JP5084497B2 - カチオン硬化性組成物およびその硬化物 - Google Patents
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Description
(式中、Xはハロゲン原子、R1は炭素数1〜10の直鎖または枝分かれ状のアルキレン基を、pは1〜10、qは0〜10の整数をそれぞれ表す。)
しかしながら、該硬化性組成物はフェノール類ノボラック型ビニルエーテル化合物を用いていることで粘度が高い。粘度を下げる為に低分子量のビニルエーテル化合物の配合量を増加させると、基板接着性が不十分となる。
ン硬化性組成物である。
(A)1分子中に3個以上の芳香環を有する下記式(12)で表されるp−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂であって、該芳香環の一部又はすべてのフェノール性水酸基の水素原子が重合性官能基に置換された構造を有し、該重合性官能基が、エチレンオキシド、ヒドロキシブチルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、トリメチロールプロパンジビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテルのいずれかが置換した基であるフェノール誘導体100重量部
(B)トリエチレングリコールジビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、及びトリメチロールプロパンジビニルエーテルから選ばれる1種以上のカチオン重合性化合物0.01〜50000重量部
(C)光及び/又は熱カチオン型開始剤0.05〜2000重量部
本発明の第2は、前記(A)〜(C)を下記比率で含有することを特徴とする第1に記載のカチオン硬化性組成物である。
(A)フェノール誘導体100重量部、
(B)カチオン重合性化合物1〜5000重量部、
(C)光及び/又は熱カチオン型開始剤0.05〜200重量部
本発明の第3は、前記(A)フェノール誘導体において、フェノール性水酸基の水素原子の70mol%以上が重合性官能基に置換された芳香環を有する化合物であることを特徴とする本発明の第1又は2に記載のカチオン硬化性組成物である。
(A)1分子中に3個以上の芳香環を有する下記式(12)で表されるp−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂であって、該芳香環の一部又はすべてのフェノール性水酸基の水素原子が重合性官能基に置換された構造を有し、該重合性官能基が、エチレンオキシド、ヒドロキシブチルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、トリメチロールプロパンジビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテルのいずれかが置換した基であるフェノール誘導体1〜100重量部
(B)トリエチレングリコールジビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、及びトリメチロールプロパンジビニルエーテルから選ばれる1種以上のカチオン重合性化合物1〜500重量部
(C)光及び/又は熱カチオン型開始剤0.05〜20重量部
(D)下記一般式(1)で示される反応性有機ケイ素化合物100重量部
(A)フェノール誘導体1〜70重量部
(B)カチオン重合性化合物50〜500重量部
(C)光及び/又は熱カチオン型開始剤0.5〜20重量部(D)前記一般式(1)で示される反応性有機ケイ素化合物100重量部
本発明の第7は、前記(D)反応性有機ケイ素化合物が、前記一般式(1)においてn=1であることを特徴とする本発明の第5又は6に記載のカチオン硬化性組成物である。
本発明の第23は、前記(A)におけるパラ位を置換する置換基が、アルキル基、アルコキシ基、シクロアルキル基、アリール基およびアラルキル基からなる群から選ばれるいずれかである本発明の第1、2、5のいずれか一項に記載のカチオン硬化性組成物である。
(A)1分子中に3個以上の芳香環を有し、該芳香環の一部又はすべてのフェノール性水酸基の水素原子が重合性官能基に置換された構造の芳香環を有するフェノール誘導体100重量部
(B)カチオン重合性化合物0.01〜50000重量部
(C)光及び/又は熱カチオン型開始剤0.05〜2000重量部
本発明における(A)1分子中に3個以上の芳香環を有し、該芳香環の一部又はすべてのフェノール性水酸基の水素原子が重合性官能基に置換された構造の芳香環を有するフェノール誘導体の一例としては、例えば、後述する一般式(3)〜(13)で表した1分子中に3個以上のフェノール性芳香環を有する化合物のフェノール性水酸基の水素原子の一部及び/又は全てが重合性官能基に置換された芳香環を有する化合物である。
(上記(3)〜(5)式中、R1は炭素数1〜5のアルキル基およびアルコキシ基を示し、異なるベンゼン環のR1は互いに同一でも異なっていてもよく、また各々のベンゼン環におけるp個のR1は互いに同一でも異なっていてもよい。pは0〜4の整数であり、異なるベンゼン環のpは互いに同一でも異なってもよく、qは1〜3の整数であり、異なるベンゼン環のqは互いに同一でも異なってもよい。p+q≦5である。但し、R1の炭素数が4または5の場合、R1はベンゼン環上の水酸基に対しオルト位に位置することはない。)
および
これらの化合物のうち、(B)カチオン重合性化合物や(D)反応性有機ケイ素化合物との相溶性および反応性に優れる前記一般式(12)で示される多核フェノール化合物が好ましい。市販されているものとしては、例えば、新規分子量分布集約型ノボラック樹脂:PAPS(製品名:旭有機材工業社製)が、本発明の多核体フェノール誘導体の原料として好適に用いられる。
(Rはアルキル基で分岐鎖があっても良く、mは1〜10の整数)
また、本発明に使用する上記フェノール誘導体は、重合時の着色を低減するために該重合性官能基のパラ位に置換基を有することが好ましい。このパラ位を置換する置換基に特に制限はなく、アルキル基、アルコキシ基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基が好ましく、構造上に芳香環、ハロゲン等の置換基を有していても良い。これらのアルキル基の具体的な例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、メトキシ基、エトキシ基、フェニル基、ナフチル基、ビフェニル基、ベンジル基、α−メチルベンジル基、α,α´−ジメチルベンジル基等が挙げられる。
本発明の(D)反応性有機ケイ素化合物は一般式(1)の要件を満たす化合物であれば特に制限されるものではないが、一般式(1)で表される化合物のうちnが2以下であることが望ましく、より具体的にはn=1が50重量%以上含まれることが望ましく、80重量%以上含まれることがさらに好ましい。nの平均は1.5以下が望ましく、好ましくはn=1である。また、一般式(1)で表される化合物のアルキル基が炭素数1〜4が好ましく、1または2がさらに好ましく、2が反応性、安定性の面で最も好ましい。
(A)1分子中に3個以上の芳香環を有し、該芳香環の一部又はすべてのフェノール性水酸基の水素原子が重合性官能基に置換された構造の芳香環を有するフェノール誘導体100重量部に対し、(B)カチオン重合性化合物0.01〜50000重量部、好ましくは1〜50000重量部、より好ましくは1〜5000である。
(C)光及び/又は熱カチオン型開始剤は0.05〜2000重量部、好ましくは0.1〜1000重量部、より好ましくは0.5〜200重量部である。
<装置・塗膜形成方法>
光照射装置:400W高圧水銀灯(セン特殊光源社製)
塗工:12μm塗工用バーコーター(Kバー社製)
<フェノール化合物について>
本発明の実施例に用いたp−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂(旭有機材工業社製)は残存モノマーが1重量%未満、2核体が16重量%の樹脂を使用した。以下実施例では単にp−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂とする。
<光硬化性および硬化膜の物性評価>
タックフリー露光量(TFED):露光後被膜を指触観察し、表面が硬化しベタツキがなくなるのに必要な最小露光量を求めた。
粘度:得られたカチオン硬化性組成物を回転式E型粘度計TVE−20H(東機産業社製)を用いて25℃、100rpmの条件で測定した。
保存安定性:50℃1週間保存後の粘度上昇が10%以下のものを良好とした。
基板接着性:カチオン硬化性組成物をPMMA基板上に12μmになるようにバーコーターを用いて塗布し、TFEDで硬化させた。この硬化膜に対して、碁盤目テープ剥離(クロスカット)試験を行った。碁盤目にはがれがない場合を○、少しでもはがれが生じた場合を×と表した。
ガラスクリーナー耐性:ガラス基板にカチオン硬化性組成物を塗布し、露光量240mJ/cm2 で硬化させた。次いで硬化膜にガラスクリーナーを塗布し、室温で10分間放置した後拭き取り、表面状態を目視にて観察した。このとき表面あれ、傷、白化がない場合を○、白化、クラックが生じた場合を×と表した。本試験後、さらにガラスクリーナー耐性試験を行った硬化膜に対して、碁盤目テープ剥離(クロスカット)試験による接着性の評価を行った。碁盤目にはがれがない場合を○、少しでもはがれが生じた場合を×と表した。
耐水性:ガラス基板にカチオン硬化性組成物を塗布し、露光量240mJ/cm2 で硬化させた。次いで水を染込ませたキムワイプ(産業用ワイパー、株式会社クレシア製)で硬化膜表面を60回こすり、表面状態を目視にて観察した。このとき表面あれがない場合を○、白化、クラックが生じた場合を×と表した。本試験後、さらに耐水性試験を行った硬化膜に対して、碁盤目テープ剥離(クロスカット)試験による接着性の評価を行った。碁盤目にはがれがない場合を○、少しでもはがれが生じた場合を×と表した。
透明性:カチオン硬化性組成物をガラス基板に塗布しTFEDで硬化した後、硬化膜の透明性を目視にて判断した。透明な場合を○、透明であるが硬化膜にしわが発生したもの又はわずかに着色したものを△、白化または明らかに着色した場合を×で示す。
ビニルエーテル基を含有する化合物としてトリエチレングリコールジビニルエーテル(日本カーバイド工業社製)96重量部、多核フェノールとしてp−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂(旭有機材工業社製)のすべての水酸基にエチレンオキシドを付加した化合物5重量部、光カチオン型開始剤としてスルフォニウム塩型であるCPI100P(約50重量%のプロピレンカーボネートを含有:サンアプロ社製)4重量部を十分混合することによりカチオン硬化性組成物を得た。該組成物をガラス基板上にバーコーターを用いて膜厚12μmになるように塗工した後、400W高圧水銀灯露光機(セン特殊光源社製)で露光し、塗膜の光硬化性および硬化膜物性の評価を行った。結果を表1に示す。
カチオン硬化性化合物としてヒドロキシブチルビニルエーテル(丸善石油化学工業社製)50部と多核フェノールとしてp−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂(旭有機材工業社製)25重量部を100mlナス型フラスコに入れ、60℃で緩やかに反応を行い、ビニルエーテル官能化フェノール溶液を得た。得られた溶液を高速液体クロマトグラフィーL−7000シリーズ(日立製作所社製)を用いて反応を確認したところ、p−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂に由来するピークが全て消失していた。このため、p−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂のフェノール性水酸基の水素原子はすべてヒドロキシブチルビニルエーテルが付加したものと考えられる。該溶液50部(p−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂のヒドロキシブチルビニルエーテル付加物28.4重量部とヒドロキシブチルビニルエーテル21.6重量部の混合物)に光カチオン型開始剤としてスルフォニウム塩型であるUVI6992(約50重量%のプロピレンカーボネートを含有:ダウ・ケミカル日本社製)4重量部を十分混合することによりカチオン硬化性組成物を得た。得られたカチオン硬化性組成物を用いて実施例1と同様に、塗膜の光硬化性および硬化膜物性の評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1の組成物にさらに反応性有機珪素化合物としてテトラエトキシシラン(GE東芝シリコーン社製;TSL8124)100部を加え、カチオン硬化性組成物を得た。得られたカチオン硬化性組成物を用いて実施例1と同様に、塗膜の光硬化性および硬化膜物性の評価を行った。結果を表1に示す。
カチオン硬化性化合物としてトリエチレングリコールジビニルエーテル(日本カーバイド工業社製)50重量部と多核フェノールとしてp−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂(旭有機材工業社製)25重量部を100mlナス型フラスコに入れ、60℃で緩やかに反応を行い、ビニルエーテル官能化フェノール溶液を得た。得られた溶液を高速液体クロマトグラフィーL−7000シリーズ(日立製作所社製)を用いて反応を確認したところ、p−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂に由来するピークが全て消失していた。さらにフーリエ変換赤外分光光度計FT/IR−460plus(日本分光社製)を用いて赤外吸収スペクトルの確認をしたところ、3400cm-1付近の水酸基による吸収が消失していた。このため、p−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂のフェノール性水酸基の水素原子はすべてトリエチレングリコールジビニルエーテルが付加したものと考えられる。該溶液50部(p−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂のトリエチレングリコールジビニルエーテル付加物37.2重量部とトリエチレングリコールジビニルエーテル12.8重量部の混合物)に、反応性有機ケイ素化合物としてテトラエトキシシラン(GE東芝シリコーン社製:TSL8124)50重量部、光カチオン型開始剤としてスルフォニウム塩型であるUVI6992(約50重量%のプロピレンカーボネートを含有:ダウ・ケミカル日本社製)4重量部を十分混合することによりカチオン硬化性組成物を得た。これをガラス基板上にバーコーターを用い、膜厚12μmになるように塗工した後、400W高圧水銀灯露光機(セン特殊光源社製)で露光し、塗膜の光硬化性および硬化膜物性の評価を行った。結果を表1に示す。
実施例4で用いたテトラエトキシシランの代わりにテトラエトキシシランの部分縮合物であるワッカーシリケイトTES40(旭化成ワッカーシリコーン社製)50重量部を用いてカチオン硬化性組成物を調整し、硬化塗膜の性能評価を行った。結果を表1に示す。
実施例4で用いたトリエチレングリコールジビニルエーテルの代わりにトリメチロールプロパンジビニルエーテル(丸善石油化学工業社製)50重量部を用いてカチオン硬化性組成物を調整した。得られたカチオン硬化性組成物の組成はp−tert−Bt−フェノールノボラックのトリメチロールプロパンジビニルエーテル付加物35.5重量部、トリメチロールプロパンジビニルエーテル14.5重量部、テトラエトキシシラン50重量部、UVI6992が4重量部と考えられる。このカチオン硬化性組成物で硬化塗膜の性能評価を行った。結果を表1に示す。
実施例4のカチオン硬化性組成物に、さらに脂環式エポキシ化合物であるUVR6105(商品名:ダウ・ケミカル日本社製)25重量部を用いることによりカチオン硬化性組成物を調整し、硬化塗膜の性能評価を行った。結果を表1に示す。
実施例6のカチオン硬化性組成物において、トリメチロールプロパンジビニルエーテルの代わりにヒドロキシブチルビニルエーテル(丸善石油化学工業社製)30重量部を用いてカチオン硬化性組成物を調整した。得られたカチオン硬化性組成物の組成はp−tert−Bt−フェノールノボラックのヒドロキシブチルビニルエーテル付加物38.8重量部、ヒドロキシブチルビニルエーテル11.2重量部、テトラエトキシシラン50重量部、UVI6992が4重量部と考えられる。このカチオン硬化性組成物で硬化塗膜の性能評価を行った。結果を表1に示す。
p位に置換基のない多核フェノールとしてフェノールノボラック樹脂(残存モノマーが1重量%未満、2核体が16重量%、旭有機材工業)を使用した以外は実施例1と同様にカチオン硬化性組成物を調整し、硬化塗膜の性能評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1のp−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂のすべての水酸基にエチレンオキシドを付加した化合物の代わりにp−tert−Bt−フェノール(大日本インキ化学工業社製)のすべての水酸基にエチレンオキシドを付加した化合物5重量部を用いることによりカチオン硬化性組成物を調整し、硬化塗膜の性能評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1のp−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂のすべての水酸基にエチレンオキシドを付加した化合物の代わりに2−2’−メチレンビス[4−メチルフェノール](本州化学工業社製)5重量部を用いることによりカチオン硬化性組成物を調整し、硬化塗膜の性能評価を行った。結果を表1に示す。
実施例3においてp−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂のすべての水酸基にエチレンオキシドを付加した化合物の代わりに2−2’−メチレンビス[4−メチルフェノール](本州化学工業社製)5重量部を用いることによりカチオン硬化性組成物を調整し、硬化塗膜の性能評価を行った。結果を表1に示す。
実施例3においてp−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂のすべての水酸基にエチレンオキシドを付加した化合物の代わりにp−tert−Bt−フェノール(大日本インキ化学工業社製)5重量部を用いることによりカチオン硬化性組成物を調整し、硬化塗膜の性能評価を行った。結果を表1に示す。
カチオン重合性化合物としてトリエチレングリコールジビニルエーテル(日本カーバイド社製)50重量部、多核フェノールとして実施例9で用いたフェノールノボラック樹脂(旭有機材工業社製)5重量部、光カチオン型開始剤としてスルホニウム塩系であるUVI6992(約50重量%のプロピレンカーボネートを含有:ダウ・ケミカル日本社製)2重量部を十分混合してカチオン硬化性組成物を調整し、硬化塗膜の性能評価を行った。結果を表1に示す。
カチオン重合性化合物としてトリエチレングリコールジビニルエーテル(日本カーバイド工業社製)50重量部と2−2’−メチレンビス[4−メチルフェノール](本州化学工業社製)25重量部を100mlナス型フラスコに入れ、60℃で緩やかに反応を行い、ビニルエーテル官能化フェノール溶液を得た。得られた溶液50重量部に、光カチオン型開始剤としてUVI6992(約50重量%のプロピレンカーボネートを含有:ダウ・ケミカル日本社製)2重量部を十分混合することでカチオン硬化性組成物を調整した。得られたカチオン硬化性組成物の組成は2−2’−メチレンビス[4−メチルフェノール]のトリエチレングリコールジビニルエーテル付加物46.3重量部、トリエチレングリコールジビニルエーテル3.7重量部、UVI6992が2重量部と考えられる。このカチオン硬化性組成物で硬化塗膜の性能評価を行った。結果を表1に示す。
カチオン重合性化合物にトリエチレングリコールジビニルエーテル(日本カーバイド工業社製)50重量部、光カチオン型開始剤としてUVI6992(約50重量%のプロピレンカーボネートを含有:ダウ・ケミカル日本社製)2重量部を十分混合することでカチオン硬化性組成物を調整し、硬化塗膜の性能評価を行った。結果を表1に示す。
Claims (23)
- (A)〜(C)を下記比率で含有することを特徴とするカチオン硬化性組成物。(A)1分子中に3個以上の芳香環を有する下記式(12)で表されるp−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂であって、該芳香環の一部又はすべてのフェノール性水酸基の水素原子が重合性官能基に置換された構造を有し、該重合性官能基が、エチレンオキシド、ヒドロキシブチルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、トリメチロールプロパンジビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテルのいずれかが置換した基であるフェノール誘導体100重量部
(B)トリエチレングリコールジビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、及びトリメチロールプロパンジビニルエーテルから選ばれる1種以上のカチオン重合性化合物0.01〜50000重量部
(C)光及び/又は熱カチオン型開始剤0.05〜2000重量部
- 前記(A)〜(C)を下記比率で含有することを特徴とする請求項1に記載のカチオン硬化性組成物。
(A)フェノール誘導体100重量部、
(B)カチオン重合性化合物1〜5000重量部、
(C)光及び/又は熱カチオン型開始剤0.05〜200重量部 - 前記(A)フェノール誘導体において、フェノール性水酸基の水素原子の70mol%以上が重合性官能基に置換された芳香環を有する化合物であることを特徴とする請求項1又は2に記載のカチオン硬化性組成物。
- 前記(A)フェノール誘導体において、そのフェノール性水酸基の水素原子の実質的にすべてが重合性官能基に置換された芳香環を有する化合物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のカチオン硬化性組成物。
- 下記(A)〜(D)を下記比率で含有することを特徴とするカチオン硬化性組成物。
(A)1分子中に3個以上の芳香環を有する下記式(12)で表されるp−tert−Bt−フェノールノボラック樹脂であって、該芳香環の一部又はすべてのフェノール性水酸基の水素原子が重合性官能基に置換された構造を有し、該重合性官能基が、エチレンオキシド、ヒドロキシブチルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、トリメチロールプロパンジビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテルのいずれかが置換した基であるフェノール誘導体1〜100重量部
(B)トリエチレングリコールジビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、及びトリメチロールプロパンジビニルエーテルから選ばれる1種以上のカチオン重合性化合物1〜500重量部
(C)光及び/又は熱カチオン型開始剤0.05〜20重量部
(D)下記一般式(1)で示される反応性有機ケイ素化合物100重量部
- 前記(A)〜(D)を下記比率で含有することを特徴とする請求項5に記載のカチオン硬化性組成物。
(A)フェノール誘導体1〜70重量部
(B)カチオン重合性化合物50〜500重量部
(C)光及び/又は熱カチオン型開始剤0.5〜20重量部
(D)前記一般式(1)で示される反応性有機ケイ素化合物100重量部 - 前記(D)反応性有機ケイ素化合物が、前記一般式(1)においてn=1であることを特徴とする請求項5又は6に記載のカチオン硬化性組成物。
- 前記(A)フェノール誘導体において、該重合性官能基がビニルエーテル基および/または−(R−O)mH (Rはアルキル基で分岐鎖があっても良く、mは1〜10の整数)であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のカチオン硬化性組成物。
- 前記(A)フェノール誘導体において、該重合性官能基が−(R−O)m−H (Rはアルキル基で分岐鎖があっても良く、mは1〜10の整数)であることを特徴とする請求
項1〜8のいずれか一項に記載のカチオン硬化性組成物。 - 前記(B)カチオン重合性化合物が、ビニルエーテル化合物であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のカチオン硬化性組成物。
- 前記(B)カチオン重合性化合物が、エポキシ化合物であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のカチオン硬化性組成物。
- 前記(B)カチオン重合性化合物が、脂環式エポキシ化合物であることを特徴とする請求項11に記載のカチオン硬化性組成物。
- 前記(C)光及び/又は熱カチオン開始型開始剤が、光カチオン型開始剤であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載のカチオン硬化性組成物。
- 請求項1〜13のいずれか一項に記載のカチオン硬化性組成物に活性光線を照射して得られる硬化物。
- 請求項1〜13のいずれか一項に記載のカチオン硬化性組成物に活性光線を照射し、さらに加熱することにより得られる硬化物。
- 請求項1〜13のいずれか一項に記載のカチオン硬化性組成物を用いたカチオン硬化性インクジェットインク。
- 請求項1〜13のいずれか一項に記載のカチオン硬化性組成物を用いたカチオン硬化性グラビアインク。
- 請求項16又は17に記載のインクに活性光線を照射して得られるインク硬化物。
- 請求項16又は17に記載のインクに活性光線を照射し、さらに加熱することにより得られるインク硬化物。
- 請求項1〜13のいずれか一項に記載のカチオン硬化性組成物を用いたハードコート用カチオン硬化性組成物。
- 請求項20に記載のハードコート用カチオン硬化性組成物に活性光線を照射して得られるハードコート用カチオン硬化物。
- 請求項21に記載のハードコート用カチオン硬化性組成物に活性光線を照射し、さらに加熱することにより得られるハードコート用カチオン硬化物。
- 前記(A)におけるパラ位を置換する置換基が、アルキル基、アルコキシ基、シクロアルキル基、アリール基およびアラルキル基からなる群から選ばれるいずれかである請求項1、2、5のいずれか一項に記載のカチオン硬化性組成物。
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