JP5089474B2 - 追尾集光型太陽電池装置 - Google Patents

追尾集光型太陽電池装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5089474B2
JP5089474B2 JP2008111498A JP2008111498A JP5089474B2 JP 5089474 B2 JP5089474 B2 JP 5089474B2 JP 2008111498 A JP2008111498 A JP 2008111498A JP 2008111498 A JP2008111498 A JP 2008111498A JP 5089474 B2 JP5089474 B2 JP 5089474B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tracking
drive system
solar cell
module housing
tracking drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008111498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009266890A (ja
Inventor
篤史 吉田
博行 十楚
達也 高本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2008111498A priority Critical patent/JP5089474B2/ja
Publication of JP2009266890A publication Critical patent/JP2009266890A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5089474B2 publication Critical patent/JP5089474B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/52PV systems with concentrators

Description

本発明は、低コストであり、追尾精度の高い追尾集光型太陽電池装置に関する。
図6は、従来の追尾集光型太陽電池装置の概略斜視図である。図7は、従来の他の形態の追尾集光型太陽電池装置の概略断面図である。
近年、自然エネルギの利用の観点から太陽電池発電が着目されている。しかしながら、太陽電池発電はその発電量に対し比較的設備コストが高いといった問題があった。そこで、太陽電池装置の設備費を抑えながら発電効率を向上させた太陽電池装置として、太陽光を集光レンズによって太陽電池素子上に集光させる構造を備えるとともに、太陽を追尾する機構を備えた追尾集光型太陽電池装置101が提案されている(特許文献1参照)。
具体的には、追尾集光型太陽電池装置101は、集光レンズと太陽電池素子からなるサブモジュール102と、サブモジュール102が複数配列されたモジュール筐体103と、モジュール筐体103を太陽に追尾させる追尾機構(図示省略)から構成されている。このような構成によれば、集光レンズにより太陽光を集光してエネルギとして利用するので比較的高価な太陽電池素子の小型化を図ることができる。また、部品としては比較的安価な集光レンズを用いて構成するため、全体として構成部品のコストを低減することができる。その上、太陽光をレンズにより集光して利用するため、太陽電池素子自体の発電効率を非集光時よりも向上させることができるといった効果もあった。
ところが、この種の追尾集光型太陽電池装置101においては、発電効率の向上を図るため、モジュール筐体103に多数のサブモジュール102を配置してこれらのサブモジュール102を同時に駆動させる構造とされるため、モジュール筐体103が大型化、重量化し、太陽に追尾させるための駆動エネルギが増大する結果となっていた。
また、次のような問題もあった。すなわち、当該追尾集光型太陽電池装置101においては、集光レンズを用いて太陽光を太陽電池素子に集光する構造を有しているが、太陽光の方向と集光レンズの光軸がずれてしまうと焦点が太陽電池素子から外れてしまい発電効率が低下する。このような発電効率の低下を防止するため、太陽の方向とモジュール筐体103の方向(集光レンズの光軸及び受光面が向く方向)のズレが微小範囲(例えば±0.5°)におさまるように制御しつつ太陽を日出から日没時までの広範囲で追尾するように、追尾集光型太陽電池装置101の駆動系が構成される。大型のモジュール筐体103にあっては、その駆動により重心の変動、重量による位置ズレ等が生じるため、高精度且つ広範囲の駆動を実現するためには、モジュール筐体103を位置ズレなく支持する支持機構、位置ズレを補正するフィードバック制御機構等を設ける必要があった。そのため、駆動系が複雑化し、設備コストが増大するという結果となっていた。
そこで、高精度且つ広範囲での太陽の追尾を低コストで可能とするものとして、図7に示すような追尾集光型太陽電池装置111が提案されていた(特許文献2参照)。この追尾集光型太陽電池装置111では、重量物であるモジュール筐体113を追尾駆動するのではなく、個々のサブモジュール112を追尾駆動させる構造とされる。これにより、追尾集光型太陽電池装置111の追尾駆動系の複雑化を回避することができた。
特開2001−148501号公報 特開平10−173214号公報
しかしながら、このような構造の追尾集光型太陽電池装置111は、個々のサブモジュール112を太陽の移動にともなって回転させる構造としているところ、その回転角度によっては、サブモジュール112の集光レンズ121が隣接しているサブモジュール112の陰に隠れてしまう場合があるため、サブモジュール間112,112の間隔を広げる必要があった。そのため、モジュール筐体113に対して発電部分の占める割合(サブモジュール充填率)が低くなり、単位面積あたりの発電効率が低下するという問題があった。したがって、従来と同等の発電量を確保するためには、発電効率が低下した分を補うために、新たな追尾集光型太陽電池装置111の導入が必要となり、結果的に、単位発電量当たりの設備コストという観点からみれば、その設備コストの低減は少ないものとなっていた。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、低コストであり、追尾精度の高い追尾集光型太陽電池装置を提供することを目的とする。
本発明に係る追尾集光型太陽電池装置は、太陽光を集光する集光体及び該集光体の焦点付近に配置された太陽電池素子を有するサブモジュールが、モジュール筐体から独立して駆動されるように該モジュール筐体内に配置され、前記サブモジュールの受光面が太陽の方向を向くように、前記サブモジュール及び前記モジュール筐体を追尾駆動系により追尾駆動する追尾集光型太陽電池装置において、前記追尾駆動系は、太陽を追尾するように前記モジュール筐体を駆動して仰角と方位角とを変更する第1追尾駆動系と、前記サブモジュールを追尾駆動して仰角と方位角とを変更する第2追尾駆動系とを備え、前記第1追尾駆動系は、太陽の方向とのズレの許容範囲である角度制御誤差として第1誤差範囲が設定され、前記第2追尾駆動系は、前記角度制御誤差として前記第1誤差範囲よりも小さい第2誤差範囲が設定されており、前記太陽電池素子の角度を調整する第1リンク機構と、前記集光体の位置を調整する第2リンク機構とを備える構成とされ、前記第2リンク機構は、前記太陽電池素子と前記集光体との軸ズレを補正することを特徴とする。
本発明によれば、第1追尾駆動系により、粗精度で太陽を追尾するようにモジュール筐体を駆動するとともに、第2追尾駆動系により、モジュール筐体に対して独立して駆動されうるサブモジュールを、この第1追尾駆動系よりも高い精度で太陽を追尾するように駆動するので、高精度で太陽を追尾することができる。
また、従来にあっては、重量物であるモジュール筐体を高精度に太陽に追尾させる構造としていたため制御機構が複雑化していたが、本発明によれば、第1追尾駆動系は粗精度でモジュール筐体を追尾駆動するものとして構成されるため、第1追尾駆動系の制御機構をシンプル化することができる。
また、第2追尾駆動系は、第1追尾駆動系よりも高い精度でサブモジュールを追尾駆動するものとされているが、サブモジュールは比較的低重量且つ小型であるところ駆動制御の誤差が殆ど生じないため、第2追尾駆動系を複雑な制御機構により構成しなくてもよいといった効果もある。
つまり、本発明に係る追尾集光型太陽電池装置は、第1追尾駆動系と第2追尾駆動系の2つの駆動系を有しているが、太陽の追尾駆動の精度を低下させないで、いずれの駆動系についても構造をシンプル化することができるので、全体として、追尾駆動系をシンプル化、低コスト化することができる。すなわち、追尾集光型太陽電池装置を低コスト且つ高い追尾精度を有するものとすることができる。
また、上記の追尾集光型太陽電池装置において、前記第1追尾駆動系は予め設定された太陽の軌跡情報に基づいて前記モジュール筐体を駆動するものとされ、前記第2追尾駆動系は前記サブモジュールの出力が最大となるように前記サブモジュールを駆動するものとされたことを特徴としてもよい。
この構成によれば、第1追尾駆動系により、予め設定された太陽の軌跡情報に基づいてモジュール筐体が追尾駆動されるとともに、第2追尾駆動系により、サブモジュールの出力が最大となるようにサブモジュールが駆動されるところ、これにより、モジュール筐体の向きが太陽の方向からずれた場合であってもサブモジュールの出力が最大となるように第2追尾駆動系によりサブモジュールが駆動されるので、追尾集光型太陽電池装置の発電効率を向上させることができる。
また、上記の追尾集光型太陽電池装置において、前記第1追尾駆動系は予め設定された太陽の軌跡情報に基づいて前記モジュール筐体を駆動するものとされ、前記第2追尾駆動系は前記第2追尾駆動系に組み込まれた光量センサの出力が最大となるように前記サブモジュールを駆動するものとされたことを特徴としてもよい。
この構成によれば、第1追尾駆動系により、予め設定された太陽の軌跡情報に基づいて、モジュール筐体が追尾駆動されるとともに、第2追尾駆動系により、太陽光センサの出力が最大となるようにサブモジュールが駆動されるところ、これにより、モジュール筐体の向きが太陽の方向からずれた場合であっても光量センサの出力が最大となるように第2追尾駆動系によりサブモジュールが駆動されるので、追尾集光型太陽電池装置の発電効率を向上させることができる。
本発明によれば、追尾集光型太陽電池装置は、粗精度の第1追尾駆動系と第1追尾駆動系よりは高い精度の第2追尾駆動系とからなる追尾駆動系を有していることから、太陽の追尾駆動の精度を低下させないで、追尾駆動系をシンプル化、低コスト化することができる。すなわち、追尾集光型太陽電池装置を低コスト且つ高い追尾精度を有するものとすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る追尾集光型太陽電池装置の概略側面図を示し、図2は、サブモジュールの概略断面図を示し、図3は、サブモジュールを駆動する第2追尾駆動系の模式図を示している。
追尾集光型太陽電池装置1は架台10の上に設置される。具体的には、地面90に鉄筋コンクリートの基礎11が築かれ、その上に架台10が強固に固定される。そして、この架台10の上に、追尾集光型太陽電池装置1が設置される。すなわち、追尾集光型太陽電池装置1は太陽の追尾により重心位置が変化するため設置が不安定であればその設置位置のズレが生じうるが、このような強固に地面90に固定された架台10に追尾集光型太陽電池装置1を設置することにより、当該追尾集光型太陽電池装置1の位置や向きのズレの発生が防止される。これにより、高精度な太陽の追尾が可能とされる。
追尾集光型太陽電池装置1は、太陽光を受光して発電するサブモジュール2と、サブモジュール2が1又は2以上配置されるモジュール筐体3と、サブモジュール2及びモジュール筐体3を駆動する追尾駆動系とを備えている。追尾駆動系は、モジュール筐体3を追尾駆動する第1追尾駆動系4と、サブモジュール2を追尾駆動する第2追尾駆動系5とを備える。
サブモジュール2は、太陽光により発電を行うものであり、図2に示すように、集光レンズ21と、太陽電池素子22と、回路基板23と、ヒートシンク24と、これらの構成部材を保持するユニット枠25とからなる。
集光レンズ21は、焦点が太陽電池素子22に当たるように設計されている。この集光レンズ21は、凸型レンズでもよいし、フルネルレンズで構成してもよい。
太陽電池素子22は、太陽光を受けて発電するものであり、単結晶シリコン、多結晶シリコン、化合物半導体等から形成される。
回路基板23は、例えばセラミックス基板から形成され、その表面には、太陽電池素子22を搭載するランド、太陽電池素子22の電極に接続される端子、端子に接続される配線等が形成されている。そして、この端子及び配線を介して、太陽電池素子22から電力が取り出される。
ヒートシンク24は、太陽電池素子22の熱を効率的に放熱するものとして、回路基板23の裏面に接着される。太陽電池素子22は加熱によって発電効率が低下するという特性を有しているため、集光された太陽光による加熱で発電効率の低下が生じていたが、ヒートシンク24により効率的に放熱されるので発電効率の低下が防止される。このような構成によれば、太陽電池素子22に太陽光を集光することにより単位面積あたりの光エネルギ密度が増大することで生じる太陽電池素子22の過熱を防止し、効率的に発電させることができる。
モジュール筐体3は、サブモジュール2を保持するものである。具体的には、モジュール筐体3の主面31とサブモジュール2の受光面(集光レンズ面)とが略平行となるように、モジュール筐体3にサブモジュール2が搭載される。また、サブモジュール2は、第2追尾駆動系5により、モジュール筐体3から独立して駆動されるように配置されている。一方、モジュール筐体3は、第1追尾駆動系4により駆動される。
第1追尾駆動系4は、モジュール筐体3を支持するとともに、モジュール筐体3の主面(サブモジュール2が搭載される面)31が常に太陽の方向を向くように、モジュール筐体3を太陽の軌跡にあわせて駆動させるものとして構成されている。
具体的には、第1追尾駆動系4は、モジュール筐体3を駆動可能に支持するステージ41と、モジュール筐体3を傾斜させて支持しつつモジュール筐体3の仰角を変えるパワーシリンダ42と、モジュール筐体3の主面31を太陽の方向に向くように追尾させる追尾制御装置(図示省略)から構成される。
ステージ41は、架台10の上に回動自在に配置される。具体的には、架台10には回転軸としての支柱9が設けられ、この支柱9に、回動自在に、且つ上面が水平となるようにして、ステージ41が設けられる。また、ステージ41は、モータやウォーム減速機等の回転駆動装置(図示省略)により回動するように構成されている。モータやウォーム減速機としては、高精度で駆動するものを用いる必要はない。例えば、ステージ41を回転させる場合の設定回転角度に対して±5°の精度でステージ41を回転駆動させるものが用いられる。
ステージ41には、モジュール筐体3が搭載される。モジュール筐体3は、その下辺に沿って枢軸35が設けられ、当該枢軸35の周りに回動自在とされている。また、モジュール筐体3の背面上部とステージ面との間にパワーシリンダ42が配置され、パワーシリンダ42の伸縮によって、モジュール筐体3の仰角が変更されるようにされている。なお、パワーシリンダ42は、油圧式でも電動式でもよい。パワーシリンダ42もまた、モータやウォーム減速機と同様に、高精度のものは必要とされない。
なお、モジュール筐体3の仰角を変化させる構造としては、枢軸35を中心とする回動による構造に限定されない。例えば、当該モジュール筐体3の仰角を変更する機構は、平行リンク機構により、構成してもよい。
追尾制御装置は、モジュール筐体3の主面31(すなわち、サブモジュール2の受光面)が太陽の方向に向くように、回転駆動装置及びパワーシリンダ42を制御し、太陽軌跡の全範囲にわたってモジュール筐体3を太陽に追尾させるものである。
具体的には、追尾制御装置は、予め登録された太陽の軌跡情報、当該追尾集光型太陽電池装置1の設置場所の緯度、経度、及び太陽の方向を求める時間(年月日、時刻)に基づいて、当該設置場所からの太陽の方向を算出する。そして、モジュール筐体3の主面31の方向と太陽の方向が一致するモジュール筐体3の仰角と方位角を求め、この仰角と方位角を実現するように回転駆動装置及びパワーシリンダ42を駆動させる。このときの許容範囲(モジュール筐体3の主面31の方向(主面に垂直な方向)と太陽の方向とのズレの許容範囲)は、角度制御誤差として、例えば、±5°(第1誤差範囲)とされる。
このような粗い精度であれば、高精度の回転駆動装置や高精度のパワーシリンダ42を用いずとも、当該許容範囲内でモジュール筐体3を駆動させることができる第1追尾駆動系4を構成することができ、第1追尾駆動系4を安価に構成することができる。
なお、第1追尾駆動系4は、上記の構成に限定されるものではない。例えば、第1追尾駆動系4は、互いに直交し且つ独立して回動する2つの回動軸から構成してもよい。
第2追尾駆動系5は、サブモジュール2をモジュール筐体3から独立させて、太陽に追尾させるように駆動するものである。また、第2追尾駆動系5は、第1追尾駆動系4よりも高い精度で、サブモジュール2を追尾駆動するものとして構成される。例えば、第1追尾駆動系4によるモジュール筐体3の角度制御誤差が±5°(第1誤差範囲)である場合は、第2追尾駆動系5によるサブモジュール2の角度制御誤差は、第1誤差範囲の±5°よりも小さい値(第2誤差範囲)とされる。より好ましくは、発電効率を著しく低下させないために、サブモジュール2の角度制御誤差は±0.5°以下とされる。
また、第2追尾駆動系5によって駆動されるサブモジュール2の駆動範囲(サブモジュール2の回動角度)は、第1追尾駆動系4の第1誤差範囲と同じか又はそれ以上の範囲とされる。例えば、第1追尾駆動系4によるモジュール筐体3の角度制御誤差が±5°である場合は、第2追尾駆動系5によるサブモジュール2の駆動範囲(角度制御範囲)は、±5°以上とされる。このような構成により、第1追尾駆動系4の制御誤差によってモジュール筐体3の方向ズレ(モジュール筐体3の主面31の方向(主面に垂直な方向)と太陽の方向とのズレ)が生じても、第2追尾駆動系5により当該方向ズレが補正される。
具体的には、第2追尾駆動系5は、図3に示すように、太陽電池素子22の角度を調整する第1リンク機構51と、集光レンズ21の位置を調整する第2リンク機構52とから構成されている。
第1リンク機構51は、2軸が独立して回動する2軸リンク機構により構成されている。具体的には、第1リンク機構51は、太陽電池素子22を第1回転軸で軸支する第1フレーム51aと、当該第1フレーム51aを第1回転軸に直交する第2回転軸で軸支する第2フレーム51bとから構成されている。2軸リンク機構の各軸における回転駆動機構は、例えば、ステッピングモータ、サーボモータ、リニアモータ、電磁石により駆動し、±0.5°の精度で、±5°の駆動範囲(角度制御範囲)で角度調整ができるように構成される。
そして、第1リンク機構51により、予め登録された太陽の軌跡情報、当該追尾集光型太陽電池装置1の設置場所の緯度、経度、及び太陽の方向を求める時間(年月日、時刻)に基づいて、太陽電池素子22の受光面が向く方向と太陽の方向が一致するように、太陽電池素子22が角度調整される。
第1リンク機構51による太陽電池素子22の角度調整は、上記のように太陽の軌跡情報等に基づいて行うのではなく、太陽電池素子22の出力が最大化するように、太陽電池素子22の角度調整を行ってもよい。具体的には、所定時間おきに太陽電池素子22を回動させてその出力が最大となる角度を検出し、その検出された角度に太陽電池素子22が固定される。
また、第1リンク機構51による太陽電池素子22の角度調整は、第2追尾駆動系に組み込まれた光量センサ(図示省略)の出力が最大となるように、太陽電池素子22の角度調整を行ってもよい。このような場合は、所定時間おきに光量センサを回動させてその出力が最大となる角度を検出し、その検出された角度に太陽電池素子22が固定される。
第2リンク機構52は、2方向に互いに独立して摺動自在とされた機構により構成されている。具体的には、第2リンク機構52は、集光レンズ21を第1ガイドで摺動自在に支持する第1フレーム52aと、当該第1フレーム52aを第1ガイドに直交する第2ガイドで摺動自在に支持する第2フレーム52bとから構成されている。第1及び第2フレーム52a,52bの各方向における駆動は、例えばステッピングモータ、サーボモータ、リニアモータにより行われる。そして、第2リンク機構52は、第1リンク機構51により太陽電池素子22を角度調整した際に生じる、太陽電池素子22の受光面の軸(受光面に対して垂直な方向の軸)と集光レンズ21の光軸との軸ズレを補正するように、集光レンズ21を移動させるものとして構成される。
すなわち、第1リンク機構51によって太陽電池素子22の角度調整をした場合には、太陽電池素子22の受光面の軸と集光レンズ21の光軸とのズレが生じ、集光レンズ21の焦点が太陽電池素子22から外れてしまうので、太陽電池素子22の受光面の軸と集光レンズ21の光軸とのズレがなくなるように、第2リンク機構52により、集光レンズ21の位置が補正される。
具体的には、第2リンク機構52による集光レンズ21の制御距離範囲は、サブモジュール2の寸法として、集光レンズ21の直径が100mm、集光レンズ21と太陽電池素子22までの距離が120mmであり、その駆動範囲(角度制御範囲)が±5°である場合は、上下左右に±11mmとされる(図4参照)。
ところで、太陽電池素子22及び集光レンズ21は、モジュール筐体3と比べると軽重量物であるため、第2追尾駆動系5は、その構造をシンプル、軽量にして、且つ、太陽電池素子22を高精度、高速に駆動するものとして構成することができる。したがって、サブモジュール2に対して第2追尾駆動系5が設けられるものの、モジュール筐体3に搭載される第2追尾駆動系5の重量は過大とならないため、第2追尾駆動系5の重量によって第1追尾駆動系4の制御精度が低下することもない。また、仮に、第2追尾駆動系5を比較的重量を有する機構としても、第1追尾駆動系4は元々高精度に制御されないので、第1追尾駆動系4に搭載されるものの全体の重量がその許容量を超えない限りは、追尾集光型太陽電池装置1の追尾精度を低下させることもない。
なお、第2追尾駆動系5は、上記のように太陽電池素子22と集光レンズ21を独立して駆動させるものに限定されない。例えば、1つのリンク機構により、サブモジュール2を一体のものとして駆動するように構成してもよい。
また、第2追尾駆動系5の構造は、上記の第1リンク機構51や第2リンク機構52の構造に限定されるものでもない。例えば、ワイヤフレームなどによるリンク機構、ギアやベルトなどによる回転機構などを組み合わせた機構により、第2追尾駆動系5を構成してもよい。
次に、モジュール筐体3に対するサブモジュール2の充填率について説明する。
図4は、モジュール筐体に対するサブモジュールの充填率を説明するための図を示し、(a)はサブモジュールの傾斜角度を5°としたときの模式図であり、(b)はサブモジュールの傾斜角度を24°としたときの模式図であり、(c)はサブモジュールの傾斜角度を60°としたときの模式図である。
図5は、モジュール筐体に対するサブモジュールの充填率を示した表であり、図5(a)はサブモジュールの角度制御範囲を東西方向で±5°、南北方向で±5°とした場合における充填率を示し、図5(b)はサブモジュールの角度制御範囲を東西方向で±60°、南北方向で±24°とした場合における充填率を示している。また、図5においては、モジュール筐体3に搭載するサブモジュール2の搭載数による充填率も示している。
モジュール筐体3に対するサブモジュール2の充填率は、モジュール筐体3の主面面積に対するサブモジュール2の集光レンズ21が占める面積の比率で示される。モジュール筐体3の大きさは、サブモジュール2を最大角度で傾斜させたときにサブモジュール2が隣接する太陽用電池ユニットの陰に入らないように、定められる(図4参照)。
以下、モジュール筐体3に対するサブモジュール2の充填率の一例を説明する。
集光レンズ21の直径100mm、集光レンズ21と太陽電池素子22までの距離が120mmであるサブモジュール2(図2参照)を、東西方向及び南北方向ともに±5°回動しうる状態で、モジュール筐体3に密に搭載する場合の充填率は、次のようになる。
上記条件の場合は、図4(a)に示すように、サブモジュール同士2,2が互いに陰に入らないように駆動できる間隔(サブモジュール同士2,2の間隔)は約101mm、最端にあるサブモジュール2とモジュール筐体端部3aとの間隔は約11mmと算出される。また、東西方向及び南北方向にサブモジュール2をそれぞれ20個配列した場合、モジュール筐体3のサイズは約2050mm×2050mmとなり、このときのモジュール充填率は約96%となる(図5(a)参照)。
ここで、比較の対象として、サブモジュール2のみ太陽を追尾する構造の従来の追尾集光型太陽電池装置において、モジュール筐体3に対してサブモジュール2の充填率を計算した例を示す。
例えば、集光レンズ21の直径100mm、集光レンズ21と太陽電池素子22までの距離が120mmであるサブモジュール2(図2参照)を東西方向で±60°、南北方向で±24°回動しうる状態でモジュール筐体3に密に搭載する場合の充填率は、次のようになる。
この条件の場合は、南北方向においては、図4(b)に示すように、サブモジュール同士2,2が互いに陰に入らないように駆動できる間隔(サブモジュール同士2,2の間隔)は約110mm、最端にあるサブモジュール2とモジュール筐体端部3aとの間隔は約45mmと算出される。東西方向においては、図4(c)に示すように、サブモジュール同士2,2が互いに陰に入らないように駆動できる間隔(サブモジュール同士2,2の間隔)は約200mm、最端にあるサブモジュール2とモジュール筐体端部3aとの間隔は約79mmと算出される。また、東西方向及び南北方向にサブモジュール2をそれぞれ20個配列した場合、モジュール筐体3のサイズは約4060mm×2280mmとなり、このときのモジュール充填率は約43%となる(図5(b)参照)。
すなわち、本発明に係る追尾集光型太陽電池装置1は、追尾駆動系を第1追尾駆動系4と第2追尾駆動系5の2つの駆動系により構成し、第1追尾駆動系4により太陽の軌跡にあわせて追尾駆動させた構成とされているので、第2追尾駆動系5の角度制御範囲を小さくすることができる。そのため、図5(a)と(b)の対比より明らかなように、追尾集光型太陽電池装置1の構成によれば、モジュール筐体3に対するサブモジュール2の充填率を向上させることができ、その分、従来の追尾集光型太陽電池装置に比較し、単位面積あたりの発電効率を向上させることができる。したがって、従来の追尾集光型太陽電池装置による発電量と同等の発電量を確保する場合は、追尾集光型太陽電池装置1の台数を少なくすることができるので、その設備コストを低減することができる。
以上、本発明によれば、第1追尾駆動系4により、粗精度で太陽を追尾するようにモジュール筐体3を駆動するとともに、第2追尾駆動系5により、モジュール筐体3に対して独立して駆動されうるサブモジュール2を、この第1追尾駆動系4よりも高い精度で太陽を追尾するように駆動するので、高精度で太陽を追尾することができる。
また、従来にあっては、重量物であるモジュール筐体3を高精度に太陽に追尾させる構造としていたため制御機構が複雑化していたが、本発明によれば、第1追尾駆動系4は粗精度でモジュール筐体3を追尾駆動するものとして構成されるため、第1追尾駆動系4の制御機構をシンプル化することができる。
また、第2追尾駆動系5は、第1追尾駆動系4よりも高い精度でサブモジュール2を追尾駆動するものとされているが、サブモジュール2は比較的低重量且つ小型であるところ駆動制御の誤差が殆ど生じないため、第2追尾駆動系5を複雑な制御機構により構成しなくてもよいといった効果もある。
つまり、本発明に係る追尾集光型太陽電池装置1は、第1追尾駆動系4と第2追尾駆動系5の2つの駆動系を有しているが、太陽の追尾駆動の精度を低下させないで、いずれの駆動系についても構造をシンプル化することができるので、全体として、追尾駆動系をシンプル化、低コスト化することができる。すなわち、追尾集光型太陽電池装置1を低コスト且つ高い追尾精度を有するものとすることができる。
また、上記の追尾集光型太陽電池装置1において、第1追尾駆動系4は予め設定された太陽の軌跡情報に基づいてモジュール筐体3を駆動するものとされ、第2追尾駆動系5はサブモジュール2の出力が最大となるように前記サブモジュール2を駆動するものとされたことから、第1追尾駆動系4により、予め設定された太陽の軌跡情報に基づいてモジュール筐体3が追尾駆動されるとともに、第2追尾駆動系5により、サブモジュール2の出力が最大となるようにサブモジュール2が駆動されるところ、これにより、モジュール筐体3の向きが太陽の方向からずれた場合であってもサブモジュール2の出力が最大となるように第2追尾駆動系5によりサブモジュール2が駆動されるので、追尾集光型太陽電池装置1の発電効率を向上させることができる。
また、上記の追尾集光型太陽電池装置1において、前記第1追尾駆動系4は予め設定された太陽の軌跡情報に基づいて前記モジュール筐体3を駆動するものとされ、前記第2追尾駆動系5は前記第2追尾駆動系5に組み込まれた光量センサの出力が最大となるように前記サブモジュール2を駆動するものとされたことから、第1追尾駆動系4により、予め設定された太陽の軌跡情報に基づいて、モジュール筐体3が追尾駆動されるとともに、第2追尾駆動系5により、太陽光センサの出力が最大となるようにサブモジュール2が駆動されるところ、これにより、モジュール筐体3の向きが太陽の方向からずれた場合であっても光量センサの出力が最大となるように第2追尾駆動系5によりサブモジュール2が駆動されるので、追尾集光型太陽電池装置1の発電効率を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る追尾集光型太陽電池装置の概略側面図である。 サブモジュールの概略断面図である。 サブモジュールを駆動する第2追尾駆動系の模式図である。 モジュール筐体に対するサブモジュールの充填率を説明するための説明図である。 モジュール筐体に対するサブモジュールの充填率を示した表である。 従来の追尾集光型太陽電池装置の概略斜視図である。 従来の他の形態の追尾集光型太陽電池装置の概略断面図である。
符号の説明
1 追尾集光型太陽電池装置
2 サブモジュール
3 モジュール筐体
4 第1追尾駆動系
5 第2追尾駆動系
21 集光レンズ
22 太陽電池素子
23 回路基板
24 ヒートシンク
25 ユニット枠
51 第1リンク機構
52 第2リンク機構
90 地面

Claims (3)

  1. 太陽光を集光する集光体及び該集光体の焦点付近に配置された太陽電池素子を有するサブモジュールが、モジュール筐体から独立して駆動されるように該モジュール筐体内に配置され、前記サブモジュールの受光面が太陽の方向を向くように、前記サブモジュール及び前記モジュール筐体を追尾駆動系により追尾駆動する追尾集光型太陽電池装置において、
    前記追尾駆動系は、
    太陽を追尾するように前記モジュール筐体を駆動して仰角と方位角とを変更する第1追尾駆動系と、
    前記サブモジュールを追尾駆動して仰角と方位角とを変更する第2追尾駆動系とを備え、
    前記第1追尾駆動系は、太陽の方向とのズレの許容範囲である角度制御誤差として第1誤差範囲が設定され、
    前記第2追尾駆動系は、前記角度制御誤差として前記第1誤差範囲よりも小さい第2誤差範囲が設定されており、前記太陽電池素子の角度を調整する第1リンク機構と、前記集光体の位置を調整する第2リンク機構とを備える構成とされ、
    前記第2リンク機構は、前記太陽電池素子と前記集光体との軸ズレを補正すること
    を特徴とする追尾集光型太陽電池装置。
  2. 請求項1に記載の追尾集光型太陽電池装置において、
    前記第1追尾駆動系は、予め設定された太陽の軌跡情報に基づいて前記モジュール筐体を駆動するものとされ、
    前記第2追尾駆動系は、前記サブモジュールの出力が最大となるように前記サブモジュールを駆動するものとされたこと
    を特徴とする追尾集光型太陽電池装置。
  3. 請求項1に記載の追尾集光型太陽電池装置において、
    前記第1追尾駆動系は、予め設定された太陽の軌跡情報に基づいて前記モジュール筐体を駆動するものとされ、
    前記第2追尾駆動系は、前記第2追尾駆動系に組み込まれた光量センサの出力が最大となるように前記サブモジュールを駆動するものとされたこと
    を特徴とする追尾集光型太陽電池装置。
JP2008111498A 2008-04-22 2008-04-22 追尾集光型太陽電池装置 Expired - Fee Related JP5089474B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008111498A JP5089474B2 (ja) 2008-04-22 2008-04-22 追尾集光型太陽電池装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008111498A JP5089474B2 (ja) 2008-04-22 2008-04-22 追尾集光型太陽電池装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009266890A JP2009266890A (ja) 2009-11-12
JP5089474B2 true JP5089474B2 (ja) 2012-12-05

Family

ID=41392397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008111498A Expired - Fee Related JP5089474B2 (ja) 2008-04-22 2008-04-22 追尾集光型太陽電池装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5089474B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220103402A (ko) * 2021-01-15 2022-07-22 한국에너지기술연구원 태양광 패널의 최적 방향을 산출하기 위한 장치 및 그 방법

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011159910A (ja) * 2010-02-03 2011-08-18 Kazuhiro Nishiyama 太陽発電装置
TW201037849A (en) 2010-04-16 2010-10-16 Fung Gin Da Energy Science & Technology Co Ltd Electrical energy generation device capable of chasing the sun for focusing light
TW201035506A (en) 2010-04-16 2010-10-01 Fung Gin Da Energy Science & Technology Co Ltd Sun-tracking and light-concentrating heat energy generating device
KR101224126B1 (ko) 2010-09-28 2013-01-21 주식회사 엠에스티 태양광 트래킹 장치
JP2014130541A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Daikin Ind Ltd 太陽光パネルユニット
JP6324883B2 (ja) * 2014-11-21 2018-05-16 株式会社豊田中央研究所 太陽追尾装置
CN107846179B (zh) * 2017-10-10 2019-04-05 高邮市灯具厂 一种太阳能电池组件

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3173400B2 (ja) * 1996-12-13 2001-06-04 トヨタ自動車株式会社 集光型太陽電池装置
AU2002362938B8 (en) * 2001-10-12 2008-09-18 Johannes Nikolaus Laing Solar electricity generator
JP2006319026A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Tokyo Univ Of Science 太陽電池モジュールおよび太陽光発電システム、並びにこの太陽電池モジュールを具えてなる窓材、建材および建築物
JP4841199B2 (ja) * 2005-08-09 2011-12-21 シャープ株式会社 集光型太陽光発電モジュール
JP2007281058A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Kazuya Hirose 追尾型太陽光発電システムおよびその太陽光追尾制御方法
US8288644B2 (en) * 2006-04-24 2012-10-16 Sharp Kabushiki Kaisha Photovoltaic power generation system and photovoltaic power generation system control method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220103402A (ko) * 2021-01-15 2022-07-22 한국에너지기술연구원 태양광 패널의 최적 방향을 산출하기 위한 장치 및 그 방법
KR102484821B1 (ko) 2021-01-15 2023-01-06 한국에너지기술연구원 태양광 패널의 최적 방향을 산출하기 위한 장치 및 그 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009266890A (ja) 2009-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5089474B2 (ja) 追尾集光型太陽電池装置
US7923624B2 (en) Solar concentrator system
US20100193013A1 (en) Solar power plant
JP5145427B2 (ja) 光追尾装置
US8697983B2 (en) Concentrating photovoltaic solar panel
US9660122B2 (en) Compact LCPV solar electric generator
US8481906B2 (en) Tilting/tracking system for solar devices
CN102027298A (zh) 太阳跟踪设备
JP2010205762A (ja) 追尾型太陽光発電装置
US20190052223A1 (en) In-plane rotation sun-tracking for concentrated photovoltaic panel
RU2286517C1 (ru) Солнечная фотоэлектрическая установка
JP2016092969A (ja) 角度可変形太陽光発電システム
US10431705B2 (en) Cooling system for high performance solar concentrators
Natarajan et al. Experimental analysis of a two‐axis tracking system for solar parabolic dish collector
JP6342632B2 (ja) 太陽光集光発電装置
JP5576839B2 (ja) 太陽追尾装置
JP2005129574A (ja) 太陽光追尾装置
JP2012169570A (ja) 太陽光発電装置
US9780722B1 (en) Low-cost efficient solar panels
KR20090113797A (ko) 일사량 변화에 따른 태양광 발전장치 및 그 방법
JP2014135365A (ja) 太陽光集光発電装置
WO2019193996A1 (ja) 太陽光発電装置
US11843348B2 (en) Dual axis solar array tracker
JP2017229195A (ja) 太陽光発電方法
WO2019044273A1 (ja) 太陽光発電設備

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120106

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120821

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120911

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees