JP5080091B2 - 移設検出装置及び設置型機器 - Google Patents

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Description

本発明は、移設検出装置及び設置型機器に関する。
従来、三次元測定機、試験機等の設置型の機器においては、当該機器を設置する際、機器に不具合を発生させないようにするため、また、当該機器が、輸出規制対象貨物に該当する場合には、違法な転売等、第三者への流出を防止するため、メーカーによる管理が必要である。
そこで、機器の移設や地震等による振動が機器に付与されたときに、機器の起動を禁止して性能の低下や不慮の破損、寿命の低下を防止することができる振動検出装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2003−35595号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の振動検出装置の場合、振動検知レベルの設定次第によっては、地震等による振動と本来検知せねばならない機器の移設に伴う振動とを区別して検知することが困難な場合がある。
本発明の課題は、簡易な機構により、機器の移設を好適に検出することができるとともに、当該機器の稼動や地震による振動での誤検出を好適に低減することができる移設検出装置及び設置型機器を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
回動軸と、
前記回動軸を中心に回動自在に構成されるとともに、回動方向に沿って変化する特性情報が備えられた回動体と、
前記特性情報を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された前記特性情報に基づき、前記回動体の回動角度を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された前記回動体の回動角度に基づく判断用情報を、設置型機器が移設されたか否かを判断する際の判断用情報として記憶する判断用情報記憶手段と、
前記判断用情報記憶手段により記憶された判断用情報を暗号化する暗号化手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の移設検出装置において、
前記特性情報が、前記回動体の側面部に備えられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
請求項1又は2に記載の移設検出装置において、
前記特性情報が、エンコーダパターンであることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、
請求項1〜3の何れか一項に記載の移設検出装置において、
前記算出手段により算出された前記回動体の回動角度に基づく回動角度情報を記憶する回動角度情報記憶手段と、
前記回動角度情報記憶手段に記憶された第1の回動角度情報に基づく角度と、当該第1の回動角度情報の次に前記算出手段により算出された前記回動体の回動角度に基づく第2の回動角度情報に基づく角度との差分が、所定の許容角度を超えるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、所定の許容角度を超えると判定された場合、前記判断用情報記憶手段に記憶された判断用情報を、前記第2の回動角度情報に基づく判断用情報に更新する判断用情報更新手段と、
を備え、
設置型機器が稼動されている際、
前記検出手段は、所定時間毎に、前記特性情報を検出することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、
請求項1〜3の何れか一項に記載の移設検出装置と、当該移設検出装置と通信処理可能な処理装置と、を備える設置型機器において、
前記処理装置は、
前記設置型機器が移設されたか否かを判断する際に判断基準となる基準情報を記憶する記憶手段と、
前記暗号化手段により暗号化された前記判断用情報を解読する解読手段と、
前記解読手段により解読された前記判断用情報と、前記基準情報とを比較して、前記設置型機器が移設されたか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により、前記設置型機器が移設されたと判断された場合に、当該設置型機器の所定の動作を禁止する禁止手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、
請求項に記載の設置型機器において、
前記設置型機器が稼動されている際、
前記検出手段は、所定時間毎に、前記特性情報を検出し、
前記算出手段は、前記検出手段により検出された前記特性情報に基づき、前記回動体の回動角度を算出し、
前記処理装置は、
前記算出手段により算出された前記回動体の回動角度に基づく位置と、前記記憶手段に記憶された前記基準情報に基づく位置の差が、所定の閾値以下か否かを比較判定する比較判定手段と、
前記比較判定手段により、前記所定の閾値以下と判定された場合、前記基準情報を、前記算出手段により算出された前記回動角度に基づく回動情報に更新する更新手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、
請求項に記載の移設検出装置と、当該移設検出装置と通信処理可能な処理装置と、を備える設置型機器において、
前記処理装置は、
前記設置型機器が移設されたか否かを判断する際に判断基準となる基準情報を記憶する記憶手段と、
前記暗号化手段により暗号化された前記判断用情報を解読する解読手段と、
前記解読手段により解読された前記判断用情報と、前記基準情報とを比較して、前記設置型機器が移設されたか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により、前記設置型機器が移設されたと判断された場合に、当該設置型機器の所定の動作を禁止する禁止手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、回動軸と、回動軸を中心に回動自在に構成されるとともに、回動方向に沿って変化する特性情報を備える回動体と、を備え、検出手段によって、当該特性情報を検出することができ、算出手段によって、検出手段により検出された特性情報に基づき、回動体の回動角度を算出することができ、判断用情報記憶手段によって、算出手段により算出された回動体の回動角度に基づく判断用情報を、設置型機器が移設されたか否かを判断する際の判断用情報として記憶することができ、暗号化手段によって、判断用情報記憶手段により記憶された判断用情報を暗号化することができる。
従って、回動体の慣性モーメントを利用して、移設時の回転運動を検出することができることとなって、簡易な機構により、機器の移設を好適に検出することができるとともに、主として回転運動を検出するため、当該機器の稼動や地震による振動での誤検出を好適に低減することができる。また、機器の移設検出を不正に回避する等の行為を好適に防止することができることとなり、機器の移設を好適に検出することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特性情報が、回動体の側面部に備えられている。
従って、設置型機器の稼動時における垂直方向の振動の影響を低減できることとなり、好適に特性情報を検出することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特性情報が、エンコーダパターンである。
従って、移設検出装置として、ロータリーエンコーダーを用いることができ、使い勝手が良い。
請求項に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、設置型機器が稼動されている際、検出手段によって、所定時間毎に、特性情報を検出することができ、回動角度情報記憶手段によって、算出手段により算出された回動体の回動角度に基づく回動角度情報を記憶することができ、判断手段によって、回動角度情報記憶手段に記憶された第1の回動角度情報に基づく角度と、当該第1の回動角度情報の次に算出手段により算出された回動体の回動角度に基づく第2の回動角度情報に基づく角度との差分が、所定の許容角度を超えるか否かを判断することができ、判断手段により、所定の許容角度を超えると判断された場合、判断用情報更新手段によって、判断用情報記憶手段に記憶された判断用情報を、第2の回動角度情報に基づく判断用情報に更新することができる。
従って、設置型機器の稼動による微小な振動では判断用情報は更新されないので、当該機器の稼動による振動での誤検出をより好適に低減することができる。
また、当該移設検出装置単体で誤検出を低減することができ、使い勝手が良い。
請求項に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、移設検出装置と通信処理可能な処理装置の記憶手段によって、設置型機器が移設されたか否かを判断する際に判断基準となる基準情報を記憶することができ、解読手段によって、暗号化手段により暗号化された判断用情報を解読することができ、判断手段によって、解読手段により解読された判断用情報と、基準情報とを比較して、設置型機器が移設されたか否かを判断することができ、判断手段により、設置型機器が移設されたと判断された場合に、禁止手段によって、当該設置型機器の所定の動作を禁止することができる。
従って、当該設置型機器が、例えば、ユーザによって勝手に移設された場合、禁止手段によって、当該設置型機器の所定の動作を禁止することができるので、不適切な設置に伴う機器の不都合の発生を未然に防止することができる。
また、当該設置型機器が、輸出規制対象貨物で、規制対象国・地域に違法に輸出された場合でも、当該機器の機能を使用することを好適に防止することができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、設置型機器が稼動されている際、移設検出装置の検出手段によって、所定時間毎に、特性情報を検出することができ、算出手段によって、検出手段により検出された特性情報に基づき、回動体の回動角度を算出することができ、処理装置の比較判定手段によって、算出手段により算出された回動体の回動角度に基づく位置と、記憶手段に記憶された基準情報に基づく位置の差が、所定の閾値以下か否かを比較判定することができ、比較判定手段により、所定の閾値以下と判定された場合、更新手段によって、基準情報を、算出手段により算出された回動角度に関する角度情報に更新することができる。
従って、設置型機器の稼動による振動での誤検出をより好適に低減することができる。
また、誤検出を防止するための処理を処理装置側で行うことにより、当該処理に基づく設定等をより柔軟に行うことができることとなり、当該処理を好適に行うことができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、移設検出装置と通信処理可能な処理装置の記憶手段によって、設置型機器が移設されたか否かを判断する際に判断基準となる基準情報を記憶することができ、解読手段によって、暗号化手段により暗号化された判断用情報を解読することができ、判断手段によって、解読手段により解読された判断用情報と、基準情報とを比較して、設置型機器が移設されたか否かを判断することができ、判断手段により、設置型機器が移設されたと判断された場合に、禁止手段によって、当該設置型機器の所定の動作を禁止することができる。
従って、当該設置型機器が、例えば、ユーザによって勝手に移設された場合、禁止手段によって、当該設置型機器の所定の動作を禁止することができるので、不適切な設置に伴う機器の不都合の発生を未然に防止することができる。
また、当該設置型機器が、輸出規制対象貨物で、規制対象国・地域に違法に輸出された場合でも、当該機器の機能を使用することを好適に防止することができる。
以下、図面を参照して、本発明である設置型機器の最良の形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように、設置型機器1は、設置型機器1の移設を検出する移設検出装置100と、設置型機器1が移設されたか否かを判断し、設置型機器1が移設されたと判断された場合に、設置型機器1の所定の動作を禁止する処理装置500と、を備えている。
移設検出装置100は、例えば、図1〜3に示すように、当該設置型機器1の移設を検出する移設検出部10と、制御部30を備え、移設検出部10は、筐体11と、筐体11の上面、及び下面に内設された支持部11a、11bにより回動自在に軸支された回動軸12と、回動軸12を中心に軸着されるとともに、回動軸12の同心円上にエンコーダパターン13aが備えられた回動体13と、エンコーダパターン13aを検出する検出部14と、を備えている。
回動軸12は、例えば、図3に示すように、回動軸12の両端が筐体11の上面、及び下面に内設された支持部11a、11bに嵌挿され、回動自在に構成されている。また、回動軸12には後述する回動体13が軸着され、固定されている。
回動体13は、例えば、図2、3に示すように、円盤状に形成され、回動体13の中心に回動軸12を軸着するとともに、回動体13の表面には、回動軸12と同心円上に、3つの異なる周期(P1、P2、P3)のスケールコイルを備えたエンコーダパターン13aが備えられている。
検出部14は、例えば、図2、3に示すように、回動体13の表面に備えられたエンコーダパターン13aに対向するように配置され、エンコーダパターン13aを検出する。具体的には、例えば、検出部14を構成する励磁コイルに電流を流し磁界を発生させ、検出部14に対向する回動体13の表面に備えられたスケールコイルに電流を発生させる。そして、その電流によってスケールコイルに生じた磁界は、検出部14を構成する検出コイルに電流を発生させ、これに応じた正弦波電圧信号が得られる。これにより、検出部14は、検出手段として機能する。なお、検出部14は、筐体11に内設された検出部支持部11cにより固定されている。
制御部30は、図1に示すように、CPU(Central Processing Unit)31、RAM(Random Access Memory)32、記憶部33等を備えて構成され、記憶部33に記憶された所定のプログラムが実行されることにより、所定の動作を行うため予め設定された所定の動作条件に基づく各部の動作制御を行う機能を有する。
CPU31は、記憶部33に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM32に展開して実行することにより、移設検出装置100全体の制御を行う。
RAM32は、CPU31により実行された処理プログラム等を、RAM32内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
記憶部33は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示省略)を有しており、この記録媒体は、例えば、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部33は、CPU31が移設検出装置100全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部33は、例えば、図1に示すように、判断用情報データテーブル33a、回動角度情報データテーブル33b、算出プログラム33c、暗号化プログラム33d、判断プログラム33e、判断用情報更新プログラム33f等を格納している。
判断用情報データテーブル33aは、CPU31が、後述する算出プログラム33cを実行することにより算出された回動体13の回動角度に基づく判断用情報を記憶する。
具体的には、例えば、CPU31が、後述する算出プログラム33cを実行することにより算出された回動体13の回動角度に基づく絶対的な角度位置に対応した2進コードを記憶する。なお、判断用情報は、回動体13の絶対的な角度位置に対応した2進コードに限らず、回動角度の値そのものを記憶しても良い。
これにより、判断用情報データテーブル33aは、判断用情報記憶手段として機能する。
回動角度情報データテーブル33bは、設置型機器1が稼動されている際、所定時間毎に、検出部14により検出されたエンコーダパターン13aに基づき、CPU31が後述する算出プログラム33cを実行することにより算出された回動体13の回動角度に基づく回動角度情報を記憶する。
具体的には、例えば、回動角度情報データテーブル33bは、設置型機器1が稼動されている際、所定時間毎に、検出部14により検出されたエンコーダパターン13aに基づき、CPU31が後述する算出プログラム33cを実行することにより算出された回動体13の絶対的な角度位置に対応した2進コードを記憶する。なお、回動角度情報は、回動体13の絶対的な角度位置に対応した2進コードに限らず、回動角度の値そのものを記憶しても良い。
これにより、回動角度情報データテーブル33bは、回動角度情報記憶手段として機能する。
算出プログラム33cは、CPU31に、検出部14により検出されたエンコーダパターン13aに基づき、回動体13の回動角度を算出する機能を実現させるプログラムである。
具体的には、例えば、CPU31は、算出プログラム33cを実行することにより、検出部14により得られた3つの異なる周期(P1、P2、P3)の正弦波電圧信号に基づき、スケールコイル夫々に対応した3つの正弦波を合成して周期λf(λf=P1)、λm(λm=P2・P1/(P2−P1))、λc(λc=P3・P2/(P3−P2))の信号をつくる。そして、λc、λm、λfの位相差を読み取ることで回動体13の絶対的な角度位置を算出する。
CPU31は、かかる算出プログラム33cを実行することで、算出手段として機能する。
暗号化プログラム33dは、CPU31に、判断用情報データテーブル33aに記憶された判断用情報を暗号化する機能を実現させるプログラムである。
具体的には、例えば、CPU31は、暗号化プログラム33dを実行することにより、判断用情報データテーブル33aに記憶された回動体13の絶対的な角度位置に対応した2進コードPcと、後述する処理装置500から入力される所定のコードCinとの排他的論理和から暗号化コードCoutを算出する。
CPU31は、かかる暗号化プログラム33dを実行することで、暗号化手段として機能する。
判定プログラム33eは、CPU31に、設置型機器1が稼動されている際、当該機器の稼動時の振動による誤検出を防止する機能を実現させるプログラムである。
具体的には、設置型機器1が稼動されている際、CPU31は、判定プログラム33eを実行することによって、例えば、回動角度情報データテーブル33bに記憶された第1の回動角度情報に基づく角度と、当該第1の回動角度情報の次に算出プログラム33cの実行により算出された回動体13の回動角度に基づく第2の回動角度情報である角度との差分が、所定の許容角度を超えるか否かを判定する。なお、所定の許容角度は、設置型機器1の稼動時に、当該機器の振動により回動体13が回動し得る回動角度であり、任意の角度である。
より具体的には、例えば、初期状態として、回動角度情報データテーブル33bに、回動体13の絶対的な角度位置に対応したコード「011」(=90°)が記憶されており、また、所定の許容角度を45°とする。
そして、所定時間経過後、検出部14により検出されたエンコーダパターン13aに基づき、CPU31は、算出プログラム33cを実行し、回動体13の絶対的な角度位置に対応したコード(第2の回動角度情報)「010」(=135°)が算出されると、第2の回動角度情報に基づく角度(135°)と第1の回動角度情報に基づく角度(90°)との差分は、45°であり、許容角度を超えていないと判定する。また、このとき、CPU31は、第2の回動角度情報を回動角度情報データテーブル33bに記憶する。
次いで、同様に、所定時間経過後、検出部14により検出されたエンコーダパターン13aに基づき、CPU31は、算出プログラム33cを実行し、回動体13の絶対的な角度位置に対応したコード(第2の回動角度情報)「111」(=225°)が算出されると、第2の回動角度情報に基づく角度(225°)と第1の回動角度情報に基づく角度(135°)との差分は、90°であり、許容角度を超えていると判定する。
CPU31は、かかる判定プログラム33eを実行することで、判定手段として機能する。
判断用情報更新プログラム33fは、CPU31に、判断用情報データテーブル33aに記憶された判断用情報を更新する機能を実現させるプログラムである。
具体的には、例えば、CPU31が判定プログラム33eを実行することにより、所定の許容角度を超えると判定された場合、CPU31は、判断用情報更新プログラム33fを実行することによって、判断用情報データテーブル33aに記憶された回動体13の絶対的な角度位置に対応した2進コードを、第2の回動角度情報に基づく回動体13の絶対的な角度位置に対応した2進コードに更新する。
より具体的には、上述したように、例えば、初期状態として、判断用情報データテーブル33aに、回動体13の絶対的な角度位置に対応したコード「011」(=90°)が記憶されていたとする。そして、CPU31が判定プログラム33eを実行することにより、所定の許容角度を超えていると判定された場合、そのときの第2の回動角度情報に基づく回動体13の絶対的な角度位置に対応したコード「111」(=225°)に更新する。
CPU31は、かかる判断用情報更新プログラム33fを実行することで、判断用情報更新手段として機能する。
処理装置500は、移設検出装置100と通信処理可能なインターフェースを介して接続されており、図1に示すように、CPU(Central Processing Unit)501、RAM(Random Access Memory)502、記憶部503等を備えて構成され、記憶部503に記憶された所定のプログラムが実行されることにより、所定の動作を行うため予め設定された所定の動作条件に基づく各部の動作制御を行う機能を有する。
CPU501は、記憶部503に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM502に展開して実行することにより、設置型機器1全体の制御を行う。
RAM502は、CPU501により実行された処理プログラム等を、RAM502内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
記憶部503は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示省略)を有しており、この記録媒体は、例えば、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部503は、CPU501が設置型機器1全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部503は、例えば、図1に示すように、基準情報データテーブル503a、解読プログラム503b、判断プログラム503c、禁止プログラム503d等を格納している。
基準情報データテーブル503aは、設置型機器1が移設されたか否かを判断する際に判断基準となる基準情報を記憶する。
具体的には、例えば、メーカーによる管理の下、設置型機器1の設置が完了した場合には、当該機器の電源投入後、当該機器が移設されたか否かを判断する際に判断基準となる回動体13の絶対的な角度位置に対応した2進コードを記憶する。
これにより、基準情報データテーブル503aは、記憶手段として機能する。
解読プログラム503bは、CPU501に、暗号化された判断用情報を解読する機能を実現させるプログラムである。
具体的には、例えば、CPU501は、解読プログラム503bを実行することにより、移設検出装置100のCPU31が暗号化プログラム33dを実行することにより暗号化された判断用情報を解読する。
より具体的には、例えば、CPU501は、解読プログラム503bを実行することにより、移設検出装置100のCPU31が暗号化プログラム33dを実行することにより暗号化された暗号化コードCoutと所定のコードCinとの排他的論理和から、判断用情報データテーブル33aに記憶された回動体13の絶対的な角度位置に対応した2進コードPcを解読する。
CPU501は、かかる解読プログラム503bを実行することで、解読手段として機能する。
判断プログラム503cは、CPU501に、設置型機器1が移設されたか否かを判断する機能を実現させるプログラムである。
具体的には、例えば、CPU501は、判断プログラム503cを実行することにより、CPU501が解読プログラム503bを実行することにより解読された回動体13の絶対的な角度位置に対応した2進コードPcが示す絶対的な角度位置と、基準情報データテーブル503aに記憶されている正常時を示す回動体13の絶対的な角度位置に対応した2進コードが示す絶対的な角度位置との差が所定範囲外であれば移設されたと判断する。なお、所定範囲とは、任意の範囲であり、ユーザによって設定変更可能である。
CPU501は、かかる判断プログラム503cを実行することで、判断手段として機能する。
禁止プログラム503dは、CPU501に、判断プログラム503cの実行により、設置型機器1が移設されたと判断された場合、設置型機器1の所定の動作を禁止する機能を実現させるプログラムである。
具体的には、例えば、CPU501は、禁止プログラム503dを実行することにより、設置型機器1の所定の操作回路に組まれたインターロック接点を「ON」に切り替え、設置型機器1の所定の動作を禁止する。なお、所定の操作回路として、例えば、起動回路等があり、かかる起動回路に組まれたインターロック接点を「ON」に切り替えることにより、設置型機器1の起動を禁止する。
CPU501は、かかる禁止プログラム503dを実行することで、禁止手段として機能する。
次に、上述のように構成されている移設検出装置100による移設検出方法について、図3を用いて説明する。
図3に示すように、回動体13は、回動軸12を中心に回動自在に構成されている。従って、慣性モーメントの作用効果により、設置型機器1の稼動時における振動や地震による振動といった垂直方向、及び水平方向の振動だけでは、回動体13は、回動しにくい構成となっている。
一方、設置型機器1を移設する際には、垂直方向、及び水平方向の振動だけではなく、回転運動が生じるため、これにより、回動体13は回動することとなる。
この結果、設置型機器1が移設され、当該機器に電源が投入されると、移設検出装置100のCPU31は、算出プログラム33cを実行することにより、検出部14により検出されたエンコーダパターン13aに基づき、回動体13の回動角度を算出し、当該機器の移設を検出する。
次に、上述のように構成されている移設検出装置100による、設置型機器1の稼動時における誤検出防止動作処理について、図9のフローチャートを用いて説明する、
まず、設置型機器1が稼動されている際、ステップS1において、CPU31は、所定時間が経過したか否かを判断する。そして、CPU31が、所定時間が経過したと判断した場合(ステップS1;Yes)、ステップS2へ進む。一方、CPU31が、所定時間が経過していないと判断した場合(ステップS1;No)、ステップS1の動作を繰り返す。
次いで、ステップS2において、CPU31は、判定プログラム33eを実行することによって、回動角度情報データテーブル33bに記憶している第1の回動角度情報に基づく角度を読み出し、かかる角度を変数Aに設定するとともに、ステップS3において、第2の回動角度情報として、現在の回動体13の回動角度を、算出プログラム33cを実行することにより取得し、かかる現在の回動体13の回動角度を変数Bに設定する。そして、ステップS4において、当該現在の回動体13の回動角度を回動角度情報データテーブル33bに記憶する。
次いで、ステップS5において、CPU31は、判定プログラム33eを実行することによって、第1の回動角度情報に基づく角度Aと、第2の回動角度情報に基づく角度Bとの差分が、所定の許容角度を超えるか否かを判定する。CPU31が、所定の許容角度を超えると判定した場合(ステップS5;Yes)、ステップS6へ進む。一方、CPU31が、所定の許容角度を超えないと判定した場合(ステップS5;No)、ステップS1へ戻る。
次いで、ステップS6において、CPU31は、判断用情報更新プログラム33fを実行することによって、判断用情報データテーブル33aに記憶された判断用情報を、第2の回動角度情報である現在の回動体13の回動角度情報に基づく判断用情報に更新する。そして、ステップS1へ戻り、設置型機器1が稼動されている間は、ステップS1以降の動作を繰り返す。
このように、本発明に係る第1の実施形態の設置型機器1によれば、回動軸12を中心に回動自在に構成されるとともに、回動方向に沿って変化するエンコーダパターン13aを備える回動体13を備え、検出部14によって、当該エンコーダパターン13aを検出することができ、CPU31が算出プログラム33cを実行することによって、検出部14により検出されたエンコーダパターン13aに基づき、回動体13の回動角度を算出することができる。
よって、回動体の慣性モーメントを利用して、移設時の回転運動を検出することができることとなって、簡易な機構により、機器の移設を好適に検出することができるとともに、主として回転運動を検出するため、当該機器の稼動や地震による振動での誤検出を好適に低減することができる。
また、判断用情報データテーブル33aによって、算出プログラム33cの実行により算出された回動体13の回動角度に基づく判断用情報を、設置型機器1が移設されたか否かを判断する際の判断用情報として記憶することができ、CPU31は、暗号化プログラム33dを実行することによって、判断用情報データテーブル33aに記憶された判断用情報を暗号化することができる。
よって、機器の移設検出を不正に回避する等の行為を好適に防止することができることとなり、機器の移設を好適に検出することができる。
また、設置型機器1が稼動されている際、検出部14によって、所定時間毎に、エンコーダパターン13aを検出することができ、回動角度情報データテーブル33bによって、算出プログラム33cの実行により算出された回動体13の回動角度に基づく回動角度情報を記憶することができ、判定プログラム33eの実行によって、回動角度情報データテーブル33bに記憶された第1の回動角度情報に基づく角度と、当該第1の回動角度情報の次に算出プログラム33cの実行により算出された回動体13の回動角度に基づく第2の回動角度情報に基づく角度との差分が、所定の許容角度を超えるか否かを判定することができ、判定プログラム33eの実行により、所定の許容角度を超えると判定された場合、判断用情報更新プログラム33fの実行によって、判断用情報データテーブル33aに記憶された判断用情報を、第2の回動角度情報に基づく判断用情報に更新することができる。
従って、設置型機器の稼動による微小な振動では判断用情報は更新されないので、当該機器の稼動による振動での誤検出をより好適に低減することができる。
また、当該移設検出装置単体で誤検出を低減することができ、使い勝手が良い。
また、移設検出装置100と通信処理可能な処理装置500の基準情報データテーブル503aによって、設置型機器1が移設されたか否かを判断する際に判断基準となる基準情報を記憶することができ、CPU501が、解読プログラム503bを実行することによって、暗号化プログラム33dの実行により暗号化された判断用情報を解読することができ、判断プログラム503cを実行することによって、解読プログラム503bを実行することにより解読された判断用情報と、基準情報とを比較して、設置型機器1が移設されたか否かを判断することができ、判断プログラム503cの実行により、設置型機器1が移設されたと判断された場合に、CPU501が禁止プログラム503dを実行することによって、設置型機器1の所定の動作を禁止することができる。
従って、当該設置型機器が、例えば、ユーザによって勝手に移設された場合、禁止手段によって、当該設置型機器の所定の動作を禁止することができるので、不適切な設置に伴う機器の不都合の発生を未然に防止することができる。
また、当該設置型機器が、輸出規制対象貨物で、規制対象国・地域に違法に輸出された場合でも、当該機器の機能を使用することを好適に防止することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る設置型機器1の第2の実施形態を、図4〜6に基づき説明する。なお、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図4に示すように、設置型機器1は、設置型機器1の移設を検出する移設検出装置200と、設置型機器1が移設されたか否かを判断し、設置型機器1が移設されたと判断された場合に、設置型機器1の所定の動作を禁止する処理装置500と、を備えている。
移設検出装置200は、例えば、図4〜6に示すように、当該設置型機器1の移設を検出する移設検出部20と、制御部30を備え、移設検出部20は、筐体11と、筐体11の上面、及び下面に内設された支持部11a、11bにより回動自在に軸支された回動軸12と、回動軸12を中心に軸着されるとともに、側面にエンコーダパターン23aが備えられた回動体23と、エンコーダパターン23aを検出する検出部14と、を備えている。
回動体23は、例えば、図5、6に示すように、ドラム状に形成され、回動体23の中心に回動軸12を軸着するとともに、回動体23の側面には、3つの異なる周期(P1、P2、P3)のスケールコイルを備えたエンコーダパターン23aが備えられている。
このように、本発明に係る第2の実施形態の設置型機器1によれば、回動軸12を中心に回動自在に構成されるとともに、側面にエンコーダパターン23aを備える回動体23を備え、検出部14によって、当該エンコーダパターン23aを検出することができ、CPU31が算出プログラム33cを実行することによって、検出部14により検出されたエンコーダパターン23aに基づき、回動体23の回動角度を算出することができる。
よって、回動体の慣性モーメントを利用して、移設時の回転運動を検出することができることとなって、簡易な機構により、機器の移設を好適に検出することができるとともに、主として回転運動を検出するため、当該機器の稼動や地震による振動での誤検出を好適に低減することができる。
さらに、エンコーダパターンを回動体の側面部に備えることにより、設置型機器の稼動時における垂直方向の振動の影響を低減できることとなり、好適に特性情報を検出することができる。
また、判断用情報データテーブル33aによって、算出プログラム33cの実行により算出された回動体23の回動角度に基づく判断用情報を、設置型機器1が移設されたか否かを判断する際の判断用情報として記憶することができ、CPU31は、暗号化プログラム33dを実行することによって、判断用情報データテーブル33aに記憶された判断用情報を暗号化することができる。
よって、機器の移設検出を不正に回避する等の行為を好適に防止することができることとなり、機器の移設を好適に検出することができる。
また、設置型機器1が稼動されている際、検出部14によって、所定時間毎に、エンコーダパターン23aを検出することができ、回動角度情報データテーブル33bによって、算出プログラム33cの実行により算出された回動体23の回動角度に基づく回動角度情報を記憶することができ、判定プログラム33eの実行によって、回動角度情報データテーブル33bに記憶された第1の回動角度情報に基づく角度と、当該第1の回動角度情報の次に算出プログラム33cの実行により算出された回動体23の回動角度に基づく第2の回動角度情報に基づく角度との差分が、所定の許容角度を超えるか否かを判定することができ、判定プログラム33eの実行により、所定の許容角度を超えると判定された場合、判断用情報更新プログラム33fの実行によって、判断用情報データテーブル33aに記憶された判断用情報を、第2の回動角度情報に基づく判断用情報に更新することができる。
従って、設置型機器の稼動による微小な振動では判断用情報は更新されないので、当該機器の稼動による振動での誤検出をより好適に低減することができる。
また、当該移設検出装置単体で誤検出を低減することができ、使い勝手が良い。
また、移設検出装置200と通信処理可能な処理装置500の基準情報データテーブル503aによって、設置型機器1が移設されたか否かを判断する際に判断基準となる基準情報を記憶することができ、CPU501が、解読プログラム503bを実行することによって、暗号化プログラム33dの実行により暗号化された判断用情報を解読することができ、判断プログラム503cを実行することによって、解読プログラム503bを実行することにより解読された判断用情報と、基準情報とを比較して、設置型機器1が移設されたか否かを判断することができ、判断プログラム503cの実行により、設置型機器1が移設されたと判断された場合に、CPU501が禁止プログラム503dを実行することによって、設置型機器1の所定の動作を禁止することができる。
従って、当該設置型機器が、例えば、ユーザによって勝手に移設された場合、禁止手段によって、当該設置型機器の所定の動作を禁止することができるので、不適切な設置に伴う機器の不都合の発生を未然に防止することができる。
また、当該設置型機器が、輸出規制対象貨物で、規制対象国・地域に違法に輸出された場合でも、当該機器の機能を使用することを好適に防止することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明に係る設置型機器1の第3の実施形態を、図2、3、及び7に基づき説明する。なお、第1、2の実施形態と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図7に示すように、設置型機器1は、設置型機器1の移設を検出する移設検出装置300と、設置型機器1が移設されたか否かを判断し、設置型機器1が移設されたと判断された場合に、設置型機器1の所定の動作を禁止する処理装置500と、を備えている。
移設検出装置300は、例えば、図2、3、及び7に示すように、当該設置型機器1の移設を検出する移設検出部10と、制御部30を備え、移設検出部10は、筐体11と、筐体11の上面、及び下面に内設された支持部11a、11bにより回動自在に軸支された回動軸12と、回動軸12を中心に軸着されるとともに、回動軸12の同心円上にエンコーダパターン13aが備えられた回動体13と、エンコーダパターン13aを検出する検出部14と、を備えている。
記憶部33は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示省略)を有しており、この記録媒体は、例えば、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部33は、CPU31が移設検出装置300全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部33は、例えば、図7に示すように、判断用情報データテーブル33a、算出プログラム33c、暗号化プログラム33d等を格納している。
処理装置500は、移設検出装置300と通信処理可能なインターフェースを介して接続されており、図7に示すように、CPU(Central Processing Unit)501、RAM(Random Access Memory)502、記憶部503等を備えて構成され、記憶部503に記憶された所定のプログラムが実行されることにより、所定の動作を行うため予め設定された所定の動作条件に基づく各部の動作制御を行う機能を有する。
記憶部503は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示省略)を有しており、この記録媒体は、例えば、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部503は、CPU501が設置型機器1全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部503は、例えば、図7に示すように、基準情報データテーブル503a、解読プログラム503b、判断プログラム503c、禁止プログラム503d、比較判定プログラム503e、更新プログラム503f等を格納している。
比較判定プログラム503eは、CPU501に、算出プログラム33cの実行により算出された回動体13の回動角度に基づく位置と、基準情報データテーブル503aに記憶された基準情報に基づく位置の差が、所定の閾値以下か否かを比較判定する。
具体的には、設置型機器1が稼動されている際、CPU501は、比較判定プログラム503eを実行することによって、例えば、移設検出装置300のCPU31が、所定時間毎に、算出プログラム33cを実行することにより算出された回動体13の回動角度と、基準情報データテーブル503aに記憶された回動体13の回動角度との差を算出し、当該回動角度の差が、所定の閾値以下か否かを比較判定する。なお、所定の閾値は、任意の数値であり、ユーザによって設定変更可能であっても良い。
CPU501は、かかる比較判定プログラム503eを実行することで、比較判定手段として機能する。
更新プログラム503fは、CPU501に、基準情報データテーブル503aに記憶されている基準情報を更新する機能を実現させるプログラムである。
具体的には、CPU501が比較判定プログラム503eを実行することにより、所定の閾値以下と判定された場合、CPU501は、更新プログラム503fを実行することによって、基準情報データテーブル503aに記憶されている回動体13の絶対的な角度位置に対応した2進コードを、CPU501が比較判定する際に用いられた現在の回動体13の絶対的な角度位置に対応した2進コードに更新する。
CPU501は、かかる更新プログラム503fを実行することで、更新手段として機能する。
このように、本発明に係る第3の実施形態の設置型機器1によれば、回動軸12を中心に回動自在に構成されるとともに、回動方向に沿って変化するエンコーダパターン13aを備える回動体13を備え、検出部14によって、当該エンコーダパターン13aを検出することができ、CPU31が算出プログラム33aを実行することによって、検出部14により検出されたエンコーダパターン13aに基づき、回動体13の回動角度を算出することができる。
よって、回動体の慣性モーメントを利用して、移設時の回転運動を検出することができることとなって、簡易な機構により、機器の移設を好適に検出することができるとともに、主として回転運動を検出するため、当該機器の稼動や地震による振動での誤検出を好適に低減することができる。
また、判断用情報データテーブル33aによって、算出プログラム33cの実行により算出された回動体13の回動角度に基づく判断用情報を、設置型機器1が移設されたか否かを判断する際の判断用情報として記憶することができ、CPU31は、暗号化プログラム33dを実行することによって、判断用情報データテーブル33aに記憶された判断用情報を暗号化することができる。
よって、機器の移設検出を不正に回避する等の行為を好適に防止することができることとなり、機器の移設を好適に検出することができる。
また、移設検出装置300と通信処理可能な処理装置500の基準情報データテーブル503aによって、設置型機器1が移設されたか否かを判断する際に判断基準となる基準情報を記憶することができ、CPU501が、解読プログラム503bを実行することによって、暗号化プログラム33dの実行により暗号化された判断用情報を解読することができ、判断プログラム503cを実行することによって、解読プログラム503bにより解読された判断用情報と、基準情報とを比較して、設置型機器1が移設されたか否かを判断することができ、判断プログラム503cの実行により、設置型機器1が移設されたと判断された場合に、CPU501が禁止プログラム503dを実行することによって、設置型機器1の所定の動作を禁止することができる。
従って、当該設置型機器が、例えば、ユーザによって勝手に移設された場合、禁止手段によって、当該設置型機器の所定の動作を禁止することができるので、不適切な設置に伴う機器の不都合の発生を未然に防止することができる。
また、当該設置型機器が、輸出規制対象貨物で、規制対象国・地域に違法に輸出された場合でも、当該機器の機能を使用することを好適に防止することができる。
また、設置型機器1が稼動されている際、移設検出装置300の検出部14によって、所定時間毎に、エンコーダパターン13aを検出することができ、CPU31が算出プログラム33cを実行することによって、検出部14により検出されたエンコーダパターン13aに基づき、回動体13の回動角度を算出することができ、処理装置500のCPU501が比較判定プログラム503eを実行することによって、算出プログラム33cの実行により算出された回動体13の回動角度に基づく位置と、基準情報データテーブル503aに記憶された基準情報に基づく位置の差が、所定の閾値以下か否かを比較判定することができ、比較判定プログラム503eの実行により、所定の閾値以下と判定された場合、CPU501は、更新プログラム503fを実行することによって、基準情報を、算出プログラム33cの実行により算出された回動体13の回動角度に基づく回動情報に更新することができる。
よって、設置型機器の稼動による振動での誤検出をより好適に低減することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明にかかる設置型機器の第4の実施形態を、図5、6、及び8に基づき説明する。なお、第1〜3の実施形態と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図8に示すように、設置型機器1は、設置型機器1の移設を検出する移設検出装置400と、設置型機器1が移設されたか否かを判断し、設置型機器1が移設されたと判断された場合に、設置型機器1の所定の動作を禁止する処理装置500と、を備えている。
移設検出装置400は、例えば、図5、6、及び8に示すように、当該設置型機器1の移設を検出する移設検出部20と、制御部30を備え、移設検出部20は、筐体11と、筐体11の上面、及び下面に内設された支持部11a、11bにより回動自在に軸支された回動軸12と、回動軸12を中心に軸着されるとともに、側面にエンコーダパターン23aが備えられた回動体23と、エンコーダパターン23aを検出する検出部14と、を備えている。
このように、本発明に係る第4の実施形態の設置型機器によれば、回動軸12を中心に回動自在に構成されるとともに、側面にエンコーダパターン23aを備える回動体23を備え、検出部14によって、当該エンコーダパターン23aを検出することができ、CPU31が算出プログラム33cを実行することによって、検出部14により検出されたエンコーダパターン23aに基づき、回動体23の回動角度を算出することができる。
よって、回動体の慣性モーメントを利用して、移設時の回転運動を検出することができることとなって、簡易な機構により、機器の移設を好適に検出することができるとともに、主として回転運動を検出するため、当該機器の稼動や地震による振動での誤検出を好適に低減することができる。
さらに、エンコーダパターンを回動体の側面部に備えることにより、設置型機器の稼動時における垂直方向の振動の影響を低減できることとなり、好適に特性情報を検出することができる。
また、判断用情報データテーブル33aによって、算出プログラム33cの実行により算出された回動体13の回動角度に基づく判断用情報を、設置型機器1が移設されたか否かを判断する際の判断用情報として記憶することができ、CPU31は、暗号化プログラム33dを実行することによって、判断用情報データテーブル33aに記憶された判断用情報を暗号化することができる。
よって、機器の移設検出を不正に回避する等の行為を好適に防止することができることとなり、機器の移設を好適に検出することができる。
また、移設検出装置400と通信処理可能な処理装置500の基準情報データテーブル503aによって、設置型機器1が移設されたか否かを判断する際に判断基準となる基準情報を記憶することができ、CPU501が、解読プログラム503bを実行することによって、暗号化プログラム33dの実行により暗号化された判断用情報を解読することができ、判断プログラム503cを実行することによって、解読プログラム503bにより解読された判断用情報と、基準情報とを比較して、設置型機器1が移設されたか否かを判断することができ、判断プログラム503cの実行により、設置型機器1が移設されたと判断された場合に、CPU501が禁プログラム503dを実行することによって、設置型機器1の所定の動作を禁止することができる。
よって、当該設置型機器が、ユーザによって勝手に移設された場合、禁止手段によって、当該設置型機器の所定の動作を禁止することができるので、不適切な設置に伴う機器の不都合の発生を未然に防止することができる。
また、当該設置型機器が、輸出規制対象貨物で、規制対象国・地域に違法に輸出された場合でも、当該機器の機能を使用することを好適に防止することができる。
また、設置型機器1が稼動されている際、移設検出装置400の検出部14によって、所定時間毎に、エンコーダパターン23aを検出することができ、CPU31が算出プログラム33cを実行することによって、検出部14により検出されたエンコーダパターン23aに基づき、回動体23の回動角度を算出することができ、処理装置500のCPU501が比較判定プログラム503eを実行することによって、算出プログラム33cの実行により算出された回動体23の回動角度に基づく位置と、基準情報データテーブル503aに記憶された基準情報に基づく位置の差が、所定の閾値以下か否かを比較判定することができ、比較判定プログラム503eの実行により、所定の閾値以下と判定された場合、CPU501は、更新プログラム503fを実行することによって、基準情報を、算出プログラム33cの実行により算出された回動体13の回動角度に基づく回動情報に更新することができる。
よって、設置型機器の稼動による振動での誤検出をより好適に低減することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、設置型機器は、三次元測定機、試験機、その他工作機械等であっても良い。また、本実施例では、移設検出装置において、電磁誘導方式のアブソリュートロータリエンコーダを用いたが、これに限らず、例えば、磁気方式を用いたアブソリュートロータリエンコーダであっても良い。また、特性情報として、スケールコイルからなるエンコーダパターンを例示したが、他にも、例えば、表面に凹凸からなるパターンを形成し、この凹凸パターンを光学センサ等により検知する構成であってもよく、回動体が回動角度を好適に検出できる特性情報と検出手段であれば、どのような構成でもよい。また、本発明に係る第1〜4の実施形態では、回動体として、円盤形状、又はドラム形状のものを用いたが、これに限らず、楕円形薄板、楕円柱、又は、円盤形状に比べて慣性モーメントの大きい中空円盤(リング)形状のものであっても良い。また、本発明に係る第1、3の実施形態では、エンコーダパターンの形状を、回動軸と同心円上に形成するようにしたが、これに限らず、回動体の表面上において、回動方向に沿っていれば、不規則な軌道を有する形状であっても良い。その他、本発明は、発明の要旨を逸脱しない範囲内で自由に変更、改良が可能である。
本発明に係る第1の実施形態における設置型機器のブロック図である。 本発明に係る第1、3の実施形態における移設検出部の概略を示す斜視図である。 本発明に係る第1、3の実施形態における移設検出部の断面図である。 本発明に係る第2の実施形態における設置型機器のブロック図である。 本発明に係る第2、4の実施形態における移設検出部の概略を示す斜視図である。 本発明に係る第2、4の実施形態における移設検出部の断面図である。 本発明に係る第3の実施形態における設置型機器のブロック図である。 本発明に係る第4の実施形態における設置型機器のブロック図である。 本発明に係る第1、2の実施形態の移設検出装置による誤検出防止動作処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 設置型機器
100 移設検出装置
10 移設検出部
12 回動軸
13 回動体
13a エンコーダパターン(特性情報)
14 検出部(検出手段)
200 移設検出装置
20 移設検出部
23 回動体
23a エンコーダパターン(特性情報)
30 制御部
31 CPU(算出手段、暗号化手段、判定手段、判断用情報更新手段)
33 記憶部
33a 判断用情報データテーブル(判断用情報記憶手段)
33b 回動角度情報データテーブル(回動角度記憶手段)
33c 算出プログラム(算出手段)
33d 暗号化プログラム(暗号化手段)
33e 判定プログラム(判定手段)
33f 判断用情報更新プログラム(判断用情報更新手段)
300 移設検出装置
400 移設検出装置
500 処理装置
501 CPU(解読手段、判断手段、禁止手段、比較判定手段、更新手段)
503 記憶部
503a 基準情報データテーブル(記憶手段)
503b 解読プログラム(解読手段)
503c 判断プログラム(判断手段)
503d 禁止プログラム(禁止手段)
503e 比較判定プログラム(比較判定手段)
503f 更新プログラム(更新手段)

Claims (7)

  1. 回動軸と、
    前記回動軸を中心に回動自在に構成されるとともに、回動方向に沿って変化する特性情報が備えられた回動体と、
    前記特性情報を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記特性情報に基づき、前記回動体の回動角度を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された前記回動体の回動角度に基づく判断用情報を、設置型機器が移設されたか否かを判断する際の判断用情報として記憶する判断用情報記憶手段と、
    前記判断用情報記憶手段により記憶された判断用情報を暗号化する暗号化手段と、
    を備えることを特徴とする移設検出装置。
  2. 前記特性情報が、前記回動体の側面部に備えられていることを特徴とする請求項1に記載の移設検出装置。
  3. 前記特性情報は、エンコーダパターンであることを特徴とする請求項1又は2に記載の移設検出装置。
  4. 前記算出手段により算出された前記回動体の回動角度に基づく回動角度情報を記憶する回動角度情報記憶手段と、
    前記回動角度情報記憶手段に記憶された第1の回動角度情報に基づく角度と、当該第1の回動角度情報の次に前記算出手段により算出された前記回動体の回動角度に基づく第2の回動角度情報に基づく角度との差分が、所定の許容角度を超えるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、所定の許容角度を超えると判定された場合、前記判断用情報記憶手段に記憶された判断用情報を、前記第2の回動角度情報に基づく判断用情報に更新する判断用情報更新手段と、
    を備え、
    設置型機器が稼動されている際、
    前記検出手段は、所定時間毎に、前記特性情報を検出することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の移設検出装置。
  5. 請求項1〜3の何れか一項に記載の移設検出装置と、当該移設検出装置と通信処理可能な処理装置と、を備える設置型機器において、
    前記処理装置は、
    前記設置型機器が移設されたか否かを判断する際に判断基準となる基準情報を記憶する記憶手段と、
    前記暗号化手段により暗号化された前記判断用情報を解読する解読手段と、
    前記解読手段により解読された前記判断用情報と、前記基準情報とを比較して、前記設置型機器が移設されたか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記設置型機器が移設されたと判断された場合に、当該設置型機器の所定の動作を禁止する禁止手段と、
    を備えることを特徴とする設置型機器。
  6. 前記設置型機器が稼動されている際、
    前記検出手段は、所定時間毎に、前記特性情報を検出し、
    前記算出手段は、前記検出手段により検出された前記特性情報に基づき、前記回動体の回動角度を算出し、
    前記処理装置は、
    前記算出手段により算出された前記回動体の回動角度に基づく位置と、前記記憶手段に記憶された前記基準情報に基づく位置の差が、所定の閾値以下か否かを比較判定する比較判定手段と、
    前記比較判定手段により、前記所定の閾値以下と判定された場合、前記基準情報を、前記算出手段により算出された前記回動角度に基づく回動情報に更新する更新手段と、
    を備えることを特徴とする請求項に記載の設置型機器。
  7. 請求項に記載の移設検出装置と、当該移設検出装置と通信処理可能な処理装置と、を備える設置型機器において、
    前記処理装置は、
    前記設置型機器が移設されたか否かを判断する際に判断基準となる基準情報を記憶する記憶手段と、
    前記暗号化手段により暗号化された前記判断用情報を解読する解読手段と、
    前記解読手段により解読された前記判断用情報と、前記基準情報とを比較して、前記設置型機器が移設されたか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記設置型機器が移設されたと判断された場合に、当該設置型機器の所定の動作を禁止する禁止手段と、
    を備えることを特徴とする設置型機器。
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