JP5078504B2 - 定着装置、および画像形成装置 - Google Patents

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この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリまたはそれらの複合機など、像担持体上に形成したトナー像を、直接転写し、または中間転写体を介して間接的に転写して、用紙等の記録材に画像を記録する画像形成装置に関する。および、そのような画像形成装置において、記録材を搬送しながら熱と圧力とを加えて、転写後の未定着トナー像を記録材に定着する定着装置に関する。
従来、電子写真式の画像形成装置では、ドラム状やベルト状の像担持体の回転とともに、その像担持体上に帯電、書込みを行って静電潜像を形成して後、現像装置でトナーを付着することにより可視像化してトナー像を形成し、そのトナー像を、直接転写し、または中間転写体を介して間接的に転写して、搬送する用紙、OHPフィルム等の記録材に画像が記録される。
このような画像形成装置の中には、例えば、加熱部材と加圧部材とで定着ニップを形成する定着装置が備えられており、転写後の未定着トナー像を担持する記録材を搬送しながら、その定着装置の定着ニップに通すことにより熱と圧力とを加えて、未定着トナー像を記録材に定着するものがある。
さらに、この種の定着装置の中には、例えば特許文献1にあるように、弾性層を有するローラ状の加熱部材と、加圧部材としてのエンドレスベルトと、そのエンドレスベルト内に貫挿する長手の支持体と、その支持体で長手方向に沿って支持する細長の加圧パッドと、支持体の長手方向両端部位置に配置して、一端側の支点を中心として回動するように設ける加圧レバーと、その加圧レバーを一回動方向に付勢して支持体の両端部に掛けるように押し当て、エンドレスベルトを挟んで加圧パッドを加熱部材に押し付けて定着ニップを形成する付勢部材とが備えられているものがある。
これにより、加熱部材とエンドレスベルトとの間に記録材を挟み込む定着ニップを比較的長く形成し得ることから、記録材に対して熱と圧力を長時間作用させることが可能であり、カラー画像のごとく未定着トナーの量が多い場合や、定着装置を通過する記録材の搬送速度が速い場合であっても、かかる未定着トナー像を記録材に対して良好に定着することが可能となっている。
また、定着ニップを通過した記録材が溶融トナーの粘着力によって加熱部材に貼り付いてしまうのを防止するため、上記加熱部材に加圧部材を大きな力で押圧することによって、何らの剥離装置を用いずとも、記録材自らが加熱部材から剥離する作用(以下、このような記録材の剥離作用を「セルフストリッピング作用」という)を促進している。
さらに、加熱部材の表面温度が室温から定着可能温度に至るまでのウォームアップタイムを短縮すべく、かかる加熱部材の薄肉化が図られており、このような加熱部材の薄肉化は、熱容量が小さくならざるを得ない小径の加熱部材を用いてカラー画像を高速定着する場合にも有利である。
特許第3812594号公報 特開2001−159856号公報
ところで、上述したような従来の定着装置では、一端側の支点を中心として回動するように設ける加圧レバーを支持体の長手方向の両端部位置に配置するとともに、この加圧レバーの一端を付勢部材により付勢することによってエンドレスベルトを挟んで、上記支持体の支持部材に支持される加圧パッドが加熱部材に押し付けられる構成となっている。そして、前述のセルフストリッピング作用を得るべく、加圧レバーは付勢部材により大きな力で加熱部材に押圧されており、加圧レバーが付勢部材の付勢力によって傾きが生じたり、変形したり、また付勢部材と加圧レバーが接触して十分な加圧力が得られず問題となっていた。
このような問題が生じると、支持体の両端部の加圧バランスが崩れ、十分なセルフストリッピング作用を発揮することができず、記録材が溶融トナーの粘着力によって加熱部材に貼り付いたり、またはエンドレスベルトの走行性に影響を及ぼして、エンドレスベルトの蛇行や片寄り走行が生じ、エンドレスベルトの寿命が短くなったりエンドレスベルトが破損したりしていた。
また、セルフストリッピング作用を発揮させるべく加圧部材を大きな力で加熱部材に向けて付勢すると、薄肉に形成された加熱部材が軸方向に撓んでしまうので、かかる加熱部材の軸方向に沿って均一な加圧力を記録材に及ぼすことができず、トナー像の定着不良が発生しやすいといった問題点があった。すなわち、加熱部材は、その両軸端が支承されているので、軸方向の両端ではエンドレスベルトと加熱部材との間に十分な圧接力が作用するが、軸方向の中央では加熱部材が撓んでしまう分だけ圧接力が減じられ、記録材の中央部にトナー像の定着不良が発生しやすかった。
そこで、この発明の第1の目的は、十分なセルフストリッピング作用を発揮するとともに、エンドレスベルトの走行安定性を確保し、しかも記録材の幅方向中央部でトナー像の定着不良が発生しやすい問題を解消し、さらに部品点数を増加することなく、エンドレスベルトの片寄りを防止するベルト寄り止めガイドを、加圧パッドの支持部材を揺動自在に保持する加圧保持部材の両端に取り付けることにある。
この発明の第2の目的は、加圧レバーが付勢部材の付勢力によって傾きが生じたり、変形したり、また付勢部材が加圧レバーを十分に加圧できなくなったりするおそれを確実に防止し、一層確実に、十分なセルフストリッピング作用を発揮するとともに、エンドレスベルトの走行安定性を確保することにある。
この発明の第3の目的は、加圧レバーの倒れを確実に防止して支持体の両端部の加圧バランスの崩れをなくし、一層確実に、セルフストリッピング作用を確保するとともに、エンドレスベルトの走行安定性を確保することにある。
この発明の第4の目的は、ベルト寄り止めガイドの位置決めをしてエンドレスベルトの蛇行や片寄り走行を確実に防止し、エンドレスベルトの走行安定性をより一層確保することにある。
この発明の第5の目的は、十分なセルフストリッピング作用を確保するとともに、エンドレスベルトの走行安定性を確保する定着装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
このため、請求項1に記載の発明は、上述した第1の目的を達成すべく、弾性層を有する、例えばローラ状の加熱部材と、エンドレスベルトと、そのエンドレスベルト内に貫挿する長手の支持体と、その支持体で長手方向に沿って支持する細長の加圧パッドと、前記支持体の長手方向両端部位置に配置して、一端側の支点を中心として回動するように設ける加圧レバーと、その加圧レバーを一回動方向に付勢して前記支持体の両端部に掛けるように押し当て、前記エンドレスベルトを挟んで前記加圧パッドを前記加熱部材に押し付けて定着ニップを形成する付勢部材とが備えられている定着装置において、前記支持体に、回動する前記加圧レバーの回動方向と直交する側面が当接する当接部が形成され、前記支持体が、前記加圧パッドを長手方向に沿って支持する支持部材と、その支持部材を長手方向の中間位置で揺動自在に保持する加圧保持部材と、その加圧保持部材の両端に取り付けて前記エンドレスベルトの片寄りを防止するベルト寄り止めガイドとで構成され、前記付勢部材で付勢された前記加圧レバーの一部が入り込むスリットが、前記ベルト寄り止めガイドと前記加圧保持部材とに続けて形成されていることを特徴とする。
そして、支持体の長手方向両端部位置に配置する加圧レバーを付勢部材で付勢して、一端側の支点を中心として回動するようにし、その加圧レバーの側面を支持体の当接部に当接して加圧レバーの倒れを防止し、支持体の両端部の加圧バランスが崩れないようにしてエンドレスベルトを挟んで加圧パッドを加熱部材に均一に押し付ける。しかも、両端にベルト寄り止めガイドを取り付けた加圧保持部材により、加圧パッドを長手方向に沿って支持する支持部材を長手方向の中間位置で揺動自在に保持する。さらに、加圧レバーを付勢部材で一回動方向に付勢して支持体の両端部に掛けるように押し当てるとき、加圧レバーの一部がベルト寄り止め部材のスリットに続けて、支持体の両端部に形成されているスリットに入り込むようにする。
請求項2に記載の発明は、上述した第2の目的を達成すべく、請求項1に記載の定着装置において、前記支持体の一部を折り曲げて、前記当接部が形成されていることを特徴とする。そして、支持体の一部を折り曲げて形成した当接部に加圧レバーの側面を当接して加圧レバーの倒れを防止し、支持体の両端部の加圧バランスが崩れないようにしてエンドレスベルトを挟んで加圧パッドを加熱部材に均一に押し付ける。
請求項3に記載の発明は、上述した第3の目的を達成すべく、請求項1または2に記載の定着装置において、前記支持体の両端部に、前記付勢部材で付勢された前記加圧レバーの一部が入り込むスリットが形成されていることを特徴とする。そして、加圧レバーを付勢部材で一回動方向に付勢して支持体の両端部に掛けるように押し当てるとき、加圧レバーの一部が支持体の両端部に形成されているスリットに入り込むようにする。
請求項4に記載の発明は、上述した第4の目的を達成すべく、請求項1ないし3のいずれか1に記載の定着装置において、前記ベルト寄り止めガイドに、前記ベルト寄り止めガイドおよび前記加圧保持部材のスリットに入り込む前記加圧レバーに当接して前記加圧保持部材上における該ベルト寄り止めガイドの位置決めを行う当接部が形成されていることを特徴とする。
そして、加圧レバーを付勢部材で一回動方向に付勢して支持体の両端部に掛けるように押し当てるとき、ベルト寄り止めガイドに形成されている当接部を、ベルト寄り止めガイドおよび加圧保持部材のスリットに入り込む加圧レバーに当接して加圧保持部材上におけるベルト寄り止めガイドの位置決めを行う。
請求項5に記載の発明は、上述した第5の目的を達成すべく、請求項1ないし4のいずれか1に記載の定着装置が備えられていることを特徴とする、複写機、プリンタ、ファクシミリまたはそれらの複合機などの画像形成装置である。
請求項1に記載の発明によれば、支持体の長手方向両端部位置に配置する加圧レバーを付勢部材で付勢して、一端側の支点を中心として回動するようにし、その加圧レバーの側面を支持体の当接部に当接して加圧レバーの倒れを防止し、支持体の両端部の加圧バランスが崩れないようにしてエンドレスベルトを挟んで加圧パッドを加熱部材に均一に押し付けるので、十分なセルフストリッピング作用を確保して記録材が溶融トナーの粘着力によって加熱部材に貼り付くことを防止するとともに、定着不良の発生を防ぐ一方、エンドレスベルトの走行安定性を確保してエンドレスベルトの蛇行や片寄り走行の発生を防止し、エンドレスベルトの寿命が短くなったりエンドレスベルトが破損したりすることを防止することができる。しかも、両端にベルト寄り止めガイドを取り付けた加圧保持部材により、加圧パッドを長手方向に沿って支持する支持部材を長手方向の中間位置で揺動自在に保持するので、支持部材を長手方向の中間位置で押して加圧パッドを加熱部材に押し付け、記録材の幅方向中央部でトナー像の定着不良が発生しやすい問題を解消することができる。その上、加圧レバーを付勢部材で一回動方向に付勢して支持体の両端部に掛けるように押し当てるとき、加圧レバーの一部がベルト寄り止め部材のスリットに続けて、支持体の両端部に形成されているスリットに入り込むようにするので、加圧レバーで、エンドレスベルトの片寄りを防止するベルト寄り止めガイドが支持体の両端部から抜け出すことを防止して、部品点数を増加することなく、ベルト寄り止めガイドを加圧保持部材の両端に取り付けることができる。
請求項2に記載の発明によれば、支持体の一部を折り曲げて形成した当接部に加圧レバーの側面を当接して加圧レバーの倒れを防止し、支持体の両端部の加圧バランスが崩れないようにしてエンドレスベルトを挟んで加圧パッドを加熱部材に均一に押し付けるので、加圧レバーが付勢部材の付勢力によって傾きが生じたり、変形したり、また付勢部材が加圧レバーを十分に加圧できなくなったりするおそれを確実に防止し、一層確実に、十分なセルフストリッピング作用を発揮するとともに、定着不良の発生を防ぐ一方、エンドレスベルトの走行安定性を確保することができる。
請求項3に記載の発明によれば、加圧レバーを付勢部材で一回動方向に付勢して支持体の両端部に掛けるように押し当てるとき、加圧レバーの一部が支持体の両端部に形成されているスリットに入り込むようにするので、加圧レバーの倒れを確実に防止して支持体の両端部の加圧バランスの崩れをなくし、一層確実に、セルフストリッピング作用を確保するとともに、定着不良の発生を防ぐ一方、エンドレスベルトの走行安定性を確保することができる。
請求項4に記載の発明によれば、加圧レバーを付勢部材で一回動方向に付勢して支持体の両端部に掛けるように押し当てるとき、ベルト寄り止めガイドに形成されている当接部を、ベルト寄り止めガイドおよび加圧保持部材のスリットに入り込む加圧レバーに当接して加圧保持部材上におけるベルト寄り止めガイドの位置決めを行うので、エンドレスベルトの蛇行や片寄り走行を確実に防止し、エンドレスベルトの走行安定性をより一層確保することができる。
請求項5に記載の発明によれば、画像形成装置にあって、請求項1ないし4のいずれか1に記載の定着装置が備えられているので、十分なセルフストリッピング作用を確保するとともに、定着不良の発生を防ぐ一方、エンドレスベルトの走行安定性を確保する定着装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の最良形態につき説明する。
図1には、タンデム方式の画像形成装置の一例であるカラー複写機で、その内部機構の全体概略構成を示す。
図中符号100は複写機本体、200は複写機本体100上に取り付けるスキャナ、300はさらにその上に取り付ける自動原稿搬送装置(ADF)である。
複写機本体100内には、中央に、エンドレスベルト状の中間転写体10が、図示例では1つの駆動ローラ11と従動ローラ12に掛けまわしてほぼ水平に張り渡し、図中矢印A方向に回転走行可能に設けられている。もちろん、中間転写体10は、3つ以上のローラに掛けまわすようにしてもよい。
中間転写体10の上には、4つの作像ステーション20が、例えば、上流側から下流側に向けて、ブラック(20K)・イエロ(20Y)・マゼンタ(20M)・シアン(20C)の順でタンデム式に並べて配置されている。各作像ステーション20には、それぞれ、ドラム状の像担持体21のまわりに、帯電装置22、現像装置23、一次転写装置24、一次クリーニング装置25などが配置されている。そして、最上流のブラックの作像ステーション20Kの上流には、二次クリーニング装置14が設置されている。また、4つの作像ステーション20のうえには、露光装置15が設けられている。
一方、複写機本体100の底部には、用紙等の記録材を収容する給紙トレイ16が出し入れ自在に備えられている。給紙トレイ16の図中右上には、給紙コロ17と分離パッド18が設けられており、そこから上方に向けて記録材搬送路30が形成されている。記録材搬送路30には、給紙コロ17と分離パッド18位置から順次、レジストローラ対32、中間転写体10を挟んで駆動ローラ11と対向する位置に二次転写装置33、定着装置34、排紙ローラ対35などが配置され、複写機本体100上の排紙トレイ36まで続いている。
記録材搬送路30の図中右側には、定着装置34を出た記録材を排紙ローラ対35でスイッチバックして入れ、搬送ローラ対37で搬送して再度レジストローラ対32の上流位置へと導く両面搬送路38が備えられている。
いま、このカラー複写機を用いてコピーをとるときは、自動原稿搬送装置300の原稿台上に原稿がセットされる。または、自動原稿搬送装置300を開いてスキャナ200のコンタクトガラス上に原稿がセットされ、自動原稿搬送装置300を閉じてそれで押さえる。
そして、不図示のスタートスイッチを押すと、自動原稿搬送装置300に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス上へと移動してから、スキャナ200を駆動して原稿内容が読み取られる。コンタクトガラス上に原稿をセットしたときは、そのまま原稿内容が読み取られる。
また、不図示のスタートスイッチを押したときには、不図示の駆動モータで駆動ローラ11を回転駆動して従動ローラ12を従動回転し、中間転写体10が矢印A方向に回転走行される。同時に、個々の作像ステーション20でその像担持体21が回転される。そして、像担持体21の回転とともに、まず帯電装置22で像担持体21の表面が一様に帯電され、次いでスキャナ200の読取り内容に応じて上述した露光装置15からレーザやLED等による書込み光Lが照射されて像担持体21上に静電潜像が形成される。
その後、現像装置23によりトナーを付着してその静電潜像が可視像化され、その可視像が一次転写装置24により中間転写体10上に転写される。画像転写後の像担持体21の表面は、一次クリーニング装置25により残留トナーを除去して清掃されて再度の画像形成に備えられる。各像担持体21上に形成されたブラック・イエロ・マゼンタ・シアンの各単色画像は、中間転写体10の搬送とともに、順次一次転写され、中間転写体10上で重ねて合成カラー画像が形成される。
さらに、不図示のスタートスイッチを押したときには、適宜のタイミングで給紙コロ17を回転し、給紙トレイ16内から記録材が繰り出されて、分離パッド18で1枚ずつに分離して記録材搬送路30に入れられ、先端をレジストローラ対32に突き当てて止められる。
そして、中間転写体10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ対32が回転され、中間転写体10と二次転写装置33との間に記録材が送り込まれ、二次転写装置33で中間転写体10上の合成カラー画像を一括して二次転写して記録材上にカラー画像が形成される。
二次転写後の記録材は、二次転写装置33で搬送して定着装置34へと送り込まれ、定着装置34で熱と圧力とを加えて転写画像が定着されて後、排紙ローラ対35で排紙され、排紙トレイ36上にスタックされる。または、両面搬送路38に入れられ、そこで反転して再び二次転写位置へと導かれ、裏面にも画像が形成されて後、排紙ローラ対35で排紙トレイ36上に排出される。
一方、二次転写後の中間転写体10は、二次クリーニング装置14で、画像転写後に中間転写体10上に残留する残留トナーが除去されて、再度の画像形成に備えられる。
図2には、図1に示すカラー複写機に備えられている定着装置34の断面構成を示す。
この図2に示すように、定着装置34は、下上に入口41と出口42が形成されている、紙面と直交する方向に細長な筐体40内に、加熱部材としての加熱ローラ43と、加圧部材としてのエンドレスベルト44とが収納されており、上述した記録材搬送路30を上方へと搬送されてきた記録材が入口41から入って、加熱ローラ43とエンドレスベルト44間の定着ニップNを通して出口42から上方へと排出されるようになっている。
図3には定着装置34の筐体40内の内部構成を、図4にはそのB−B線に沿う断面構成を示す。
加熱ローラ43は、合成ゴム製の弾性層46で被覆する筒状の芯金47内にヒータ48を配置して構成し、軸方向の両端を軸支して不図示の駆動源からの駆動力を伝達して回転駆動されるようになっている。なお、図4では、ヒータ48が省略されている。
他方、エンドレスベルト44には、内部に、長手の支持体50が貫挿して配置されている。支持体50は、支持部材51と、その支持部材51を保持する加圧保持部材52と、その加圧保持部材52の両端に取り付けてエンドレスベルト44の片寄りを防止する後述のベルト寄り止めガイド53とで構成されている。支持部材51では、細長の加圧パッド54が長手方向に沿って支持されている。なお、図4では、エンドレスベルト44が省略されている。
図4に示すように、加圧保持部材52には、その長手方向の中間位置に、支持部材51方向に突出する突起部55が形成されている。他方、支持部材51には、係合凹部56が形成される。そして、その係合凹部56に前記加圧保持部材52の突起部55が係合して、支持部材51をその長手方向の中間位置で揺動自在に保持するようになっており、その長手方向の中間位置において加圧保持部材52からの押圧力が付与されるようになっている。
本例では、芯金47は、アルミニウム製の円筒部材であり、その厚さが0.5mm以上として形成される。なお、芯金47は、鉄製とすることもできる。弾性層46は、ゴム硬度8Hs(JIS−A)以下、ゴム厚さ0.8mm以上、永久歪4%以下の合成ゴムで形成されている。そして、加熱ローラ43は、その外形を28φ以下、本例では28φとして形成されている。
エンドレスベルト44は、金属製であり、厚さが1〜300μmから適宜選択される。なお、エンドレスベルト44は、樹脂製とすることができる。
さらに、定着装置34では、図4に示すように、芯金47と支持部材51の加圧状態における定着ニップNの両端部における距離をa、ニップ中央部における芯金47と支持部材51との距離をbとしたとき、|a―b|≦0.3mmとなるように形成されている。なお、このa、bの条件は、芯金47と支持部材51の加圧状態でのものである。加圧されていない状態では、芯金47、支持部材51は、この条件を満たしている必要はない。
そして、この定着装置34では、具体的には後述する加圧手段60により加圧保持部材52の長手方向の両端部が加圧されて、その加圧力を中央部の1箇所で支持部材51に伝え、支持体50の両端部の加圧バランスが崩れたときにも、加熱ローラ43に均一な押圧を行い、定着ニップNでの荷重が10〜500Nとなるように形成されている。これにより、この定着装置34の定着ニップNに未定着のトナーTを載せた記録材Sを通すことにより、記録材S上にトナーTが定着されて印刷物となる。
本実施例によれば、支持部材51が加熱ローラ43に押し付けられた定着ニップNの形成時において、芯金47と支持部材51との距離が軸方向中央部と端部で均一として均一な定着ニップNを確保できるので、記録材Sが定着ニップNを通過するときのしわや画像抜け等の印刷不良を防ぐことができる。
図5には加圧手段60による加圧状態を、エンドレスベルト44を省略して斜め下から見て示し、図6には横から見て示す。
ベルト寄り止めガイド53は、図示するように、エンドレスベルト44の走行ガイドも兼ねる加圧保持部材52の両端に、その長手方向の外側から取り付けられる。図7には、加圧保持部材52の一端部を拡大して示すが、その図7から判るように、ベルト寄り止めガイド53には、エンドレスベルト44の側縁を当ててその片寄りを防止する鍔部57と、その鍔部57の外側に上向きのスリット58が形成されている。
そして、支持体50の長手方向両端部位置に配置して、一端側の支軸61を支点としてそれを中心として回動するように加圧レバー62が設けられている。また、その加圧レバー62を一回動方向に付勢して、支持体50の両端部に掛けるように押し当てる付勢部材63が備えられている。そして、付勢部材63により付勢された加圧レバー62が、図8に示すようにベルト寄り止めガイド53のスリット58に入り込み、支持体50を加圧して、エンドレスベルト44を挟んで加圧パッド54を加熱ローラ43に押し付けて定着ニップNが形成される。
付勢部材63として、図5、6に示すように、支持軸64に取り付けるコイルスプリングが使用されている。支持軸64は、支持フレームである定着ベース65で支持して立てて設けられている。
なお、加熱ローラ43の軸方向両側には、図6に示すように定着フレーム66が配置されており、その定着フレーム66で両端が軸支されて、加熱ローラ43がエンドレスベルト44を従動回転して回転駆動可能に支持されるとともに、例えば加圧レバー62の支軸61などが支持されている。
図9には、ベルト寄り止めガイド53を取り外した加圧保持部材52の一端を示す。
加圧保持部材52の両端部には、加圧保持部材52の一端を示す図9から判るとおり、付勢部材63で付勢された加圧レバー62の一部67が入り込むスリット68が形成されている。そして、付勢部材63で付勢された加圧レバー62の一部67が入り込むスリット58、68が、ベルト寄り止めガイド53と加圧保持部材52とに続けて形成されるようにする。
すると、加圧レバー62を付勢部材63で一回動方向に付勢して支持体50の両端部に掛けるように押し当てるとき、加圧レバー62の一部67が、ベルト寄り止め部材53のスリット58に続けて、支持体50の加圧保持部材52の両端部に形成されているスリット68にも入り込むようにされる。このようにすると、ねじ止めする必要なく、加圧レバー62でベルト寄り止めガイド53が支持体50の両端部から抜け出すことを防止して、部品点数を増加することなく、ベルト寄り止めガイド53を加圧保持部材52の両端に取り付けることができる。なお、スリット58、68の数は、特にそれぞれ2つずつに限るものではない。
図10には、加圧レバー62の一部67が加圧保持部材52のスリット68に入り込んだ状態を示す。
図示するように、加圧レバー62の一部67が加圧保持部材52のスリット68に入り込んだとき、回動する加圧レバー62の回動方向と直交する側面71が当接する当接部70が支持体50の加圧保持部材52に形成されている。当接部70は、この例では、加圧保持部材52の一部を外向きに直角に折り曲げて形成されている。
このようにすると、加圧レバー62の側面71を支持体50の当接部70に当接して図11に鎖線で示すような加圧レバー62の倒れを防止し、支持体50の両端部の加圧バランスが崩れないようにしてエンドレスベルト44を挟んで加圧パッド54を加熱ローラ43に均一に押し付けるので、十分なセルフストリッピング作用を確保して記録材が溶融トナーの粘着力によって加熱ローラ43に貼り付くことを防止するとともに、定着不良の発生を防ぐ一方、エンドレスベルト44の走行安定性を確保してエンドレスベルト44の蛇行や片寄り走行の発生を防止し、エンドレスベルト44の寿命が短くなったりエンドレスベルト44が破損したりすることを防止することができる。
なお、このときベルト寄り止めガイド53に、ベルト寄り止めガイド53および加圧保持部材52のスリット58、68に入り込む加圧レバー62に当接して加圧保持部材52上における該ベルト寄り止めガイド53の位置決めを行う当接部が形成されるようにする。すると、加圧レバー62を付勢部材63で一回動方向に付勢して支持体50の両端部に掛けるように押し当てるとき、ベルト寄り止めガイド53に形成されている当接部を、ベルト寄り止めガイド53および加圧保持部材52のスリット58、68に入り込む加圧レバー62に当接して加圧保持部材52上におけるベルト寄り止めガイド53の位置決めを行うので、エンドレスベルト44の蛇行や片寄り走行を確実に防止し、エンドレスベルト44の走行安定性をより一層確保することができる。
さて、図10のように、加圧レバー62は、直接、加圧保持部材52に係合しているので、付勢部材63からの圧力をダイレクトに加圧保持部材52に伝達することが可能となる。加圧保持部材52は、加圧レバー62との当接部70が折り曲げて形成されており、当接部70の側方は、加圧レバー62の側面71と当接されており、加圧レバー62の倒れや変形が規制されている。
一方、加熱ローラ43に接触して従動回転するエンドレスベルト44と、このエンドレスベルト44を内側から押圧する加圧パッド54に関して、エンドレスベルト44と加圧パッド54の摩擦抵抗が大きいと、加熱ローラ43とエンドレスベルト44との間にスリップが発生し、エンドレスベルト44の安定走行の妨げとなる。前述のごとく、加圧レバー62の倒れや変形が生じた場合は、加圧バランスが崩れて、エンドレスベルト44の走行性に影響を及ぼして、エンドレスベルト44の蛇行や片寄り走行が生じ、エンドレスベルト44の寿命が短くなったり、エンドレスベルト44が破損したりするが、エンドレスベルト44と加圧パッド54の摩擦抵抗が大きいと、なおさらこの現象は発生しやすい。よって、エンドレスベルト44と加圧パッド54の間に、低摩擦部材を配置することにより、エンドレスベルト44と加圧パッド54の摩擦抵抗を小さくすることが可能となり、エンドレスベルト44の走行性を安定化し、エンドレスベルト44の蛇行や片寄り走行、破損を防止することができる。
また、エンドレスベルト44と加圧パッド54の摩擦抵抗を下げる方策としては、低摩擦部材にグリスを塗布する方法があり、この方法を用いると、より摩擦抵抗を下げることができる。ここでいう低摩擦部材とは、耐熱性と低摩擦が必要ゆえのPFAのメッシュシート等であり、グリスを長時間保持するために低摩擦部材と加圧パッド54の間に耐熱不職布を配置することにより、エンドレスベルト44と加圧パッド54間を安定的に低摩擦状態を保持できる。
タンデム方式の画像形成装置の一例であるカラー複写機で、その内部機構の全体概略構成図である。 そのカラー複写機に備えられている定着装置の断面構成図である。 その定着装置の内部構成図である。 そのB−B線に沿う断面構成図である。 その定着装置における加圧手段による加圧状態を、エンドレスベルトを省略して斜め下から見て示す斜視図である。 その加圧状態を横から見て示す側面図である。 その加圧保持部材の一端部の拡大図である。 その加圧レバーがベルト寄り止めガイドのスリットに入り込んだ状態を示す斜視図である。 そのベルト寄り止めガイドを取り外した加圧保持部材の一端を示す斜視図である。 その加圧レバーの一部が加圧保持部材のスリットに入り込んだ状態を示す斜視図である。 その加圧レバーの倒れの防止を説明する図である。
符号の説明
34 定着装置
43 加熱ローラ(加熱部材)
44 エンドレスベルト
46 弾性層
50 支持体
51 支持部材
52 加圧保持部材
53 ベルト寄り止めガイド
54 加圧パッド
58 ベルト寄り止めガイドのスリット
60 加圧手段
61 支軸(支点)
62 加圧レバー
63 付勢部材
68 加圧保持部材のスリット
70 当接部
71 加圧レバーの回動方向と直交する側面
N 定着ニップ

Claims (5)

  1. 弾性層を有する加熱部材と、エンドレスベルトと、そのエンドレスベルト内に貫挿する長手の支持体と、その支持体で長手方向に沿って支持する細長の加圧パッドと、前記支持体の長手方向両端部位置に配置して、一端側の支点を中心として回動するように設ける加圧レバーと、その加圧レバーを一回動方向に付勢して前記支持体の両端部に掛けるように押し当て、前記エンドレスベルトを挟んで前記加圧パッドを前記加熱部材に押し付けて定着ニップを形成する付勢部材とが備えられている定着装置において、前記支持体に、回動する前記加圧レバーの回動方向と直交する側面が当接する当接部が形成され、前記支持体が、前記加圧パッドを長手方向に沿って支持する支持部材と、その支持部材を長手方向の中間位置で揺動自在に保持する加圧保持部材と、その加圧保持部材の両端に取り付けて前記エンドレスベルトの片寄りを防止するベルト寄り止めガイドとで構成され、前記付勢部材で付勢された前記加圧レバーの一部が入り込むスリットが、前記ベルト寄り止めガイドと前記加圧保持部材とに続けて形成されていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記支持体の一部を折り曲げて、前記当接部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記支持体の両端部に、前記付勢部材で付勢された前記加圧レバーの一部が入り込むスリットが形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
  4. 前記ベルト寄り止めガイドに、前記ベルト寄り止めガイドおよび前記加圧保持部材のスリットに入り込む前記加圧レバーに当接して前記加圧保持部材上における該ベルト寄り止めガイドの位置決めを行う当接部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1に記載の定着装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1に記載の定着装置が備えられていることを特徴とする画像形成装置。
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