが、これらの数値は一例にすぎず、適切な如何なる数値が使用されてよい。
図3はFDDシステムで使用されるフレーム構成例を示す。FDDシステムでは、上りリンク及び下リンクに別々に周波数帯域が用意される。図示の例では下りリンクの周波数はfDで示され、上りリンクの周波数はfUで示されている。FDDシステムでは、上りリンクの通信及び下りリンクの通信が互いに独立に行われる。従って上りリンクの信号と下りリンクの信号が同時に伝送されてもよい。
上述したように、TDD端末がFDDシステムの中で安価に動作できるようにするには、TDD端末が同調周波数を切り替えられるようにすることである。例えば、図2のフレーム構成で動作するTDD端末が、図3のフレーム構成のFDDシステムに入ってきたとする。この場合、図3の波線矢印で示されるタイミングでTDD端末が同調周波数を切り替えるようにするのである。これにより、TDD端末がFDD端末の中でも引き続き使用できるようになる。
<動作例>
上述したように、FDDシステムでの再送制御用のラウンドトリップ遅延期間(RTD)は、TDDシステムのRTDより短く設定される傾向がある。逆に、TDDシステムのRTDはFDDシステムのRTDより長く設定される傾向がある。一例として、TDDシステムのRTDが6TTIに設定され、FDDシステムのRTDが10TTIに設定されるものとするが、別の数値が使用されてもよい。いずれにせよ、あるパケットの送信後RTDの期間経過後に再送パケットが送信される。従ってパケットの送信元は、RTDの期間内に送達確認情報を受信し、その内容(ACK/NACK)を確認し、NACKの場合には再送パケットを用意する。
図4に示される例では、FDDシステムの中でユーザ装置UE-A,UE-B,UE-C,UE-Dが6TTI毎に再送を行っている。図中、D1は初回パケットを示し、D2,D3,…は再送パケットを示す。何れのユーザについても同じ記号が使用されているが、各ユーザが同じデータを送信するわけではない。D1,D2,D3,…で示されている数字は再送回数に対応することを示すにすぎない。また、全てのユーザは6TTI毎に何度も再送を行っているが、これは説明の便宜上ワーストケース(各ユーザが多数の再送を要する程度に無線伝搬状況が悪い場合)を想定しているにすぎない。実際は最大再送回数が設定されており、それ以上の再送は打ち切られる。
RTDが6TTIであるFDDシステムの中にTDD端末UE-T1,UE-T2が入ってきたとする。このTDD端末の属していたTDDシステムでのRTDは10TTIである。TDD端末は、FDDシステムで半二重通信を行うことで、TDD方式の通信を行うことができる。この場合、TDD端末UE-T1,UE-T2のRTDが10TTIのままであったとする。図示の例では、UE-Bの代わりに、UE-T1が10TTI毎に再送パケットを送信することを仮定している。この場合、UE-T1の再送パケットD3とUE-Dの再送パケットD4が衝突してしまうことが予想される。UE-T2がUE-Cの代わりに10TTI毎に再送パケットを送信すると仮定すると、UE-T2の再送パケットD2とUE-Aの再送パケットD3が衝突してしまうことが予想される。従ってこのような衝突が起こらないように、基地局装置は適切に無線リソースの割当を考慮しなければならない。このように再送回数に応じて衝突したりしなかったりすることをスケジューリングで考慮に入れることは簡易なことではなく、基地局装置の処理負担を重くしてしまうことが懸念される。また、上述したようにTDD端末が6TTIのRTDにも追従できるように、高い演算処理能力を備えることを全てのTDD端末に強いることは簡易でないし、安価に実現することもできない。
図5は本発明の一実施例による動作例を示す。図中の記号及び番号は図4で登場しているものと同じである。図4に示される例とは異なり、FDDシステムにローミングしてきたTDD端末UE-T1,UE-T2は、12TTI毎に再送パケットを送信する。UE-Bの代わりに、UE-T1が12TTI毎に再送を行うとする。この場合、TDD端末UE-T1は、どのユーザ装置の再送パケットとも衝突せずに済む。UE-Bの再送タイミングはUE-A,C,Dと衝突せず、UE-T1の再送タイミングはUE-BのD1,D3,D5,...の再送タイミングに一致するからである。同様に、UE-Cの代わりに、UE-T2が12TTI毎に再送を行うとする。この場合も、TDD端末UE-T2は、どのユーザ装置の再送パケットとも衝突せずに済む。UE-Cの再送タイミングはUE-A,B,Dと衝突せず、UE-T2の再送タイミングはUE-CのD1,D3,D5,...の再送タイミングに一致するからである。本実施例では、RTD=6TTIのFDDシステムにローミングしてきたTDD端末は、FDDシステムで半二重通信を行うことに加えて、自装置のRTDを6×2=12TTIに設定し、再送を要する場合に12TTI毎に再送を行う。再送制御用のRTDの変更(10TTIから6TTIへの変更)は、TDD端末がFDDシステムに登録される場合になされてもよいし、TDD端末がFDDシステムの中でコネクションを設定する時になされてもよい(何らかの他の時点で変更されてもよい。)。
TDD端末UE-T1,UE-T2はRTD=10TTIで動作可能なので、RTDをより長くすることは比較的簡易に実現できる。再送パケットの送信待機時間が長くなるにすぎないからである。本実施例によれば、ユーザ装置に設定されているRTDより短いRTDを使用する地域に該ユーザ装置が入った場合でも、簡易且つ低コストに、そのユーザ装置が引き続き動作できるようにすることができる。
<ユーザ装置>
図6は本発明の一実施例で使用されるユーザ装置を示す。図6には、符号化/変調部61、送信バッファ62、無線部63、制御情報処理部64及び送信タイミング制御部65が示されている。
符号化/変調部61は、上りデータ(上り物理共有データチャネルPUSCHになるデータ)を送信シンボルに変換する。符号化/変調部61は、チャネル符号化、データ変調、離散フーリエ変換処理(DFT)、サブキャリアマッピング、逆高速フーリエ変換処理(IFFT)等の処理を行う。
図示の簡明化のため制御チャネルに関する処理ブロックが描かれていないが、制御チャネルについても、PUSCHの中で伝送できるように又はPUCCHで伝送できるように信号処理が行われる。
送信バッファ62は、送信タイミングが訪れるまで送信シンボルを保持する。保持される送信シンボルには、初めて送信される送信シンボルだけでなく、過去に送信済みの送信シンボルも含まれる。後者は再送を要する場合に使用される。
無線部(RF部)63は、送信シンボルを無線周波数信号に変換する処理を行う。そのような処理には周波数変換、帯域限定、電力増幅等の処理が含まれる。
制御情報処理部64は、下り制御チャネルに含まれている制御情報を解析する。下り制御チャネルは典型的には下りL1/L2制御チャネルである。本実施例では、過去に送信したデータチャネルPUSCHに対する送達確認情報が、肯定応答ACKを示すか又は否定応答NACKを示すかが判定される。判定結果は送信バッファに通知される。否定応答NACKであれば再送を要するので、送信済みのデータが再送に備えて送信バッファで用意される。肯定応答ACKであれば、未送信のデータが初回パケットとして送信されるように送信バッファで用意される。なお、下りL1/L2制御チャネルにはアップリンクスケジューリング情報も含まれており、その情報に基づいてPUSCHにで使用されるリソースが特定される。
送信タイミング制御部65は、送信バッファからデータが出力されるタイミング、ひいては無線送信のタイミングを送信バッファに指示する。上りリンクのデータ送信に使用される無線リソースはアップリンクスケジューリング情報に基づいて決定されるが、再送パケットのラウンドトリップ時間(RTD)はシステムに固定的に設定される。上記の動作例では、FDD端末はRTD=6TTIに設定されていた。TDD端末はTDDシステムに在圏していたときはRTD=10TTIに設定されていたが、TDD端末がFDDシステムにローミングするとRTDは6TTIに変更された。送信タイミング制御部65は、このようなRTDの設定内容を管理する。RTDを変更するタイミングは、TDD端末をFDDシステムに登録する時点でも良いし、TDD端末がFDDシステムでコネクションを設定する時点でもよいし、他の適切な如何なる時点でなされてもよい。
<基地局装置>
図7は本発明の一実施例による基地局装置のベースバンド信号処理部を示す。図7にはベースバンド信号処理部208、無線リソース制御部210、レイヤ1処理部2081、MAC処理部2082及びRLC処理部2083が描かれている。
無線リソース制御部210は、通信チャネルの設定及び解放等の呼処理、基地局装置の状態管理、無線リソースの管理等の処理を行う。
レイヤ1処理部2081は、下りリンクのデータに対して、チャネル符号化、データ変調、逆高速フーリエ変換(IFFT)等の処理を行う。レイヤ1処理部2081は、上りリンクで受信したデータに対して、高速フーリエ変換処理(FFT)、データ復調、チャネル復号化等の処理を行う。チャネル符号化率やデータ変調方式等は、MAC処理部2082からの通知に従って行われる。
MAC処理部2082は、下りリンクのデータに対して、MAC再送制御(HARQ)の送信処理、スケジューリング処理(リソースブロックの割当等)、伝送フォーマットの選択、データサイズ(又はチャネル符号化率)の選択等の処理を行う。MAC処理部2082は、上りリンクのデータに対して、MAC再送制御(HARQ)の受信処理、スケジューリング処理(リソースブロックの割当)、伝送フォーマットの選択、データサイズ(又はチャネル符号化率)の選択等の処理を行う。上記の動作例で説明されている一定期間毎の再送は、主にこのMAC処理部で制御される。
RLC処理部2083は、下りリンクのデータに対して、所定のブロックサイズに合わせてデータの分割及び/又は合成、RLCレイヤでの再送制御の送信処理等を行う。RLC処理部2083は、上りリンクのデータに対して、所定のブロックサイズに合わせてデータの分割及び/又は合成、RLCレイヤでの再送制御の受信処理等を行う。
以上本発明はLTEシステムのような具体的なシステムを例にとって説明されてきたが、適切な他の如何なるシステムに本発明が適用されてもよい。
説明の便宜上、ユーザ装置が再送パケットを送信する場合(即ち、上りリンクでの再送制御)が説明されたが、本発明は一定のRTDで再送パケットが伝送される場合に広く適用できる。
上記の数値例では、RTDが10TTIから12TTI(=2×6TTI)に変更されたが、より一般的には、次のような関係式が成り立てばよい。
(変更前のRTD)≦(変更後のRTD)=N×(移行先システムのRTD)
ここで、Nは2以上の整数を表す。上記の例では、変更前のRTDは10TTIであり、変更後のRTDは12TTIであり、Nは2であり、移行先システムのRTDは6TTIであった。従って理論上Nは3でも4でもよいかもしれないが、RTDをなるべく短くする観点からは、上記の関係を満たすNの中で最も小さな値にNが設定されるべきである。
上記の説明では、TDD端末がFDDシステムにローミングしてきた場合の例が説明されたが、本発明は端末に設定済みのRTDを単に増やすような場合にも拡張できる。但し、TDD端末がFDDシステムにローミングする場合に本発明を適用すると、FDDシステムの中でもTDD端末を簡易且つ安価に引き続き使用できるようになる点で、特に有利である。本発明が使用されなかったならば、TDD端末はRTD=6TTIでも動作できる程度に高性能である必要があるかもしれないし、或いはTDD端末がRTD=10TTIで動作できるようにするために基地局装置のリソース割当処理等が複雑になってしまうことが懸念される。
以上本発明は特定の実施例を参照しながら説明されてきたが、各実施例は単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。説明の便宜上、本発明の実施例に係る装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウエアで、ソフトウエアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
移動通信システムを示す図である。 TDDシステムでのフレーム構成例を示す図である。 FDDシステムでのフレーム構成例を示す図である。 本発明を利用しない場合の動作例を示す図である。 本発明の一実施例による動作例を示す図である。 本発明の一実施例で使用されるユーザ装置の部分ブロック図を示す。 本発明の一実施例で使用される基地局装置の部分ブロック図を示す。
符号の説明
UE ユーザ装置
eNB 基地局装置
D1 初回パケット
D2,D3,… 再送パケット
61 符号化/変調部
62 送信バッファ
63 無線部
64 制御情報処理部
65 送信タイミング制御部
208 ベースバンド信号処理部
210 無線リソース制御部
2081 レイヤー1処理部
2082 MAC処理部
2083 RLC処理部

Claims (13)

  1. 移動通信システムで使用されるユーザ装置であって、
    通信相手から受信した送達確認情報により、送信済みの信号について再送の要否を確認する手段と、
    再送制御用に当該ユーザ装置に設定されているラウンドトリップ時間(RTD)に応じて、再送を要する信号を前記通信相手に送信する手段と、
    を有し、当該ユーザ装置に設定されているRTDより短期間のRTDを使用して複数の移行先ユーザ装置が互いに衝突することなく通信を行っている地域に当該ユーザ装置が入った場合、当該ユーザ装置のRTDは前記短期間のRTDの整数倍に変更され、前記複数の移行先ユーザ装置のうちの何れかの代わりに再送を行う、ユーザ装置。
  2. 当該ユーザ装置は、時分割二重化方式による半二重通信を行う請求項1記載のユーザ装置。
  3. 当該ユーザ装置は、上りリンク及び下リンクに応じて同調周波数を交互に切り替えることで、周波数分割二重化方式の移動通信システムで使用される請求項2記載のユーザ装置。
  4. 前記短期間のRTDの整数倍が、再送制御用に予め設定されているRTD以上になる請求項1記載のユーザ装置。
  5. 前記短期間のRTDは送信時間間隔(TTI)の6倍である請求項4記載のユーザ装置。
  6. 前記予め設定されているRTDが10TTIであり、6TTIのRTDを使用する地域に当該ユーザ装置が入った場合、当該ユーザ装置のRTDが12TTIに変更される請求項5記載のユーザ装置。
  7. 移動通信システムで使用される基地局装置であって、
    ユーザ装置から受信した信号について、再送の要否を確認する手段と、
    前記ユーザ装置からの再送を要する場合、前記ユーザ装置に設定されているラウンドトリップ時間(RTD)に応じて前記ユーザ装置が再送できるように、前記ユーザ装置に無線リソースを割り当てる手段と、
    前記ユーザ装置に通知した無線リソースで前記ユーザ装置から再送信号を受信する手段と、
    を有し、或るユーザ装置が前記移動通信システムの地域に入る以前に前記或るユーザ装置に設定されていたRTDが、前記移動通信システムで使用されているシステムRTDより長かった場合、前記移動通信システムで互いに衝突することなく通信している複数のユーザ装置のうちの何れかの代わりに、前記システムRTDの整数倍のRTDで前記或るユーザ装置が信号を再送できるように、無線リソースを前記或るユーザ装置に割り当てる基地局装置。
  8. 前記システムRTDの整数倍は、前記ユーザ装置に設定されていたRTD以上になる請求項7記載の基地局装置。
  9. 前記システムRTDは送信時間間隔(TTI)の6倍である請求項記載の基地局装置。
  10. 前記ユーザ装置が前記移動通信システムの地域に入る以前に前記ユーザ装置に設定されていたRTDが10TTIであり、12RTDで前記ユーザ装置が信号を再送するように、無線リソースを前記ユーザ装置に割り当てる請求項9記載の基地局装置。
  11. 基地局装置とユーザ装置を有する移動通信システムであって、
    ユーザ装置から受信した信号について、再送の要否を確認する手段と、
    前記ユーザ装置からの再送を要する場合、前記ユーザ装置に設定されているラウンドトリップ時間(RTD)に応じて前記ユーザ装置が再送できるように、前記ユーザ装置に無線リソースを割り当てる手段と、
    を前記基地局装置が備え、
    前記基地局装置から受信した送達確認情報により、送信済みの信号について再送の要否を確認する手段と、
    再送制御用に設定されているRTDに応じて、再送を要する信号を前記基地局装置に送信する手段と、
    を前記ユーザ装置が備え、或るユーザ装置が当該移動通信システムの地域に入る以前に前記或るユーザ装置に設定されていたRTDが、当該移動通信システムで使用されるシステムRTDより長かった場合、前記或るユーザ装置のRTDは前記システムRTDの整数倍に設定され、当該移動通信システムで互いに衝突することなく通信している複数のユーザ装置のうちの何れかの代わりに、前記システムRTDの整数倍のRTDで前記或るユーザ装置が信号を再送できるように、前記基地局装置が無線リソースを前記或るユーザ装置に割り当てる移動通信システム。
  12. 移動通信システムのユーザ装置で使用される通信方法であって、
    通信相手から受信した送達確認情報により、送信済みの信号について再送の要否を確認するステップと、
    再送制御用に前記ユーザ装置に設定されているラウンドトリップ時間(RTD)に応じて、再送を要する信号を前記通信相手に送信するステップと、
    を有し、前記ユーザ装置に設定されているRTDより短期間のRTDを使用して複数の移行先ユーザ装置が互いに衝突することなく通信を行っている地域に前記ユーザ装置が入った場合、前記ユーザ装置のRTDは前記短期間のRTDの整数倍に変更され、前記或るユーザ装置は前記複数の移行先ユーザ装置のうちの何れかの代わりに再送を行う、通信方法。
  13. 移動通信システムの基地局装置で使用される通信方法であって、
    ユーザ装置から受信した信号について、再送の要否を確認するステップと、
    前記ユーザ装置からの再送を要する場合、前記ユーザ装置に設定されているラウンドトリップ時間(RTD)に応じて前記ユーザ装置が再送できるように、前記ユーザ装置に無線リソースを割り当てるステップと、
    前記ユーザ装置に通知した無線リソースで前記ユーザ装置から再送信号を受信するステップと、
    を有し、或るユーザ装置が前記移動通信システムの地域に入る以前に前記或るユーザ装置に設定されていたRTDが、前記移動通信システムで使用されているシステムRTDより長かった場合、前記移動通信システムで互いに衝突することなく通信している複数のユーザ装置のうちの何れかの代わりに、前記システムRTDの整数倍のRTDで前記或るユーザ装置が信号を再送できるように、無線リソースを前記或るユーザ装置に割り当てる、通信方法。
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