JP5083056B2 - スラストころ軸受用レースの取付装置及び取付方法 - Google Patents
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- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/30—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for axial load mainly
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- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
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Description
即ち、係止突片と係止凹溝とを係合させる過程で、これら係止突片や係止凹溝を弾性変形させる必要がない。これらを係合させる作業は、この係止突片を入れ溝を通じて、軸方向位置が係止凹溝に対応する部分迄進入させてから、上記レースを少し回転させる事で、容易に行える。
そして、このレースを回転させて、上記係止突片と上記入れ溝との、回転方向に関する位相をずらせた後には、上記レースが一方の部材から不用意に脱落する事がなくなる。この為、レースが脱落したトランスミッションやカーエアコン用コンプレッサ等の各種回転機械装置を組み立てて、重大な故障が発生する事を防止できる。
図1〜6は、請求項1、3に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例は、円輪状のレース部6aの内周縁部に支持筒部9を設けたレース4dを、中空軸11の端部に組み付ける場合に就いて示している。この支持筒部9の先端縁の直径方向反対側2個所位置に、それぞれ係止突片14、14を、径方向外方に突出する状態で形成している。一方、上記中空軸11の中心孔15の内周面で、端部開口から少し入り込んだ部分に係止凹溝16を、全周に亙り形成している。そして、この係止凹溝16の直径方向反対側2個所位置と、上記中空軸11の端面17との間に、それぞれ入れ溝18、18を形成している。これら両入れ溝18、18は、上記両係止突片14、14を通過自在な大きさとしている。又、上記係止凹溝16の軸方向位置は、次の様に規制している。即ち、上記両係止突片14、14を、上記両入れ溝18、18を通じて上記中心孔15内に進入させ、上記レース部6aを上記端面17に突き当てた状態で、上記中空軸11の軸方向に関して、上記両係止突片14、14と上記係止凹溝16とが整合する様にしている。
即ち、上記両係止突片14、14と上記係止凹溝16とを係合させる過程で、これら係止突片14、14や係止凹溝16を設けた上記中空軸11を弾性変形させる必要がない。これら両係止突片14、14と係止凹溝16とを係合させる作業は、これら両係止突片14、14を上記両入れ溝18、18を通じて、上記レース部6aが上記中空軸11の端面17に突き当たる迄進入させてから、上記レース4dを少し回転させる事により、容易に行える。
尚、上記レース部6aのうちで上記端面17に対向する面にグリース等を塗布しておけば、上記両係止突片14、14と上記係止凹溝16とを係合させた後、上記レース4dが不用意に回転して、上記両係止突片14、14と上記両入れ溝18、18との位相が合致する事を確実に防止できる。
図7〜9は、請求項2、4に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例は、円輪状のレース部6bの外周縁部に支持筒部9aを設けたレース4eを、軸部材13aの端部に組み付ける場合に就いて示している。この支持筒部9aの先端縁の直径方向反対側2個所位置に、それぞれ係止突片14a、14aを、径方向内方に突出する状態で形成している。一方、上記軸部材13aの外周面で、この軸部材13aの端面17aから少し中央側(図7の上方)に寄った部分に係止凹溝16aを、全周に亙り形成している。そして、この係止凹溝16aの直径方向反対側2個所位置と、上記軸部材13aの端面17aとの間に、それぞれ入れ溝18a、18aを形成している。これら両入れ溝18a、18aは、上記両係止突片14a、14aを通過自在な大きさとしている。又、上記係止凹溝16aの軸方向位置は、上記レース部6bを上記端面17aに突き当てた状態で、上記両係止突片14a、14aと上記係止凹溝16aとが整合する様に規制している。
この様な本例の場合も、上記レース4eを構成する為の金属板として厚さ寸法の大きなものを使用しても、組み付け作業が面倒になる事がなく、しかも、組み付け後に上記レース4eの脱落を確実に防止できる。
2、2a 保持器
3 ころ
4、4a〜4e レース
5 ポケット
6、6a、6b レース部
7、7a、7b フランジ部
8 係止部
9、9a 支持筒部
10、10a 係止突部
11 中空軸
12、12a 係止凹溝
13、13a 軸部材
14、14a 係止突片
15 中心孔
16、16a 係止凹溝
17、17a 端面
18、18a 入れ溝
19 段差面
Claims (4)
- 軸方向に互いに対向する状態で設けられて相対変位する1対の部材の軸方向端面同士の間に設置されるスラストころ軸受を構成する、軸方向片面をスラストレース面とした円輪状のレース部と、このレース部の内周縁部に軸方向に関してこのスラストレース面と反対側に折れ曲がった状態で設けられた円筒状の支持筒部とから成るレースを、上記両部材のうちの一方の部材の軸方向端面に、この支持筒部をこの一方の部材に設けられた、内周面を円筒面部とした中心孔に内嵌させる事により取り付ける、スラストころ軸受用レースの取付装置であって、上記支持筒部の先端縁の少なくとも1個所に、径方向外方に突出する状態で形成された係止突片と、上記中心孔の内周面のうちで上記一方の部材の軸方向端面から軸方向に入り込んだ部分に形成された係止凹溝と、この係止凹溝とこの一方の部材の軸方向端面とを連通させる、上記係止突片の数以上の入れ溝とを備え、この入れ溝を通じてこの係止突片を上記係止凹溝に整合する位置に迄進入させると共に、上記レース部の軸方向他面を上記一方の部材の軸方向端面に突き当てた状態で、上記レースをこの一方の部材に対し回転させて、上記係止突片を上記入れ溝からずらせたスラストころ軸受用レースの取付装置。
- 軸方向に互いに対向する状態で設けられて相対変位する1対の部材の軸方向端面同士の間に設置されるスラストころ軸受を構成する、軸方向片面をスラストレース面とした円輪状のレース部と、このレース部の外周縁部に軸方向に関してこのスラストレース面と反対側に折れ曲がった状態で設けられた円筒状の支持筒部とから成るレースを、上記両部材のうちの一方の部材の軸方向端面に、この支持筒部をこの一方の部材の外周面に設けられた円筒面部に外嵌させる事により取り付ける、スラストころ軸受用レースの取付装置であって、上記支持筒部の先端縁の少なくとも1個所に、径方向内方に突出する状態で形成された係止突片と、上記円筒面部のうちで上記一方の部材の軸方向端面から軸方向に入り込んだ部分に形成された係止凹溝と、この係止凹溝とこの一方の部材の軸方向端面とを連通させる、上記係止突片の数以上の入れ溝とを備え、この入れ溝を通じてこの係止突片を上記係止凹溝に整合する位置に迄進入させると共に、上記レース部の軸方向他面を上記一方の部材の軸方向端面に突き当てた状態で、上記レースをこの一方の部材に対し回転させて、上記係止突片を上記入れ溝からずらせたスラストころ軸受用レースの取付装置。
- 軸方向に互いに対向する状態で設けられて相対変位する1対の部材の軸方向端面同士の間に設置されるスラストころ軸受を構成する、軸方向片面をスラストレース面とした円輪状のレース部と、このレース部の内周縁部に軸方向に関してこのスラストレース面と反対側に折れ曲がった状態で設けられた円筒状の支持筒部とから成るレースを、上記両部材のうちの一方の部材の軸方向端面に、この支持筒部をこの一方の部材に設けられた中心孔の内周面である円筒面部に内嵌させる事により取り付ける、スラストころ軸受用レースの取付方法であって、上記レースとして、上記支持筒部の先端縁の少なくとも1個所に、径方向外方に突出する状態で形成された係止突片を備えたものを使用し、上記一方の部材として、上記中心孔の内周面のうちでこの一方の部材の軸方向端面から軸方向に入り込んだ部分に形成された係止凹溝と、この係止凹溝とこの一方の部材の軸方向端面とを連通させる、上記係止突片の数以上の入れ溝とを備えたものを使用し、この入れ溝を通じてこの係止突片を上記係止凹溝に整合する位置に迄進入させると共に、上記レース部の軸方向他面を上記一方の部材の軸方向端面に突き当てた後、上記レースをこの一方の部材に対し回転させて、上記係止突片を上記入れ溝からずらせるスラストころ軸受用レースの取付方法。
- 軸方向に互いに対向する状態で設けられて相対変位する1対の部材の軸方向端面同士の間に設置されるスラストころ軸受を構成する、軸方向片面をスラストレース面とした円輪状のレース部と、このレース部の外周縁部に軸方向に関してこのスラストレース面と反対側に折れ曲がった状態で設けられた円筒状の支持筒部とから成るレースを、上記両部材のうちの一方の部材の軸方向端面に、この支持筒部をこの一方の部材の外周面に設けられた円筒面部に外嵌させる事により取り付ける、スラストころ軸受用レースの取付方法であって、上記レースとして、上記支持筒部の先端縁の少なくとも1個所に、径方向内方に突出する状態で形成された係止突片を備えたものを使用し、上記一方の部材として、上記円筒面部のうちでこの一方の部材の軸方向端面から軸方向に入り込んだ部分に形成された係止凹溝と、この係止凹溝とこの一方の部材の軸方向端面とを連通させる、上記係止突片の数以上の入れ溝とを備えたものを使用し、この入れ溝を通じてこの係止突片を上記係止凹溝に整合する位置に迄進入させると共に、上記レース部の軸方向他面を上記一方の部材の軸方向端面に突き当てた後、上記レースをこの一方の部材に対し回転させて、上記係止突片を上記入れ溝からずらせるスラストころ軸受用レースの取付方法。
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