JP5088992B2 - 交換ズームレンズ装置、およびカメラシステム - Google Patents

交換ズームレンズ装置、およびカメラシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルスチルカメラ等に適した交換ズームレンズ装置およびカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の画面サイズを切り換えて使用するカメラに装着されるレンズに関して多くの提案がなされている。
【0003】
例えば、特開2000−147636号公報においては、カメラ本体側に画面サイズの切り換え機能を有し、小さい画面サイズをカバーするレンズが装着された場合にはカメラ本体の画面サイズを小さく設定し、大きい画面サイズをカバーするレンズが装着されたときは、カメラ本体の画面サイズを大きく設定する構成が提案されている。
【0004】
但し、この公報提案のレンズは、記録媒体として画面サイズの異なるフィルムに対応するカメラを実現することを目的としている。
【0005】
一方、近年のデジタル撮像化が進行し、フィルムに代わってCCDやCMOSセンサ等の固体撮像素子が多く用いられるようになってきている。さらに、半導体技術の進歩によって、固体撮像素子の微細化が進み、1インチ以下の撮像画面サイズでメガピクセル数のものも多く出現している。
【0006】
このように撮像画面サイズの小さい撮像素子を用いれば、カメラ本体を小型化することはできるが、1つのピクセル面積が小さくなり、感度が低下するという問題がある。そして、感度の低下は、SN比の劣化やダイナミックレンジの狭帯域化につながり、高いレベルの画質を要求するユーザー層には適していない。
【0007】
また、撮像画面サイズが小さいままでも、画素数を極端に多く必要としなければ、感度はある程度維持できる。この場合、解像力は高くは望めないが、初級ユーザー等、あまり高画質を要求しないユーザーには受容される可能性がある。
【0008】
ところで、撮像画面サイズは、半導体プロセスから、製造コストに大きく影響する。例えば、画面サイズが小さい撮像素子ほど歩留まりが良くなり、コストを低減することができる。但し、画素数は半導体露光ルールに大きく依存しているので、コストに関して致命的とはなり得ない。
【0009】
したがって、異なる撮像画面サイズのデジタルスチルカメラは、異なるユーザー層に応じて、またその用途に応じて、優先すべき事項が必然的に異なっており、これをひとつのカメラで切り換えて実現するなどということは意味がない。
【0010】
但し、これに近い使い方として、撮像エリアを小さくして擬似電子ズームを行い、拡大効果を得るものがあるが、この場合も基本はフルサイズの画面サイズであり、付加的機能にすぎない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、固体撮像素子を用いたデジタルスチルカメラでは、基準または統一された撮像画面サイズを特に必要としないために、用途に応じて撮像画面サイズを任意に設定できる。
【0012】
ところが、交換レンズを有したデジタルスチルカメラシステムを考えた場合には、撮像画面サイズに対応したそれぞれの系列の交換レンズ群が必要となり、経済的にも好ましくない。
【0013】
勿論、撮像画面サイズの小さいカメラ用のレンズとしては、焦点距離が比較的短い広角レンズでないと画角が相対的に狭くなって望遠レンズ化してしまうことはよく知られている。
【0014】
一方、カメラにおいても、自身の撮像画面サイズに対応した交換ズームレンズしか使用できないのでは、交換ズームレンズの選択の幅が狭まってしまう。
【0015】
そこで、本発明は、撮像画面サイズが互いに異なる固体撮像素子を備える複数のカメラに共通して使用可能な交換ズームレンズ装置、およびカメラシステムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の一側面としての交換ズームレンズ装置は、撮像画面サイズが互いに異なる固体撮像素子を備える複数のカメラに対して装着可能な交換ズームレンズ装置であって、全ズーム範囲のうち、装着されたカメラの前記固体撮像素子の撮像画面サイズに対してイメージサークル径が大きくなるズーム範囲での撮影を許容し、装着されたカメラの前記固体撮像素子の撮像画面サイズに対してイメージサークル径が小さくなるズーム範囲での撮影を禁止する撮影禁止手段と、ズーム動作を行うために操作されるズーム操作環とを有し、前記撮影禁止手段は、装着されるカメラに設けられ、前記固体撮像素子の撮像画面サイズに応じた形状を有するズーム禁止部材との機械的作用により、装着されたカメラの前記固体撮像素子の撮像画面サイズに対してイメージサークル径が小さくなるズーム位置へのズーム動作を行わせる前記ズーム操作環の動作を阻止するストッパー機構を有することを特徴とする
【0017】
これにより、交換ズームレンズ装置が装着されたカメラの固体撮像素子の撮像画面サイズに応じて、イメージサークル径がその撮像画面サイズに対して小さくなるズーム範囲での撮影は禁止され、イメージサークル径がその撮像画面サイズに対して大きくなるズーム範囲での撮影は許容される。したがって、撮像画面サイズが互いに異なる固体撮像素子を備える複数のカメラに対して使用可能な交換ズームレンズ装置を実現することが可能となる。
【0018】
特に、この交換ズームレンズ装置が、広角イメージサークル径が望遠イメージサークル径よりも小さい光学系を備えている場合、広角側での性能保証は小さい撮像画面サイズに対してのみ行えばよくなるため、レンズ装置全体としての性能保証が容易になるとともに、いわゆる前玉径の大型化を防止でき、コンパクトでありながら高倍率のズームレンズ装置とすることが可能となる。
【0019】
なお、撮影禁止手段としては、カメラから取得した固体撮像素子の撮像画面サイズ情報と予め記憶されたズーム位置に応じたイメージサークル径情報とに基づいて、現在のズーム位置での撮影を禁止するか否かの判定を行うものであってもよいし、カメラに設けられ、固体撮像素子の撮像画面サイズに応じた形状を有するズーム禁止部材との機械的作用により、イメージサークル径が固体撮像素子の撮像画面サイズに対して小さくなるズーム位置へのズーム動作を行わせるズーム操作環の動作を阻止するストッパー機構であってもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1には、本発明の第1実施形態である交換ズームレンズ装置の使用形態を示している。
【0025】
図1において、1は画面サイズ(撮像画面サイズ)が比較的大きい撮像素子3を使用したカメラであり、2は画面サイズが撮像素子3よりも小さい撮像素子4を使用したカメラである。
【0026】
例えば、撮像素子3は、大きさが28×18.7mmで、画素数が600万、1ピクセルのピッチが9.3ミクロン程度のものである。
【0027】
一方、撮像素子4は、大きさが15×10mmで、画素数が600万、1ピクセルのピッチが5ミクロン程度のものである。
【0028】
交換ズームレンズ5は、カメラ1およびカメラ2の両方に装着可能なズームレンズである。
【0029】
9はカメラ1およびカメラ2に共通したマウント部材であり、10はマウント部材9に対応する規格の交換ズームレンズ5側のマウント部材である。
【0030】
次に、交換ズームレンズ5の構成について図2を用いて説明する。この交換ズームレンズ5は、光学系として、物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群6と、絞り7を一体的に有した正の屈折力を有する第2レンズ群8とを備えている。
【0031】
この交換ズームレンズ5では、第2レンズ群8が物体側に光軸上を移動し、第1レンズ群6がこれに連動して像面側に凸の軌跡を描くように移動することで、広角側から望遠側へのズーミングが行われる。また、第1レンズ群6を物体側に繰り出すことで、近距離物体に対するフォーカシングが行われる。
【0032】
ここで、広角端から望遠端での全ズーム範囲のうち、所定のズーム位置よりも広角端側のズーム範囲をAゾーンといい、所定のズーム位置よりもよりも望遠端側のズーム範囲をBゾーンという。
【0033】
なお、本実施形態では、AゾーンとBゾーンとが所定のズーム位置で連続的に隣接するかたちとなっているが、AゾーンとBゾーンとの間に非使用ゾーンを有するものであってもよい。
【0034】
一般に、広角側では、画角が広がり、絞り7と第1レンズ群6とが隔たるために、画面周辺に入射する光束径が前玉としての第1レンズ群6の径を決定する。特に、広角側では、交換ズームレンズ5への入射光束が光軸に対して高い位置を通るため、第1レンズ群6に求められる有効径が大きくなる。
【0035】
また、光学性能を保証する上では、広角側になるほど軸外収差の補正が困難になり、特に歪曲収差、倍率色収差の補正が難しくなる。これらの収差は一般的に画角に依存しており、画面周辺にいくほど大きくなる傾向がある。したがって、カメラ側の画面サイズが小さければ、上記問題が少なくなり、広角化し易いといえる。
【0036】
図3には、交換ズームレンズ5の焦点距離(ズーム位置)に応じたイメージサークル径特性を示している。横軸は焦点距離を、縦軸はイメージサークル径を示している。
【0037】
但し、イメージサークル径は、絞り7の開放状態にてイメージサークルに到達する主光線がケラれるまでの像高をもって定義している。
【0038】
本実施形態の交換ズームレンズ5は、Bゾーンにおける広角側から望遠側までは、イメージサークル径の変動はあるものの、大きな画面サイズ(対角半像高17mm)をほぼカバーしている。
【0039】
なお、イメージサークル径がズーミング中に変化するのは、全系の入射瞳位置が変化し、前玉または後玉によって光束がケラれることによって生じるものであり、一般的な傾向である。
【0040】
一方、Aゾーンのイメージサークル径は、Bゾーンのイメージサークル径よりも小さい値となっている。これは最大像高が同じであれば、広角側になるほど周辺光がケラれ易くなることを表している。
【0041】
本実施形態の交換ズームレンズ5では、画面サイズが大きいカメラ1に装着された場合はBゾーンのみが使用可能であり、一方、画面サイズが小さいカメラ2に装着された場合には(A+B)ゾーンの全ズーム範囲が使用できる。
【0042】
図4には、本実施形態の交換ズームレンズ5をカメラ1に装着した状態を示している。
【0043】
交換ズームレンズ5には、ズーム位置を検出するズーム検出器41が設けられている。また、交換ズームレンズ5に設けられたレンズROM(EEPROM等)42には、図3に示すようなズーム位置に応じたイメージサークル径の情報が予め格納されている。
【0044】
カメラ1に設けられたカメラCPU43は、カメラROM(EEPROM等)44に予め格納されている撮像素子3の画面サイズ情報(撮像画面サイズ情報)を、マウント45の接点46を介して交換ズームレンズ5(レンズCPU47)に送信することができる。
【0045】
なお、カメラ2もカメラ1と同様の構成および機能が設けられている。
【0046】
図5には、交換ズームレンズ5における撮影可否判定のフローチャートを示している。
【0047】
このフローがスタートすると、まずステップ(図ではSと略す)1で、レンズCPU47は、カメラCPU43に対して画面サイズ情報の送信要求を出し、これに応じてカメラCPU43から送信された画面サイズ情報をレンズCPU47内のメモリに記憶する。
【0048】
また、レンズCPU47は、ズーム検出器41を通じて現在のズーム位置を読み込むとともに、レンズROM42から現在のズーム位置でのイメージサークル径情報を読み出す。
【0049】
そして、ステップ2では、レンズCPU47は、画面サイズ情報とイメージサークル径情報とを比較して、図6に実線で示すように、イメージサークル(IC)径が画面(G)サイズより大きい(画面がイメージサークルに内接するような場合も含む)場合、すなわち、現在のズーム位置がカメラの画面サイズに対してBゾーン内にある場合には、ステップ3に進み、カメラCPU43に撮影許可信号を送信する。
【0050】
一方、図6に点線で示すように、イメージサークル(IC)径が画面(G)サイズより小さい(画面がイメージサークルからはみ出している)場合、すなわち、現在のズーム位置がカメラの画面サイズに対してAゾーン内にある場合には、ステップ4に進み、カメラCPU43に撮影禁止信号を送信する。
【0051】
撮影許可信号を受けたカメラCPU43は、カメラの撮影スイッチが操作されることに応答して撮影動作を行う。また、撮影禁止信号を受けたカメラCPU43は、カメラの撮影スイッチが操作されても撮影動作を行わず、撮影が禁止されていることを示す警告表示を行う。
【0052】
なお、レンズCPU47は、カメラCPU43に撮影禁止信号を送信する代わりに、ズーム位置Bゾーン内となるように、第1レンズ群6及び第2レンズ群8を駆動するようにしてもよい。
【0053】
このように、本実施形態の交換ズームレンズ5は、装着されたカメラの画面サイズに応じて使用可能なズーム範囲を電気的に限定するので、交換ズームレンズ5の全ズーム範囲でのイメージサークル径がカメラの画面サイズに対応していない場合であっても、カメラに適正な撮影を行わせることができる。
【0054】
したがって、本実施形態の交換ズームレンズ5は、様々な画面サイズを有するカメラに対して使用することができる。
【0055】
また、本実施形態の交換ズームレンズ5は、図3に示すように、広角側のズーム範囲(Aゾーン)が望遠側のズーム範囲(Bゾーン)よりもイメージサークル径が小さくなる光学系を備えているので、広角側での性能保証は小さい撮像画面サイズに対してのみ行えばよい。このため、ズームレンズ装置全体としての性能保証が容易になるとともに、前玉である第1レンズ群6の大型化を防止でき、コンパクトでありながら高倍率の交換ズームレンズ装置とすることができる。
【0056】
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、レンズCPU47が、カメラ側から取得した画面サイズ情報と、レンズROM42から読み出したイメージサークル径情報とを用いて撮影可否判定を行う場合について説明したが、同様の判定を、カメラCPU43が、レンズ側から取得したイメージサークル径情報と、カメラROM44から読み出した画面サイズ情報とを用いて行うようにしてもよい。
【0057】
これにより、装着された交換ズームレンズのイメージサークル径特性にかかわらず、撮影可能なズーム範囲でのみ交換ズームレンズを使用することになる。したがって、様々なイメージサークル径特性を有する交換ズームレンズを使用して撮影を行うことができ、交換ズームレンズの選択の幅を広げることができる。
【0058】
(第3実施形態)
図7には、本発明の第3実施形態である交換ズームレンズおよびカメラの構成を示している。
【0059】
第1および第2実施形態では、電気的に使用可能なズーム範囲を制限する場合について説明したが、本実施形態では、機械的作用により使用可能なズーム範囲を制限するものである。
【0060】
本実施形態の交換ズームレンズでは、撮影者がズーム操作環を回転操作することによってズーム駆動が行われる。
【0061】
交換ズームレンズ50のマウント52をカメラ56のマウント51に装着する場合、交換ズームレンズ50をカメラ56に対して1/4回転程度回すことによって装着が完了する。
【0062】
装着が開始されたとき、レンズ側のマウント52の座部によってカメラ側のマウント51に設けられたズーム禁止突起53(ズーム禁止部材)はスプリングバネ54の力に抗して押し込まれ、装着完了時には、マウント52の座部に形成された穴部55にズーム禁止突起53が進入する。
【0063】
ズーム禁止突起53の形(長さを含む)は、カメラの撮像素子の画面サイズに対応して設定されており、例えば画面サイズの小さいカメラでは、画面サイズの大きいカメラよりもズーム禁止突起53の長さが長く設定されている。
【0064】
一方、交換ズームレンズ50側には、このズーム禁止突起53の形状によって、カメラの画面サイズに対してAゾーンとなるズーム範囲はズーム操作環を操作(回転)できないようにする不図示のストッパー機構が設けられている。
【0065】
このように、本実施形態の交換ズームレンズ50およびカメラ56は、カメラの画面サイズに応じて使用可能なズーム範囲を機械的に限定するので、交換ズームレンズ50の全ズーム範囲でのイメージサークル径がカメラの画面サイズに対応していない場合であっても、カメラ56に適正な撮影を行わせることができる。
【0066】
したがって、本実施形態の交換ズームレンズ50は、様々な画面サイズを有するカメラに対して使用することができる。また、本実施形態のカメラ56は、様々なイメージサークル径特性を有する交換ズームレンズを使用することができ、交換ズームレンズの選択の幅を広げることができる。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本願第1の発明によれば、交換ズームレンズ装置が装着されたカメラの撮像画面サイズに応じて、イメージサークル径がその撮像画面サイズに対して小さくなるズーム範囲での撮影を禁止するので、様々な撮像画面サイズのカメラに対して使用可能な交換ズームレンズ装置を実現することができる。
【0068】
特に、この交換ズームレンズ装置が、広角側が望遠側よりもイメージサークル径が小さくなる光学系を備えている場合、広角側での性能保証は小さい撮像画面サイズに対してのみ行えばよくなるため、レンズ装置全体としての性能保証が容易になるとともに、いわゆる前玉径の大型化を防止でき、コンパクトでありながら高倍率のズームレンズ装置とすることができる。
【0069】
また、本願第2の発明によれば、交換ズームレンズ装置が装着された場合、カメラ自身の撮像画面サイズに応じて、その交換ズームレンズ装置におけるイメージサークル径が撮像画面サイズに対して小さくなるズーム範囲での撮影が禁止されるので、様々なイメージサークル径特性を有する交換ズームレンズ装置を使用可能なカメラを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である交換ズームレンズの使用形態を示す概略図である。
【図2】上記交換ズームレンズのズーム動作を説明する図である。
【図3】上記交換ズームレンズのズーム位置に応じたイメージサークル径を示したグラフである。
【図4】上記交換ズームレンズをカメラに装着した状態の断面図である。
【図5】上記交換ズームレンズのズーム範囲の制限動作を示すフローチャートである。
【図6】上記交換ズームレンズのイメージサークル径とカメラの画面サイズとの関係を示す概念図である。
【図7】本発明の第3実施形態である交換ズームレンズおよびカメラを示す概略図である。
【符号の説明】
1,2,56 カメラ
3,4 撮像素子
5,50 交換ズームレンズ
IC イメージサークル
53 ズーム禁止突起
55 穴部

Claims (3)

  1. 撮像画面サイズが互いに異なる固体撮像素子を備える複数のカメラに対して装着可能な交換ズームレンズ装置であって、
    全ズーム範囲のうち、装着されたカメラの前記固体撮像素子の撮像画面サイズに対してイメージサークル径が大きくなるズーム範囲での撮影を許容し、装着されたカメラの前記固体撮像素子の撮像画面サイズに対してイメージサークル径が小さくなるズーム範囲での撮影を禁止する撮影禁止手段と、
    ズーム動作を行うために操作されるズーム操作環とを有し、
    前記撮影禁止手段は、装着されるカメラに設けられ、前記固体撮像素子の撮像画面サイズに応じた形状を有するズーム禁止部材との機械的作用により、装着されたカメラの前記固体撮像素子の撮像画面サイズに対してイメージサークル径が小さくなるズーム位置へのズーム動作を行わせる前記ズーム操作環の動作を阻止するストッパー機構を有することを特徴とする交換ズームレンズ装置。
  2. 全ズーム範囲のうち広角端のイメージサークル径が望遠端のイメージサークル径よりも小さい光学系を備えことを特徴とする請求項に記載の交換ズームレンズ装置。
  3. 請求項1または2に記載の交換ズームレンズ装置と、交換ズームレンズ装置が装着される固体撮像素子を備えるカメラを有することを特徴とするカメラシステム。
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