JP5089914B2 - 折れ戸装置 - Google Patents

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Description

本発明は、店舗、住宅や公共施設等の建物の開口部に備えられる折れ戸装置に関する。詳しくは、備えられた戸体を円滑にかつ適切に折り畳む又は展開することのできる折れ戸装置に関する。
折れ戸装置は、その開放時には、折れ戸装置に備えられる複数の戸体が、折り畳まれて略室内外方向に並べられ、開口部の端部にまとめて配置される。そのため戸体を開放したときに開口部を広く有効に利用することができる。また一方で、戸体の閉鎖時には該戸体に具備されたガラスパネルにより、中を見ることができたり、光を採り入れたりすることができる。かかる利便性から、例えば店舗におけるシャッターの代わりとして用いられることも多くなってきた。
図21(a)〜図21(c)は、従来の折れ戸装置400を上から見た図で、説明のために一部の部材のみを示している。図21(a)〜図21(c)では、戸体ガイド426、427を挟んで紙面上が室内側、紙面下が室外側である。図21(a)は複数配置された戸体410、410、…が折り畳まれた姿勢、図21(b)は該戸体410、410、…が展開された姿勢を示す。また、図21(c)は戸先部材421を紙面右方向に戸体ガイド426、427に沿って移動させることにより戸体410、410、…を折り畳まれた姿勢から展開された姿勢に移動させるときの一場面を示したものである。
図21(a)〜図21(c)に示したように折れ戸装置400は、ヒンジ420、420、…を介して回動可能に連結された複数の戸体410、410、…を備えている。そして戸体410、410、…が折り畳まれた時には図21(a)のように該戸体410、410、…が室内外方向に略水平に並んで配置される。一方、戸体410、410、…の展開時には図21(b)のように、該戸体410、410、…は戸体ガイド426、427(枠体)に沿って並んで配置される。
かかる折れ戸装置400の戸体410、410、…を折り畳んだ姿勢から展開した姿勢に移動させるときには、通常戸先に設けられた戸先部材421を戸体ガイド426、427(枠体)に沿って移動させる。この際、戸先側の戸体410から順に展開していくことを要する。つまり、戸先側の戸体410が完全に展開してから隣の戸体410が展開するというものである。しかし従来の折れ戸装置400では、戸先部材421を移動させると図21(c)に示したように、多くの戸体410、410、…が同時に移動してしまっていた。このようになると、戸先側の戸体410が完全に展開する前に戸体ガイド426に達し、戸体410が戸体ガイド426に衝突して適切に戸体410、410、…の展開ができない。また、戸体ガイド426がない形式の折れ戸装置であっても、閉鎖の時に多く戸体が同時に移動し始めるため、不規則な印象を受け、見た目にも好ましくなかった。
これを解決するために、特許文献1には、枠体から室内側又は室外側に突出して配置されたストッパーブロックと、該ストッパーブロックの面上を転動するガイドローラーとを設けた折れ戸装置が開示されている。
実公平8−3674号公報
しかし、従来の折れ戸装置においては、上記問題を解決することが依然として求められている。また特許文献1に記載の折れ戸装置では、戸体側に設けられるガイドローラーと、枠体に設けられるストッパーブロックとが必要となり、部品点数が増えるという問題があった。また、ストッパーブロックは、該ストッパーブロックが枠体から外側に突出して配置されるため、外観上の観点から解決する要望があった。特に店舗等で使用される場合には、外観上の問題点は重要視されるため、その解決が急がれていた。また、ガイドローラーについても2枚の戸体に1つの割合で具備されるので、多くの数量を必要としていた。
そこで本発明はかかる観点から、外観に優れるとともに、戸体の展開を適切に、かつ円滑に行うことのできる折れ戸装置を提供することを課題とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
請求項1に記載された発明は、建物開口部の4辺に沿って配置される上横枠(3)、下横枠(4)、及び縦枠(5、6)を有する枠体(2)と、該枠体内に具備される複数の戸体(10、10、…)と、隣り合う戸体の端部同士を回動可能に連結するヒンジ(20、20、…)と、を有し、戸体が折り畳み、及び展開可能とされることにより開放、及び閉鎖される折れ戸装置(1)であって、ヒンジのうち上横枠に沿って移動するヒンジに設けられ、上横枠の内側を移動する移動手段(30、31、32)と、上横枠の内側に、上横枠の室内外方向に突出することなく設けられ、移動手段の移動の軌道上に一部が配置される抵抗部材(40)と、を備え、移動手段が、上横枠に沿って移動するヒンジの上部から該上横枠の内側に延在する上軸(30、30、…)と、上軸の上端に設けられた車輪(32、32)と、を有し、抵抗部材は弾性部材を備え、抵抗部材は、戸体の展開の際、移動手段の上軸に掛止し、該掛止された上軸より戸先側にある戸体が展開を終えるまで弾性部材の付勢された力により掛止を維持することで、移動手段から離脱しないことを特徴とする折れ戸装置を提供することにより前記課題を解決する。
本発明によれば、戸先側の戸体から順に展開し、戸体の展開が円滑かつ見栄えよく行われる。また、戸体ガイドがあるときには、該戸体ガイドの端部に衝突することなく戸体の展開が行われるので、円滑な閉鎖をすることが可能となる。
また、抵抗部材は、上横枠の内側に配置され、上横枠のいずれの方向からも突出していない。これにより、室外視で突起物が無く、店舗等のイメージを特に重要視する場面でも好ましく利用することができる。さらには、簡易であり、確実性が高く、コストも低く抑えることができる。
本発明のこのような作用及び利得は、次に説明する発明を実施するための最良の形態から明らかにされる。
以下本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は第一実施形態にかかる本発明の折れ戸装置1の室外視正面図である。折れ戸装置1は、建物開口部の4辺に沿って取り付けられる枠体2と、該枠体内に備えられる複数の戸体10、10、…とを有している。該複数の戸体10、10、…の隣り合う戸体10、10同士は幅方向端部でヒンジ20、20、…(図2参照)を介して該端部を中心に回動可能に連結されている。枠体2は、長尺の型材である上横枠3と、下横枠4と、縦枠5、6とが枠状に組み合わされて形成されている。また、戸体10は、ガラスパネル15、15と、該ガラスパネル15、15の外周を囲むように取り付けられる横框11、12、縦框13、14とを有している。図1に示した戸体10、10、…は全て同様の構成を有しているが、見易さのため一部符号の記載を省略している。折れ戸装置1は図1の紙面右に配置された戸体10の縦枠5側端部に戸先部材21を備えている。戸先部材21は、いわゆる戸先に配置される部材で、通常、該戸先部材21を操作することにより折れ戸装置1の開閉を行う。従って、折れ戸装置1では、戸先部材21を紙面左側に移動させることにより開放を行う。開放が行われると戸体10、10、…は紙面左側に順次折り畳まれるように配置される。また、折れ戸装置1は図1の紙面左に配置された戸体10の縦枠6側端部に吊り元部材22を備えている。吊り元部材22は、縦枠6と係合されている。
図2は、戸体10、10、…が折り畳まれたときにおける折れ戸装置1の水平断面図である。図2では、紙面上が室内側、紙面下が室外側である。また、図2でも見易さのため一部符号を省略して示している。このように、折れ戸装置1では、その開放時には戸体10、10、…が縦枠6側に折り畳まれるように配置される。その時の戸体10、10、…は室内外方向に略平行になる姿勢である。これにより開放時には大きく開口され、開口部を有効に利用することができる。また、図2からわかるように、隣り合う戸体10、10は、その端部同士をヒンジ20で連結されている。当該ヒンジ20と戸体10の端部とは該端部を中心に連結部16、16、16、…で回動可能に連結されている。そして、一方の端部が上横枠3、下横枠4(図1参照)に沿って移動し、他方の端部が室内側へ突出するように移動する。上横枠3及び下横枠4に沿って移動するヒンジ20、20、…には後述するように移動手段としての上軸30、車輪32、32等が設けられている(図3参照)。このような動作により、戸体10、10、…が折り畳まれる。
図3は、戸体10、10、…が展開された姿勢における折れ戸装置1の縦断面図である。図3では紙面右が室内側、紙面左が室外側である。折れ戸装置1は、上横枠3及び下横枠4に沿って移動するヒンジ20の上端部に移動手段としての上軸30と、車輪軸31と、車輪32、32とを備えている。詳しくは、上軸30は、ヒンジ20の上端部から上横枠3の内側に向けて鉛直に延在する。そして、車輪軸31は、上軸30の上端部に室内外方向に平行に設けられ、車輪32、32は、車輪軸31の両端に該車輪軸31を軸として回転可能に具備されている。また、当該ヒンジ20の下端部には、下横枠4の内側に向けて鉛直に延在する下軸35と、該下軸35を回転軸とする車輪36とを有している。これら上軸30、車輪軸31、車輪32、32、下軸35、及び車輪36は、上述したように折れ戸装置1に備えられたヒンジ20、20、…のうち上横枠3及び下横枠4に沿って移動するヒンジ20、20、…のそれぞれに具備されている。
上横枠3は、中空であるとともに断面における下辺が開口した部材であるレール部材25と、該レール部材25の下端にレール部材25の長手方向に沿って取り付けられる戸体ガイド26、27とを有している。レール部材25はその断面において、室内外の側壁からレール部材25の内側に向けて延在する片であるレール25a、25aを有している。このレール25a、25aの上面を上記車輪32、32が転動することにより移動することができる。戸体ガイド26、27は、断面においてレール部材25の下端から下方に戸体10の上端よりも若干下である高さ位置まで延在する。さらに、戸体ガイド26、27は、該戸体ガイド26、27の下端から戸体10側に向けて延在する片26a、27aを有している。該片26a、27aはその対向する端部の間隔が戸体10の厚さより若干大きくなるようにされており、これによって戸体10が室内外方向に大きく移動することを防止し、いわゆる戸体10の「ばたつき」を抑えることが可能となる。
下横枠4は、中空であるとともに断面における上辺が開口した部材である。下横枠4は、その断面において、内側に所定の間隔を有する平行に立設された側壁4a、4aを有している。この側壁4a、4aの間を上記車輪36が転動できる。
さらに折れ戸装置1に備えられる部材について説明する。図4は、上記戸体ガイド26、27と、戸体ガイド27に取り付けられる抵抗部材40、40及び戸体振れ止め60(図13参照)の枠側部材61を含む折れ戸装置1を上から見た図である。紙面上が室内側、紙面下が室外側である。このように、戸体ガイド26、27のうち室外側の戸体ガイド27は縦枠5、6の間に渡されるように配置されている。一方、室内側の戸体ガイド26は、縦枠5から戸体ガイド27に略平行に延在するが、縦枠6には達しないように設けられている。これは、戸体ガイド26が配置されない部分で戸体10、10、…が室内側に突出して折り畳まれるので、ここでは戸体10、10、…を室内方向に拘束するのは適当でないことによる。
また、戸体ガイド27の縦枠6に近い側端部には該戸体ガイド27の長手方向に並べられて2つの抵抗部材40、40が室内側に向けられて取り付けられている。抵抗部材40については後で詳しく説明する。また戸体振れ止め60についても後で詳しく説明する。
図5は、抵抗部材40が備えられた部分の折れ戸装置1の縦断面図で、そのうちの上端部を示した図である。図5では紙面右が室内側、紙面左が室外側である。抵抗部材40が備えられている部位なので、室内側の戸体ガイド26は配置されていない。図5からわかるように、抵抗部材40は戸体ガイド27から室内側に向けて延在し、その室内側端部が上軸30の移動の軌道上にあるように配置される。上軸30と、抵抗部材40との関係は後で詳しく説明する。
次に抵抗部材40について説明する。図6は抵抗部材40の斜視図で、図6(a)が室内側斜め下方から、図6(b)が室内側斜め上方から見た図である。抵抗部材40は、鉛直に配置された平板であるベース41と、該ベース41の上端面からベース41に直交する方向に延在する平板である支持片42と、支持片42の下方に備えられるアーム44とを備えている。ベース41にはその厚さ方向に貫通する孔41a、41bが設けられ、該孔41a、41bを介して固定部材により上横枠3に取付けられる。支持片42は、該支持片42のベース41側端部にその一部が切り欠かれた切欠き部42aを有している。アーム44は、その水平断面においてベース41から離れるに従い細くなる形状を有した部材である。アーム44の太い部分は支持片42の直下に配置され、鉛直方向を軸方向とする回動軸43で、支持片42に取り付けられている。一方、アーム44の細い側の先端は、支持片42から突出して配置される。従ってアーム44は回動軸43を軸として回動可能とされている。
さらに抵抗部材40について説明する。図7は、抵抗部材40の図7(a)が平面図、図7(b)が側面図である。図7(a)、図7(b)では適宜透視して部材を示している。抵抗部材40は巻きバネ45を有している。巻きバネ45を斜線で示した。巻きバネ45の巻かれた部分は、回動軸43に巻きつけられている。また、巻きバネ45の2つの端部のうち一方の端部はベース41側に延在し、その先端が上方に折り曲げられている。そして該折り曲げられた端部が支持片42の切欠き部42aの側壁に当接されて配置されている。巻きバネ45の他方の端部は、アーム44の厚さ方向に設けられた溝44aの内側に配置されている。ここで、巻きバネ45のベース41側の端部は、切欠き部42aが所定の幅(図7(a)の上下方向)を有しているので、該端部は切欠き部42aの幅方向の範囲で移動することができる。一方、巻きバネ45のアーム44側端部は、溝44aの幅が巻きバネ45の線径と略同じに形成されているので、該端部は端部のみで移動することができない。
アーム44は、細くなる側の先端部において図7(a)に示したように一方の辺(面)44bがベース41に垂直な方向に平行(紙面左右方向に平行)で、他方の辺(面)44cが該垂直な方向に対して所定の角度(図7(a)における「A」)を有するように取り付けられる。
次に抵抗部材40の動作及びその時の特徴について説明する。図8(a)は抵抗部材40のアーム44に対し、該アーム44の面44bを押す力(図8(a)中の直線矢印方向の力)を加えた一場面を示している。図8(b)は抵抗部材40のアーム44に対し、該アーム44の面44cを押す力(図8(b)中の直線矢印方向の力)を加えた一場面を示している。
図8(a)のように力を加えた場合、巻きバネ45のベース41側端部は、切欠き部42aの一方の側面に当接されるとともに、巻きバネ45が付勢され、アーム44には該アーム44に加えた力に対して反対方向の力を生じる。従って、かかる場合においては、加えた力に抵抗する力が大きく発生する。一方、図8(b)のように力を加えた場合には、巻きバネ45のベース41側端部は、アーム44の回動に追随して切欠き部42a内を該切欠き部42aの他方の側面に当接するまで移動する。このとき、巻きバネ45は付勢されることがないのでアーム44には加えた力に対して反発する抵抗力は生じない。
かかる構成、及び動作の特徴を有する抵抗部材40が折れ戸装置1に備えられる。次に、該抵抗部材40の折れ戸装置1への配置について説明する。図9は、戸体10、10、…が折り畳まれた姿勢における、抵抗部材40、40と戸体10、10、…との位置関係を説明するために模式的に示した拡大図であり、折れ戸装置1を上から見た図である。従って図9では紙面上が室内側、紙面下が室外側である。本実施形態における抵抗部材40、40は2つ設けられており、戸体ガイド27に室内側に向けて所定間隔を有して並べられて配置されている。さらに詳しくは、一方の抵抗部材40は、戸体10、10、…の折り畳まれた姿勢で、最も戸先部材21に近いヒンジ20に備えられた上軸30の戸先側に配置される。他方の抵抗部材40は、最も縦枠6側に具備される上軸30の戸先側に設けられる。そして、抵抗部材40、40のアーム44、44の室内側先端は上軸30、30、…の移動の軌道上に配置されている。
また、図9及び図5からもわかるように、抵抗部材40、40は上横枠3の室内外側のいずれにも突出することなく配置され、該上横枠3の内側に収められている。これにより上横枠3から突出する部材がなく、優れた意匠性を有する折れ戸装置1を提供することができる。
本実施形態では、抵抗部材を2つ設けているが、必ずしも2つである必要はなく、1つであっても良い。また、戸体の使用枚数によって、3つ以上備えても良い。
次に戸体10、10、…の折り畳み及び展開時における該戸体10、10、…と抵抗部材40、40との関係を説明する。図10は、戸体10、10、…を展開する過程を順を追って図10(a)〜図10(d)で示した図である。図11は、そのとき戸先側に配置された抵抗部材40の動作を順を追って示した図である。図11の(a)〜(d)は、図10の(a)〜(d)に対応している。図10、図11では、紙面上が室内側、紙面下が室外側である。
図10(a)、図11(a)に示した姿勢では、戸体10、10、…は折り畳まれた姿勢である。このとき抵抗部材40の縦枠6側に上軸30が、該抵抗部材40のアーム44の面44bに当接して配置されている。かかる姿勢から図10(b)に示すように戸先部材21を戸体ガイド27に沿って戸体10、10、…を展開させる方向に移動させる。この場合には抵抗部材40に当接した上軸30も該移動に追随して展開される方向に移動しようとする。しかし、図11(b)のように、抵抗部材40が図8(a)に示した状態となるため、上軸30が抵抗を受けて掛止され、その移動が制限される。これにより、該掛止された上軸30よりも戸先側にある2枚の戸体10、10のみが適切に展開する。この状態からさらに戸先部材21を展開の方向に移動すると、そのときは該展開の力が、抵抗部材40に掛止されて移動を制限されていた上軸30を移動させる力となる。そしてこの力が、アーム44の付勢による抵抗力よりも大きくなり、図11(c)のように上軸30は展開の方向へ移動する。さらに折れ戸装置1の閉鎖を継続すると、抵抗部材40から上軸30が離脱し、巻きバネ45の回復力により、図11(d)の姿勢に戻る。そして次に移動してきた上軸30について図11(a)〜図11(d)の動作が繰り返される。これにより戸先側から順に展開し、適切に折れ戸装置1の閉鎖をすることができる。
一方、戸体10、10、…の折り畳みは、次のような順に行われる。図12は、戸体10、10、…の折り畳み時における図11に相当する図で、戸体10、10、…が折り畳まれる順を図12(a)〜図12(d)で示したものである。戸体10、10、…の折り畳み時には、図12(a)に示したように始めに上軸30がアーム44の面44cに当接される。さらに折り畳みを継続しても図12(b)のように、アーム44が回動するため、図8(b)で説明した状態になり、上軸30のその移動に際してほとんど抵抗力を生じない。図12(b)の状態からさらに開放を続けると巻きバネ45は若干付勢され、アーム44の回動の際に抵抗が生じるが、面44cが上述のように所定の傾斜を有しているので抵抗力は小さく抑えられる。そして上軸30がアーム44から離脱すると当該付勢に基づく回復力により図12(d)の姿勢に戻ることができる。また、例え完全には戻らなくても少なくとも図12(b)に示した姿勢を維持する。従ってさらに戸体10、10、…の折り畳みに伴う次の上軸30が面44cに当接され、当該次の上軸30に対して以上のような動作が繰り返される。
以上のような抵抗部材40と上軸30との関係により、適切な戸体10、10、…の折り畳み及び展開が可能な折れ戸装置1を提供することができる。抵抗部材がいくつ備えられていても、各抵抗部材は上記動作をすることにより戸体10、10、…の適切な折り畳み及び展開をさせる。
次に戸体振れ止め60について説明する。図13(a)は、戸体振れ止め60が設置された部分の折れ戸装置1の縦断面である。図13(b)は、戸体10、10、…が展開された姿勢における戸体振れ止め60の配置された部分の平面図である。戸体振れ止め60は、上横枠3に取り付けられる枠側部材61と、ヒンジ20の上部に取り付けられるヒンジ側部材62とを備えている。戸体振れ止め60は、折れ戸装置1に1つ備えられている。ただし必ずしも1つである必要はなく、2つ以上備えられてもよい。
図14に枠側部材61の斜視図を示した。枠側部材61は水平断面、及び縦断面ともに台形である部材で、水平断面における台形の斜面として面61a、61aを有し、上底として面61bを有している。縦断面における台形の斜面としては面61cを備えている。
図15にヒンジ側部材62の斜視図を示した。ヒンジ側部材62は、接触部63と、該接触部63の下面から鉛直下方に延設された軸である上下動軸64と、上下動軸64が挿入される筒体65と、該筒体65をヒンジ20に固定するための固定部66とを備えている。接触部63は、水平断面が五角形、縦断面が台形である部位で、五角形における斜面として63a、63aを、台形における斜面として63cを有している。上下動軸64は筒体65に差し込まれるように挿入され、上下動することができるように設けられている。このとき上下動軸は不図示の弾性部材とともに筒体に挿入され、上下動軸64が下方に移動されたとき上方に付勢されるようにされている。
かかる構成を有する戸体振れ止め60は、図13に示したように配置される。すなわち、枠側部材61は、戸体ガイド26が設けられていない部分における上横枠3のレール部材25の下面に取り付けられる。このとき、面61cを下に向け、面61a、61bを戸体ガイド27側に向けられる。ヒンジ側部材62は、戸体10、10、…の折り畳みの姿勢において室内側に突出して配置されるヒンジ20のうちの1つの上部に取り付けられる。そして戸体10、10、…の展開の姿勢で、図13(b)に示したように枠側部材61とヒンジ側部材62とが室内外方向(図12(b)において紙面上下方向)並べられるような位置関係となるように配置される。
次に戸体振れ止め60の動作について説明する。図16は戸体10、10、…が折り畳まれた姿勢から展開されるときにおける戸体振れ止め60の動作を順を追って示した模式的な平面図である。図16(a)のように、展開の過程でヒンジ20に取り付けられたヒンジ側部材62が枠側部材61に近づく。さらに展開の動作が継続されると、図16(b)に示すように枠側部材61の面61aと、ヒンジ側部材62の接触部63の面63aとが接する。さらなる展開の動作により接触部63は、図16(c)に示すように枠側部材61の面61aに沿って移動して面61bに達する。これにより接触部63、つまりはヒンジ側部材62、該ヒンジ側部材62が取り付けられたヒンジ20、該ヒンジ20が取り付けられた戸体10、10の連結部は室内外方向の移動が制限され、戸体10、10、…のいわゆる「がたつき」が防止される。
図17は、図16に示したように適切に枠側部材61と、ヒンジ側部材62とが接触せずにヒンジ側部材62が枠側部材61より室内側に配置されてしまった場合に、枠側部材61とヒンジ側部材62とを適切に接触させ、図13に示した姿勢とする手順を模式的に示した縦方向の図である。最初、図17(a)に示したように戸体10、10、…が展開の姿勢にされた後でも、ヒンジ側部材62が枠側部材61より室内側に配置されてしまった場合を考える。かかる場合にはヒンジ側部材62が備えられたヒンジ20を室外側に押し込む動作をすると、図17(b)に示したように面61cと面63cとが接触する。引き続き当該ヒンジ20を室外側へ押し込むと、ヒンジ側部材62の接触部63の上下動軸64が下に移動しつつ、図17(c)のようにさらに室外側へ押し込まれる。そして最終的に図17(d)に示したように枠側部材61と、ヒンジ側部材62とは図13に示したような適切な位置に配置される。このとき上下動軸64は、筒体65に具備された弾性部材により上に押し戻され、通常の位置に戻されている。
以上のような戸体振れ止め60により閉鎖後も適切に戸体10、10、…が枠体2内に「がたつき」なく配置される。
以上説明したような本発明の折れ戸装置1により、外観に優れるとともに、戸体の折り畳み及び展開を適切に、かつ円滑に行うことのできる折れ戸装置を提供することが可能となる。第一実施形態にかかる折れ戸装置1では、戸体が室外視左側に、室内側に突出するように折り畳まれるが、必ずしもこの形態に限定されるものではない。他の形態として、室外視右側に室内側に突出する戸体、室外視左側に室外側に突出する戸体、室外視右側に室外側に突出する戸体を備えた折れ戸装置等を挙げることができる。
次に第二実施形態にかかる本発明の折れ戸装置101について説明する。折れ戸装置101は折れ戸装置1に対し、抵抗部材のみが異なるので、ここでは折れ戸装置101の抵抗部材140についてのみ説明する。図18に上横枠103、上軸130、車輪軸131、車輪132、レール125a、及び抵抗部材140の関係を示す模式的な図を示した。図18は戸体の展開の際に車輪132が紙面左から右へ移動する正面図である。抵抗部材140は、抵抗体141と、該抵抗体141と上横枠103とを連結する弾性部材143、144とを有している。抵抗体141は上横枠103の上面から延在する弾性部材143、144に吊り下げられるように取り付けられている。従って、該抵抗部材140の分だけ上横枠103内側の上下方向の間隙が狭くなっている。かかる状態において図18(a)のように車輪132が抵抗部材140に近づく。すると、車輪132はその上部で図18(b)に示したように抵抗体141に引っ掛かる。これにより戸先側の戸体が展開を終えるまで車輪132の移動は制限される。この後、戸先側の戸体の展開が終了すると戸体を展開しようとする力は直接車輪132を移動させようとする力となるため、このとき弾性部材143、144が大きく変形し、車輪132は抵抗部材140の下を通り抜けることができる。抵抗部材140はこのように戸体の移動を適切に制限することができる。
次に第三実施形態にかかる本発明の折れ戸装置201について説明する。折れ戸装置201は折れ戸装置1に対し、抵抗部材のみが異なるので、ここでは折れ戸装置201の抵抗部材241についてのみ説明する。図19に上横枠203、上軸230、車輪軸231、車輪232、レール251a、及び抵抗部材241の関係を示す模式的な図を示した。図19は戸体の展開の際に車輪232が紙面左から右へ移動する正面図である。抵抗部材241は、レール251aの上面に突出して配置される部材である。従って、該抵抗部材241の分だけ上横枠203内側の上下方向の間隙が狭くなっている。かかる状態において図19(a)のように車輪232が抵抗部材241に近づく。すると、車輪232はその下部で図19(b)に示したように抵抗部材240に引っ掛かる。これにより戸先側の戸体が展開を終えるまで車輪232の移動は制限される。この後、戸先側の戸体の展開が終了すると戸体を展開しようとする力は直接車輪232を移動させようとする力となるため、このとき車輪232は抵抗部材241を乗り越えることができ、該抵抗部材241を通りぬけることができる。抵抗部材241はこのように戸体の移動を適切に制限することができる。
次に第四実施形態にかかる本発明の折れ戸装置301について説明する。折れ戸装置301は折れ戸装置1に対し、抵抗部材のみが異なるので、ここでは折れ戸装置301の抵抗部材340についてのみ説明する。図20に上軸330及び抵抗部材340の関係を示す模式的な図を示した。図20は戸体の展開の際に車輪が紙面左から右へ移動する上面から見た図である。抵抗部材340は、回動軸341、342と、該回動軸341、342に掛け渡されて取り付けられたベルト343と、ベルト343の表面に複数設けられた突起344、344、…とを備えている。そして該抵抗部材340の突起が上軸340の側面から移動の軌道上に干渉して配置されるように取り付けられる。かかる状態において図20(a)のように上軸330が抵抗部材340に近づく。すると、上軸330は図20(b)に示したように抵抗部材340の突起344に引っ掛かる。これにより戸先側の戸体が展開を終えるまで上軸330の移動は制限される。この後、戸先側の戸体の展開が終了すると戸体を展開しようとする力は直接上軸330を移動させようとする力となるため、このときベルト343が回動軸341、342に追随して回動し、該抵抗部材340を通りぬけることができる。抵抗部材340はこのように戸体の移動を適切に制限することができる。
以上、現時点において、最も、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う折れ戸装置も本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
第一実施形態にかかる本発明の折れ戸の室外視正面図である。 戸体が折り畳まれた姿勢の折れ戸の横断面図である。 折れ戸の縦断面図である。 折れ戸に備えられる他の部材を説明するために模式的に示した上面図である。 抵抗部材が備えられた部分の折れ戸の縦断面図で、そのうちの上端部を示した図である。 抵抗部材40の斜視図である。 抵抗部材の平面図及び側面図である。 抵抗部材の動作を説明するための図である。 戸体が展開された姿勢における抵抗部材と戸体との位置関係を説明するために模式的に示した拡大図である。 戸体を展開する過程を順を追って示した図である。 図10における戸先側に配置された抵抗部材の動作を順を追って示した図である。 戸体の展開時における戸先側に配置された抵抗部材の動作を順を追って示した図である。 戸体振れ止めが設置された部分の折れ戸の縦断面、及び戸体が展開された状態における戸体振れ止めの配置された部分における平面図である。 枠側部材の斜視図である。 ヒンジ側部材の斜視図である。 戸体が折り畳まれた姿勢から展開されるときにおける戸体振れ止めの動作を順を追って示した模式的な平面図である。 図16に示したように適切に枠側部材と、ヒンジ側部材とが接触せずにヒンジ側部材が室内側に配置されてしまった場合に、枠側部材とヒンジ側部材とを適切に接触させ、図13に示した姿勢とする手順を模式的に示した縦方向の図である。 第二実施形態にかかる抵抗部材を説明するための図である。 第三実施形態にかかる抵抗部材を説明するための図である。 第四実施形態にかかる抵抗部材を説明するための図である。 従来の折れ戸装置の開閉について説明するための該折れ戸装置を上から見た模式図である。
符号の説明
1 折れ戸装置
2 枠体
3 上横枠
4 下横枠
5 縦枠
6 縦枠
10 戸体
11 横框
12 横框
13 縦框
14 縦框
15 ガラスパネル
16 連結部材
20 ヒンジ
21 戸先部材
22 吊り元部材
25 レール部材
26 戸体ガイド
27 戸体ガイド
30 上軸
31 車輪軸
32 車輪
35 下軸
36 車輪
40 抵抗部材
41 ベース
42 支持片
43 回動軸
44 アーム
45 巻きバネ
60 戸体振れ止め
61 枠側部材
62 ヒンジ側部材
63 接触部
64 上下動軸
65 筒体
66 固定部

Claims (1)

  1. 建物開口部の4辺に沿って配置される上横枠、下横枠、及び縦枠を有する枠体と、該枠体内に具備される複数の戸体と、隣り合う前記戸体の端部同士を回動可能に連結するヒンジと、を有し、前記戸体が折り畳み、及び展開可能とされることにより開放、及び閉鎖される折れ戸装置であって、
    前記ヒンジのうち前記上横枠に沿って移動するヒンジに設けられ、前記上横枠の内側を移動する移動手段と、
    前記上横枠の内側に、前記上横枠の室内外方向に突出することなく設けられ、前記移動手段の移動の軌道上に一部が配置される抵抗部材と、を備え、
    前記移動手段が、前記上横枠に沿って移動する前記ヒンジの上部から該上横枠の内側に延在する上軸と、前記上軸の上端に設けられた車輪と、を有し、
    前記抵抗部材は弾性部材を備え、
    前記抵抗部材は、前記戸体の前記展開の際、前記移動手段の前記上軸に掛止し、該掛止された前記上軸より戸先側にある前記戸体が展開を終えるまで前記弾性部材の付勢された力により前記掛止を維持することで、前記移動手段から離脱しないことを特徴とする折れ戸装置。
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