JP5085091B2 - ラグ付きタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、トラクタ等の作業車両の車輪として使用されるラグ付きタイヤに関する。
従来、この種のラグ付きタイヤには、タイヤ本体の周方向に複数のラグが間隔をおいて形成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
従来のラグ付きタイヤは、タイヤ本体にラグが形成されていることから、走行中に振動が発生し易くなっている。
ラグ付きタイヤの走行中の振動を低減するには、例えば、1、ショルダー部側のラグ部分と次のラグのセンター部側の部分との周方向のオーバラップ量を大きくする、2、ラグ表面よりある一定の深さからトレッド表面ゴムよりも柔らかいゴムの層を設ける、3、ラグ間にブロックを設ける、4、タイヤ赤道面付近でへの字型のラグ形状として、赤道面の反対側にラグを伸ばす、等の手段が考えられる。
特開平9−109617号公報
従来のラグ付きタイヤでは、上記1のようにラグのオーバラップ量を大きくした場合には、あるオーバラップ量以上では効果が出なくなり、かつ圃場走行時にその部分で泥詰まりを生じやすくなる。
また、上記2のようにトレッド表面ゴムよりも柔らかいゴム層を設けた場合には、製造工程が複雑になり、製造コストがかかってしまう。
また、上記3ようにラグ間にブロックを設けた場合には、ラグ付き走行体の重量が大きくなり、かつ圃場走行時にブロック間に泥詰まりを生じやすくなる。
また、上記4の場合には、タイヤ赤道面付近でへの字型のラグ形状として、赤道面の反対側へラグを伸ばして形成すると、圃場走行時に隣合うへの字形状のラグ間で泥詰まりが生じやすくなる。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、ラグ間の泥詰まりを防止しつつ走行中の振動を低減できるようにしたラグ付きタイヤを提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決するために以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明に係るラグ付きタイヤは、タイヤ本体の周方向に複数のラグが間隔をおいて形成され、各ラグは、タイヤ本体の幅方向の一方側に片寄って形成された第1ラグと、タイヤ本体の幅方向の他方側に片寄って形成された第2ラグとを備え、前記第1ラグおよび前記第2ラグは、平面視において、その頂面におけるその幅方向の両側の端縁のいずれもが、前記タイヤ本体の幅方向外方から内方に向かう途中の第1の屈曲点において互いに遠ざかる方向に折れて直線状に延び第2の屈曲点で互いに近づく方向に折れてかつ近づきながら直線状に延び、前記第1の屈曲点から前記第2の屈曲点を経て延びる前記両側
の端縁と、前記両側の端縁が延びた先端のいずれとも頂角を形成して前記両側の端縁に連続する直線状の先端縁と、によって囲まれる接地部を有し、前記両側の端縁の一方における前記第2の屈曲点および前記頂角を形成する先端のいずれもが前記赤道面を超えた側に位置し、前記両側の端縁の他方における前記第2の屈曲点が前記赤道面の手前側に位置し、前記幅方向の両側の端縁の一方において前記頂角を形成する前記先端から前記赤道面までの前記幅方向における距離をA、前記幅方向の両側の端縁の他方における前記第2の屈曲点から前記赤道面までの前記幅方向における距離をB、および前記タイヤ本体のトレッド幅をTとしたとき、
0.1T≦A≦0.3T、
0.2T≦B≦0.4T、
であり、前記接地部はタイヤ本体の周方向に等ピッチで形成されていることを特徴とする。
これによれば、ラグに三角形状の接地部を形成し、この接地部が赤道面を跨いで形成されているので、この接地部によって赤道面を挟んで左右のバランスよく車体の荷重を支持できる。これによって、ラグ付きタイヤは、走行中の振動を低減できるようになる。また、この三角形状の接地部はタイヤ本体の周方向に等ピッチで形成されているので、隣合う接地部間に泥が詰まり難くなる。
前記ラグ付きタイヤにおいて、0.1T≦A≦0.3T、0.2T≦B≦0.4T、とされていることにより、赤道面を跨いで形成された三角形状の接地部は、赤道面を基準として幅方向の一方側の部分と、他方側の部分に所定の大きさで分かれて形成される。このようにすることで、三角形状の接地部は、赤道面を挟んで幅方向の一方側の部分と他方側の部分とで車体の荷重をバランス良く支持できるようになり、これによってラグ付きタイヤは走行中の振動を低減できるようになる。
また、前記周方向に隣り合う前記第1ラグと前記第2ラグとの前記赤道面における距離をCとし、ラグのピッチをDとしたとき、
0.45≦C/D≦0.8とされていることを特徴とする。
これによれば、隣合うラグの三角形状の接地部同士の離間間隔を所定の範囲に設定することによって、ラグ付きタイヤはラグ間の泥詰まりを抑制して排土性の良いものになる。
前記第1ラグおよび前記第2ラグは、平面視において前記タイヤ本体の周方向に対して傾斜して延び互いの形状が面対称であって、かつ前記タイヤ本体の外周面に千鳥配置で形成されている。
本発明によれば、ラグ間の泥詰まりを抑制しつつ走行中の振動を低減できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しながら説明する。
図1〜3に、本発明に係るラグ付きタイヤ1として、トラクタ等の農作業機械に装着される空気入りタイヤを例示している。ラグ付きタイヤ1は、リムにカーカスを固着するとともにこのカーカスにゴムを加硫成形によって溶着したタイヤ本体2を有する。
なお、ラグ付きタイヤ1は、図4の矢印Fが示す方向に回転した場合に、作業車が前進するように、作業車の車軸に装着される。以下、この矢印Fが示す回転方向を前方といい、その反対方向を後方という。また、ラグ付きタイヤ1の回転軸の方向に平行な方向を幅方向X(図1参照)という。また、タイヤ本体2の幅方向Xの中心を通り、この幅方向Xに直交する面を赤道面EPという。この赤道面EPは、ラグ付きタイヤ1を平面からみたときに、図1に示すように直線状に表される。
また、タイヤ本体2の幅方向Xの外端部から赤道面EPに向かう方向を幅方向X内方といい、これとは反対の方向を幅方向X外方という。またタイヤ本体2の半径方向Rにおいて、ラグ付きタイヤ1の回転中心に向かう方向を下方といい、これ(下方)とは反対の方向を上方という。
タイヤ本体2の外周部にはトレッド部3が形成されており、このトレッド部3には、複数のラグ4が形成されている。タイヤ本体2に形成された各ラグ4は、タイヤ本体2の周
方向Yに間隔をおいて形成されている。
各ラグ4は、タイヤ本体2の外周面にいわゆる千鳥配置で形成されている。各ラグ4には、タイヤ本体2の幅方向Xの一方側に片寄って形成された第1ラグ4aと、幅方向Xの他方側に片寄って形成された第2ラグ4bとがある。タイヤ本体2には第1ラグ4aと第2ラグ4bが周方向Yに交互に形成されている。第1ラグ4aと第2ラグ4bはタイヤ本体2の周方向Yに沿って等ピッチ(このピッチを図中に符号Dを示す)で形成されている。
各ラグ4(4a、4b)は、図1に示すように、平面視においてタイヤ本体2の周方向Yに対して所定の角度で傾斜して形成されている。
図4に示すように、各ラグ4(4a、4b)は、その頂部に平坦状の頂面6を有している。この頂面6の前方には、タイヤ本体2の半径方向Rに対して所定の角度に傾斜した傾斜面(以下、前面7という)が形成されている。頂面6の後方には、タイヤ本体2の半径方向Rに対して所定の角度で傾斜した傾斜面(以下、後面8という)が形成されている。前面7の傾斜角度は、後面8の傾斜角度よりも大きく設定されている。
第1ラグ4aは、タイヤ本体2の幅方向Xの一方のサイドウォール部5から赤道面EPにわたって形成されている。以下、第1ラグ4aのサイドウォール部5側の端部を外端部といい、赤道面EP側の端部を内端部という。
第2ラグ4bは、タイヤ本体2の幅方向Xの他方のサイドウォール部5から赤道面EPにわたって形成されている。以下、第2ラグ4bのサイドウォール部5側の端部を外端部といい、赤道面EP側の端部を内端部という。
図1、図2に示すように、各ラグ4の幅方向Xの内端部には、平面視で三角形状の接地部11が形成されている。各接地部11は、直線状の第1辺13、第2辺14、第3辺15を有する。
各ラグ4の三角形状の接地部11において、第1辺13と第2辺14との間には、直線状の第4辺16が形成されている。第1辺13と第3辺15との間には、直線状の第5辺17が形成されている。
図2に示すように、直線状の第1辺13からこの第1辺13を延長するよう仮想線a、bを引く。また、直線状の第2辺14からこの第2辺14を延長するように仮想線c、dを引く。また、直線状の第3辺15からこの第3辺15を延長するように仮想線e、fを引く。
このとき、第1辺13の仮想線aは、第2辺14の仮想線cと交差する。また、第1辺13の仮想線bは、第3辺15の仮想線eと交差する。また、第2辺14の仮想線dは第3辺15の仮想線fと交差する。また、第2辺14の仮想線dは第3辺15の仮想線fと交差する。
このようにすると、第1辺13〜第3辺15、および仮想線a〜fは、各仮想線同士の交差点を頂点とした三角形を構成する。この実施形態では、この三角形が正三角形となっている。なおこの三角形は正三角形に限らず、他の種々の三角形であってもよい。
本発明において接地部11の「三角形状」とは、平面視において、第1辺13、第2辺14、第3辺15および仮想線a〜fによって三角形が構成されることをいう。
この三角形状の接地部11は、第1辺13と第2辺14とがなす角度をθ1、第1辺14と第3辺15とがなす角度をθ2、第2辺14と第3辺15とがなす角度をθ3としたとき、これらの角度の和が180°(θ1+θ2+θ3=180°)となるように構成されている。
図1に示すように、三角形状の接地部11は、第1辺13がその中途部で赤道面EPと交差している。また、三角形状の接地部11は第2辺14がその中途部で赤道面EPと交差している。
各ラグ4の三角形状の接地部11は、図1、図2に示すように、赤道面EPを跨いで形成されている。ここで赤道面EPを「跨いで」とは、三角形状の接地部11の一部が赤道面EPから幅方向Xの一方側に位置し、そしてこの三角形状の接地部11の他の部分が赤道面EPから幅方向Xの他方側に位置することをいう。
各ラグ4の三角形状の接地部11には、2つの角部18、19が形成されている。図1〜図3に示すように、各三角形状の接地部11には、第1辺13、第2辺14、および第4辺16によって第1角部18が形成されている。また、各の三角形状の接地部11には、第1辺13、第3辺15、および第5辺17によって第2角部19が形成されている。
三角形状の接地部11は、1つの角部が赤道面EPから幅方向Xの一方側にはみ出て形成されている。この実施の形態では、第1角部18が赤道面EPからはみ出て設けられている。ここで、1つの角部(第1角部18)が赤道面EPから「はみ出る」とは、タイヤ本体2を赤道面EPを境界として、幅方向Xの一方側の部分と他方側の部分に分けたとき、ラグ4が形成されている部分から赤道面EPを超えて反対側の部分に角部が設けられることをいう。
このように、三角形状の接地部11が赤道面EPを跨いで形成され、1つの角部(第1角部18)が赤道面EPからはみ出て形成されることにより、三角形状の接地部11は、赤道面EPによって、赤道面EPからはみ出た部分と残りの部分とに分けられる。
赤道面EPからはみ出た第1角部18の幅方向Xの長さ(第4辺16から赤道面EPまで距離をいう)をAとし、三角形状の接地部11の赤道面EPから幅方向Xの他方側の部分の幅方向Xの長さをBとし、タイヤ本体2のトレッド幅をTとしたとき、0.1T≦A≦0.3T、0.2T≦B≦0.4Tとされているのが望ましい。
赤道面EPの位置におけるラグ4の三角形状の接地部11同士の離間間隔をCとしたとき、ラグ4のピッチDとの関係は、0.45≦C/D≦0.8とされているのが望ましい。
ここで、ラグ4の三角形状の接地部11同士の離間距離Cは、第1ラグ4a、第2ラグ4bのうち、一方のラグの三角形状の接地部11の第1辺13と赤道面EPとの交差点Gと、他方のラグの三角形状の接地部11の第2辺14と赤道面EPとの交差点Hとの周方向Yの間隔をいう(図1参照)。また、ラグ4のピッチDは、周方向Yで隣り合う三角形状の接地部11の第1辺13と赤道面EPとの交差点G同士の距離で表される(図1参照)。
図1、図3に示すように、各ラグ4の三角形状の接地部11には、平面視において四角形状の第1接地部20がつながって形成されている。この第1接地部20には、四角形状の第2接地部21がつながって形成されている。
第1接地部20は、前方側に形成された直線状の縁部20aと、後方側に形成された直線状の縁部20bを有する。第1接地部20の前方側の縁部20aと後方側の縁部20bはほぼ平行に形成されている。
図3に示すように、第1接地部20の前方側の縁部20aの一端と後方側の縁部20bの一端とを結ぶ直線状の仮想線gを引き、前方側の縁部20aの他端と後方側の縁部20bの他端とを結ぶ直線状の仮想線hを引いたとき、これらの縁部20a、20bと仮想線g、hによって四角形が構成されている。
第2接地部21は、第1接地部20に対して所定の角度で傾斜してつながって形成されている。図3に示すように、この第2接地部21は、前方側に形成された直線状の縁部21aと、後方側に形成された直線状の縁部21bを有する。この第2接地部21の前方側の縁部21aと後方側の縁部21bは、ほぼ平行に形成されている。
また、第2接地部21は、幅方向X外方側の端部に周方向Yに沿って形成された直線状の縁部21cを有する。この直線状の縁部21cは、第2接地部21の前方側の縁部21aの一端と後方側の縁部21bの一端とをつなぐように形成されている。
図3に示すように、第2接地部21の前方側の縁部21aと後方側の縁部21c、および第2接地部21の幅方向X外方側の端部に形成された縁部21c、そして前記仮想線hとによって四角形が構成されている。
上記構成のラグ付きタイヤ1によれば、ラグ4の幅方向Xの内端部には三角形状の接地部11が形成され、この接地部11が赤道面EPを跨いで形成されていることから、この三角形状の接地部11は、接地したときの荷重を赤道面EPを挟んで幅方向Xの一方側の部分と他方側の部分とで、バランス良く分担して支持できる。
これにより、ラグ付きタイヤ1は、走行中の振動を低減できる。また、各ラグ4は、タイヤ本体2の周方向Yで等ピッチで形成されていることから、各ラグ4の三角形状の接地部11も同様に等ピッチで形成されているので、ラグ付きタイヤ1は、隣り合う三角形状の接地部11間に泥土が詰まりにくいものとなる。
また、三角形状の接地部11の1つの角部(第1角部18)が赤道面EPからはみ出た部分の幅方向Xの長さAを0.1T≦A≦0.3Tとし、残りの部分(三角形状の接地部11の赤道面EPから幅方向X他方側の部分)の幅方向Xの長さBを、0.2T≦B≦0.4Tとすることによって、三角形状の接地部11は赤道面EPを挟んで幅方向Xの一方側と他方側にバランス良く配置され、これによって接地したときの荷重をバランス良く分担して支持できるようになる。
また、赤道面EPの位置におけるラグ4の三角形状の接地部11同士の離間間隔Cを、0.45≦C/D≦0.8の範囲に設定することによって、周方向Yで隣り合う三角形状の接地部11間の泥詰まりをより一層低減できるようになる。
出願人は、本発明に係るラグ付きタイヤ1の性能の確認するための試験を行った。試験は、本発明に係るラグ付きタイヤ1(タイヤサイズ 13.6−26、4PR)の実施例、比較例、従来例を用意し、これらをそれぞれトラクタに装着して走行させたときの上下加速度を測定した。この試験では、上下加速度の値を従来例の場合を100として指数化し、実施例、比較例を従来例と比較することで振動の低下の度合いを評価した。
また、走行後にラグ4間の泥の詰まり具合を目視で確認した。ラグ4間の泥の詰まり具合は、従来例においてラグ4間に詰まった泥の量を排泥性の値100として指数化し、実施例、比較例を従来例の場合と比較することにより評価した。排泥性の値は、大きければ大きい程、ラグ4間に詰まる泥の量が少ないことを意味する。
試験結果を表1に示す。
Figure 0005085091
表1に示されるように、この試験によって、本発明に係るラグ付きタイヤ1の実施例1〜7は、従来例と比較して振動を10%以上低減できることがわかった。また、各実施例1〜7と従来例を比較した場合、排泥性の低下を15%以下に抑制できることがわかった。
本発明に係るラグ付きタイヤは、例えばトラクタ等の作業車両の車輪に利用できる。
本発明に係るラグ付きタイヤの部分平面図である。 ラグの部分拡大平面図である。 ラグの平面図である。 ラグ付きタイヤの側面図である。
1 ラグ付きタイヤ
2 タイヤ本体
4 ラグ
4a 第1ラグ
4b 第2ラグ
6 頂面
11 接地部
13 第1辺(先端縁)
18 角部
A 接地部が赤道面EPからはみ出た部分の長さ
B 接地部の赤道面EPから幅方向Xの他方側の部分の長さ
C 接地部同士の離間間隔
D ラグのピッチ
EP 赤道面EP
X タイヤ本体の幅方向
Y タイヤ本体の周方向

Claims (3)

  1. タイヤ本体の周方向に複数のラグが間隔をおいて形成され、
    各ラグは、
    タイヤ本体の幅方向の一方側に片寄って形成された第1ラグと、
    タイヤ本体の幅方向の他方側に片寄って形成された第2ラグとを備え、
    前記第1ラグおよび前記第2ラグは、
    平面視において、その頂面におけるその幅方向の両側の端縁のいずれもが、前記タイヤ本体の幅方向外方から内方に向かう途中の第1の屈曲点において互いに遠ざかる方向に折れて直線状に延び第2の屈曲点で互いに近づく方向に折れてかつ近づきながら直線状に延び、
    前記第1の屈曲点から前記第2の屈曲点を経て延びる前記両側の端縁と、前記両側の端縁が延びた先端のいずれとも頂角を形成して前記両側の端縁に連続する直線状の先端縁と、によって囲まれる接地部を有し、
    前記両側の端縁の一方における前記第2の屈曲点および前記頂角を形成する先端のいずれもが前記赤道面を超えた側に位置し、前記両側の端縁の他方における前記第2の屈曲点が前記赤道面の手前側に位置し、
    前記幅方向の両側の端縁の一方において前記頂角を形成する前記先端から前記赤道面までの前記幅方向における距離をA、前記幅方向の両側の端縁の他方における前記第2の屈曲点から前記赤道面までの前記幅方向における距離をB、および前記タイヤ本体のトレッド幅をTとしたとき、
    0.1T≦A≦0.3T、
    0.2T≦B≦0.4T、
    であり、
    前記接地部はタイヤ本体の周方向に等ピッチで形成されている
    ことを特徴とするラグ付きタイヤ。
  2. 前記周方向に隣り合う前記第1ラグと前記第2ラグとの前記赤道面における距離をCとし、ラグのピッチをDとしたとき、
    0.45≦C/D≦0.8
    である
    求項1に記載のラグ付きタイヤ。
  3. 記第1ラグおよび前記第2ラグは、
    平面視において前記タイヤ本体の周方向に対して傾斜して延び互いの形状が面対称であって、かつ前記タイヤ本体の外周面に千鳥配置で形成されている
    求項1または2に記載のラグ付きタイヤ。
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