JP5080785B2 - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ Download PDF

Info

Publication number
JP5080785B2
JP5080785B2 JP2006308241A JP2006308241A JP5080785B2 JP 5080785 B2 JP5080785 B2 JP 5080785B2 JP 2006308241 A JP2006308241 A JP 2006308241A JP 2006308241 A JP2006308241 A JP 2006308241A JP 5080785 B2 JP5080785 B2 JP 5080785B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic member
magnetic
movable
fixed
side magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006308241A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008125289A (ja
Inventor
祐也 長谷川
義雄 光武
智浩 太田
勝弘 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2006308241A priority Critical patent/JP5080785B2/ja
Publication of JP2008125289A publication Critical patent/JP2008125289A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5080785B2 publication Critical patent/JP5080785B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Description

本発明は、多次元の方向に駆動可能なアクチュエータに関するものである。
従来、多次元の方向に駆動可能なアクチュエータは、例えば特許文献1に開示されているような一方向のみ駆動可能なアクチュエータを組み合わせて実現していた。
特開2003−88089号公報(段落0004)
上述のように多次元の方向に駆動可能なアクチュエータを構成する場合、特許文献1に開示されてような一方向のみ駆動可能なアクチュエータを組みあわせて実現していたため、アクチュエータの形状が大型となるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、一つの可動側磁性部材を任意の方向に揺動可能で、小型化が可能なアクチュエータを提供することにある。
上述の目的を達成するために、請求項1のアクチュエータに係る発明では、同一面上に固定された少なくとも3つの磁極を備えた固定側磁性部材と、前記磁極を夫々励磁するコイル部と、前記面に対して上方に配された可動側磁性部材と、前記磁極との間に生じる電磁力により影響を受ける範囲内で、且つ上面視で前記磁極を頂点とする多角形の内部に、前記可動側磁性部材を上面視で全方向に揺動自在に支持する支持部材と、前記固定側磁性部材及び前記コイル部及び前記可動側磁性部材及び前記支持部材を収納するケースとを備え、前記可動側磁性部材と前記ケースの内壁との間に上面視で全方向に弾性力を生じさせる弾性部材を介在させていることを特徴とする。
請求項1のアクチュエータに係る発明によれば、固定側磁性部材の磁極により生成される磁界の向きを容易に制御することができ、そのため簡単な構成で一つの可動側磁性部材を広域に揺動させることができ、小型化が可能なアクチュエータを提供できる。また、弾性部材の弾性力により可動側磁性部材を上面視で全方向への共振動作をさせることができ、オシレータとして機能するアクチュエータを提供できる
請求項2のアクチュエータに係る発明では、請求項1の発明において、前記可動側磁性部材は、前記固定側磁性部材の磁極数と同数の磁極を備えるとともに、該各磁極を、夫々に対応する前記固定側磁性部材の磁極の近傍に配したことを特徴とする。
請求項2のアクチュエータに係る発明によれば、磁極からの距離が短くなるため、出力を大きくすることができる。
請求項3のアクチュエータに係る発明では、請求項1又は2の発明において、前記固定側磁性部材は、全ての磁極が磁性体により接続されていることを特徴とする。
請求項3のアクチュエータに係る発明によれば、コイル部に流れる励磁電流によって発生する磁束が流れる磁路の磁気抵抗を小さくすることができ、そのため磁気効率を上げることができ、また一つの磁極を励磁することにより、他の磁極を励磁することになるので、励磁電流を流すパターンを増やすことができる。
請求項4のアクチュエータに係る発明では、請求項1乃至3の何れかの発明において、前記可動側磁性部材は、磁性体で形成されていることを特徴とする。
請求項4のアクチュエータに係る発明によれば、部材数を少なくして製作コストを低減することができる。
請求項5のアクチュエータに係る発明では、請求項2乃至4の何れか発明において、前前記固定側磁性部材及び前記可動側磁性部材の夫々の磁極の数は4つであって、前記固定側磁性部材と前記可動側磁性部材とは、上面視で十字形状をなしていることを特徴とする。
請求項5のアクチュエータに係る発明によれば、各磁性部材を十字形状に形成して磁極数を4つとすることで、コイル部のスペースを均等に確保することができ、容易に可動側磁性部材の揺動の制御を行うことができる。
請求項6のアクチュエータに係る発明では、請求項1乃至5の何れかの発明において、前記可動側磁性部材の磁極と、前記固定側磁性部材の磁極との対向面が球面に形成されていることを特徴とする。
請求項6のアクチュエータに係る発明によれば、可動側磁性部材の磁極と固定側磁性部材の磁極との間のギャップを小さくすることができ、その結果、磁気効率が上がってアクチュエータの効率を向上することができる。
本発明は、固定側磁性部材の磁極により生成される磁界の向きを容易に制御することができ、そのため簡単な構成で一つの可動側磁性部材を広域に揺動させることができ、小型化が可能なアクチュエータを提供できるという効果がある。
以下本発明を実施形態により説明する。
(実施形態1)
本実施形態のアクチュエータ1は、図1(a),(b)に示すようにケース2内に収容され、出力軸であるシャフト3をケース2の一面から外部に突出させているもので、シャフト3と、可動側磁性部材4と、固定側磁性部材5と、コイル部61〜64等で構成される。
可動側磁性部材4は、図1(c)に示すように十字型の磁性体40と該磁性体40の各端面に配設した永久磁石41とで構成され、磁性体40の中心には出力軸であるシャフト3の一端を固定してある。永久磁石41はxy平面に対して平行に着磁しており、外側端面の磁極の極性を同極(例えばN極)としている。
固定側磁性部材5は、十字型の基部50と、該基部50の各端部より図において上向きに同一高さで突出して先端面を磁極とする4つの脚部51とからなり、各脚部51には各別に励磁電流を流すことができるようにコイル部61〜64を巻回している。
而して、脚部51を上向きにして固定側磁性部材5をケース2の底部に配置して各脚部51の先端の磁極を同一平面上に固定配置する一方、ケース2の上面部(蓋部)の中心に設けた孔部2aを介してシャフト3をケース2外に突出させるとともに、シャフト3の中間部に被挿してある支持部材7を孔部2aに取り付けることで、固定側磁性部材5の4つの磁極を頂点とする多角形の中心に支持部材7を位置させて、可動側磁性部材4を上面視で全方向に揺動自在に支持する。このとき可動側磁性部材4の各永久磁石41の磁極が固定側磁性部材5の対応する磁極(脚部51の端面)近傍に配置されることで、コイル部61〜64の励磁による電磁力によって影響を受ける範囲内に可動側磁性部材4が位置することになる。
以上のように構成される本実施形態のアクチュエータ1の動作を図1(c)のA−A’断面図からなる図2(a)〜(c)により説明する。尚A−A’断面図において正面中央に見える固定側磁性部材5の脚部51は省略しており、以降の他の実施形態の説明に用いるA−A’断面図も同様に省略している。
まず、固定側磁性部材5の両側の脚部51,51に巻回しているコイル部61,62に励磁電流を流さない無励磁状態では、図2(a)に示すように可動側磁性部材4の磁性体40の両側端に設けた永久磁石41、41から発生する磁束a、bのみであるので、可動側磁性部材4の各端部でバランスがとれ、可動側磁性部材4は中心で推力0となっている。
次に図2(b)に示すように、例えば固定側磁性部材5の右側脚部51の上端がS極、左側脚部51の上端がN極となる方向に両側の脚部51、51に夫々巻回したコイル部61,62に励磁電流を流すと、コイル部61,62の励磁による磁束が、固定側磁性部材5の左側脚部51→可動側磁性部材4の磁性体40→固定側磁性部材5の右側脚部51→基部50→左側脚部51の磁路(破線で示すループ)で流れて上述のバランスが崩れ、矢印イで示すように可動側磁性部材4に右方向の推力が発生し、シャフト7を中心として可動側磁性部材4が揺動する。
また図2(b)の向きとは逆向きに両側のコイル部61,62に励磁電流を流すと、図2(c)に示すように右側脚部51の上端がN極、左側脚部51の上端がS極となり、コイル部61,62の励磁による磁束が、固定側磁性部材5の右側脚部51→可動側磁性部材4の磁性体40→固定側磁性部材5の左側脚部51→基部50→固定側磁性部材5の右側脚部51の磁路(破線で示すループ)で流れて上述のバランスが崩れ、矢印ロで示すように可動側磁性部材4に左方向の推力が発生し、シャフト7を中心として可動側磁性部材4が揺動する。
尚、図3に示すように可動側磁性部材4の上面視で推力を発生させる方向を、右方向の場合には(1)、該右方向に対して45°方向の場合には(2)、右方向に対して90°方向の場合には(3)、右方向に対して135°方向の場合には(4)とし、また夫々の反対の方向の場合には(−1)、(−2)、(−3)、(−4)とすると、可動側磁性部材4の推力の方向と各コイル部61〜64に流す励磁電流の方向(夫々を巻回した固定側磁性部材5の脚部51の上端部の磁極)とは表1のような関係を持ち、励磁するコイル部61〜64とその励磁電流の方向とを設定することで,可動側磁性部材4を(1)〜(4)或いは(−1)〜(−4)の方向に任意に揺動させることができる。
Figure 0005080785
(実施形態2)
上述の実施形態1は、可動側磁性部材4の磁性体40の端面に永久磁石41を配設して着磁方向をxy平面に対して平行としているが、本実施形態は、図4(a)に示すように磁性体40の端部の下面(固定側磁性部材5側)に、z方向に着磁した永久磁石41を配設した点に特徴があり、各永久磁石41の下向き端面の磁極の極性を交互に異ならせている。
尚その他の構成は実施形態1と同じであるので、同じ構成要素に同じ符号を付して説明は省略する。また図4(a)では本実施形態のアクチュエータ1をケースから取り出した状態を示しているが、可動側磁性部材4,固定側磁性部材5は実施形態1と同様にケース内に収納される。
而して本実施形態のアクチュエータ1では、可動側磁性部材4の各永久磁石41から出た磁束は図4(b)に示すような磁路を介して流れることになる。
つまり図4(b)において例えば可動側磁性部材4の永久磁石41から出た磁束は固定側磁性部材5の脚部51を通り、基部50から脚部51,51に分かれ、更に可動側磁性部材4の永久磁石41、41を通って、永久磁石41に戻ってくる。また、可動側磁性部材4の永久磁石41から出た磁束は固定側磁性部材5の脚部51を通り、基部50から脚部51,51に分かれ、更に可動側磁性部材4の永久磁石41、42を通って、永久磁石41に戻ってくる。
以上のように構成される本実施形態のアクチュエータ1の動作を図4(a)のA−A’断面図からなる図5(a)〜(c)により説明する。
まず、固定側磁性部材5の両側の脚部51,51に巻回しているコイル部61,62に励磁電流を流さない無励磁状態では、図5(a)に示すように可動側磁性部材4の磁性体40の端部に設けた永久磁石41、41から発生する磁束a、bのみであるので、可動側磁性部材4の各端部でバランスがとれ、可動側磁性部材4は中心で推力0となっている。
次に図5(b)に示すように、例えば固定側磁性部材5の右側脚部51の上端がN極、左側脚部51の上端がS極となる方向に両側の脚部51、51に夫々巻回したコイル部61,62に励磁電流を流すと、コイル部61,62の励磁による磁束が、固定側磁性部材5の右側脚部51→可動側磁性部材4の右側の永久磁石41→磁性体40→可動側磁性部材4の左側の永久磁石41→固定側磁性部材5の左側脚部51→基部50→右側脚部51の磁路(破線で示すループ)で流れて上述の各バランスが崩れ、矢印イで示すように可動側磁性部材4に右方向の推力が発生し、シャフト7を中心として可動側磁性部材4が揺動する。
また図5(b)の向きとは逆向きに両側のコイル部61,62に励磁電流を流すと、図5(c)に示すように右側脚部51の上端がS極、左側脚部51の上端がN極となり、コイル部61,62の励磁による磁束が、固定側磁性部材5の左側脚部51→可動側磁性部材4の左側の永久磁石41→磁性体40→可動側磁性部材4の右側の永久磁石41→固定側磁性部材5の右側脚部51→基部50→固定側磁性部材5の左側脚部51の磁路(破線で示すループ)で流れて上述の各バランスが崩れ、矢印ロで示すように可動側磁性部材4に左方向の推力が発生し、シャフト7を中心として可動側磁性部材4が揺動する。
尚、図6に示すように可動側磁性部材4の上面視で推力を発生させる方向を、右方向の場合には(1)、該右方向に対して45°方向の場合には(2)、右方向に対して90°方向の場合には(3)、右方向に対して135°方向の場合には(4)とし、夫々の反対向きを(−1)、(−2)、(−3)、(−4)とすると、可動側磁性部材4の駆動方向と各コイル部61〜64の励磁電流の方向(夫々を巻回した固定側磁性部材5の脚部51の上端部の磁極)とは表2のような関係を持ち、励磁するコイル部61〜64とその励磁電流の向きと設定することで,可動側磁性部材4を(1)〜(4)或いは(−1)〜(−4)の方向に任意に揺動させることができる。
Figure 0005080785
(実施形態3)
本実施形態は、図7(a)、(b)に示すように固定側磁性部材5の各脚部51の磁極となる端面を凹球面とし、この凹球面に対向する可動側磁性部材4の磁極となる永久磁石41の端面及び磁性体40の下面を図示するように凹球面と同心の凹球面として、これら球面同士の対向ギャップを小さくした点に特徴があり、対向ギャップを小さくすることで、磁気効率を上げて、アクチュエータとしての効率を図っている。尚シャフト3に被挿している支持部材7の位置を球面の中心位置とするとともに、支持部材7の形状をケース2の孔部2aに設けた球面軸受け8に対応させた形状とすることで、可動側磁性部材4が支持部材7を中心として球面揺動するようになっている。
尚図7(b)では固定側磁性部材5の右側脚部51の磁極がN極となり、左側脚部51の磁極がS極となる方向に励磁電流を夫々に巻回しているコイル部61、62に流している状態を示しており、この状態では図7(b)に示す白抜きの矢印方向に推力が発生する。
また、その他の構成及び動作は実施形態1と同じであるので同じ構成要素には同じ符号を付して説明は省略する。
(実施形態4)
実施形態3の構成では、可動側磁性部材4の永久磁石41の端面を球面に加工しているが、本実施形態では、図8(a)、(b)に示すように磁性体40の各端部下面に直方形の永久磁石41を固定し、この永久磁石41の下面に、固定側磁性部材5の各脚部51の端面の凹球面に対向させる凸球面に端面を加工した磁性体42を固着した点に特徴がある。つまり、本実施形態では実施形態3に比して永久磁石41を加工して凸球面を形成する場合に比して製作が容易となる。
尚図8(b)では固定側磁性部材5の右側脚部51の磁極がN極となり、左側脚部51の磁極がS極となる方向に励磁電流を夫々に巻回しているコイル部61、62に流している状態を示しており、この状態では図8(b)に示す白抜きの矢印方向に推力が発生する。
また、その他の構成及び動作は実施形態2と同じであるので同じ構成要素には同じ符号を付して説明は省略する。
(実施形態5)
本実施形態は、例えば実施形態1の構成を基本としたものであるが、図9に示すように可動側磁性部材4の磁性体40の各端部に配設した永久磁石14の端面とケース2の内壁面との間にコイルスプリングのような弾性部材9を介在させ、この弾性部材9の弾性力により可動側磁性部材4を上面視で全方向への共振動作をさせてオシレータとして機能させるようにした点に特徴がある。尚共振動作以外の推力発生の動作及びその他の構成は実施形態1と同じであるので同じ構成要素には同じ符号を付して説明は省略する。また図9ではケース2の一部を省略してある。
尚各実施形態では磁極数を4つとしているが、少なくとも3つ以上あれば良くとくに限定されるものではない。
また固定側磁性部材5の各磁極を構成する脚部51は基部50により一体連結されて磁路を構成できるようになっているため、対向する脚部51、51を同極となるように励磁し、これら脚部51、51に対して90°位置にある脚部51、51の一方を上述の励磁極性とは異なる極性に励磁することで上述の表1、表2以外の多次元駆動も行え、表1、表2の内容に限定されるものではない。
実施形態1を示し,(a)は全体斜視図、(b)は一部省略せる断面図、(c)はケースを取り除いた状態の固定側磁性部材と可動側磁性部材の斜視図である。 (a)〜(c)は実施形態1の動作説明図である。 実施形態1の可動側磁性部材に発生する推力の方向の説明図である。 実施形態2を示し、(a)はケースを取り除いた状態の固定側磁性部材と可動側磁性部材の斜視図、(b)は可動側磁性部材の永久磁石の磁束の流れ説明図である。 (a)〜(c)は実施形態2の動作説明図である。 実施形態2の可動側磁性部材に発生する推力の方向の説明図である。 実施形態3を示し、(a)はケースを取り除いた状態の固定側磁性部材と可動側磁性部材の一部省略した斜視図、(b)は一部省略せるA−A’断面図である。 実施形態4を示し,(a)はケースを取り除いた状態の固定側磁性部材と可動側磁性部材の一部省略した斜視図、(b)は一部省略せるA−A’断面図である。 実施形態5の一部省略した斜視図である。
符号の説明
1 アクチュエータ
2 ケース
3 シャフト
4 可動側磁性部材
40 磁性体
41 永久磁石
5 固定側磁性部材
51 脚部
50 基部
61〜64 コイル部
7 支持部材

Claims (6)

  1. 同一面上に固定された少なくとも3つの磁極を備えた固定側磁性部材と、前記磁極を夫々励磁するコイル部と、前記面に対して上方に配された可動側磁性部材と、前記磁極との間に生じる電磁力により影響を受ける範囲内で、且つ上面視で前記磁極を頂点とする多角形の内部に、前記可動側磁性部材を上面視で全方向に揺動自在に支持する支持部材と、前記固定側磁性部材及び前記コイル部及び前記可動側磁性部材及び前記支持部材を収納するケースとを備え、前記可動側磁性部材と前記ケースの内壁との間に上面視で全方向に弾性力を生じさせる弾性部材を介在させていることを特徴とするアクチュエータ。
  2. 前記可動側磁性部材は、前記固定側磁性部材の磁極数と同数の磁極を備えるとともに、該各磁極を、夫々に対応する前記固定側磁性部材の磁極の近傍に配したことを特徴とする請求項1記載のアクチュエータ。
  3. 前記固定側磁性部材は、全ての磁極が磁性体により接続されていることを特徴とする請求項1又は2記載のアクチュエータ。
  4. 前記可動側磁性部材は、磁性体で形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかの1項に記載のアクチュエータ。
  5. 前記固定側磁性部材及び前記可動側磁性部材の夫々の磁極の数は4つであって、前記固定側磁性部材と前記可動側磁性部材とは、上面視で十字形状をなしていることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載のアクチュエータ。
  6. 前記可動側磁性部材の磁極と、前記固定側磁性部材の磁極との対向面が球面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかの1項に記載のアクチュエータ
JP2006308241A 2006-11-14 2006-11-14 アクチュエータ Expired - Fee Related JP5080785B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006308241A JP5080785B2 (ja) 2006-11-14 2006-11-14 アクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006308241A JP5080785B2 (ja) 2006-11-14 2006-11-14 アクチュエータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008125289A JP2008125289A (ja) 2008-05-29
JP5080785B2 true JP5080785B2 (ja) 2012-11-21

Family

ID=39509473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006308241A Expired - Fee Related JP5080785B2 (ja) 2006-11-14 2006-11-14 アクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5080785B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5399664B2 (ja) * 2008-08-26 2014-01-29 パナソニック株式会社 アクチュエータ
KR101547476B1 (ko) * 2012-12-27 2015-08-31 김덕우 진동 장치
WO2015163492A1 (ko) * 2014-04-21 2015-10-29 김덕우 진동 장치
JP6648984B2 (ja) * 2014-12-26 2020-02-19 日本電産サンキョー株式会社 アクチュエータ
JP6074633B1 (ja) * 2015-03-09 2017-02-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 発電装置
JP2016182569A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 日本電産コパル株式会社 振動アクチュエータ
WO2017169979A1 (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 アクチュエータおよびコイルユニット
US10203475B2 (en) 2016-10-20 2019-02-12 Raytheon Company Curved magnetic actuators, and systems, and methods for mounting tilt platforms
CN109983677A (zh) * 2016-11-16 2019-07-05 松下知识产权经营株式会社 致动器和照相机装置
JPWO2019017286A1 (ja) * 2017-07-18 2020-07-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 アクチュエータ及びカメラ装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0756607B2 (ja) * 1984-03-02 1995-06-14 株式会社日本自動車部品総合研究所 多方向駆動形電磁式位置制御装置
JPS6281970A (ja) * 1985-10-02 1987-04-15 Fujitsu Ltd 球面モ−タ
JP2985871B2 (ja) * 1998-03-26 1999-12-06 日本電気株式会社 レーザポインティング装置
JP2001264663A (ja) * 2000-03-21 2001-09-26 Toshiba Corp ミラー駆動機構
JP3780313B2 (ja) * 2002-04-09 2006-05-31 新電元メカトロニクス株式会社 2軸アクチュエータ及びその駆動回路及びその駆動方法
JP4615318B2 (ja) * 2005-01-20 2011-01-19 ソニー株式会社 電磁アクチュエータおよび電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008125289A (ja) 2008-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5080785B2 (ja) アクチュエータ
JP6239248B2 (ja) リレー
US8004779B2 (en) Lens drive device
JP4380233B2 (ja) 光偏向器
JP2003199311A (ja) リニア振動アクチュエータ
US20190356208A1 (en) Linear vibration motor and electronic device
JP6120539B2 (ja) 振動発生器
US10389197B2 (en) Linear electromagnetic actuator comprising two independent moving members
JP5399664B2 (ja) アクチュエータ
CN107659208B (zh) 二维线性动铁式微角位移电磁作动装置及其作动方法
JP5446780B2 (ja) 電磁継電器
JP5488131B2 (ja) 電磁アクチュエータ
JP2001250716A (ja) 自己保持型ロータリソレノイド
JP2007094109A (ja) 光スキャナ
JP5280792B2 (ja) 電磁アクチュエータ
JP5118359B2 (ja) アクチュエータ
JP2001016837A (ja) 振動型リニアアクチュエータ
JP2003010783A (ja) リニア振動モータ(2)
JP2012175735A (ja) ロータリーソレノイド
JP2002112519A (ja) 電磁往復駆動装置
JP2005341771A (ja) 振動型リニアアクチュエータ
JP4666439B2 (ja) 2軸アクチュエータ
JP4258872B2 (ja) 揺動式アクチュエータ
WO2016143262A1 (ja) 発電装置
JP2008125288A (ja) アクチュエータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090722

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111020

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111214

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120831

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees