JP5091826B2 - 床面又は路面の舗装構造 - Google Patents

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本発明は、建築物、建築内外構、ガレージの床、歩道などの舗装構造に関する。
例えば駐車場や家屋の外周りでは、コンクリートを敷設して、このコンクリートにより床面や路面を構築するか、もしくはタイルなどを敷設して床面や路面を構築するのが一般的である。また例えば寺の参道などにあっても、その路面をコンクリートで舗装するかもしくは砕石を敷きつめるのが一般的である。
しかしながら以上のように、床面や路面をコンクリートやタイルで敷きつめてしまうと、床面や路面に水や土埃あるいは泥が溜まり易く、雨天に水たまりのために歩行しにくく、また清掃にも手間を要するし、音の反響も大きくなる不具合がある。
一方、路面に砕石を敷きつめた場合には、歩行し難いという不具合がある。
以上の不具合に対して、地盤上にコンクリートやモルタルから形成される厚さ30mm〜50mm程度の補強層を敷設すると共に、この補強層上に、多数の骨材を接合剤により一体に結合して成る透水性を有した表層を形成して、雨水などを表層を通過させて補強層上で受け止めて、排水路を介して排水するようにして、地中への雨水の浸透を阻止するようにした舗装構造も提案されている。(特許文献1参照)
しかしながら、前述のように地盤上に厚さ30mm〜50mm程度の厚肉の補強層を形成する場合には、それだけコスト高となるし、施工に要する日数も増大するのは勿論のこと、雨水の地下への浸透が阻害されることから、地下水の枯渇や都市のヒートアイランド現象を招く要因ともなるし、更には、コンクリートやモルタルの収縮などにより、補強層及び舗装構造にひび割れが発生するおそれもある。
一方、前述の補強層を形成しない場合には、例えば雨水の大半が地盤に浸み込むこととなり、大雨の際、ともすると地盤の軟弱化などの不具合が生じる。
特開2000−345504号公報
本発明は以上の実情に鑑みて開発したものであって、目的とするところは、床面や路面に土埃や水が溜まるのを防止できながら、自然環境を確保するために地中への水の適度な浸透をも期待することができ、しかも耐久性に優れた床面や路面の舗装構造を提供するにある。
以上の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、舗装を行なう地盤の表面部分に対して、地盤改良剤とセメントのすくなくともいずれか一方を所定量混入するとともに転圧して地盤改良を施した後、この地盤の表面に、セメント水、セメントペーストもしくはモルタルから形成されて、透水機能及び流水機能を備えた被膜層を形成し、更にこの被膜層上に、骨材が接合材により一体に結合されてなる透水性を備えた透水舗装層を形成していることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の床面または路面の舗装構造において、前記地盤における地盤改良部分の厚さが10cm〜50cmであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の床面または路面の舗装構造において、前記被膜層が、厚さ10mm以下の幕状に形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2又は3に記載の床面または路面の舗装構造において、前記透水舗装層が、粒径が5mm以上で30mm以下の重量のある多数の骨材を、接合剤により一体に結合して、空隙率が15%以上で35%以下とした透水性を有する下層部と、この下層部の上面に形成され、粒径が3mm以上で15mm未満の多数の骨材を接合剤により一体に結合して、空隙率が10%以上で25%以下とした表層部から構成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1、2又は3に記載の床面または路面の舗装構造において、前記透水舗装層が、5mm以上で30mm以下の大きな粒径の骨材に、2mm以上で20mm以下の小さな粒径の骨材を混合し、これら混合された骨材を接合剤により一体に結合して構成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1、2,3、4又は5に記載の床面または路面の舗装構造において、前記地盤に排水管を埋設するとともに、この排水管の入り口を前記被膜層上に開口させていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1、2,3、4又は5に記載の床面または路面の舗装構造において、前記被膜層の上面には、排水誘導溝が設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、床面や路面に土埃や水が溜まるのを防止できるので、従来のようにその表面に排水のための勾配を設ける必要がなく、それだけ施工作業が簡単となる。また床面や路面の透水舗装層構造内に多くの空隙及び表面積を有することから水分を保つことが出来、夏季に床面または路面の温度が上昇するのを抑制できるし、しかも透水機能及び流水機能を備えた被膜層により、例えば流下する水の量が所定量以下の少ない場合には、その水は被膜層の表面側から背面側を通って地中に浸透する一方、流下する水が大量であると、その一部が被膜層を通過して地中に戻すことが出来ると共に、大半は被膜層上を伝って流れて例えば排水管などに回収することが出来、その結果、特に夏の温度上昇の抑制効果を高められるとともに周囲の植木や園芸植物への水分誘導を確保できる。
請求項2に記載の発明によれば、従来よりも舗装構造の構成に必要なセメント等の結合材の使用量を低減でき、作業性を向上させることができるし、舗装コストも安価となるし、それでいながら、路面の支持力も十分を高めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、被膜層が厚さ10mm以下の膜状に形成されていることにより、地中への水の適度な浸透がより一層スムーズに行うことが出来る。
請求項4に記載の発明によれば、透水舗装層が、粒径が5mm以上で30mm以下の多数の骨材を、接合剤により一体に結合して、空隙率が15%以上で35%以下とした透水性を有する下層部と、この下層部の上面に形成され、粒径が3mm以上で15mm未満の多数の骨材を接合剤により一体に結合して、空隙率が10%以上で25%以下とした表層部から構成されていることにより、請求項1、2または3に記載の発明の効果に加え、床面または路面に土埃、泥や水がたまることがなく、しかも歩き易く、また床面または路面の耐久性を充分高めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、透水舗装層が、5mm以上で30mm以下の大きな粒径の骨材に、2mm以上で20mm以下の小さな粒径の骨材を混合し、これら混合された骨材を接合剤により一体に結合して構成されていることから、請求項1、2,3又は4に記載の発明の効果に加え、歩き易くて、しかも床面または路面の耐久性を充分高めることができる。
請求項6に記載の発明によれば、前記地盤に排水管を埋設するとともに、この排水管の入り口を前記被膜層上に開口させていることにより、請求項1、2,3、4又は5に記載の発明の効果に加え、被膜層上を伝って流れる水を排水管に確実且つ円滑に回収して、排水することが出来る。
請求項7に記載の発明によれば、前記被膜層の上面に排水誘導溝が設けられていることにより、請求項1、2,3、4又は5に記載の発明の効果に加え、被膜層上を伝って流れる水を排水誘導溝を介して確実且つ円滑に排水することが出来る。
図1〜図3は、床を本発明にかかる舗装構造の一例により形成したものであって、まず床の地盤1に対して、地盤改良剤またはセメントを所定量混入した後、地盤1を転圧ローラやタンパーなどにより転圧して、地盤改良を施し、均一な締固めを行なう。
この地盤改良を施す地盤1の厚さは、10cm〜50cmが好ましく、実施形態では、20cm程度の厚さを地盤改良している。
地盤改良剤としては、例えばセメント系固化剤を用い、この地盤改良剤を地盤1の土1立方メートルにつき例えば10kg〜50kg混入することで、地盤の支持力を向上させることができるとともに、元の土の90パーセント〜50パーセント程度の浸透・保水能力に調整することが出来、また例えば地盤1の土1立方メートルにつき地盤改良剤を50kg〜100kg混入することで、同様に元の土の50パーセント〜20パーセント程度の浸透・保水能力に調整することができる。
続いて地盤1に排水管10を敷設した後、この地盤1上にセメント水、セメントペースト、モルタル水もしくはモルタルを流して、10mm以下の被膜層2を形成するのであって、実施形態では、セメント水もしくはセメントペーストから構成される厚さ2mmの膜状の被膜層2を形成する。
なお、排水管10の入り口11は、金網等で覆っておくのが好ましい。
前記した被膜層2は、10mm以下(実施形態では、厚さ2mmの膜状)とすることで、水がその表面(上面)を流れる適度な流水機能と、水が表面側から背面側に通過する適度な透水機能とが備えられるように成しているのであって、具体的には、所定量以下の少量の水が被膜層2上に流入した場合には、前述の透水機能により、その水が被膜層2を通過して地中に浸透される一方、所定量以上の大量の水が被膜層2上に流入した場合には、前述の透水機能により、その一部が被膜層2を通過して、地中に浸透されると共に、被膜層2を通過しきれない大半の水は前述の流水機能により被膜層2上を流れるようにしている。
なお、被膜層2の厚さを任意変更することによって、前述の流水機能及び透水機能の能力を調整することができる。
次にこの被膜層2上に、透水舗装層3を構成する下層部4を形成する。
具体的には、骨材として平均粒径が15mm程度の重量のある砕石40を使用すると共に、接合剤としてポルトランドセメント41を使用し、前記粒径の砕石40とポルトランドセメント41と水を混合して練ったものを被膜層2の上面に所定厚さ、即ち図に示す実施形態では、約60mmの厚さ流し込んで硬化させて、砕石40相互間に連続開気孔42を多数形成した空隙率が約25%の通気性並びに通水性を有する下層部4を被膜層2の上面に形成する。
そして前記下層部4上には、透水舗装層3の表面となる表層部5を形成するのであって、具体的には、骨材として平均粒径が8mm程度の見栄えの優れた天然の砂利50と接合剤としての透明性のある合成樹脂51を混合して練ったものを、所定厚さ、即ち図に示す実施形態では、10mmの厚さで下層部4上に流し込んで硬化させ、砂利50相互間に連続開気孔52が多数形成され且つ空隙率が約15%の通気性並びに通水性を備えた表層部5を下層部4上に形成する。
なお、表層部5を形成するに際して、コンクリート改質・着色剤を用いたセメントペーストで多数の骨材を接合した層により構成してもよく、これにより、舗装表面の意匠性を高めることができる。
そして更にこの表層部5表面に常温ガラス剤を塗布して、この表層部5の表面にグラスコーティングを施すのであって、このグラスコーティングにより、表層部5の表面の光沢の持続、透水舗装層3の強度低下の防止、酸性雨や塩害からの保護、透水舗装層3の中性化の防止及び耐剥脱性の向上を図ることができる。
以上のように舗装された床面にあっては、表層部5を形成する砂利50の粒径が8mmと細かいものであるので、歩行には何ら問題がなく、しかも床上に水が流されても、直ちに、連続開気孔52及び42を介して被膜層2上に流下するのであって、流下する水の量が所定量以下の少ない場合には、その水は被膜層2の表面(上面)側から背面(下面)側を通って地中に浸透する一方、流下する水が大量であると、その一部が被膜層2を通過して地中に浸透すると共に、大半は被膜層2上を伝って流れて排水管10に回収されるのである。
従って、以上の舗装構造では、雨水等を適度に地中に戻すことができるので、空隙を有する透水舗装層3のみならず地盤の保水能力を活用でき、その結果、特に夏の温度上昇の抑制効果を高められるとともに、周囲の植木や園芸植物への水分誘導を確保できる。
また床上に運ばれてくる土埃や泥は、床面に溜まることなく、連続開気孔52及び42に入って床上に流される水とともに被膜層2に流下する。
また以上の床では、表層部5の表面に勾配を設ける必要がない。
しかも表層部5を形成する砂利50よりも下層部4を形成する砕石40の粒径を大きくしているので、下層部4に形成される連続開気孔42の口径も必然的に大きくなり、そのため表層部5の連続開気孔52に流入する土埃、泥が表面付近及び途中で引っ掛かって連続開気孔52及び42が詰まってしまうようなことも長期的に防止される。
また例えば騒音も連続開気孔52及び42に吸い込まれるので、騒音を効率良く低減することができる。
また以上のように舗装された床面の透水舗装層3にあっては、水が貯留し難くしかも通気性に優れているので、白華現象(エフロレッセンス)が透水舗装層3に生じ難い。
以上の実施形態では、地盤1に排水管10を敷設して、この排水管10の入口を被膜層2の表面側で開口させたが、図4〜図6に示すように、排水管10を設けずに被膜層2の表面に排水誘導溝6を形成してもよい。
即ち、図4から図6に示す実施形態では、締め固めた地盤1に断面半円形としたメイン排水誘導溝となる溝と、このメイン排水誘導溝から分岐する断面V字状の分岐排水誘導溝と成る溝を形成した上で、この地盤上にセメント水、セメントペーストもしくはモルタルを流して例えば厚さ2mm程度の膜状の被膜層2を形成し、この被膜層2の表面にメイン排水誘導溝6a及び枝分かれする分岐排水誘導溝6bを形成した上で、この被膜層2上に透水舗装層3を形成してもよい。
なお、前述のメイン排水誘導溝6aは、その下流側を別途設けられた排水路に接続するのが好ましい。
以上の舗装構造でも被膜層2上に流下して地中に浸透しきれない水をこれら排水誘導溝6a・6bにより確実に排出することができる。
なお、以上の各実施形態において、通常、地盤1及び被膜層2の表面はレベル施工でよいが、排水を特に優先する場合には、排水勾配を設けるのが好ましい。
以上の実施形態において、下層部4は、骨材として平均粒径が15mmの砕石40を使用して、砕石40相互間に連続開気孔42を多数形成した空隙率が約25%の通気性並びに通水性を有するように形成したが、これに限定されるものではなく、骨材の平均粒径は、15mm〜25mmの範囲で、また空隙率が15%〜35%の範囲であればよい。
また以上の実施形態において、下層部4は、骨材として平均粒径が15mm程度の重量のある砕石40を使用すると共に、接合剤としてポルトランドセメント41を使用し、前記粒径の砕石40とポルトランドセメント41と水を混合して練ったものを被膜層2の表面に約60mmの厚さ流し込んで形成したが、これに限定されるものではなく、例えば要求される支持強度に応じてその厚さを設定してもよいし、また他の合成樹脂材料からなる接着材を接合材として用いてもよい。
また以上の実施形態において、表層部5は、骨材として平均粒径が8mmの砂利5を使用して、砂利50相互間に連続開気孔52を多数形成した空隙率が約15%の通気性並びに通水性を有するように形成したが、これに限定されるものではなく、骨材の平均粒径は3mm以上で15mm未満の範囲で、また空隙率が10%以上で25%以下の範囲であればよい。
また以上の各実施形態では、骨材として砕石を用いたが、これに限定されるものではなく、例えば産業廃棄物として出るコンクリート塊を破砕したものや各種リサイクル材を利用してもよい。
また以上の実施形態において、表層部5を形成する骨材として天然の砂利50を用いたが、これに限定されるものではなく、例えば、色付きのガラスカレットや再生セラミックやレンガ、プラスチック、ゴムの破砕物を用いてもよい。
また以上の実施形態では、透水舗装層3を、粒径が5mm以上で30mm以下の重量のある多数の骨材を接合剤により一体に結合して、空隙率が15%以上で35%以下とした透水性を有する下層部4と、この下層部4の上面に形成され、粒径が3mm以上で15mm未満の多数の骨材を接合剤により一体に結合して、空隙率が10%以上で25%以下とした表層部5から構成したが、これに限定されるものではなく、例えば図7に示すように、前記透水舗装層3を、5mm以上で30mm以下の大きな粒径の骨材7に、2mm以上で20mm以下の小さな粒径の骨材70を混合し、これら混合された骨材7・70を接合剤により一体に結合して構成してもよい。
即ち、図7に示す実施形態では、平均粒径が17.5mm程度の骨材7に、平均粒径が11mm程度の小さな粒径の骨材70を混合し、これら混合された骨材7・70を合成樹脂などの接合剤により一体に結合したものであって、この場合、透水舗装層3の空隙率は、25%程度となる
斯くして、図7に示す舗装構造では、透水舗装層3の表面(上面)の平坦性、平滑性及び透水舗装層3を画成する骨材7・70の耐剥脱性が良好となる。
本発明の舗装構造により舗装された床の一実施形態を示す概略説明図。 本発明の舗装構造の要部を拡大して示す説明図。 本発明の舗装構造の要部を拡大して示す説明図。 本発明にかかる舗装構造の別の実施形態を示す説明図。 図4におけるX−X線拡大断面図。 図4におけるY−Y線拡大断面図。 本発明の舗装構造の別の実施形態を示す説明図。
符号の説明
1 地盤
2 被膜層
3 透水舗装層
4 下層部
5 表層部
10 排水管
6a メイン排水誘導溝
6b 分岐排水誘導溝

Claims (7)

  1. 舗装を行なう地盤の表面部分に対して、地盤改良剤とセメントのすくなくともいずれか一方を所定量混入するとともに転圧して地盤改良を施した後、この地盤の表面に、セメント水、セメントペーストもしくはモルタルから形成されて、水の浸透機能及び排水機能を備えた被膜層を形成し、更にこの被膜層上に、骨材が接合材により一体に結合されてなる透水性を備えた透水舗装層を形成していることを特徴とする床面または路面の舗装構造。
  2. 前記地盤における地盤改良部分の厚さが10cm〜50cmであることを特徴とする請求項1に記載の床面または路面の舗装構造。
  3. 前記被膜層が、厚さ10mm以下の幕状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の床面または路面の舗装構造。
  4. 前記透水舗装層が、粒径が5mm以上で30mm以下の重量のある多数の骨材を、接合剤により一体に結合して、空隙率が15%以上で35%以下とした透水性を有する下層部と、この下層部の上面に形成され、粒径が3mm以上で15mm未満の多数の骨材を接合剤により一体に結合して、空隙率が10%以上で25%以下とした表層部から構成されていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の床面または路面の舗装構造。
  5. 前記透水舗装層が、5mm以上で30mm以下の大きな粒径の骨材に、2mm以上で20mm以下の小さな粒径の骨材を混合し、これら混合された骨材を接合剤により一体に結合して構成されていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の床面または路面の舗装構造。
  6. 前記地盤に排水管を埋設するとともに、この排水管の入り口を前記被膜層上に開口させていることを特徴とする請求項1、2,3、4又は5に記載の床面または路面の舗装構造。
  7. 前記被膜層の上面には、排水誘導溝が設けられていることを特徴とする請求項1、2,3、4又は5に記載の床面または路面の舗装構造。
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