JP5093012B2 - 通信制御装置、通信制御方法および通信制御プログラム - Google Patents

通信制御装置、通信制御方法および通信制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の通信サービスを提供する通信サーバ装置、複数の通信サービスを提供する通信サーバ装置におけるアドレス解決方法、およびアドレス解決プログラムに関する。
従来、端末装置間の通信に介在する通信サーバでは、各通信端末の位置情報、すなわちアドレス情報を管理し、端末装置間の通信要求を適切な通信先に転送する処理を行なってきた。例えば、RFC(Request for Comments)3261に規定されるSIP(Session Initiation Protocol)を使ったIP(Internet Protocol)電話では、端末装置の実アドレスをREGISTERと呼ばれる仕組みによってSIPサーバ(あるいは相手端末)に登録しておく仕組みになっている。
このREGISTERでは、端末装置は自らの仮想のアドレスと実アドレスの双方をSIPサーバに通知し、対応関係を伝える。SIPサーバでは、通知された仮想アドレスと実アドレスを対応付けてペアで管理しているのが一般的である。
ところで、近年、一つの端末装置が複数の通信サービスに対応し、サービス毎に独立に仮想アドレスと実アドレスのペアをSIPサーバに通知する端末が存在する。例えば、SIPプロトコルのサービスの一つであり、IPネットワークを介して通話を行なうVoIP(Voice Over IP)と、SIMPLE(SIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions)プロトコルのサービスであり、簡易な情報通知を行なうIM(Instant Message)を、一つの端末装置上で動作させることが行なわれている。
さらに、複数の通信サービスを用いる端末では、サービス毎に通知する仮想アドレスと実アドレスのペアのうち、仮想アドレスが同一である可能性がある。
このように仮想アドレスと実アドレスが同一のペアをSIPサーバ側でサービスごとに区別して扱うためには、各々のサービスに対応する複数のプロセスを起動してプロセス毎に受信ポート番号を分離する、あるいは、通信サービス毎にサーバの筐体を分離することで受信アドレスを分離する、のいずれかの対処をおこなう必要があった。
特開2005−269534号公報 特許第3830898号公報
しかしながら、従来の技術では、一つの端末を接続するために、複数のサーバ筐体を使用するか、あるいはサーバ装置内で複数のプロセスを起動する必要があるため、収容のためのリソースが多くなるという問題点があった。
加えて、複数プロセスあるいは複数筐体での動作となるため、端末装置が保有している複数のサービスにまたがった機能を提供することが難しいという課題があった。この複数のサービスにまたがった機能とは、例えば、SIPとSIMPLEの二つのプロトコルを両方使った複合的なサービスのことを指す。具体例としては、「接続相手の電話番号を発信者が意識することなく(一つの電話番号で)、接続相手が在社しているようであれば内線で接続し、在社していないようであれば外線にて接続する。」といったようなサービスである。
本発明は、上述した従来技術にかかる問題点を解消し、課題を解決するためになされたものであり、同一の仮想アドレスで複数のサービスを使用する端末装置に対しても各々のサービスを単一のプロセスで提供可能とし、もってサービス提供にかかるコストの低減や、複数のサービスにまたがった統合的な機能を実現することのできる通信サーバ装置、アドレス解決方法およびアドレス解決プログラムを提供すること目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、開示の装置、方法およびプログラムは、端末装置の仮想アドレスと実アドレスとの組み合わせに、サービス種別と自装置の通信ポートとをさらに対応付けて登録し、端末装置から通信開始要求を受信した場合に、仮想アドレスとサービス種別との組み合わせをキーに管理情報を検索して通信開始要求の転送先として使用する実アドレスおよび通信ポートを求める。
開示の装置、方法、プログラムによれば、同一の仮想アドレスで複数のサービスを使用する端末装置に対しても各々のサービスを単一のプロセスで提供可能とし、もってサービス提供にかかるコストの低減や、複数のサービスにまたがった統合的な機能を実現することのできる通信サーバ装置、アドレス解決方法およびアドレス解決プログラムを得ることができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる通信サーバ装置、アドレス解決方法およびアドレス解決プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本実施例にかかる通信システムの概要構成を示す概要構成図である。図1に示した通信システムは、通信サーバ装置であるサーバ10が複数の端末装置と接続し、端末装置間の通信サービスを提供している。
具体的には、図1においてサーバ10は、端末装置であるクライアント21,22と接続している。また、サーバ10は、その内部にインターフェース11,アドレス制御部12およびサービス提供部13を有する。
インターフェース11は、クライアント21,22との通信接続を行なう処理部である。またアドレス制御部12は、各クライアントの位置情報、すなわち仮想アドレスと実アドレスとの対応関係を管理し、通信元のクライアントが通信先の仮想アドレスを指定した場合に、指定された仮想アドレスから通信先の実アドレスを特定するアドレス解決処理を行なう。
より具体的には、アドレス制御部12は、その内部にテーブル管理部12a、アドレス管理テーブル12b、アドレス解決部12cを有する。
テーブル管理部12aは、クライアント21,22のアドレス情報のアドレス管理テーブル12bへの登録を行なう管理情報登録部として機能する。そして、このアドレス情報の登録時にテーブル管理部12aは、サービス種別と自装置の通信ポートとをさらに対応付けて登録する。また、テーブル管理部12aは、アドレス管理テーブル12bに格納したアドレス情報の参照や削除を行なうこともできる。
アドレス管理テーブル12bは、テーブル管理部12aによって登録された仮想アドレス、実アドレス、サービス種別、通信ポートを対応付け、管理情報として保持している。
アドレス解決部12cは、通信元のクライアントが通信先の仮想アドレスを指定した場合に、指定された仮想アドレスとサービス種別との組み合わせをキーにアドレス管理テーブル12bを検索し、通信先の実アドレスおよび通信ポートを求める。
サービス提供部13は、クライアント21,22に対して各種サービスを提供する処理部である。図1においてサービス処理部13は、第1サービス提供部13aと第2サービス提供部13bを有する。第1サービス処理部13aと第2サービス処理部13bとは、それぞれ異なるサービスを提供する。例えば、第1サービス処理部13aがIPネットワークを介して通話を実現するVoIPを提供し、第2サービス処理部13bが簡易な情報通知を行なうIM(Instant Message)を提供する。
例えば、クライアント21がクライアント22とVoIPによる通話を行なう場合、クライアント21は、まず、クライアント22の仮想アドレスと、VoIPサービスを指定し、通信開始要求をサーバ10に送信する。サーバ10は、まず、クライアント21から指定された仮想アドレス、すなわちクライアント22の仮想アドレスと、サービス種別、すなわち「VoIP」をキーにアドレス管理テーブル12bを検索し、クライアント22の実アドレスと、クライアント22と通信するための自装置の通信ポートを特定し、サービス提供部13に通知する。
サービス提供部13においてVoIPを提供する第1サービス処理部13aは、通知されたクライアント22の実アドレスと通信ポートを用いてクライアント22に対してVoIPの通信開始要求を送信する。
このように、サーバ10は、仮想アドレスと実アドレスとの組み合わせに、サービス種別と通信ポートを対応付けて管理し、仮想アドレスとサービス種別との組み合わせから実アドレスと通信ポートを特定する。そのため、クライアントが同一の仮想アドレスで複数のサービスを使用する場合であっても、サービス種別を識別して通信に使用するポートを切り替えることができる。したがって、サーバ10は、同一の仮想アドレスで複数のサービスを使用するクライアントに対しても各々のサービスを単一のプロセスで提供可能となる。
このサーバ10の構成に対し、従来構成において、同一の仮想アドレスで複数のサービスを使用するクライアントに複数のサービスを提供する場合、図2に示したように、サーバをサービスごとに分けるか、プロセスをサービスごとに分ける必要があった。
サーバを分けた構成では、サーバ30はポート31と第1サービス提供部32を有し、サーバ40はポート41と第2サービス提供部42を有する。第1サービス提供部32と第2サービス提供部31とは異なるサービスを提供する。例えば、第1サービス提供部32はVoIPサービスを提供し、第2サービス提供部42はIMサービスを提供する。
このサーバを分けた構成では、クライアント22は、VoIPサービスを使用する際にはサーバ30にアクセスし、IMサービスを使用する場合には、サーバ40にアクセスする。そして、サーバ30,40は各々が提供するサービスについてのみアドレス管理を行なうので、各々がクライアント22の仮想アドレスと実アドレスのペアを一つのみ保持することとなる。また、サーバ30とサーバ40とが独立した筐体となっているため、ポート31とポート41の番号は同一でも構わない。
つぎに、プロセスを分けた構成では、サーバ50は、ポート51a,51b、第1サービス提供部52a,52bを有する。第1サービス提供部53aと第2サービス提供部52bとは異なるプロセスであり、異なるサービスを提供する。例えば、第1サービス提供部52aはVoIPサービスを提供し、第2サービス提供部52bはIMサービスを提供する。
このプロセスを分けた構成では、クライアント22は、VoIPサービスを使用する際にはポート51aを介して第1サービス提供部52aにアクセスし、IMサービスを使用する場合には、ポート52aを介して第2サービス提供部52bにアクセスする。そして、第1サービス提供部52a,52bは各々が提供するサービスについてのみアドレス管理を行なうので、各々がクライアント22の仮想アドレスと実アドレスのペアを一つのみ保持することとなる。なお、第1サービス提供部52a,52bが同一のサーバ50で動作するため、ポート51aとポート51bの番号は異なる番号を使用する。
このように、サーバを分ける構成であっても、プロセスを分ける構成であっても、各々のサービス提供部は、クライアント22の仮想アドレスを一つのみ保持することとなる。そのため、他のクライアントからクライアント22への通信要求を受けた場合には仮想アドレスのみの指定で通信先のアドレスとポートを特定することができるが、収容のためのリソースが多くなり、複数のサービスにまたがった機能を提供することは難しい。
つぎに、サーバ10の動作について詳細に説明する。図3は、サーバ10のアドレス制御部12が実行するアドレス管理操作について説明する説明図である。この図3では、RFC3261に規定されるSIPを使ったVoIPを想定し、クライアント21,22のアドレス管理をREGISTERと呼ばれる仕組みによって処理する場合を例示している。
まず、サーバ10がクライアント21,22から登録のREGISTER信号を受信すると、テーブル管理部12aは、そのクライアントの仮想アドレス、実アドレス、サービス種別を、登録のREGISTER信号を受信した通信ポートに対応付けてアドレス管理テーブル12bに登録する。
そして、サーバ10がクライアント21,22から参照のREGISTER信号を受信した場合には、テーブル管理部12aは、指定された仮想アドレスと通信ポートの組み合わせをキーにアドレス管理テーブル12bを検索し、検索結果として得られた実アドレスとサービス種別をREGISTER信号の送信元に返す。
同様に、サーバ10がクライアント21,22から削除のREGISTER信号を受信した場合には、テーブル管理部12aは、指定された仮想アドレスと通信ポートの組み合わせをキーにアドレス管理テーブル12bを検索し、検索結果として得られた登録情報を削除する。
そして、サーバ10がアドレス解決を行なう場合、既に述べたように、アドレス解決部12cが仮想アドレスとサービス種別の組み合わせをキーにアドレス管理テーブル12bを検索し、検索結果として得られた実アドレスとサービス種別を用いてサービスの提供を行なう。
図4は、アドレス管理テーブル12bの具体例について説明する説明図である。図4に示した例では、クライアント21は仮想アドレスaa@xx.jp、実アドレス10.20.30.40であり、VoIPサービスとIMサービスの双方に5060番ポートを使用する。一方、クライアント22は、仮想アドレスbb@xx.jp、実アドレス50.60.70.80であり、VoIPサービスには5061番ポートを使用し、IMサービスには5062番ポートを使用する。
すなわち、クライアント22については、VoIPサービスとIMサービスとでそれぞれ個別にアドレス情報の登録が行なわれている。また、VoIPサービスとIMサービスとで仮想アドレスが同一であるが、サービス種別を識別することで、使用するポートを特定することができる。
図5は、図1に示した通信システムの具体的な動作例について説明する説明図である。図5では、クライアント21の仮想アドレスはaa@xx.jp、実アドレスは10.20.30.40である。クライアント21は、VoIPサービスとIMサービスの双方について一括して登録のREGISTER信号を送信することでアドレス登録要求を行なう。
サーバ10は、この登録のREGISTER信号をインターフェース11の5060番ポートで受け付ける。その結果、テーブル管理部12aは、図4に示したように、クライアント21の仮想アドレスaa@xx.jpと実アドレス10.20.30.40に、VoIPサービスとIMサービス、5060番ポートを設定する。
一方、クライアント22の仮想アドレスはbb@xx.jp、実アドレスは50.60.70.80である。そして、クライアント22は、VoIPサービスとIMサービスについて個別に登録のREGISTER信号を送信することで、個別にアドレス登録要求を行なう。
サーバ10は、クライアント22からIMサービスについての登録のREGISTER信号をインターフェース11の5062番ポートで受け付ける。その結果、テーブル管理部12aは、図4に示したように、クライアント22の仮想アドレスbb@xx.jpと実アドレス50.60.70.80に、IMサービスと5062番ポートを設定する。
また、サーバ10は、クライアント22からVoIPサービスについての登録のREGISTER信号をインターフェース11の5061番ポートで受け付ける。その結果、テーブル管理部12aは、図4に示したように、クライアント22の仮想アドレスbb@xx.jpと実アドレス50.60.70.80に、VoIPサービスと5061番ポートを設定する。
クライアント21とクライアント22のアドレス情報設定後、クライアント21がクライアント22に対してVoIPの通信開始要求を送信した場合について考える。まず、クライアント21は、サーバ10の5060番ポートに通信開始要求であるINVITEを送信する。ここで、クライアント21は、INVITEにおいて仮想アドレスbb@xx.jpとサービス種別VoIPを指定している。
サーバ10では、仮想アドレスbb@xx.jpとサービス種別との組み合わせをキーにアドレス管理テーブル12bを検索することで、クライアント22の実アドレス50.60.70.80と、クライアント22とのVoIPによる通信で使用するポート番号5061を特定する。ここで、仮想アドレスのみでアドレス解決を行なう従来技術では、同一の仮想アドレスbb@xx.jpに対して2つの登録があるため、使用するポートを特定できない。しかし、サーバ10ではサービス種別を検索キーとして使用することで、同一の仮想アドレスで複数の登録を有するクライアント22に対しても各サービスに使用するポートを特定することができる。
サービス提供部13のうち、VoIPを担う第1サービス処理部13aは、ポート5061からクライアント22に対してINVITEを転送する。
クライアント22は、クライアント21が送信し、サーバ10が転送されたINVITEを受信する。そして、受信したiNVITEに対して応答を返す。この応答は、サーバ10のポート5061を介して第1サービス処理部13aに送られ、その後、ポート5060から送出されてクライアント21に到達する。
つぎに、図6,図7を参照し、アドレス情報登録の処理動作とアドレス解決の処理動作について説明する。図6に示した処理動作は、テーブル管理部12aによって実行されるアドレス情報登録処理である。テーブル管理部12aは、登録のREGISTER信号を受信すると(S101,Yes)、送信元の仮想アドレス、実アドレス、サービス種別を、REGISTER信号を受信したポートに対応付けて登録し(S102)、処理を終了する。
図7に示した処理動作は、アドレス情報解決部12cによって実行されるアドレス情報解決処理である。アドレス情報解決部12cは、サービスの開始要求であるINVITEを受信すると(S201,Yes)、送信先の仮想アドレスとサービス種別とをキーにアドレス管理テーブルを検索し(S202)、検索結果として得られた送信先の実アドレスとポート番号を対応するサービス処理部に通知して(S203)、処理を終了する。なお、通知を受けたサービス処理部は、通知された実アドレスとポート番号を用いてサービスを開始するが、ここでは説明を省略する。
以上説明してきたように、サーバ10では、アドレス情報の登録時にサービス種別とポート番号を対応付けて登録し、アドレス解決を行なう際に仮想アドレスとサービス種別の組み合わせをキーに検索を行なう。そのため、同一の仮想アドレスで複数のサービスを使用する端末装置が存在する場合であっても、単一のプロセスでサービスごとに使用すべきポートを特定することができ、サービス提供にかかるコストを低減することができる。
つぎに、複数のサービスにまたがった統合機能の提供について説明する。図8は、複数のサービスにまたがった統合機能を提供する通信サーバ装置の概要構成を示す概要構成図である。図8に示したサーバ60は、端末装置であるクライアント21,22と接続している。また、サーバ60は、その内部にインターフェース11、アドレス制御部12およびサービス提供部61を有する。
クライアント21,22、インターフェース11、アドレス制御部12については、図1に示した通信システムの同一符号の構成要素と同一であるので、説明を省略する。
サービス提供部61は、通話サービス処理部62、状態確認サービス63、電話取次ぎサービス処理部64を有する。通話サービス処理部62は、第1サービス提供部13aに対応する処理部であり、VoIPを提供する。また、状態確認サービス63は、第2サービス提供部13bに対応する処理部であり、IMを提供する。
通話取次ぎサービス処理部64は、通話サービス処理部62によるVoIPと、状態確認サービス63によるIMを利用する統合機能である。具体的には、通話取次ぎサービス処理部64は、VoIPの通信開始要求を転送した後、当該通話サービスでの通信確立に失敗した場合に、IMの情報通知サービスにて通話先であるクライアントの状態を確認し、状態確認結果に基づいてVoIPのINVITEの転送先を変更する。
通話取次ぎサービス処理部64が保持する通話先テーブル65は、状態確認サービス処理部63によるサービス結果として得られるステータス(状態情報)と通話先、すなわちVoIPのINVITEの転送先とを対応付けて保持している。
図9は、通話先テーブル60の具体例について説明する説明図である。図9に示した通話先テーブル60において、コール先とは、VoIPによる通話の発信元が通話先として指定した仮想アドレスである。また、状態確認結果とは、状態確認結サービス処理部63による状態確認の結果として得られるステータスであり、取り次ぎ先とは、状態九人結果に対応する通話の転送先である。
したがって、電話番号TEL10に通話開始要求を送ったが通話ができなかった場合、状態確認を行なって「会議室R1」のステータスが返ったならば、通話は電話番号TEL01に転送され、「会議室R2」のステータスが返ったならば、通話は電話番号TEL02に転送され、「外出中」のステータスが返ったならば、通話は電話番号TEL11に転送され、「退社」のステータスが返ったならば、通話は電話番号TEL12に転送される。
同様に、電話番号TEL20に通話開始要求を送ったが通話ができなかった場合、状態確認を行なって「会議室R1」のステータスが返ったならば、通話は電話番号TEL01に転送され、「会議室R3」のステータスが返ったならば、通話は電話番号TEL03に転送され、「外出中」のステータスが返ったならば、通話は電話番号TEL21に転送され、「退社」のステータスが返ったならば、通話は電話番号TEL12に転送される。
このステータス取得、通話の転送先の選択、通話の選択は、サーバ内で自動的に実行されるので、「接続相手の電話番号を発信者が意識することなく(一つの電話番号で)、接続相手が在社しているようであれば内線で接続し、在社していないようであれば外線にて接続する。」という統合的なサービスが実現できる。
図10は、通話取次ぎサービス処理部64の処理動作を説明するフローチャートである。通話取次ぎサービス処理部64は、通話開始要求を受信すると(S301,Yes)、通話サービス処理部62の通話サービスを起動する(S302)。そして、アドレス解決部12cによって通話サービスのアドレス解決を行ない(S303)、得られたアドレスとポートに対して通話開始要求を転送する。
その後、通話取次ぎサービス処理部64は、通話サービスの応答を取得し(S304)、通話開始に成功したならば(S305,Yes)、取次ぎサービスを終了して通話サービス処理部62による通話サービスを実行させる。
一方、通話の開始に失敗した場合(S305,No)、通話取次ぎサービス処理部64は、状態確認サービス処理部63の状態確認サービスを起動し(S306)、アドレス解決部12cによって状態確認サービスのアドレス解決を行なう(S307)。
通話取次ぎサービス処理部64は、状態確認サービスの結果得られたステータスを元に通話先テーブルを検索し、対応する通話先に通話開始要求の転送先を変更する(S308)。そして、このあらたな転送先について通話サービスのアドレス解決を行ない(S309)、得られたアドレスとポートに対して通話開始要求を転送して、処理を終了する。
なお、ここでは要求元が指定したアドレスへの通話開始が失敗した場合に、状態確認による通話先の自動設定を実行する場合を例に説明を行なったが、例えば、通話開始要求を受けた場合にまず状態確認を行なって、状態確認結果に基づいて通話先を設定するようにしてもよい。その場合、図10において通話開始要求を受信した(S301,Yes)場合は、状態確認サービスの起動(S306)に移行することとなる。
また、図1,図8に示した各機能構成部は、ハードウェアによって実現してもよいし、ソフトウェアによって実行してもよい。図11は、コンピュータを通信サーバ装置として動作させるプログラムについて説明する説明図である。
図11に示したコンピュータ装置70は、システムバス71に演算処理装置(CPU(Central Processing Unit))72、メモリ73、ハードディスクドライブ74、通信装置75などを接続している。
ハードディスクドライブ80には、サーバププログラム80が格納されており、サーバプログラム80は、アドレス制御プログラム80aとサービス提供プログラム80bを有する。
演算処理装置72は、ハードディスクドライブ80からサーバプログラム80を読み出して実行することにより、コンピュータ装置70をサーバとして動作させる。そして、サーバプログラム80のうち、アドレス制御プログラム80aを読み出して実行している場合に、演算処理装置72は図1に示したアドレス制御部12と同等のアドレス制御72aとして機能し、サービス提供プログラム80bを読み出して実行している場合に、演算処理装置72は図1に示したサービス提供部13と同等のサービス提供部72bとして機能する。
以上説明してきたように、本実施例にかかる通信システムでは、クライアント21,22の実アドレスと仮想アドレスとの組み合わせに、サービス種別と通信ポートを対応付けてアドレス管理テーブル12bに格納する。そして、アドレス解決部12cは、仮想アドレスとサービス種別との組み合わせをキーにアドレス管理テーブル12bを検索することで、通信先の実アドレスと通信に使用するポートを特定する。そのため、同一の仮想アドレスで複数のサービスを使用するクライアントに対しても各々のサービスを単一のプロセスで提供可能とし、もってサービス提供にかかるコストの低減や、複数のサービスにまたがった統合的な機能を実現することのできる通信サーバ装置、アドレス解決方法およびアドレス解決プログラムを提供することができる。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)複数の端末装置の仮想アドレスと実アドレスとの組み合わせを管理情報として保持し、複数の端末装置のいずれかから他の端末装置の仮想アドレスを指定した通信開始要求を受信した場合に、前記管理情報にもとづいて要求先の端末装置に前記通信開始要求を転送する通信サーバ装置であって、
前記端末装置の仮想アドレスと実アドレスとの組み合わせを前記管理情報に登録する際に、サービス種別と自装置の通信ポートとをさらに対応付けて登録する管理情報登録部と、
前記端末装置から通信開始要求を受信した場合に、前記仮想アドレスとサービス種別との組み合わせをキーに前記管理情報を検索して前記通信開始要求の転送先として使用する実アドレスおよび通信ポートを求めるアドレス解決部と、
を備えたことを特徴とする通信サーバ装置。
(付記2)前記管理情報登録部は、同一の実アドレスと仮想アドレスを有する端末装置から複数のサービス種別について個別にアドレス登録要求を受け付けた場合に、前記複数のサービス種別に異なる通信ポートを割り当てて個別に登録することを特徴とする付記1に記載の通信サーバ装置。
(付記3)前記管理情報登録部は、単一の端末装置から複数のサービス種別について一括してアドレス登録要求を受け付けた場合に、前記複数のサービス種別について単一の通信ポートを割り当てて登録することを特徴とする付記1または2に記載の通信サーバ装置。
(付記4)前記サービス種別は、前記端末装置間の通話サービスと前記端末装置間の情報通知サービスのうち少なくともいずれかを含むことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の通信サーバ装置。
(付記5)前記通信開始要求に、SIP(Session Initiation Protocol)とSIMPLE(SIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions)のうち少なくともいずれかを用いることを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の通信サーバ装置。
(付記6)端末装置間の通話サービスと端末装置間の情報通知サービスとを提供する通信サーバ装置であって、
複数の端末装置の仮想アドレスと実アドレスの組み合わせに、サービス種別と自装置の通信ポートとをさらに対応付けて管理情報として登録する管理情報登録部と、
前記複数の端末装置のいずれかから他の端末装置の仮想アドレスとサービス種別を指定した通信開始要求を受信した場合に、前記仮想アドレスとサービス種別との組み合わせをキーに前記管理情報を検索して前記通信開始要求の転送先として使用する実アドレスおよび通信ポートを求めるアドレス解決部と、
前記通話サービスの通信開始要求を転送した後、当該通話サービスでの通信確立に失敗した場合に、前記情報通知サービスにて通話先である端末装置の状態を確認し、状態確認結果に基づいて前記通信開始要求の転送先を変更する通話取次ぎ処理部と、
を備えたことを特徴とする通信サーバ装置。
(付記7)複数の端末装置の仮想アドレスと実アドレスとの組み合わせを管理情報として保持し、複数の端末装置のいずれかから他の端末装置の仮想アドレスを指定した通信開始要求を受信した場合に、前記管理情報にもとづいて要求先の端末装置に前記通信開始要求を転送する通信サーバ装置のアドレス解決方法であって、
前記端末装置の仮想アドレスと実アドレスとの組み合わせを前記管理情報に登録する際に、サービス種別と自装置の通信ポートとをさらに対応付けて登録する管理情報登録ステップと、
前記端末装置から通信開始要求を受信した場合に、前記仮想アドレスとサービス種別との組み合わせをキーに前記管理情報を検索して前記通信開始要求の転送先として使用する実アドレスおよび通信ポートを求めるアドレス解決ステップと、
を含んだことを特徴とするアドレス解決方法。
(付記8)コンピュータに、複数の端末装置の仮想アドレスと実アドレスとの組み合わせを管理情報として保持させ、前記コンピュータが複数の端末装置のいずれかから他の端末装置の仮想アドレスを指定した通信開始要求を受信した場合に、前記管理情報にもとづいて要求先の端末装置に前記通信開始要求を転送させることで前記コンピュータを通信サーバ装置として動作させるアドレス解決プログラムであって、
前記端末装置の仮想アドレスと実アドレスとの組み合わせを前記管理情報に登録する際に、サービス種別と自装置の通信ポートとをさらに対応付けて登録する管理情報登録ステップと、
前記端末装置から通信開始要求を受信した場合に、前記仮想アドレスとサービス種別との組み合わせをキーに前記管理情報を検索して前記通信開始要求の転送先として使用する実アドレスおよび通信ポートを求めるアドレス解決ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするアドレス解決プログラム。
(付記9)端末装置間の通話サービスと端末装置間の情報通知サービスとを提供する通信サーバ装置であって、
複数の端末装置の仮想アドレスと実アドレスの組み合わせに、サービス種別と自装置の通信ポートとをさらに対応付けて管理情報として登録する管理情報登録部と、
前記複数の端末装置のいずれかから通信開始要求を受信した場合に、前記仮想アドレスとサービス種別との組み合わせをキーに前記管理情報を検索して前記通信開始要求の転送先として使用する実アドレスおよび通信ポートを求めるアドレス解決部と、
前記通話サービスの通信開始要求を受信した場合に、前記情報通知サービスにて通話先である端末装置の状態を確認し、状態確認結果に基づいて前記通信開始要求の転送先を決定する通話取次ぎ処理部と、
を備えたことを特徴とする通信サーバ装置。
図1は、本実施例にかかる通信システムの概要構成を示す概要構成図である。 図2は、従来構成について説明する説明図である。 図3は、サーバ10のアドレス制御部12が実行するアドレス管理操作について説明する説明図である。 図4は、アドレス管理テーブル12bの具体例について説明する説明図である。 図5は、図1に示した通信システムの具体的な動作例について説明する説明図である。 図6に示した処理動作は、テーブル管理部12aによって実行されるアドレス情報登録処理を説明するフローチャートである。 図7は、アドレス情報解決部12cによって実行されるアドレス情報解決処理を説明するフローチャートである。 図8は、複数のサービスにまたがった統合機能を提供する通信サーバ装置の概要構成を示す概要構成図である。 図9は、通話先テーブル60の具体例について説明する説明図である。 図10は、通話取次ぎサービス処理部64の処理動作を説明するフローチャートである。 図11は、コンピュータを通信サーバ装置として動作させるプログラムについて説明する説明図である。
符号の説明
10,30,40,50,60 サーバ
11 インターフェース
12,72a アドレス制御部
12a テーブル管理部
12b アドレス管理テーブル
12c アドレス解決部
13,72b サービス提供部
13a,32,52a 第1サービス処理部
13b,42,52b 第2サービス処理部
21 クライアント
22 クライアント
31,41,51a,51b ポート
61 サービス提供部
62 通話サービス処理部
63 状態確認サービス処理部
64 通話取次ぎサービス処理部
65 通話先テーブル
70 コンピュータ装置
71 システムバス
72 演算処理部
73 メモリ
74 ハードディスクドライブ
75 通信装置
80 サーバプログラム
80a アドレス制御プログラム
80b サービス提供プログラム

Claims (9)

  1. 情報処理装置に接続された通信制御装置であって、
    前記情報処理装置が利用する複数の通信サービスを識別する識別情報それぞれと、前記情報処理装置の仮想アドレスと前記情報処理装置の実アドレスと、前記情報処理装置との通信に用いられる通信ポートを特定する特定情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記情報処理装置を接続先とする、仮想アドレスと識別情報とを含む通信開始要求を受信した場合に、前記記憶部に記憶され、かつ、受信した前記通信開始要求に含まれる仮想アドレスおよび識別情報それぞれに一致する仮想アドレスおよび識別情報と対応付けて記憶された実アドレスおよび特定情報に基づいて、前記情報処理装置への通信開始要求の送信に用いる実アドレスおよび通信ポートを決定する決定部と、
    を備えたことを特徴とする通信制御装置。
  2. 前記情報処理装置の仮想アドレスと該仮想アドレスに対応する実アドレスとの対応を登録する登録要求を受信した場合、受信した前記登録要求に含まれる仮想アドレスおよび実アドレスと、識別情報と、特定情報と、を対応付けて前記記憶部に記憶する制御部
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  3. 前記制御部は、前記情報処理装置から同一の実アドレスと仮想アドレスを用いた複数の通信サービスについて個別に登録要求を受け付けた場合に、前記複数の通信サービスに対応する識別情報それぞれに異なる特定情報対応付けて前記記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項に記載の通信制御装置
  4. 前記制御部は、前記情報処理装置から複数の通信サービスについて一括してアドレス登録要求を受け付けた場合に、前記複数の通信サービスに対応する識別情報それぞれについて単一の特定情報対応付けて前記記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の通信制御装置
  5. 前記複数の通信サービスは、情報処理装置間の通話サービスと情報処理装置間の情報通知サービスのうちいずれかを含む
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の通信制御装置
  6. 前記通信開始要求に、SIP(Session Initiation Protocol)とSIMPLE(SIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions)のうち少なくともいずれかを用いる
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の通信制御装置
  7. 情報処理装置に接続された通信制御装置であって、
    前記情報処理装置が利用する複数の通信サービスを識別する識別情報それぞれと、前記情報処理装置の仮想アドレスと前記情報処理装置の実アドレスと、前記情報処理装置との通信に用いられる通信ポートを特定する特定情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記情報処理装置を接続先とする、仮想アドレスと識別情報とを含む通信開始要求を受信した場合に、前記記憶部に記憶され、かつ、受信した前記通信開始要求に含まれる仮想アドレスおよび識別情報それぞれに一致する仮想アドレスおよび識別情報と対応付けて記憶された実アドレスおよび特定情報に基づいて、前記情報処理装置への通信開始要求の送信に用いる実アドレスおよび通信ポートを決定する決定部と、
    前記決定部により決定された実アドレスおよび通信ポートに対応する前記情報処理装置へ前記通信開始要求を転送した後、当該通信開始要求に基づく通信確立に失敗した場合に、通信先である当該情報処理装置の状態を確認し、状態確認結果に基づいて前記通信開始要求の転送先を変更する変更部と、
    を備えたことを特徴とする通信制御装置
  8. 情報処理装置に接続された通信制御装置がおこなう通信制御方法であって、
    前記情報処理装置が利用する複数の通信サービスを識別する識別情報それぞれと、前記情報処理装置の仮想アドレスと前記情報処理装置の実アドレスと、前記情報処理装置との通信に用いられる通信ポートを特定する特定情報とを対応付けて記憶部に記憶する記憶ステップと、
    前記情報処理装置を接続先とする、仮想アドレスと識別情報とを含む通信開始要求を受信した場合に、前記記憶部に記憶され、かつ、受信した前記通信開始要求に含まれる仮想アドレスおよび識別情報それぞれに一致する仮想アドレスおよび識別情報と対応付けて記憶された実アドレスおよび特定情報に基づいて、前記情報処理装置への通信開始要求の送信に用いる実アドレスおよび通信ポートを決定する決定ステップと、
    を含むことを特徴とする通信制御方法。
  9. 情報処理装置に接続された通信制御装置としてのコンピュータに通信制御方法を実行させる通信制御プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記情報処理装置が利用する複数の通信サービスを識別する識別情報それぞれと、前記情報処理装置の仮想アドレスと前記情報処理装置の実アドレスと、前記情報処理装置との通信に用いられる通信ポートを特定する特定情報とを対応付けて記憶部に記憶する記憶手順と、
    前記情報処理装置を接続先とする、仮想アドレスと識別情報とを含む通信開始要求を受信した場合に、前記記憶部に記憶され、かつ、受信した前記通信開始要求に含まれる仮想アドレスおよび識別情報それぞれに一致する仮想アドレスおよび識別情報と対応付けて記憶された実アドレスおよび特定情報に基づいて、前記情報処理装置への通信開始要求の送信に用いる実アドレスおよび通信ポートを決定する決定手順と、
    を実行させることを特徴とする通信制御プログラム。
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