JP5093149B2 - 可変利得増幅器 - Google Patents

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Description

本発明は,可変利得増幅器に関する。
可変利得増幅器は,利得制御信号に応じてその利得を可変制御可能な増幅器である。無線通信装置の受信器や送信機には,高周波信号を増幅する可変利得増幅器が設けられる。
可変利得増幅器は,例えば,高周波の入力信号をゲートに入力するソース接地トランジスタを複数,並列に接続した構成であり,各ソース接地トランジスタのゲートにゲートバイアス電圧を印加するスイッチを制御することで,アクティブ状態のソース接地トランジスタの数を増減させ,その利得を可変制御する。そして,可変利得増幅器は,ソース接地トランジスタのドレイン端子と電源との間に負荷抵抗または負荷インダクタンスを設け,ドレイン端子から出力信号を出力する。
また,可変利得増幅器は,ソース接地トランジスタのドレインと負荷抵抗または負荷インダクタンスとの間にゲート接地トランジスタをカスコード接続して構成される場合もある。この場合は,ゲート接地トランジスタのドレイン端子と負荷抵抗または負荷インダクタンスとの接続端子が出力端子になる。
上記のような可変利得増幅器は,以下の特許文献1,2,3などに記載されている。
特開2007−259409号公報 特開2007−221402号公報 特開2003−60456号公報
カスコード接続タイプの可変利得増幅器は,並列に設けた複数のソース接地トランジスタのうちゲートバイアス電圧を印加するなどによりアクティブ状態になるトランジスタの数を増やすことで利得を増加し,その数を減らすことで利得を減少する。つまり,利得を増加するために,動作状態(アクティブ状態)のソース接地トランジスタの数を増やすことで,実質的なゲート幅が増大することを利用する。したがって,利得が増大すると出力端子に接続されているゲート接地トランジスタのドレイン電流が増加しそのドレイン・ソース間抵抗が減少し,一方で,利得が減少するとゲート接地トランジスタのドレイン電流が減少しそのドレイン・ソース間抵抗が増加する。
増幅器の出力抵抗は,ゲート接地トランジスタのドレイン・ソース間抵抗に依存するので,利得に応じてドレイン・ソース間抵抗が変動すると,増幅器の出力抵抗も変動する。そして,増幅器の周波数特性は,信号の周波数,出力抵抗,出力容量などに反比例するので,利得の減少による出力抵抗の増加は,カットオフ周波数の低減を招き好ましくない。
そこで,本発明の目的は,利得の減少に伴ってカットオフ周波数が低減することが抑制された可変利得増幅器を提供することにある。
可変利得増幅器の第1の側面は,ゲートに入力信号が供給され利得制御に応じてそれぞれアクティブ状態になる複数のソース接地トランジスタと,電源電圧に接続された負荷回路と,前記負荷回路と前記複数のソース接地トランジスタのドレインとの間に設けられたゲート接地トランジスタとを有し,前記負荷回路と前記ゲート接地トランジスタとの接続ノードに出力信号が生成される。可変利得増幅器は,さらに,前記ゲート接地トランジスタのソースに接続され当該ゲート接地トランジスタのドレイン・ソース間にドレイン電流を供給するドレイン電流追加回路を有し,前記アクティブ状態のソース接地トランジスタが第1の数の場合に,前記ドレイン電流追加回路は当該ソース接地トランジスタに第1のドレイン電流を供給し,前記第1の数より少ない第2の数の場合に,前記第1のドレイン電流より多い第2のドレイン電流を供給する。
第1の側面によれば,可変利得増幅器のゲート接地トランジスタのドレイン・ソース電流の変動が抑制され,利得の減少に伴ってカットオフ周波数が低減することが抑制される。
本実施の形態が適用される可変利得増幅器の回路例を示す図である。 図1の増幅器の周波数特性H(s)を示す図である。 第1の実施の形態における可変利得増幅器の回路図である。 第1の実施の形態における差動型の可変利得増幅器の回路図である。 第2の実施の形態における可変利得増幅器の回路図である。 第2の実施の形態における差動型の可変利得増幅器の回路図である。 本実施の形態における増幅器の周波数特性H(s)を示す図である。
図1は,本実施の形態が適用される可変利得増幅器の回路例を示す図である。この可変利得増幅器は,ゲートに高周波の入力信号INが供給される複数のソース接地トランジスタM1〜Mnと,電源電圧AVDに接続された負荷回路を構成する負荷インダクタンスL1と,負荷インダクタンスL1とソース接地トランジスタM1〜Mnのドレインとの間に設けられ,ゲートが高周波的に接地されたゲート接地トランジスタMBとを有し,負荷インダクタンスL1とゲート接地トランジスタMBとの接続ノードに増幅された出力信号OUTを生成する。負荷インダクタンスL1は,負荷抵抗素子でもよい。
複数のソース接地トランジスタM1〜Mnのゲートにはそれぞれゲートバイアス電圧VG1が抵抗R1〜Rnを介して供給される。第1のソース接地トランジスタM1のゲートには,抵抗R1を介してゲートバイアス電圧VG1が常時供給され,アクティブ状態に保たれる。一方,第2〜第nのソース接地トランジスタM2〜Mnのゲートには,抵抗R2〜Rnと増幅用ゲートバイアススイッチSW2〜SWnを介してゲートバイアス電圧VG1が供給される。これらの増幅用ゲートバイアススイッチSW2〜SW3は,図示しない増幅制御信号によってオンオフ制御される。
利得を増加させる場合は,増幅用ゲートバイアススイッチSW2からSWnまでを順次オンさせ,入力信号を増幅するソース接地トランジスタM2〜Mnの数を増やす。一方,利得を減少させる場合は,増幅用ゲートバイアススイッチSWnからSW2までを順次オフさせ,入力信号を増幅するソース接地トランジスタM2〜Mnの数を減らす。ゲートバイアス電圧VG1が供給されたアクティブ状態のソース接地トランジスタの数を増やすことは,ゲート幅を増やして相互コンダクタンスgmを高くすることを意味する。
また,ゲート接地トランジスタMBのゲートには,所定のゲートバイアス電圧VG2が印加される。図1の増幅器は,ソース接地トランジスタとゲート接地トランジスタとを組み合わせたカスコード接続の増幅器である。
利得可変増幅器は,所望の周波数帯で高精度の利得可変幅を有することが求められる。ソース接地トランジスタによる増幅器の利得は,そのトランジスタの相互コンダクタンスgmと負荷によって決まる。そして,相互コンダクタンスgmは,以下の式で表すことができる。
Figure 0005093149
ここで,Vodはオーバードライブ電圧,Vgsはゲートバイアス電圧,Vthはトランジスタの閾値電圧,μは移動度,Coは単位面積当たりのゲート容量,Wgはトランジスタのゲート幅,Lgはトランジスタのゲート長である。
相互コンダクタンスgmは,横軸をゲート電圧,縦軸をドレイン電流とした時のトランジスタ特性の傾きを意味しており,オーバードライブ電圧Vodが大きく,トランジスタのゲート幅が大きいほどその傾きが大きく,利得が高くなることを意味している。したがって,ソース接地トランジスタのゲートに選択的にゲートバイアス電圧VG1を印加してアクティブ状態にすることは,トランジスタのゲート幅Wgを可変制御することと等価であり,それにより利得を可変制御できる。
また,ソース接地トランジスタのドレイン・ソース間電流(ドレイン電流)Idsは,以下の式で表すことができる。
Figure 0005093149
この式から明らかなとおり,ソース接地トランジスタM1〜Mnのゲート幅Wgを変化させるとドレイン・ソース間電流も変化する。それに伴い,ゲート接地トランジスタMBのドレイン・ソース間電流も変動する。
一方で,増幅器の出力の周波数特性(入力に対する出力の伝達関数)は,その出力抵抗Routに依存する。以下の式は,その周波数特性H(s)を表す。
Figure 0005093149
ここで,Aは低周波数での利得を,s=jωは入力信号の周波数成分を,Rは増幅器の出力抵抗Routを,Cは増幅器の出力端子の負荷容量(配線容量と次段回路の入力容量)をそれぞれ示す。この式によれば周波数成分s=jωが大きくなると(高周波),周波数特性H(s)が低下する。これがカットオフ周波数を意味する。さらに,この式によれば,RCが大きくなればH(s)が低下し,RCが小さければH(s)は上昇する。
一方,増幅器の出力抵抗Routは,出力端子OUTに接続されているゲート接地トランジスタMBの相互コンダクタンスであるgm,トランジスタMBの出力抵抗ro,ソース接地トランジスタM1〜Mnの出力抵抗ro1と負荷インピーダンスZでほぼ決まり,以下の式のとおりである。
Figure 0005093149
そして,ゲート接地トランジスタMBのドレイン・ソース間の直流電圧Vdsは一定であるので,そのドレイン・ソース間電流Idsが小さくなるとその出力抵抗roBは大きくなり,増幅器の出力抵抗Routも大きくなる。
したがって,図1の増幅器の利得を上げるために,アクティブ状態のソース接地トランジスタの数を減らしてドレイン・ソース間電流Idsを減少させると,ドレイン・ソース間の直流電圧Vdsが一定であるので,ゲート接地トランジスタMBの抵抗roBは上昇し,増幅器の出力抵抗Routも大きくなる。その結果,増幅器の周波数特性H(s)が低下し,カットオフ周波数が下がり高周波帯域の利得が落ち込むことになる。
図2は,図1の増幅器の周波数特性H(s)を示す図である。横軸が周波数,縦軸が利得(H(s))である。上記のとおり,増幅器の利得を高くすると,ドレイン・ソース電流Idsが増大し出力抵抗Routが低下し,カットオフ周波数が高くなる。逆に,利得を低くするとドレイン・ソース電流Idsが低下し出力提供Routが増加し,カットオフ周波数が低下する。したがって,低利得に制御された場合,カットオフ周波数の低下により,高い周波数帯域f0での利得の低下が高利得時よりも大きく低下することになる。
図3は,第1の実施の形態における可変利得増幅器の回路図である。この可変利得増幅器は,図1の増幅器と同様に,キャパシタC1〜Cnを介してゲートに高周波の入力信号INが供給される複数のソース接地トランジスタM1〜Mnと,電源電圧AVDに接続された負荷回路を構成する負荷インダクタンスL1と,負荷インダクタンスL1とソース接地トランジスタM1〜Mnのドレインとの間に設けられ,ゲートが高周波的に接地されたゲート接地トランジスタMBとを有し,負荷インダクタンスL1とゲート接地トランジスタMBとの接続ノードに増幅された出力信号OUTを生成する。負荷インダクタンスL1は,負荷抵抗素子でもよい。
そして,利得制御回路10は,利得制御信号GC2〜GCnにより,増幅用ゲートバイアススイッチSW2〜SWnをオンオフ制御し,ソース接地トランジスタM2〜Mnのゲートにゲートバイアス電圧VG1を供給する。ソース接地トランジスタM1〜Mnのゲート幅を所定の比率に設計しておけば,ゲートバイアス電圧VG1が印加されるアクティブ状態のソース接地トランジスタの数を増やすことで,所定の比率でゲート幅を増大させ,利得を所定の比率で増加させることができる。逆に,アクティブ状態のソース接地トランジスタの数を減らすことで,所定の比率でゲート幅を減少させ,利得を所定の比率で減少させることができる。
図3の可変利得増幅器では,ゲート接地トランジスタMBのソースノードN10にドレイン電流追加回路20を有する。このドレイン電流追加回路20は,アクティブ状態の増幅用ソース接地トランジスタM2〜Mnの数が増えれば,ノードN10に供給する電流を低下させ,アクティブ状態の増幅用ソース接地トランジスタM2〜Mnの数が減れば,ノードN10に供給する電流を増加させる。その結果,利得を低下させるためにアクティブ状態の増幅用ソース接地トランジスタM2〜Mnの数を減らしたときに,ドレイン電流追加回路20の追加ドレイン電流が増大し,ゲート接地トランジスタMBのドレイン・ソース間電流Idsの低下を抑制し,出力抵抗Routの増大を抑制し,高周波帯域での利得の低下を抑えることができる。
ドレイン電流追加回路20は,望ましくは,増幅用ソース接地トランジスタM2〜Mnと同様に,追加用ソース接地トランジスタMA2〜MAnと,それらにゲートバイアス電圧VG1を供給する抵抗RA2〜RAnとスイッチSWA2〜SWAnと,インバータINV2〜NVnとを有する。そして,スイッチSWA2〜SW2nは,利得制御信号GC2〜GCnの反転信号によりオンオフ制御される。さらに,望ましくは,追加用ソース接地トランジスタMA2〜MAnのゲート幅は,増幅用ソース接地トランジスタM2〜Mnと同じである。
つまり,利得制御信号GC2により増幅用ゲートバイアススイッチSW2をオフさせた時は,利得制御信号GC2をインバータINV2で反転した制御信号により追加用ゲートバイアススイッチSWA2をオンさせて,追加用ソース接地トランジスタMA2をアクティブ状態にする。このように,利得低下の制御に伴って,増幅用ゲートバイアススイッチSW2をオフさせて増幅用ソース接地トランジスタM2をノンアクティブ状態にした時に,追加用ソース接地トランジスタMA2をアクティブ状態にして,ゲート接地トランジスタMBのドレイン・ソース間電流を一定に保つことができる。若しくは,追加用ソース接地トランジスタMA2のゲート幅が増幅用ソース接地トランジスタM2のゲート幅より小さい場合でも,ゲート接地トランジスタMBのドレイン・ソース間電流の低下を抑制することができ,カットオフ周波数の過度の低下を抑えることができる。
図3の例では,追加用ソース接地トランジスタMA2〜MAnを,利得制御用の増幅用ソース接地トランジスタM2〜Mnと同じ数,同じサイズで設けている。しかしながら,利得を低下させた時のカットオフ周波数の低下を抑制するためには,低利得時にアクティブ状態に制御される増幅用ソース接地トランジスタ,例えば,トランジスタM2〜Mm(m<n)に対応する追加用ソース接地トランジスタのみを設けても良い。
かかる構成にすると,高い利得の領域では,利得の低下によるカットオフ周波数の低下は容認するが,低い利得の領域では,利得の低下によるカットオフ周波数の低下を抑制することができる。そして,追加用ソース接地トランジスタの数を減らすことで,全体の消費電力の増大を抑えることもできる。
さらに,追加用ソース接地トランジスタのサイズは増幅用ソース接地トランジスタより小さくしてもよい。トランジスタサイズが小さいため追加されるドレイン電流は不足するが,ゲート接地トランジスタMBのドレイン・ソース電流の過度の低下を抑制することができる。
図4は,第1の実施の形態における差動型の可変利得増幅器の回路図である。差動型の場合は,図3の増幅器の回路を,正相側入力信号INと逆相側入力信号INxとの差を増幅して,正相側出力信号OUTと逆相側出力信号OUTxとを生成する。各トランジスタや抵抗,インダクタンスの添え字にxが付けられているほうが,逆相側の回路である。
まず,増幅器は,キャパシタC1〜Cn,C1x〜Cnxを介してゲートに高周波の入力信号IN,INxがそれぞれ供給される複数のソース接地トランジスタM1〜Mn,M1x〜Mnxと,電源電圧AVDに接続された負荷回路を構成する負荷インダクタンスL1,L1xと,負荷インダクタンスL1,L1xとソース接地トランジスタM1〜Mn,M1x〜Mnxのドレインとの間に設けられ,ゲートが高周波的に接地されたゲート接地トランジスタMB,MBxとを有し,負荷インダクタンスL1,L1xとゲート接地トランジスタMB,MBxとの接続ノードに増幅された出力信号OUT,OUTxを生成する。
さらに,ドレイン電流追加回路20には,追加用ソース接地トランジスタMA2〜MAn,MA2x〜MAnxと,それらのゲートバイアス電圧VG1を供給する抵抗RA2〜RAn,RA2x〜RAnxと,追加用ゲートバイアススイッチSWA2〜SWAnとを有する。この追加用ゲートバイアススイッチSWA2〜SWAnは,両側の追加用ソース接地トランジスタMA2〜MAn,MA2x〜MAnxで共用される。
図5は,第2の実施の形態における可変利得増幅器の回路図である。この可変利得増幅器は,高周波の入力信号が共通のキャパシタC1を介してゲートに供給される増幅用のソース接地トランジスタM1〜Mnと,電源電圧AVDに接続された負荷インダクタンスL1と,ゲートにゲートバイアス電圧VG2が供給され高周波的にゲート接地された第1のゲート接地トランジスタMBと,複数の増幅用ソース接地トランジスタM1〜Mnと第1のゲート接地トランジスタMBとの間にそれぞれ設けられた第2のゲート接地トランジスタMC1〜MCnとを有する。負荷インダクタンスは負荷抵抗でもよい。
増幅用ソース接地トランジスタM1〜Mnには,共通の抵抗R1を介してゲートバイアス電圧VG1が印加されている。ただし,第2のゲート接地トランジスタMC2〜MCnには,増幅用ゲートバイアススイッチSWC2〜SWCnを介して第3のゲートバイアス電圧VG3が供給される。また,第2のゲート接地トランジスタMC1には第3のゲートバイアス電圧VG3が供給される。
最も利得が小さい場合は,増幅用ソース接地トランジスタM1のみがアクティブ状態であり,小さいドレイン電流により入力信号INを増幅する。図示しない利得制御信号により,増幅用ゲートバイアススイッチSWC2〜SWCnが順次オン状態に制御されることにより,アクティブ状態の増幅用ソース接地トランジスタM2〜Mnの数が増えて,ドレイン電流が増え,利得が高くなる。
上記のように,第2のゲート接地トランジスタMC1〜MCnにゲートバイアス電圧VG3を供給することによりアクティブ状態の増幅用ソース接地トランジスタM1〜Mnの数をコントロールする構成にすれば,増幅用ソース接地トランジスタM1〜Mnには,共通のキャパシタC1と共通のゲートバイアス供給用抵抗R1を利用することができ,回路素子数を減らすことができる。
図5の第2の実施の形態では,ドレイン電流追加回路20が,第1のゲート接地トランジスタMBのソースノードN20に接続されている。そして,第1の実施の形態と同様に,ドレイン電流追加回路20は,アクティブ状態の増幅用ソース接地トランジスタM2〜Mnの数が増えれば,ノードN20に供給する電流を減らし,アクティブ状態の増幅用ソース接地トランジスタM2〜Mnの数が減れば,ノードN10に供給する電流を増加させる。その結果,利得を低下させるためにアクティブ状態の増幅用ソース接地トランジスタM2〜Mnの数を減らしたときに,ドレイン電流追加回路20の追加ドレイン電流が増大し,第1のゲート接地トランジスタMBのドレイン・ソース間電流Idsの低下を抑制し,出力抵抗Routの増大を抑制し,高周波帯域での利得の低下を抑える。
ドレイン電流追加回路20は,ゲートにゲートバイアス電圧VG1が常時供給される追加用ソース接地トランジスタMA2〜MAnと,追加用ゲート接地トランジスタMD2〜MDnとを有し,追加用ゲート接地トランジスタMD2〜MDnのゲートには,追加用ゲートバイアススイッチSWD2〜SWDnにより第3のゲートバイアス電圧VG3が供給される。
第1の実施の形態と同様に,この追加用ゲートバイアススイッチSWD2〜SWDnは,増幅用ゲートバイアススイッチSWC2〜SWCnを制御する利得制御信号の反転信号によりオンオフ制御される。つまり,増幅用ゲートバイアススイッチSWC2〜SWCnが順次オン状態に制御されるとき,追加用ゲートバイアススイッチSWD2〜SWDnは順次オフ状態に制御され,増幅用ゲートバイアススイッチSWC2〜SWCnが順次オフ状態に制御されるとき,追加用ゲートバイアススイッチSWD2〜SWDnは順次オン状態に制御される。
望ましくは,追加用ソース接地トランジスタMA2〜MAnと,追加用ゲート接地トランジスタMD2〜MDnとは,増幅用ソース接地トランジスタM2〜Mnと,増幅用の第2ゲート接地トランジスタMC2〜MCnとに対応して設けられ,さらに同じサイズである。しかし,追加用ソース接地トランジスタMA2〜MAnと,追加用ゲート接地トランジスタMD2〜MDnとは,必ずしも,増幅用ソース接地トランジスタM2〜Mnと増幅用の第2ゲート接地トランジスタMC2〜MCnとに対応した数設ける必要もなく,同じサイズにする必要もない。
第2の実施の形態の可変利得増幅器も,第1の実施の形態と同様に,利得が低く制御されたときに,第1のゲート接地トランジスタMBのドレイン・ソース間電流が低下することが抑制され,カットオフ周波数の過度の低下を抑制することができる。
図6は,第2の実施の形態における差動型の可変利得増幅器の回路図である。図5の可変利得増幅器を,正相側と逆相側とに設けている。逆相側の各トランジスタや抵抗,キャパシタに添え字xを与えている。この差動型の可変利得増幅器は,差動の入力信号IN,INxを増幅して,差動の出力信号OUT,OUTxを生成する。そして,ドレイン電流追加回路20が設けられているので,利得が低く制御されたときでも,第1のゲート接地トランジスタMB,MBxのドレイン・ソース電流の過度の低下を抑えて,カットオフ周波数の低下を抑えている。
図7は,第1,第2の実施の形態における増幅器の周波数特性H(s)を示す図である。図2と同様に,横軸に周波数,縦軸に利得を示す。本実施の形態では,利得が低く制御された時にゲート接地トランジスタのドレイン・ソース電流が過度に低下することが抑制されるので,低利得になっても,カットオフ周波数が低下することが抑制される。したがって,図7に示されるとおり,所定の高周波帯域f0において,低利得に制御された時の利得の過度の低下を抑えることができる。
本実施の形態では,ソース接地トランジスタやゲート接地トランジスタを全てNチャネルMOSトランジスタで構成している。しかし,これらのトランジスタをPチャネルMOSトランジスタで構成してもよい。その場合は,電源電圧AVDはグランドに,グランドは正電源電圧に置き換えられる。
以上の実施の形態をまとめると,次の付記のとおりである。
(付記1)
ゲートに入力信号が供給され,利得制御に応じてそれぞれアクティブ状態になる複数のソース接地トランジスタと,
電源電圧に接続された負荷回路と,
前記負荷回路と前記複数のソース接地トランジスタのドレインとの間に設けられたゲート接地トランジスタとを有し,
前記負荷回路と前記ゲート接地トランジスタとの接続ノードに出力信号が生成され,
さらに,前記ゲート接地トランジスタのソースに接続され当該ゲート接地トランジスタのドレイン・ソース間にドレイン電流を供給するドレイン電流追加回路を有し,
前記アクティブ状態のソース接地トランジスタが第1の数の場合に,前記ドレイン電流追加回路は当該ソース接地トランジスタに第1のドレイン電流を供給し,前記第1の数より少ない第2の数の場合に,前記第1のドレイン電流より多い第2のドレイン電流を供給する可変利得増幅器。
(付記2)
付記1において,
前記ドレイン電流追加回路は,前記ソース接地トランジスタに並列に複数の追加のソース接地トランジスタを有し,前記アクティブ状態のソース接地トランジスタが第1の数の場合に,第3の数の前記追加のソース接地トランジスタをアクティブ状態にし,前記アクティブ状態のソース接地トランジスタが第1の数より少ない第2の数の場合に,前記第3の数より多い第4の数の前記追加のソース接地トランジスタをアクティブ状態にする可変利得増幅器。
(付記3)
ゲートに入力信号が供給され,利得制御に応じてゲートバイアス電圧がそれぞれに供給される複数の増幅用ソース接地トランジスタと,
電源電圧に接続された負荷回路と,
前記負荷回路と前記複数の増幅用ソース接地トランジスタのドレインとの間に設けられたゲート接地トランジスタとを有し,
前記負荷回路と前記ゲート接地トランジスタとの接続ノードに出力信号が生成され,
さらに,前記ゲート接地トランジスタのソースに接続され当該ゲート接地トランジスタのドレイン・ソース間にドレイン電流を供給するドレイン電流追加回路を有し,
前記ゲートバイアス電圧が供給される増幅用ソース接地トランジスタが第1の数の場合に,前記ドレイン電流追加回路は当該ソース接地トランジスタに第1のドレイン電流を供給し,前記第1の数より少ない第2の数の場合に,前記第1のドレイン電流より多い第2のドレイン電流を供給する可変利得増幅器。
(付記4)
付記3において,
さらに,利得制御信号に応じてオンオフ制御され,前記複数の増幅用ソース接地トランジスタのゲートにゲートバイアス電圧をそれぞれ供給する複数の増幅用ゲートバイアススイッチを有し,
前記ドレイン電流追加回路は,
前記複数の増幅用ソース接地トランジスタのドレインとソースとの間に並列に設けられた複数の追加用ソース接地トランジスタと,
前記利得制御信号に応じてオンオフ制御され,前記複数の追加用ソース接地トランジスタのゲートに前記ゲートバイアス電圧をそれぞれ供給する複数の追加用ゲートバイアススイッチとを有し,
前記増幅用ゲートバイアススイッチのいずれかがオン制御される場合に,前記追加用ゲートバイアススイッチのいずれかがオフ制御され,前記増幅用ゲートバイアススイッチのいずれかがオフ制御される場合に,前記追加用ゲートバイアススイッチのいずれかがオン制御される可変利得増幅器。
(付記5)
付記3において,
前記複数の増幅用ソース接地トランジスタは,所定の比率のゲート幅を有し,前記複数の追加用ソース接地トランジスタは,前記複数の増幅用ソース接地トランジスタの少なくとも一部に対応して設けられ,対応する比率のゲート幅を有する可変利得増幅器。
(付記6)
ゲートに入力信号が供給されるとともに前記ゲートに第1のゲートバイアス電圧が印加される複数の増幅用ソース接地トランジスタと,
電源電圧に接続された負荷回路と,
前記負荷回路と前記複数の増幅用ソース接地トランジスタのドレインとの間に設けられた第1のゲート接地トランジスタと,
前記第1のゲート接地トランジスタのソースと前記複数の増幅用ソース接地トランジスタのドレインとの間にそれぞれ設けられ,利得制御に応じて第2のゲートバイアス電圧がそれぞれに供給される複数の第2のゲート接地トランジスタとを有し,
前記負荷回路と前記第1のゲート接地トランジスタとの接続ノードに出力信号が生成され,
さらに,前記第1のゲート接地トランジスタのソースに接続され当該第1のゲート接地トランジスタのドレイン・ソース間にドレイン電流を供給するドレイン電流追加回路を有し,
前記第2のゲートバイアス電圧が供給される第2のゲート接地トランジスタが第1の数の場合に,前記ドレイン電流追加回路は当該増幅用ソース接地トランジスタに第1のドレイン電流を供給し,前記第1の数より少ない第2の数の場合に,前記第1のドレイン電流より多い第2のドレイン電流を供給する可変利得増幅器。
(付記7)
付記6において,
さらに,利得制御信号に応じてオンオフ制御され,前記複数の第2のゲート接地トランジスタのゲートに前記第2のゲートバイアス電圧をそれぞれ供給する複数の増幅用ゲートバイアススイッチを有し,
前記ドレイン電流追加回路は,
前記複数の第2のゲート接地トランジスタと複数の増幅用ソース接地トランジスタとに並列に設けられた複数の追加用ゲート接地トランジスタと複数の追加用ソース接地トランジスタと,前記利得制御信号に応じてオンオフ制御され,前記複数の追加用ゲート接地トランジスタのゲートに前記第2のゲートバイアス電圧をそれぞれ供給する複数の追加用ゲートバイアススイッチとを有し,
前記増幅用ゲートバイアススイッチのいずれかがオン制御される場合に,前記追加用ゲートバイアススイッチのいずれかがオフ制御され,前記ゲートバイアススイッチのいずれかがオフ制御される場合に,前記追加用ゲートバイアススイッチのいずれかがオン制御される可変利得増幅器。
(付記8)
付記7において,
前記複数の増幅用ソース接地トランジスタは,所定の比率のゲート幅を有し,前記複数の追加用ソース接地トランジスタは,前記複数の増幅用ソース接地トランジスタの少なくとも一部に対応して設けられ,対応する比率のゲート幅を有する可変利得増幅器。
(付記9)
付記1乃至8のいずれかにおいて,
前記増幅用のソース接地トランジスタ,ゲート接地トランジスタ,負荷回路は,正相側と逆相側とにそれぞれ設けられ,差動入力信号を増幅して差動出力信号を生成する可変利得増幅器。
IN:入力信号 OUT:出力信号
M1〜Mn:増幅用ソース接地トランジスタ
MB:ソース接地トランジスタ
MA1〜MAn:追加用ソース接地トランジスタ
VG1,VG2:ゲートバイアス電圧
L1:負荷回路,負荷インダクタンス
AVD:電源電圧

Claims (6)

  1. ゲートに入力信号が供給され,利得制御に応じてそれぞれアクティブ状態になる複数のソース接地トランジスタと,
    電源電圧に接続された負荷回路と,
    前記負荷回路と前記複数のソース接地トランジスタのドレインとの間に設けられたゲート接地トランジスタとを有し,
    前記負荷回路と前記ゲート接地トランジスタとの接続ノードに出力信号が生成され,
    さらに,前記ゲート接地トランジスタのソースに接続され当該ゲート接地トランジスタのドレイン・ソース間にドレイン電流を供給するドレイン電流追加回路を有し,
    前記アクティブ状態のソース接地トランジスタが第1の数の場合に,前記ドレイン電流追加回路は当該ソース接地トランジスタに第1のドレイン電流を供給し,前記第1の数より少ない第2の数の場合に,前記第1のドレイン電流より多い第2のドレイン電流を供給する可変利得増幅器。
  2. 請求項1において,
    前記ドレイン電流追加回路は,前記ソース接地トランジスタに並列に複数の追加のソース接地トランジスタを有し,前記アクティブ状態のソース接地トランジスタが第1の数の場合に,第3の数の前記追加のソース接地トランジスタをアクティブ状態にし,前記アクティブ状態のソース接地トランジスタが第1の数より少ない第2の数の場合に,前記第3の数より多い第4の数の前記追加のソース接地トランジスタをアクティブ状態にする可変利得増幅器。
  3. ゲートに入力信号が供給され,利得制御に応じてゲートバイアス電圧がそれぞれに供給される複数の増幅用ソース接地トランジスタと,
    電源電圧に接続された負荷回路と,
    前記負荷回路と前記複数の増幅用ソース接地トランジスタのドレインとの間に設けられたゲート接地トランジスタとを有し,
    前記負荷回路と前記ゲート接地トランジスタとの接続ノードに出力信号が生成され,
    さらに,前記ゲート接地トランジスタのソースに接続され当該ゲート接地トランジスタのドレイン・ソース間にドレイン電流を供給するドレイン電流追加回路を有し,
    前記ゲートバイアス電圧が供給される増幅用ソース接地トランジスタが第1の数の場合に,前記ドレイン電流追加回路は当該ソース接地トランジスタに第1のドレイン電流を供給し,前記第1の数より少ない第2の数の場合に,前記第1のドレイン電流より多い第2のドレイン電流を供給する可変利得増幅器。
  4. 請求項3において,
    さらに,利得制御信号に応じてオンオフ制御され,前記複数の増幅用ソース接地トランジスタのゲートにゲートバイアス電圧をそれぞれ供給する複数の増幅用ゲートバイアススイッチを有し,
    前記ドレイン電流追加回路は,
    前記複数の増幅用ソース接地トランジスタのドレインとソースとの間に並列に設けられた複数の追加用ソース接地トランジスタと,
    前記利得制御信号に応じてオンオフ制御され,前記複数の追加用ソース接地トランジスタのゲートに前記ゲートバイアス電圧をそれぞれ供給する複数の追加用ゲートバイアススイッチとを有し,
    前記増幅用ゲートバイアススイッチのいずれかがオン制御される場合に,前記追加用ゲートバイアススイッチのいずれかがオフ制御され,前記増幅用ゲートバイアススイッチのいずれかがオフ制御される場合に,前記追加用ゲートバイアススイッチのいずれかがオン制御される可変利得増幅器。
  5. ゲートに入力信号が供給されるとともに前記ゲートに第1のゲートバイアス電圧が印加される複数の増幅用ソース接地トランジスタと,
    電源電圧に接続された負荷回路と,
    前記負荷回路と前記複数の増幅用ソース接地トランジスタのドレインとの間に設けられた第1のゲート接地トランジスタと,
    前記第1のゲート接地トランジスタのソースと前記複数の増幅用ソース接地トランジスタのドレインとの間にそれぞれ設けられ,利得制御に応じて第2のゲートバイアス電圧がそれぞれに供給される複数の第2のゲート接地トランジスタとを有し,
    前記負荷回路と前記第1のゲート接地トランジスタとの接続ノードに出力信号が生成され,
    さらに,前記第1のゲート接地トランジスタのソースに接続され当該第1のゲート接地トランジスタのドレイン・ソース間にドレイン電流を供給するドレイン電流追加回路を有し,
    前記第2のゲートバイアス電圧が供給される第2のゲート接地トランジスタが第1の数の場合に,前記ドレイン電流追加回路は当該増幅用ソース接地トランジスタに第1のドレイン電流を供給し,前記第1の数より少ない第2の数の場合に,前記第1のドレイン電流より多い第2のドレイン電流を供給する可変利得増幅器。
  6. 請求項5において,
    さらに,利得制御信号に応じてオンオフ制御され,前記複数の第2のゲート接地トランジスタのゲートに前記第2のゲートバイアス電圧をそれぞれ供給する複数の増幅用ゲートバイアススイッチを有し,
    前記ドレイン電流追加回路は,
    前記複数の第2のゲート接地トランジスタと複数の増幅用ソース接地トランジスタとに並列に設けられた複数の追加用ゲート接地トランジスタと複数の追加用ソース接地トランジスタと,前記利得制御信号に応じてオンオフ制御され,前記複数の追加用ゲート接地トランジスタのゲートに前記第2のゲートバイアス電圧をそれぞれ供給する複数の追加用ゲートバイアススイッチとを有し,
    前記増幅用ゲートバイアススイッチのいずれかがオン制御される場合に,前記追加用ゲートバイアススイッチのいずれかがオフ制御され,前記ゲートバイアススイッチのいずれかがオフ制御される場合に,前記追加用ゲートバイアススイッチのいずれかがオン制御される可変利得増幅器。
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