JP5089929B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関する。
従来、例えば電子写真方式を用いたプリンタや複写機等の画像形成装置では、帯電ローラにより表面が均一に帯電された感光体ドラムの表面を、露光装置によって入力された画像情報に基づく潜像画像を露光し、当該潜像画像を現像ローラから供給された現像剤によって現像している。そして、このとき現像ローラの表面は、所定の電圧印加部から供給された電力に基づいて帯電しており、静電気力によって現像剤を吸着することで現像剤を担持し、吸着した現像剤を感光体ドラムの表面に担持された潜像画像に付着させることで潜像画像を現像する。そしてこの様な現像ローラによって担持される現像剤の量は、現像剤の帯電量によって変化する。そして、この現像剤帯電量は、印刷枚数、又は温度若しくは湿度等の環境条件によって制御される。この様な画像形成装置としては、特許文献1に開示された発明がある。
特開2004−354622公報
しかしながら、現像剤の帯電量は、画像形成装置の放置時間、又は現像剤画像の画像比率によって変化してしまう。そしてこの様な画像形成装置では、現像剤帯電量が変化すると、汚れ等が発生し、印刷に不具合が生じるという問題があった。
そこで本発明は、この様な実情に鑑みてなされたものであり、画像形成装置の放置時間、及び現像剤画像の画像比率に起因して発生する汚れや印刷不具合を防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明に係る画像形成装置は、入力された画像情報に基づく潜像画像を担持する潜像画像担持手段と、前記潜像画像担持手段に前記画像情報に基づく潜像画像をドット単位で露光する露光手段と、前記露光手段によって露光された潜像画像のドット数を計数するドット計数手段と、前記ドット計数手段による計数結果に基づいて所定の面積当たりの画像比率を算出する画像比率算出手段と、印加された電圧に基づいて現像剤を帯電させ当該帯電させた現像剤を前記潜像画像に付着させて当該潜像画像に基づく現像剤画像を現像する現像手段と、前回の現像剤画像を現像する画像形成プロセスの終了時から前記画像情報が入力されるまでの時間を計測する時間計測手段と、前記画像比率算出手段による算出結果及び前記時間計測手段の計測結果から、前記現像手段へ印加する電圧の印加電圧量を算出し、算出した印加電圧量に基づき前記現像手段への電圧印加を制御する電圧制御手段とを備え、前記電圧制御手段は、前記画像比率の値が低く、計測された前記時間が長いとき、前記印加電圧量が少なくなるように算出し、算出した前記印加電圧量に基づき前記現像手段への電圧印加を制御することを特徴とする。

この構成によれば、電圧制御手段は、現像剤比率演算手段の演算結果及び時間計測手段の計測結果に基づいて現像ローラに印加する電圧値を算出する。そしてこれら値に基づいて現像ローラに印加する電圧値を演算することにより、画像形成装置の放置時間、及び画像比率を勘案して電圧値を算出することができる。
この様に、本発明に因れば、画像形成装置の放置時間、及び現像剤画像の画像比率に起因して発生する汚れや印刷不具合を防止することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態に係る画像形成装置は、前回の画像形成プロセスの終了時から次に画像情報が入力されるまでの時間、及び潜像画像のドットカウント値の計数結果に基づいて現像手段に印加する電圧を制御する。
第1の実施の形態に係る画像形成装置は、図1に示す様に、入力された画像情報に基づく潜像画像を担持する潜像画像担持手段としての感光体ドラム1と、感光体ドラム1上に入力された画像情報に基づく潜像画像をドット単位で露光する露光ヘッド3と、現像剤を担持する現像手段としての現像ローラ5とを備える。
感光体ドラム1は、例えばアルミニウム等の金属パイプからなる導電性支持体に、電荷発生層及び電荷輸送層を順次積層した光導電層を形成した有機系感光体である。この様な感光体ドラム1は、図示せぬ駆動源から供給された駆動力に基づいて矢印A方向に回転する。また、感光体ドラム1の光導電層は、露光ヘッド3によって露光された潜像画像を担持する。また、感光体ドラム1は、その回転方向の最上流において帯電ローラ7と接触している。
露光ヘッド3は、感光体ドラム1の回転方向における帯電ローラ7の下流において、感光体ドラム1と対向して配置されている。この様な露光ヘッド3は、例えばLEDアレイを有し、図示せぬ情報処理装置等の上位装置から入力された画像情報に基づいて該LEDアレイを発光させることで感光体ドラムの光導電層に潜像画像を露光する。
現像ローラ5は、図示せぬカートリッジから流入した現像剤を供給する供給ローラ9から供給された現像剤を電圧印加部11によって印加された電圧を利用して吸着し、感光体ドラム1に供給する。この様な現像ローラ5は、感光体ドラム1の回転方向における露光ヘッド3の下流において感光体ドラム1と接触して配置される。この様な現像ローラ5は、金属シャフトの周囲に半導電ウレタンゴム材を形成して成る。また、現像ローラ5の上部には、現像ローラ5の表面に吸着した現像剤を均す現像剤規制部材13が配置されている。
帯電ローラ7は、図示せぬ電力供給源から供給された帯電バイアスに基づいて、感光体ドラム1の表面を一様に帯電する。
現像剤規制部材13は、現像ローラ5の表面に付着した現像剤を薄膜化する。この様な現像剤規制部材13は、例えば厚さ0.08mmの薄板によって形成されている。また、現像剤規制部材13は、現像ローラ5の軸方向に渡って接触している。そして、現像剤規制部材13は、図示せぬフレームに固定されている。そして、現像剤規制部材13は、現像ローラ5に押し当てられており、現像ローラ5の表面に付着した現像剤を薄膜化させ、帯電させる。すなわち現像剤に印加される電圧は、現像ローラ5の帯電量によって決定される為、現像ローラ5の帯電量を制御することにより現像剤の帯電量を制御することが可能となる。
また、感光体ドラム1の回転方向における現像ローラ5と接触する位置の下流には、転写ローラ15が配置されている。また、感光体ドラム1の回転方向における転写ローラ15と接触する位置の下流には、クリーニングブレード17が配置されている。
転写ローラ15は、感光体ドラム1の表面に現像された現像剤画像を、転写バイアスを用いて用紙等の記録媒体に転写する。用紙が図示せぬ搬送手段によって感光体ドラム1と転写ローラ15まで搬送されると、感光体ドラム1と転写ローラ15は、当該用紙を挟持搬送する。そしてこのとき感光体ドラム1の表面に付着した現像剤は、両者の間のバイアス電圧差によって、転写ローラ15に引き寄せられ、用紙上に転写される。
クリーニングブレード17は、転写後に感光体ドラム1の表面に残存した現像剤を剥ぎ落し、感光体ドラム1の表面のクリーニングを行う。
この様な、感光体ドラム1、現像ローラ5、帯電ローラ7、供給ローラ9、現像剤規制部材13、及びクリーニングブレード17は、所定の筐体内部に収められ、現像装置19を構成する。
現像装置19は、画像形成装置から着脱自在に形成される。そして特に図示はしないが、画像形成装置は、この様な現像装置19を、画像形成装置において使用する現像剤の色の数と同数個備える。
電圧印加部11は、図2に示す様に、電圧制御部21の制御のもと電圧を発生させ、現像ローラ5に供給する。
電圧制御部21は、電圧制御手段としての制御部23から供給された電圧値に基づいて電圧印加部11から現像ローラ5に供給される電圧を制御する。
電圧制御手段としての制御部23は、画像比率算出部25による画像比率の算出結果、及び時間計測手段としてのタイマ27による時間の計測結果に基づいて、電圧印加部11から現像ローラ5に供給されるべき電圧値を算出し、当該算出結果を電圧制御部21に供給する。
画像比率算出部25は、露光ドット数カウンタ29によるドットカウント値の計数結果に基づいて画像比率を算出する。また、画像比率算出部25は、算出した画像比率を制御部23に供給する。尚、画像比率とは、用紙1枚当たりの画像パターン面積が印刷有効面積に対して占める割合をいう。そして、ここでいう画像パターン面積は、印刷有効面積中において実際に現像剤が付着している面積を示す。
タイマ27は、画像形成装置の電源がオフの状態においても時間の計測をすることができる様、画像形成装置の電源とは別のバッテリ等によって駆動することが好ましい。
露光ドット数カウンタ29は、露光ヘッド3によって露光される潜像画像のドット数を計数する。また、露光ドット数カウンタ29は、当該計数結果を制御部23に供給する。
また、画像形成装置は、現像装置の各種動作を計数する経時カウンタ31を備える。具体的には経時カウンタ31は、現像装置19による現像剤の使用量、用紙の印刷枚数、及び感光体ドラム1の使用開始時又は交換時からの回転数を計数し、当該計数結果を制御部23に供給する。
この様な構成を有する画像形成装置は、図示せぬ情報処理装置から画像情報が入力されると画像形成プロセスを開始する。具体的には、画像形成プロセスとは、入力された画像情報を所定の印刷情報に変換して露光ヘッド3に供給し、帯電ローラ7によって感光体ドラム1の表面を帯電させると共に露光ヘッド3によって感光体ドラム1の表面に潜像画像を露光し、現像ローラ5に電圧を印加すると共に供給ローラ9から供給された現像剤を現像ローラ5に供給し、現像ローラ5の表面に付着した現像剤に基づいて潜像画像を現像し、現像された現像剤画像を用紙上に転写する一連の動作を含む。
以下、制御部23から電圧制御部21に供給される電圧値の算出方法について詳細な説明をする。
発明者の実験によれば、現像ローラ5によって印加された現像剤の帯電量と、画像形成装置による用紙の印刷枚数との関係は、図3に示す様な関係を示す。尚、この現像剤の帯電量は、現像剤が現像剤規制部材13を通過した後の帯電量を計測した値である。同図において、データ種別「初期」とは、未使用の現像装置19と未使用の現像剤カートリッジを使用して得られた計測値を示し、データ種別「1K」とは、未使用の状態から用紙に1000枚連続印刷した状態からの計測値を示し、データ種別「2K」とは、未使用の状態から用紙に2000枚連続印刷した状態からの計測値を示す。また、このとき用紙上に印刷された現像剤画像の画像比率は1%である。また、このときの印刷間隔は10秒である。
一般的には現像剤の帯電量の値が大きいほど汚れが発生し易いが、同図によれば、印刷開始から10枚を印刷するまでの間が最も汚れが発生し易いことが解る。これは、連続印刷時には、現像装置19内部に堆積した現像剤に電圧が分布するまでの間は、現像剤の帯電量が不安定になることに起因する。また同図によれば、データ種別「初期」、データ種別「1K」、及びデータ種別「2K」の順で汚れが発生し難くなっていることが解る。これは、現像装置19の使用量が増加すると、現像装置19を構成する各部が消耗して帯電効率が低下することに起因する。
また、図4は、画像比率を100%とした場合における現像剤の帯電量と、印刷枚数との関係を示す。図3に示す様に現像剤画像の画像比率が低い場合及び図4に示す様に現像剤の画像比率が高い場合を勘案すると、現像剤の使用量が多いほど現像剤の帯電量が少なくなることが解る。これは、使用する現像剤の量が多いと、現像剤が十分に帯電される前に現像剤規制部材13を通過してしまうことに起因する。
図5は、現像剤の帯電量と、現像ローラ5の印加電圧量と、汚れとの関係を示す。同図によれば、現像剤の帯電量が多いときは現像ローラ5の印加電圧量を少なくし、現像剤の帯電量が少ないときは現像ローラ5の印加電圧量を多くすることで汚れの発生を防止することができることが解る。すなわち、制御部23から電圧制御部21に供給される電圧値をこの様な実験結果を考慮して決定することで汚れの発生を防止することができる。
具体的には、画像形成装置は、現像プロセスが終了したタイミングでタイマ27による時間の計測を開始する。タイマ27による時間計測の開始のタイミングとしては、現像プロセス終了時に現像ローラ5の駆動が停止するタイミングであることが好ましい。その後、タイマ27は、次の画像情報が画像形成装置に入力されるまで時間の計測を継続する。
そして画像形成装置に画像情報が入力されると露光ドット数カウンタ29は、当該画像情報に含まれる画像を露光する為に必要なドット数を計数する。またこのとき制御部23は、タイマ27の値を参照し、現像プロセスの終了時から画像情報が入力されるまでの時間を取得する。そして露光ドット数カウンタ29は当該計数結果を制御部23に供給する。また、画像比率算出部25は、制御部23に供給されたドットカウント値の計数結果を参照して、画像情報の印刷有効面積と該計数結果から画像比率を算出する。その後、画像比率算出部25は、当該画像比率の算出結果を制御部23に供給する。また、制御部23は、経時カウンタ31から前回の現像プロセスの終了時までの印刷枚数及び感光体ドラム1の回転数を取得する。
次に制御部23は、画像比率算出部25から供給された画像比率、タイマ27から取得した計測結果、並びに経時カウンタ31から取得した印刷枚数及び感光体ドラム1の回転数に基づいて現像ローラ5に印加すべき電圧値を算出する。
上述の様に、図3及び図4の結果に因れば画像比率が小さい程、現像剤の帯電量は大きくなることが解る。また、図5に示す様に、汚れを抑える為には、現像ローラに印加する電圧を低く設定することが良いことが解る。そして、これらの実験結果に因れば、画像比率が小さく、印刷枚数が少ないときほど現像ローラに印加される電圧を低くすることが好適であることが解る。そして、制御部23は、この様な実験結果に基づいて画像比率が小さく、放置時間が長く、現像剤の使用量が少ないときほど現像ローラに印加される電圧を低くする様に、電圧値を算出する。具体的には、制御部23は、現像ローラに印加する電圧値を電圧値V´とし、現在の電圧値を電圧値Vとし、感光体ドラム1の回転数のカウント値を値dcとし、タイマ27から読み出した時間を時間tとし、画像比率をdutyとした場合、
V´=V×(1+a・f(dc)×b・g(t)×c・h(duty))(a,b,c:係数) (式1)
に基づいて電圧値V´を算出する。尚、上記係数a,b,cは、現像剤の種類、及び現像装置19を構成する各部に基づいて決定される値であり、関数f(dc)は感光体ドラム1のカウント値を示し、関数g(t)はタイマ27の計測値を示し、関数h(duty)は画像比率を示す。
制御部23は、この様にして現像ローラ5に印加すべき電圧値を算出し、該値を電圧制御部21に供給する。電圧制御部21は、制御部23による算出結果を取得すると、該算出結果に基づいて電圧印加部11から現像ローラ5に供給される電圧の量を制御する。
図6は、所定の条件下において、式1を用いて値V´を算出した一例を示す。具体的には、該条件とは、用紙の使用量が100枚、前回の現像プロセスの終了時から経過した時間が24時間、画像比率を1%とし、3枚の用紙に連続印刷を行った際の結果である。同図に示す様に、式1にこの様な条件を代入して電圧値V´の算出を行う場合は、1枚目の印刷時における電圧値V´=−250+20=−230Vとし、2枚目の印刷時における電圧値V´=−250+40=210Vとし、3枚目の印刷時における電圧値V´=−250+80=−170Vとすることが好ましい。そして、現像ローラ5に印加される電圧をこの様にして制御することで、汚れの発生を防止することができる。この様な電圧の切り替えは、1枚目の用紙の印刷中においては電圧値V´=−230Vに維持し、1枚目の印刷が終了すると同時に電圧値を値0に戻し、次の用紙が搬送される前までに次の用紙に対応する電圧値V´を算出し、該電圧を現像ローラ5に印加するという動作を繰り返し行う。
また、現像剤の帯電量は、摩擦係数や摩擦力が大きいほど大きくなることは一般的に知られていることであるが、上述の画像形成装置において現像剤の帯電量は、現像剤規制部材13と現像ローラ5との摩擦によって変化し、現像ローラ5の回転速度が速い程、現像剤の帯電量は多くなる。すなわち、印刷速度毎に式1の各係数の値を実験的に算出し、画像形成装置に記憶させ、当該記憶した各係数に基づいて現像ローラ5の帯電量を変化させることが好ましい。
この様に第1の実施の形態に係る画像形成装置は、現像剤の使用量、前回の現像プロセスの終了時から経過した時間、及び現像する現像剤の画像比率に応じて現像ローラに印加する電圧値を制御することができる。そしてこの様に、現像剤の使用量、前回の現像プロセスの終了時から経過した時間、及び現像する現像剤の画像比率に応じて現像ローラに印加する電圧値を制御することで汚れの発生を防止することができる。
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について詳細な説明をする。尚、第2の実施の形態に係る画像形成装置は、上述した第1の実施の形態に係る画像形成装置と同一の構成を有する箇所がある為、その点については詳細な説明を省略し、差異がある点についてのみ詳細な説明を行う。
図7に示す様に、第2の実施の形態に係る画像形成装置は、上述の構成に加えて画像形成装置の動作量をカウントする動作量カウンタ33を備える。
動作量カウンタ33は、現像装置19が備える図示せぬ現像剤カートリッジを交換したときからの画像形成装置の動作量、すなわち画像形成装置の電源投入時間の累積値をカウントする。また、動作量カウンタ33は、計数した動作量を制御部35に供給する。現像剤カートリッジの交換については、現像剤カートリッジに例えばRFID素子等を設け、該RFID素子に記憶された現像剤カートリッジの識別番号を比較することで検出することが可能である。
制御部35は、上述した制御部23の構成に加え、動作量カウンタ33から供給された動作量カウント値を勘案して電圧制御部21に供給する電圧値を算出する。
図8に示す様に、データ種別「1K」、データ種別「2K」、及びデータ種別「3K」、並びに現像剤帯電量の関係は、データ種別「1K」、データ種別「2K」、及びデータ種別「3K」の順番で汚れが発生し難くなっていることが解る。
この様な画像形成装置では、現像プロセスが終了したタイミングでタイマ27による時間の計測を開始する。開始のタイミングとしては、現像プロセス終了時に現像ローラ5の駆動が停止するタイミングが好ましい。その後、タイマ27は、次の画像情報が画像形成装置に入力されるまで時間の計測を継続する。
そして画像形成装置に画像情報が入力されると露光ドット数カウンタ29は、当該画像情報に含まれる画像を露光する為に必要なドット数を計数する。またこのとき制御部23は、タイマ27の値を参照し、現像プロセスの終了時から画像情報が入力されるまでの時間を取得する。そして露光ドット数カウンタ29は当該計数結果を制御部23に供給する。また、画像比率算出部25は、制御部23に供給されたドットカウント値の計数結果を参照して、画像情報の印刷有効面積と該計数結果から画像比率を算出する。その後、画像比率算出部25は、当該画像比率の算出結果を制御部23に供給する。また、制御部23は、経時カウンタ31から前回の現像プロセスの終了時までの印刷枚数及び感光体ドラム1の回転数を取得する。
次に制御部23は、画像比率算出部25から供給された画像比率、タイマ27から取得した計測結果、経時カウンタ31から取得した印刷枚数及び感光体ドラム1の回転数、並びに動作量カウンタ33による動作量のカウント値に基づいて現像ローラ5に印加すべき電圧値を算出する。そして、このとき算出される電圧値は、動作量のカウント値が小さい程、低い電圧値となる様に設定される。
第2の実施の形態に係る画像形成装置によれば、タイマ27から取得した計測結果、経時カウンタ31から取得した印刷枚数及び感光体ドラム1の回転数、並びに動作量カウンタ33による動作量のカウント値に基づいて現像ローラ5に印加すべき電圧値を算出し、算出値に基づいて現像ローラ5に電圧を印加する為、汚れの発生を防止することができる。
次に、本発明を適用した第3の実施の形態について詳細な説明をする。尚、第3の実施の形態に係る画像形成装置は、上述した第1の実施の形態に係る画像形成装置と同一の構成を有する箇所がある為、その点については詳細な説明を省略し、差異がある点についてのみ詳細な説明を行う。
図9に示す様に、第3の実施の形態に係る画像形成装置は、上述の構成に加えて、過去に算出又は計数した現像剤カートリッジの使用量、タイマ27において計測した時間、及び画像比率を記憶する記憶部37を備える。
制御部39は、上述した制御部23の構成に加え、記憶部37に記憶された各種情報を勘案して電圧制御部21に供給する電圧値を算出する。具体的には、制御部39は、画像比率算出部25において算出された算出結果、現像剤カートリッジを交換したときからの現像剤の使用量、用紙の印刷枚数、並びに記憶部37に記憶された過去に算出又は計数した現像剤カートリッジの使用量、タイマ27において計測した時間、及び画像比率から今回の印刷時における現像ローラ5に印加すべき最適な電圧値を算出する。そして制御部39において算出されたこれら値は、次回の現像プロセス時において使用する為に、記憶部37に記憶される。
図10は、所定の条件において、上述の方法により算出された現像ローラの電圧値の補正値を示す一例である。具体的には、該条件とは、用紙の使用量が100枚、前回の現像プロセスの終了時から経過した時間が24時間、画像比率を1%とし、3枚の用紙に連続印刷を行ってから10分経過後に画像を1枚出力し、さらに30分経過後に画像比率1%の画像を1枚出力した場合である。同図から明らかな様に、通常の状態における現像ローラ5に印加する電圧値−250Vに対して、1枚目から3枚目の用紙に対する現像プロセス時には、電圧値は20V,40V,80Vを加えた電圧値230V,210V,170Vと推移するが、10分後の現像プロセス時における、最適な電圧値は40Vを加えた−210Vとなる。また、さらに30分後には、最適な電圧値は、電圧値−240Vとなる。
この様に、現像ローラ5に印加される電圧値を、記憶部37に記憶された過去に算出又は計数した現像剤カートリッジの使用量、タイマ27において計測した時間、及び画像比率を勘案して算出することで、汚れの発生を防止することができる。
本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
また、上述の実施の形態においては、MFP、ファクシミリ、及び複写装置についても適用可能である。
本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置の現像装置の要部断面図であり、同現像装置の構成について説明する為の図である。 同画像形成装置の要部ブロック図であり、同画像形成装置の構成について説明する為の図である。 発明者による実験によって求められた印刷枚数と現像剤帯電量との関係を示すグラフである。 発明者による実験によって求められた印刷枚数と現像剤帯電量との関係を示すグラフである。 同実験に基づく、現像ローラに印加される電圧と現像剤帯電量との関係を示すグラフである。 所定の条件のもと、現像ローラに印加される電圧の電圧値を算出した結果を示す表である。 第2の実施の形態として示す画像形成装置の要部ブロック図であり、同画像形成装置の構成について説明する為の図である。 発明者による実験によって求められた印刷枚数と現像剤帯電量との関係を示すグラフである。 第3の実施の形態として示す画像形成装置の要部ブロック図であり、同画像形成装置の構成について説明する為の図である。 所定の条件のもと、現像ローラの電圧値の補正値を算出した結果を示す表である。
符号の説明
1 感光体ドラム
3 露光ヘッド
5 現像ローラ
7 帯電ローラ
9 供給ローラ
11 電圧印加部
13 現像剤規制部材
15 転写ローラ
17 クリーニングブレード
19 現像装置
21 電圧制御部
23 制御部
25 画像比率算出部
27 タイマ
29 露光ドット数カウンタ
31 経時カウンタ
33 動作量カウンタ
35 制御部
37 記憶部
39 制御部

Claims (6)

  1. 入力された画像情報に基づく潜像画像を担持する潜像画像担持手段と、
    前記潜像画像担持手段に前記画像情報に基づく潜像画像をドット単位で露光する露光手段と、
    前記露光手段によって露光された潜像画像のドット数を計数するドット計数手段と、
    前記ドット計数手段による計数結果に基づいて所定の面積当たりの画像比率を算出する画像比率算出手段と、
    印加された電圧に基づいて現像剤を帯電させ当該帯電させた現像剤を前記潜像画像に付着させて当該潜像画像に基づく現像剤画像を現像する現像手段と、
    前回の現像剤画像を現像する画像形成プロセスの終了時から前記画像情報が入力されるまでの時間を計測する時間計測手段と、
    前記画像比率算出手段による算出結果及び前記時間計測手段の計測結果から、前記現像手段へ印加する電圧の印加電圧量を算出し、算出した印加電圧量に基づき前記現像手段への電圧印加を制御する電圧制御手段とを備え、
    前記電圧制御手段は、前記画像比率の値が低く、計測された前記時間が長いとき、前記印加電圧量が少なくなるように算出し、算出した前記印加電圧量に基づき前記現像手段への電圧印加を制御すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記潜像画像担持手段は交換可能に形成され、
    前記潜像画像担持手段が交換された後から前記潜像画像担持手段の回転量を計数する計数手段を備え、
    前記電圧制御手段は、前記潜像画像担持体の回転量が大きいとき、前記印加電圧量が多くなるように算出し、前記潜像画像担持体の回転量が小さいとき、前記印加電圧量が少なくなるように算出すること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 交換可能に形成され前記現像手段が使用する前記現像剤を収容する現像剤収容手段と、
    画像形成装置の電源投入時間を計数する動作量カウント手段とを備え、
    前記電圧制御手段は、動作量のカウント値が大きいとき、前記印加電圧量が多くなるように算出し、動作量のカウント値が小さいとき、前記印加電圧量が少なくなるように算出すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2の何れかの項記載の画像形成装置。
  4. 少なくとも前回の画像形成プロセス時に算出し又は計数した前記画像比率算出手段の算出結果、及び前記動作量カウント手段の計数結果を記憶する記憶手段を備え、
    前記電圧制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記画像比率算出手段の算出結果、及び前記動作量カウント手段の計数結果に基づいて前記印加電圧量を算出すること、
    を特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記電圧制御手段は、前記画像形成プロセス時における前記現像手段の駆動速度が遅いとき、前記印加電圧量が多くなるように算出し、前記現像手段の駆動速度が速いとき、前記印加電圧量が少なくなるように算出すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかの項記載の画像形成装置
  6. 前記電圧制御手段は、連続した前記画像形成プロセス時において、一の前記画像形成プロセス毎に前記印加電圧量を算出すること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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